JP7339500B2 - シートスライド装置 - Google Patents
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Description
車体に固定されるロアレール(20)と、
シートに固定されるとともに前記ロアレールに対し摺動自在に設けられるアッパーレール(30)と、
前記アッパーレールの長手方向に沿って回転可能に支持されるスクリュー(40)と、
前記ロアレールに固定されて前記スクリューの回転に応じて当該スクリューに対してその長手方向に相対的に移動するナット部材(60,60a,60b)と、
を備えるシートスライド装置(10)であって、
前記ナット部材は、
前記スクリューに螺合する雌ねじ(71,74)が形成され、前記雌ねじに螺合する前記スクリューが一面(72)から他面(73)にかけて挿通するナット(70,70a)と、
前記ロアレールに固定されて、前記一面に対して第1対向面(81b)にて対向し、前
記他面に対して第2対向面(82b)にて対向するホルダー(80)と、
前記一面と前記第1対向面との間及び前記他面と前記第2対向面との間にそれぞれ介在することで、前記ナットを前記ホルダーに対してフローティング支持するための複数のボール(90)と、
前記ナットと前記ホルダーとの間に介在して前記複数のボールを保持するリテーナーと、
を備え、
前記リテーナーは、
前記一面と前記第1対向面との間に介在して前記複数のボールの一部を保持する第1支持板と、
前記他面と前記第2対向面との間に介在して前記複数のボールの残部を保持する第2支持板と、
前記第1支持板及び前記第2支持板を介して対向する第1側板及び第2側板と、
を備え、
前記第1対向面及び前記第2対向面には、前記ボールの径に合わせて円弧状に凹んで形成される溝部がそれぞれ設けられることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本実施形態に係るシートスライド装置10は、図1に示すように、フット11等を介して車体(車両フロア)に固定されるロアレール20と、車両用シートのフレームSに固定されるアッパーレール30と、を備えている。また、シートスライド装置10は、図1~図4に示すように、駆動源となるモータ(図示略)からギヤボックス12を介して伝達される駆動力に基づいてアッパーレール30の長手方向に沿う回転軸回りに回転するスクリュー40と、スクリュー40を回動可能にアッパーレール30に支持する支持部材51,52と、ロアレール20に固定されてスクリュー40の回動に応じて当該スクリュー40に対しその長手方向に相対的に移動するナット部材60と、を備えている。なお、シートスライド装置10は、これらの構成部品をそれぞれ一対備えており、図1には一方のみを図示する。
次に、本発明の第2実施形態に係るシートレール装置について、図15を参照して説明する。
本第2実施形態では、ナット部材60におけるナットの雌ねじが段付き形状に形成される点が主に上記第1実施形態と異なる。このため、第1実施形態と実質的に同様の構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第3実施形態に係るシートレール装置について、図16~図21を参照して説明する。
本第3実施形態では、ナット70の回転規制機能を有するリテーナーを採用する点が主に上記第1実施形態と異なる。このため、第1実施形態と実質的に同様の構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第4実施形態に係るシートレール装置について、図22~図30を参照して説明する。
本第4実施形態では、ナット70の回転規制機能を有するリテーナーを採用する点が主に上記第1実施形態と異なる。このため、第1実施形態と実質的に同様の構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
なお、本発明は上記各実施形態及び変形例等に限定されるものではなく、例えば、以下のように具体化してもよい。
(1)リテーナー91,91a,91bは、第1支持板92及び第2支持板93のそれぞれに対して、4つのボール90が支持されるように構成されることに限らず、それぞれ2つ又は3つのボール90が支持されてもよいし、それぞれ5つ以上のボール90が支持されてもよい。その際、ホルダー80に設けられる溝部81c及び溝部82cは、ナット70との間に介在するボール90の位置に応じて形成することができる。
20…ロアレール
30…アッパーレール
40…スクリュー
60,60a,60b…ナット部材
70,70a…ナット
71,74…雌ねじ
72…一面
73…他面
80,80a…ホルダー
81b…第1対向面
81e…側面(第1側面)
81f…側面(第2側面)
81g…凹部(第1凹部)
82b…第2対向面
82e…側面(第1側面)
82f…側面(第2側面)
82g…凹部(第2凹部)
90…ボール
91,91a,91b…リテーナー
92…第1支持板
93…第2支持板
94,94a,94b…連結部
95…第1側板
95a,95b…内面(第1内面)
96…第2側板
96a,96b…内面(第2内面)
97…第1係合部
98…第2係合部
Claims (4)
- 車体に固定されるロアレールと、
シートに固定されるとともに前記ロアレールに対し摺動自在に設けられるアッパーレールと、
前記アッパーレールの長手方向に沿って回転可能に支持されるスクリューと、
前記ロアレールに固定されて前記スクリューの回転に応じて当該スクリューに対してその長手方向に相対的に移動するナット部材と、
を備えるシートスライド装置であって、
前記ナット部材は、
