JP7338066B2 - 無線通信システムにおいて端末が信号を送受信する方法 - Google Patents

無線通信システムにおいて端末が信号を送受信する方法 Download PDF

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Description

以下の説明は無線通信システムに関し、より詳しくは、端末がSL DRX configurationを設定する方法及び装置に関する。
無線接続システムが音声やデータなどの種々の通信サービスを提供するために広範囲に展開されている。一般に、無線接続システムは可用のシステムリソース(帯域幅、送信電力など)を共有して複数のユーザとの通信を支援できる多重接続(multiple access)システムである。多重接続システムの例には、CDMA(code division multiple access)システム、FDMA(frequency division multiple access)システム、TDMA(time division multiple access)システム、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)システム、SC-FDMA(single carrier frequency division multiple access)システム、MC-FDMA(multi carrier frequency division multiple access)システムなどがある。
無線通信システムでは、LTE、LTE-A、WiFiなどの様々なRAT(Radio Access Technology)が使用されており、5Gもここに含まれる。5Gの主要要求事項の3つの領域は、(1)改善したモバイル広帯域(Enhanced Mobile Broadband、eMBB)領域、(2)多量のマシンタイプ通信(massive Machine type Communication、mMTC)領域、及び(3)超信頼及び低遅延通信(Ultra-Reliable and Low Latency Communications、URLLC)領域を含む。一部の使用例(Use Case)では、最適化のために多数の領域が要求され、他の使用例では、ただ一つの核心性能指標(Key Performance Indicator、KPI)のみに集中することもできる。5Gはかかる様々な使用例を柔らかく信頼できる方法で支援することである。
eMBBは、基本的なモバイルインターネットアクセスを飛び越えて、豊かな両方向作業、クラウド又は拡張現実におけるメディア及びエンターテインメントアプリケーションをカバーする。データは5Gの核心動力の一つであり、5G時代に初めて専用音声サービスが見られないことができる。5Gにおいて、音声は単に通信システムにより提供されるデータ連結を使用して応用プログラムとして処理されることが期待される。増加したトラフィック量のための主要原因は、コンテンツのサイズ増加及び高いデータ送信率を要求するアプリケーション数の増加である。ストリーミングサービス(オーディオ及びビデオ)、会話型ビデオ及びモバイルインターネットの連結は、より多い装置がインターネットに連結されるほど広く使用される。かかる多い応用プログラムは、ユーザに実時間情報及び通知をプッシュするために常にオンになっている連結性が必要である。クラウドストーリッジ及びアプリケーションはモバイル通信プラットホームで急に増加しており、これは業務及びエンターテインメントに全て適用できる。またクラウドストーリッジは上りリンクデータ送信率の成長を牽引する特別な使用例である。5Gはクラウドの遠隔業務にも使用され、触覚インターフェースが使用される時、優れたユーザ経験を維持するように非常に低い端-対-端(end-to-end)遅延を要求する。エンターテインメント、例えば、クラウドゲーム及びビデオストリーミングは、モバイル広帯域能力に対する要求を増加させる他の核心要素である。エンターテインメントは汽車、車及び飛行機のような高移動性の環境を含むどこでもスマートホン及びタブレットにおいて必須である。さらに他の使用例としては、エンターテインメントのための拡張現実及び情報検索がある。ここで、拡張現実は非常に低い遅延と瞬間的なデータ量を必要とする。
また多く予想される一つの5G使用例は、全ての分野において埋め込みセンサを円滑に連結できる機能、即ち、mMTCに関する。2020年まで潜在的なIoT装置は204億個に至ると予測される。産業IoTは5Gがスマート都市、資産管理(asset tracking)、スマート有用性(utility)、農業及び保安インフラを可能にする主要役割を行う領域の一つである。
URLLCは主要インフラの遠隔制御及び自体駆動車両(Self-driving vehicle)のような超信頼/利用可能な低遅延のリンクにより産業を変化させる新しいサービスを含む。信頼性と遅延の水準は、スマートグリッド制御、産業自動化、ロボット工学、ドローン制御及び調整に必須である。
次に、多数の使用例についてより具体的に説明する。
5Gは、1秒当たりに数百メガバイトから1秒当たりギガバイトに評価されるストリームを提供する手段により、FTTH(fiber-to-the-home)及びケーブル基盤の広帯域(又はDOCSIS)を補完することができる。このような速い速度は仮想現実及び拡張現実だけではなく、4K以上(6K、8K及びそれ以上)の解像度でTVを伝達するためにも要求される。VR(Virtual Reality)及びAR(Augmented Reality)アプリケーションは、ほぼ没入型(immersive)スポーツ競技を含む。特定の応用プログラムには特別なネットワーク設定が求められることができる。例えば、VRゲームの場合、ゲーム会社が遅延を最小化するために、コアサーバーとネットワークオペレーターのエッジネットワークサーバーとの統合が必要である。
自動車(Automotive)は車両に対する移動通信のための多い使用例と共に、5Gにおいて重要な新しい動力になると思われる。例えば、乗客のためのエンターテインメントは、高い同時容量及び高い移動性モバイル広帯域を要求する。これは、未来のユーザは彼らの位置及び速度に関係なく高品質の連結を期待するためである。自動車分野の他の活用例としては拡張現実ダッシュボード(dashboard)がある。これは、運転者が見ている前側ウィンドウ上に、闇の中で物体を識別して運転者に物体の距離及び動きを知らせる情報を重ねてディスプレイする。未来の無線モジュールは、車両間通信、車両と支援するインフラ構造の間での情報交換及び自動車と他の連結された装置(例えば、歩行者により伴われる装置)の間での情報交換を可能にする。安全システムは、運転者のより安全な運転のために行動の代替コースなどを案内して事故の危険を減らすことはできる。次の段階は遠隔操縦、又は自体運転車両(Self-driven vehicle)になる。これは互いに異なる自体運転車両の間及び自動車とインフラの間で非常に高い信頼性と非常に早い通信を要求する。未来には、自体運転車両が全ての運転活動を行い、運転者は車両自体が識別できない交通異常のみに集中するようになる。自体運転車両の技術的要求事項は、人が達成できない程度の水準までトラフィック安全が増加するように超低遅延と超高速信頼性を要求する。
スマート社会(Smart society)として言及されるスマート都市とスマートホームは、高密度の無線センサネットワークに埋め込まれる。知能型センサの分散ネットワークは都市又はホームの費用及びエネルギー効率的な維持に関する条件を識別する。類似設定が各家庭のために行われる。温度センサ、窓及び暖房制御、盗難警報及び家電製品は全て無線連結される。かかるセンサの殆どは典型的に低いデータ送信速度、低電力及び低費用である。しかし、例えば、実時間HDビデオは監視のために特定タイプの装置で要求される。
熱又はガスを含むエネルギーの消費及び分配は高度に分散化されており、分散センサネットワークの自動化された制御が要求される。スマートグリッドは情報を収集し、これにより作動するようにデジタル情報及び通信技術を使用してかかるセンサを相互連結する。この情報は供給業体と消費者の行動を含むので、スマートグリッドが効率性、信頼性、経済性、生産の持続性及び自動化方式で電気のような燃料の分配を改善することができる。スマートグリッドは遅延の少ない他のセンサネットワークとも見える。
健康部分では移動通信の恵みを受ける多い応用プログラムを保有している。通信システムは遠く離れたところで臨床診療を提供する遠隔診療を支援する。これにより距離に対する壁を超えることができ、距離の遠い農村では持続的に利用できない医療サービスへの接近を改善することができる。またこれは重要な診療及び救急状況で生命を救うために使用される。移動通信基盤の無線センサネットワークは心拍数及び血圧のようなパラメータに対する遠隔モニタリング及びセンサを提供することができる。
無線及びモバイル通信は産業応用分野において重要になっている。配線は設置及び維持費用が高い。従って、ケーブルを再構成する無線リンクへの交替可能性は多い産業分野で魅力的な機会である。しかし、これを達成することは、無線連結がケーブルのような遅延、信頼性及び容量で動作することと、その管理が簡単になることが求められる。低い遅延と非常に低いエラー率は5Gに連結される必要がある新しい要求事項である。
物流(logistics)及び貨物追跡(freight tracking)は位置基盤情報システムを使用してどこでもインベントリー(inventory)及びパッケージ追跡を可能にする移動通信に対する重要な使用例である。物流及び貨物追跡の使用例は、典型的に低いデータ速度を要求するが、広い範囲と信頼性のある位置情報が必要である。
無線通信システムは可用のシステムリソース(例えば、帯域幅、伝送パワーなど)を共有して多重使用者との通信を支援する多重接続(multiple access)システムである。多重接続システムの例としては、CDMA(code division multiple access)システム、FDMA(frequency division multiple access)システム、TDMA(time division multiple access)システム、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)システム、SC-FDMA(Single carrier frequency division multiple access)システム、MC-FDMA(multi carrier frequency division multiple access)システムなどがある。
サイドリンク(Sidelink、SL)とは、端末(User Equipment、UE)の間に直接的なリンクを設定して、基地局(Base Station、BS)を介さず、端末の間で音声又はデータなどを直接やりとりする通信方式をいう。SLは急増するデータトラフィックによる基地局の負担を解決する一つの方案になっている。
V2X(vehicle-to-everything)は、有無線通信により他の車両、歩行者、インフラが構築された物事などと情報を交換する通信技術を意味する。V2XはV2V(vehicle-to-vehicle)、V2I(vehicle-to-infrastructure)、V2N(vehicle-to-network)及びV2P(vehicle-to-pedestrian)のような4つの類型に区分される。V2X通信はPC5インターフェース及び/又はUuインターフェースにより提供される。
より多い通信装置がより大きい通信容量を要求することにより、既存の無線接続技術(radio access technology)に比べて向上したモバイル広帯域通信が必要性が台頭しつつある。これにより、信頼性(reliability)及び遅延(latency)に敏感なサービス又は端末を考慮した通信システム設計が論議されている。このように改善した移動広帯域通信(enhanced mobile broadband communication)、massive MTC、URLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communication)などを考慮した次世代無線接続技術を新しいRAT(new radio access technology)又はNR(new radio)と呼ぶ。NRにおいてもV2X(vehicle-to-everything)通信が支援されることができる。
図1はNR以前のRATに基づくV2X通信とNRに基づくV2X通信とを比較して説明する図である。
V2X通信に関連して、NR以前のRATではBSM(Basic Safety Message)、CAM(Cooperative Awareness Message)、DENM(Decentralized Environmental Notification Message)のようなV2Xメッセージに基づいて安全サービスを提供する方案が論議された。V2Xメッセージは位置情報、動的情報、属性情報などを含む。例えば、端末は周期的メッセージ(periodic message)タイプのCAM、及び/又はイベントトリガーメッセージ(event triggered message)タイプのDENMを他の端末に送信することができる。
例えば、CAMは、方向及び速度のような車両の動的状態情報、寸法のような車両静的データ、外部照明状態、経路明細などの基本車両情報を含む。例えば、端末はCAMを放送することができ、CAMの遅延は100msより大きくてはならない。例えば、車両の故障、事故などの突発状況が発生した場合、端末はDENMを生成して他の端末に送信することができる。例えば、端末の送信範囲内の全ての車両はCAM及び/又はDENMを受信することができる。この場合、DENMはCAMより高い優先順位を有する。
