JP7342603B2 - 溶接方法 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の鉄骨柱を構成する柱部材の接合部分を溶接する溶接方法に関する。
従来、建物の鉄骨柱は、複数の鋼管等の柱部材を上下方向に溶接により接合して構築される。この鋼管の溶接作業において、溶接ロボットを利用する場合がある(例えば、特許文献1,2参照。)。特許文献1に記載の溶接システムでは、直線部と曲線部とを有したコーナユニットを用いたガイドレールを、溶接対象の角形鋼管の外周に取り付け、ガイドレールに、溶接ロボットを摺動可能に設ける。更に、特許文献2に記載の溶接方法では、建設現場において、隣接する建て入れ冶具間毎に溶接ロボットを用いて初期溶接を行い、初期溶接終了後に、建て入れ冶具を撤去して、残りの溶接を行い、溶接終了後にエレクションピースを除去する。
鉄骨柱を構成する鋼管の下端部又は上端部には、複数のエレクションピースが設けられている。これらエレクションピースは、上下に接合する際の位置合わせを正確に行なうために用いられる。具体的には、上下の鋼管の複数のエレクションピースを、スプライスプレート等で挟み込んで一直線に保持することにより、上下の鋼管の位置合わせを行なう。そして、溶接ロボットは、鋼管の上端部と下端部とを溶接する。この場合、エレクションピースが取り付けられた状態では、溶接ロボットは、エレクションピースに対応する部分を溶接することができず、または良好な品質で溶接することができない。
そのため、従来では、溶接ロボットは、図11(a)に示す角形鋼管51,52の端部を溶接する場合、まず、エレクションピース51e,52eが設けられていない対向する2つの角部分Wc1,Wc2を溶接し、その後、図11(b)に示すように残りの角部分Wc3,Wc4を溶接する。そして、図11(c)に示すようにすべてのエレクションピース51e,52eを取り除いた後、図11(d)に示すように、対向する2つの直線部Ws1,Ws2を溶接し、図11(e)に示すように、残りの対向する2つの直線部Ws3,Ws4を溶接する。
特開2018-58078号公報 特開2018-53626号公報
上述したように、溶接ロボットで鋼管を溶接する場合、エレクションピースが障害となるため、先行して行なうエレクションピースを設置した状態の溶接と、その後に行なうエレクションピースを除去した状態の溶接とを分けて行なう必要がある。このために発生する溶接継ぎ部の処理は難しく、手間が掛かっていた。
上記課題を解決する溶接方法は、複数のエレクションピースを備え上下に配置された2つの柱部材の端部を、前記柱部材に取り付けた溶接ロボットを用いて溶接する溶接方法であって、前記エレクションピースを用いて、上方の前記柱部材を、下方の前記柱部材に対して位置合わせを行なって固定する第1工程と、隣接するエレクションピース間の領域であって、前記柱部材の中心軸に対して対向する第1溶接領域及び第2溶接領域を溶接する第2工程と、前記第1溶接領域と前記第2溶接領域とに挟まれた第3溶接領域及び第4溶接領域のうち少なくとも前記第3溶接領域に配置された前記エレクションピースを取り除く第3工程と、前記第3溶接領域を、前記第1溶接領域及び前記第2溶接領域に渡るように溶接する第4工程とを備える。
本発明によれば、柱部材の溶接継ぎ部の箇所数を抑制して、溶接の作業効率を向上させることができる。
第1実施形態の溶接方法を行なう溶接ロボットの取り付けを説明する斜視図。 第1実施形態の溶接方法を行なう溶接ロボットを取り付けた上面図。 第1実施形態における溶接方法の説明図であって、(a)は第1工程及び第2工程、(b)は第3工程、(c)は第4工程の説明図。 第1実施形態における溶接方法の妥当性の評価処理の処理手順の流れ図。 第1実施形態における溶接方法の妥当性の評価処理において水平力とモーメントを説明する柱梁架構の構造の説明図。 第2実施形態における溶接方法の説明図であって、(a)は第1工程及び第2工程、(b)は第3工程、(c)は第4工程、(d)は第5工程、(e)は第6工程。 第3実施形態における溶接方法の説明図であって、(a)は第1工程及び第2工程、(b)は第3工程、(c)は第4工程。 第1変更例においてつなぎ梁を介して他の柱に水平力を負担させた場合の柱梁架構の構造の説明図。 第1変更例においてつなぎ梁の設置を示した平面図であって、(a)はつなぎ梁を2方向に設置した状態、(b)は1方向に設置した状態を示す。 第2変更例において溶接を完了していないつなぎ梁の設置状態を説明する平面図。 従来における溶接ロボットを用いた溶接方法の説明図であって、(a)は対向する2つの角を溶接する状態、(b)残りの2つの角を溶接する状態、(c)はエレクションピースを取り除いた状態、(d)は対向する2つの直線を溶接する状態、(e)は残りの対向する2つの直線を溶接する状態を示す。
