JP7345732B2 - 洗面化粧台及び洗面空間システム - Google Patents

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Description

本発明の態様は、一般的に、洗面化粧台及び洗面空間システムに関する。
洗面空間に設けられる機器において、洗面空間に入室した利用者の利用状況をモニタし、モニタ結果に基づいて利用状況に適した制御を行うことで、不要な動作を抑えた機器が知られている。例えば、洗面空間への利用者の入室検知により、保温温度を高温に切り替える給湯装置が知られている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、空気清浄機、空調装置、音響装置、あるいは加湿器などの複数の機器のそれぞれにおいて、洗面空間を快適に演出するために利用状況に適した制御を行えるようにしようとすると、複数の機器のそれぞれに制御部や人体検知センサなどを追加する必要が発生し、各機器のコストが増加してしまう。このため、このような機器を複数設けようとすると、利用者のイニシャルコストの増大を招いてしまう。
特開平11-211124号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、利用者の利便性の向上を狙い、利用者の利用状況に適した制御を複数の機器で行う場合の、利用者のコスト負担を低減させることができる洗面化粧台、及びこれを用いた洗面空間システムを提供することを目的とする。
第1の発明は、洗面空間に設置される洗面化粧台であって、洗面ボウルと、前記洗面ボウルに水を吐水する水栓装置と、人体を検知する人体検知センサと、前記洗面空間に設置される洗面空間機器に制御信号を送信可能な制御部と、を備え、前記洗面空間機器は、電源プラグを有し、前記電源プラグを介して供給される電力に基づいて前記制御信号に依らず単体でも動作可能であるとともに、前記制御信号の入力を受けることにより、前記制御信号に応じた動作を実行可能であり、前記制御部は、前記人体検知センサの検知情報に基づく前記制御信号を前記洗面空間機器に送信することにより、前記検知情報に応じた動作を前記洗面空間機器に実行させることができることを特徴とする洗面化粧台である。
この洗面化粧台によれば、洗面化粧台に設けられた人体検知センサの検知情報に基づいて制御信号を洗面空間機器に送信することにより、検知情報に応じた動作を洗面空間機器に実行させることができる。これにより、洗面空間機器に人体検知センサを設ける必要がなく、利用状況に適した制御を行う場合にも、洗面空間機器のコストを抑えることができる。従って、複数の洗面空間機器のそれぞれにおいて、洗面空間を快適に演出するために利用状況に適した制御を行えるようにした場合にも、複数の洗面空間機器のそれぞれに人体検知センサなどを設ける場合と比べて、利用者のコスト負担を低減させることができる。利用者の利便性の向上を狙い、利用者の利用状況に適した制御を複数の洗面空間機器で行う場合の、利用者のコスト負担を低減させることができる洗面化粧台を提供することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記洗面空間の環境状態を測定する環境状態測定センサをさらに備え、前記制御部は、前記人体検知センサの検知情報及び前記環境状態測定センサの測定情報に基づいて、前記洗面空間機器に前記制御信号を送信する洗面化粧台である。
この洗面化粧台によれば、洗面空間の環境状態に応じて、より適した制御を行うことができる。例えば、洗面空間機器の不要な動作を抑制し、不要な動作に起因する不要な電力消費を抑え、ランニングコストの抑制を図ることもできる。
第3の発明は、第2の発明において、前記制御部は、前記測定情報が所定の条件を満たしている場合には、前記検知情報に基づく人体の検知に応じて前記制御信号を前記洗面空間機器に送信し、前記測定情報が前記所定の条件を満たしていない場合には、前記検知情報に基づいて人体が検知されたとしても前記制御信号を前記洗面空間機器に送信しないことを特徴とする洗面化粧台である。
この洗面化粧台によれば、洗面空間の環境状態によっては、人体を検知したとしても洗面空間機器を動作させない制御をすることにより、利用状況により適した制御を行うことができ、利用者の利便性をより向上させることができる。例えば、よりランニングコストを抑制することができる。
第4の発明は、第2又は第3の発明において、前記制御部は、前記検知情報に基づく前記制御信号を前記洗面空間機器に送信した後、前記測定情報に基づく前記制御信号を前記洗面空間機器に送信することにより、前記測定情報に応じた動作を前記洗面空間機器に実行させることができることを特徴とする洗面化粧台である。
この洗面化粧台によれば、測定情報に応じた動作を洗面空間機器に実行させることにより、利用状況により適した制御を行うことができ、利用者の利便性をより向上させることができる。例えば、洗面空間機器の不要な動作をより抑制し、ランニングコストをより抑制することができる。
第5の発明は、第1~第4のいずれか1つの発明において、前記制御部は、前記検知情報に基づいて人体を検知した際に、時刻を表す時刻情報及び所定の時間を計時した計時情報の少なくとも一方を含む時間情報を取得するとともに、前記検知情報と前記時間情報とを関連付けて記憶し、記憶した前記検知情報及び前記時間情報を基に、次回の使用予測時間を算出し、前記使用予測時間に基づいて前記制御信号を前記洗面空間機器に送信することにより、前記洗面空間機器を事前に動作させることができることを特徴とする洗面化粧台である。
この洗面化粧台によれば、利用者の実際の利用の前に洗面空間機器を事前に動作させることができ、利用者の利便性をより向上させることができる。
第6の発明は、第5の発明において、前記制御部は、前記制御信号を送信して前記洗面空間機器を事前に動作させた後、一定時間経過しても人体を検知しない際に、動作を停止させる前記制御信号を前記洗面空間機器に送信することを特徴とする洗面化粧台である。
この洗面化粧台によれば、利用者の実際の利用の前に洗面空間機器を事前に動作させ、利用者の利便性の向上を図りつつも、洗面空間機器の不要な動作を抑制し、ランニングコストをより適切に抑制することができる。
第7の発明は、第1~第6のいずれか1つの発明において、前記水栓装置は、吐水及び吐水の停止を切り替えるための切替弁を有し、前記人体検知センサは、前記洗面ボウルに差し出された手を検知し、前記制御部は、前記人体検知センサによる手の検知に応じて前記制御信号を前記洗面空間機器に送信するとともに、前記切替弁に信号を送信し、前記水栓装置からの吐水及び吐水の停止を制御することを特徴とする洗面化粧台である。