その後、V2X通信に関連して、様々なV2XシナリオがNRで定義されている。例えば、様々なV2Xシナリオは、隊列走行車両(vehicle platooning)、向上したドライビング、拡張センサ、リモートドライビングなどを含む。
例えば、隊列走行車両に基づいて車両は動的にグループを形成して一緒に移動する。例えば、隊列走行車両に基づくプラトーン動作(platoon operations)を行うために、上記グループに属する車両は先頭車両から周期的なデータを受信する。例えば、上記グループに属する車両は周期的なデータを用いて車両間間隔を減らすか又は広げることができる。
例えば、向上したドライビングに基づいて、車両は半自動化又は完全自動化される。各車両は近接車両及び/又は近接論理要素(logical entity)の局所センサ(local sensor)から得たデータに基づいて、軌道(trajectories)又は起動(maneuvers)を調整することができる。例えば、各車両は近接した車両とドライビング目的(driving intention)を互いに共有することができる。
例えば、拡張センサに基づいて、局所センサにより得た未加工データ(raw data)又は処理データ(processed data)又は生ラジオデータ(live video data)を車両、論理要素、歩行者の端末及び/又はV2X応用サーバーの間で互いに交換することができる。従って、例えば、車両は自体センサを用いて感知できる環境より向上した環境を認識することができる。
例えば、リモートドライビングに基づいて、運転をできない人又は危険な環境に位置したリモート車両のために、リモートドライバ又はV2Xアプリケーションはリモート車両を動作又は制御することができる。例えば、公共交通のように経路を予測できる場合は、クラウドコンピューティングベースのドライビングがリモート車両の動作又は制御に用いられる。例えば、クラウドベースのバックエンドサービスプラットホーム(cloud-based back-end service platform)に対する接続がリモートドライビングのために考えられる。
一方、隊列走行車両、向上したドライビング、拡張センサ、リモートドライビングなどの様々なV2Xシナリオに対するサービス要求事項(Service requirements)を具体化する方案がNRに基づくV2X通信で論議されている。
実施例は端末がアプリケーション要求事項を考慮してSL DRX configurationを生成する方法を技術的課題とする。
実施例が遂げようとする技術的課題は、以上で言及した技術的課題に制限されず、言及していない他の技術的課題は、以下の発明の詳細な説明から本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者には明確に理解されるであろう。
一実施例は無線通信システムにおいて動作する第1端末のための方法であって、アプリケーション階層からV2X(Vehicle-to-everything)階層にアプリケーション情報を伝達する段階、V2X階層でアプリケーション情報に基づいてSL(sidelink) DRX(discontinuous reception)情報を生成する段階、V2X階層からAS階層にSL DRX情報を伝達する段階、及びAS階層でSL DRX情報を適用して第2端末と通信する段階を含み、アプリケーション情報は少なくとも一つのアプリケーション要求事項を含む、方法である。
一実施例は無線通信システムにおいて、少なくとも一つのプロセッサ、及び少なくとも一つのプロセッサに動作可能に連結され、実行されるとき、少なくとも一つのプロセッサをして動作を行うようにする命令を格納する少なくとも一つのコンピュータメモリを含み、この動作は、無線通信システムにおいて動作する第1端末のための方法であって、この動作は、アプリケーション階層からV2X(Vehicle-to-everything)階層にアプリケーション情報を伝達する段階、V2X階層でアプリケーション情報に基づいてSL(sidelink) DRX(discontinuous reception)情報を生成する段階、V2X階層からAS階層にSL DRX情報を伝達する段階、及びAS階層でSL DRX情報を適用して第2端末と通信する段階を含み、アプリケーション情報は少なくとも一つのアプリケーション要求事項を含む、第1端末である。
一実施例は少なくとも一つのプロセッサにより実行されるとき、少なくとも一つのプロセッサがUEのための動作を行うようにする命令を含む少なくとも一つのコンピュータプログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な格納媒体であって、この動作は、無線通信システムにおいて動作する第1端末のための方法であって、この動作は、アプリケーション階層からV2X(Vehicle-to-everything)階層にアプリケーション情報を伝達する段階、V2X階層でアプリケーション情報に基づいてSL(sidelink) DRX(discontinuous reception)情報を生成する段階、V2X階層からAS階層にSL DRX情報を伝達する段階、及びAS階層でSL DRX情報を適用して第2端末と通信する段階を含み、アプリケーション情報は少なくとも一つのアプリケーション要求事項を含む、媒体である。
アプリケーション情報はさらに少なくとも一つのサービスタイプ情報を含む。
SL DRX情報はSL drx-onDurationTime、SL drx-SlotOffset、SL drx-InactivityTimer、SL drx-RetransmissionTimer、SL drx-LongCycleStartOffset、SL drx-ShortCycle、SL drx-ShortCycleTimer及びSL drx-HARQ-RTT-Timerのうちのいずれかを含む。
SL DRX情報は第1端末と連結されない他の端末にブロードキャストされる。
SL DRX情報はPSBCH(Physical sidelink broadcast channel)を介して第2端末に送信される。
SL DRX情報は第2SCI(sidelink control information)により第2端末に送信される。
第1SCIはSL DRX情報が第2SCIに含まれるか否かを知らせる指示子を含む。
SL DRX情報の一部が第2SCIに含まれる場合、残りのSL DRX情報はPSSCH(physical sidelink shared channel)を介して第2端末に送信される。
第2SCIは残りのSL DRX情報がPSSCHに含まれるか否かを知らせる指示子を含む。
SL DRX情報はPSSCH(physical sidelink shared channel)を介して第2端末に送信される。
第1端末は他の端末、自律走行車両に関連する端末、基地局及びネットワークのいずれかと通信する。
一実施例似よれば、端末はV2X layerにおいてアプリケーション要求事項を考慮して基地局とのシグナリングなしにSL DRX configuraitonを生成することができる。
本発明で得られる効果は以上に言及した効果に制限されず、言及しなかった他の効果は下記の記載から本発明が属する当該技術分野における当業者に明確に理解されるであろう。
添付図面は実施例に対する理解を助けるためのものであり、様々な実施例を示し、明細書の記載と共に原理を説明するためのものである。
NR以前のRATに基づくV2X通信とNRに基づくV2X通信を比較して説明するための図である。 この開示の一実施例によるLTEシステムの構造を示す図である。 この開示の一実施例によるユーザ平面(user plane)、制御平面(control plane)に対する無線プロトコル構造(radio protocol architecture)を示す図である。 この開示の一実施例によるNRシステムの構造を示す図である。 この開示の一実施例によるNG-RANと5GCの間の機能的分割を示す図である。 この開示の一実施例による、3つのキャストタイプを示す図である。 実施例を説明するための図である。 実施例を説明するための図である。 実施例を説明するための図である。 実施例を説明するための図である。 実施例を説明するための図である。 実施例を説明するための図である。 実施例を説明するための図である。 実施例が適用可能な様々な装置を説明する図である。 実施例が適用可能な様々な装置を説明する図である。 実施例が適用可能な様々な装置を説明する図である。 実施例が適用可能な様々な装置を説明する図である。 実施例が適用可能な様々な装置を説明する図である。 実施例が適用可能な様々な装置を説明する図である。 実施例が適用可能な様々な装置を説明する図である。 実施例が適用可能な様々な装置を説明する図である。 実施例が適用可能な様々な装置を説明する図である。 実施例が適用可能な様々な装置を説明する図である。
本発明の様々な実施例において、“/”及び“,”は“及び/又は”を示す。例えば、“A/B”は“A及び/又はB”を意味する。また“A、B”も“A及び/又はB”を意味する。“A/B/C”は“A、B及び/又はCのうちのいずれか一つ”を意味する。また“A、B、C”も“A、B及び/又はCのうちのいずれか一つ”を意味する。
本発明の様々な実施例において、“又は”は“及び/又は”を示す。例えば、“A又はB”は“Aのみ”、“Bのみ”、及び/又は“A及びBの両方”を含む。言い換えれば、“又は”は“さらに又は代案的に”と解釈することができる。
以下の技術は、CDMA(Code Division Multiple Access)、FDMA(Frequency Division Multiple Access)、TDMA(Time Division Multiple Access)、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、SC-FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)などのような種々の無線接続システムに用いることができる。CDMAは、UTRA(Universal Terrestrial Radio Access)やCDMA2000のような無線技術(radio technology)によって具現することができる。TDMAは、GSM(Global System for Mobile communications)/GPRS(General Packet Radio Service)/EDGE(Enhanced Data Rates for GSM Evolution)のような無線技術によって具現することができる。OFDMAは、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802-20、E-UTRA(Evolved UTRA)などのような無線技術によって具現することができる。IEEE 802.16mはIEEE 802.16eの進展であり、IEEE 802.16eに基づくシステムとの下位互換性(backward compatibility)を提供する。UTRAは、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)の一部である。3GPP(3rd Generation Partnership Project)(登録商標)LTE(long term evolution)は、E-UTRAを用いるE-UMTS(Evolved UMTS)の一部であり、下りリンクでOFDMAを採用し、上りリンクでSC-FDMAを採用する。LTE-A(Advanced)は3GPP LTEの進展である。
5G NRはLTE-Aに続く技術であり、高性能、低遅延、高可用性などの特性を有する新しい白紙状態(Clean-slate)の移動通信システムである。5G NRは1GHz未満の低周波帯域から1GHz~10GHzの中間周波帯域、24GHz以上の高周波(ミリメートル波)帯域などの使用可能な全てのスペクトルリソースを活用することができる。
より明確な説明のためにLTE-A又は5G NRを中心として説明するが、本発明の一実施例による技術的思想はこれらに限られない。
図2は本発明の一実施例によるLTEシステムの構造を示す。これはE-UTRAN(Evolved-UMTS Terrestrial Radio Access Network)、又はLTE(Long Term Evolution)/LTE-Aシステムとも呼ばれる。
図2を参照すると、E-UTRANは端末10に制御平面及びユーザ平面を提供する基地局20を含む。端末10は固定式又は移動式であり、MS(mobile station)、UT(user terminal)、SS(Subscriber station)、MT(mobile terminal)、無線デバイスなどの用語とも呼ばれる。一般的には基地局20は端末10と通信する固定ステーションであり、eNB(evolved NodE-B)、BTS(base transceiver system)、AP(access point)などの用途とも呼ばれる。
基地局20はX2インターフェースにより互いに接続する。基地局20はS1インターフェースによりEPC(evolved Packet core、30)に、より詳しくはS1-MMEによりMME(mobility management entity)に、S1-Uを介してS-GW(Serving gateway)と連結される。
