JP7340220B2 - 複合コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、複合コネクタに関する。
カード受容空間を有するコネクタハウジングと、カード受容空間に挿入されるICカードの平面状コンタクトに接触するコンタクトとを備えるコネクタが提案されている(例えば特許文献1を参照)。
特許文献1では、前記コンタクトが、展開長の方向に関して、リード部側から、固定部と、連結部と、V字腕部と、押圧部とを順次に設けている。
V字腕部は、連結部側の第1腕部と、押圧部側の第2腕部と、第1腕部と第2腕部とを接続する基部とを含む。また、第1腕部の先端には、ICカードの平面状コンタクトに接触される接触部が設けられ、該接触部は、連結部と接続されている。連結部は、接触部よりも、カード挿入方向側に配置されている。
ICカードがカード受容空間に挿入されると、ICカードの先端部が、押圧部と当接接触して押圧部を押し下げる。これにより、V字腕部が、基部を支点にシーソー状に揺動されて、接触部が押し上げられ、ICカードの平面状コンタクトに当接接触される。
特許文献1では、V字腕部の寸法を適当に定めることにより、接触部が平面状コンタクトに接触するタイミングの調節が可能である。このため、接触部と平面状コンタクトが相対摺動する距離を必要最小限に抑えることができ、摩耗を低減して、接触不良の発生を抑制することができるという利点がある。
特許第3403098号公報
しかしながら、ICカードの先端部により駆動される被駆動部としての連結部が、接触部よりも、カード挿入方向側に配置されているため、固定部から連結部(被駆動部)に至る、コンタクトの展開長が長くなる。このため、材料増により製造コストが高くなる。
本発明の目的は、接触不良の発生を抑制することができ且つ安価な複合コネクタを提供することである。
請求項1に記載の発明は、第1コネクタ(2;2Q)と、前記第1コネクタに対して接続される第2コネクタ(3;3P;3Q)であって、導体(5;62)と、駆動部(51;51P)を含み前記導体を支持する支持体(B)と、を含む第2コネクタと、を含む複合コネクタ(1;1P;1Q)を提供する。前記第1コネクタは、前記第2コネクタが挿入方向(X1)に挿入される挿入凹部(S)を形成するハウジング(10)と、前記ハウジングに固定される固定部(91)と、前記固定部に接続された基端部(92a)から延設端部(92b)まで前記挿入方向の反対側(X2)へ延びる第1アーム部(92)と、被駆動部としての弾性屈曲部(93)と、前記第1アーム部の前記延設端部から前記弾性屈曲部を介して折り返されて先端部(95b)まで延び、前記先端部に接触部(94)が配置された第2アーム部(95)と、を含むコンタクト(9)と、を備える。前記弾性屈曲部が、前記挿入凹部への前記相手方コネクタの挿入に伴って前記駆動部によって駆動されることにより、前記接触部が前記導体に接触されるように構成されており、前記弾性屈曲部は、R状をなし、前記第1アーム部と前記第2アーム部とをU字状に接続している。前記支持体が、前記挿入方向に対して傾斜し、前記挿入凹部への前記第2コネクタの挿入に伴って前記弾性屈曲部と当接する前記駆動部としての傾斜部(51;51P)を含み、前記傾斜部が、前記弾性屈曲部を介して前記第1アーム部を前記導体側へ揺動させることにより前記接触部を前記導体に接触させる第1駆動と、前記接触部が前記導体に接触された状態で前記弾性屈曲部を撓み変形させることにより、前記接触部を前記導体に加圧させる第2駆動とを達成する。前記支持体が、センサ素子(6)と前記導体とが実装されたシート状の生体センサ(7)であって挿入方向側の端部(7d)に前記導体が露出された生体センサと、前記生体センサの前記挿入方向側の端部を覆う状態で前記生体センサを支持するホルダ(8)と、を含む。前記ホルダが、ホルダ本体(30)と、前記ホルダ本体と連結され、前記ホルダ本体との間に前記生体センサを保持する保持空間(S3)を形成する閉状態と前記保持空間を開放する開状態とに変位されるカバー(40)と、を含む。前記ホルダ本体が、前記挿入方向側の端部に、前記生体センサの挿入方向側の端部を収容し、前記挿入凹部に挿入されるボックス状の挿入枠(35)を含み、前記カバーが、カバー本体(41)と、前記カバー本体の挿入方向側の端部から突出し、前記挿入枠内に挿入された状態で前記生体センサを押さえる複数の凸リブ(45,46)と、を含み、前記複数の凸リブが、前記挿入方向と直交する幅方向(W)に関して、前記生体センサの一対の幅方向端部を押さえる一対の端部凸リブ(45)と、前記生体センサの幅方向中間部を押さえる中間部凸リブ(46)と、を含む。
