JP7329399B2 - 曲げ角度検出ユニット、曲げ角度検出システム及び曲げ角度検出ユニットの実装方法 - Google Patents

曲げ角度検出ユニット、曲げ角度検出システム及び曲げ角度検出ユニットの実装方法 Download PDF

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Description

本発明は、ワークの曲げ角度検出ユニット、曲げ角度検出システム及び曲げ角度検出ユニットの実装方法に関する。
ワークを曲げ加工等するプレスブレーキにおいて、下部テーブルに設けたダイと上部テーブルに設けたパンチによって、例えば、板状のワークをV字状に曲げ加工するときに、角度センサによってワークの曲げ角度の検出を行うようにしたものが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
このプレスブレーキは、下部テーブルの前後両側に、左右方向へ移動位置決め自在な角度センサを設けることによって、角度センサの全体的構成の省スペース化及び構成の簡素化を図りながら、下部テーブルの前後の角度センサを個別に左右方向へ移動位置決めすることができるものである。
特許第6167013号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来技術のプレスブレーキでは、プレスブレーキに直接角度センサを構成する個々の部品を取り付ける必要があるため、プレスブレーキを占有する時間が長くなり、プレスブレーキの組み立て工数が増えるという問題がある。また、プレスブレーキに直接角度センサを組み込む構造のため、後付けのニーズには応えられないという問題もある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、プレスブレーキの組み立て時の占有率を下げて工数の増加を防止することができると共に、後付けすることが可能な曲げ角度検出ユニット、これを備えたプレスブレーキ及び曲げ角度検出ユニットの実装方法を提供することを目的とする。
本発明に係る曲げ角度検出ユニットは、板面を平行にした状態で延びると共にプレスブレーキに取り付けられる板状の一対の支持ベース部と、前記一対の支持ベース部の対向方向外側に延在方向に沿って移動位置決め自在に設けられた一対の角度検出機構とを備え、前記一対支持ベース部は、前記プレスブレーキの下部テーブルを挿入可能な間隔をおいて対向配置され、該下部テーブルに締結手段を介して装着可能に構成されていることを特徴とする。
本発明の一実施形態において、前記締結手段は、前記下部テーブルに対する締め板の取り付けに用いられる締付ボルトの頭部に形成されたねじ穴と、該ねじ穴に取り付けられる取付ボルトとにより構成される。
本発明の他の実施形態において、前記一対の支持ベース部は、その延在長が前記下部テーブルの左右方向の長さよりも長くなるよう形成されている。
本発明の更に他の実施形態において、前記一対の支持ベース部の延在方向の端部において各支持ベース部を平行状態を保持したまま連結する連結部を備える。
本発明に係る曲げ角度検出システムは、上部テーブル及び下部テーブルを有するプレスブレーキと、前記プレスブレーキに実装されてワークの曲げ角度を検出する曲げ角度検出ユニットとを備えた曲げ角度検出システムであって、前記曲げ角度検出ユニットは、板面を平行にした状態で延びると共に前記下部テーブルに取り付けられる板状の一対の支持ベース部と、前記一対の支持ベース部の対向方向外側に延在方向に沿って移動位置決め自在に設けられた一対の角度検出機構とを備え、前記一対の支持ベース部は、前記下部テーブルを挿入可能な間隔をおいて対向配置され、該下部テーブルに締結手段を介して装着可能に構成されていることを特徴とする。
本発明の一実施形態において、前記プレスブレーキは、前記下部テーブルの前後方向の前側及び後側にそれぞれ締め板を取り付ける締付ボルト及び締付ナットを有し、前記締結手段は、前記締付ボルトの頭部に形成されたねじ穴と、該ねじ穴に取り付けられる取付ボルトとにより構成され、前記曲げ角度検出ユニットは、前記一対の支持ベース部が前記締付ボルトの頭部に当接し、且つ前記ねじ穴に螺合された取付ボルトによってねじ止めされることで、前記下部テーブルに対し該下部テーブルの前後方向に位置決めされて装着される。
本発明の他の実施形態において、前記曲げ角度検出ユニットは、前記一対の支持ベース部の延在方向の端部において各支持ベース部を平行状態を保持したまま連結する連結部を備える。
本発明の更に他の実施形態において、前記曲げ角度検出ユニットは、前記連結部に着脱自在に取り付けられた位置決めプレートにより、前記下部テーブルに対する左右方向が位置決めされる。
