JP7329101B1 - 組立治具およびその連結具 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数本のフレーム組立作業を円滑かつ確実にする組立治具およびその連結具ならびにその案内板を提供する。【解決手段】組立治具は、案内板12及び一対の連結具14で構成される。案内板を直交する一対のフレームF上に載置した後に、後付けするタイプの連結具を個別にフレーム及び案内板に対してそれぞれ装着するので、その作業性が向上する。操作体24のツバ部24B方向が、係合体20の両係合面20Aにおける先端の方向と同一方向になっているので、作業者はツバ部24Bを視認することにより係合体先端の向きが容易に判断できる。また、連結具の係合体先端が、フレームの係合溝F3を構成する薄片F2の下面などに食い込んだ状態となっても、係合体及び操作部がネジ軸16を介して一体螺合構成で連結されているので、操作部の回転力が直接に係合体に伝達される。即ち、フレーム及び案内板に対して連結具の着脱がそれぞれ円滑かつ迅速となり、使い勝手が良好となる。【選択図】 図8

Description

本発明は、複数本のフレーム同士を仮止めして組立てる組立治具およびその連結具に関する
図11に示す市販中のフレームFを複数連結して組立てる際(図15参照)には、それらの平面段差をなくし同一面すなわち面一になるよう仮止めする、図12に示すような組立治具100が使用される。この組立治具100は、一対の蝶ボルト102,これらの蝶ボルト102のネジ部102Aよりも若干径大な丸孔105を適宜間隔でそれぞれ形成する連結板104,この連結板104に蝶ボルト102を介して取付られる一対のナット106を備える(図13参照)。なお、蝶ボルト102は、ネジ部102Aよりも径大な頭部102B及びこの頭部102Bより突設する一対のツバ部102Cを一体成型している。
複数本のフレームFを例えばT字状に組立てる場合、図15に示すように、先ず組立治具100をそのナット106のT字頭部107(図12~図14参照)が、例えばフレームFの開口溝F1にそれぞれ略対応するようフレームF上に組立治具100全体をセットとして適宜載置する(図16の破線および図13の1点鎖線参照)。即ち、図13に示すように、その左側の蝶ボルト102のネジ部102A及びナット106を、図13の1点鎖線で示すフレームFの開口溝F1に挿通させる。
この挿通時の状態から、蝶ボルト102を適宜回転させこの蝶ボルト102に対して自在回転するナット106のT字頭部107が、図13の1点鎖線で示す開口溝F1を形成するフレームFの溝片F2の裏面(即ち、開口溝F1に連続する幅広の係合溝F3によって形成される裏面)に対向しつつ引っ掛るまで螺着(所謂「係合」と同義)させる。即ち、蝶ボルト102及びナット106の螺着により、図13に示すように、上記T字頭部107及び連結板104を押圧する蝶ボルト102の頭部102Bで、上記T字頭部107及び連結板104はフレームFの溝片F2に対向圧接して挟持(即ち、「組立治具100の装着」と同義)する。
また、特許文献1には、フレームを組み立てる際に、構造材同士を正確に位置決めして固定しうる組立治具が開示されている(「要約」中の「課題」欄参照)。即ち、この組立治具は、垂直材に着脱自在に装着可能なガイドレールを有し、水平材に着脱自在に装着可能なガイドブロックをガイドレールに対して昇降自在に取り付ける。そして、複数本のTボルト(段落番号「0016」参照)を備えるガイドブロックをガイドレールに対して昇降させる高さ調整ボルトをアジャストブロックに遊挿する構成が開示されている(「要約」中の「解決手段」欄参照)。
一方、特許文献2は、フレーム組立作業の容易化を図るため、第1および第2の固定手段にはフレーム溝に挿入可能な第1の固定部および第2の固定部と,これら固定部を第1の回転軸および第2の回転軸を介して手動にて回転させる第1のツマミ及び第2のツマミとを備え、フレーム溝に挿入した各固定部を各ツマミにて回転させることで、各固定部の当接面の長辺をフレーム溝の延在方向に対し直交させ固定する組立治具が開示されている(「要約」の欄参照)。