なお、括弧内の英数字は、後述する実施形態における対応構成要素等を表すが、このことは、むろん、本発明がそれらの実施形態に限定されるべきことを意味するものではない。以下、この項において同じ。
請求項に記載の発明のように、請求項に記載の複合コネクタにおいて、前記支持体が、前記傾斜部の挿入方向側に配置され、前記挿入凹部に対する前記第2コネクタの挿入初期状態で前記弾性屈曲部に対する接触を回避する逃げ部(52;52P)と、前記傾斜部の前記挿入方向の反対側に配置され、前記挿入凹部に対する前記第2コネクタの挿入完了状態で前記第1アーム部の前記延設端部を受ける受け部(55;55P)と、を含んでいてもよい。
請求項1に記載の発明では、挿入凹部への第2コネクタの挿入に伴って、第2コネクタの駆動部が、被駆動部としての弾性屈曲部を駆動することにより、接触部が導体に接触される。相手方コネクタの挿入に際して、駆動部が弾性屈曲部に当接する挿入途中位置に達するまでは、接触部に対して導体が接触しない。このため、接触部の摺動摩耗を低減することができて、接触不良の発生を抑制することができる。
また、コンタクトにおいて、固定部から延びる第1アーム部と、先端部に接触部が配置された第2アーム部とが、被駆動部としての弾性屈曲部を介して折り返し状に接続される。すなわち、コンタクトの展開長の方向に関して、固定部と接触部との間に被駆動部(弾性屈曲部)が配置される。このため、被駆動部が固定部と接触部との間の範囲の外に配置される場合と比較して、コンタクトの展開長を短くすることができる。このため、材料費の低減により、安価なコネクタを実現することができる。
また、第2コネクタが第1コネクタの挿入凹部に挿入されるに伴って、第2コネクタの支持体の傾斜部(駆動部)が、弾性屈曲部(被駆動部)と当接し弾性屈曲部を介してコンタクトの第1アーム部を揺動させて、コンタクトの第2アーム部の先端部の接触部を第2コネクタの導体に接触させる(第1駆動)。また、傾斜部が、接触部が導体に接触された状態で、弾性屈曲部を撓ませて、弾性屈曲部の撓み反力によって接触部を導体に加圧させる(第2駆動)。第2コネクタの挿入に際して、傾斜部が弾性屈曲部に当接する挿入途中位置に達するまでは、接触部に対して導体が接触しない。このため、接触部の摺動摩耗を低減することができて、接触不良の発生を抑制することができる。また、弾性屈曲部の撓み反力によって接触部が導体に加圧されるため、接触不良の発生を一層抑制することができる。
また、導体が露出される生体センサの端部が、ホルダによって覆われる。このため、導体に異物が付着することを抑制することができて、接触不良の発生を抑制することができる。
また、カバーを開閉させてホルダに対してシート状の生体センサの着脱を容易に行うことができる。
また、カバーに設けられた一対の端部凸リブと中間凸リブとが、ホルダ本体の挿入枠内に挿入された状態で、シート状の生体センサの一対の幅方向の端部と幅方向中間部とを押さえる。これにより、シート状の生体センサの挿入方向側の端部にめくれが発生することを抑制することができて、接触不良の発生を抑制することができる。
請求項に記載の発明では、挿入凹部への第2コネクタの挿入初期状態において、逃げ部が弾性屈曲部に対する接触を回避するため、接触部が導体に接触されない。このため、接触部の摺動摩耗を低減する効果が高い。また、挿入凹部への第2コネクタの挿入完了状態において、支持体の受け部が第1アーム部の延設端部を受けるため、弾性屈曲部を精度良く撓み変位させることができる。このため、導体に対する接触部の接触において、安定した接触圧力を得ることができ、接触不良の発生を抑制することができる。
図1は、本発明の第1実施形態の複合コネクタの分解斜視図である。 図2(a)は、複合コネクタの第1コネクタのハウジングの平面図である。図2(b)は、第1コネクタのハウジングの側面図である。 図3は、第1コネクタのハウジングの正面図である。 図4は、第1コネクタのハウジングの背面図である。 図5は、第1コネクタの一部破断斜視図である。 図6は、第1コネクタのコンタクトの斜視図である。 図7(a)は、第2コネクタのホルダのホルダ本体の平面図であり、図7(b)は、ホルダ本体の側面図である。 図8は、ホルダ本体の底面図である。 図9は、ホルダ本体の正面図である。 図10は、ホルダ本体の背面図である。 図11は、ロックアームの概略図である。 図12(a)は、カバーの平面図であり、図12(b)は、カバーの側面図である。 図13は、カバーの底面図である。 図14は、カバーの正面図である。 図15は、カバーの背面図である。 図16Aは、ロック機構の概略断面図であり、ロック動作の途中の状態を示している。 図16Bは、ロック機構の概略断面図であり、ロック完了状態を示している。 