本発明に係る曲げ角度検出ユニットの実装方法は、上部テーブル及び下部テーブルを有するプレスブレーキに対し、前記プレスブレーキにおけるワークの曲げ角度を検出する曲げ角度検出ユニットを実装する曲げ角度検出ユニットの実装方法であって、前記曲げ角度検出ユニットは、板面を平行にした状態で延びると共に前記下部テーブルに取り付けられる板状の一対の支持ベース部と、前記一対の支持ベース部の対向方向外側に延在方向に沿って移動位置決め自在に設けられた一対の角度検出機構とを備え、前記一対の支持ベース部は、前記下部テーブルを挿入可能な間隔をおいて対向配置され、該下部テーブルに締結手段を介して装着されるものであり、前記延在方向に延在するメインフレームと、このメインフレームに取り付けられ板面を平行にした状態で延びると共に前記一対の支持ベース部を支持する板状の一対のサポートフレームと、前記一対のサポートフレーム同士を対向方向に接続するシッピングブロックとを有する実装治具を用い、前記曲げ角度検出ユニットの前記一対の支持ベース部に対し、前記一対のサポートフレームをそれぞれ取り付ける工程と、前記一対のサポートフレームが取り付けられた前記曲げ角度検出ユニットを前記実装治具ごと前記下部テーブル上の実装位置に搬送する工程と、前記下部テーブル上に前記シッピングブロックが当接するように前記実装治具を載置して、前記下部テーブルに対して前記曲げ角度検出ユニットを配置する工程と、前記下部テーブルに対して、前記一対の支持ベース部を取り付ける工程と、前記一対のサポートフレームを前記一対の支持ベース部から取り外し、前記実装治具を撤去する工程とを備えたことを特徴とする。
本発明の一実施形態において、前記締結手段は、前記下部テーブルに締め板を取り付ける締付ナットが取り付けられる締付ボルトの頭部に形成されたねじ穴と、該ねじ穴に取り付けられる取付ボルトとにより構成され、前記一対の支持ベース部を取り付ける工程では、該一対の支持ベース部を前記締付ボルトの頭部に当接させ、且つ前記ねじ穴に前記取付ボルトを螺合してねじ止めすることで、前記曲げ角度検出ユニットを前記下部テーブルに対し該下部テーブルの前後方向に位置決めして取り付ける。
本発明の他の実施形態において、前記締付ナット及び前記締付ボルトは、前記下部テーブルに対してねじ締め/緩め自在に取り付けられ、前記一対の支持ベース部を取り付ける工程では、前記下部テーブルの前後方向の前側の締付ボルトの頭部に前記曲げ角度検出ユニットの前側の支持ベース部を当接させ、該締付ボルトのねじ穴に取付ボルトを螺合して該前側の支持ベース部をねじ止めした後に、前記下部テーブルの前後方向の後側の締付ボルトを緩めてその頭部を前記曲げ角度検出ユニットの後側の支持ベース部に当接させ、該締付ボルトのねじ穴に取付ボルトを螺合して該後側の支持ベース部をねじ止めする。
本発明の更に他の実施形態において、前記実装治具を撤去した後に、前記下部テーブルの前後方向の後側の締付ボルトに取り付けられた締付ナットを緩めて、該下部テーブルの後側に締め板を取り付ける工程を更に備える。
本発明の更に他の実施形態において、前記実装治具の前記メインフレームは、延在長が前記曲げ角度検出ユニットの延在方向の長さよりも長く、且つ前記延在方向の中央部に前記対向方向の一方に延出するジャッキ受け部を有し、前記実装位置に搬送する工程では、前記実装治具を前記メインフレームの両端部及び前記ジャッキ受け部で支持し昇降させる昇降機構及び移動車輪を有する搬送治具により搬送する。
本発明によれば、プレスブレーキの組み立て時の占有率を下げて工数の増加を防止することができると共に、後付けすることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る曲げ角度検出システムを構成する曲げ角度検出ユニットを備えたプレスブレーキの概略構成を示す正面図である。 同プレスブレーキの概略構成を示す側面図である。 同曲げ角度検出ユニットの概略構成を示す斜視図である。 同曲げ角度検出ユニットの概略構成を示す側面図である。 図4のA-A線矢視図である。 同曲げ角度検出ユニットを下部テーブルに実装した様子を概略的に示す側面図である。 同曲げ角度検出ユニットの概略構成の一部を示す上面図である。 同曲げ角度検出ユニットの実装治具の概略構成を示す斜視図である。 同曲げ角度検出ユニットの実装手順を説明するための一部縦断面図である。 同曲げ角度検出ユニットの実装手順を説明するための一部縦断面図である。 同曲げ角度検出ユニットの実装手順を説明するための一部縦断面図である。 同曲げ角度検出ユニットを実装した後の下部テーブルの状態を説明するための一部縦断面図である。 同曲げ角度検出ユニットを実装治具ごと搬送し実装するための搬送治具の概略構成を示す斜視図である。 同搬送治具による実装治具に取り付けられた曲げ角度検出ユニットの実装手順を説明するための斜視図である。 同搬送治具による実装治具に取り付けられた曲げ角度検出ユニットの実装手順を説明するための上面図である。 図15のB-B線拡大矢視図である。 同搬送治具による実装治具に取り付けられた曲げ角度検出ユニットの実装手順を説明するための側面図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態に係る曲げ角度検出ユニット、曲げ角度検出システム及び曲げ角度検出ユニットの実装方法を詳細に説明する。ただし、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
[曲げ角度検出システムの構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る曲げ角度検出システムを構成する曲げ角度検出ユニットを備えたプレスブレーキの概略構成を示す正面図であり、図2はこのプレスブレーキの概略構成を示す側面図である。
図1及び図2に示すように、曲げ角度検出システム1は、ワークを曲げ加工する曲げ加工機であるプレスブレーキ10と、このプレスブレーキ10に実装された曲げ角度検出ユニット20と、これらプレスブレーキ10及び曲げ角度検出ユニット20を制御してワークの曲げ角度の検出を含む曲げ加工を行う制御装置(図示せず)とを備える。