そして、図12に示す従来例,特許文献1及び特許文献2の各組立治具100などにおいて、上述したように仮止めされた状態(例えば「図16の破線の状態」参照)から、フレームF同士をブラケットBで固定する。即ち、フレーム組立後は、図15乃至図17に示すブラケットBを介して六角孔ボルトBBで、フレームF同士は仮止めされた状態を保持した状態で確実に固定される(図17参照)。なお、上述した各組立治具100などにおいては、それらを全体のセットとしてフレームFに着脱する構成である。
登録実用新案第3080481号公報 特開2016-156390号公報
ところで、図12に示す従来例ではナット106のT字頭部107と蝶ボルト102の頭部102Bを介する連結板104(図12~図14参照),及び特許文献1ではTボルトと蝶ナットを介するブロック本体(段落番号「0016」及び図1参照)で、フレームFの溝片F2(図11及び図13参照)におのおの対向圧接して挟持させる必要がある。しかし、複数本のフレームFの開口溝F1に対し、組立治具100等に備える複数個のT字頭部107(図12参照)及び従来例1に係るTボルトの方向を、開口溝F1にそれぞれ対応させることがその作業上困難な場合がある。即ち、図12に示す従来例および特許文献1において、組立治具の仮止め操作に当たり、作業者の作業姿勢などによっては、略同時に複数のねじ止め操作を行うことが困難である。
また、上述した各組立治具100などにおいて、その取外し時にはT字頭部107及び特許文献1に係るTボルトの先端などが、図11に示すフレームFの溝片F2などに食い込んだまま円滑に上記挿通時の状態(図13の状態)まで戻らないことがある。そのため、蝶ボルト102及びナット106を分解する必要が生じる場合があり、作業が煩雑となる。即ち、図12に示す従来例および特許文献1において、フレームFに対して着脱する際、組立治具100などは全体をセットとして行うので、煩雑な作業となり使い勝手が悪い。
一方、特許文献2は、図12に示す従来例または特許文献1と異なり、ツマミ(回転軸)を90°回転すると固定部も同方向に同角度回転する(段落番号「0024」及び図3B参照)ので、固定部の当接面がフレームの片状部(「溝片」と同義)の内面に圧接または離間して組立治具がフレームに円滑に着脱する。しかし、特許文献2の組立治具では、フレームFの溝片F2における厚みL1(図11参照)が、各製造メーカによって異なる場合があり、そのため上記固定部で挟持できない場合がある。また、特許文献2の組立治具では、それぞれが分離できない一体構成となっており、その作業性すなわち使い勝手が悪い場合がある。
そこで、本発明は、複数本のフレーム組立作業を円滑かつ確実にする組立治具およびその連結具を、提供することを目的とする。
本発明の組立治具は、平面上に開口溝および上記開口溝に連続する幅広の係合溝が形成されたフレームを複数接合して組立てる組立治具であって、上記フレームに対して着脱可能で且つ上記フレーム同士を組立てる際に上記フレームの上記開口溝にそれぞれ対応する長溝または長孔を複数形成する案内板と、上記案内板の上記長溝または上記長孔よりも径小な連結軸(例えば「ネジ軸」)と,上記連結軸に対して昇降可能に配置(例えば「螺着」)される押圧体(例えば「ナット体」)と,上記連結軸の一端に上記案内板の上記長溝または上記長孔に挿通可能で且つ上記フレームの上記係合溝に係合する係合体と,上記連結軸の他端に上記係合体を一体回転させる操作体と,を有する複数個の連結具と、を備え、上記フレームの上記係合溝に対向して係合するよう形成される上記係合体の方向を、指標するよう上記操作体または上記連結軸に指標部を形成する。