EPC30はMME、S-GW及びP-GW(Packet data network-gateway)で構成される。MMEは端末の接続情報や端末の能力に関する情報を有し、かかる情報は端末の移動性管理に主に使用される。S-GWはE-UTRANを端点とするゲートウェイであり、P-GWはPDN(Packet Date Network)を端点とするゲートウェイである。
端末とネットワークの間の無線インターフェースプロトコル階層は、通信システムにおいて公知の開放型システム間相互接続(Open System Interconnection、OSI)基準モデルの下部3階層に基づいて第1階層(L1)、第2階層(L2)及び第3階層(L3)に分類される。そのうち、第1階層に属する物理階層は物理チャネルを用いて情報送信サービスを提供し、第3階層に属するRRC(Radio Resource Control)階層は端末とネットワークの間で無線リソースを制御する。このために、RRC階層は端末と基地局の間でRRCメッセージを交換する。
図3の(a)は本発明の一実施例によるユーザ平面(user plane)に対する無線プロトコル構造(radio protocol architecture)を示す。
図3の(b)は本発明の一実施例による制御平面(control plane)に対する無線プロトコル構造を示す。ユーザ平面はユーザのデータ送信のためのプロトコルスタック(protocol stack)であり、制御平面は制御信号の送信のためのプロトコルスタックである。
図3の(a)及びA3を参照すると、物理階層は物理チャネルを用いて上位階層に情報送信サービスを提供する。物理階層は上位階層であるMAC(Medium Access Control)階層とは送信チャネル(transport channel)を介して連結されている。送信チャネルを介してMAC階層と物理階層の間でデータが移動する。送信チャネルは無線インターフェースによりデータがどのように、どの特徴を有して送信されているかによって分類される。
互いに異なる物理階層の間、即ち、送信機と受信機の物理階層の間では物理チャネルを介してデータが移動する。物理チャネルはOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式で変調され、時間と周波数を無線リソースとして活用する。
MAC階層は論理チャネル(logical channel)を介して上位階層であるRLC(radio link control)階層にサービスを提供する。MAC階層は複数の論理チャネルから複数の送信チャネルへのマッピング機能を提供する。またMAC階層は複数の論理チャネルで単数の送信チャネルへのマッピングによる論理チャネル多重化機能を提供する。MAC部階層は論理チャネル上のデータ送信サービスを提供する。
RLC階層はRLC SDU(Serving Data Unit)の連結(concatenation)、分割(Segmentation)及び再結合(reassembly)を行う。無線ベアラ(Radio Bearer、RB)が要求する様々なQoS(Quality of Service)を保障するために、RLC階層は透明モード(Transparent Mode、TM)、非確認モード(Unacknowledged Mode、UM)及び確認(Acknowledged Mode、AM)の3つの動作モードを提供する。AM RLCはARQ(automatic repeat request)によりエラー訂正を提供する。
RRC(Radio Resource Control)階層は制御平面のみで定義される。RRC階層は無線ベアラの設定(configuration)、再設定(re-configuration)及び解除(release)に関連して論理チャネル、送信チャネル及び物理チャネルの制御を担当する。RBは端末とネットワークの間のデータ伝達のために第1階層(物理階層又はPHY階層)及び第2階層(MAC階層、RLC階層、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)階層)により提供される論理的経路を意味する。
ユーザ平面におけるPDCP階層の機能は、ユーザデータの伝達、ヘッダー圧縮(header compression)及び暗号化(ciphering)を含む。制御平面におけるPDCP階層の機能は、制御平面データの伝達及び暗号化/完全性保護(integrity protection)を含む。
RBが設定されるとは、特定のサービスを提供するために無線プロトコル階層及びチャネルの特性を規定し、各々の具体的なパラメータ及び動作方法を設定する過程を意味する。RBは再度SRB(Signaling Radio Bearer)とDRB(Data Radio Bearer)の2つに分けられる。SRBは制御平面においてRRCメッセージを送信する通路として使用され、DRBはユーザ平面においてユーザデータを送信する通路として使用される。
端末のRRC階層とE-UTRANのRRC階層の間にRRC連結(RRC接続)が確立されると、端末はRRC_CONNECTED状態になり、そうではないと、RRC_IDLE状態になる。NRの場合、RRC_INACTIVE状態がさらに定義され、RRC_INACTIVE状態の端末はコアネットワークとの連結を維持する反面、基地局との連結を解除(release)することができる。
ネットワークにおいて端末にデータを送信する下りリンク送信チャネルとしては、システム情報を送信するBCH(Broadcast Channel)とそれ以外にユーザトラフィックや制御メッセージを送信する下りリンクSCH(Shared Channel)とがある。下りリンクマルチキャスト又はブロックサービスのトラフィック又は制御メッセージの場合、下りリンクSCHを介して送信され、又は別の下りリンクMCH(Multicast Channel)を介して送信される。一方、端末からネットワークにデータを送信する上りリンク送信チャネルとしては、初期制御メッセージを送信するRACH(Random Access Channel)とそれ以外にユーザトラフィックや制御メッセージを送信する上りリンクSCH(Shared Channel)とがある。
送信チャネルの上位にあり、送信チャネルにマッピングされる論理チャネル(Logical Channel)としては、BCCH(Broadcast Control Channel)、PCCH(Paging Control Channel)、CCCH(Common Control Channel)、MCCH(Multicast Control Channel)、MTCH(Multicast Traffic Channel)などがある。
物理チャネル(Physical Channel)は、時間領域における複数のOFDMシンボル及び周波数領域における複数の副搬送波で構成される。一つのサブフレームは時間領域で複数のOFDMシンボルで構成される。リソースブロックはリソース割り当て単位で、複数のOFDMシンボルと複数の副搬送波とで構成される。また各サブフレームはPDCCH(Physical Downlink Control Channel)、即ち、L1/L2制御チャネルのために該当サブフレームの特定のOFDMシンボル(例えば、1番目のOFDMシンボル)の特定の副搬送波を用いることができる。TTI(Transmission Time Interval)はサブフレーム送信の単位時間である。
図4は本発明の一実施例によるNRシステムの構造を示す。
図4を参照すると、NG-RAN(Next Generation-Radio Access Network)は、端末にユーザ平面及び制御平面プロトコル終端(termination)を提供するgNB(next generation-Node BFセル)及び/又はeNBを含む。図4ではgNBのみを含む場合を例示する。gNB及びeNBは互いにXnインターフェースにより連結されている。gNB及びeNBは5世代コアネットワーク(5G Core Network:5GC)とNGインターフェースにより連結されている。より具体的には、AMF(access and mobility management function)とはNG-Cインターフェースにより連結され、UPF(user plane function)とはNG-Uインターフェースにより連結される。
図5は本発明の一実施例によるNG-RANと5GCの間の機能的分割を示す。
図5を参照すると、gNBはセル間無線リソース管理(Inter Cell RRM)、無線ベアラ管理(RB control)、連結移動性制御(Connection Mobility Control)、無線承認制御(Radio Admission Control)、測定設定及び提供(Measurement configuration & Provision)、動的リソース割り当て(dynamic resource allocation)などの機能を提供する。AMFはNAS(Non Access Stratum)保安、遊休状態移動性ハンドリングなどの機能を提供する。UPFは移動性アンカリング(Mobility Anchoring)、PDU(Protocol Data Unit)処理などの機能を提供する。SMF(Session Management Function)は端末IP(Internet Protocol)住所割り当て、PDUセクション制御などの機能を提供する。
以下、V2X又はSL(Sidelink)通信について説明する。
以下、SCI(Sidelink Control Information)について説明する。
基地局がPDCCHを介して端末に送信する制御情報をDCI(Downlink Control Information)という反面、端末がPSCCHを介して他の端末に送信する制御情報をSCIという。例えば、端末はPSCCHを復号する前に、PSCCHの開始シンボル及び/又はPSCCHのシンボル数を把握することができる。例えば、SCIはSLスケジューリング情報を含む。例えば、端末はPSSCHをスケジュールするために少なくとも一つのSCIを他の端末に送信することができる。例えば、一つ以上のSCIフォーマットが定義される。
例えば、送信端末はPSCCH上でSCIを受信端末に送信することができる。受信端末はPSSCHを送信端末から受信するために一つのSCIを復号する。
例えば、送信端末はPSCCH及び/又はPSSCH上で二つの連続するSCI(例えば、2-stage SCI)を受信端末に送信する。受信端末はPSSCHを送信端末から受信するために二つの連続するSCI(例えば、2-stage SCI)を復号する。例えば、(相対的に)高いSCIペイロードサイズを考慮してSCI構成フィールドを二つのグループに区分した場合、第1SCI構成フィールドグループを含むSCIを第1SCI又は1st SCIと称し、第2SCI構成フィールドグループを含むSCIを第2SCI又は2nd SCIと称する。例えば、送信端末はPSCCHを介して第1SCIを受信端末に送信する。例えば、送信端末はPSCCH及び/又はPSSCH上で第2SCIを受信端末に送信する。例えば、第2SCIは(独立した)PSCCHを介して受信端末に送信されるか、又はPSSCHを介してデータとともにピギーバックされて送信される。例えば、二つの連続するSCIは互いに異なる送信(例えば、ユニキャスト、ブロードキャスト又はグループキャスト)についても適用できる。
例えば、送信端末はSCIにより、以下の情報のうちの一部又は全部を受信端末に送信する。ここで、例えば、送信端末は以下の情報のうちの一部又は全部を第1SCI及び/又は第2SCIにより受信端末に送信する。
-PSSCH及び/又はPSCCH関連リソース割り当て情報、例えば、時間/周波数リソース位置/数、リソース予約情報(例えば、有機)、及び/又は
-SL CSI報告要請指示子又はSL(L1)RSRP (及び/又はSL(L1)RSRQ及び/又はSL(L1)RSSI)報告要請指示子、及び/又は
-(PSSCH上の)SL CSI送信指示子(又はSL(L1)RSRP(及び/又はSL(L1)RSRQ及び/又はSL(L1)RSSI)情報送信指示子)、及び/又は
-MCS情報、及び/又は
-送信電力情報、及び/又は
-L1宛先ID情報及び/又はL1ソースID情報、及び/又は
-SL HARQプロセスID情報、及び/又は
-NDI(New Data Indicator)情報、及び/又は
-RV(Redundancy Version)情報、及び/又は
-(送信トラフィック/パケット関連)QoS情報、例えば、優先順位情報、及び/又は
-SL CSI-RS送信指示子又は(送信される)SL CSI-RSアンテナポート数の情報
-送信端末の位置情報又は(SL HARQフィードバックが要請される)ターゲット受信端末の位置(又は距離領域)情報、及び/又は
-PSSCHを介して送信されるデータの復号及び/又はチャネル推定に関連する参照信号(例えば、DMRSなど)情報、例えば、DMRSの(時間-周波数)マッピングリソースのパターンに関連する情報、ランク情報、アンテナポートのインデックス情報;
例えば、第1SCIはチャネルセンシングに関連する情報を含む。例えば、受信端末はPSSCH DMRSを用いて第2SCIを復号する。PDCCHに使用されるポーラーコード(polar code)が第2SCIに適用される。例えば、リソースプールにおいて、第1SCIのペイロードサイズはユニキャスト、グループキャスト及びブロードキャストに対して同一である。第1SCIを復号した後、受信端末は第2SCIのブラインド復号を行う必要がない。例えば、第1SCIは第2SCIのスケジューリング情報を含む。