この洗面化粧台によれば、人体検知センサが、洗面ボウルに差し出された手を検知することにより、洗面行為に絞った人体の有無を判別することができる。例えば、洗面空間内に入っただけの人体や洗面空間を通過しただけの人体などを検知し、洗面空間機器を不要に動作させてしまうことを抑制することができる。従って、洗面化粧台を利用する人だけに焦点を絞って洗面空間機器を適切に制御することができ、利用者の利便性をより向上させることができる。例えば、洗面空間機器の不要な動作をより抑制し、ランニングコストをより抑制することができる。
第8の発明は、洗面空間に設置される洗面化粧台と、前記洗面空間に設置される洗面空間機器と、を備え、前記洗面化粧台は、洗面ボウルと、前記洗面ボウルに水を吐水する水栓装置と、人体を検知する人体検知センサと、前記洗面空間に洗面空間機器に制御信号を送信可能な制御部と、を有し、前記洗面空間機器は、電源プラグを有し、前記電源プラグを介して供給される電力に基づいて前記制御信号に依らず単体でも動作可能であるとともに、前記制御信号の入力を受けることにより、前記制御信号に応じた動作を実行可能であり、前記制御部は、前記人体検知センサの検知情報に基づく前記制御信号を前記洗面空間機器に送信することにより、前記検知情報に応じた動作を前記洗面空間機器に実行させることができることを特徴とする洗面空間システムである。
この洗面空間システムによれば、洗面化粧台に設けられた人体検知センサの検知情報に基づいて制御信号を洗面空間機器に送信することにより、検知情報に応じた動作を洗面空間機器に実行させることができる。これにより、洗面空間機器に人体検知センサを設ける必要がなく、利用状況に適した制御を行う場合にも、洗面空間機器のコストを抑えることができる。従って、複数の洗面空間機器のそれぞれにおいて、洗面空間を快適に演出するために利用状況に適した制御を行えるようにした場合にも、複数の洗面空間機器のそれぞれに人体検知センサなどを設ける場合と比べて、利用者のコスト負担を低減させることができる。利用者の利便性の向上を狙い、利用者の利用状況に適した制御を複数の洗面空間機器で行う場合の、利用者のコスト負担を低減させることができる洗面空間システムを提供することができる。
本発明の態様によれば、利用者の利便性の向上を狙い、利用者の利用状況に適した制御を複数の機器で行う場合の、利用者のコスト負担を低減させることができる洗面化粧台、及びこれを用いた洗面空間システムが提供される。
第1の実施形態に係る洗面空間システム及び洗面化粧台を模式的に表す斜視図である。 第1の実施形態に係る洗面空間システム及び洗面化粧台を模式的に表すブロック図である。 第1の実施形態に係る洗面空間システムの動作の一例を模式的に表すフローチャートである。 第1の実施形態に係る洗面空間システムの変形例を模式的に表すブロック図である。 第2の実施形態に係る洗面空間システム及び洗面化粧台を模式的に表すブロック図である。 第2の実施形態に係る洗面空間システムの動作の一例を模式的に表すフローチャートである。 第2の実施形態に係る洗面化粧台の動作の一例を模式的に表すフローチャートである。 第3の実施形態に係る洗面空間システム及び洗面化粧台を模式的に表すブロック図である。 第3の実施形態に係る洗面化粧台の動作の一例を模式的に表すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る洗面空間システム及び洗面化粧台を模式的に表す斜視図である。
図1に表したように、洗面空間システム2は、洗面化粧台10と、空調装置12(洗面空間機器)と、を備える。
洗面化粧台10は、洗面空間WSに設置される。洗面化粧台10は、利用者の手洗いなどを可能にする。洗面空間WSは、例えば、洗面所である。但し、洗面空間WSは、洗面化粧台10が設置される任意の空間でよい。
空調装置12は、洗面化粧台10とともに洗面空間WSに設置して使用される。空調装置12は、例えば、洗面化粧台10とは別に洗面空間WSの壁面などに設置される。但し、空調装置12を取り付ける位置は、洗面空間WS内の任意の位置でよい。
空調装置12は、洗面空間WS内の空調を行う。より詳しくは、空調装置12は、洗面空間WS内の冷房及び暖房を行う。空調装置12は、冷房のみを行う冷房機でもよいし、暖房のみを行う暖房機でもよい。
洗面化粧台10は、洗面ボウル20と、水栓装置22と、を備える。洗面ボウル20は、ボウル部20aと、バックガード部20bと、を有する。ボウル部20aは、下方に向かって凹んだ凹状に形成されている。ボウル部20aは、排水口(不図示)を有する。排水口は、ボウル部20aの底部に設けられる。排水口は、排水管に接続され、ボウル部20aに吐水された水を排水管に流す。
バックガード部20bは、ボウル部20aの後端から上方に延びる。バックガード部20bは、必要に応じて設けられ、省略可能である。洗面ボウル20の形状は、少なくともボウル部20aを有する任意の形状でよい。
洗面化粧台10は、例えば、支持台24と、ミラーキャビネット26と、照明装置28と、をさらに備える。
洗面ボウル20は、支持台24の上に設けられる。支持台24は、洗面ボウル20を支持する。支持台24は、例えば、本体部24aと、2つの引き出し24b、24cと、を有する。各引き出し24b、24cは、内部に物品を収納可能とする。
このように、支持台24は、物品を収納可能なキャビネットとしても機能する。支持台24は、換言すれば、下部キャビネット(フロアキャビネット)である。なお、引き出しの数は、2つに限ることなく、1つでもよいし、3つ以上でもよい。また、支持台24は、引き出し式のキャビネットに限ることなく、扉式のキャビネットでもよい。
支持台24は、必ずしも収納機能を有していなくてもよい。支持台24は、洗面ボウル20を支持可能な任意の構成でよい。また、洗面ボウル20は、例えば、洗面所などの壁面に直接取り付けてもよい。すなわち、支持台24は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
水栓装置22は、例えば、ボウル部20aよりも上方に延びる壁面に設けられる。水栓装置22は、例えば、洗面ボウル20のバックガード部20bに取り付けられ、ボウル部20aの上方に配置される。これにより、水栓装置22は、洗面ボウル20のボウル部20aに向けて水を吐水する。なお、本願明細書において、水栓装置22から吐水する水は、冷水のみならず、加温されたお湯も含むものとする。
水栓装置22の取付位置は、上記に限ることなく、例えば、洗面ボウル20の後部上方に設けられる取付パネル(バックパネル)などに取り付けてもよいし、洗面所などの壁面に直接取り付けてもよい。水栓装置22の取付位置は、ボウル部20a内に水を吐水可能な任意の位置でよい。水栓装置22の取付位置は、洗面ボウル20の形状などに応じて適宜設定すればよい。