(第1実施形態)
以下、図1~図5を用いて、溶接方法を具体化した第1実施形態を説明する。本実施形態では、同じ1本の柱を構成するために、複数の角形鋼管を上下方向に接合する際の溶接方法について説明する。
図1は、角形鋼管11の上に配置した角形鋼管12にガイドレール30及び溶接ロボット40を設置した斜視図であり、図2はその平面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態では、溶接対象の角形鋼管11,12は、同じ形状を有し、例えば、3階分の長さを有する。これら角形鋼管11,12は、1/4円の円弧形状の四つ角を有する環状の鋼管(断面四角形状)である。角形鋼管11,12の上端部及び下端部の各辺の中央部には、上下方向の端部にエレクションピース11e,12eが設けられている。エレクションピース11e,12eには、複数の貫通孔が列に並んで形成される。上下の角形鋼管11,12のエレクションピース11e,12e同士は、2枚のスプライスプレート20で挟み込まれて、直線状に整合する。そして、エレクションピース11e,12eは、スプライスプレート20の貫通孔に挿通されたボルトと、これに螺合するナットとで固定される。これにより、上下の角形鋼管11,12が一直線に整合する。
(ガイドレール及び溶接ロボットの構成)
上の角形鋼管12において、下端部の近傍には、ガイドレール30が取り付けられる。このガイドレール30は、溶接対象である角形鋼管11,12の外周を囲う環形状を有している。具体的には、ガイドレール30は、角形鋼管11,12の各角に対応する4つのコーナユニット31を備えている。各コーナユニット31は、角形鋼管11,12の角に対応する1/4円の円弧形状の曲線部と、この曲線部の両端部にそれぞれ接続する2つの直線部とを有している。ここで、角形鋼管11,12のサイズが大きい場合には、各コーナユニット31の間に直線状のレールを増設して、角形鋼管11,12のサイズに合わせたガイドレール30とすることもできる。更に、ガイドレール30は、上方の角形鋼管12の外周に離間して配置される複数の取付部35を備える。この取付部35は、ボルトを締め付けることによりボルトの先端を角形鋼管12の外周面に押し付けて、ガイドレール30を角形鋼管12の外周に固定する。
溶接ロボット40は、摺動可能にガイドレール30に取り付けられる。本実施形態では、ガイドレール30に2つの溶接ロボット40を取り付ける。また、溶接ロボット40としては、例えば、MHIソリューションテクノロジーズ株式会社の「多層盛溶接ロボット石松」を用いる。
溶接ロボット40は、台車41、制御ケーブル42、コンジットケーブル44及び溶接トーチ45を備えている。台車41は、ガイドレール30に取り付けられる。台車41は、制御ケーブル42を介して、制御装置(図示せず)からの制御信号に応じた速度でガイドレール30を摺動する。コンジットケーブル44内には、溶接ワイヤが貫通されており、送出される溶接ワイヤを溶接トーチ45に供給している。溶接トーチ45は、先端が、ガイドレール30の下方に位置する溶接部分に対向するように配置されており、溶接部分において溶接ワイヤを用いて溶接を行なう。
(溶接方法)
次に、図3を用いて、本実施形態の溶接方法について説明する。
まず、図3(a)に示すように、角形鋼管11の上に、角形鋼管12を配置して固定する(第1工程)。具体的には、角形鋼管11,12のエレクションピース11e,12e同士を、一直線に整合させて、スプライスプレート20で挟み込み、ボルトとナットで固定する。