図17Aは、第2コネクタの組立工程の第1段階の斜視図である。 図17Bは、第2コネクタの組立工程の第2段階の斜視図である。 図18Aは、第2コネクタの組立工程の第3段階の斜視図である。 図18Bは、第2コネクタの組立状態の斜視図である。 図19Aは、第2コネクタの斜視図である。 図19Bは、第2コネクタの要部の拡大斜視図であり、図19Aの一部を拡大した斜視図である。 図20Aは、第1コネクタに第2コネクタが挿入される前の状態を示す複合コネクタの断面図である。 図20Bは、第2コネクタの挿入途中状態を示す複合コネクタの断面図である。 図20Cは、第2コネクタの挿入完了状態を示す複合コネクタの断面図である。 本発明の第2実施形態の複合コネクタの分解断面図である。 本発明の第3実施形態の複合コネクタの分解断面図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に従って説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態の複合コネクタの分解斜視図である。図1に示すように、複合コネクタ1は、第1コネクタ2と、第2コネクタ3を備える。
第1コネクタ2は、例えば基板4に実装されたリセプタクル型コネタクである。第2コネクタ3は、導体5とセンサ素子6(図17Aを参照)とが実装された可撓性のシート状の生体センサ7と、生体センサ7の端部7dを覆って支持するホルダ8とを含む。生体センサ7とホルダ8とで、導体5を支持する支持体Bが構成されている。
次いで、第1コネクタ2を説明する。
図1に示すように、第1コネクタ2は、コンタクト9と、ハウジング10と、一対の補強タブ20とを含む。図2(a)は、ハウジング10の平面図であり、図2(b)は、ハウジング10の側面図である。図3は、ハウジング10の正面図である。図4は、ハウジング10の背面図である。図5は、第1コネクタ2の一部破断斜視図である。
図2~図5を参照して、ハウジング10を説明する。ハウジング10は、絶縁材料により形成されている。ハウジング10は、天壁部11と、底壁部12と、一対の側壁部13と、後壁部14と、一対の内部壁部15と、各一対の保持壁16とを含む。天壁部11と、底壁部12と、一対の側壁部13と、後壁部14とによって、前方に開放する挿入凹部Sが区画形成されている。
一対の内部壁部15は、挿入凹部S内に横並びで配置されている。一対の内部壁部15は、後壁部14から前方へ延びており、天壁部11と底壁部12とに平行である。
後壁部14には、前後に延びるコンタクト固定孔17が形成されている。各内部壁部15には、コンタクト固定孔17に連通し前後方向に延びるコンタクト収容溝18が横並びに形成されている。コンタクト収容溝18は、内部壁部15を上下に貫通する貫通溝からなる。
各一対の保持壁16は、各側壁部13から外側方に突出形成されている。各保持壁16には、補強タブ20の後述する第1固定部22が圧入される圧入溝16aが形成されている。
次いで、コンタクト9を説明する。
図5に示すように、コンタクト9は、金属材料製であり、第2コネクタ3の導体5と同数設けられている。図6は、コンタクト9の斜視図である。図6に示すように、コンタクト9は、固定部91と、第1アーム部92と、弾性屈曲部93と、接触部94を含む第2アーム部95と、リード部96とを備える。
固定部91は、略矩形板状に形成されており、ハウジング10のコンタクト固定孔17(図5を参照)に圧入固定される。具体的には、固定部91は、圧入によりハウジング10に係止される係止突起91aを有している。
第1アーム部92は、固定部91に接続された基端部92aと、延設端部92bとを含む。第1アーム部92は、基端部92aから延設端部92bまで前方(挿入方向X1の反対側X2)へ、やや斜め下向き(図5を参照)に延びる弾性アームである。第1アーム部92は、基端部92aを支点として弾性的に揺動変位される。
弾性屈曲部93は、第1アーム部92と第2アーム部95とを接続している。第2アーム部95は、基端部95aと、先端部95bとを含む。第2アーム部95は、第1アーム部92の延設端部92bから弾性屈曲部93を介して折り返されて先端部95bまで延びている。弾性屈曲部93がその屈曲角度を小さくするように弾性的に撓むことにより、第1アーム部92に対して第2アーム部95が弾性的に揺動変位される。
第2アーム部95の先端部95bに、接触部94が配置されている。接触部94は、山形の凸部の頂部により形成されている。
図5に示すように、ハウジング10の挿入凹部Sは、内部壁部15の上側の第1エリアS1と、内部壁部15の下側の第2エリアS2とを含む。