水栓装置22は、ボウル部20aへ水を吐水する吐水部22aを有する。吐水部22aは、いわゆるスパウトである。また、水栓装置22は、上面の上に洗面用具や眼鏡などの物品を載置可能とする棚部22bを有する。吐水部22aは、棚部22bの下部に設けられている。但し、水栓装置22の形状は、これに限定されるものではない。水栓装置22は、必ずしも棚部22bを有しなくてもよい。水栓装置22の形状は、少なくとも吐水部22aを有し、ボウル部20aへ水を吐水可能な任意の形状でよい。
ミラーキャビネット26は、ボウル部20aを有する洗面ボウル20よりも上方に設置される。ミラーキャビネット26は、キャビネット本体26aと、3枚の扉26b~26dと、を有する。キャビネット本体26aは、前方を開口させた略直方体の開口箱状であり、内部に物品を収納可能とする。各扉26b~26dの前面には、鏡が設けられている。なお、ミラーキャビネット26に設けられる扉及び鏡の数は、3枚に限ることなく、1枚又は2枚でもよいし、4枚以上でもよい。
照明装置28は、ミラーキャビネット26の上部に設けられている。照明装置28は、例えば、ミラーキャビネット26において各扉26b~26dよりも上方に設けられる。照明装置28は、下方に向かって光を照射し、各扉26b~26d(各鏡)、及びボウル部20aを照らす。照明装置28は、ミラーキャビネット26の上部に限ることなく、ミラーキャビネット26の下部や側端部、内部に設けてもよい。
図2は、第1の実施形態に係る洗面空間システム及び洗面化粧台を模式的に表すブロック図である。
図2に表したように、洗面化粧台10は、人体検知センサ40と、制御部42と、を備える。
人体検知センサ40は、人体を検知する。人体検知センサ40は、例えば、洗面ボウル20に差し出された手を検知する。人体検知センサ40は、換言すれば、吐水部22aに近接する物体を検知することにより、洗面ボウル20に差し出された手の検知を可能にする。この場合、人体検知センサ40には、例えば、赤外光を用いたセンサなどが用いられる。人体検知センサ40は、制御部42と接続され、人体の検知結果を表す検知情報を制御部42に入力する。
制御部42は、洗面空間WSに設置される洗面空間機器である空調装置12と通信可能に構成されている。制御部42と空調装置12との間の通信は、有線でもよいし、無線でもよい。制御部42は、空調装置12に制御信号を送信可能である。制御部42は、空調装置12に制御信号を送信することにより、空調装置12の動作を制御することができる。また、制御部42は、例えば、洗面化粧台10に設けられた内部機器に制御信号を送信することにより、内部機器の動作を制御する。なお、空調装置12に、無線通信による制御信号を送信する場合は、洗面化粧台に内蔵された送信アンテナ(図示せず)を介して、制御部42から制御信号を送信してもよい。
洗面化粧台10は、電源部44と、切替弁46と、をさらに備える。電源部44は、電源プラグ44aを有する。電源プラグ44aは、換言すれば、コンセントプラグである。電源部44は、電源プラグ44aを介して商用電源などに接続される。電源部44は、商用電源から供給される交流電力を所定の電力に変換し、洗面化粧台10の各部に供給する。電源部44は、例えば、交流電力を直流電力に変換して供給するDC/ACコンバータである。人体検知センサ40、制御部42、切替弁46、及び照明装置28などの各部は、電源部44からの電力の供給に応じて動作する。
切替弁46は、水栓装置22の吐水部22aからの吐水及び吐水の停止を切り替える。切替弁46は、制御部42と接続され、制御部42の制御に基づいて吐水及び吐水の停止を切り替える。切替弁46は、例えば、電磁弁である。但し、切替弁46は、電磁弁に限ることなく、制御部42の制御に基づいて吐水及び吐水の停止を切り替え可能な任意の部材でよい。
人体検知センサ40、制御部42、電源部44、及び切替弁46は、例えば、水栓装置22に設けられる。人体検知センサ40、制御部42、電源部44、及び切替弁46は、例えば、水栓装置22の棚部22b内に設けられる。但し、これらの配置は、水栓装置22に限ることなく、洗面化粧台10の任意の位置でよい。人体検知センサ40、制御部42、電源部44、及び切替弁46は、例えば、支持台24の内部やミラーキャビネット26の内部などに設けてもよい。
制御部42は、人体検知センサ40からの検知情報を基に、手の検知及び非検知を判定し、非検知状態から検知状態に切り替わったことに応答して切替弁46を動作させることにより、吐水部22aから自動的に水を吐水する。そして、制御部42は、手の検知状態から非検知状態に切り替わったことに応答して切替弁46の動作を停止させることにより、吐水部22aからの吐水を自動的に停止させる。すなわち、この例において、水栓装置22は、いわゆる自動水栓である。
制御部42は、人体検知センサ40から入力された検知情報を基に、切替弁46の動作を制御する。このように、制御部42は、人体検知センサ40から入力された検知情報を基に、洗面化粧台10に設けられた内部機器の動作を制御する。制御部42は、例えば、人体検知センサ40から入力された検知情報を基に、照明装置28の点灯及び消灯を制御してもよい。より詳しくは、制御部42は、手の非検知状態から検知状態に切り替わったことに応答して照明装置28を点灯させ、手の検知状態から非検知状態に切り替わったことに応答して照明装置28を消灯させてもよい。
空調装置12は、電源プラグ12aを有する。電源プラグ12aは、換言すれば、コンセントプラグである。空調装置12は、電源プラグ12aを介して商用電源などに接続される。空調装置12は、商用電源から供給される交流電力を所定の電力に変換し、空調装置12の各部に供給する。
空調装置12は、電源プラグ12aを介して供給される電力に基づいて、洗面化粧台10の制御部42からの制御信号に依らず単体でも動作可能である。空調装置12は、例えば、図示を省略した操作部(リモコン)を有し、操作部の操作に基づいて動作する。空調装置12は、操作部の操作に応じて動作の開始及び動作の停止を切り替える。また、空調装置12は、操作部の操作に応じて、例えば、冷房運転や暖房運転などの運転モードの切り替え、あるいは設定温度の切り替えなど、各種の設定を切り替える。
また、空調装置12は、洗面化粧台10の制御部42から制御信号の入力を受けることにより、制御信号に応じた動作を実行可能である。
洗面化粧台10の制御部42は、人体検知センサ40の検知情報に基づく制御信号を空調装置12に送信することにより、検知情報に応じた動作を空調装置12に実行させることができる。
