JP7328930B2 - センサ装置、データ取得方法および電流監視システム - Google Patents

センサ装置、データ取得方法および電流監視システム Download PDF

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Description

本発明は、各種設備機器に設置されたセンサの信号を用いて設備診断を行うに好適なセンサ装置、データ取得方法および電流監視システムに関する。
各種インフラなどにおいて使用される各種設備機器においては、設置されたセンサから信号を取り出し、この信号を監視することで設備機器の異常診断、寿命診断などの設備診断を行っている。
例えば機械工場や、鉄鋼プラントなどでは、設備機器として複数のモータが使用されている。この診断のために特許文献1では、複数のモータの各駆動によって複数の搬送ロールを回転させて金属材を搬送する搬送装置において、電流センサによりモータの負荷電流を計測することによりモータを診断している。
特開2013-104795号公報
特許文献1に記載の搬送装置では、センサで検出した負荷電流の絶対値比較処理、平均値比較処理および相対値比較処理を行うことでモータの異常を診断している。この際、異常の有無を判定する閾値は、設備仕様等に対応して予め設定された閾値を用いている。また、搬送ユニット間には個体差があり、個体差に応じて閾値を設定している。
しかしながら特許文献1には、上記個体差に応じた閾値を決定する決定方法やセンサデータの取得方法については記載がない。さらに、モータを診断する場合、診断のための特定条件下でモータの電流を検出する必要があるが、特許文献1に記載の搬送装置では、電流センサとは異なる既設の材有無判定部と速度状態判定部を用いて特定条件下を検出しており、使い勝手が悪い。操業中のモータを常時診断監視するためには、操業中のセンサデータから特定条件に合致する部分のみを抽出する必要がある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、その目的は、センサデータ取得部で取得したセンサデータの内、抽出したい部分を示す抽出条件を簡易に決定でき、使い勝手を向上できるようにしたセンサ装置、データ取得方法および電流監視システムを提供することにある。
以上のことから本発明においては「センサから測定対象のセンサデータを取得するセンサデータ取得部と、センサデータ取得部で取得したデータを解析するセンサデータ解析部と、センサデータ取得部で取得した全センサデータの内、抽出したい部分を示す抽出条件を設定する抽出用データ設定部と、センサデータ解析部で解析した解析結果および抽出用データ設定部からの抽出条件に基づきセンサデータ取得部で取得した全センサデータの内の一部分を抽出する特定条件抽出部と、ユーザに対し、情報の入出力をするためのユーザインターフェ-ス部を有し、ユーザインターフェ-ス部は、センサデータ解析部に対し抽出条件の内の少なくともひとつ以上の抽出条件である簡易条件を設定可能な簡易条件設定手段と、センサデータ解析部で簡易条件を満たしたデータを表示する検出結果表示手段を備えることを特徴とするセンサ装置」としたものである。
また本発明においては「複数の電流センサ装置と各電流センサ装置と接続される管理装置とを含む電流監視システムであって、各電流センサ装置は、複数のセンサからデータを取得するセンサデータ取得部と、センサデータ取得部で取得したデータを解析するセンサデータ解析部と、センサデータ取得部で取得した全センサデータの内、抽出したい部分を示す抽出条件を設定する抽出用データ設定部と、センサデータ解析部で解析した解析結果および抽出用データ設定部からの抽出条件に基づきセンサデータ取得部で取得した全センサデータの内の一部分を抽出する特定条件抽出部と、特定条件抽出部により抽出されたセンサデータを解析する抽出結果解析部と、抽出結果解析部により解析されたデータを出力する通信部と、ユーザに対し、情報の入出力をするためのユーザインターフェ-ス部を有し、ユーザインターフェ-ス部は、センサデータ解析部に対し抽出条件の内の少なくともひとつ以上の抽出条件である簡易条件を設定可能な簡易条件設定手段と、センサデータ解析部で簡易条件を満たしたデータのみを表示する検出結果表示手段と、を備え、管理装置は、各電流センサ装置から受領された抽出されたデータに基づいて所定の処理を実施し、その実施結果を出力することを特徴とする電流監視システム」としたものである。