次に、各溶接ロボット40を用いて、角形鋼管11,12の溶接対象領域の第1溶接領域Wa1及び第2溶接領域Wa2をそれぞれ溶接する(第2工程)。第1溶接領域Wa1及び第2溶接領域Wa2は、角領域をそれぞれ含み、角形鋼管11,12の中心軸C1に対して対称となる対向する領域である。そして、第1溶接領域Wa1及び第2溶接領域Wa2は、溶接対象領域(全周)において、隣接するエレクションピース11e,12eの間に位置する。本実施形態では、第1溶接領域Wa1及び第2溶接領域Wa2として、エレクションピース11e,12eが配置された状態で、溶接ロボット40により(通常の溶接操作で)溶接可能な最大範囲を設定する。
次に、図3(b)に示すように、エレクションピース11e,12eを取り除く(第3工程)。具体的には、ボルト、ナット及びスプライスプレート20をエレクションピース11e,12eから取り外す。そして、ガス切断等により、エレクションピース11e,12eを角形鋼管11,12から切断する。この場合、角形鋼管11,12は、第1溶接領域Wa1及び第2溶接領域Wa2の溶接部分で接合されている。このため、第1溶接領域Wa1及び第2溶接領域Wa2に含まれる各角を結ぶX-X軸が弱軸になる。
そして、図3(c)に示すように、各溶接ロボット40を用いて、第3溶接領域Wa3及び第4溶接領域Wa4をそれぞれ溶接する(第4工程)。第3溶接領域Wa3及び第4溶接領域Wa4は、それぞれ角を含み、対向する未溶接の部分であって、それぞれ第1溶接領域Wa1から第2溶接領域Wa2の隣接範囲である。
以上により、下方の角形鋼管11の上端部と上方の角形鋼管12の下端部の全周が溶接により接合されて、上下の角形鋼管11,12が一体化される。
(溶接方法の妥当性の評価処理)
次に、図4及び図5を用いて、溶接方法の妥当性の評価処理について説明する。ここでは、図3に示す溶接方法の妥当性の評価を行なう。なお、図3に示す溶接方法の妥当性を確認できない場合には、後述する第2又は第3実施形態の溶接方法を使用する。
図4は、溶接方法の妥当性の評価処理の処理手順の流れ図であり、図5は、算出する水平力PやモーメントMを説明するための柱梁架構の構造の説明図である。図5に示すように、下の角形鋼管11は、梁15を介して他の柱部材13に固定されている。また、この図では、角形鋼管11の上方に溶接される角形鋼管12は、溶接前である。このため、角形鋼管11,12は、エレクションピース11e,12eを介して固定されている。
図4に示すように、まず、仮設時に溶接部に作用する水平力Pを算出する(ステップS1-1)。具体的には、図5に示す水平力Pとして、水平震度kと、柱組立材(シャフト)である角形鋼管12の重量Wとの積を算出する。ここでは、水平震度kとしては、例えば「0.2」を用いる。
次に、仮設時に溶接部に作用するモーメントMを算出する(ステップS1-2)。具体的には、図5に示す柱継手(溶接部)から柱組立材(シャフト)である角形鋼管12の重心までの距離Lと、水平力Pとの積を、モーメントMとして算出する。
次に、溶接部に作用する曲げ応力σ及びせん断応力τを算出する(ステップS1-3)。具体的には、曲げ応力σとして、モーメントMを溶接部の弱軸回りの断面係数Zで除算した値と、角形鋼管12の重量Wを溶接部の合計断面積Aで除算した値との和を算出する。また、せん断応力τとして、水平力Pを溶接部の合計断面積Aで除算した値を算出する。ここで、本実施形態では、溶接部の弱軸回りの断面係数Zは、第1溶接領域Wa1及び第2溶接領域Wa2を溶接した場合の溶接部の弱軸(X-X軸)回りの断面係数であり、溶接部の合計断面積Aは、第1溶接領域Wa1及び第2溶接領域Wa2を溶接した場合の溶接部(第1溶接領域Wa1及び第2溶接領域Wa2)の合計断面積である。
そして、妥当性を判定する(ステップS1-4)。具体的には、算出した曲げ応力σが、溶接部の降伏応力度σy以下であり、かつせん断応力τが、溶接部の降伏せん断応力度τy以下の場合には、妥当と判定する。ここで、溶接部の降伏応力度σy及び溶接部の降伏せん断応力度τyは、慣用的に母材の降伏応力度及び母材の降伏せん断応力度を使用する。ここで、母材とは、角形鋼管11,12の材料である。
そして、妥当と判定した場合には、上述した本実施形態の溶接方法を用いて、角形鋼管11の上端部と角形鋼管12の下端部を溶接する。