制御部42は、例えば、手の非検知状態から検知状態に切り替わったことに応答して制御信号を空調装置12に送信することにより、空調装置12に動作を開始させ、手の検知状態から非検知状態に切り替わったことに応答して制御信号を空調装置12に送信することにより、空調装置12に動作を停止させる。
図3は、第1の実施形態に係る洗面空間システムの動作の一例を模式的に表すフローチャートである。
図3に表したように、洗面空間システム2では、まず、洗面化粧台10の制御部42が、人体検知センサ40からの検知情報を基に、手(人体)の非検知状態から検知状態に切り替わったか否かを判定する(図3のステップS101)。制御部42は、非検知状態から検知状態に切り替わるまで、非検知状態から検知状態に切り替わったか否かの判定を繰り返す。
制御部42は、非検知状態から検知状態に切り替わったと判定すると、空調装置12に制御信号を送信する(図3のステップS102)。
空調装置12は、例えば、空調を行っていないスタンバイモードで動作し、制御信号を受信したか否かを判定する(図3のステップS201)。そして、空調装置12は、洗面化粧台10からの制御信号の受信に応答して動作を開始する(図3のステップS202)。換言すれば、空調装置12は、制御信号の受信に応答してスタンバイモードから所定の運転モードに切り替わる。所定の運転モードは、例えば、冷房運転モードや暖房運転モードなど、予め設定された運転モードである。
制御部42から空調装置12に送信する制御信号は、例えば、空調装置12を停止状態から動作状態に切り替えるための信号である。これにより、空調装置12側で判定などを必要とすることなく、動作を開始させることができる。制御部42から空調装置12に送信する制御信号は、例えば、手の検知を表す信号とし、空調装置12側で非検知から検知への切り替わりを判定させることにより、空調装置12に動作を開始させてもよい。この場合には、制御部42側で空調装置12に対応した制御信号を生成する必要が無く、制御部42の構成を簡単にすることができる。また、空調装置12の動作の開始は、スタンバイモードから運転モードへの切り替わりに限ることなく、例えば、制御信号の入力によって空調装置12に電力が供給されるようにすることで、空調装置12が動作を開始するようにしてもよい。
洗面化粧台10の制御部42は、制御信号を送信した後、人体検知センサ40からの検知情報を基に、手の検知状態から非検知状態に切り替わったか否かを判定する(図3のステップS103)。制御部42は、検知状態から非検知状態に切り替わるまで、検知状態から非検知状態に切り替わったか否かの判定を繰り返す。
制御部42は、検知状態から非検知状態に切り替わったと判定すると、空調装置12に制御信号を送信する(図3のステップS104)。
空調装置12は、動作を開始した後、制御信号を受信したか否かを判定する(図3のステップS203)。そして、空調装置12は、洗面化粧台10からの制御信号の受信に応答して動作を停止する(図3のステップS204)。換言すれば、空調装置12は、制御信号の受信に応答して運転モードからスタンバイモードに戻る。
以上、説明したように、本実施形態に係る洗面空間システム2及び洗面化粧台10によれば、洗面化粧台10に設けられた人体検知センサ40の検知情報に基づいて制御信号を空調装置12(洗面空間機器)に送信することにより、検知情報に応じた動作を空調装置12に実行させることができる。例えば、動作の開始及び動作の停止を空調装置12に実行させることができる。これにより、空調装置12に人体検知センサ40を設ける必要がなく、利用状況に適した制御を行う場合にも、空調装置12のコストを抑えることができる。
また、洗面化粧台10では、人体検知センサ40が、洗面ボウル20に差し出された手を検知する。これにより、洗面行為に絞った人体の有無を判別することができる。例えば、洗面空間WS内に入っただけの人体や洗面空間WSを通過しただけの人体などを検知し、空調装置12を不要に動作させてしまうことを抑制することができる。従って、洗面化粧台10を利用する人だけに焦点を絞って空調装置12を適切に制御することができ、利用者の利便性をより向上させることができる。例えば、空調装置12の不要な動作をより抑制し、ランニングコストをより抑制することができる。
洗面ボウル20に差し出された手を検知する場合には、利用者が一度手洗いをやめて非検知となった後、再び利用者が手洗いを開始することにより、空調装置12がオンオフ(動作の開始及び動作の停止)を繰り返してしまう可能性が生じる。そこで、手の検知状態から非検知状態に切り替わった場合には、非検知状態が所定時間継続されたことに応じて制御信号を送信することにより、空調装置12の動作を停止させてもよい。これにより、空調装置12が短い間隔でオンオフを繰り返してしまうことを抑制することができる。利用者の利用停止をより適切に検知し、利便性をより向上させることができる。
なお、人体検知センサ40は、洗面ボウル20に差し出された手を検知するセンサに限定されるものではない。人体検知センサ40は、例えば、洗面空間WSに入室した人体を検知するセンサや、洗面ボウル20に接近する人体を検知するセンサなどでもよい。この場合、人体検知センサ40には、例えば、赤外光などを用いた測距センサ、焦電センサ、あるいはマイクロ波センサなどの電波センサなどを用いることができる。人体検知センサ40は、洗面化粧台10に近付いた利用者などの人体を適切に検知することができる任意のセンサでよい。
図4は、第1の実施形態に係る洗面空間システムの変形例を模式的に表すブロック図である。
なお、上記実施形態と機能・構成上実質的に同じものについては、同符号を付し、詳細な説明は、省略する。
図4に表したように、洗面空間システム2aは、空気清浄器14と除湿器16とをさらに備える。すなわち、洗面空間システム2aは、空調装置12、空気清浄器14、及び除湿器16の複数の洗面空間機器を有する。
空気清浄器14及び除湿器16は、空調装置12と同様に、洗面空間WSに設置して使用される。空気清浄器14は、洗面空間WS内の空気に含まれる塵埃や花粉などの異物を除去することにより、洗面空間WS内の空気を清浄化する。除湿器16は、洗面空間WS内の空気の湿気を取り除くことにより、洗面空間WS内の湿度を低下させる。
空気清浄器14及び除湿器16は、それぞれ電源プラグ14a、16aを有し、電源プラグ14a、16aを介して供給される電力に基づいて、洗面化粧台10aの制御部42からの制御信号に依らず単体でも動作可能であるとともに、制御信号の入力を受けることにより、制御信号に応じた動作を実行可能である。
制御部42は、人体検知センサ40の検知情報に基づく制御信号を、複数の洗面空間機器である空調装置12、空気清浄器14、及び除湿器16のそれぞれに送信することにより、検知情報に応じた動作を空調装置12、空気清浄器14、及び除湿器16のそれぞれに実行させることができる。
