JP7347898B2 - 農薬用の包装袋及び農薬の包装方法 - Google Patents

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Description

本願は、農薬用の包装袋及び農薬の包装方法に関する。
農薬用の包装袋としては、様々な形態のものが提案されているが、固形農薬の水田などへの投げ込みや水田の水口に設置して使用する農薬包装袋に関するものである(特許文献1~2を参照)。
特開2001-10684号公報 特開2010-83869号公報
農薬は、例えば、紙袋等の包装容器(以下、包装袋ということもある)に充填された状態で運搬される。農薬の包装袋は、粉剤、粒剤などの固形状の農薬が充填される場合、農薬が外気や水に接触することによる劣化を防ぐための気密性が求められ、通常、外装部分を形成する包装材の内側に、気密性を担保する包装材を内貼りした複層構造を有している。
また、農薬が充填される包装袋には、運搬時における落下、荷崩れ、容器同士のこすれ等による破袋リスクに備え、落下等の衝撃に耐える強度が求められる。包装袋の耐衝撃性が低いと、気密性を担保するための内貼りした包装材に破れ等の損傷が生じ、農薬に劣化が生じ商品価値が失われてしまう一方、内貼りした包装材に破れが生じなくても、運搬中に外装部分が大きく破損すると、商品価値が失われてしまうという農薬業界特有の事情も存在する。
通常、農薬の流通は、全国農業協同組合連合会等の各種事業体を通じて農家へ供給されるが、近年、経費抑制のために農薬を安価に調達することを望む農家は、発注単位あたりの量が比較的多い農薬を全国農業協同組合連合会等の各種事業体から購入し、農薬メーカーが農家に直接配送することも行われている。
この場合、発注単位当たりの量が比較的多い農薬の包装は、開封作業や農薬の調合作業の効率性の面から、互いに結束されて実質的に一体化された複数の小さい容器に充填された状態による包装よりは、容積の大きい包装袋が用いられることが多い。袋の内容量が大きくなると、充填されている農薬の重量の増加により、袋の各部に加わる荷重の大きさも増加し、破袋の危険性が増大する。また、農薬が直接、農家に配送されることになると、配送距離も延伸することになり、その分、破袋の危険性が増えることなるため、農薬が充填される包装袋は、落下等の衝撃に耐える強度が、より求められることとなった。
一方で、農薬の包装袋には前述のとおり、気密性も求められ、気密性を担保するために内貼りされる包装材としては、例えば、アルミニウムをフィルムに蒸着したシートや、アルミニウム製のシートといった非透湿性のシートが挙げられるが、農薬が充填される包装袋の強度を高めるために内貼りした包装材の強度を上げると、包装材が厚くなり、農薬充填後の包装袋の封止時に密閉性に問題が生じるなどの問題があった。
そこで、本発明は、内容量の増加に伴う包装材の強度向上、および気密性保持を両立することのできる農薬用の包装袋及び農薬の包装方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、非透湿性のシートによって形成される内側包装体を、開口部沿いを除いた部分が外側包装体に対し非接着の状態で外側包装体内に固定することにした。
詳細には、本発明は、農薬用の包装袋であって、樹脂製の補強材が内貼りされた紙製の外側包装体と、非透湿性のシートによって形成されており、粒状、粉状または液状の農薬を充填可能な内側包装体と、を備え、内側包装体は、内側包装体の開口部沿いを除いた部分が外側包装体に対し非接着の状態で外側包装体内に固定されている。
ここで、内側包装体の開口部沿いとは、内側包装体の外側の面のうち、該内側包装体内へ充填される農薬が通過する開口部沿いにある領域であり、例えば、該開口部の縁に接する領域であってもよいし、該開口部の縁から多少離間する領域であってもよい。
上記の包装袋では、外側包装体が樹脂製の補強材で補強されている。よって、外側包装材の何れかの部位に外側から衝撃が加わっても、外側包装材の損傷は、補強材によって可及的に抑制される。さらに、上記の包装袋であれば、内側包装体のうち開口部沿いを除いた部分が外側包装体に対し非接着の状態で外側包装体内に固定されているため、外側包装体を形成する素材と内側包装体を形成する素材とが完全に密着していないことにより生じる両素材の空間、ずれ等により、落下等の斜め方向からの衝撃を緩和することによって、内側包装体の損傷、および、外側包装材の損傷をもが可及的に抑制される。