ここで、押圧体の昇降機構は、ネジ及びナットの螺合締結機構の他に、昇降可能な「押圧体」となるレバー,アーム,クランプ(案内板と接触する「押圧部」に相当)などのリンクを連結軸に連結した支持体などで構成するトグル機構などとしても良い。また、本発明は上述した組立治具において、上記指標部をツバ状のツバ部として上記操作体に形成する、または上記案内板に複数の同一方向となる上記長溝間あるいは上記長孔間に同一方向となる長孔を形成するようにしても良い。
本発明の組立治具における連結具は、平面上に開口溝および上記開口溝に連続する幅広の係合溝が形成されたフレームを複数接合して組立てる組立治具における連結具であって、上記フレームの上記開口溝よりも径小な連結軸(例えば「ネジ軸」)と、上記連結軸に対して昇降可能に配置(例えば「螺着」)される押圧体(例えば「ナット体」)と、上記連結具の一端に上記フレームの上記開口溝に挿通可能で且つ上記係合溝に係合する係合体と、上記連結軸の他端に上記係合体を一体回転させる操作体と、上記フレームの上記係合溝に対向して係合するよう形成される上記係合体の方向を、指標するよう上記操作体または上記連結軸に形成する指標部と、を備える。
なお、一般的な構成として本発明の組立治具における案内板は、平面上に開口溝および上記開口溝に連続する幅広の係合溝が形成されたフレームを複数接合して組立てる組立治具における案内板であって、上記フレームに対して着脱可能で且つ上記フレーム同士を組立てる際に上記フレームの上記開口溝にそれぞれ対応する長溝または長孔を複数形成するようにしても良い。この場合、同一方向に配置される上記長溝間あるいは上記長孔間に同一方向となる長孔を形成するようにしても良い。
本発明では、案内板をフレーム上に載置した後に複数個の連結具をそれぞれ一つずつ案内板およびフレームに対して装着する後付け構成であるので、その作業性が向上する。また、本発明では、操作体の指標部の方向が、係合体の方向と同一方向になっているので、作業者は指標部を視認することにより係合体の向きが容易に判断できる。また、本発明では、連結具の係合体が、フレームの係合溝を構成する薄片の下面などに食い込んだ状態となっても、係合体及び操作体が連結軸を介して一体結合構成で連結されているので、操作体の回転力が直接に係合体に伝達される。即ち、本発明によれば、案内板およびフレームに対して複数個の連結具の着脱がそれぞれ円滑かつ迅速となり、使い勝手が良好となる。
本実施例における組立治具の斜視図である。 図1に示す組立治具における連結具の斜視図である。 図10に示す複数接合したフレーム上に、図1に示す組立治具における案内板を載置する際の斜視図である。 図3に示すフレーム上に載置した案内板に一対の連結具をそれぞれ装着する前の斜視図である。 図4に示す連結具を装着する状態の斜視図である。 図5に示す連結具の挿入状態の側面図である。 図6に示す連結具の装着完了状態の側面図である。 図5に示す組立治具を取外す際の斜視図である。 図1に示す案内板の第2実施例の平面図である。 図1に示す案内板の第3実施例の平面図である。 市販されているフレームの斜視図である。 従来例の組立治具を示す斜視図である。 図12に示す組立治具の側面図である。 図13に示す組立治具の底面図である。 図11に示すフレームを複数接合して組立てる時の図12の組立治具における装着前の斜視図である。 図15に示す組立治具をフレームから取外す際の斜視図である。 組立て完了後における複数フレームの斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について、具体化した一実施例を説明する。
以下、図1乃至図8に基づいて、本発明の一実施形態である組立治具10について説明する。この組立治具10は、図11に示す市販中のフレームFを複数接合して組立てる際に使用する(図3乃至図8参照)、単体の案内板12及び一対の連結具14で構成されている。即ち、一対の連結具14は、案内板12及びフレームFに対してそれぞれを後付けするタイプである。なお、案内板12は2枚以上の複数枚とし、連結具14は3個以上の複数個を組立治具10のセットとしても良い。