この場合、制御部42は、例えば、空調装置12、空気清浄器14、及び除湿器16のそれぞれに対応した複数の制御信号を生成し、空調装置12、空気清浄器14、及び除湿器16のそれぞれに送信する。これにより、空調装置12、空気清浄器14、及び除湿器16のそれぞれの動作を適切に制御することができる。
制御部42は、例えば、空調装置12、空気清浄器14、及び除湿器16のそれぞれに対して同じ制御信号を送信してもよい。例えば、人体の検知を表す信号を空調装置12、空気清浄器14、及び除湿器16のそれぞれに送信し、空調装置12、空気清浄器14、及び除湿器16のそれぞれで人体の検知に対応する動作を実行させてもよい。この場合には、制御部42の構成を簡単にすることができる。また、各機器の情報を予め制御部42に記憶させておく必要などが無く、洗面空間機器の増設などに簡単に対応することができる。
制御部42は、例えば、人体の非検知状態から検知状態に切り替わったことに応答して制御信号を空調装置12、空気清浄器14、及び除湿器16のそれぞれに送信することにより、空調装置12、空気清浄器14、及び除湿器16のそれぞれに動作を開始させ、人体の検知状態から非検知状態に切り替わったことに応答して制御信号を空調装置12、空気清浄器14、及び除湿器16のそれぞれに送信することにより、空調装置12、空気清浄器14、及び除湿器16のそれぞれの動作を停止させる。
このように、洗面空間システム2aでは、洗面化粧台10aに設けられた人体検知センサ40の検知情報に基づいて制御信号を複数の洗面空間機器に送信することにより、検知情報に応じた動作を複数の洗面空間機器に実行させることができる。例えば、動作の開始及び動作の停止を複数の洗面空間機器に実行させることができる。これにより、複数の洗面空間機器のそれぞれに人体検知センサ40を設ける必要がなく、利用状況に適した制御を行う場合にも、複数の洗面空間機器のコストを抑えることができる。
従って、複数の洗面空間機器のそれぞれにおいて、洗面空間WSを快適に演出するために利用状況に適した制御を行えるようにした場合にも、複数の洗面空間機器のそれぞれに人体検知センサ40などを設ける場合と比べて、利用者のコスト負担を低減させることができる。利用者の利便性の向上を狙い、利用者の利用状況に適した制御を複数の洗面空間機器で行う場合の、利用者のコスト負担を低減させることができる洗面化粧台10、10aを提供することができる。
なお、洗面空間機器は、空調装置12、空気清浄器14、及び除湿器16に限定されるものではない。洗面空間機器は、例えば、扇風機、除湿器、電気温水器、音響機器、映像機器、あるいはアロマディフューザなどでもよい。例えば、電気温水器は、洗面化粧台10の支持台24内に設置される。このように、洗面空間機器は、洗面化粧台10aと別に設けられるものに限ることなく、洗面化粧台10aに組み込まれて使用されるものでもよい。洗面空間機器の電力は、例えば、洗面化粧台10aに設けられたサービスコンセントなどを介して洗面化粧台10aから供給してもよい。洗面空間機器は、洗面空間WS内に設置して使用され、洗面化粧台の電源とは別の電源プラグを有し、電源プラグを介して供給される電力に基づいて単体で動作可能な任意の機器でよい。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態に係る洗面空間システム及び洗面化粧台を模式的に表すブロック図である。
図5に表したように、洗面空間システム2bでは、洗面化粧台10bが室温センサ50(環境状態測定センサ)をさらに備えている。
室温センサ50は、洗面空間WS内の室温を洗面空間WSの環境状態として測定する。室温センサ50は、制御部42と接続されている。室温センサ50は、室温の測定情報を制御部42に入力する。
制御部42は、人体検知センサ40の検知情報及び室温センサ50の測定情報に基づいて、空調装置12に制御信号を送信する。
図6は、第2の実施形態に係る洗面空間システムの動作の一例を模式的に表すフローチャートである。
図6では、空調装置12が冷房運転モードに設定されている場合を例に、洗面空間システム2bの動作の一例を説明する。
図6に表したように、洗面空間システム2bでは、まず、洗面化粧台10bの制御部42が、人体検知センサ40からの検知情報を基に、手(人体)の非検知状態から検知状態に切り替わったか否かを判定する(図6のステップS111)。制御部42は、非検知状態から検知状態に切り替わるまで、非検知状態から検知状態に切り替わったか否かの判定を繰り返す。
制御部42は、非検知状態から検知状態に切り替わったと判定すると、続いて室温センサ50からの測定情報を基に、洗面空間WSの室温が所定温度以上か否かを判定する(図6のステップS112)。
制御部42は、洗面空間WSの室温が所定温度以上であると判定した場合には、空調装置12に制御信号を送信する(図6のステップS113)。これにより、空調装置12が冷房運転モードで動作を開始し、人体検知センサ40の検知に応じて洗面空間WSの冷房が開始される。なお、図6のステップS114、S115、及びステップS211~S214については、図3に関して説明したステップS103、S104、及びステップS201~S204と実質的に同じであるから、詳細な説明は省略する。
一方、制御部42は、洗面空間WSの室温が所定温度未満であると判定した場合には、空調装置12に制御信号を送信しない。これにより、洗面空間WSの室温が低い場合に、空調装置12を不要に冷房運転モードで動作させてしまうことを抑制することができる。
例えば、空調装置12が暖房運転モードに設定されている場合には、図6のステップS112において、洗面空間WSの室温が所定温度以下か否かを判定すればよい。洗面空間WSの室温が所定温度よりも高いと判定した場合には、空調装置12に制御信号を送信しないようにする。これにより、洗面空間WSの室温が高い場合に、空調装置12を不要に暖房運転モードで動作させてしまうことを抑制することができる。
このように、洗面化粧台10bにおいて、制御部42は、測定情報が所定の条件を満たしている場合には、検知情報に基づく人体の検知に応じて制御信号を空調装置12に送信し、測定情報が所定の条件を満たしていない場合には、検知情報に基づいて人体が検知されたとしても制御信号を空調装置12に送信しない。
この洗面空間システム2b及び洗面化粧台10bでは、制御部42が、人体検知センサ40の検知情報及び室温センサ50の測定情報に基づいて、空調装置12に制御信号を送信することにより、洗面空間WSの環境状態に応じて、より適した制御を行うことができる。例えば、空調装置12の不要な動作を抑制し、不要な動作に起因する不要な電力消費を抑え、ランニングコストの抑制を図ることもできる。