なお、本発明の様々な実施例において、送信端末はPSCCHを介してSCI、第1SCI及び/又は第2SCIのうちのいずれか一つを受信端末に送信することができるので、PSCCHはSCI、第1SCI及び/又は第2SCIのうちのいずれか一つに代替/置換されることができる。及び/又は、例えば、SCIはPSCCH、第1SCI及び/又は第2SCIのうちのいずれか一つに代替/置換されることができる。及び/又は、例えば、送信端末はPSSCHを介して第2SCIを受信端末に送信することができるので、PSSCHは第2SCIに代替/置換されることができる。
なお、図6はこの開示の一実施例による、3つのキャストタイプを示す図である。
具体的には、図6の(a)はブロードキャストタイプのSL通信を示し、図6の(b)はユニキャストタイプのSL通信を示し、図6の(c)はグループキャストタイプのSL通信を示す。ユニキャストタイプのSL通信の場合、端末は他の端末と一対一通信を行う。グループキャストタイプのSL通信の場合は、端末は自分が属するグループ内の一つ以上の端末とSL通信を行う。この開示の様々な実施例において、SLグループキャスト通信はSLマルチキャスト(multicast)通信、SL一対多(one-to-many)通信などに代替することができる。
以下、端末間のRRC連結確立(connection establishment)について説明する。
V2X又はSL通信のために、送信端末は受信端末と(PC5)RRC連結を確立する必要がある。例えば、端末はV2X-特定SIB(V2X-specific SIB)を得られる。上位階層により、V2X又はSL通信を送信するように設定された、送信するデータを有する、端末に対して、少なくとも端末がSL通信のために送信するように設定された周波数がV2X-特定SIBに含まれると、該当周波数に対する送信リソースプールを含まず、端末は他の端末とRRC連結を確立する。例えば、送信端末と受信端末の間にRRC連結が確立されると、送信端末は確立されたRRC連結により受信端末とユニキャスト通信を行うことができる。
端末の間でRRC連結が確立されると、送信端末はRRCメッセージを受信端末に送信する。
実施例
一方、Release 17 NR V2Xでは、端末(UE)のサイドリンク(Sidelink)DRX(Discontinuous reception)動作を支援する。V2X端末のDRX動作を支援するとき、以下のような問題が発生し得る。
V2X端末は端末間にPC5 RRC連結されていない状態でも接続のないグループキャストメッセージ(Connectionless Groupcast message)及び/又はブロードキャストメッセージ(Broadcast message)を送受信することができる。しかし、端末がDRXモードで動作するとき、メッセージを送信する端末(TX UE)がメッセージを受信する端末(RX UE)のDRX On-Duration区間に関するメッセージを送信しないと、受信端末は送信端末が送信するメッセージを受信できない。送信端末と受信端末の間にPC5 RRC連結されていない状態で端末の間でDRX設定を共有する方法がなく、相手端末のDRX設定を知らないためである。即ち、送信端末が受信端末のDRX On-Duration区間外でメッセージを送信する問題が発生し得る。
言い換えれば、従来には端末のDRX設定に関する情報をPC5 RRC連結状態で送信したので、送信端末がPC5 RRC連結される前に受信端末にメッセージを送ると、受信端末のDRX On-Duration区間外でメッセージを送信する問題があり得る。
よって、この明細書では、送信端末が受信端末とPC5 RRC連結されていない通信状況でも送信端末が受信端末のDRX設定を把握する方法及びそれを支援する装置を提供する。この明細書に開示の方法により、端末間連結されていない状況でもグループキャスト/ブロードキャストメッセージを受信端末のDRX On-Duration区間に送信することができる。
以下に説明する様々な提案は個々に適用してもよく、一つ以上の他の提案と結合して適用してもよい。
1.実施例1
この開示の一実施例によれば、DRXを支援する端末は自分のSL DRX Configuration(PSCCH又はSCIモニタリングのためのDRX Configuration)を周辺端末にサイドリンクブロードキャストチャネル(Sidelink Broadcast Channel、SL BCH)を介してブロードキャストすることを提案する。
例えば、端末はinitial PC5-S broadcast message(即ち、PC5-S Direct Communication Request)により周辺端末にPSBCHでブロードキャストすることができる。PC5-S Direct Communication Requestにより端末のSL DRX Configurationをブロードキャストする場合、PC5-S Direct Communication Requestを受信した端末は端末のSL DRX Configurationのみを得、PC5-S Direct Communication Requestに対する応答(即ち、PC5-S Direct Communication Accept)は送信しなくてもよい。端末がPC5-S Direct Communication Requestに応答すると、PC5 Unicast連結ができるので、応答なしにDRX情報のみを得ることができる。
サイドリンクブロードキャストチャネルを介して送信されるSidelink DRX configurationは表1のような情報を含む。
端末は周辺端末が送信したサイドリンクブロードキャストチャネルを受信して周辺端末のSL DRX configuration情報を得る。これにより、送信端末は受信端末とPC5 RRC連結されていない状態でも受信端末のSL DRX Configurationを知ることができ、グループキャストメッセージ及び/又はブロードキャストメッセージを受信端末のSL DRX On-Duration区間に送信することができる。
図7はこの開示の一実施例を説明するための図である。
図7を参照すると、端末2は自分のSL DRX configuraitonを含むメッセージをサイドリンクブロードキャストチャネルを介して端末1に送信する。端末1は端末2とのPC5 RRC連結なしに、端末2のSL DRX configuraitonを用いて端末2のSL DRX On-Duration区間内にグループキャストメッセージ及び/又はブロードキャストメッセージを送信することができる。
2.実施例2
この開示の一実施例によれば、DRXを支援する端末は自分のSL DRX Configuration(PSCCH又はSCIモニタリングのためのDRX Configuration)を周辺端末にPSCCH(第2SCI(2nd SCI))を介して送信する。
第2SCIにより送信されるSL DRX configurationは表2のような情報を含む。
例えば、第2SCIによりSL DRX Configurationを送信する場合、第2SCIに含まれる宛先識別子は24ビットの第2階層グループキャスト宛先ID(24Bit groupcast destination layer 2 ID)から抽出された第1階層グループキャスト宛先ID(groupcast destination layer 1 ID)である(即ち、24ビットである第2階層IDの部分ビット)。また、SL DRX Configurationはさらに送信端末の第2階層ソースID(Source layer 2 ID)から抽出された第1階層ソースID(source layer 1 ID)を含む。
又は第2SCIによりSL DRX Configurationを送信する場合は、第2SCIに含まれる宛先識別子は24ビットの第2階層ブロードキャスト宛先ID(24Bit broadcast destination layer 2 ID)から抽出された第1階層ブロードキャスト宛先ID(broadcast destination layer 1 ID)である(即ち、24ビットである第2階層IDの部分ビット)。また、SL DRX Configurationはさらに送信端末の第2階層ソースID(Source layer 2 ID)から抽出された第1階層ソースID(source layer 1 ID)を含む。
例えば、第2SCIにSL DRX Configuration情報が含まれるとき、第1SCIは第2SCIにSL DRX Configuration情報が含まれるか否かをSL DRX Configurationビットにより指示することができる。例えば、端末は第1SCIの予備ビット(reserved bit)を用いて第2SCIにSL DRX Configuration情報が含まれるか否かを指示する。例えば、SL DRX Configurationビットが0であると、第2SCIがSidelink DRX設定情報を含まないことを示す。またSL DRX Configurationビットが1であると、第2SCIがSL DRX Configuration情報を含むことを示す。
この場合、Release 16レガシー端末(即ち、Sidelink DRXを支援しない端末)では、SL DRX Configurationビットを予備ビットとして理解し、従来のSCI復号手順と同じ手順を行う。反面、Release 17レガシー端末(即ち、Sidelink DRXを支援する端末)では、第1SCIのSL DRX Configurationビットを用いて第2SCIでSL DRX Configurationを含むか否かを確認する。例えば、SL DRX Configurationビットが0であると、第2SCIがSL DRX configuration情報を含まないことを意味する。又はSL DRX Configurationビットが1であると、第2SCIがSL DRX Configuration情報を含むか或いは送信されるSCIに連関するPSSCHを介してSL DRX Configurationが伝達されることを意味する。
また第2SCIにおいてSL DRX configuration情報を全て含めない場合は、送信される第2SCIに連関するPSSCHに残りのSL DRX Configuration情報を含むことができる。このために、第2SCIに“More Sidelink DRX Configuration Bit”を含めて伝達することができる。
例えば、第2SCIに含まれた“More Sidelink DRX Configuration Bit”値が0であると、SL DRX Configurationが全て第2SCIで伝達されることを意味する。また“More Sidelink DRX Configuration Bit”値が1であると、第2SCIにSL DRX Configurationを全て伝達できず、残りのSL DRX ConfigurationがPSSCHを介して伝達されたことを意味する。又は“More Sidelink DRX Configuration Bit”値が1であると、第2SCIにSL DRX Configuration情報を含む空間が不十分であり、全てのSL DRX Configuration値が第2SCIに連関するPSSCHに伝達され得ることを示す。
図8はこの開示の一実施例を説明するための図である。
図8を参照すると、端末2は自分のSL DRX configuraitonを含むメッセージをPSCCHを介して端末1に送信する。例えば、SL DRX configuraitonは第2SCIに含まれて送信される。端末1は端末2とのPC5 RRC連結なしに端末2のSL DRX configuraitonを用いて端末2のSL DRX On-Duration区間内にグループキャストメッセージ及び/又はブロードキャストメッセージを送信する。
3.実施例3
この開示の一実施例によれば、DRXを支援する端末は自分のSL DRX Configuration(PSCCH又はSCIモニタリングのためのDRX Configuration)を周辺端末にPSSCH(グループキャストデータ又はブロードキャストデータ)で放送することを提案する。PSSCHを介して送信されるSL DRX Configurationは表3のような情報を含む。
PSSCHを介してSidelink DRX configurationを送信するとき、PSSCHメッセージに含まれる宛先識別子はgroupcast destination layer 2 IDである。さらに送信端末のSource layer 2 IDも共に含まれて送信される。
またPSSCHを介してSidelink DRX configurationを送信するとき、PSSCHメッセージに含まれる宛先識別子はbroacast destination layer 2 IDである。さらに送信端末のSource layer 2 IDも共に含まれて送信される。
図9はこの開示の一実施例を説明するための図である。
図9を参照すると、端末2は自分のSL DRX configuraitonを含むメッセージをPSSCHを介して端末1に送信する。端末は周辺端末が送信したグループキャスト及び/又はブロードキャストPSSCHを受信して周辺端末のSidelink DRX情報を得ることができる。端末1は端末2とのPC5 RRC連結なしに端末2のSL DRX configuraitonを用いて端末2のSL DRX On-Duration区間内にグループキャストメッセージ及び/又はブロードキャストメッセージを送信することができる。