コンタクト9の自由状態で、第1アーム部92の前側半部と、弾性屈曲部93の第1アーム部92側の半部とが、第2エリアS2に突出している(図20Aを参照)。コンタクト9の自由状態で、第2アーム部95の先端部95bの接触部94が、僅かに第1エリアS1に突出している(図20Aを参照)。
次いで、補強タブ20を説明する。補強タブ20(図1では、一方の補強タブ20のみを示す)は、本体部21と、一対の第1固定部22と、第2固定部23とを含む。本体部21は、ハウジング10の側壁部13の外側面に沿わされる例えば矩形板状の部分である。
一対の第1固定部22は、本体部21から前後に延設されている。一対の第1固定部22は、ハウジング10の一対の保持壁16の圧入溝16a(図2(a)を参照)に圧入固定される。第2固定部23は、本体部21の下縁部21aから外側方へ延設されている。第2固定部23は、基板4の表面4aの導体部4bに半田付けにより固定される。補強タブ20は、ハウジング10を基板4に強固に固定する機能を果たす。
次いで、第2コネクタ3を説明する。
図1に示すように、第2コネクタ3は、シート状の生体センサ7と、ホルダ8とを備える。生体センサ7は、薄型の基板であり、例えばFPC(Flexible Printed Circuit)である。生体センサ7の厚みは、非常に薄く、例えば、0.数mmである。生体センサ7は、例えば皮膚の表面に貼り付けられて用いられる。生体センサ7、例えば、使い捨てとされる。
生体センサ7は、第1面7aと、第2面7bと、一対の側部7cと、挿入方向X1側の端部7dと、挿入方向X1の反対側X2の端部(図示せず)とを含む。また、生体センサ7は、各側部7cから外側方へ突出し、互いの間に係止溝72が形成される一対の係止突起71を含む。
生体センサ7には、導体5と、複数のセンサ素子6とが実装されている。図示していないが、導体5によって、複数のセンサ素子6間が、電気的に接続されている。また、導体5の一部が、生体センサ7の第1面7aにおいて端部7dに露出されて端子を形成している。生体センサ7において、前記端子以外の部分は、絶縁層で被覆されている。
センサ素子6は、例えば温度センサ素子である。温度センサ素子は、例えば、温度によって抵抗値が変化するサーミスタである。サーミスタの場合には、チップサーミスタが好適に用いられる。なお、センサ素子6は、温度センサ素子、グルコースセンサ素子、心電センサ素子、脈波センサ素子などの少なくとも一つを含んでいればよい。
次いで、ホルダ8を説明する。
ホルダ8は、ホルダ本体30と、ホルダ本体30と連結されるカバー40とを備える(図20Aを参照)。カバー40は、ホルダ本体30との間に生体センサ7の保持空間S3を形成する閉状態(図20Aを参照)と、保持空間S3を開放する開状態(図18Aを参照)とに変位される。
まず、ホルダ本体30を説明する。
図7(a)は、ホルダ本体30の平面図であり、図7(b)は、ホルダ本体30の側面図である。図8は、ホルダ本体30の底面図である。図9は、ホルダ本体30の正面図である。図10は、ホルダ本体30の背面図である。
図7~図10を参照して、ホルダ本体30は、主壁部31と、一対の側壁部32と、連結壁部33と、一対の溝形壁部34とを含む。
図7(a)及び図8に示すように、主壁部31は、生体センサ7の第2面7bを受ける。主壁部31は、挿入方向X1に関して前側部分31aと後側部分31bとを含む。後側部分31bは、挿入方向X1と直交する幅方向Wに関して、前側部分31aよりも広幅に形成されている。後側部分31bは、前側部分31aよりも外側方へ突出している。
一対の側壁部32は、主壁部31の前側部分31aの一対の側部に連結され、生体センサ7の一対の側部7cと対向する(図17Bを参照)。図9に示すように、連結壁部33は、一対の側壁部32の挿入方向X1側の端部間を連結し、主壁部31と対向する。
図9に示すように、主壁部31の一部と連結壁部33と一対の側壁部32の一部とによって、ボックス状の挿入枠35が構成されている。挿入枠35は、生体センサ7の挿入方向X1側の端部7dを収容し、且つ挿入凹部Sに挿入される
挿入枠35の一内面である、連結壁部33の内面33a(主壁部31側の面)には、第1コネクタ2への連結時に、第1コネクタ2の各コンタクト9の第1アーム部92が挿入されるコンタクト挿入溝33bが形成されている。
図8及び図17Aに示すように、一対の溝形壁部34は、主壁部31の後側部分31bの一対の側部から上方へ延設されている。一対の溝形壁部34は、互いの開放側を向き合わせて幅方向Wに対向している。
各溝形壁部34内の空間には、生体センサ7を係止する係止突起36と、カバー40を閉じ状態にロックするロックアーム37とが配置されている。係止突起36及びロックアーム37は、主壁部31から上方へ延設されている。
