JP7342713B2 - 半導体装置 - Google Patents

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本明細書が開示する技術は、半導体装置に関する。
特許文献1に、半導体装置が開示されている。半導体装置は、絶縁材料で構成された基板本体と、基板本体の内部で、基板本体に垂直な方向に沿って重畳配置された第1半導体素子及び第2半導体素子とを備える。
特開2007-294611号公報
上記した半導体装置は、半導体素子が絶縁材料で構成された基板本体に内蔵されている。この場合、半導体素子で発生した熱が、基板本体の内部に滞りやすく、局所的な温度上昇を招き得る。特に、基板本体の内部で二つの半導体素子が重畳配置されていると、二つの半導体素子の間に熱がこもり、その位置で高温となるおそれがある。本明細書は、基板本体内部に二つの半導体素子を重畳配置した構造において、二つの半導体素子の間の熱をその外に向けて効果的に伝達させる技術を提供する。
本明細書が開示する半導体装置は、絶縁材料で構成された基板本体と、基板本体の内部で、基板本体に垂直な方向に沿って重畳配置された第1半導体素子及び第2半導体素子と、基板本体の内部で、第1半導体素子と第2半導体素子との間に介在している熱伝導部材とを備える。熱伝導部材の少なくとも一部は、第1半導体素子と第2半導体素子との間において、基板本体に平行な方向に沿って延びている。熱伝導部材は、熱伝導率に異方性を有しており、基板本体に平行な方向における熱伝導部材の熱伝導率は、基板本体に垂直な方向における熱伝導部材の熱伝導率よりも高い。
上記した半導体装置では、第1半導体素子と第2半導体素子との間に介在する熱伝導部材が、熱伝導率に異方性を有している。特に、基板本体に平行な方向における熱伝導部材の熱伝導率は、基板本体に垂直な方向における熱伝導部材の熱伝導率よりも高い。このような構成によると、二つの半導体素子の間にこもる熱が、熱伝導部材によって、二つの半導体素子の間の外に向けて効果的に伝達される。従って、基板本体の内部における局所的な温度上昇を抑制することができる。
実施例1の半導体装置10の内部構造を示す断面図。 実施例2の半導体装置100の内部構造を示す断面図。 実施例3の半導体装置200の内部構造を示す断面図。 実施例4の半導体装置300の内部構造を示す断面図。 実施例5の半導体装置400の内部構造を示す断面図。
(実施例1)図1を参照して、実施例1の半導体装置10について説明する。半導体装置10は、例えば電動自動車の電力変換装置に採用され、例えばインバータ回路といった電力変換回路の一部を構成することができる。ここでいう電動自動車とは、車輪を駆動するモータを有する自動車を広く意味し、例えば、外部の電力によって充電される電気自動車、モータに加えてエンジンを有するハイブリッド車、及び燃料電池を電源とする燃料電池車等を含む。
図1に示すように、半導体装置10は、基板本体12と、複数の半導体素子14、16と、上側回路層24と、下側回路層26とを備える。基板本体12は、主に絶縁材料を用いて構成されている。基板本体12は、概して板状の部材であり、図面における左右方向及び奥行き方向に対して平行に延びている。基板本体12の内部には、複数の半導体素子14、16が配置されている。複数の半導体素子14、16は、複数の第1半導体素子14と、複数の第2半導体素子16とが含まれる。
上側回路層24は、基板本体12の上面側に位置し、下側回路層26は、基板本体12の下面側に位置する。詳細には図示されていないが、各回路層24、26には、複数の回路パターンが形成されている。それにより、半導体装置10は、例えばインバータといった電力変換回路の一部を構成することができる。一例ではあるが、複数の回路パターンには、上側回路層24に設けられた負極端子パターン、信号回路パターン及び中間端子パターンと、下側回路層26に設けられた正極端子パターン、及び、図示されない信号回路パターンとが含まれる。
半導体装置10は、複数の単位構造20を有する。各々の単位構造20では、複数の第1半導体素子14のうちの一つと、複数の第2半導体素子16のうちの一つとが、重畳配置されて直列に接続されている。これにより、各々の単位構造20は、電力変換回路の一対の上下アームを構成する。単位構造20は、第1半導体素子14及び第2半導体素子16に加え、第1導体板15及び第2導体板17と、熱伝導部材18とを備える。第1半導体素子14及び第2半導体素子16は、基板本体12に対して垂直な方向に沿って重畳配置されている。熱伝導部材18は、第1半導体素子14と第2半導体素子16との間に介在している。第1半導体素子14は、熱伝導部材18を介して第2半導体素子16に電気的に接続されている。また、複数の単位構造20は、基板本体12の内部において、基板本体12に平行な方向に沿って配列されている。