また、洗面空間WSの環境状態によっては、人体を検知したとしても空調装置12を動作させない制御をすることにより、利用状況により適した制御を行うことができ、利用者の利便性をより向上させることができる。例えば、よりランニングコストを抑制することができる。
なお、この例では、洗面空間WSの環境状態を測定する環境状態測定センサの一例として、室温センサ50を示しているが、環境状態測定センサは、室温センサ50に限定されるものではない。
例えば、洗面空間機器が空気清浄器である場合には、洗面空間WSの空気清浄度を環境状態として測定するセンサを環境状態測定センサとし、空気清浄度が所定値未満である場合に、制御信号を送信しないようにしてもよい。
例えば、洗面空間機器が除湿器や加湿器である場合には、洗面空間WSの湿度を環境状態として測定する湿度センサを環境状態測定センサとし、湿度に応じて制御信号を送信しないようにしてもよい。
このように、環境状態測定センサは、洗面空間機器に対応する任意の環境状態を測定可能な任意のセンサでよい。
また、制御部42は、洗面空間機器に制御信号を送信する際に、環境状態測定センサの測定情報を基に、制御信号の内容を変化させてもよい。例えば、洗面空間機器が空調装置である場合には、室温に応じて風量や運転モードなどを変更してもよい。例えば、洗面空間機器が空気清浄器である場合には、空気清浄度に応じて吸込み量などを変更してもよい。例えば、洗面空間機器が除湿器や加湿器である場合には、湿度に応じて加湿や除湿の強さなどを変更してもよい。
図7は、第2の実施形態に係る洗面化粧台の動作の一例を模式的に表すフローチャートである。
図7は、洗面化粧台10bの動作の一部を模式的に表している。図7の動作は、検知情報に基づく制御信号を空調装置12に送信し、空調装置12の動作を開始させた後に実行される。すなわち、図7の動作は、図6のステップS113とステップS114との間で実行される。
また、図7では、空調装置12が冷房運転モードに設定されているとともに、空調装置12が運転モードA及び運転モードBの2つの運転モードを有する場合を例に、洗面化粧台10bの動作の一例を説明する。運転モードAは、洗面空間WSの室温が予め設定された所定の閾値以上である場合に推奨される運転モードである。運転モードBは、洗面空間WSの室温が予め設定された所定の閾値未満である場合に推奨される運転モードである。運転モードAは、例えば、風量を強くする強運転モードである。運転モードBは、例えば、風量を弱くする弱運転モードである。各運転モードA、Bは、これに限ることなく、例えば、設定温度の低い運転モードを運転モードAとし、設定温度の高い運転モードを運転モードBなどとしてもよい。
洗面化粧台10bの制御部42は、制御信号を送信して空調装置12の動作を開始させた後、室温センサ50からの測定情報を基に、洗面空間WSの室温が閾値以上か否かを判定する(図7のステップS121)。
制御部42は、閾値以上であると判定した場合には、続いて、空調装置12の現在の運転モードが運転モードBであるか否かを判定する(図7のステップS122)。
制御部42は、運転モードBであると判定した場合には、空調装置12の運転モードを運転モードBから運転モードAに変更するための制御信号を空調装置12に送信する(図7のステップS123)。空調装置12は、この制御信号の受信に応じて、運転モードを運転モードBから運転モードAに変更する。また、制御部42は、運転モードAであると判定した場合には、制御信号を送信することなく、ステップS121の室温の判定に戻る。
制御部42は、ステップS121において閾値未満であると判定した場合には、続いて、空調装置12の現在の運転モードが運転モードAであるか否かを判定する(図7のステップS124)。
制御部42は、運転モードAであると判定した場合には、空調装置12の運転モードを運転モードAから運転モードBに変更するための制御信号を空調装置12に送信する(図7のステップS125)。空調装置12は、この制御信号の受信に応じて、運転モードを運転モードAから運転モードBに変更する。また、制御部42は、運転モードBであると判定した場合には、制御信号を送信することなく、ステップS121の室温の判定に戻る。
このように、この例において、制御部42は、検知情報に基づく制御信号を空調装置12に送信した後、測定情報に基づく制御信号を空調装置12に送信することにより、測定情報に応じた動作を空調装置12に実行させることができる。
このように、測定情報に応じた動作を空調装置12に実行させることにより、利用状況により適した制御を行うことができ、利用者の利便性をより向上させることができる。例えば、空調装置12の不要な動作をより抑制し、ランニングコストをより抑制することができる。
例えば、室温が比較的高い場合には、強運転モードで空調装置12を運転させ、室温が比較的低い場合には、弱運転モードで空調装置12を運転させることにより、室温に応じた適切な空調を空調装置12に行わせることができ、利用者により快適に洗面空間WSを利用させることができる。また、例えば、室温が比較的低い場合にも強運転モードで空調装置12を運転させ続けてしまうことを抑制することができる。これにより、不要な電力消費を抑制し、ランニングコストをより抑制することができる。
なお、測定情報に応じた動作は、洗面空間機器の種類などに応じて適宜設定すればよい。例えば、空調装置12が暖房運転モードに設定されている場合には、洗面空間WSの室温が閾値以下か否かを判定し、閾値以下である場合に空調装置12に強運転モードを実行させ、閾値よりも高い場合に空調装置12に弱運転モードを実行させてもよい。
例えば、洗面空間機器が空気清浄器である場合には、洗面空間WSの空気清浄度が閾値以下か否かを判定し、閾値以下である場合に空気清浄器に強運転モードを実行させ、閾値よりも高い場合に空気清浄器に弱運転モードを実行させてもよい。
例えば、洗面空間機器が除湿器である場合には、洗面空間WSの湿度が閾値以上か否かを判定し、閾値以上である場合に除湿器に強運転モードを実行させ、閾値未満である場合に除湿器に弱運転モードを実行させてもよい。
例えば、洗面空間機器が加湿器である場合には、洗面空間WSの湿度が閾値以下か否かを判定し、閾値以下である場合に加湿器に強運転モードを実行させ、閾値よりも高い場合に加湿器に弱運転モードを実行させてもよい。
(第3の実施形態)
図8は、第3の実施形態に係る洗面空間システム及び洗面化粧台を模式的に表すブロック図である。