図17A及び図17Bに示すように、各係止突起36は、主壁部31によって受けられた生体センサ7の対応する係止溝72に嵌合することにより、生体センサ7を係止する機能を果たす。
図11に示すように、各ロックアーム37は、主壁部31から立ち上がる片持ち状の一対の弾性アーム38と、一対の弾性アーム38の先端部どうしを連結する係止アーム39とを含み、溝形枠状に形成されている。係止アーム39に、カバー40側の後述する係止突起43(図16Bを参照)が引っ掛け係止される。図7(a)に示すように、主壁部31には、ロックアーム37を形成するときの型抜き用の透孔31cが形成されている。
次いで、カバー40を説明する。
図12(a)は、カバー40の平面図であり、図12(b)は、カバー40の側面図である。図13は、カバー40の底面図である。図14は、カバー40の正面図である。図15は、カバー40の背面図である。
図12~図15を参照して、カバー40は、略矩形のカバー本体41と、一対の嵌合凸部42と、係止突起43と、格子状の押さえリブ44と、挿入枠35内に挿入される一対の端部凸リブ45と中間凸リブ46と、複数の案内溝50とを含む。
カバー本体41は、閉じ状態でホルダ本体30の主壁部31と対向する内面である第1面41aと、第1面41aの反対側の面である第2面41bとを含む。格子状の押さえリブ44は、第1面41aに設けられている。
一対の端部凸リブ45及び中間凸リブ46は、格子状の押さえリブ44から連続的に設けられており、カバー本体41の挿入方向X1側の端部から突出している。一対の端部凸リブ45及び中間凸リブ46は、ホルダ本体30の挿入枠35内に挿入された状態で生体センサ7を押さえる機能を果たす。
具体的には、一対の端部凸リブ45は、挿入方向X1と直交する幅方向Wに関して、生体センサ7の一対の幅方向端部を押さえる。中間凸リブ46は、生体センサ7の幅方向中間部(例えば中央部)を押さえる(図19A及び図19Bを参照)。
図12(a)に示すように、案内溝50は、カバー本体41の第1面41aの挿入方向X1側の端部から挿入方向X1の反対側X2へ所定長さで延びている。案内溝50の底部は、駆動部としての傾斜部51と、逃げ部52とを含む。
図20Aに示すように、逃げ部52は、傾斜部51に対して挿入方向X1側に配置されている。逃げ部52は、カバー40の閉じ状態で挿入方向X1に平行な平坦面である。逃げ部52は、挿入凹部Sに対する第2コネクタ3の挿入初期状態(図示していないが、図20Aと図20Bとの間の挿入状態)で、弾性屈曲部93(被駆動部)に対する接触を回避する。
傾斜部51は、カバー40の閉じ状態で挿入方向X1に対して傾斜する。具体的には、傾斜部51は、カバー40の閉じ状態で、挿入方向X1の反対側X2に向かうにしたがって、ホルダ本体30の主壁部31側へ近づくように傾斜する。
駆動部としての傾斜部51は、挿入凹部Sに対する第2コネクタ3の挿入途中状態で、弾性屈曲部93を介して第1アーム部92を導体5側へ揺動させることにより接触部94を導体5に接触させる第1駆動(図20Bを参照)と、接触部94が導体5に接触された状態で弾性屈曲部93を撓み変形させることにより、接触部94を導体5に加圧させる第2駆動(挿入完了状態を示す図20Cを参照)とを達成する。
図12(a)及び図20Aに示すように、カバー本体41の第1面41aは、傾斜部51に対して挿入方向X1の反対側X2に隣接する受け部55を含む。受け部55は、図20Cに示すように、挿入凹部Sに対する第2コネクタ3の挿入完了状態で、第1アーム部92の延設端部92bを受ける。
図12(a)に示すように、一対の嵌合凸部42は、カバー本体41の一対の側部から外側方へ突出している。各嵌合凸部42は、カバー40の閉じ状態で(図18Bを参照)、ホルダ本体30の対応する溝形壁部34に嵌合される。各嵌合凸部42には、嵌合凸部42がホルダ本体30の溝形壁部34に嵌合された状態で、ホルダ本体30の係止突起36と嵌合する嵌合凹部47が形成されている(図12(a)及び図18Aを参照)。
図15に示すように、係止突起43は、各嵌合凸部42の外側面から突出形成されている。ホルダ本体30のロックアーム37とカバー40の係止突起43とによって、カバー40を閉じ状態にロックするロック機構R(図16Bを参照)が構成されている。具体的には、係止突起43は、ホルダ本体30のロックアーム37の係止アーム39に係止される係止面48と、傾斜状の案内面49とを含む三角形状の突起である。
図16A及び図16Bは、ロック機構Rの概略断面図であり、ロック機構Rの動作を順次に示している。図16Aに示すように、傾斜状の案内面49によって外側方へ押されたロックアーム37の係止アーム39が、外側方へ弾性的に撓んだ後、図16Bに示すように、弾性復帰することにより、係止アーム39が、係止突起43の係止面48を係止する。