外側から衝撃が加わった際に生じ得る包装袋の損傷の可能性は、袋の内容量が大きくなるにしたがって大きくなるが、上記の包装袋であれば、外側包装体が樹脂製の補強材で補強され、内側包装体のうち開口部沿いを除いた部分が外側包装体に対し非接着の状態で外側包装体内に固定されているため、外側包装体への局部的な衝撃が内側包装体において緩和され、また、同時に外側包装体への衝撃も、樹脂製の補強材と外側包装体を形成する素材と内側包装体を形成する素材とが完全に密着していないことにより生じる両素材の空間、ずれ等により、外側包装体や内側包装体の損傷が可及的に抑制されることになる。よって、外側から衝撃が加わった際に生じ得る損傷に耐えるだけの強度を内側包装体に付与する必要が無い。したがって、上記の包装袋であれば、袋の内容量を大きくしても、農薬が外気や水に接触することによる劣化を防ぐための気密性を内側包装体で担保しつつ、包装袋に外側から加わる衝撃に対して外側包装体で耐えることが可能であり、内側包装体の密閉性に問題が生じる可能性のある内容量の増加に伴う内側包装体の強度向上の必要性を可及的に抑制することができる。
なお、内側包装体は、内側包装体の開口部を外側包装体の外側からの加熱による熱溶着で封止する際のシール温度が、補強材の融点よりも低いシートで形成されていてもよい。このような融点のシートで形成される内側包装体であれば、外側包装体の外側からの加熱による熱溶着を行うにあたり、外側包装体を補強する補強材の溶解を防ぐことが可能となる。
また、内側包装体は、外側包装体に接する面のうち内側包装体の開口部沿いの部分が接着剤によって外側包装体内に接着されていてもよい。内側包装体の開口部沿いの部分が外側包装材に接着剤で接着されていれば、内側包装体内へ農薬を充填する際、外側包装材の開口部を広げれば内側包装体の開口部も広がるため、農薬が外側包装体と内側包装体との隙間に誤って入る可能性を可及的に抑制することができる。
また、内側包装体は、外側包装体の開口部を封止するための部位が、内側包装体の開口部を封止する熱溶着の部分と該開口部の縁との間に設けられていてもよい。このような部位が設けられていれば、例えば、外側包装体の開口部を封止するミシン縫い用のミシン糸が内側包装体を貫通するような形態で縫い付けられても、また、外側包装体の開口部を折り返してクラフトテープ止めする場合であっても、内側包装体の気密性が損なわれない。
また、非透湿性のシートとは、アルミニウムをフィルムに蒸着したシートまたはアルミニウム製のシートであってもよい。このようなシートであれば、農薬が充填される内側包装体内の気密性を確保することができるため、農薬が外気や水に触れることによる劣化を抑制することができる。
なお、アルミニウム製のシートとしては、アルミニウムをナイロン、ポリエチレンなど種類の異なる熱可塑性の樹脂フィルムで挟んだ三層構造のアルミニウム製シートなどが挙げられる。
また、外側包装体は、樹脂製のクロスを補強材としてクラフト紙に内貼りした包装体であってもよい。このような外側包装体であれば、包装袋の外側から衝撃が加わっても、外側包装体の損傷は、当該樹脂製のクロスによって可及的に抑制される。また、包装袋への局部的な衝撃により、クラフト紙のごく一部が破袋しても、外側包装体の内外を貫通するような穴の発生は当該クロスによって可及的に抑制される。
なお、樹脂製のクロスとは、1平方インチの中にポリエチレンなどの樹脂の平状の糸が縦横、6~10本で編み込まれている樹脂を指す。本発明の補強材としての樹脂クロスは、1平方インチにポリエチレン製の8本の平状の糸が組み合わされた(8×8)ものが好ましい。
また、上記の農薬用の包装袋は、充填される農薬の量が5~30kgであってもよい。
また、本発明は、方法の側面から捉えることもできる。すなわち、本発明は、例えば、農薬の包装方法であって、上記の農薬用の包装袋に農薬を充填する工程と、内側包装体の開口部を外側包装体の外側からの加熱による熱溶着で封止する工程と、外側包装体の開口部を封止する工程と、を有するものであってもよい。