また本発明においては「センサから測定対象のセンサデータを取得し、取得したデータを解析し、取得した全センサデータの内、抽出したい部分を示す抽出条件を設定し、解析した解析結果および抽出条件に基づき取得した全センサデータの内の一部分を抽出し、ユーザに対し抽出条件の内の少なくともひとつ以上の抽出条件である簡易条件の設定を促し、簡易条件を満たしたデータを提示することを特徴とするデータ取得方法」としたものである。
本発明によれば、センサデータ取得部で取得したセンサデータの内、抽出したい部分を示す抽出条件を簡易に決定でき、使い勝手を向上できる。
実施例1に係る電流監視システムの全体構成例を示す図。 電流監視システムの機能構成を示す図。 実施例1に係る簡易条件設定画面例を示す図。 実施例1に係るセンサ端末の処理を示すフローチャート例を示す図。 実施例1に係る時系列データ表示画面例を示す図。 実施例1に係るスペクトログラム表示画面例を示す図。 実施例1に係るスペクトログラム比較表示画面例を示す図。 実施例1に係る詳細解析結果表示画面例を示す図。 実施例2に係る電流監視システムの全体構成例を示す図。 実施例2に係るセンサ端末の処理を示すフローチャート例を示す図。 実施例3に係る電流監視システムの全体構成例を示す図。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。以下の説明は、本発明の一実施形態を説明するためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素若しくは全要素をこれと同等なものに置換した実施形態を採用することが可能であり、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
本実施形態では、後述のように、複数チャンネルで電流波形を取得して演算可能な電流センサ装置2と、複数の電流センサ装置2から演算結果を取得して処理可能な管理装置3とを含む電流監視システム1を実現する例を挙げて説明する。本実施形態は、製鉄プラントで使用されるモータに適用することができるほかに、例えば、電車の車両に設けられたモータなどにも適用することができる。
図1~図8を用いて実施例1を説明する。図1は、電流監視システム1の全体構成例を示している。図1の電流監視システム1は、管理装置としての親機3と、親機3に通信ネットワークCNを介して接続された複数のセンサ装置としての電流センサ端末2とを備える。通信ネットワークCNは、有線通信でもよいし無線通信でもよい。
電流センサ端末2は、例えば、マイクロプロセッサ、特定用途向け演算回路(ASIC)、メモリ、入出力インターフェース回路、通信インターフェース回路などのコンピュータ資源(いずれも不図示)を含んで構成される。
電流センサ端末2は、複数の電流センサ4に接続されている。各電流センサ4は、モータ5の負荷電流を計測し、その計測値を電流センサ装置2へ送信する。
各モータ5は、鉄鋼7を圧延したり、または搬送したりするのに使用される。制御盤6は、各モータ5への通電を制御する。各電流センサ4は、モータ5への通電を制御する制御盤6の内部で、モータ5の負荷電流を計測することもできる。
図2を用いて電流監視システム1の機能構成例を説明する。電流センサ端末2の構成例から先に説明する。電流センサ端末2は、ユーザが与えた指示などを親機3から受信して各部に指示を与え、かつ複数の電流センサ4からの検出値(電流値)を取得・解析し、その解析結果を編集した画面などとともに親機3へ送信する装置である。
電流センサ端末2は、上述したコンピュータ資源と制御プログラムなどのソフトウェア資源(不図示)とを利用することにより、例えば、センサデータ取得部20と、センサデータ解析部21と、特定条件抽出部22と、抽出結果格納部DB3と、抽出結果解析部24と、ユーザインターフェ-ス部25と、解析結果一次記憶部DB1と、抽出用データ格納部DB2と、抽出用データ設定部28と、通信部29とを実現している。