4.実施例4
この開示の一実施例によれば、送信端末は自分が位置する位置領域/ゾーン領域に基づいて相手受信端末のSL DRX Configurationを類推して受信端末のSL DRX On-Duration区間にグループキャストメッセージ及び/又はブロードキャストメッセージを送信することを提案する。
従来技術によれば、端末の位置領域、ゾーンIDはSidelink DRX configurationとマッピングされる。即ち、従来技術によれば、類似する位置領域に位置する端末は同じSL DRX Configurationを有してSL DRXを動作させる。
送信端末は上位階層から接続のないグループキャストメッセージ及び/又はブロードキャストメッセージが発生すると、自分の位置領域(例えば、ゾーンID)に基づいてSL DRX設定を得る。送信端末は得られたSidelink DRX On-Duration時点に接続のないグループキャストメッセージ及び/又はブロードキャストメッセージを送信する。これにより、送信端末と受信端末間にPC5 RRC連結されなくても、送信端末の周辺領域に位置する端末は自分のSidelink DRX On-Duration区間で送信端末が送信するグループキャストメッセージ又はブロードキャストメッセージを受信することができる。
5.実施例5
V2X端末は複数のV2Xサービスタイプ(例えば、PSID(Provider Service Identifier)又はITS-AID(Intelligent Transport Systems-Application Object Identifier))を有し、それぞれのV2Xサービスタイプは他のサービス要求事項又はサービスに対するQoS要求事項(例えば、PQI(PC5 QoS identifier):PC5 5QI)を有する。DRXが適用されるV2X端末の場合、複数のサービスタイプに対応するサービス要求事項を統合/考慮してSL DRX Configurationを生成する必要がある。
もし基地局でSL DRX Configurationを生成した場合、端末は基地局に複数のサービスタイプに対応するサービス要求事項の情報を送信しなければならない。また基地局は受信したサービス要求事項の情報に基づいてSL DRX Configurationを生成して端末に送信しなければならない。このように従来のUu通信では、基地局がDRX configurationを生成して端末に送信したが、それをV2X通信にもそのまま適用すると、不要なシグナリングオーバーヘッドが発生することがある。
この開示の一実施例によれば、V2X端末は基地局とのシグナリングなしにアプリケーション情報を用いてSL DRX Configurationを生成することができる。従って、V2X端末は基地局とのシグナリングオーバーヘッドを減らすことができる。
図10はこの明細の一実施例を説明するための図である。
図10を参照すると、S1001段階において、端末のV2Xアプリケーション階層(V2X application layer)からV2X階層にアプリケーション情報が伝達される。アプリケーション情報はサービスタイプ(例えば、PSID又はITS-AID)及び/又はV2Xアプリケーション要求事項(V2X application requirement)を含む。一例として、アプリケーション要求事項はQoS(Quality of service)要求事項である(例えば、PQI:PC5 5QI)。またサービスタイプは複数個であり、V2Xアプリケーション要求事項は複数のサービスタイプのそれぞれに対応する。端末のV2X階層にはアプリケーション階層からそれぞれのサービスタイプに対応するアプリケーション要求事項が伝達される。
S1002段階において、端末はV2X階層でサービスタイプ及びV2Xアプリケーション要求事項に基づいてSL DRX Configurationを生成する。即ち、端末のV2X階層は受信したサービスタイプ及びアプリケーション要求事項情報を統合/考慮してSL DRX Configurationを生成する。
S1003段階において、端末は生成されたSL DRX ConfigurationをV2X階層からAS(Access Stratum)階層に伝達する。
また、S1004段階において、端末のAS階層は受信したSL DRX Configurationに基づいて他の端末とサイドリンク通信を行う。
ここで、SL DRX情報は、SL DRX-onDurationTime、SL DRX-SlotOffset、SL DRX-InactivityTimer、SL DRX-RetransmissionTimer、SL DRX-LongCycleStartOffset、SL DRX-ShortCycle、SL DRX-ShortCycleTimer及びSL DRX-HARQ-RTT-Timerのうちのいずれかを含む。
図11はこの明細の一実施例を説明するための図である。
図11を参照すると、端末の上位階層(即ち、V2X階層)はSL DRX Configurationを生成して端末のAS階層に伝達する。端末はSL DRX Configurationを用いて他の端末にグループキャストメッセージ及び/又はブロードキャストメッセージを送信する。
即ち、端末のV2Xアプリケーション階層からV2X階層に伝達するアプリケーション情報(application information)及び/又はV2Xアプリケーション要求事項に基づいて、端末のV2X階層では端末のSL DRX Configurationを生成してAS階層に伝達することができる。アプリケーション情報はサービスタイプを含む(例えば、PSID又はITS-AID)。
端末はV2X階層でグループキャスト/ブロードキャストサービスにマッピングされるSL DRX Configuration(mapping groupcast/broadcast L2 ID to DRX Configuration)を形成してAS階層に伝達する。送信端末はV2X階層から伝達されたグループキャスト/ブロードキャストサービスにマッピングされるSL DRX Configurationに基づいて、受信端末のSidelink DRX On-Duration区間に連結のないグループキャスト/ブロードキャストメッセージを伝達する。
6.実施例6
図12はこの明細の一実施例を説明するための図である。
図12を参照すると、端末はサイドリンク通信を開始するとき、自分の位置情報(絶対的位置情報、相対的位置情報又はZone ID)とgroupcast/broadcast Destination L2 ID及びSidelink DRX configurationをSidelink UE Informationにより基地局に伝達する。これにより、基地局はSidelink UE Informationを伝達したカバレッジ内(in-coverage)の端末の位置情報、groupcast/broadcast Destination L2 ID及びSidelink DRX configurationが得られる。基地局はSidelink UE Informationを伝達した端末にサイドリンク通信に必要な無線リソース設定を割り当てるとき、端末の隣接端末のgroupcast/broadcast Destination L2 ID及びSidelink DRX configurationを含めて伝達する。端末は基地局から受けたサイドリンク通信に必要な無線リソース設定に含まれた自分の隣接端末のSidelink DRX configuationに基づいて、ターゲット受信端末のSL DRX On-Duration区間に接続のないグループキャスト/ブロードキャストメッセージを伝達することができる。
7.実施例7
図13はこの明細の一実施例を説明するための図である。
図13を参照すると、V2Xアプリケーションサーバー(Application Sever)は端末のSL DRX Configurationを端末のアプリケーションサービスごとにプロビジョニング(provisioning)して管理する。プロビジョニング(provisioning)とは、ユーザのニーズに合わせて情報又はリソースを割り当て/配置/配布しておき、必要時直ちに使用可能な状態で予め容易しておくことを意味する。即ち、V2Xアプリケーションサーバーでは端末のサイドリンクアプリケーションサービスとSL DRX Configurationをマッピングしてサービスパラメータ(DRX configurationを含む)で管理する。端末のV2Xアプリケーション階層はV2Xアプリケーションサーバーから自分のサービスパラメータを受けることができる(DRX configurationを含む)。
また端末はSBCCH(initial PC5-S broadcast message(即ち、PC5-S Direct Communication Request))を介して自分のSL DRX Configurationを放送して、周辺端末が周辺端末のSL DRX Configurationを知ることができる。これにより、端末は周辺端末のSL DRX Configurationを得、得られたSL DRX Configurationに基づいて送信端末は連結のないグループキャスト/ブロードキャストメッセージを受信端末のSidelink DRX On-Duration区間に送信することができる。
この開示の様々な実施例によれば、Sidelink DRXにより動作中の各端末は相手宛先端末に接続のないグループキャストトラフィック及びブロードキャストトラフィックを伝達するとき、宛先相手端末とPC5 RRC連結設定がなくても相手端末のSidelink DRX設定情報を得られるようにして、送信端末が受信端末のSidelink On-duration区間に接続のないグループキャストトラフィック及びブロードキャストトラフィックを送信するようにする。
本発明が適用される通信システムの例
これに限られないが、この明細書に開示された本発明の様々な説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートは、機器間無線通信/連結(例えば、5G)を必要とする様々な分野に適用することができる。
以下、図面を参照しながらより具体的に説明する。以下の図/説明において、同じ図面符号は特に言及しない限り、同一又は対応するハードウェアブロック、ソフトウェアブロック又は機能ブロックを例示する。
図14は本発明が適用される通信システム1を例示する。
図14を参照すると、本発明に適用される通信システム1は、無線機器、基地局及びネットワークを含む。ここで、無線機器は無線接続技術(例えば、5G NR、LTE)を用いて通信を行う機器を意味し、通信/無線/5G機器とも称される。これに限られないが、無線機器はロボット100a、車両100b-1,100b-2、XR(eXtended Reality)機器100c、携帯機器(Hand-held Device)100d、家電100e、IoT(Internet of Thing)機器100f及びAI機器/サーバー400を含む。例えば、車両は無線通信機能が備えられた車両、自律走行車両、車両間通信可能な車両などを含む。ここで、車両はUAV(Unmanned Aerial Vehicle)(例えば、ドローン)を含む。XR機器はAR(Augmented Reality)/VR(Virtual Reality)/MR(Mixed Reality)機器を含み、HMD(Head-Mounted Device)、車両に備えられたHUD(Head-Up Display)、TV、スマートホン、コンピュータ、ウェアラブルデバイス、家電機器、デジタル看板、車両、ロボットなどの形態で具現される。携帯機器はスマートホン、スマートパッド、ウェアラブル機器(例えば、スマートウォッチ、スマートグラス)、コンピュータ(例えば、ノートブックパソコンなど)などを含む。家電はTV、冷蔵庫、洗濯機などを含む。IoT機器はセンサ、スマートメータなどを含む。例えば、基地局、ネットワークは無線機器にも具現され、特定の無線機器200aは他の無線機器に基地局/ネットワークノードで動作することもできる。
無線機器100a~100fは基地局200を介してネットワーク300に連結される。無線機器100a~100fにはAI(Artificial Intelligence)技術が適用され、無線機器100a~100fはネットワーク300を介してAIサーバー400に連結される。ネットワーク300は3Gネットワーク、4G(例えば、LTE)ネットワーク又は5G(例えば、NR)ネットワークなどを用いて構成される。無線機器100a~100fは基地局200/ネットワーク300を介して互いに通信できるが、基地局/ネットワークを介することなく、直接通信することもできる(例えば、サイドリンク通信)。例えば、車両100b-1、100b-2は直接通信することができる(例えば、V2V(Vehicle to Vehicle)/V2X(Vehicle to everything)通信)。またIoT機器(例えば、センサ)は他のIoT機器(例えば、センサ)又は他の無線機器100a~100fと直接通信することができる。