前記スクリューに螺合する雌ねじが形成され、前記雌ねじに螺合する前記スクリューが一面から他面にかけて挿通するナットと、
前記ロアレールに固定されて、前記一面に対して第1対向面にて対向し、前記他面に対して第2対向面にて対向するホルダーと、
前記一面と前記第1対向面との間及び前記他面と前記第2対向面との間にそれぞれ介在することで、前記ナットを前記ホルダーに対してフローティング支持するための複数のボールと、
前記ナットと前記ホルダーとの間に介在して前記複数のボールを保持するリテーナーと、
を備え、
前記リテーナーは、
前記一面と前記第1対向面との間に介在して前記複数のボールの一部を保持する第1支持板と、
前記他面と前記第2対向面との間に介在して前記複数のボールの残部を保持する第2支持板と、
前記第1支持板及び前記第2支持板を介して対向する第1側板及び第2側板と、
を備え、
前記第1対向面及び前記第2対向面には、前記ボールの径に合わせて円弧状に凹んで形成される溝部がそれぞれ設けられることを特徴とするシートスライド装置。 - 車体に固定されるロアレールと、
シートに固定されるとともに前記ロアレールに対し摺動自在に設けられるアッパーレールと、
前記アッパーレールの長手方向に沿って回転可能に支持されるスクリューと、
前記ロアレールに固定されて前記スクリューの回転に応じて当該スクリューに対してその長手方向に相対的に移動するナット部材と、
を備えるシートスライド装置であって、
前記ナット部材は、
前記スクリューに螺合する雌ねじが形成され、前記雌ねじに螺合する前記スクリューが一面から他面にかけて挿通するナットと、
前記ロアレールに固定されて、前記一面に対して第1対向面にて対向し、前記他面に対して第2対向面にて対向するホルダーと、
前記一面と前記第1対向面との間及び前記他面と前記第2対向面との間にそれぞれ介在することで、前記ナットを前記ホルダーに対してフローティング支持するための複数のボールと、
を備え、
前記雌ねじは、前記一面側及び前記他面側の少なくとも一方が当該雌ねじの中央に対して雌ねじの谷の径及び山の径が大きくなるように形成されることを特徴とするシートスライド装置。 - 前記第1側板は、スライド方向に伸びる第1内面にて前記ホルダーの第1側面に対向するように形成され、
前記第2側板は、スライド方向に伸びる第2内面にて前記ホルダーの第2側面に対向するように形成されることを特徴とする請求項1に記載のシートスライド装置。 - 車体に固定されるロアレールと、
シートに固定されるとともに前記ロアレールに対し摺動自在に設けられるアッパーレールと、
前記アッパーレールの長手方向に沿って回転可能に支持されるスクリューと、
前記ロアレールに固定されて前記スクリューの回転に応じて当該スクリューに対してその長手方向に相対的に移動するナット部材と、
を備えるシートスライド装置であって、
前記ナット部材は、
前記スクリューに螺合する雌ねじが形成され、前記雌ねじに螺合する前記スクリューが一面から他面にかけて挿通するナットと、
前記ロアレールに固定されて、前記一面に対して第1対向面にて対向し、前記他面に対して第2対向面にて対向するホルダーと、
前記一面と前記第1対向面との間及び前記他面と前記第2対向面との間にそれぞれ介在することで、前記ナットを前記ホルダーに対してフローティング支持するための複数のボールと、
前記ナットと前記ホルダーとの間に介在して前記複数のボールを保持するリテーナーと、
を備え、
前記リテーナーは、
前記一面と前記第1対向面との間に介在して前記複数のボールの一部を保持する第1支持板と、
前記他面と前記第2対向面との間に介在して前記複数のボールの残部を保持する第2支持板と、
前記第1支持板及び前記第2支持板を連結する連結部と、
を備え、
前記第1支持板には、前記第1対向面に形成される第1凹部に係合する第1係合部が設けられ、
前記第2支持板には、前記第2対向面に形成される第2凹部に係合する第2係合部が設けられることを特徴とするシートスライド装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019056489 | 2019-03-25 | ||
JP2019056489 | 2019-03-25 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019098402A Active JP7339500B2 (ja) | 2019-03-25 | 2019-05-27 | シートスライド装置 |
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CN204383210U (zh) | 2015-01-07 | 2015-06-10 | 上海延锋江森座椅机械部件有限公司 | 车座椅前后调节丝杆的螺母组件 |
JP2017053431A (ja) | 2015-09-09 | 2017-03-16 | Thk株式会社 | ボールねじ式駆動装置及び可動体フローティングユニット |
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JP2017053441A (ja) * | 2015-09-10 | 2017-03-16 | 日産自動車株式会社 | クランクシャフトの製造方法 |
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2019
- 2019-05-27 JP JP2019098402A patent/JP7339500B2/ja active Active
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