この中でユーザインターフェ-ス部25は、通信部29を経由してユーザが与えた指示などを親機3から受信し、電流センサ端末2内の各部に動作指示を与え、かつ処理結果を編集、反映した画面を作成して取得データなどとともに通信部29を経由して親機3に送信する機能を担う。ユーザインターフェ-ス部25で作成した画面構成例は図3、図5から図8であり、この詳細について後述する。
センサデータ取得部20は、各電流センサ4からの検出信号(検出値)を所定の間隔で常時読み込み、読み込んだ検出信号がアナログ信号の場合はデジタルデータに変換した後、センサデー解析部21へ送出する。
センサデータ解析部21は、通常解析モードM1、一時解析モードM2および特徴量取得モードM3の3つの動作モードを有しており、これらは互いに独立して動く動作モードである。
センサデータ解析部21の通常解析モードM1は、センサデータ取得部20からの検出信号に対し、後述する種々の特徴量を抽出する解析処理を行う。この解析結果は、センサデータ取得部20で検出した検出信号とともに、特定条件抽出部22へ送出する。
次に、センサデータ解析部21の一時解析モードM2について説明する。センサデータ解析部21は、ユーザインターフェ-ス部25から、図示しない一時取得開始信号を受け取り後、所定の期間、後述する種々の特徴量をユーザインターフェ-ス部25へ送出するとともに、解析結果一次記憶部DB1へ保存する。
次に、センサデータ解析部21の特徴量取得モードM3について説明する。センサデータ解析部21は、ユーザインターフェ-ス部25から、抽出条件205の内の少なくともひとつ以上の抽出条件205である簡易条件200を受け取る。ここで、抽出条件205とは、センサデータ取得部20で取得したセンサデータの内、抽出したい部分を示す条件のことである。センサデータ解析部21は、簡易条件200に合致した特徴量である簡易解析結果201をユーザインターフェ-ス部25へ送出するとともに、解析結果一次記憶部DB1へ保存する。センサデータ解析部21およびユーザインターフェ-ス部25の動作の詳細は図3~図7で後述する。
ここで、上記特徴量について説明する。特徴量とは、後述する特徴量群1(図5中の画面40Bに表示する特徴量A~C)、特徴量群2(図6中の画面40Cに表示する特徴量D~F)および特徴量群3(図7中の画面40Dに表示する特徴量G~I)の内、いずれかひとつの特徴量のことを指す言葉と定義する。
因みに図5中の特徴量A~Cは、センサから取り込んだ波状のデータ50について、所定期間T(T1からT5)ごとのデータ50が示す異なる観点での特徴量がA~Cとして示されており、51A内には特徴量A~Cが示す数値データが記述されている。図6は、各期間の波状のデータ50をフーリエ変換したスペクトログラムデータ54が示す特徴量を特徴量A~Cごとに特徴量D~Fとして示したものである。51B内にはフーリエ変換後の特徴量D~Fが示すスペクトログラムの数値データが記述されている。図7は、図6の特徴量D~Fに対するさらなる処理を施して一部期間のデータ56、57、58のみを抽出し、新たな特徴量としたものである。このようにここでは、各種処理、変換の前後において抽出される特徴量をすべて特徴量として定義している。
図2に戻り特定条件抽出部22は、通常解析モードM1の実行によりセンサデータ解析部21から送出される解析結果(特徴量)および後述する抽出用データ設定部28から送出される抽出条件205を受け、解析結果(特徴量)について抽出条件205が成立したかを判定する。特定条件抽出部22は、抽出条件205が成立している状態を検出すると、センサデータ取得部20で検出した検出信号の一部を抽出結果として抽出結果格納部DB3へ格納する。例えば図5の特徴量の場合に、時刻T1のときの特徴量A(内容がAA1)について抽出条件が成立していたとき、時刻T1のときの波状のデータ50を抽出結果格納部DB3へ格納する。