無線機器100a~100f/基地局200、基地局200/基地局200の間では無線通信/連結150a、150b、150cが行われる。ここで、無線通信/連結は上り/下りリンク通信150aとサイドリンク通信150b(又は、D2D通信)、基地局間通信150c(例えば、relay、IAB(Integrated Access Backhaul)のような様々な無線接続技術により行われる(例えば、5G NR)。無線通信/連結150a、150b、150cにより無線機器と基地局/無線機器、基地局と基地局は互いに無線信号を送/受信することができる。例えば、無線通信/連結150a、150b、150cは様々な物理チャネルを介して信号を送/受信することができる。このために、本発明の様々な提案に基づいて、無線信号の送/受信のための様々な構成情報の設定過程、様々な信号処理過程(例えば、チャネル符号化/復号、変調/復調、リソースマッピング/デマッピングなど)、リソース割り当て過程のうちのいずれか一つが行われる。
本発明が適用される無線機器の例
図15は本発明に適用される無線機器を例示する。
図15を参照すると、第1無線機器100と第2無線機器200は様々な無線接続技術(例えば、LTE、NR)により無線信号を送受信する。ここで、{第1無線機器100、第2無線機器200}は図14の{無線機器100x、基地局200}及び/又は{無線機器100x、無線機器100x}に対応する。
第1無線機器100は一つ以上のプロセッサ102及び一つ以上のメモリ104を含み、さらに一つ以上の送受信機106及び/又は一つ以上のアンテナ108を含む。プロセッサ102はメモリ104及び/又は送受信機106を制御し、この明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートを具現するように構成される。例えば、プロセッサ102はメモリ104内の情報を処理して第1情報/信号を生成した後、送受信機106で第1情報/信号を含む無線信号を送信する。またプロセッサ102は送受信機106で第2情報/信号を含む無線信号を受信した後、第2情報/信号の信号処理から得た情報をメモリ104に格納する。メモリ104はプロセッサ102に連結され、プロセッサ102の動作に関連する様々な情報を格納する。例えば、メモリ104はプロセッサ102により制御されるプロセスのうちの一部又は全部を行うか、又はこの明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートを行うための命令を含むソフトウェアコードを格納する。ここで、プロセッサ102とメモリ104は無線通信技術(例えば、LTE、NR)を具現するように設計された通信モデム/回路/チップの一部である。送受信機106はプロセッサ102に連結され、一つ以上のアンテナ108により無線信号を送信及び/又は受信する。送受信機106は送信機及び/又は受信機を含む。送受信機106はRF(radio Frequency)ユニットとも混用することができる。本発明において、無線機器は通信モデム/回路/チップを意味することもできる。
第2無線機器200は一つ以上のプロセッサ202及び一つ以上のメモリ204を含み、さらに一つ以上の送受信機206及び/又は一つ以上のアンテナ208を含む。プロセッサ202はメモリ204及び/又は送受信機206を制御し、この明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートを具現するように構成される。例えば、プロセッサ202はメモリ204内の情報を処理して第3情報/信号を生成した後、送受信機206で第3情報/信号を含む無線信号を送信する。またプロセッサ202は送受信機206で第4情報/信号を含む無線信号を受信した後、第4情報/信号の信号処理から得た情報をメモリ204に格納する。メモリ204はプロセッサ202に連結され、プロセッサ202の動作に関連する様々な情報を格納する。例えば、メモリ204はプロセッサ202により制御されるプロセスのうちの一部又は全部を行うか、又はこの明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートを行うための命令を含むソフトウェアコードを格納する。ここで、プロセッサ202とメモリ204は無線通信技術(例えば、LTE、NR)を具現するように設計された通信モデム/回路/チップの一部である。送受信機206はプロセッサ202に連結され、一つ以上のアンテナ208により無線信号を送信及び/又は受信する。送受信機206は送信機及び/又は受信機を含む。送受信機206はRFユニットとも混用することができる。本発明において、無線機器は通信モデム/回路/チップを意味することもできる。
以下、無線機器100,200のハードウェア要素についてより具体的に説明する。これに限られないが、一つ以上のプロトコル階層が一つ以上のプロセッサ102,202により具現される。例えば、一つ以上のプロセッサ102,202は一つ以上の階層(例えば、PHY、MAC、RLC、PDCP、RRC、SDAPのような機能的階層)を具現する。一つ以上のプロセッサ102,202はこの明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートによって一つ以上のPDU(Protocol Data Unit)及び/又は一つ以上のSDU(Service Data Unit)を生成する。一つ以上のプロセッサ102,202はこの明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートによってメッセージ、制御情報、データ又は情報を生成する。一つ以上のプロセッサ102,202はこの明細書に開示された機能、手順、提案及び/又は方法によってPDU、SDU、メッセージ、制御情報、データ又は情報を含む信号(例えば、ベースバンド信号)を生成して、一つ以上の送受信機106,206に提供する。一つ以上のプロセッサ102,202は一つ以上の送受信機106,206から信号(例えば、ベースバンド信号)を受信して、この明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートによってPDU、SDU、メッセージ、制御情報、データ又は情報を得ることができる。
一つ以上のプロセッサ102,202はコントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ又はマイクロコンピュータとも称される。一つ以上のプロセッサ102,202はハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより具現される。一例として、一つ以上のASIC(Application Specific Integrated Circuit)、一つ以上のDSP(Digital Signal Processor)、一つ以上のDSPD(Digital Signal Processing Device)、一つ以上のPLD(Programmable Logic Device)又は一つ以上のFPGA(Field Programmable Gate Arrays)が一つ以上のプロセッサ102,202に含まれる。この明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートはファームウェア又はソフトウェアを使用して具現され、ファームウェア又はソフトウェアはモジュール、手順、機能などを含むように具現される。この明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートを行うように設定されたファームウェア又はソフトウェアは一つ以上のプロセッサ102,202に含まれるか、又は一つ以上のメモリ104,204に格納されて一つ以上のプロセッサ102,202により駆動される。この明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートはコード、命令語(instruction)及び/又は命令語集合の形態でファームウェア又はソフトウェアを使用して具現される。
一つ以上のメモリ104,204は一つ以上のプロセッサ102,202に連結され、様々な形態のデータ、信号、メッセージ、情報、プログラム、コード、指示及び/又は命令を格納する。一つ以上のメモリ104,204はROM、RAM、EPROM、フラッシメモリ、ハードドライブ、レジスター、キャッシュメモリ、コンピュータ読み取り格納媒体及び/又はこれらの組み合わせにより構成される。一つ以上のメモリ104,204は一つ以上のプロセッサ102,202の内部及び/又は外部に位置する。また、一つ以上のメモリ104,204は有線又は無線連結のような様々な技術により一つ以上のプロセッサ102,202に連結される。
一つ以上の送受信機106,206は一つ以上の他の装置にこの明細書における方法及び/又はフローチャートなどで言及されたユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを送信することができる。一つ以上の送受信機106,206は一つ以上の他の装置からこの明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートなどで言及されたユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを受信することができる。例えば、一つ以上の送受信機106,206は一つ以上のプロセッサ102,202に連結され、無線信号を送受信する。例えば、一つ以上のプロセッサ102,202は一つ以上の送受信機106,206が一つ以上の他の装置にユーザデータ、制御情報又は無線信号を送信するように制御することができる。また、一つ以上のプロセッサ102,202は一つ以上の送受信機106,206が一つ以上の他の装置からユーザデータ、制御情報又は無線信号を受信するように制御することができる。一つ以上の送受信機106,206は一つ以上のアンテナ108,208に連結され、一つ以上の送受信機106,206は一つ以上のアンテナ108,208によりこの明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートなどで言及されるユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを送受信するように設定される。この明細書において、一つ以上のアンテナは複数の物理アンテナであるか、複数の論理アンテナである(例えば、アンテナポート)。一つ以上の送受信機106,206は受信されたユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを一つ以上のプロセッサ102,202を用いて処理するために、受信された無線信号/チャネルなどをRFバンド信号からベースバンド信号に変換する(Convert)。一つ以上の送受信機106,206は一つ以上のプロセッサ102,202を用いて処理されたユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどをベースバンド信号からRFバンド信号に変換する。このために、一つ以上の送受信機106,206は(アナログ)オシレーター及び/又はフィルターを含む。
ここで、この明細書の無線機器100,200で具現される無線通信技術はLTE、NR及び6Gだけではなく、低電力通信のためのNB-IoT(Narrowband Internet of Things)を含む。このとき、例えば、NB-IoT技術はLPWAN(Low Power Wide Area Network)技術の一例であり、LTE Cat(category)NB1及び/又はLTE Cat NB2などの規格で具現され、上述した名称に限定されない。さらに/或いは、この明細書の無線機器100,200で具現される無線通信技術はLTE-M技術に基づいて通信を行う。このとき、一例として、LTE-M技術はLPWAN技術の一例であり、eMTC(enhanced Machine Type Communication)などの様々な名称に呼ばれる。例えば、LTE-M技術は、1)LTE CAT0、2)LTE Cat M1、3)LTE Cat M2、4)LTE non-BL(non-Bandwidth Limited)、5)LTE-MTC、6)LTE Machine Type Communication、及び/又は7)LTE Mなどの様々な規格のうちのいずれかに具現され、上述した名称に限定されない。さらに/或いは、この明細書の無線機器100,200で具現される無線通信技術は、低電力通信を考慮したZigBee(登録商標)、ブルートゥース(BlUEtooth)(登録商標)及び低電力広域通信網(Low Power Wide Area Network、LPWAN)のうちのいずれかを含み、上述した名称に限定されない。一例として、ZigBee技術はIEEE802.15.4などの様々な規格に基づいて小型/低電力デジタル通信に関連するPAN(personal area networks)を生成し、様々な名称に呼ばれる。
本発明が適用される信号処理回路の例
図16は送信信号のための信号処理回路を例示する。
図16を参照すると、信号処理回路1000はスクランブラー1010、変調器1020、レイヤマッパー1030、プレコーダー1040、リソースマッパー1050、信号生成器1060を含む。これらに限られないが、図16の動作/機能は図15のプロセッサ102、202及び/又は送受信機106、206で行うことができる。図16のハードウェア要素は図15のプロセッサ102、202及び/又は送受信機106、206で具現できる。例えば、ブロック1010~1060は図15のプロセッサ102、202で具現できる。またブロック1010~1050は図15のプロセッサ102、202で具現され、ブロック1060は図15の送受信機106、206で具現されることができる。