各々の半導体素子14、16は、パワー半導体素子であって、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)、又は他のスイッチング素子である。第1半導体素子14は、半導体基板と、一対の主電極14a、14bと、複数の信号電極14cとを有する。一対の主電極14a、14bは、電力回路に接続されており、第1半導体素子14は、半導体基板を介して、一対の主電極14a、14bの間を導通又は遮断することができる。一対の主電極14a、14bは、半導体基板の上面側に位置する上面電極14aと、半導体基板の下面側に位置する下面電極14bである。また、複数の信号電極14cは、信号回路に接続されており、半導体基板の上面側に位置する。なお、第2半導体素子16も、第1半導体素子14と同様に構成することができ、上面電極16a、下面電極16b及び複数の信号電極を有している。
各導体板15、17は、概して板形状を有し、例えば銅といった導体材料を用いて形成されている。第1導体板15には、その上面15a上に第1半導体素子14が配置されており、第1導体板15は、第1半導体素子14の下面電極14bに接続されている。第2導体板17には、その上面17a上に第2半導体素子16が配置されており、第2導体板17は、第2半導体素子16の下面電極16bに接続されている。
第1導体板15には、その周縁部に突出部15bが設けられている。突出部15bは、第1導体板15の上面15aに対して上方に突出している。同様に、第2導体板17にも、その周縁部に突出部17bが設けられている。この突出部17bについても、第2導体板17の上面17aに対して上方に突出している。突出部15b、17bは、各々の導体板15、17において、周縁部の全体に亘って設けられてもよいし、部分的に設けられてもよい。
上述したが、熱伝導部材18は、第1半導体素子14と、第2半導体素子16との間に介在する。詳しくは、熱伝導部材18は、第1導体板15の下方に位置し、第1導体板15を介して第1半導体素子14の下面電極14bに接続されている。また、熱伝導部材18は、第2半導体素子16の上方に位置し、第2半導体素子16の上面電極16aに接続されている。後述するように、本実施例における熱伝導部材18は、グラファイトを用いて構成されており、導電性を有する。従って、第1半導体素子14の下面電極14bと、第2半導体素子16の上面電極16aは、熱伝導部材18を介して電気的に接続されている。これにより、第1半導体素子14と第2半導体素子16は、熱伝導部材18を介して直列に接続される。
熱伝導部材18は、特に限定されないが、板状又はシート状の部材である。熱伝導部材18の少なくとも一部は、第1半導体素子14と第2半導体素子16との間において、基板本体12に平行な方向に沿って延びている。特に限定されないが、本実施例の熱伝導部材18は、第1半導体素子14と第2半導体素子16との間から基板本体12に平行な方向に沿って外側に延びている。
さらに、本実施例の熱伝導部材18は、熱伝導率に異方性を有している。熱伝導部材18の面内方向における熱伝導率は、熱伝導部材18の厚み方向における熱伝導率よりも高い。ここで、熱伝導部材18の面内方向とは、板状又はシート状の部材である熱伝導部材18に平行な方向であって、即ち、熱伝導部材18の厚み方向に対して垂直な方向である。従って、熱伝導部材18の熱伝導率は、基板本体12に垂直な方向よりも、基板本体12に平行な方向において高くなっている。一例ではあるが、熱伝導部材18は、シート状のグラファイトを用いて構成されている。この場合、熱伝導部材18の内部では、平面状のグラファイト結晶が、熱伝導部材18の厚み方向に積層された構造が形成されている。
半導体装置10は、複数のビア28を備える。各々のビア28は、基板本体12に形成された穴であり、導体で被覆又は充填されている。複数のビア28は、各々の回路層24、26から単位構造20に向かって延びている。複数のビア28には、基板本体12の上面側に位置する一又は複数の第1のビア28a、一又は複数の第2のビア28b、及び一又は複数の第3のビア28cと、基板本体12の下面側に位置する一又は複数の第4のビア28dとが含まれる。各々の第1のビア28a及び各々の第2のビア28bは、第1半導体素子14上に位置しており、各々の第3のビア28cは、第1導体板15の突出部15b上に位置している。
各々の第1のビア28aは、第1半導体素子14の上面電極14aと、上側回路層24の負極端子パターンとの間を接続している。各々の第2のビア28bは、第1半導体素子14の信号電極14cと上側回路層24の信号端子パターンとの間を接続している。各々の第3のビア28cは、第1半導体素子14の下面電極14bと、上側回路層24の中間端子パターンとの間を、第1導体板15を介して接続している。他方、各々の第4のビア28dは、第2半導体素子16の下面電極16bと、下側回路層26の正極端子パターンとの間を、第2導体板17を介して接続している。
また、半導体装置10は、図1では図示されない位置に、他の複数のビアをさらに備える。その複数のビアには、例えば、第2半導体素子16の信号電極と下側回路層26の間を接続するビアが含まれており、第2半導体素子16の信号電極は、当該ビアを介して下側回路層26と電気的に接続されている。これらの回路パターンには、半導体装置10が組み込まれる外部の電力回路が接続される。なお、ビア28を被覆又は充填する導体には、例えば銅といった熱伝導性に優れた材料を採用することができる。