抽出用データ格納部DB2には、ユーザインターフェ-ス部25により抽出用データ204が格納されている。抽出用データ設定部28は、抽出用データ格納部DB2から抽出用データ204を読み取り、抽出条件205を作成し、特定条件抽出部22に与える。ここで、抽出用データ204とは、少なくともひとつ以上の特徴量に対する閾値を記載したデータ、もしくは、機械学習や深層学習をするための学習データセットのことである。これにより、先の例でいうと時刻T1のときの特徴量A(内容がAA1)について、AA1をその閾値と比較する際の閾値が設定されたことになる。
抽出結果解析部24は、抽出結果格納部DB3に格納されている抽出結果を読み出し、モータ5を診断するための解析や、日毎や時間毎の抽出回数の解析等を実施し、解析した結果を通信部29へ送出する。ここで、上記解析した結果には、連続で抽出できていない期間の情報を含むことが望ましい。この情報を、通信部29を介して親機3に通知することで、長期間抽出が出来ていない場合は、抽出条件の再設定を促す通知をユーザに示すことが可能となる。
また、抽出結果解析部24は、ユーザインターフェ-ス部25から、詳細解析結果要求信号206を受け取る。抽出結果解析部24は、詳細解析結果要求信号206を受け取った際、詳細解析結果207をユーザインターフェ-ス部25へ送出する。ここで、詳細解析結果207は、モータ5を診断した結果、抽出結果格納部DB3に格納されている抽出結果および日毎や時間毎の抽出回数等である。
図8に、ユーザインターフェ-ス部25で編集、作成した画面のうち詳細解析結果207を表示する画面40Bの一例を示す。図8のように、日毎の抽出回数をグラフ化することで、設定した抽出条件で抽出できるか否かを可視化することが可能となる。なお、表示内容はチャンネル選択部43の選択操作により、適宜のチャンネル(例えば電流センサ)のデータを切り替えて表示できる。
図2に戻り通信部29は、抽出結果解析部24が解析した結果およびユーザインターフェ-ス部25で生成した表示画面40を、通信ネットワークCNを介して親機3へ送信するとともに、親機3からの信号を受信しユーザインターフェ-ス部25と情報のやり取りを行う。
親機3の構成例を説明する。親機3もマイクロプロセッサ、メモリ、通信インターフェースなどのコンピュータ資源と診断プログラムなどのソフトウェア資源(いずれも不図示)とを利用することにより、例えば、通信部32と、データ蓄積部DB4と、処理部34と、表示部35とを実現する。
通信部32は、通信ネットワークCNを介して各電流センサ端末2と接続される。データ蓄積部DB4は、通信部32が各電流センサ端末2から受信した抽出結果解析部24が解析した結果を蓄積する。
処理部34は、データ蓄積部DB4に蓄積された抽出結果解析部24が解析した結果に基づいて、所定の処理を実施する。所定の処理とは、例えば、診断対象のモータ5における異常の有無、寿命の予測、長期間抽出できていない期間がある場合にユーザに対してメールを送信する等して通知することなどが挙げられる。すなわち、所定の処理は、異常検出処理、寿命予測処理、診断処理、ユーザへの通知処理などのいずれかひとつまたは複数を含むことができる。
入出力部35は、ユーザインターフェ-ス部25で作成した画面40を、通信ネットワークCNを介して入出力装置36へ出力するとともに、入出力装置36を介してユーザとユーザインターフェ-ス部25の間で情報をやり取りする。入出力装置36は、例えば、デスクトップ型、ノート型、タブレット型などのパーソナルコンピュータでもよいし、腕時計型または眼鏡型のいわゆるウェアラブル端末であってもよい。入出力装置36は、親機3から受領した情報を表示するための出力装置(ディスプレイなど)と、親機3へ情報を入力するための入力装置(キーボード、タッチパネルなど)を備えていればよい。ひとつの親機3に対して複数の入出力装置36を接続し、同時に複数の場所からモータ5を監視してもよい。
次に、図3~図7を用いてセンサデータ解析部21およびユーザインターフェ-ス部25の動作の詳細について説明する。図3および図5~図7は、いずれもユーザインターフェ-ス部25で生成され、通信を介して親機3の入出力装置36に表示される表示画面40の例である。なおこれらの画面40は、単なる表示画面ではなく、タッチパネルやポインタ指示などにより表示内容を変更しあるいは動作指示を与えることのできる操作画面の機能を併用したものである。したがって、ユーザは親機3の入出力装置36に表示された画面を確認しながら各種入力を親機3側から行うことになる。