(フレームFの概略構成)
ここでフレームFは、アルミニウム等で押出成形され、断面略正方形の柱状に形成されている(図11参照)。このフレームFには、平面上に開口される開口溝F1およびこの開口溝F1に連続する幅広の係合溝F3がそれぞれ四面に形成されている。そのため、フレームFには開口溝F1および係合溝F3によって溝片F2が形成され、開口溝F1および係合溝F3はそれら長手方向の全長に亘って形成されている。即ち、端面略T字状の開口溝F1および係合溝F3は、フレームFの4側面にそれぞれ形成されている。
(組立治具10における案内板12の構成)
図1及び図3に示すように、案内板12は、その平面形状が略長方形状で、金属製の薄板となっている。即ち、案内板12は、その短手方向の長さがフレームFの短手方向の長さと同一に設定されており(図4参照)、その長手方向の長さは短手方向の略2倍に設定されている。そして、フレームFに対して着脱可能な案内板12(図8参照)には、直交する複数フレームFの開口溝F1にそれぞれ対応する長溝13が一対形成されている(図4参照)。
一方の長溝13Aは、案内板12の長手方向の一端面における中央からフレームFの開口溝F1の横幅L2(図11参照)における略3倍の長さに設定されている。他方の長溝13Bは、案内板12の短手方向の一端面を、フレームFの側面に対応させた状態(図4参照)で開口溝F1に対応するよう短手方向の一端面から略中央の長さになるよう設定されている。即ち、長溝13Bは、長溝13Aよりも若干短めに切欠きされている。
具体的には、縦横に組立てる一対のフレームF上に案内板12を、載置させた状態(図4参照)において、開口溝F1にそれぞれ対向するよう長溝13A及び長溝13Bは形成している。また、これらの長溝13A及び長溝13Bは、後述する連結具14の係合体20(図6及び図7参照)を挿通可能にするため、その長手方向の長さが係合体20の長手方向の長さL4(図2参照)と同程度か或いは若干長くなるように設定されている。
更に、長溝13A及び長溝13Bにおける短手方向の長さ(「横幅」と同義)は、フレームFの開口溝F1における横幅L2(図11参照)と同一になるよう設定されている。なお、本実施例では、案内板12の端面から切欠き形成する長溝13Aまたは長溝13Bの代わりに、連結具14の係合体20が挿通し得る長さに設定される長孔としても良い。即ち、この長孔は、案内板12の上述する適宜部位に孔をあけて形成する。
(組立治具10における連結具14の構成)
図1及び図6に示すように、連結具14は、案内板12の長溝13よりも若干径小な金属製のネジ軸16と、この連結軸であるネジ軸16に対して昇降可能に螺着される金属製のナット体18と、ネジ軸16の一端16Aにネジ着され長溝13に挿通可能で且つフレームFの係合溝F3に係合する係合体20(図2参照)と、ネジ軸16の他端16Bに金属製のネジ25及びナット26を介して連結配置される操作体24を有する。
この操作体24は、図1及び図2に示すように、円筒体24A及び一対のツバ部24Bを、プラスチック等で一体成形されている。これらの指標部であるツバ部24Bは、円筒体24Aを中心に径方向に直線状(即ち、「放射状」と同義)に突設されている。なお、操作体24は、図2及び図6に示すように、ネジ25より径大な円筒状のネジ基部(図示省略)が、円筒体24A内にモールド一体成形されている。
そして、操作体24は、上記ナット26がネジ25に螺着されると共に、ネジ25をネジ軸16の他端16Bに形成されたネジ孔17B(図6参照)に螺着する。従って、ネジ25及びネジ孔17Bはネジ軸16よりも径小となっており、ナット26をネジ軸16の他端16Bに締結することにより操作体24がネジ軸16に連結固定される。