コードワードは図16の信号処理回路1000を経て無線信号に変換される。ここで、コードワードは情報ブロックの符号化ビットシーケンスである。情報ブロックは送信ブロック(例えば、UL-SCH送信ブロック、DL-SCH送信ブロック)を含む。無線信号は様々な物理チャネル(例えば、PUSCH、PDSCH)を介して送信される。
より具体的には、コードワードはスクランブラー1010によりスクランブルされたビットシーケンスに変換することができる。スクランブルに使用されるスクランブルシーケンスは、初期化値に基づいて生成され、初期化値は無線機器のID情報などを含む。スクランブルされたビットシーケンスは変調器1020により変調シンボルシーケンスに変調される。変調方式はpi/2-BPSK(pi/2-Binary Phase Shift Keying)、m-PSK(m-Phase Shift Keying)、m-QAM(m-Quadrature Amplitude Modulation)などを含む。複素変調シンボルシーケンスはレイヤマッパー1030により一つ以上の送信レイヤにマッピングされることができる。各送信レイヤの変調シンボルはプレコーダー1040により該当アンテナポートにマッピングされる(プリコーディング)。プレコーダー1040の出力zはレイヤマッパー1030の出力yをN*Mのプリコーディング行列Wと乗じて得ることができる。ここで、Nはアンテナポートの数、Mは送信レイヤの数である。ここで、プレコーダー1040は複素変調シンボルに対する変換(transform)プリコーディング(例えば、DFT変換)を行った後にプリコーディングを行うことができる。またプレコーダー1040は変換プリコーディングを行わず、プリコーディングを行うことができる。
リソースマッパー1050は、各アンテナポートの変調シンボルを時間-周波数リソースにマッピングすることができる。時間-周波数リソースは時間ドメインにおいて複数のシンボル(例えば、CP-OFDMAシンボル、DFT-S-OFDMAシンボル)を含み、周波数ドメインにおいて複数の副搬送波を含む。信号生成器1060はマッピングされた変調シンボルから無線信号を生成し、生成された無線信号は各アンテナにより他の機器に送信される。このために、信号生成器1060はIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)モジュール及びCP(Cyclic Prefix)挿入機、DAC(Digital-to-Analog Converter)、周波数上りリンク変換器(frequency uplink converter)などを含む。
無線機器において、受信信号のための信号処理過程は、図16の信号処理過程1010~1060の逆に構成される。例えば、無線機器(例えば、図15の100、200)はアンテナポート/送受信機により外部から無線信号を受信する。受信された無線信号は信号復元機でベースバンド信号に変換される。このために信号復元機は周波数下りリンク変換器(frequency downlink converter)、ADC(analog-to-digital converter)、CP除去機、FFT(Fast Fourier Transform)モジュールを含む。その後、ベースバンド信号はリソースデ-マッパー過程、ポストコーディング(postcoding)過程、復調過程及びデ-スクランブル過程を経てコードワードに復元される。コードワードは復号を経て元来の情報ブロックに復元される。従って、受信信号のための信号処理回路(図示せず)は、信号復元機、リソースデ-マッパー、ポストコーダー、復調器、デ-スクランブラー及び復号器を含む。
本発明が適用される無線機器の活用例
図17はこの開示に適用される無線機器の他の例を例示する図である。無線機器は使用例/サービスによって様々な形態で具現される(図14を参照)。
図17を参照すると、無線機器100,200は図15の無線機器100,200に対応し、様々な要素、成分、ユニット/部及び/又はモジュールで構成される。例えば、無線機器100,200は通信部110、制御部120、メモリ部130及び追加要素140を含む。通信部は通信回路112及び送受信機114を含む。例えば、通信回路112は図15における一つ以上のプロセッサ102,202及び/又は一つ以上のメモリ104,204を含む。例えば、送受信機114は図15の一つ以上の送受信機106,206及び/又は一つ以上のアンテナ108,208を含む。制御部120は通信部110、メモリ部130及び追加要素140に電気的に連結され、無線機器の諸般動作を制御する。例えば、制御部120はメモリ部130に格納されたプログラム/コード/命令/情報に基づいて無線機器の電気的/機械的動作を制御する。また制御部120はメモリ部130に格納された情報を通信部110により外部(例えば、他の通信機器)に無線/有線インターフェースにより送信するか、又は通信部110により外部(例えば、他の通信機器)から無線/有線インターフェースにより受信された情報をメモリ部130に格納する。
追加要素140は無線機器の種類によって様々に構成される。例えば、追加要素140はパワーユニット/バッテリー、入出力部(I/O unit)、駆動部及びコンピュータ部のうち、いずれか一つを含む。これに限られないが、無線機器はロボット(図14、100a)、車両(図14、100b-1、100b-2)、XR機器(図14、100c)、携帯機器(図14、100d)、家電(図14、100e)、IoT機器(図14、100f)、デジタル放送用端末、ホログラム装置、公共安全装置、MTC装置、医療装置、フィンテック装置(又は金融装置)、保安装置、気候/環境装置、AIサーバー/機器(図14、400)、基地局(図14、200)及びネットワークノードなどの形態で具現される。無線機器は使用例/サービスによって移動可能であるか、又は固定した場所で使用される。
図17において、無線機器100,200内の様々な要素、成分、ユニット/部及び/又はモジュールは全体が有線インターフェースにより互いに連結されるか、又は少なくとも一部が通信部110により無線連結される。例えば、無線機器100,200内で制御部120と通信部110は有線連結され、制御部120と第1ユニット(例えば、130、140)は通信部110により無線連結される。また無線機器100,200内の各要素、成分、ユニット/部及び/又はモジュールは一つ以上の要素をさらに含む。例えば、制御部120は一つ以上のプロセッサ集合で構成される。例えば、制御部120は通信制御プロセッサ、アプリケーションプロセッサ(Application processor)、ECU(Electronic control Unit)、グラフィック処理プロセッサ、メモリ制御プロセッサなどの集合で構成される。他の例として、メモリ部130はRAM(Random Access Memory)、DRAM(Dynamic RAM)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(flash Memory)、揮発性メモリ(volatile Memory)、非揮発生メモリ及び/又はこれらの組み合わせで構成される。
以下、図17を参照しながら、その具現例についてより詳しく説明する。
本発明が適用される携帯機器の例
図18はこの開示に適用される携帯機器を例示する。携帯機器はスマートホン、スマートパッド、ウェアラブル機器(例えば、スマートウォッチ、スマートグラス)、携帯用コンピュータ(例えば、ノートブックパソコンなど)を含む。携帯機器はMS(Mobile Station)、UT(user terminal)、MSS(Mobile Subscriber Station)、SS(Subscriber Station)、AMS(Advanced Mobile Station)又はWT(Wireless terminal)とも称される。
図18を参照すると、携帯機器100はアンテナ部108、通信部110、制御部120、メモリ部130、電源供給部140a、インターフェース部140b及び入出力部140cを含む。アンテナ部108は通信部110の一部で構成される。ブロック110~130/140a~140cはそれぞれ図17のブロック110~130/140に対応する。
通信部110は他の無線機器、基地局と信号(例えば、データ、制御信号など)を送受信する。制御部120は携帯機器100の構成要素を制御して様々な動作を行う。制御部120はAP(Application Processor)を含む。メモリ部130は携帯機器100の駆動に必要なデータ/パラメータ/プログラム/コード/命令を格納する。またメモリ部130は入/出力されるデータ/情報などを格納する。電源供給部140aは携帯機器100に電源を供給し、有/無線充電回路、バッテリーなどを含む。インターフェース部140bは携帯機器100と他の外部機器の連結を支援する。インターフェース部140bは外部機器との連結のための様々なポート(例えば、オーディオ入/出力ポート、ビデオ入/出力ポート)を含む。入出力部140cは映像情報/信号、オーディオ情報/信号、データ及び/又はユーザから入力される情報を入力又は出力する。入出力部140cはカメラ、マイクロホン、ユーザ入力部、ディスプレイ部140d、スピーカー及び/又は触覚モジュールなどを含む。
一例として、データ通信の場合、入出力部140cはユーザから入力された情報/信号(例えば、タッチ、文字、音声、イメージ、ビデオ)を得、この得られた情報/信号はメモリ部130に格納される。通信部110はメモリに格納された情報/信号を無線信号に変換し、変換された無線信号を他の無線機器に直接送信するか又は基地局に送信する。また通信部110は他の無線機器又は基地局から無線信号を受信した後、受信された無線信号を元来の情報/信号に復元する。復元された情報/信号はメモリ部130に格納された後、出力部140cにより様々な形態(例えば、文字、音声、イメージ、ビデオ、触覚)に出力される。
本発明が適用される車両又は自律走行車両の例
図19は本発明に適用される車両又は自律走行車両を例示する。車両又は自律走行車両は移動型ロボット、車両、汽車、有/無人飛行体(Aerial Vehicle、AV)、船舶などで具現される。
図19を参照すると、車両又は自律走行車両100はアンテナ部108、通信部110、制御部120、駆動部140a、電源供給部140b、センサ部140c及び自律走行部140dを含む。アンテナ部108は通信部110の一部で構成される。ブロック110/130/140a~140dのそれぞれは図17のブロック110/130/140に対応する。
通信部110は他の車両、基地局(例えば、基地局、路辺基地局(Road Side unit)など)、サーバーなどの外部機器と信号(例えば、データ、制御信号など)を送受信する。制御部120は車両又は自律走行車両100の要素を制御して様々な動作を行う。制御部120はECU(Electronic control Unit)を含む。駆動部140aにより車両又は自律走行車両100が地上で走行する。駆動部140aはエンジン、モーター、パワートレイン、輪、ブレーキ、ステアリング装置などを含む。電源供給部140bは車両又は自律走行車両100に電源を供給し、有/無線充電回路、バッテリーなどを含む。センサ部140cは車両状態、周辺環境情報、ユーザ情報などを得ることができる。センサ部140cはIMU(inertial measurement unit)センサ、衝突センサ、ホイールセンサ(wheel sensor)、速度センサ、傾斜センサ、重量感知センサ、ヘッディングセンサ(heading sensor)、ポジションモジュール(position MODULE)、車両前進/後進センサ、バッテリーセンサ、燃料センサ、タイヤセンサ、ステアリングセンサ、温度センサ、湿度センサ、超音波センサ、照度センサ、ペダルポジションセンサなどを含む。自律走行部140dは走行中の車線を維持する技術、車間距離制御装置(adaptive cruise control)のように速度を自動に調節する技術、所定の経路によって自動走行する技術、目的地が設定されると自動に経路を設定して走行する技術などを具現する。
一例として、通信部110は外部サーバーから地図データ、交通情報データなどを受信する。自律走行部140dは得られたデータに基づいて自律走行経路とドライブプランを生成する。制御部120はドライブプランに従って車両又は自律走行車両100が自律走行経路に移動するように駆動部140aを制御する(例えば、速度/方向調節)。通信部110は自律走行中に外部サーバーから最新交通情報データを非周期的に得、また周りの車両から周りの交通情報データを得る。またセンサ部140cは自律走行中に車両状態、周辺環境情報を得る。自律走行部140dは新しく得たデータ/情報に基づいて自律走行経路とドライブプランを更新する。通信部110は車両位置、自律走行経路、ドライブプランなどに関する情報を外部サーバーに伝達する。外部サーバーは車両又は自律走行車両から集められた情報に基づいて、AI技術などを用いて交通情報データを予め予測し、予測された交通情報データを車両又は自律走行車両に提供することができる。
本発明が適用されるAR/VR及び車両の例
図20は本発明が適用される車両を例示する。車両は運送手段、汽車、飛行体、船舶などにも具現できる。
図20を参照すると、車両100は通信部110、制御部120、メモリ部130、入出力部140a及び位置測定部140bを含む。ここで、ブロック110~130/140a~140bのそれぞれは図17のブロック110~130/140に対応する。