次いで、第2コネクタ3の組立工程を説明する。
図17Aは、第2コネクタ3の組立工程の第1段階の斜視図である。図17Bは、組立工程の第2段階の斜視図である。図18Aは、組立工程の第3段階の斜視図である。図18Bは、第2コネクタ3の組立状態の斜視図である。
まず、図17A及び図17Bに示すように、例えば皮膚から取り外された生体センサ7を、ホルダ本体30に取り付ける。具体的には、生体センサ7の端部7dをホルダ本体30の挿入枠35内に差しんだ状態で、ホルダ本体30の主壁部31によって生体センサ7の第2面7bを受けさせる。また、このとき、生体センサ7の各側部7cの一対の係止突起71をホルダ本体30の溝形壁部34内に収容し、且つ一対の係止突起71間の係止溝72にホルダ本体30の係止突起36を係止させる。
次いで、図17Bに示すように、生体センサ7を係止したホルダ本体30に対してカバー40を取り付ける。具体的には、図18Aに示すように、カバー40を傾けた状態で、カバー本体41の挿入方向X1側の端部から突出する一対の端部凸リブ45と中間凸リブ46(図17Bを参照)とをホルダ本体30の挿入枠35内に差し込む。
次いで、図18Bに示すように、カバー40の挿入方向X1の反対側X2の端部を押し下げて、カバー40の一対の嵌合凸部42をホルダ本体30の一対の溝形壁部34内に押し入れる。このとき、図16Bに示すように、カバー40の係止突起43が、ロックアーム37の係止アーム39に係止され、カバー40のロックが達成される。
また、図20Aに示すように、カバー40の格子状の押さえリブ44によって、生体センサ7が、ホルダ本体30の主壁部31側へ押圧される。また、挿入枠35内でカバー40の端部凸リブ45及び中間凸リブ46によって、生体センサ7の挿入方向X1側の端部がホルダ本体30の主壁部31側へ押圧される。
このようにして組み立てられた第2コネクタ3が、第1コネクタ2の挿入凹部Sに対して、図20A及び図20Bに示すように挿入される。
第2コネクタ3のホルダ本体30の主壁部31の挿入方向X1側の先端部から所定範囲の部分と生体センサ7の挿入方向X1側の端部7dから所定範囲の部分が、第1コネクタ2の挿入凹部Sの第1エリアS1に挿入される。また、第2コネクタ3のカバー40のカバー本体41の挿入方向X1側の先端部から所定範囲の部分が、第1コネクタ2の挿入凹部Sの第2エリアS2に挿入される。
図20Bに示すように、第2コネクタ3が挿入凹部Sに対する挿入途中位置に達すると、コンタクト9の弾性屈曲部93が、ホルダ8のカバー40の傾斜部51と当接されて、傾斜部51によって、第1アーム部92の弾性に抗して持ち上げられる。これにより、コンタクト9の接触部94が、生体センサ7の導体5(図20Bでは図示せず)に接触される。
図20Cに示すように、第2コネクタ3が挿入凹部Sに対する挿入完了位置に達すると、弾性屈曲部93がカバー40の受け部55に乗り上げる。これにより、弾性屈曲部93が屈曲角度を小さくするように撓まされる。このため、弾性屈曲部93の撓み反力によって、接触部94が生体センサ7の導体5に強く加圧される。
本実施形態の第1コネクタ2によれば、下記の効果を奏する。
すなわち、第1コネクタ2の挿入凹部Sへの第2コネクタ3(相手方コネクタ)の挿入に伴って、第2コネクタ3の駆動部(傾斜部51)が、第1コネクタ2のコンタクト9の被駆動部としての弾性屈曲部93を駆動することにより、接触部94が、第2コネクタ3の生体センサ7の導体5に接触される。第2コネクタ3の挿入に際して、駆動部(傾斜部51)が弾性屈曲部93に当接する挿入途中位置(図20Bを参照)に達するまでは、接触部94に対して導体5が接触しない。このため、接触部94の摺動摩耗を低減することができて、接触不良の発生を抑制することができる。
また、コンタクト9において、固定部91から延びる第1アーム部92と、先端部95bに接触部94が配置された第2アーム部95とが、被駆動部としての弾性屈曲部93を介して折り返し状に接続される。すなわち、コンタクト9の展開長の方向に関して、固定部91と接触部94との間に被駆動部(弾性屈曲部93)が配置される。このため、被駆動部が固定部と接触部との間の範囲の外に配置される場合と比較して、コンタクト9の展開長を短くすることができる。このため、材料費の低減により、安価な第1コネクタ2を実現することができる。
また、本実施形態の複合コネクタ1によれば、下記の効果を奏する。