一方、係合体20は、金属で一体成形されており、図2及び図7に示すように、その基端部21及び基端部21を中心として配置される逆台形状の係合部22を備える。なお、この係合部22は、フレームFの係合溝F3(図6の一点鎖線参照)を形成する端面形状より若干小さい形状などとしても良い。また、係合体20には図示しないネジ孔が形成されており、このネジ孔はネジ軸16の一端16Aに形成されるネジ部17Aと締結している(図7参照)。
係合体20は、その短手方向の長さがフレームFの開口溝F1における横幅L2よりも若干短くなるように設定されており(図6参照)、その長手方向の長さがフレームFの係合溝F3における幅L3(図7参照)よりも若干長くなるように設定されている。そのため、係合部22における一対の係合面20A(図2参照)は、係合部22がフレームFの係合部F3内に挿入される状態において、フレームFの薄片F2裏面にそれぞれ対向し得る(図7参照)。
また、基端部21は、その厚み方向(図6では上下方向)と直行する縦横の幅が、フレームFの開口溝F1における横幅L2よりも若干短かい長さとなっている。そのため、図6に示すように、基端部21をフレームFの開口溝F1に挿通させた状態は、基端部21が開口溝F1に引っ掛からないように設定されている。なお、基端部21には、その開口溝F1挿通時に、連結具14の回転を円滑とする為のテーパ部(図示省略)が形成されている。また、係合部22は、後述する引掛り防止のため、その係合面20A先端部分などそれぞれの四隅を面取り形成しても良い。
図2及び図6に示すように、ナット体(「押圧体」と同義)18は、外周に滑り止め用の平目模様ローレットが加工形成された操作部19Aと、この操作部19よりも径小な押圧部19Bで一体成型されている。そして、押圧部19Bの直径は、上述した係合部22に形成された一対の係合面20Aにおける端縁間の長さL4(図2参照)と略同一となっている。
即ち、図7に示すように、係合部22の係合面20AがフレームFの薄片F2裏面に対向する状態で、ナット体18を時計方向へ回転させ下降すると、ナット体18の押圧部19Bを介する案内板12及び係合部22の係合面20Aは、薄片F2をそれぞれ圧接し挟持する。そのため、連結具14は、図5及び図7に示すように、案内板12を介してフレームFに装着される。
図2及び図6に示すように、連結具14は、フレームFの係合溝F3裏面に対向して係合するよう形成される係合体20の両係合面20Aにおける先端方向(以下「係合体20の方向」ともいう)を、指標するよう操作体24に指標部であるツバ部24Bの延設方向と同一になるよう設定されている。即ち、本実施例では、操作体24のツバ部24B方向が、ナット26をネジ軸16に対し締結固定する際、係合体20の両係合面20Aにおける先端(以下「係合体20の先端」ともいう)方向と同一になるよう位置決めする。
なお、この位置決めは任意に設定でき、例えばツバ部24Bの方向が係合面20Aの方向と直行方向になるよう位置決めしても良い。また、本発明では、その指標部を操作体24の円筒体24Aにおける外周面または頂面などに矢印を貼付・刻印などを付したり、ナット26などに赤インクなどを付するようにしても良い。更に、本実施例では、ネジ軸16に対する係合体20および操作体24の固定手段をネジ着とする例であるが、別部材のボルトでネジ軸16にそれぞれ締結したり溶接などで固定しても良い。
(本実施形態の作用)
例えば図3に示すよう縦横に組立てる一対のフレームF同士を、図17に示すようなブラケットBを介して六角孔ボルトBBで固定する手順について順次説明する。例えば、図1に示す組立治具10の初期セット状態では、案内板12に一対の連結具14がセットされている。なお、この初期セット状態は、本実施例における一対の連結具14及び案内板12がそれぞれバラバラにならないよう損失防止の為のセット状態である。
(組立治具10による組立作業)