通信部110は他の車両又は基地局などの外部機器と信号(例えば、データ、制御信号など)を送受信する。制御部120は車両100の構成要素を制御して様々な動作を行うことができる。メモリ部130は車両100の様々な機能を支援するデータ/パラメータ/プログラム/コード/命令を格納する。入出力部140aはメモリ部130内の情報に基づいてAR/VRオブジェクトを出力する。入出力部140aはHUDを含む。位置測定部140bは車両100の位置情報を得ることができる。位置情報は車両100の絶対位置情報、走行線内における位置情報、加速度情報、周辺車両との位置情報などを含む。位置測定部140bはGPS及び様々なセンサを含む。
一例として、車両100の通信部110は外部サーバーから地図情報、交通情報などを受信してメモリ部130に格納する。位置測定部140bはGPS及び様々なセンサにより車両位置情報を得てメモリ部130に格納する。制御部120は地図情報、交通情報及び車両位置情報などに基づいて仮想オブジェクトを生成し、入出力部140aは生成された仮想オブジェクトを車両内のウィンドウに表示する(1410、140a)。また制御部120は車両位置情報に基づいて車両100が走行線内で正しく運行しているか否かを判断する。車両100が走行線を非正常的に逸れる場合は、制御部120は入出力部140aにより車両内のウィンドウに警告を表示する。また制御部120は通信部110により周りの車両に走行異常に関する警告メッセージを放送する。状況によっては、制御部120は通信部110により関係機関に車両の位置情報と、走行/車両異常に関する情報を送信することもできる。
本発明が適用されるXR機器の例
図21は本発明が適用されるXR機器を例示する。XR機器はHMD、車両に備えられたHUD(Head-Up Display)、TV、スマートホン、コンピュータ、ウェアラブルデバイス、家電機器、デジタル看板、車両、ロボットなどの形態で具現される。
図21を参照すると、XR機器100aは通信部110、制御部120、メモリ部130、入出力部140a、センサ部140b及び電源供給部140cを含む。ここで、ブロック110~130/140a~140cのそれぞれは図17のブロック110~130/140に対応する。
通信部110は他の無線機器、携帯機器、又はメディアサーバーなどの外部機器と信号(例えば、メディアデータ、制御信号など)を送受信することができる。メディアデータは映像、イメージ、音などを含む。制御部120はXR機器100aの構成要素を制御して様々な動作を行う。例えば、制御部120はビデオ/イメージ獲得、(ビデオ/イメージ)符号化、メタデータ生成及び処理などの手順を制御及び/又は行うように構成される。メモリ部130はXR機器100aの駆動/XRオブジェクトの生成に必要なデータ/パラメータ/プログラム/コード/命令を格納する。入出力部140aは外部から制御情報、データなどを得て、生成されたXRオブジェクトを出力する。入出力部140aはカメラ、マイクロホン、ユーザ入力部、ディスプレイ部、スピーカー及び/又はハプティクスモジュールなどを含む。センサ部140bはXR機器状態、周辺環境情報、ユーザ情報などを得る。センサ部140bは近接センサ、照度センサ、加速度センサ、磁気センサ、ジャイロセンサ、慣性センサ、RGBセンサ、IRセンサ、指紋認識センサ、超音波センサ、光センサ、マイクロホン及び/又はレーダーなどを含む。電源供給部140cはXR機器100aに電源を供給し、有無線充填回路、バッテリーなどを含む。
一例として、XR機器100aはメモリ部130はXRオブジェクト(例えば、AR/VR/MRオブジェクト)の生成に必要な情報(例えば、データなど)を含む。入出力部140aはユーザからXR機器100aを操作する命令を得ることができ、制御部120はユーザの駆動命令に従ってXR機器100aを駆動させる。例えば、ユーザがXR機器100aにより映画、ニュースなどを視聴する場合、制御部120は通信部130でコンテンツ要請情報を他の機器(例えば、携帯機器100b)又はメディアサーバーに送信することができる。通信部130は他の機器(例えば、携帯機器100b)又はメディアサーバーから映画、ニュースなどのコンテンツをメモリ部130にダウンロード/ストリーミングすることができる。制御部120はコンテンツに対してビデオ/イメージ獲得、(ビデオ/イメージ)符号化、メタデータ生成/処理などの手順を制御し、及び/又は行い、入出力部140a/センサ部140bで得た周辺空間又は現実オブジェクトに関する情報に基づいてXRオブジェクトを生成/出力する。
XR機器100aは通信部110により携帯機器100bと無線連結され、XR機器100aの動作は携帯機器100bにより制御される。例えば、携帯機器100bはXR機器100aに対するコントローラとして動作する。このために、XR機器100aは携帯機器100bの3次元位置情報を得た後、携帯機器100bに対応するXR個体を生成して出力することができる。
本発明が適用されるロボットの例
図22は本発明が適用されるロボットを例示する。ロボットは使用目的や分野によって産業用、医療用、家庭用、軍事用などに分類できる。
図22を参照すると、ロボット100は通信部110、制御部120、メモリ部130、入出力部140a、センサ部140b及び駆動部140cを含む。ここで、ブロック110~130/140a~140cのそれぞれは図17のブロック110~130/140に対応する。
通信部110は他の無線機器、他のロボット又は制御サーバーなどの外部機器と信号(例えば、駆動情報、制御信号など)を送受信する。制御部120はロボット100の構成要素を制御して様々な動作を行うことができる。メモリ部130はロボット100の様々な機能を支援するデータ/パラメータ/プログラム/コード/命令を格納する。入出力部140aはロボット100の外部から情報を得て、ロボット100の外部に情報を出力する。入出力部140aはカメラ、マイクロホン、ユーザ入力部、ディスプレイ部、スピーカー及び/又はハプティクスモジュールなどを含む。センサ部140bはロボット100の内部情報、周辺環境情報、ユーザ情報などを得る。センサ部140bは近接センサ、照度センサ、加速度センサ、磁気センサ、ジャイロセンサ、慣性センサ、IRセンサ、指紋認識センサ、超音波センサ、光センサ、マイクロホン、レーダーなどを含む。駆動部140cはロボット関節を動かすなどの様々な物理的動作を行う。また駆動部140cはロボット100を地上で走行させるか又は空中で飛行させることができる。駆動部140cはアクチュエータ、モーター、車輪、ブレーキ、プロペラなどを含む。
本発明が適用されるAI機器の例
図23は本発明が適用されるAI機器を例示する。AI機器はTV、プロジェクタ、スマートホン、PC、ノートブック型パソコン、デジタル放送用端末機、タブレットPC、ウェアラブル装置、セットトップボックス(STB)、ラジオ、洗濯機、冷蔵庫、デジタルサイネージ、ロボット、車両などの固定型機器又は移動可能な機器などで具現される。
図23を参照すると、AI機器100は通信部110、制御部120、メモリ部130、入/出力部140a/140b、ランニングプロセッサ部140c及びセンサ部140dを含む。ブロック110~130/140a~140dのそれぞれは図17のブロック110~130/140に対応する。
通信部110は有無線通信技術を用いて他のAI機器(例えば、図14の100x、200、400)やAIサーバー(例えば、図14の400)などの外部機器と有無線信号(例えば、センサ情報、ユーザ入力、学習モデル、制御信号など)を送受信する。このために、通信部110はメモリ部130内の情報を外部機器に送信するか、又は外部機器から受信された信号をメモリ部130に伝達する。
制御部120はデータ分析アルゴリズム又はマシンラーニングアルゴリズムを使用して決定又は生成された情報に基づいて、AI機器100のいずれか一つの実行可能な動作を決定する。また制御部120はAI機器100の構成要素を制御して決定された動作を行うことができる。例えば、制御部120はランニングプロセッサ部140c又はメモリ部130のデータを要請、検索、受信又は活用することができ、いずれか一つの実行可能な動作のうち、予測される動作や望ましいと判断される動作を実行するようにAI機器100の構成要素を制御することができる。また制御部120はAI装置100の動作内容や動作に対するユーザのフィードバックなどを含む履歴情報を収集してメモリ部130又はランニングプロセッサ部140cに格納するか、又はAIサーバー(図14、400)などの外部装置に送信することができる。収集した履歴情報は学習モデルの更新時に利用される。
メモリ部130はAI機器100の様々な機能を支援するデータを格納する。例えば、メモリ部130は入力部140aから得たデータ、通信部110から得たデータ、ランニングプロセッサ部140cの出力データ、及びセンシング部140から得たデータを格納する。またメモリ部130は制御部120の動作/実行に必要な制御情報及び/又はソフトウェアコードを格納する。
入力部140aはAI機器100の外部から様々な種類のデータを得る。例えば、入力部140aはモデル学習のための学習データ、及び学習モデルが適用される入力データなどを得る。入力部140aはカメラ、マイクロホン及び/又はユーザ入力部などを含む。出力部140bは視覚、聴覚又触覚などに関連する出力を発生させる。出力部140bはディスプレイ部、スピーカー及び/又はハプティクスモジュールなどを含む。センシング部140は様々なセンサを用いてAI機器100の内部情報、AI機器100の周辺環境情報及びユーザ情報のうちのいずれか一つを得る。センシング部140は近接センサ、照度センサ、加速度センサ、磁気センサ、ジャイロセンサ、慣性センサ、RGBセンサ、IRセンサ、指紋認識センサ、超音波センサ、光センサ、マイクロホン及び/又はレーダーなどを含む。
ランニングプロセッサ部140cは学習データを用いて人工神経網で構成されたモデルを学習させる。ランニングプロセッサ部140cは、AIサーバー(図14、400)のランニングプロセッサ部と共に、AIプロセシングを行う。ランニングプロセッサ部140cは通信部110により外部機器から受信された情報、及び/又はメモリ部130に格納された情報を処理する。また、ランニングプロセッサ部140cの出力値は通信部110により外部機器に送信されるか/送信され、メモリ部130に格納される。
上記実施形態は様々な移動通信システムに適用することができる。

Claims (10)

  1. 無線通信システムにおいて動作する第1端末のための方法であって、
    第1階層から第2階層にサービスタイプに関連するアプリケーション情報を伝達する段階と、
    前記サービスタイプ及び前記第2階層による第2階層IDに基づいて、ブロードキャスト又はグループキャストに対するサイドリンク(SL) DRX情報を設定する段階と、
    前記SL DRX情報に基づいて、第2端末と通信する段階と、を含む、方法。
  2. 前記SL DRX情報は、SL drx-onDurationTime、SL drx-SlotOffset、SL drx-InactivityTimer、SL drx-RetransmissionTimer、SL drx-LongCycleStartOffset、SL drx-ShortCycle、SL drx-ShortCycleTimer及びSL drx-HARQ-RTT-Timerの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記SL DRX情報は、前記第1端末と連結されない他の端末にブロードキャストされる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記SL DRX情報は、PSBCH(Physical sidelink broadcast channel)を介して前記第2端末に送信される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記SL DRX情報は、第2サイドリンク制御情報(SCI)により前記第2端末に送信される、請求項1に記載の方法。
  6. 第1SCIは、前記SL DRX情報が前記第2SCIに含まれるか否かを知らせる指示子を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記SL DRX情報の一部が前記第2SCIに含まれる場合、残りのSL DRX情報は、PSSCH(physical sidelink shared channel)を介して前記第2端末に送信される、請求項5に記載の方法。
  8. 前記第2SCIは、前記残りのSL DRX情報が前記PSSCHに含まれるか否かを知らせる指示子を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記SL DRX情報は、PSSCH(physical sidelink shared channel)を介して前記第2端末に送信される、請求項1に記載の方法。
  10. 無線通信システムにおける第1端末であって、
    少なくとも一つのプロセッサと、
    前記少なくとも一つのプロセッサに動作可能に連結され、実行されるとき、前記少なくとも一つのプロセッサに動作を行うようにさせる命令を格納する少なくとも一つのコンピューターメモリと、を含み、
    前記動作は、
    第1階層から第2階層にサービスタイプに関連するアプリケーション情報を伝達することと
    前記サービスタイプ及び前記第2階層による第2階層IDに基づいて、ブロードキャスト又はグループキャストに対するサイドリンク(SL) DRX情報を設定することと、
    前記SL DRX情報に基づいて、第2端末と通信することと、を含む、第1端末。
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