すなわち、第2コネクタ3が第1コネクタ2の挿入凹部Sに挿入されるに伴って、第2コネクタ3の支持体Bの傾斜部51(駆動部)が、弾性屈曲部93(被駆動部)と当接し弾性屈曲部93を介してコンタクト9の第1アーム部92を揺動させて、コンタクト9の第2アーム部95の先端部95bの接触部94を第2コネクタ3の導体5に接触させる(第1駆動。図20Bを参照)。
また、傾斜部51が、接触部94が導体5に接触された状態で、弾性屈曲部93を撓ませて、弾性屈曲部93の撓み反力によって接触部94を導体5に加圧させる(第2駆動。図20Cを参照)。第2コネクタ3の挿入に際して、傾斜部51が弾性屈曲部93に当接する挿入途中位置に達するまでは、接触部94に対して導体5が接触しない。このため、接触部94の摺動摩耗を低減することができて、接触不良の発生を抑制することができる。また、弾性屈曲部93の撓み反力によって接触部94が導体5に加圧されるため、接触不良の発生を一層抑制することができる。
また、挿入凹部Sへの第2コネクタ3の挿入初期状態において、逃げ部52が弾性屈曲部93に対する接触を回避するため、接触部94が導体5に接触されない。このため、接触部94の摺動摩耗を低減する効果が高い。また、挿入凹部Sへの第2コネクタ3の挿入完了状態において、支持体Bのホルダ8のカバー40の受け部55が、第1アーム部92の延設端部92bを受けるため(図20Cを参照)、弾性屈曲部93を精度良く撓み変位させることができる。このため、導体5に対する接触部94の接触において、安定した接触圧力を得ることができ、接触不良の発生を抑制することができる。
また、導体5が露出される生体センサ7の端部7dが、ホルダ8によって覆われる。このため、導体5に異物が付着することを抑制することができて、接触不良の発生を抑制することができる。
また、図18A及び図18Bに示すように、カバー40を開閉させて、ホルダ8に対してシート状の生体センサ7の着脱を容易に行うことができる。
また、カバー40に設けられた一対の端部凸リブ45と中間凸リブ46とが、ホルダ本体30の挿入枠35内に挿入された状態で、シート状の生体センサ7の一対の幅方向Wの端部と幅方向Wの中間部とを押さえる。これにより、シート状の生体センサ7の挿入方向X1側の端部7dにめくれが発生することを抑制することができて、接触不良の発生を抑制することができる。
(第2実施形態)
図21は、本発明の第2実施形態の複合コネクタ1Pの分解断面図である。
図21を参照して、第2実施形態の複合コネクタ1Pが、第1コネクタ2と、第2コネクタ3Pとを備える。第2コネクタ3Pが、第1コネクタ2の内部壁部15が挿入される挿入空間S4を形成する支持体Bに相当する絶縁性のハウジング60と、電線61の端部に圧着された導体としての端子62とを含む。
端子62は、ハウジング60に設けられた端子固定孔63に収容保持されている。端子62は、電線61の被覆部に圧着されたインシュレーションバレル62aと、電線の端部の芯線に圧着されワイヤーバレル62bと、先端側へ長手に延びる平坦な接触部62cとを含む。
ハウジング60は、挿入空間S4を区画する天壁部64と底壁部65とを含む。天壁部64には、挿入空間S4に開放して挿入方向X1に延びる保持溝66が形成されており、該保持溝に、端子62の接触部62cが収容保持されている。
底壁部65には、傾斜部51Pと逃げ部52Pとを含み、挿入方向X1に延びる案内溝50Pが形成されている。また、底壁部65には、傾斜部51Pの挿入方向X1側に隣接して受け部55Pが設けられている。傾斜部51P、逃げ部52P及び受け部55Pは、第1実施形態の傾斜部51、逃げ部52及び受け部55と同じ機能を果たす。
図21において、図20Aの第1実施形態の構成と同じ構成には、同じ参照符号を付してある。第2実施形態においても、接触不良の発生を抑制することができ且つ安価な第1コネクタ2及び複合コネクタ1Pを提供することができる。
(第3実施形態)
図22は、本発明の第3実施形態の複合コネクタ1Qの分解断面図である。
図22を参照して、第3実施形態の複合コネクタ1Qが、第1コネクタ2Qと、第2コネクタ3Qとを備える。複合コネクタ1Qは、例えばUSB用のコネタクである。
図22の第3実施形態が、図21の第2実施形態と主に異なるのは、下記である。
すなわち、第1コネクタ2Qは、ハウジング10Qと、コンタクト9とを備える。ハウジング10Qは、挿入凹部Sを形成する導電性の四角環状の金属シェル81と、金属シェル81によって包囲された絶縁樹脂製の内部壁部15及び後壁部14とを含む。
第2コネクタ3Qが、内部壁部15が挿入される挿入空間S4を形成する絶縁性のハウジング60と、ハウジング60を取り囲む導電性の金属シェル82と、ケーブルK内の電線61の端部に圧着された導体としての端子62とを含む。ケーブルKの端末に形成された絶縁性のカバーKaが、金属シェル82の一部を包囲している。