上記の農薬用の包装袋及び農薬の包装方法であれば、内容量の増加に伴う包装材の強度向上、および気密性保持を両立することができる。
図1は、実施形態に係る包装袋の構成図である。 図2は、包装袋の取扱い方法を示した図である。 図3は、外側包装体の構造を示した分解斜視図である。
以下、実施形態について説明する。以下に示す実施形態は、単なる例示であり、本開示の技術的範囲を以下の態様に限定するものではない。
図1は、実施形態に係る包装袋の構成図である。図1(A)は、包装袋1の正面図を示す。また、図1(B)は、図1(A)の符号A-Aで示される一点鎖線で包装袋1を切断した場合の断面図を示す。また図1(C)は、図1(A)の符号B-Bで示される一点鎖線で包装袋1を切断した場合の断面図を示す。包装袋1の理解を容易にするため、図1では、内容物として農薬Nが充填されて封止された状態の包装袋1を図示している。
包装袋1は、図1に示されるように、外側包装体2と内側包装体3とを備える農薬N用の包装袋である。外側包装体2は、包装袋1の外装を形成する袋状の包装体である。また、内側包装体3は、外側包装体2の内部に固定される袋状の包装体である。農薬Nは、内側包装体3の中に充填されている。
外側包装体2は、シート状の素材で形成されている。すなわち、外側包装体2は、長尺のシートを長手方向に沿って筒状に巻き、シート同士が重なり合うシート両側の縁同士を接着剤で貼り合わせることにより貼着部R4が形成された筒状のシート体を適当な長さに裁断し、筒状のシート体に形成される2つの開口部のうちの一つを封かん5で塞いでミシン糸7をミシン縫いで縫い付けて袋状にしたものである。
内側包装体3も外側包装体2と同様であり、シート状の素材で形成されている。但し、外側包装体2が紙製であるのに対し、内側包装体3は、熱可塑性の樹脂製フィルムにアルミニウムを蒸着したフィルム(アルミ蒸着フィルムとも呼ばれる)または、アルミニウムをナイロン、ポリエチレンなど種類の異なる熱可塑性の樹脂フィルムで挟んだ三層構造からなるアルミニウム製のシートで形成されている。よって、内側包装体3は、長尺のシートを長手方向に沿って筒状に巻き、シート同士が重なり合うシート両側の縁同士を熱溶着して貼り合わせることにより溶着部R5が形成された筒状のシート体を適当な長さに裁断し、筒状のシート体に形成される2つの開口部のうちの一つを熱溶着して溶着部R3を形成することにより当該開口部を塞いで袋状にしたものとなっている。
そして、包装袋1は、上記したように袋状の外側包装体2内に内側包装体3が挿入された状態で、当該内側包装体3の開口部8沿いが外側包装体2の内面に接着される。これにより、内側包装体3は、接着部R2を介して外側包装体2内に固定される。よって、包装袋1では、内側包装体3内へ農薬Nが充填される際、外側包装体2の開口部9が開け広げられることにより、内側包装体3の開口部8も開け広げられることになる。よって、包装袋1では、農薬Nが外側包装体2と内側包装体3との隙間に誤って入ることが無い。
そして、内側包装体3は、内側包装体3内に農薬Nが充填された状態で内側包装体3の開口部8が熱溶着されて溶着部R1が形成されることにより、農薬Nが充填された内側包装体3内を密封する。また、外側包装体2は、開口部9が封かん4に塞がれた状態でミシン糸6がミシン縫いで縫い付けられることにより、内側包装体3が収容された外側包装体2内を密封する。
図2は、包装袋1の取扱い方法を示した図である。農薬Nを封止する前の包装袋1は、図2(A)に示されるように、外側包装体2の開口部9と内側包装体3の開口部8の何れも開かれた状態となっている。そして、内側包装体3が内側包装体3の開口部8沿いにある接着部R2を介して外側包装体2内に固定されているため、図2(B)に示されるように、内側包装体3内へ農薬Nが充填される際、農薬Nが外側包装体2と内側包装体3との隙間に誤って入ることなく、内側包装体3内へ農薬Nが充填される。