図3は簡易条件設定画面40A、図5は時系列データ表示画面40B、図6はスペクトログラム表示画面40C、図7はスペクトログラム比較表示画面40Dである。図5~図7は、ユーザインターフェ-ス部25における特徴量表示手段(モニタ)により、種々の特徴量を表示する表示画面である。尚、これら表示画面40の切り替えは、図示しないユーザインターフェ-ス部25で生成するトップページから切り替え可能なものとする。
図3の簡易条件設定画面40Aは、例えば、簡易条件設定部41と、分割期間設定部42と、チャンネル選択部43からなる簡易条件設定手段と、簡易条件200を満たした簡易解析結果201を表示する簡易解析結果表示部44(検出結果表示手段)と、取得開始ボタン45と、取得完了ボタン46と、抽出用データ作成ボタン47と、トップページへ戻るための戻るボタン48と、抽出用データ使用可否選択手段であるチェックボックス49から構成される。
簡易条件設定部41は、少なくともひとつ以上の特徴量に対し閾値を決定する。図3の例では、特徴量αに対し、P1以上P2未満を簡易条件として設定したことを示しており、この条件を満たした場合に、簡易解析結果表示部44に簡易解析結果201が追加される。
分割期間設定部42は、センサデータ解析部21での処理時間単位Tを決定する。例えば、T=10秒を選択した場合、センサデータ解析部21は10秒毎に解析を実施し、解析結果を上記簡易条件設定部41で設定した条件と合致するか否かを判定する。
チャンネル選択部43は、電流センサ装置2に接続されている各電流センサ4の内、どの電流センサ4に対して、上記簡易条件設定部41で設定した条件を適用するかを決定する。ここで、チャンネル選択部43は、ひとつのチャンネルのみを選択するだけではなく、電流センサ装置2に接続されている全ての電流センサ4を選択することも可能である。また、複数のチャンネルに対して異なる閾値を設定したい場合、図示しない設定ボタンを用いる、もしくは簡易条件設定用ファイルを別途用いても良いことは言うまでもない。
簡易解析結果表示部44は、例えば、センサデータ解析部21が簡易解析結果201を作成した日付(もしくは時間)と、少なくともひとつ以上の特徴量と、チェックボックス49を含む選択欄から構成される。
次に、簡易解析結果表示部44に簡易解析結果201が追加される際の、センサデータ解析部21およびユーザインターフェ-ス部25の処理手順について図4のフローチャートを用いて説明する。最初に、処理ステップS11~S13で初期設定を行う。ユーザは、入出力装置36の簡易条件設定画面40Aに設定値を入力することで、親機3を介して各電流センサ端末2の動作内容を変更し、あるいは動作指示を与えることができる。
初期設定段階においてユーザは、簡易条件設定画面40Aの簡易条件設定部41に、少なくともひとつ以上の特徴量に対し閾値を設定する(処理ステップS11)。例えば、図3のように特徴量αに対し、P1以上P2未満を簡易条件として設定する。さらに、ユーザは分割期間設定部42およびチャンネル選択部43に所望の値を設定する(処理ステップS12)。ユーザインターフェ-ス部25は、上記処理ステップS11および処理ステップS12で決定した簡易条件200をセンサデータ解析部21に送出する。次に、ユーザが取得開始ボタン45を押す(処理ステップS13)ことで、処理ステップS14に移行する。
ユーザが取得開始ボタン45を押した時、ユーザインターフェ-ス部25は、センサデータ解析部21に図示しない解析開始信号を送出する。解析開始信号を受け取ったセンサデータ解析部21は、特徴量取得モードM3を起動し、ユーザインターフェ-ス部25からの図示しない解析終了信号を受け取るまで解析を継続する。