なお、プレスブレーキ10の基本的な構造及び曲げ角度検出ユニット20の基本的な構造については既知であるので、ここでは説明が必要な部分を除いて概略のみを説明する。また、以下の説明において、「X軸方向」はプレスブレーキ10の正面に正対した場合の左右方向を意味し、「Y軸方向」はこの場合の奥行き方向を意味し、「Z軸方向」はこの場合の上下方向を意味する。また、本実施形態においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や一部の構成要素が省略されている場合がある。
[プレスブレーキの構成]
曲げ角度検出システム1のプレスブレーキ10は、前面中央に、奥行き方向(Y軸方向)の一方の面、例えば外側の板面がそれぞれ前面を向くように上下方向(Z軸方向)に整列して配置された下部テーブル11及び上部テーブル12を備える。これら下部テーブル11及び上部テーブル12は、左右方向(X軸方向)に長く延在する状態で、支持部13の前側下部及び前側上部にそれぞれ備えられている。
支持部13は、これらのテーブル11,12を支持するために、プレスブレーキ10の左右それぞれに配置されている。更に、プレスブレーキ10は、本実施形態においては、例えば、上部テーブル12を下部テーブル11に対して上下方向に沿って往復動させるように構成された駆動機構16を備える。
下部テーブル11は、例えば金属等の板状部材からなり、その上部においてV溝を備えたダイD等の下型を保持する複数の下型ホルダ(ダイホルダ)14(図6参照)を有する。上部テーブル12は、下部テーブル11と同様の金属等の板状部材からなり、その下部においてダイDと協働して板状のワーク(図示せず)の曲げ加工を行うパンチP(図示せず)等の上型を保持する上型ホルダ(図示せず)を有する。
各支持部13は、本実施形態においては、例えば側方視で略コの字状に形成された板状のサイドフレームにより構成されるが、これに限定されるものではなく、棒状のタイバー等によって構成されてもよい。駆動機構16は、例えば、上部テーブル12の駆動源となる油圧シリンダであり、各支持部13の上部にそれぞれ取り付けられている。各駆動機構16は、上部テーブル12を下部テーブル11に対して上下方向に沿って相対的に往復動(上下動)させるように構成されている。
そして、プレスブレーキ10は、ワークの曲げ加工に際しては、下部テーブル11のダイD上にワークを載置して位置決めした後、上部テーブル12を下降させて、ダイDとパンチPとを係合させることによって、ワークをV字形状に曲げ加工することができるように構成されている。
[曲げ角度検出ユニットの構成]
図3は、曲げ角度検出ユニット20の概略構成を示す斜視図、図4は同じく概略構成を示す側面図、図5は図4のA-A線矢視図である。また、図6は、曲げ角度検出ユニット20を下部テーブル11に実装した様子を概略的に示す側面図、図7は曲げ角度検出ユニット20の概略構成の一部を示す上面図である。
図3~図7に示すように、曲げ角度検出システム1の曲げ角度検出ユニット20は、本実施形態においては、プレスブレーキ10の下部テーブル11に実装される。曲げ角度検出ユニット20は、板面(主面)を平行にした状態で平行に延びる板状の一対のベースプレート(一対の支持ベース部)21と、これらベースプレート21の延在方向(左右方向)の両端部において、各ベースプレート21の平行状態を保持したままそれぞれを連結する逆U字状の複数の連結ブラケット(連結部)22とを有する。ベースプレート21は、その長さ(延在長)が、例えば下部テーブル11の左右方向の長さよりも長くなるよう形成されている。
また、曲げ角度検出ユニット20は、上記のように、プレスブレーキ10でワークをV字形状に曲げ加工したときに、ワークの曲げ角度を検出するための角度センサを備えた一対の角度検出装置23を複数(本実施形態では、二対)有する。一対の角度検出装置23は、一対のベースプレート21の対向方向外側、すなわちプレスブレーキ10のオペレータ側(前方側)とバックゲージ側(後方側)に対で配置されているので、それぞれベースプレート21の延在方向に沿って左右方向に対で移動して、移動位置決め自在となるように複数組設けられている。
具体的には、一対の角度検出装置23は、ベースプレート21に設けられた左右方向に延びるガイド部材24に嵌合するスライド部材25によって、ベースプレート21に一体的に支持されている。これにより、一対の角度検出装置23は、各スライド部材25がガイド部材24に沿って左右方向へ対で移動することにより、それぞれの組毎に左右方向へ移動可能に支持されている。角度検出装置23については、既知の構成を採用し得るのでここでは詳しい説明は省略するが、例えば特許第6167013号公報に記載されているものや、特開2006-205256号公報に記載されているものと同様に構成することができる。
なお、図6に示すように、下部テーブル11の上面には、ダイDを上面に取り付けた下型ホルダ14が装着されている。下型ホルダ14は、下部テーブル11の前面、後面に着脱可能に取付けた締付プレート(締め板)15によって前後から挟圧固定されている。なお、締付プレート15は、図7に示すように、締付プレート15を貫通配置された複数の締付ねじ(締付ボルト)26に螺合した締付ナット27によって、下部テーブル11に対して締付けてある。従って、下型ホルダ14は、締付ナット27を緩めることにより、下部テーブル11に対して着脱交換可能に取り付けられている。