図8に表したように、洗面空間システム2cの洗面化粧台10cでは、制御部42が、タイマ60と、記憶部62と、算出部64と、を有する。タイマ60は、所定の時間を計時した計時情報を時間情報として出力する。記憶部62は、人体検知センサ40の検知情報及びタイマ60の時間情報の記憶を可能にする。算出部64は、記憶部62に記憶された検知情報及び時間情報を基に、次に利用者が洗面化粧台10cを利用すると想定される次回の使用予測時間の算出を行う。なお、タイマ60、記憶部62、及び算出部64は、制御部42に設けてもよいし、制御部42とは別の部材として設け、制御部42に接続してもよい。なお、タイマ60に時刻を表す時刻情報を出力するものを用いてもよい。また、タイマ60は、計時情報と時刻情報の双方を出力可能としてもよい。時間情報は、時刻を表す時刻情報及び所定の時間を計時した計時情報の少なくとも一方を含むものでよい。また、時間情報は、例えば、通信によって外部の機器などから取得してもよい。
洗面化粧台10cにおいて、制御部42は、人体検知センサ40の検知情報に基づいて人体を検知した際に、時間情報をタイマ60から取得するとともに、検知情報と時間情報とを関連付けて記憶部62に記憶させる。制御部42は、例えば、記憶部62に検知情報及び時間情報を記憶させたタイミングでタイマ60を起動(計時の時間をリセット)することにより、前回の人体の検知から次の人体の検知までの時間をタイマ60に計時させる。
制御部42は、記憶部62に記憶した検知情報及び時間情報を基に、次回の使用予測時間を算出部64に算出させる。算出部64は、例えば、記憶部62に1つの計時情報が時間情報として記憶されている場合には、その計時情報の時間を使用予測時間として算出する。例えば、前々回の人体の検知から前回の人体の検知までの時間が1時間である場合には、1時間後に洗面化粧台10cが使用される可能性が高い。従って、この場合、算出部64は、1時間後を使用予測時間として算出する。また、算出部64は、記憶部62に記憶された計時情報が複数ある場合には、例えば、複数の計時情報の平均の時間を使用予測時間として算出する。
算出部64は、例えば、記憶部62に1つの時刻情報が時間情報として記憶されている場合には、その時刻情報の時間を使用予測時間として算出する。例えば、午前7時に洗面化粧台10cが使用された場合には、翌日にも午前7時に洗面化粧台10cが使用される可能性が高い。この場合、算出部64は、次の午前7時を使用予測時間として算出する。
算出部64は、記憶部62に記憶された時刻情報が複数ある場合には、例えば、いわゆる学習制御により、統計的に使用予測時間を算出する。例えば、複数の時刻情報を時間帯毎に分け、時間帯毎に複数の時刻情報の平均の時間を算出する。そして、現在の時刻よりも先の時間帯において最も近い平均の時間を使用予測時間として算出する。これにより、利用者の利用頻度に応じて、より適切な使用予測時間を算出することができる。但し、算出部64による使用予測時間の算出方法は、記憶部62に記憶された検知情報及び時刻情報を基に、利用者が次に洗面化粧台10cを利用する可能性が高い時間を適切に算出することができる任意の方法でよい。
制御部42は、次回の使用予測時間を算出部64に算出させた後、算出された使用予測時間に基づいて制御信号を空調装置12に送信することにより、空調装置12に動作を開始させる。これにより、洗面化粧台10cでは、利用者が洗面化粧台10cの利用を実際に開始する前から、空調装置12を事前に動作させることができる。例えば、洗面空間WSを適切な室温に調節した状態で、利用者に洗面化粧台10cを利用させることができる。
図9は、第3の実施形態に係る洗面化粧台の動作の一例を模式的に表すフローチャートである。
図9に表したように、洗面化粧台10cにおいて制御部42は、まず、算出部64に次回の使用予測時間を算出させる(図9のステップS131)。算出部64による使用予測時間の算出は、例えば、空調装置12に制御信号を送信し、空調装置12の動作を停止させた後に行われる。
制御部42は、使用予測時間を算出した後、タイマ60の時間情報を基に、使用予測時間に到達したか否かを判定する(図9のステップS132)。
制御部42は、使用予測時間に到達していないと判定した場合には、続いて、人体検知センサ40からの検知情報を基に、手(人体)の非検知状態から検知状態に切り替わったか否かを判定する(図9のステップS133)。
制御部42は、非検知状態のままであると判定した場合には、使用予測時間に到達したか否かの判定に戻る。一方、制御部42は、非検知状態から検知状態に切り替わったと判定すると、空調装置12に制御信号を送信し、空調装置12の動作を開始させる(図9のステップS134)。
また、制御部42は、非検知状態から検知状態に切り替わったと判定すると、制御信号の送信を行うとともに、タイマ60から時間情報を取得し、検知情報と時間情報とを関連付けて記憶部62に記憶させる(図9のステップS135)。
制御部42は、人体を検知した場合には、上記第1の実施形態などと同様に、検知状態から非検知状態に切り替わったか否かを判定し、検知状態から非検知状態に切り替わったと判定したことに応じて空調装置12に制御信号を送信することにより、空調装置12の動作を停止させる(図9のステップS136、S137)。
制御部42は、ステップS132において使用予測時間に到達したと判定した場合、空調装置12に制御信号を送信することにより、空調装置12の動作を開始させる(図9のステップS138)。これにより、利用者の洗面化粧台10cの利用を予測し、空調装置12を事前に動作させることができる。
制御部42は、制御信号を送信した後、人体検知センサ40からの検知情報を基に、手(人体)の非検知状態から検知状態に切り替わったか否かを判定する(図9のステップS139)。
制御部42は、非検知状態から検知状態に切り替わったと判定した場合には、使用予測時間に到達する前に人体を検知した場合(ステップS133)と同様に、検知情報と時間情報とを関連付けて記憶部62に記憶させ、以下同様の処理を行う。
制御部42は、非検知状態のままであると判定した場合には、続いて、制御信号を送信して空調装置12の動作を開始させたタイミングから一定時間が経過したか否かを判定する(図9のステップS140)。
制御部42は、一定時間が経過していないと判定した場合には、非検知状態から検知状態に切り替わったか否かの判定に戻る。一方、制御部42は、一定時間が経過したと判定した場合には、空調装置12に制御信号を送信することにより、空調装置12の動作を停止させる。この後、制御部42は、使用予測時間を算出する処理に戻り、以下同様の処理を繰り返す。
このように、洗面化粧台10cでは、制御部42が、検知情報に基づいて人体を検知した際に、時間情報を取得するとともに、検知情報と時間情報とを関連付けて記憶し、記憶した検知情報及び時間情報を基に、次回の使用予測時間を算出し、使用予測時間に基づいて制御信号を空調装置12に送信することにより、空調装置12を事前に動作させることができる。これにより、利用者の実際の利用の前に空調装置12を事前に動作させることができ、利用者の利便性をより向上させることができる。