ユーザインターフェ-ス部25は、ユーザにより取得完了ボタン46が押されてないかを判定する(処理ステップS14)。取得完了ボタン46が押されていない場合、センサデータ解析部21は、センサデータ取得部20からの検出信号を簡易条件200で設定された期間分(T)取得する(処理ステップS15)。その後、センサデータ解析部21は、取得したセンサデータから少なくともひとつ以上の特徴量を演算し(処理ステップS16)、演算した特徴量が簡易条件200に合致するか否かを判定する(処理ステップS17)。図3の場合、特徴量α、特徴量β、特徴量γを演算し、特徴量αがP1以上P2未満であるかを判定する。
演算した特徴量が簡易条件200に合致する場合、センサデータ解析部21はユーザインターフェ-ス部25へ簡易解析結果201を送出するとともに、解析結果一次記憶部DB1へ保存する。また、演算した特徴量が簡易条件200に合致しない場合は、センサデータ解析部21は何も処理を実行せず、処理ステップS14へ移行する。
ユーザインターフェ-ス部25は、センサデータ解析部21からの簡易解析結果201を受け取り、簡易解析結果表示部44に追加する(処理ステップS18)。図3の場合、Day4であればα4、β4、γ4を追加する。その後、処理ステップS14へ移行し、取得完了ボタン46が押されるまで処理ステップS14~処理ステップS18を繰り返す。この一連の動作を繰り返すことで、簡易解析結果表示部44における特徴量αの欄には、P1以上P2未満となるα1、α2、α3・・・が並ぶことになり、その値を取得した際の別の特徴量である特徴量βおよび特徴量γが列挙される。
取得完了ボタン46が押された場合、ユーザインターフェ-ス部25は、センサデータ解析部21に図示しない解析終了信号を送出する。解析終了信号を受け取ったセンサデータ解析部21は、特徴量取得モードM3を終了する。これにより、一連の処理が終了する。
ユーザは、入出力装置36から親機3を介して、各電流センサ端末2の簡易条件設定画面40Aにある簡易解析結果表示部44の値を取得することができる。このようにすることで、特徴量αが簡易条件200に合致した際の、他の特徴量である特徴量βおよび特徴量γの情報を入手することが可能となる。ユーザは、これらの情報を用いることにより、複合条件を決め易くなり、センサデータ取得部で取得したセンサデータの内、抽出したい部分を示す抽出用データ204および抽出条件205の作成が容易となる。尚、ユーザは簡易解析結果表示部44の値を取得するのではなく、ユーザインターフェ-ス部25を介して解析結果一次記憶部DB1に読み出し信号202を送出し、簡易解析結果ファイル203を取得しても良い。
次に、時系列データ表示画面40Bの使用方法と使用目的について説明する。図5の時系列データ表示画面40Bは、例えば、分割期間設定部42と、チャンネル選択部43と、戻るボタン48と、時系列データ50と、一時解析結果表示部51Aと、一時取得開始ボタン52Aから構成される。一時取得開始ボタン52Aが押された際、ユーザインターフェ-ス部25は、センサデータ解析部21に図示しない一時取得開始信号を送出する。一時取得開始信号を受け取ったセンサデータ解析部21は、一時解析モードM2を起動し、所定の期間、種々の特徴量をユーザインターフェ-ス部25へ送出するとともに、解析結果一次記憶部DB1へ保存する。
図5の時系列データ表示画面40Bは、一時取得開始ボタン52Aが押されてから任意の時間分、操業中のモータ5の負荷電流をリアルタイムに計測した結果を、時系列データ50と一時解析結果表示部51Aに表示する。このようにすることで、操業中の現場に電流センサ装置2を新規に設置した際に、操業中の現場において、簡易条件200を設定するための情報を得ることができる。
例えば図5の場合において、分割期間設定部42で設定した期間T中、常に負荷電流が最大である部分を抽出したい際には、時系列データ50の形状および特徴量群1(図5中の特徴量A~C)を見ることで、簡易条件200をAA3近傍(もしくはBB3、CC3でもよい)にすればよいと、容易に目処をつけることが可能となる。
ここで、特徴量群1について説明する。特徴量群1は、センサデータ取得部20で取得したセンサデータに対し、FFT等の周波数解析等の変換処理を施さずに得られる特徴量である。例えば、電流波形の最大振幅、電流波形の平均振幅、信号のノイズレベル、任意時間単位の微分値、任意時間単位の積分値のいずれかひとつまたは複数を含むことができる。また、図5中の一時解析結果表示部51Aでは、特徴量群1を特徴量A~Cとして図示したが、3つに限定する必要はなく、特徴量群1のいずれかひとつまたは複数を含むことは言うまでもない。