締付ねじ26は、下部テーブル11に対してねじ締め/緩め自在に取り付けられており、そのねじの頭部にタップ(ねじ穴)が切られているため、このタップに取付ねじ(取付ボルト)28を螺合することで、ベースプレート21をねじ止め可能に構成されている。なお、これらタップ及び取付ねじ28が締結手段を構成する。従って、曲げ角度検出ユニット20は、左右方向に長いベースプレート21が締付ねじ26の頭部に対し前後方向の内側面が当接し、取付ねじ28によって水平に取り付けられることにより、下部テーブル11に実装される。なお、締付ねじ26は締付プレート15の取付手段としても機能しているので、曲げ角度検出ユニット20を実装するための取り付けスペースや部品点数が増えることはない。
一対の角度検出装置23は、駆動ユニット30及び従動ユニット31によって、ガイド部材24に沿って左右方向に移動位置決め自在に駆動される。駆動ユニット30は、図5に示すように、例えば下部テーブル11の正面から向かって左側面(左側)に配置されている。また、例えば下部テーブル11の正面から向かって右側面(右側)には、従動ユニット31が配置されている。
より詳細には、駆動ユニット30は、下部テーブル11の左側面側に配置される連結ブラケット22に垂直に取り付けられたベースブラケット32に対し、例えば複数のボルト32aにより取り付けられて配置されている。また、従動ユニット31は、下部テーブル11の右側面側に配置される連結ブラケット22に垂直に取り付けられたベースブラケット32に対し、例えば複数のボルト32aにより取り付けられて配置されている。なお、駆動ユニット30側の連結ブラケット22には、曲げ角度検出ユニット20の下部テーブル11への実装時に、曲げ角度検出ユニット20の左右方向の位置を決めるための位置決めプレート22aがボルト22bにより着脱自在に取り付けられている。
そして、例えば上記左側面側のベースブラケット32には、第1回転軸33が前後方向に水平で回転自在に貫通配置されている。第1回転軸33の前後方向の両端部には、大径の第1プーリ34がそれぞれ備えられている。また、この第1回転軸33には、第1プーリ34よりも前後方向内側に従動プーリ35が備えられている。この従動プーリ35には、ベースブラケット32に装着した第1サーボモータ36によって回転される駆動プーリ37に掛回したタイミングベルト38が掛回してある。従って、第1サーボモータ36を正逆回転させることにより、第1プーリ34を正逆回転させることが可能である。
また、例えば左側面側のベースブラケット32には、このベースブラケット32に装着された第2サーボモータ43によって回転される第2回転軸40が設けられている。この第2回転軸40は、隣設された第1回転軸33と同一の高さに配置され、第1回転軸33の左右方向の内側においてベースブラケット32を前後方向に水平に貫通して回転自在に配置されている。そして、第2回転軸40の前後方向の両端部には、第1プーリ34よりも小径の第2プーリ41がそれぞれ備えられている。
また、この第2回転軸40には、第2プーリ41よりも前後方向内側に従動プーリ42が備えられている。この従動プーリ42には、ベースブラケット32に装着した第2サーボモータ43によって回転される駆動プーリ44に掛回したタイミングベルト45が掛回してある。従って、第2サーボモータ43を正逆回転させることにより、第2プーリ41を正逆回転させることが可能である。
一方、上記右側面側のベースブラケット32においては、左側面側のベースブラケット32の第1回転軸33と同一の高さ位置に、第1従動軸46が第1回転軸33と水平に配置され、且つ前後方向に貫通して回転自在に配置されている。第1従動軸46の前後方向の両端部には、第1プーリ34と同径の従動プーリ47が左右方向に対向して設けられている。これら前後の従動プーリ47と前後の第1プーリ34とには、第1タイミングベルト48が掛回されている。
また、第1従動軸46よりも左右方向の内側の位置における同一の高さ位置には、右側面側のベースブラケット32を前後方向に水平に貫通して配置された第2従動軸49が回転自在に設けられている。そして、第2従動軸49の前後方向の両端部には、第2プーリ41と同径の従動プーリ50が設けられている。そして、左右方向に対向した前後方向の第2プーリ41と従動プーリ50とには、第2タイミングベルト51が掛回されている。このような構成により、第1及び第2サーボモータ36,43をそれぞれ個別に正逆回転させることによって、第1及び第2タイミングベルト48,51はそれぞれ個別に正逆回転される。
なお、前後のベースプレート21にそれぞれ配置されたガイド部材24に沿って左右方向へ移動自在に支持された一対の角度検出装置23を左右方向へ移動させるために、前後方向において対をなす一組の第1角度検出装置23Aは、第1ベルト連結ブラケット52を介して第1タイミングベルト48に連結されている。また、前後方向において対をなす他の一組の第2角度検出装置23Bは、第2ベルト連結ブラケット53を介して第2タイミングベルト51に連結されている。
第1及び第2ベルト連結ブラケット52,53は、例えば同一形状同一寸法に形成され、これらの基端部は、第1及び第2タイミングベルト48,51間の同一空間内において同一の高さ位置に配置されている。なお、第1及び第2ベルト連結ブラケット52,53の第1及び第2タイミングベルト48,51への連結態様は、互いの干渉を避けるため上下方向において逆となっている。
このような構成により、第1サーボモータ36を正逆回転させると、前後の第1プーリ34が同期して正逆回転されるので、前後の第1タイミングベルト48は同期して同一方向に走行駆動される。従って、第1タイミングベルト48に連結されて前後に対をなす一組の第1角度検出装置23Aは、それぞれが左右方向に同期して移動する。