(作用)
対向する位置の第1及び第2溶接領域(Wa1,Wa2)を溶接した後、全てのエレクションピース11e,12eを取り除く。そして、第1溶接領域Wa1と第2溶接領域Wa2との間となる第3及び第4溶接領域(Wa3,Wa4)を溶接する。これにより、角形鋼管12を、第1及び第2溶接領域(Wa1,Wa2)の溶接部分で保持させるので、第3及び第4溶接領域(Wa3,Wa4)を、ガイドレール30から溶接ロボット40を取り外すことなく連続的に溶接できる。更に、第3及び第4溶接領域(Wa3,Wa4)の溶接時に、第1及び第2溶接領域(Wa1,Wa2)の両端だけが溶接継ぎ部になる。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1-1)本実施形態では、第1溶接領域Wa1及び第2溶接領域Wa2を溶接した後、全てのエレクションピース11e,12eを取り除き、第1溶接領域Wa1と第2溶接領域Wa2とを繋ぐ第3溶接領域Wa3及び第4溶接領域Wa4を溶接する。これにより、エレクションピース11e,12eを取り外して溶接するので、溶接ロボット40は、エレクションピース11e,12eがあった溶接領域に自由に近づいて溶接することができる。また、エレクションピース11e,12eがある場合には溶接トーチ45を左右に振るなどの操作が必要であったが、このような操作をしなくともエレクションピース11e,12eがあった溶接領域を自由に溶接できるため、角形鋼管11,12の溶接部分の全線(全周)に渡って高い品質を確保できる。また、溶接継ぎ部を少なくすることができ、第3及び第4溶接領域(Wa3,Wa4)を連続して溶接できるので、作業効率を向上できる。
(1-2)本実施形態では、対向する位置にある第1及び第2溶接領域(Wa1,Wa2)を溶接した後、対向する位置にある第3及び第4溶接領域(Wa3,Wa4)を溶接する。対向する位置にある溶接領域をほぼ同時に溶接するので、溶接により角形鋼管の端部材料が縮んだ場合にも、均等化して、角形鋼管11,12の傾きを抑制できる。
(1-3)本実施形態では、2つの溶接ロボット40により、第3及び第4溶接領域(Wa3,Wa4)をそれぞれ溶接する。これにより、対象位置でのバランスを維持して、効率的な溶接を実現することができる。
(第2実施形態)
次に、図6を用いて、溶接方法を具体化した第2実施形態を説明する。本実施形態は、上記実施形態と溶接方法が異なるのみであり、角形鋼管11,12や溶接ロボット40等については同じである。また、以下の実施形態においては、上述した実施形態と同様の部分については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施形態の溶接方法は、例えば、第1実施形態の溶接方法では妥当と判断できなかった場合等に用いる。
まず、図6(a)に示すように、上記実施形態と同様に、角形鋼管11の上に、角形鋼管12を配置して固定する(第1工程)。そして、上記実施形態と同様に、各溶接ロボット40が、第1溶接領域Wa1及び第2溶接領域Wa2をそれぞれ溶接する(第2工程)。
次に、図6(b)に示すように、第1溶接領域Wa1及び第2溶接領域Wa2の間にある離間した2つの未溶接の溶接領域のうち、一方の溶接領域(第3溶接領域Wa3)にあるエレクションピース11e,12eを取り除く(第3工程)。なお、この場合、図中のX-X線が弱軸になる。
そして、図6(c)に示すように、1つの(第1の)溶接ロボット40が、第3溶接領域Wa3を溶接する。この場合、本実施形態では、第3溶接領域Wa3における中心軸側部分Wf3を溶接する初期溶接を実行する(第4工程)。中心軸側部分Wf3は、第3溶接領域Wa3における中心軸C1側(溶接ロボット40の反対側)の数層を溶接した部分であって、第1溶接領域Wa1から第2溶接領域Wa2までに渡る範囲である。この中心軸側部分Wf3は、第1及び第2溶接領域(Wa1,Wa2)と合計した溶接部の合計断面積AがステップS1-4において妥当と判定できる面積になる部分である。
そして、図6(d)に示すように、中心軸側部分Wf3の溶接が完了後、残りのエレクションピース11e,12eを角形鋼管11,12から取り除く(第5工程)。なお、この場合、図中のY-Y線が弱軸になる。