図22において、図21の第2実施形態の構成と同じ構成には、同じ参照符号を付してある。第2実施形態においても、接触不良の発生を抑制することができ且つ安価な第1コネクタ2Q及び複合コネクタ1Qを提供することができる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、第2コネクタが、ETCカードその他のICカードで構成されてもよい。また、第1コネクタ2のコンタクト9が、挿入方向X1に関する接触部94の位置が互いに異なる複数の仕様のコンタクトを含んでいてもよい。その他、本発明は、特許請求の範囲記載の範囲内で種々の変更を施すことができる。
1;1P;1Q 複合コネクタ
2;2P 第1コネクタ
3;3P;3Q 第2コネクタ(相手方コネクタ)
5 導体
6 センサ素子
7 生体センサ
8 ホルダ
9 コンタクト
10;10Q ハウジング
30 ホルダ本体
35 挿入枠
40 カバー
45 端部凸リブ
46 中間凸リブ
50;50P 案内溝
51;51P 傾斜部(駆動部)
52;52P 逃げ部
55;55P 受け部
60 ハウジング(支持体)
62 端子(導体)
62c 接触部
91 固定部
92 第1アーム部
92a 基端部
92b 延設端部
93 弾性屈曲部(被駆動部)
94 接触部
95 第2アーム部
95a 先端部
B 支持体
S 挿入凹部
S3 保持空間
W 幅方向
X1 挿入方向
X2 (挿入方向の)反対側

Claims (2)

  1. 第1コネクタと、
    導体と、駆動部を含み前記導体を支持する支持体と、を含み、前記第1コネクタに対して接続される第2コネクタと、
    を含む複合コネクタであって、
    前記第1コネクタは、
    前記第2コネクタが挿入方向に挿入される挿入凹部を形成するハウジングと、
    前記ハウジングに固定される固定部と、前記固定部に接続された基端部から延設端部まで前記挿入方向の反対側へ延びる第1アーム部と、被駆動部としての弾性屈曲部と、前記第1アーム部の前記延設端部から前記弾性屈曲部を介して折り返されて先端部まで延び、前記先端部に接触部が配置された第2アーム部と、を含むコンタクトと、を備え、
    前記弾性屈曲部が、前記挿入凹部への前記第2コネクタの挿入に伴って前記駆動部によって駆動されることにより、前記接触部が前記導体に接触されるように構成されており、
    前記弾性屈曲部は、R状をなし、前記第1アーム部と前記第2アーム部とをU字状に接続しており、
    前記支持体が、前記挿入方向に対して傾斜し、前記挿入凹部への前記第2コネクタの挿入に伴って前記弾性屈曲部と当接する前記駆動部としての傾斜部を含み、
    前記傾斜部が、前記弾性屈曲部を介して前記第1アーム部を前記導体側へ揺動させることにより前記接触部を前記導体に接触させる第1駆動と、前記接触部が前記導体に接触された状態で前記弾性屈曲部を撓み変形させることにより、前記接触部を前記導体に加圧させる第2駆動とを達成し、
    前記支持体が、センサ素子と前記導体とが実装されたシート状の生体センサであって挿入方向側の端部に前記導体が露出された生体センサと、前記生体センサの前記挿入方向側の端部を覆う状態で前記生体センサを支持するホルダと、を含み、
    前記ホルダが、ホルダ本体と、前記ホルダ本体と連結され、前記ホルダ本体との間に前記生体センサを保持する保持空間を形成する閉状態と前記保持空間を開放する開状態とに変位されるカバーと、を含み、
    前記ホルダ本体が、前記挿入方向側の端部に、前記生体センサの挿入方向側の端部を収容し、前記挿入凹部に挿入されるボックス状の挿入枠を含み、
    前記カバーが、カバー本体と、前記カバー本体の挿入方向側の端部から突出し、前記挿入枠内に挿入された状態で前記生体センサを押さえる複数の凸リブと、を含み、
    前記複数の凸リブが、前記挿入方向と直交する幅方向に関して、前記生体センサの一対の幅方向端部を押さえる一対の端部凸リブと、前記生体センサの幅方向中間部を押さえる中間部凸リブと、を含む、複合コネクタ。
  2. 請求項に記載の複合コネクタにおいて、
    前記支持体が、前記傾斜部の挿入方向側に配置され、前記挿入凹部に対する前記第2コネクタの挿入初期状態で前記弾性屈曲部に対する接触を回避する逃げ部と、前記傾斜部の前記挿入方向の反対側に配置され、前記挿入凹部に対する前記第2コネクタの挿入完了状態で前記第1アーム部の前記延設端部を受ける受け部と、を含む、複合コネクタ。
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