次に、スペクトログラム表示画面40Cの使用方法と使用目的について説明する。図6のスペクトログラム表示画面40Cは、例えば、分割期間設定部42と、チャンネル選択部43と、戻るボタン48と、FFT点数設定部53と、スペクトログラム54と、一時解析結果表示部51Bと、一時取得開始ボタン52Bから構成される。
一時取得開始ボタン52Bが押された際、ユーザインターフェ-ス部25は、センサデータ解析部21に図示しない一時取得開始信号を送出する。一時取得開始信号を受け取ったセンサデータ解析部21は、一時解析モードM2を起動し、所定の期間、種々の特徴量をユーザインターフェ-ス部25へ送出するとともに、解析結果一次記憶部DB1へ保存する。なおFFT点数設定部53は、スペクトログラム54を作成する際のFFTの点数を設定する。
図6のスペクトログラム表示画面40Cは、一時取得開始ボタン52Bが押されてから任意の時間分、操業中のモータ5の負荷電流をリアルタイムに計測し、それを短時間フーリエ変換した結果であるスペクトログラム54と、特徴量群2を一時解析結果表示部51Bに表示する。このようにすることで、操業中の現場に電流センサ装置2を新規に設置した際に、操業中の現場において、簡易条件200を設定するための情報を得ることができる。尚、スペクトログラム54の作成方法としては、バンドパスフィルタ群を用いた方式でも良い。
例えば図6の場合において、スペクトログラム54中に特徴的な周波数成分の形状および特徴量群2(図6中の特徴量D~F)を見ることで、簡易条件200の目処をつけることが可能となる。
ここで、特徴量群2について説明する。特徴量群2は、センサデータ取得部20で取得したセンサデータに対し、スペクトログラム54等の周波数解析等の変換処理を施した後に得られる特徴量である。例えば、任意期間におけるN番目の強度である周波数およびその強度(Nは1から始まる自然数)、任意周波数の強度、任意期間内で最も大きい変化をした周波数およびその強度、学習済みパターンとの類似度のいずれかひとつまたは複数を含むことができる。また、図6中の一時解析結果表示部51Bでは、特徴量群2を特徴量D~Fとして図示したが、3つに限定する必要はなく、特徴量群2のいずれかひとつまたは複数を含むことは言うまでもない。
次に、スペクトログラム比較表示画面40Dの使用方法と使用目的について説明する。図7のスペクトログラム比較表示画面40Dは、例えば、分割期間設定部42と、チャンネル選択部43と、第二チャンネル選択部55と、戻るボタン48と、FFT点数設定部53と、第一スペクトログラム56と、第二スペクトログラム57と、第三スペクトログラム58と、一時解析結果表示部51Bと、一時解析結果表示部51Cと、一時取得開始ボタン52Cから構成される。一時取得開始ボタン52Cが押された際、ユーザインターフェ-ス部25は、センサデータ解析部21に図示しない一時取得開始信号を送出する。一時取得開始信号を受け取ったセンサデータ解析部21は、一時解析モードM2を起動し、所定の期間、種々の特徴量をユーザインターフェ-ス部25へ送出するとともに、解析結果一次記憶部DB1へ保存する。
図7のスペクトログラム比較表示画面40Dは、一時取得開始ボタン52Cが押されてから任意の時間分、操業中のモータ5の負荷電流をリアルタイムに計測し、短時間フーリエ変換した結果である第一スペクトログラム56および第二スペクトログラム57、ならびに特徴量群2を一時解析結果表示部51Cに表示する。ここで、第一スペクトログラム56はチャンネル選択部43で選択した電流センサ4に、第二スペクトログラム57は第二チャンネル選択部55で選択した電流センサ4に対応する。また、第一スペクトログラム56から第二スペクトログラム57を減算した第三スペクトログラム58と、特徴量群3を一時解析結果表示部51Cも表示する。このようにすることで、操業中の現場に電流センサ装置2を新規に設置した際に、操業中の現場において、簡易条件200を設定するための情報を得ることができる。尚、スペクトログラム54の作成方法としては、バンドパスフィルタ群を用いた方式でも良い。