次に、図6(e)に示すように、第1の溶接ロボット40を用いて、残りの第3溶接領域Wa3の溶接を行なう。また、もう1つの(第2の)溶接ロボット40を用いて、第4溶接領域Wa4を溶接する(第6工程)。ここで、第4溶接領域Wa4は、第3溶接領域Wa3と対向する位置に配置された未溶接領域であって、第1溶接領域Wa1から第2溶接領域Wa2まで渡る範囲である。
以上により、下方の角形鋼管11の上端部と上方の角形鋼管12の下端部の全周が溶接により接合されて、上下の角形鋼管11,12が一体化される。
(作用)
第3溶接領域Wa3にあるエレクションピース11e,12eを取り除き、第3溶接領域Wa3の中心軸側部分Wf3を初期溶接する。この初期溶接時には、第1及び第2溶接領域(Wa1,Wa2)において溶接した部分と、2つのエレクションピース11e,12eとによって角形鋼管12を保持できる。更に、中心軸側部分Wf3の初期溶接の終了後、エレクションピース11e,12eを取り除き、第4溶接領域Wa4を溶接する。この溶接時には、第1及び第2溶接領域(Wa1,Wa2)と第3溶接領域Wa3の中心軸側部分Wf3とで、角形鋼管12を保持できる。
本実施形態によれば、上記(1-2)と同様な効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(2-1)本実施形態では、第3溶接領域Wa3の初期溶接においては、第1及び第2溶接領域(Wa1,Wa2)において溶接した部分と、2つのエレクションピース11e,12eとによって角形鋼管12を保持する。更に、第4溶接領域Wa4の溶接時には、第1及び第2溶接領域(Wa1,Wa2)と第3溶接領域Wa3の中心軸側部分Wf3とで、角形鋼管12を保持できる。これにより、安全性を確保して、溶接継ぎ部の発生を抑制して溶接部分の品質を確保し、連続して効率的に溶接することができる。
(2-2)本実施形態では、第1の溶接ロボット40が第3溶接領域Wa3を溶接する。そして、第3溶接領域Wa3の中心軸側部分Wf3の初期溶接が終了した後、第2の溶接ロボット40が第4溶接領域Wa4を溶接する。これにより、第4溶接領域Wa4を溶接する第2の溶接ロボット40が待機する時間を短くして、角形鋼管11,12の全周を、短時間で溶接することができる。
(第3実施形態)
次に、図7を用いて、溶接方法を具体化した第3実施形態を説明する。本実施形態は、上記実施形態の角形鋼管11,12とは、エレクションピースを設けた位置のみが異なる。
図7に示すように、本実施形態の角形鋼管21,22には、エレクションピース21e,22eが、中央よりも対向する2つの角に寄った位置に設けられる。
本実施形態では、エレクションピース21e,22eが設けられた状態で、ステップS1-4において妥当と判定できるようなエレクションピース21e,22eの位置を特定する。例えば、第1溶接領域Wb1及び第2溶接領域Wb2の合計断面積Aによるせん断応力τが、溶接部の降伏せん断応力度τy以下等となるように、エレクションピース21e,22eの位置を特定する。ここで、第1溶接領域Wb1及び第2溶接領域Wb2は、上記第1溶接領域Wb1及び第2溶接領域Wb2と同様に、角をそれぞれ含み、角形鋼管21,22の中心軸C1に対して対称となる対向する位置に設けられ、隣接するエレクションピース11e,12eの間に位置する溶接ロボット40が(通常の溶接操作で)溶接できる最大範囲の領域である。
そして、本実施形態においては、上記第1実施形態と同様に溶接する。
ここでは、図7(a)に示すように、下方の角形鋼管21の上に、角形鋼管22を配置して固定する(第1工程)。具体的には、角形鋼管21,22のエレクションピース21e,22e同士を、一直線に整合させて、スプライスプレート20で挟み込み、ボルトとナットで固定する。
次に、各溶接ロボット40が、第1溶接領域Wb1及び第2溶接領域Wb2をそれぞれ溶接する(第2工程)。この場合、第1溶接領域Wb1及び第2溶接領域Wb2として、エレクションピース21e,22eが上記第1実施形態よりも離間しているため、連続した広い溶接領域を確保できる。