また、第2サーボモータ43を正逆回転させると、前後の第2プーリ41が同期して正逆回転されるので、前後の第2タイミングベルト51は同期して同一方向に走行駆動され、これにより、第2タイミングベルト51に連結されて前後に対をなす他の一組の第2角度検出装置23Bは、それぞれが左右方向に同期して移動する。このように、本実施形態の曲げ角度検出ユニット20においては、前後の一対の第1角度検出装置23A及び一対の第2角度検出装置23Bを含む複数組の角度検出機構によって、角度検出装置23に含まれる角度センサ(図示せず)を、プレスブレーキ10のパンチPやダイDのセットした位置及びワークの左右方向の幅寸法等に対応させて、組毎に左右方向に個別に移動位置決めすることが可能となる。
本実施形態の曲げ角度検出ユニット20は、プレスブレーキ10に取付可能なユニットとして取り扱うことができるので、例えば、プレスブレーキ10の組立時に、組み立てにかかる占有率を下げることができ、結果として組立工数の増加を防ぐことが可能となる。
[曲げ角度検出ユニットの実装方法]
次に、プレスブレーキ10への曲げ角度検出ユニット20の実装方法について説明する。図8は、曲げ角度検出ユニットの実装治具の概略構成を示す斜視図、図9~図11は曲げ角度検出ユニットの実装手順を説明するための一部縦断面図である。また、図12は、曲げ角度検出ユニットを実装した後の下部テーブルの状態を説明するための一部縦断面図である。
曲げ角度検出ユニット20は、図6及び図7に示すように、上記のとおり締付ねじ26に螺合された取付ねじ28によって、ベースプレート21を下部テーブル11に取り付けることにより、プレスブレーキ10へ実装される。
この実装に際し、曲げ角度検出ユニット20は、まず、図8に示すような実装治具60に装着された状態で運搬される。すなわち、曲げ角度検出ユニット20は、単体で運搬されたり実装されたりするように取り扱われても良いが、好ましくは運搬時や実装時にはこの実装治具60が装着された状態で一体的に取り扱われると良い。
実装治具60は、図示しない吊上げクレーン、フォークリフト、ハンドリフタ等の運搬用機器のフックが引っ掛けられる複数の吊りフック(吊下げ手段)61が所定箇所(ここでは、2箇所)に設けられたメインフレーム62と、このメインフレーム62の下方に板面を平行にした状態で、且つメインフレーム62よりも前後方向に幅広で平行に延びる板状の一対のサポートフレーム63とを有する。
また、実装治具60は、メインフレーム62とサポートフレーム63とを左右方向の所定間隔毎に前後方向において接続する接続ブラケット64と、接続ブラケット64の下方において前後のサポートフレーム63同士を接続するシッピングブロック65とを有する。
実装治具60のメインフレーム62は、その長さ(延在長)が曲げ角度検出ユニット20よりも左右方向に長くなるよう形成されている。一方、各サポートフレーム63は、ベースプレート21よりも左右方向に短くなるよう形成されている。また、メインフレーム62は、図9に示すように、左右方向に延伸する縦断面U字状に形成されている。このメインフレーム62の前後方向の一対の壁部62aの先端部は、例えば強度を高めるためにそれぞれ前後方向内側に向かって曲げられている。
そして、メインフレーム62の一対の壁部62aに対し、接続ブラケット64が前後方向外側からボルト64aによりそれぞれ所定位置でボルト止めされている。なお、メインフレーム62の一対の壁部62aのうち、前後方向の前側の壁部62aには、左右方向の中央部辺りに前方側に延出する縦断面逆U字状のジャッキ受け部66が設けられている。
また、実装治具60のサポートフレーム63は、各接続ブラケット64の下方に設けられた接続ステー64bに対し、例えば上下方向からナット63aによりナット止めされることにより取り付けられている。サポートフレーム63間に配置されたシッピングブロック65は、接続ステー64bの下方において、ボルト65aによりサポートフレーム63にそれぞれボルト止めされている。
このシッピングブロック65は、プレスブレーキ10へ曲げ角度検出ユニット20が実装されるときに、下部テーブル11の上面上に載置されると共に、左右方向における下部テーブル11の前面に取り付けられた締付プレート15間に嵌まるように配置される。従って、曲げ角度検出ユニット20は、この実装治具60を用いることにより、少なくとも下部テーブル11に対する上下方向の位置及び左右方向の位置が仮止めの段階である程度位置決めされ得る。
そして、曲げ角度検出ユニット20は、ベースプレート21がそれぞれサポートフレーム63の前後方向内側にボルト63bによりボルト止めされることによって、実装治具60に対し、一体的に吊り下げ可能に取り付けられる。なお、各サポートフレーム63の前後方向内側の板面には、ベースプレート21の上端が当接する複数の位置決めピン63cが設けられている。これら各位置決めピン63cにより曲げ角度検出ユニット20の実装治具60に対する上下方向の位置が決まる。また、各サポートフレーム63には、所定位置に下端から凹むように形成された、締付ねじ26等を避けるための逃げ溝63d(図8参照)が複数設けられている。
このように構成された実装治具60に曲げ角度検出ユニット20を一体的に取り付けたら、例えば、吊りフック61に運搬用機器のフックを引っ掛けて曲げ角度検出ユニット20を吊り下げた状態のまま、実装治具60ごとプレスブレーキ10の下部テーブル11上における実装位置の上方に運搬する。この際、下部テーブル11の前面には、予め締付ねじ26及び締付ナット27により前側の締付プレート15を取り付けておき、下部テーブル11の後面には、締付ねじ26及び締付ナット27のみを取り付けておく。