また、洗面化粧台10cでは、制御部42が、制御信号を送信して空調装置12を事前に動作させた後、一定時間経過しても人体を検知しない際に、動作を停止させる制御信号を空調装置12に送信する。これにより、利用者の実際の利用の前に空調装置12を事前に動作させ、利用者の利便性の向上を図りつつも、空調装置12の不要な動作を抑制し、ランニングコストをより適切に抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、洗面空間システムや洗面化粧台などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
2、2a~2c 洗面空間システム、 10、10a~10c 洗面化粧台、 12 空調装置、 12a 電源プラグ、 14 空気清浄器、 14a 電源プラグ、 16 除湿器、 16a 電源プラグ、 20 洗面ボウル、 22 水栓装置、 24 支持台、 26 ミラーキャビネット、 28 照明装置、 40 人体検知センサ、 42 制御部、 44 電源部、 44a 電源プラグ、 46 切替弁、 50 室温センサ、 60 タイマ、 62 記憶部、 64 算出部

Claims (8)

  1. 洗面空間に設置される洗面化粧台であって、
    洗面ボウルと、
    前記洗面ボウルに水を吐水する水栓装置と、
    人体を検知する人体検知センサと、
    前記洗面空間に設置される洗面空間機器に制御信号を送信可能な制御部と、
    を備え、
    前記洗面空間機器は、動作の開始及び動作の停止を切り替え可能な操作部を有するとともに、前記洗面化粧台の電源プラグとは異なる電源プラグを有し、前記洗面化粧台の電源プラグとは異なる前記電源プラグを介して供給される電力及び前記操作部の操作に基づいて前記制御信号に依らず単体でも動作可能であるとともに、前記制御信号の入力を受けることにより、前記制御信号に応じた動作を実行可能であり、
    前記制御部は、前記人体検知センサの検知情報に基づく前記制御信号を前記洗面空間機器に送信することにより、前記検知情報に応じた動作を前記洗面空間機器に実行させることができることを特徴とする洗面化粧台。
  2. 前記洗面空間の環境状態を測定する環境状態測定センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記人体検知センサの検知情報及び前記環境状態測定センサの測定情報に基づいて、前記洗面空間機器に前記制御信号を送信する請求項1記載の洗面化粧台。
  3. 前記制御部は、前記測定情報が所定の条件を満たしている場合には、前記検知情報に基づく人体の検知に応じて前記制御信号を前記洗面空間機器に送信し、前記測定情報が前記所定の条件を満たしていない場合には、前記検知情報に基づいて人体が検知されたとしても前記制御信号を前記洗面空間機器に送信しないことを特徴とする請求項2記載の洗面化粧台。
  4. 前記制御部は、前記検知情報に基づく前記制御信号を前記洗面空間機器に送信した後、前記測定情報に基づく前記制御信号を前記洗面空間機器に送信することにより、前記測定情報に応じた動作を前記洗面空間機器に実行させることができることを特徴とする請求項2又は3に記載の洗面化粧台。
  5. 前記制御部は、前記検知情報に基づいて人体を検知した際に、時刻を表す時刻情報及び所定の時間を計時した計時情報の少なくとも一方を含む時間情報を取得するとともに、前記検知情報と前記時間情報とを関連付けて記憶し、記憶した前記検知情報及び前記時間情報を基に、次回の使用予測時間を算出し、前記使用予測時間に基づいて前記制御信号を前記洗面空間機器に送信することにより、前記洗面空間機器を事前に動作させることができることを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の洗面化粧台。
  6. 前記制御部は、前記制御信号を送信して前記洗面空間機器を事前に動作させた後、一定時間経過しても人体を検知しない際に、動作を停止させる前記制御信号を前記洗面空間機器に送信することを特徴とする請求項5記載の洗面化粧台。
  7. 洗面空間に設置される洗面化粧台であって、
    洗面ボウルと、
    前記洗面ボウルに水を吐水する水栓装置と、
    人体を検知する人体検知センサと、
    前記洗面空間に設置される洗面空間機器に制御信号を送信可能な制御部と、
    を備え、
    前記洗面空間機器は、電源プラグを有し、前記電源プラグを介して供給される電力に基づいて前記制御信号に依らず単体でも動作可能であるとともに、前記制御信号の入力を受けることにより、前記制御信号に応じた動作を実行可能であり、
    前記制御部は、前記人体検知センサの検知情報に基づく前記制御信号を前記洗面空間機器に送信することにより、前記検知情報に応じた動作を前記洗面空間機器に実行させることができ、
    前記水栓装置は、吐水及び吐水の停止を切り替えるための切替弁を有し、
    前記人体検知センサは、前記洗面ボウルに差し出された手を検知し、
    前記制御部は、前記人体検知センサによる手の検知に応じて前記制御信号を前記洗面空間機器に送信するとともに、前記切替弁に信号を送信し、前記水栓装置からの吐水及び吐水の停止を制御することを特徴とする洗面化粧台。
  8. 洗面空間に設置される洗面化粧台と、
    前記洗面空間に設置される洗面空間機器と、
    を備え、
    前記洗面化粧台は、
    洗面ボウルと、
    前記洗面ボウルに水を吐水する水栓装置と、
    人体を検知する人体検知センサと、
    前記洗面空間に洗面空間機器に制御信号を送信可能な制御部と、
    を有し、
    前記洗面空間機器は、動作の開始及び動作の停止を切り替え可能な操作部を有するとともに、前記洗面化粧台の電源プラグとは異なる電源プラグを有し、前記洗面化粧台の電源プラグとは異なる前記電源プラグを介して供給される電力及び前記操作部の操作に基づいて前記制御信号に依らず単体でも動作可能であるとともに、前記制御信号の入力を受けることにより、前記制御信号に応じた動作を実行可能であり、
    前記制御部は、前記人体検知センサの検知情報に基づく前記制御信号を前記洗面空間機器に送信することにより、前記検知情報に応じた動作を前記洗面空間機器に実行させることができることを特徴とする洗面空間システム。
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