そして、農薬Nの封止に際しては、図2(C)において太い矢印で示されるように、開口部8沿いにおける外側包装体2の外側からの加熱による熱溶着により、アルミニウムを蒸着した樹脂製のフィルムによって形成される内側包装体3が僅かに溶解し、開口部8沿いにおいて内側包装体3の内面同士が熱溶着する。これにより、内側包装体3内が封止された状態となる。その後、図2(D)に示されるように、外側包装体2は、開口部9が封かん4に塞がれた状態でミシン糸6がミシン縫いで縫い付けられることにより、内側包装体3が収容された外側包装体2内を密封する。なお、内側包装体3には、ミシン糸6を縫い付けるための縫い代が、溶着部R1と開口部8の縁との間に設けられている。よって、ミシン糸6が内側包装体3を貫通するような形態で縫い付けられても、内側包装体3の気
密性が損なわれることはない。
また、図1、2に例示はされていないが、外側包装体2は、開口部9が折り返して、クラフトテープで止めてもよい。この場合においても、溶着部R1により内側包装体3の気密性が損なわれることはない。
以上により、農薬Nの包装が完了する。よって、農薬Nは、包装袋1に包装された状態で運搬可能となる。
ところで、外側包装体2は、外装を形成するクラフト紙に樹脂製の補強材を内貼りしたものである。図3は、外側包装体2の構造を示した分解斜視図である。外側包装体2は、図3に示されるように、クラフト紙2Aの片面に補強クロス2Bを貼り合わせたシートである。クラフト紙2Aが紙製であるのに対し、補強クロス2Bは、樹脂製の細長いテープを図3に示すように縦横に編んでシート状にしたものであり、シート面に平行な方向に沿って作用する引っ張り力に対し、クラフト紙2Aよりも高い強度を発揮する。そして、補強クロス2Bは、クラフト紙2Aに対して接着剤で全面的に接着されている。よって、クラフト紙2Aが包装袋1の外装面として露出する状態で包装袋1の何れの部位に外側から衝撃が加わっても、クラフト紙2Aの損傷は、補強クロス2Bによって可及的に抑制される。また、仮に包装袋1への局部的な衝撃により、クラフト紙2Aが補強クロス2Bから部分的に削り落とされても、補強クロス2Bがクラフト紙2Aに対して全面的に接着されるシート体であるため、外側包装体2の内外を貫通するような穴の発生は、第一には補強クロス2Bによって可及的に抑制される。
そして、上記外側包装体2がクラフト紙2Aを補強クロス2Bで補強したものであるのに対し、内側包装体3は、樹脂製のフィルムにアルミニウムを蒸着したフィルム、またはアルミニウム製のシートである。したがって、包装袋1に落下等による衝撃が加わった際、外側包装体2と内側包装体3に衝撃が加わることになる。しかしながら、包装袋1では、接着部R2の部分を除き、内側包装体3が外側包装体2に対して非接着の状態で外側包装体2内に固定されているため、外側包装体2に外側から局部的な衝撃が加わっても、当該部分において外側包装体2と内側包装体3が互いに摺動することにより、当該衝撃による外側包装体2の局部的な衝撃が内側包装体3に与える影響が緩和される。
また、包装体1にねじれが生じるような外部からの衝撃があった場合、内側包装体3が外側包装体2に対して完全に接着していると、内側包装体3と外側包装体2の強度差に起因する伸び、引っ張りにより、外側包装体2の損傷の可能性も考えられるが、包装体1は接着部R2の部分を除き、内側包装体3が外側包装体2に対して非接着の状態で外側包装体2内に固定されているため、そのような損傷も可及的に抑制される。結果、包装体1の包装材の損傷は可及的に抑制される。
このように、包装袋1によれば、内側包装体3が接着部R2の部分を除いて外側包装体2に対して非接着の状態で外側包装体2内に固定されているため、落下等による衝撃は、袋の内容量が大きくなるにしたがって大きくなるが、上記実施形態の包装袋1であれば、内側包装体3が接着部R2の部分を除いて外側包装体2に対して非接着の状態で外側包装体2内に固定されているため、外側包装体2と内側包装体3が互いに摺動することにより、外側包装体2の局部的な衝撃が内側包装体3に与える影響が緩和され、同時に外側包装体2に対する衝撃も緩和されうる。よって、外側から衝撃が加わった際に生じ得る、内側包装体3の損傷に耐えるだけの強度を内側包装体3に付与する必要が無い。したがって、上記実施形態の包装袋1であれば、袋の内容量を大きくしても、農薬Nが外気や水に接触することによる劣化を防ぐための気密性を内側包装体3で担保しつつ、包装袋1に外側から加わる衝撃に対して外側包装体2で耐えることが可能であり、内容量の増加に伴う包装材の強度向上および気密性を保つことが両立できる。