なお、前側の締付ねじ26は、曲げ角度検出ユニット20の前側のベースプレート21と、実装位置においてその頭部が当接する位置に取り付けられる。一方、後側の締付ねじ26は、前側の締付ねじ26の端面に当接するまで下部テーブル11にねじ込んでおく。このようにしておくことで、例えば図9に示すように、各締付ねじ26の頭部と実装される曲げ角度検出ユニット20の各ベースプレート21との間に、作業マージンとしての所定の隙間gが空くように締付ねじ26が取り付けられた状態となる。
そして、このような状態となるように、シッピングブロック65を下部テーブル11の上面上に当接させて複数の締付プレート15間にそれぞれ位置させるよう、図9中矢印で示すように実装治具60を下ろし、曲げ角度検出ユニット20を下部テーブル11上に載置する。なお、図示は省略するが、このとき、吊りフック61に運搬用機器のフックを引っ掛けたままの状態であることが好ましいが、実装作業上の観点から、吊りフック61から運搬用機器のフックを外してしまっても良い。また、各シッピングブロック65と締付プレート15との間にも作業マージンとしての所定の隙間gが空いている。
こうして曲げ角度検出ユニット20を下部テーブル11上に載置したら、図10中矢印で示すように、前側のベースプレート21が前側の締付ねじ26の頭部に当接するまで曲げ角度検出ユニット20をずらす(動かす)。そして、図11に示すように、前側の締付ねじ26の頭部に前側のベースプレート21の外側から取付ねじ28を取り付けて、取付ねじ28をねじ込むことにより前側のベースプレート21を下部テーブル11の前面側に取り付ける。
一方、後側の締付ねじ26は、図10に矢印で示すように、前側のベースプレート21を取り付けた後に、後側のベースプレート21にその頭部が当接するように緩められて突き出される。そして、図11に示すように、後側の締付ねじ26の頭部に後側のベースプレート21の外側から取付ねじ28を取り付けて、取付ねじ28をねじ込むことにより後側のベースプレート21を下部テーブル11の後面側に取り付ける。これにより、曲げ角度検出ユニット20が正規の実装位置において下部テーブル11に実装される。
なお、後側のベースプレート21を取り付けて曲げ角度検出ユニット20を実装した後に、図10に示すボルト63bを取り外すことによって、曲げ角度検出ユニット20から実装治具60を取り外し、図11中矢印で示すように、運搬用機器によって実装治具60のみを撤去することが可能となる。
その後、後側の締付ねじ26に螺合されている締付ナット27を緩めて、この締付ナット27と下部テーブル11の後面との間に後側の締付プレート15を挿入し、図12に示すように、ダイDを取り付けた下型ホルダ14を締付プレート15で挟み込むように後側の締付ナット27を締め付ける。
これにより、曲げ角度検出ユニット20が正規の実装位置に実装された下部テーブル11の運転前準備が完了する。このように、本実施形態の実装治具60を用いれば、曲げ角度検出ユニット20を容易にプレスブレーキ10に対して後付けすることができるので、上述したように組立占有率を下げて工数の増加を防止することが可能となる。
[他の実装方法]
図13は、曲げ角度検出ユニットを実装治具ごと搬送し実装するための搬送治具の概略構成を示す斜視図、図14及び図15は搬送治具による実装治具に取り付けられた曲げ角度検出ユニットの実装手順を説明するための斜視図及び上面図である。また、図16は、図15のB-B線を拡大して示す矢視図であり、図17は搬送治具による実装治具に取り付けられた曲げ角度検出ユニットの実装手順を説明するための側面図である。なお、既に説明したものと同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
曲げ角度検出ユニット20が取り付けられた上述した実装治具60を、設備規模やスペースの都合上の問題等により運搬用機器によって下部テーブル11に対して運搬し実装することができない場合、曲げ角度検出ユニット20が取り付けられた実装治具60そのものを搬送して曲げ角度検出ユニット20を下部テーブル11に実装するための搬送治具70が用いられる。
搬送治具70は、図13に示すように、下部テーブル11の前面側において、左右方向に上下一対で平行に延伸すると共に複数箇所で上下方向に接続された金属等の角断面部材からなる矩形状のメインフレーム部71と、このメインフレーム部71の左右方向の両端部から前後方向の後方(プレスブレーキ10の方)に向けて延出するサイドフレーム部72とを有する。
また、搬送治具70は、メインフレーム部71の左右方向の中央部において、下部テーブル11の前面側に向けてサイドフレーム部72よりも短く延出するサブフレーム部73と、このサブフレーム部73に設けられたメイン昇降機構74と、搬送治具70を下部テーブル11の前面側において位置決めするための衝撃緩衝部75aを備えたストッパ機構75とを有する。
なお、メイン昇降機構74は、サブフレーム部73における実装治具60のジャッキ受け部66と上下方向に対応する箇所に設けられており、操作ハンドル74aにより昇降動作可能に構成されている。また、サイドフレーム部72の左右方向内側における、実装治具60のメインフレーム62の左右方向両端部近傍に対して上下方向に対応する箇所には、例えばメイン昇降機構74と連動して昇降可能な一対のサブ昇降機構76が設けられている。