先ず、初期セット状態からナット体18を緩める方向(反時計回り方向)に回転させ、一対の連結具14を案内板12からそれぞれ取外す。この案内板12を、図3の矢印に示すように、それらの長溝13(「13Aまたは13B」と同義)がフレームF同士の開口溝F1にそれぞれ対向するようフレームF上に載置させる(図4参照)。次に、一方の連結具14を、図4の矢印に示すように、係合体20の方向が長溝13及び開口溝F1にそれぞれ対応するようフレームF及び案内板12上から挿入してセットする(図5参照)。
なお、この場合、ナット体18の押圧部19B下面と係合体20の係合面22Aとの間隔が、図6に示す案内板12の厚み及びフレームFの溝片F2の厚みL1よりも長くなるようナット体18を反時計回り方向に回転(即ち、「上昇」)させる。また、係合部22の挿入方向は、上方から連結具14をその係合部22が長溝13及び開口溝F1に向かって挿入させても良く、或いは横方向から係合部22が開口溝F1内および係合溝F3内に移動させつつ案内板12の長溝13及びフレームFの開口溝F1内に挿入させても良い。
また、係合体20の方向は、フレームFの係合溝F3の幅L3(図7参照)と対応する状態で係合部22を挿通させても良い。即ち、本実施例では、開口溝F1と同一の横幅L2(図6参照)で形成された案内板12の長溝13および開口溝F1に沿って上記係合部22を係合溝F3に挿通し得る(図6参照)ので、開口溝F1がガイド(即ち「ガイド溝」と同義)となりフレームFに対する連結具14の装着が円滑かつ確実に行える。
例えば係合部22の挿入が図6に示すよう開口溝F1の横幅L2と同一の場合すなわちツバ部24Bの方向が開口溝F1の長手方向と同一の場合(図6参照)には、ツバ部24Bを約90度回転させる。この回転によって連結具14全体が約90度回転するので、係合部22がフレームFの係合溝F3内で約90度回転する(図7の一点鎖線参照)。即ち、フレームFの開口溝F1に対応していた係合部22の係合面20Aは、フレームFの溝片F2裏面に対向する。また、係合体20の先端は、フレームFの係合溝F3における側壁など引っ掛る状態となる。
その後、ナット体18を時計回り方向に回転させると、図7の一点鎖線に示すように、係合体20は上昇し、ナット体18の押圧部19B下面と係合体20の係合面20Aとで案内板12及びフレームFの溝片F2が圧接・挟持される。引続き、本実施例では、他方の連結具14も同様にフレームFに装着し、一対の連結具14の装着を完了させる。
即ち、本実施例によれば、案内板12をフレームF上に載置した後に一対の連結具14をそれぞれ一つずつ案内板12およびフレームFに対して装着する後付け構成であるので、その作業性が向上する。その後、図5に示すように、縦横に組立てる一対のフレームF同士を連結する為のブラケットBを、フレームFの係合溝F3に嵌め込む図示しないナット及び一対の六角孔ボルトBBを介して固着する(図8参照)。なお、この六角孔ボルトBBは、市販されている六角レンチ(図示省略)を用いて締結する。
(組立治具10の取外し作業)
先ず、連結具14をフレームFから取外すには、ナット体18を反時計回り方向に回転させる。この回転により、図7の一点鎖線に示すように、係合体20すなわち連結具14がその自重によって下降し、係合体20の係合面20AはフレームFの溝片F2裏面から離間する。
そして、ツバ部24Bを約90度回転させると、連結具14が約90度回転するので、係合部22がフレームFの係合溝F3内で約90度回転する(図6参照)。この際には、例えば係合部22の先端部分が、フレームFの溝片F2または係合溝F3の側壁などに食込んだとしても、ツバ部24Bを介して連結具14全体の回転力が係合部22先端に直接加わる。
即ち、本実施例によれば、連結具14全体の回転操作が円滑となるので、フレームFの溝片F2裏面に対向していた係合部22の係合面20Aは、フレームFの開口溝F1に対応し得る。また、本実施例よれば、操作体24のツバ部24B方向が、係合体20の方向と同一方向になっているので、作業者はツバ部24Bを視認することによりその係合体20先端の向きが容易に判断できる。