上記実施形態の包装袋1に相当する試験品を試作し、その検証を行ったので、検証結果を以下に示す。
本検証では、坪量が75g/mのクラフト紙2Aに、ラミ厚(ラミネートされた状態の厚さ)が20μmで1平方インチあたりの打ち込み本数が縦と横の何れも8本のポリエチレン製の樹脂クロスを補強クロス2Bとしてラミネートすることによって作成された外側包装体2と、厚さ15μmのナイロン製フィルムに厚さ7μmのアルミニウムを貼り合わせ、更に厚さ70μmのLLDPE(Linear Low Density Polyethylene)製フィルム
を貼り合わせたアルミニウム製のシートを使って作成された内側包装体3とを用いて包装袋1を試作した。本試作で用いた外側包装体2の補強クロス2Bは、融点が150℃であるため、内側包装体3をヒートシールで封止する際のシール温度は補強クロス2Bの融点よりもやや低い145℃とした。
上記の試作品に農薬N20Kgを充填して封止し、輸送中に予想される衝撃を模擬した落下試験、具体的には当該試作品の袋を2.0mの高さからア)水平落下、イ)袋上部角から落下、ウ)パレット(荷物を載せるための荷役台)の角に水平落下させる試験をそれぞれ2反復行ったが、包装袋1の損傷による農薬Nの漏出は確認されなかった。一方、アルミ箔の内側包装体が無く、クラフト紙が樹脂クロスで補強もされていない比較例の包装袋では、同様の落下試験で包装袋の損傷による農薬の漏出が確認された。このことから、上記実施形態の包装袋1であれば、比較例に比べて、農薬が外気や水に接触することによる劣化を防ぐための気密性を担保しつつ、外側から加わる衝撃に対して耐えることが可能である。
1・・包装袋
2・・外側包装体
2A・・クラフト紙
2B・・補強クロス
3・・内側包装体
4・・封かん
5・・封かん
6・・ミシン糸
7・・ミシン糸
8・・開口部
9・・開口部
R1・・溶着部
R2・・接着部
R3・・溶着部
R4・・貼着部
R5・・溶着部
N・・農薬

Claims (8)

  1. 樹脂製の補強材が内貼りされた紙製の外側包装体と、
    非透湿性のシートによって形成されており、粒状、粉状または液状の農薬を充填可能な内側包装体と、を備え、
    前記内側包装体は、前記内側包装体の開口部沿いを除いた部分が前記外側包装体に対し非接着の状態で前記外側包装体内に固定され、前記外側包装体に接する面のうち前記内側包装体の開口部沿いの部分が前記外側包装体内に接着された接着部を形成しており、
    前記接着部は、前記内側包装体の開口部を封止する部分よりも前記内側包装体の底部側に形成されている、
    農薬用の包装袋。
  2. 前記内側包装体は、前記内側包装体の開口部を前記外側包装体の外側からの加熱による熱溶着で封止する際のシール温度が、前記補強材の融点よりも低いシートで形成されている、
    請求項1に記載の農薬用の包装袋。
  3. 前記内側包装体は、前記接着部が接着剤によって前記外側包装体内に接着されている、
    請求項1または2に記載の農薬用の包装袋。
  4. 前記内側包装体は、前記外側包装体の開口部を封止する部位が、前記内側包装体の開口部を封止する熱溶着の部分と前記内側包装体の開口部の縁との間に設けられている、
    請求項3に記載の農薬用の包装袋。
  5. 前記非透湿性のシートとは、アルミニウムをフィルムに蒸着したシートまたはアルミニウム製のシートである、
    請求項1から4の何れか一項に記載の農薬用の包装袋。
  6. 前記外側包装体は、樹脂製のクロスを前記補強材としてクラフト紙に内貼りした包装体である、
    請求項1から5の何れか一項に記載の農薬用の包装袋。
  7. 充填される農薬の量が5~30kgである、
    請求項1から6の何れか一項に記載の農薬用の包装袋。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載の農薬用の包装袋に前記農薬を充填する工程と、
    前記内側包装体の開口部を前記外側包装体の外側からの加熱による熱溶着で封止する工程と、
    前記外側包装体の開口部を封止する工程と、を有する、
    農薬の包装方法。
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