以上のように、本実施例の半導体装置10では、複数の半導体素子14、16が基板本体12に内蔵されている。この場合、各々の半導体素子14、16で発生した熱が、基板本体12の内部に滞りやすく、局所的な温度上昇を招き得る。特に、本実施例のように基板本体12の内部で二つの半導体素子14、16が重畳配置されていると、二つの半導体素子14、16の間に熱がこもり、その位置で高温となるおそれがある。
上記の課題を解決するために、本実施例の半導体装置10では、第1半導体素子14と第2半導体素子16との間に介在する熱伝導部材18が、熱伝導率に異方性を有している。特に、基板本体12に平行な方向における熱伝導部材18の熱伝導率は、基板本体12に垂直な方向における熱伝導部材18の熱伝導率よりも高い。このような構成によると、二つの半導体素子14、16の間にこもる熱が、熱伝導部材18によって、二つの半導体素子14の間の外に向けて効果的に伝達される。従って、基板本体12の内部における局所的な温度上昇を抑制することができる。
加えて、本実施例における熱伝導部材18は、第1半導体素子14と第2半導体素子16との間から、基板本体12と平行な方向に沿って外側へ延びている。このような構成によると、二つの半導体素子14、16の間にこもる熱は、熱伝導部材18を伝うことにより、基板本体12の広い範囲に拡散される。この熱伝導部材18は、基板本体12の内部において、半導体素子14、16等が存在しない余剰なスペースへ自由に設けることができる。
本実施例の半導体装置10では、第1半導体素子14は第1導体板15上に設けられており、第2半導体素子16は第2導体板17上に設けられている。このような構成によると、第1導体板15及び第2導体板17を設けていない場合よりも、熱容量が大きくなる。これにより、第1半導体素子14と第2半導体素子16との間の温度上昇が抑制される。但し、半導体装置10は、第1導体板15及び第2導体板17を備えていなくてもよい。
本実施例の半導体装置10では、基板本体12の内部において、二つの単位構造20が配置されている。基板本体12配置される単位構造20の数は、一又は三以上であってよい。例えば、基板本体12の内部に三つの単位構造20が配置される場合、半導体装置10単体で、三相交流のインバータ回路を構成することができる。
特に限定されないが、本実施例における基板本体12は、第1絶縁層30及び第2絶縁層32を有する。第1絶縁層30及び第2絶縁層32は、例えば樹脂材料といった、絶縁性を有する材料を用いて構成されている。第1絶縁層30には、複数の単位構造20が埋め込まれており、一体に形成されている。第2絶縁層32は、上側回路層24と第1絶縁層30との間、及び下側回路層26と第1絶縁層30との間に充填されている。但し、第1絶縁層30及び第2絶縁層32の具体的構成は特に限定されない。第1絶縁層30及び第2絶縁層32は異なる種類の材料を用いて構成されていてもよいし、同一種類の材料を用いて構成されていてもよい。
本実施例の半導体装置10は、上述した実施形態に限られず、様々な実施形態によって構成することができる。他の実施形態について以下の実施例で説明する。
(実施例2)図2を参照して、実施例2の半導体装置100について説明する。図2に示すように、実施例2の半導体装置100は、実施例1における熱伝導部材18に代えて、熱伝導部材118を備える。実施例2の熱伝導部材118以外の他の部分については実施例1と同様に構成することができ、重複する説明は省略する。
実施例2における熱伝導部材118には、ヒートパイプが採用されている。ここでのヒートパイプは、導体で構成されたパイプ中を作動液が移動することで、熱移動させるものをいう。熱伝導部材118は、実施例1と同様に、熱伝導率に異方性を有しており、基板本体12に平行な方向における熱伝導部材118の熱伝導率は、基板本体12に垂直な方向における熱伝導部材118の熱伝導率よりも高い。このような構成によっても、二つの半導体素子14、16の間にこもる熱が、熱伝導部材118によって、二つの半導体素子14の間の外に向けて効果的に伝達される。
(実施例3)図3を参照して、実施例3の半導体装置200について説明する。図3に示すように、実施例3の半導体装置200は、実施例1における熱伝導部材18に代えて、熱伝導部材218を備える。実施例3の熱伝導部材218以外の他の部分については実施例1と同様に構成することができ、重複する説明は省略する。
実施例3における熱伝導部材218には、ベイパーチャンバが採用されている。ここでのベイパーチャンバは、中空構造の導体部材内を蒸気が移動することで、熱移動させるものをいう。熱伝導部材218は、実施例1と同様に、熱伝導率に異方性を有しており、基板本体12に平行な方向における熱伝導部材218の熱伝導率は、基板本体12に垂直な方向における熱伝導部材218の熱伝導率よりも高い。このような構成によっても、二つの半導体素子14、16の間にこもる熱が、熱伝導部材218によって、二つの半導体素子14の間の外に向けて効果的に伝達される。