次に、図7(b)に示すように、エレクションピース21e,22eを取り除く(第3工程)。この場合、第1溶接領域Wb1及び第2溶接領域Wb2の溶接部分で、角形鋼管21,22が接合される。
そして、図7(c)に示すように、各溶接ロボット40が、第3溶接領域Wb3及び第4溶接領域Wb4をそれぞれ溶接する(第4工程)。これら第3溶接領域Wb3及び第4溶接領域Wb4は、それぞれ角を含み、対向する未溶接の部分であって、それぞれ第1溶接領域Wb1から第2溶接領域Wb2までの範囲である。
以上により、下方の角形鋼管11の上端部と上方の角形鋼管12の下端部の全周が溶接により接合されて、上下の角形鋼管11,12が一体化される。
(作用)
エレクションピース21e,22eの位置をずらすので、第3及び第4溶接領域(Wb3,Wb4)の溶接時には、広い面積の第1及び第2溶接領域(Wb1,Wb2)に形成した溶接部分で角形鋼管12を保持できる。
本実施形態によれば、上記(1-2)及び(1-3)と同様な効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(3-1)本実施形態では、エレクションピース21e,22eの位置をずらして、溶接する第1溶接領域Wb1及び第2溶接領域Wb2の面積を大きくして、第3及び第4溶接領域(Wb3,Wb4)を溶接する。これにより、溶接部の曲げ応力σ及びせん断応力τを小さくすることができ、仮設時の安全性を高めることができる。あるいは、第一実施形態では妥当と判定されない場合であっても、本実施形態では妥当な溶接を行なうことができる。更に、溶接継ぎ部を少なくすることができるので、角形鋼管11,12の溶接部分の品質を確保し、第3及び第4溶接領域(Wb3,Wb4)を連続して効率的に溶接することができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記第1実施形態における溶接方法は、妥当性の判定処理(ステップS1-4)において、算出した曲げ応力σが、溶接部の降伏応力度σy以下であり、かつせん断応力τが、溶接部の降伏せん断応力度τy以下の場合には妥当と判定した。ここで、上方の角形鋼管12を、つなぎ梁を介して他の柱に連結し、角形鋼管12に作用する水平力Pを他の柱に負担させて、上記第1実施形態の溶接方法を行なってもよい。
具体的には、図8に示すように、つなぎ梁16を介して角形鋼管12を、隣接する柱部材14に連結する。この柱部材14は、溶接部分Cp1において、下の柱部材13に接合される。柱部材13は角形鋼管11と梁15により固定される。なお、溶接部分Cp1の代わりに、柱部材13,14のエレクションピースを用いて、柱部材13,14を固定してもよい。
ここで、図9に示すように、つなぎ梁16は、溶接する角形鋼管11,12の弱軸(X-X線)方向に水平力Pを伝達できる方向となるように、角形鋼管12に設ける。図9(a)は、つなぎ梁16を2方向に設置した状態を示す。ここで、つなぎ梁16は、本設梁及び仮設梁の何れでもよい。また、仮設梁の場合等においては、図9(b)に示すように、角形鋼管12の角に、隣接する柱部材からのつなぎ梁16を介して、つなぎ梁16を1方向に設置してもよい。そして、第1及び第2溶接領域(Wa1,Wa2)の溶接後、角形鋼管12に作用する水平力Pを、つなぎ梁16を介して柱部材14,13に負担させた状態で、エレクションピース11e,12eを取り除き、第3及び第4溶接領域(Wa3,Wa4)を溶接する。これにより、つなぎ梁16により、水平力Pを負担できる。
また、図10に示すように、つなぎ梁16で連結した各角形鋼管11,12における第1及び第2溶接領域(Wa1,Wa2)を、隣接する柱の間の中間に位置する垂直面に対して面対称となる位置に配置する。更に、第2溶接領域Wa2を、隣接する2つの柱に対向する位置に配置する。これにより、角形鋼管11,12の溶接部分の弱軸方向を90度ずつ回転させることができるため、隣接する角形鋼管12同士で弱点を補うことができる。なお、この場合、角形鋼管11,12を溶接する時には、隣接する角形鋼管11,12の溶接が未完了の状態でもよいし、またエレクションピース11e,12eを取り除いた状態でもよい。