また、本実施例においては、連結具14の係合部22先端など(図2参照)が、フレームFの係合溝F3を構成する面たとえば薄片F2の下面などに食い込んだ状態となっても、係合体20及び操作部24がネジ軸16を介して一体螺合構成で連結されているので、操作部24の回転力が直接に係合体20に伝達される。即ち、本実施例によれば、連結具14の係合部22先端など(図2参照)が、フレームFの薄片F2の下面などに食い込んだ状態となっても、操作部24の回転力が直接に係合体20に伝達されるので、連結具14の取外しが円滑かつ迅速となり得る。従って、本実施例によれば、案内板12及びフレームFに対し、後付けタイプである一対の連結具14の着脱が、それぞれ円滑かつ迅速となり、使い勝手が良好となる。
連結具14の取外し後は、図8の一点鎖線に示すように、案内板12をフレームF上から取外す。そして、上述したように、縦横のフレームF同士は、ブラケットBを介して正確かつ確実に位置決めされた状態で連結固定している(図17参照)。引続き、上記のように組立てられたフレームF同士に他のフレームFなどを更に立体的に組立て、例えば作業台などを工作し完成させる。
なお、組立治具10の保管は、上述したように、初期セット状態(図1に示す状態)としても良く、或いは図示しない工具箱などに案内板12または連結具14を個別バラバラな状態(図8に示すような状態)で収容などしても良い。また、複数フレームFの組立ては、本実施例のように直交する他、一部が平面上に重なる直線上の組立ても良く或いは所望角度をもって組立てるようにしても良い。
(案内板における第2実施例)
図9の一点鎖線および実線に示すように、案内板30は、その平面形状をT字状と成す金属板であり、例えば一対のフレームFをT字状の縦横に組立てる際(図9の一点鎖線参照)に用いる。この案内板30には、フレームFの開口溝F1にそれぞれ対応するよう載置する際、長溝31(31A~31C)及び長孔32がそれぞれ形成されている。
即ち、長溝31は案内板30の端面からそれぞれ切欠きされ、長孔32は対向する一対の長溝31間に形成されている。長溝31及び長孔32は、連結具14の係合体20(図2参照)を挿通可能にするため、係合部22の係合面20Aにおける先端間の長さL4よりも長くなるように設定されている。第2実施例によれば、例えば図9の二点鎖線に示すようなフレームなどの障害物XXが存在する場合、作業者にとって作業し易い長溝31A乃至31C及び長孔32を使用することができる。
なお、本実施例の案内板30では、長溝31Aに配置されるフレームFを中心として長溝31Bおよび長溝31Cをそれぞれ使用することにより一対のフレームFを一直線上に連結することもできる。この場合、連結具14は3個使用することになる。その他の作用効果は、第1実施例の案内板12と同一である。
(案内板における第3実施例)
図10の一点鎖線および実線に示すように、案内板34は、その平面形状をL字状と成す金属板であり、例えば一対のフレームFをL字状の縦横に組立てる際(図10の一点鎖線参照)に用いる。この案内板34には、フレームFの開口溝F1にそれぞれ対応するよう載置する際、長溝35(35A,35B)及び長溝36がそれぞれ形成されている。
即ち、長溝35A及び長溝35Bは案内板30の端面からそれぞれ同じ長さで切欠きされ、長溝36は長溝35Bに対向するよう長溝35よりも若干短めに切欠きされている。第3実施例によれば、例えば図10の二点鎖線に示すようなフレームなどの障害物XXが存在する場合、作業者にとって作業し易い長溝35Bまたは長溝36を使用する。また、第3実施例においては、障害物XXの位置などによって案内板34の載置方向を任意に変更し得る。その他の構成およびその作用効果は、第1実施例の案内板12と同一である。
なお、本発明における案内板は、図1及び図9並びに図10に示すような形状に限定されず、その平面形状が例えば十字状などとしても良い。また、本実施形態では、ナット体18の操作部19Aに、上述した六角レンチが挿入し得る丸孔を適宜たとえば180度の角範囲に2箇所設けるようにしても良い。六角レンチを用いることにより、図9または図10に示すような障害物XXが配置されていても、操作部19Aに確実に回転力を伝達し得る。