(実施例4)図4を参照して、実施例4の半導体装置300について説明する。図4に示すように、実施例4の半導体装置300は、実施例1における熱伝導部材18に代えて、熱伝導部材318を備える。実施例4における熱伝導部材318は、実施例1における熱伝導部材18と比較して形状が変更されている。実施例4の熱伝導部材318以外の他の部分については実施例1と同様に構成することができ、重複する説明は省略する。
本実施例における熱伝導部材318は、第1半導体素子14と第2半導体素子16との間に介在し、且つ、第1半導体素子14と第2半導体素子16との間から外側に向かって突出していない。このような構成によると、二つの半導体素子14、16の間にこもる熱が、熱伝導部材318によって、二つの半導体素子14の間の外に向けて効果的に伝達される。従って、基板本体12の内部における局所的な温度上昇を抑制することができる。
(実施例5)図5を参照して、実施例5の半導体装置400について説明する。図5に示すように、実施例5の半導体装置400は、実施例1における熱伝導部材18に代えて、熱伝導部材418を備える。実施例5における熱伝導部材418は、実施例1における熱伝導部材18と比較して形状が変更されている。実施例5の熱伝導部材418を除く他の部分については実施例1と同様に構成することができ、重複する説明は省略する。
本実施例における熱伝導部材418は、第1半導体素子14と第2半導体素子16との間に介在し、且つ、第1半導体素子14と第2半導体素子16との間から外側に向かって延びている。このような構成によると、二つの半導体素子14、16の間にこもる熱は、熱伝導部材418を伝うことにより、基板本体12の平行な方向に沿って拡散される。さらに、本実施例の熱伝導部材418は、第1半導体素子14と第2半導体素子16との間の外側で、下側回路層26に向けて延びている。これにより、二つの半導体素子14、16の間にこもる熱は、熱伝導部材418を通じて、下側回路層26へと伝達される。そして、下側回路層26に伝達された熱は、下側回路層26の回路パターンを伝って、基板本体12に広く拡散される。ここで、熱伝導部材418が接続される下側回路層26は、電力回路に関係しない他の回路パターンであってよい。なお、熱伝導部材418は、下側回路層26に限定されず、上側回路層24に向けて延びていてもよい。
以上、本明細書が開示する技術の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書、又は、図面に説明した技術要素は、単独で、あるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。本明細書又は図面に例示した技術は、複数の目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10、100、200、300、400:半導体装置
12:基板本体
14、16:半導体素子
15、17:導体板
18、118、218、318、418:熱伝導部材
20:単位構造
24、26:回路層
28、28a-28d:ビア
30、32:絶縁層

Claims (4)

  1. 電動自動車に用いられる半導体装置であって、
    絶縁材料で構成された基板本体と、
    前記基板本体の内部で、前記基板本体に垂直な方向に沿って重畳配置された第1半導体素子及び第2半導体素子と、
    前記基板本体の内部で、前記第1半導体素子と前記第2半導体素子との間に介在している熱伝導部材と、
    を備え、
    前記第1半導体素子及び前記第2半導体素子の各々は、上面電極と下面電極とを有し、前記上面電極と前記下面電極との間で通電可能なパワー半導体素子であり、
    前記熱伝導部材は導電性を有しており、前記第1半導体素子の下面電極は、前記熱伝導部材を介して、前記第2半導体素子の上面電極と電気的に接続されており、
    前記熱伝導部材の少なくとも一部は、前記第1半導体素子と前記第2半導体素子との間とその外側において、前記基板本体に平行な方向に沿って延びており、
    前記熱伝導部材は、熱伝導率に異方性を有しており、前記平行な方向における前記熱伝導部材の熱伝導率は、前記垂直な方向における前記熱伝導部材の熱伝導率よりも高い、
    半導体装置。
  2. 前記基板本体の内部で、上面に前記第1半導体素子が配置された第1導体板と、
    前記基板本体の内部で、上面に前記第2半導体素子が配置された第2導体板と、をさらに備え、
    前記第1導体板及び前記第2導体板の各々には、その周縁部に、前記上面に対して突出する突出部が設けられている、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記熱伝導部材は、ヒートパイプ又はベイパーチャンバを含む、請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記基板本体の上面又は下面に位置する回路層をさらに備え、
    前記熱伝導部材は、前記第1半導体素子と前記第2半導体素子との間の外側で、前記回路層まで延びている、請求項1から3のいずれか一項に記載の半導体装置。
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