・上記第2実施形態では、第3溶接領域Wa3の中心軸側部分Wf3を溶接した後、残りのエレクションピース11e,12eを取り除いて、第4溶接領域Wa4を溶接した。1つの溶接ロボット40で溶接する場合等、第3溶接領域Wa3をすべて溶接し、残りのエレクションピース11e,12eを取り除いた後で、第4溶接領域Wa4を溶接してもよい。
・上記各実施形態では、第1工程において、角形鋼管11,12,21,22のエレクションピース11e,12e,21e,22eを、スプライスプレート20、ボルト及びナットを用いて整合させて固定した。エレクションピース11e,12e,21e,22eを用いて、角形鋼管12を、角形鋼管11に対して位置合わせを行なって固定する方法は、スプライスプレート20を用いる場合に限られない。例えば、スプライスプレート20の代わりに、エレクションピース11e,12e,21e,22e同士を固定する公知の専用の鉄骨建方冶具(専用工器具)を用いてもよい。
・上記各実施形態では、角形鋼管11,12,21,22の各辺にエレクションピース11e,12e,21e,22eを1つずつ設けた。エレクションピースの数は1つに限られない。例えば、角形鋼管11,12の大きさや形状によっては、各辺に複数のエレクションピースを設けた角形鋼管に適用してもよい。この場合には、第2工程として、隣接するエレクションピースの間にあり、かつ対向する位置に配置される第1溶接領域及び第2溶接領域を溶接する。ここで、エレクションピースが均等に配置されていない場合には、より面積が大きくなる溶接部分を第1溶接領域及び第2溶接領域として溶接することが好ましい。また、第1溶接領域及び第2溶接領域は、角を含まない領域でもよい。そして、溶接した第1溶接領域から第2溶接領域までの2つの未溶接領域のうち少なくとも1方の領域のエレクションピースを取り除いて、溶接を行なう。この場合においても、溶接継ぎ部を少なくすることができる。
・上記各実施形態においては、2台の溶接ロボット40を用いて、角形鋼管11,12,21,22の接合部分を溶接した。溶接ロボット40は、2台に限られず、1台でもよい。
・上記各実施形態においては、上下に配置した角形鋼管11,12,21,22の端部を溶接した。上下に配置された上端部と下端部とを溶接する柱部材は、角形鋼管に限られない。例えば、円形鋼管や溶接組立箱型断面柱の柱部材を、上下に溶接する場合にも用いることができる。ここで、円形鋼管は、通常、等間隔に4つのエレクションピースを用いて固定される。このため、隣接するエレクションピース間であって、対向する位置にある溶接領域を第1溶接領域及び第2溶接領域として溶接する(第2工程)。そして、エレクションピースを取り除き(第3工程)、第1溶接領域から第2溶接領域に渡る第3及び第4溶接領域を溶接する(第4工程)。この場合においても、溶接継ぎ部を少なくして効率的に溶接することができる。
・上記各実施形態においては、溶接方法の妥当性の評価処理を実行する。この処理をコンピュータに実行させてもよい。この場合には、コンピュータに、各種値(水平震度k、角形鋼管12の重量W、距離L、溶接部の弱軸回りの断面係数Z、第1溶接領域Wa1及び第2溶接領域Wa2の合計断面積A)を入力する。そして、コンピュータが、モーメントM、曲げ応力σ及びせん断応力τを算出し、降伏応力度σy及び降伏せん断応力度τyと比較して妥当性の判定処理を実行し、妥当性の判定結果を出力する。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、以下に追記する。
(a)前記第3工程においては、前記第3溶接領域に対応して配置されたエレクションピースのみを取り除き、
前記第4工程においては、前記第3溶接領域において、前記第1溶接領域から前記第2溶接領域に渡るように前記中心軸側の部分を溶接する初期溶接を行ない、
前記初期溶接の終了後、前記第4溶接領域に配置されたエレクションピースを取り除く第5工程と、
前記第4溶接領域を溶接する第6工程とを備えることを特徴とする請求項1に記載の溶接方法。