更に、本実施例では、ナット体18を2段の円筒形状としているが、その操作部19Aを平面形状が円弧面および直線面を上下対称とする形状(例えば、図9に示す長孔32の直線を短くした形状)などとしても良い。また、本発明は、操作部および押圧部を構成する押圧体の昇降機構を、第1実施例のネジ及びナットの螺合締結機構とする他に、昇降可能な本発明の「押圧体」となるレバー,アーム,クランプ(第1実施例での「押圧部」に相当)などのリンクを連結軸に連結した支持体などで構成するトグル機構などとしても良い。
上述したフレームFは一般的に普及している構造材であるが、市販のフレームにはサイズの大小・薄片F2の厚みL2(図11参照)における厚さなど多種多様なフレームが存在している。そして、本発明は、このような大小サイズなどの異なる形状のフレーム同士を、本発明の組立治具で組立てられるように、本発明の組立治具を適宜変更して適用する。
例えば、本発明は、その案内板同士を複数枚重ねて使用するようにしても良い。即ち、本発明の組立治具によれば、その案内板をフレーム上に載置した後に、複数個の連結具をそれぞれ一つずつ案内板およびフレームに対して装着する後付け構成であるので、案内板同士を複数枚重ねて使用するなどその汎用性は高い。
10…組立治具、12…案内板、13A及び13B…案内板の長溝、14…連結具、16…ネジ軸(連結軸)、18…ナット体(押圧体)、19A…操作部、19B…押圧部、20…係合体、20A…係合面、22…係合部、24…操作体、24B…ツバ部(指標部)、30…案内板、31A~31C…案内板の長溝、32…案内板の長孔、34…案内板、35A及び35B並びに36…案内板の長溝、F…フレーム、F1…フレームの開口溝、F2…フレームの薄片、F3…フレームの係合溝、B…ブラケット、XX…障害物、L1…フレームの薄片における厚み、L2…フレームの開口溝における横幅、L3…フレームの係合溝における幅、L4…係合部先端間の長さ

Claims (3)

  1. 平面上に開口溝および上記開口溝に連続する幅広の係合溝が形成されたフレームを複数接合して組立てる組立治具であって、
    上記フレームに対して着脱可能で且つ上記フレーム同士を組立てる際に上記フレームの上記開口溝にそれぞれ対応する長溝または長孔を複数形成する案内板と、
    上記案内板の上記長溝または上記長孔よりも径小な連結軸と,上記連結軸に対して昇降可能に配置される押圧体と,上記連結軸の一端に上記案内板の上記長溝または上記長孔に挿通可能で且つ上記フレームの上記係合溝に係合する係合体と,上記連結軸の他端に上記係合体を一体回転させる操作体と,を有する複数個の連結具と、を備え、
    上記フレームの上記係合溝に対向して係合するよう形成される上記係合体の方向を、指標するよう上記操作体または上記連結軸に指標部を形成する組立治具。
  2. 請求項1に記載の組立治具において、上記指標部をツバ状のツバ部として上記操作体に形成する、または上記案内板に複数の同一方向となる上記長溝間あるいは上記長孔間に同一方向となる長孔を形成する組立治具。
  3. 平面上に開口溝および上記開口溝に連続する幅広の係合溝が形成されたフレームを複数接合して組立てる組立治具における連結具であって、
    上記フレームの上記開口溝よりも径小な連結軸と、上記連結軸に対して昇降可能に配置される押圧体と、上記連結具の一端に上記フレームの上記開口溝に挿通可能で且つ上記係合溝に係合する係合体と、上記連結軸の他端に上記係合体を一体回転させる操作体と、上記フレームの上記係合溝に対向して係合するよう形成される上記係合体の方向を、指標するよう上記操作体または上記連結軸に形成する指標部と、を備える連結具。
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