また、メインフレーム部71とサイドフレーム部72との接続箇所、及びメインフレーム部71とサブフレーム部73との接続箇所には、それぞれ強度を高めるための補強プレート77が取り付けられている。更に、サイドフレーム部72及びサブフレーム部73の下方には、搬送治具70を移動自在にするための複数のキャスター(移動車輪)78が設けられている。
下部テーブル11への実装に際しては、このように構成された搬送治具70に対し、まず、曲げ角度検出ユニット20が取り得付けられた実装治具60を、ジャッキ受け部66とメイン昇降機構74、及びメインフレーム62とサブ昇降機構76がそれぞれ上下方向に対応するように載置する。次に、曲げ角度検出ユニット20が下部テーブル11に干渉しないように、例えばユーザが操作ハンドル74aを操作して、メイン昇降機構74及びサブ昇降機構76により実装治具60を所定の高さまで上昇させる。
そして、図14~図17に示すように、下部テーブル11の前方から搬送治具70を下部テーブル11に近づけて、サイドフレーム部72が下部テーブル11の左右方向の両側面側に位置する状態で、下部テーブル11の前面にストッパ機構75を当接させ、搬送治具70の下部テーブル11に対する位置を位置決めする。このとき、図15及び図16に示すように、ストッパ機構75の衝撃緩衝部75aが下部テーブル11の前面に接触して、当接の際の衝撃を和らげるので、搬送治具70が下部テーブル11に勢い良く衝突することは回避される。
搬送治具70が下部テーブル11に対して位置決めされたら、上記のように操作ハンドル74aを操作することにより、メイン昇降機構74及びサブ昇降機構76によって、実装治具60を曲げ角度検出ユニット20が下部テーブル11に対する正規の実装位置の高さとなるまで下降させる。
その後は、上述したように下部テーブル11の前側及び後側の締付ねじ26、締付ナット27及び取付ねじ28を取り扱って曲げ角度検出ユニット20を下部テーブル11に実装し、実装治具60を取り外して、再度メイン昇降機構74及びサブ昇降機構76により実装治具60を所定の高さまで上昇させ、搬送治具70を退避させれば良い。
このように、本実施形態の搬送治具70を用いれば、実装治具60の作用効果と同様の作用効果を奏するだけではなく、プレスブレーキ10を設置する箇所の設備規模やスペースの都合上の問題等に影響を受けることなく、曲げ角度検出ユニット20を実装することが可能となる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記の実施の形態では、曲げ角度検出ユニット20の前後の一対の角度検出装置23を、各ベルト連結ブラケット52,53を介して各タイミングベルト48,51に繋げ、各サーボモータ36,43により駆動及び従動させる構成としたが、駆動ユニット30や従動ユニット31の構成は、これに限定されるものではなく、前後の一対の角度検出装置23を個々に駆動及び従動させることができる構成であれば、種々の形状や構造、或いは配置態様等を採用し得る。
1 曲げ角度検出システム
10 プレスブレーキ
11 下部テーブル
12 上部テーブル
13 支持部(サイドフレーム)
14 下型ホルダ
15 締付プレート
16 駆動機構
20 曲げ角度検出ユニット
21 ベースプレート
22 連結ブラケット
23 角度検出装置
24 ガイド部材
25 スライド部材
26 締付ねじ
27 締付ナット
28 取付ねじ
30 駆動ユニット
31 従動ユニット
60 実装治具
70 搬送治具

Claims (14)

  1. 板面を平行にした状態で延びると共にプレスブレーキに取り付けられる板状の一対の支持ベース部と、
    前記一対の支持ベース部の対向方向外側に延在方向に沿って移動位置決め自在に設けられた一対の角度検出機構と
    各支持ベース部を平行状態を保持したまま連結する連結部と
    を備え、
    前記一対の支持ベース部は、前記プレスブレーキの下部テーブルを挿入可能な間隔をおいて対向配置され、該下部テーブルに締結手段を介して装着可能に構成されている
    ことを特徴とする曲げ角度検出ユニット。
  2. 前記締結手段は、前記下部テーブルに対する締め板の取り付けに用いられる締付ボルトの頭部に形成されたねじ穴と、該ねじ穴に取り付けられる取付ボルトとにより構成される
    ことを特徴とする請求項1記載の曲げ角度検出ユニット。
  3. 前記一対の支持ベース部は、その延在長が前記下部テーブルの左右方向の長さよりも長くなるよう形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の曲げ角度検出ユニット。
  4. 前記連結部は、前記一対の支持ベース部の延在方向の端部に設けられる
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項記載の曲げ角度検出ユニット。
  5. 上部テーブル及び下部テーブルを有するプレスブレーキと、前記プレスブレーキに実装されてワークの曲げ角度を検出する曲げ角度検出ユニットとを備えた曲げ角度検出システムであって、
    前記曲げ角度検出ユニットは、板面を平行にした状態で延びると共に前記下部テーブルに取り付けられる板状の一対の支持ベース部と、前記一対の支持ベース部の対向方向外側に延在方向に沿って移動位置決め自在に設けられた一対の角度検出機構と、各支持ベース部を平行状態を保持したまま連結する連結部とを備え、前記一対の支持ベース部は、前記下部テーブルを挿入可能な間隔をおいて対向配置され、該下部テーブルに締結手段を介して装着可能に構成されている