C1…中心軸、Cp1…溶接部分、Wa1,Wb1…第1溶接領域、Wa2,Wb2…第2溶接領域、Wa3,Wb3…第3溶接領域、Wa4,Wb4…第4溶接領域、Wc1,Wc2,Wc3,Wc4…角部分、Wf3…中心軸側部分、Ws1,Ws2,Ws3,Ws4…直線部、11,12,21,22,51,52…角形鋼管、13,14…柱部材、11e,12e,21e,22e,51e,52e…エレクションピース、15…梁、16…つなぎ梁、20…スプライスプレート、30…ガイドレール、31…コーナユニット、35…取付部、40…溶接ロボット、41…台車、42…制御ケーブル、44…コンジットケーブル、45…溶接トーチ。

Claims (5)

  1. 複数のエレクションピースを備え上下に配置された2つの柱部材の端部を、前記柱部材に取り付けた溶接ロボットを用いて溶接する溶接方法であって、
    前記エレクションピースは、前記柱部材の中心軸を挟んで対向する2組の2面に設けられ、
    前記エレクションピースを用いて、上方の前記柱部材を、下方の前記柱部材に対して位置合わせを行なって固定する第1工程と、
    隣接するエレクションピース間の領域であって、前記柱部材の中心軸に対して対向する第1溶接領域及び第2溶接領域を溶接する第2工程と、
    前記第1溶接領域と前記第2溶接領域とに挟まれた第3溶接領域及び第4溶接領域のうち少なくとも前記第3溶接領域に配置された前記エレクションピースを取り除く第3工程と、
    前記第3溶接領域を、前記第1溶接領域及び前記第2溶接領域に渡るように溶接する第4工程とを備えることを特徴とする溶接方法。
  2. 前記柱部材は、角形鋼管であって、
    前記角形鋼管の4面に、前記エレクションピースが設けられ、
    前記第3工程において、前記第3溶接領域及び前記第4溶接領域に設けられたすべての前記エレクションピースを取り除き、
    前記第4工程において、前記第3溶接領域とともに、前記第3溶接領域に対向する前記第4溶接領域を溶接することを特徴とする請求項1に記載の溶接方法。
  3. 前記柱部材には、2台の前記溶接ロボットが取り付けられており、
    前記第2工程において、前記溶接ロボットが、前記第1溶接領域及び前記第2溶接領域をそれぞれ溶接し、
    前記溶接ロボットが、前記第3溶接領域及び前記第4溶接領域をそれぞれ溶接することを特徴とする請求項1又は2に記載の溶接方法。
  4. 複数のエレクションピースを備え上下に配置された2つの角形鋼管の端部を、前記角形鋼管に取り付けた溶接ロボットを用いて溶接する溶接方法であって、
    前記角形鋼管の各面に設けられた前記エレクションピースを用いて、上方の前記角形鋼管を、下方の前記角形鋼管に対して位置合わせを行なって固定する第1工程と、
    隣接するエレクションピース間の領域であって、前記角形鋼管の中心軸に対して対向する第1溶接領域及び第2溶接領域を溶接する第2工程と、
    前記第1溶接領域と前記第2溶接領域とに挟まれた第3溶接領域及び第4溶接領域のうち少なくとも前記第3溶接領域に配置された前記エレクションピースを取り除く第3工程と、
    前記第3溶接領域を、前記第1溶接領域及び前記第2溶接領域に渡るように溶接する第4工程とを備え、
    前記第1溶接領域及び前記第2溶接領域が大きくなるように、前記第3溶接領域又は前記第4溶接領域の角を挟んで隣接する2つの前記エレクションピースを、各辺の中央よりも前記角に近い位置に配置したことを特徴とする溶接方法。
  5. 複数のエレクションピースを備え上下に配置された2つの柱部材の端部を、前記柱部材に取り付けた溶接ロボットを用いて溶接する溶接方法であって、
    前記エレクションピースを用いて、上方の前記柱部材を、下方の前記柱部材に対して位置合わせを行なって固定する第1工程と、
    隣接するエレクションピース間の領域であって、前記柱部材の中心軸に対して対向する第1溶接領域及び第2溶接領域を溶接する第2工程と、
    前記第1溶接領域と前記第2溶接領域とに挟まれた第3溶接領域及び第4溶接領域のうち少なくとも前記第3溶接領域に配置された前記エレクションピースを取り除く第3工程と、
    前記第3溶接領域を、前記第1溶接領域及び前記第2溶接領域に渡るように溶接する第4工程とを備え、
    前記第3工程よりも前に、前記上方の柱部材は、つなぎ梁を介して他の柱に固定されていることを特徴とする溶接方法。
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