    ことを特徴とする曲げ角度検出システム。
  6. 前記プレスブレーキは、前記下部テーブルの前後方向の前側及び後側にそれぞれ締め板を取り付ける締付ボルト及び締付ナットを有し、
    前記締結手段は、前記締付ボルトの頭部に形成されたねじ穴と、該ねじ穴に取り付けられる取付ボルトとにより構成され、
    前記曲げ角度検出ユニットは、前記一対の支持ベース部が前記締付ボルトの頭部に当接し、且つ前記ねじ穴に螺合された取付ボルトによってねじ止めされることで、前記下部テーブルに対し該下部テーブルの前後方向に位置決めされて装着される
    ことを特徴とする請求項5記載の曲げ角度検出システム。
  7. 前記連結部は、前記一対の支持ベース部の延在方向の端部に設けられる
    ことを特徴とする請求項5又は6記載の曲げ角度検出システム。
  8. 前記曲げ角度検出ユニットは、前記連結部に着脱自在に取り付けられた位置決めプレートにより、前記下部テーブルに対する左右方向が位置決めされる
    ことを特徴とする請求項5~のいずれか1項記載の曲げ角度検出システム。
  9. 上部テーブル及び下部テーブルを有するプレスブレーキに対し、前記プレスブレーキに
    おけるワークの曲げ角度を検出する曲げ角度検出ユニットを実装する曲げ角度検出ユニットの実装方法であって、
    前記曲げ角度検出ユニットは、板面を平行にした状態で延びると共に前記下部テーブルに取り付けられる板状の一対の支持ベース部と、前記一対の支持ベース部の対向方向外側に延在方向に沿って移動位置決め自在に設けられた一対の角度検出機構とを備え、前記一対の支持ベース部は、前記下部テーブルを挿入可能な間隔をおいて対向配置され、該下部テーブルに締結手段を介して装着されるものであり、
    前記延在方向に延在するメインフレームと、このメインフレームに取り付けられ板面を平行にした状態で延びると共に前記一対の支持ベース部を支持する板状の一対のサポートフレームと、前記一対のサポートフレーム同士を対向方向に接続するシッピングブロックとを有する実装治具を用い、
    前記曲げ角度検出ユニットの前記一対の支持ベース部に対し、前記一対のサポートフレームをそれぞれ取り付ける工程と、
    前記一対のサポートフレームが取り付けられた前記曲げ角度検出ユニットを前記実装治具ごと前記下部テーブル上の実装位置に搬送する工程と、
    前記下部テーブル上に前記シッピングブロックが当接するように前記実装治具を載置して、前記下部テーブルに対して前記曲げ角度検出ユニットを配置する工程と、
    前記下部テーブルに対して、前記締結手段によって前記一対の支持ベース部を取り付ける工程と、
    前記一対のサポートフレームを前記一対の支持ベース部から取り外し、前記実装治具を撤去する工程とを備えた
    ことを特徴とする曲げ角度検出ユニットの実装方法。
  10. 前記締結手段は、前記下部テーブルに締め板を取り付ける締付ナットが取り付けられる締付ボルトの頭部に形成されたねじ穴と、該ねじ穴に取り付けられる取付ボルトとにより構成され、
    前記一対の支持ベース部を取り付ける工程では、該一対の支持ベース部を前記締付ボルトの頭部に当接させ、且つ前記ねじ穴に前記取付ボルトを螺合してねじ止めすることで、前記曲げ角度検出ユニットを前記下部テーブルに対し該下部テーブルの前後方向に位置決めして取り付ける
    ことを特徴とする請求項9記載の曲げ角度検出ユニットの実装方法。
  11. 前記締付ナット及び前記締付ボルトは、前記下部テーブルに対してねじ締め/緩め自在に取り付けられ、
    前記一対の支持ベース部を取り付ける工程では、前記下部テーブルの前後方向の前側の締付ボルトの頭部に前記曲げ角度検出ユニットの前側の支持ベース部を当接させ、該締付ボルトのねじ穴に取付ボルトを螺合して該前側の支持ベース部をねじ止めした後に、前記下部テーブルの前後方向の後側の締付ボルトを緩めてその頭部を前記曲げ角度検出ユニットの後側の支持ベース部に当接させ、該締付ボルトのねじ穴に取付ボルトを螺合して該後側の支持ベース部をねじ止めする
    ことを特徴とする請求項10記載の曲げ角度検出ユニットの実装方法。
  12. 前記実装治具を撤去した後に、前記下部テーブルの前後方向の後側の締付ボルトに取り付けられた締付ナットを緩めて、該下部テーブルの後側に締め板を取り付ける工程を更に備える
    ことを特徴とする請求項10又は11記載の曲げ角度検出ユニットの実装方法。
  13. 前記実装治具は、前記メインフレームに設けられた吊下げ手段を有する
    ことを特徴とする請求項10~12のいずれか1項記載の曲げ角度検出ユニットの実装方法。
  14. 前記実装治具の前記メインフレームは、延在長が前記曲げ角度検出ユニットの延在方向の長さよりも長く、且つ前記延在方向の中央部に前記対向方向の一方に延出するジャッキ受け部を有し、
    前記実装位置に搬送する工程では、前記実装治具を前記メインフレームの両端部及び前記ジャッキ受け部で支持し昇降させる昇降機構及び移動車輪を有する搬送治具により搬送する
    ことを特徴とする請求項9~13のいずれか1項記載の曲げ角度検出ユニットの実装方法。
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