例えば図7の場合において、第三スペクトログラム58中に特徴的な周波数成分の形状および特徴量群3(図7中の特徴量G~I)を見ることで、簡易条件200の目処をつけることが可能となる。
ここで、特徴量群3について説明する。特徴量群3は、異なる電流センサ4を用いてセンサデータ取得部20で取得したセンサデータに対し、スペクトログラム57等の周波数解析等の変換処理を施した後、それらの差分を演算することによって得られる特徴量である。例えば、異なる電流センサ4間で最大変化量、異なる電流センサ4間で最大変化をした周波数、異なる電流センサ4間の類似度、第三スペクトログラム58と学習済みパターンとの類似度のいずれかひとつまたは複数を含むことができる。また、図7中の一時解析結果表示部51Cでは、特徴量群3を特徴量G~Iとして図示したが、3つに限定する必要はなく、特徴量群3のいずれかひとつまたは複数を含むことは言うまでもない。
図5~図7に記載した表示画面は、いずれも一時取得開始ボタン52Cを押すことでセンサデータ解析部21から特徴量を受け取り、表示画面を更新する構成を説明したが、この限りではない。より具体的には、戻るボタン48を用いて図示しないトップページに移行し、互いの表示画面を切り替えても良い。このようにすることで、例えば時系列データ表示画面40Bで時系列データ50を確認した後、スペクトログラム表示画面40Cを表示することで、確認した時系列データ50のスペクトログラム54を確認することが可能となる。
本実施例では、上述の通り、簡易条件200を設定することで、センサデータ取得部20で取得したセンサデータの内、抽出したい部分を示す抽出条件205を簡易に決定できる。また、種々の特徴量を表示する表示画面を有することで、ユーザの使い勝手を向上できる。本実施例によれば、モータ5の稼働時間が長く、かつ、診断に適したデータを抽出可能な期間が限られる場合であっても、特定条件抽出部22により抽出条件下での検出信号を自動的に抽出して、抽出結果解析部24により演算させることができる。
したがって、本実施例は、例えば、製鉄プラントで使用されるモータの異常検出または診断に好適に用いることができる。製鉄プラントでは、連続的に鉄鋼を生産するため、モータ5の稼働時間は長く、かつ、モータ5の診断に適したデータを抽出可能な期間(特定負荷状態もしくは無負荷状態)も不定期に発生するためである。
しかし、本実施例は、製鉄プラントに限定されない。例えば、電車の走行モータの異常検出または診断にも用いることができる。始発時に車庫を出発してから終電後に車庫に戻るまでの間、電車の走行中にモータは稼働する。さらに、営業中の電車には乗客が乗降するため、営業中の走行モータの負荷は変動する。このような状況下でも、本実施例の電流監視システム1を好適に用いることができる。
また、本実施例は電流センサ4を用いる電流監視システム1を実現する例を挙げて説明したが、これに限定されない。本実施例はセンサデータ取得部20で取得したセンサデータの内、抽出したい部分のみを抽出するセンサ装置であるため、電流センサのかわりに各種センサ(振動センサ、マイクセンサ、加速度センサ等)を用いてもよい。
以上のシステム構成と画面構成から明らかなように、センサ端末2内のユーザインターフェ-ス部25は、センサで検知した信号に関する情報を表示する表示部と、検知信号の処理条件を設定する設定処理部を含む画面を構成して親機3側に提示し、ユーザが設定処理部を用いて設定した処理条件をユーザインターフェ-ス部25内に保持し、ユーザインターフェ-ス部25における信号検出、処理の中で処理条件を反映させたものである。このことは、センサ端末2内に処理条件設定手段および表示手段を備えていることを意味している。
なお実施例1では、親機側に表示する事例を示しているが、これはユーザインターフェ-ス部25にモニタと入出力部を備え、ここから各種設定が行えるように構成することもできる。これにより、ユーザは遠方の親機からの各種処理のほかに、現場サイドでの個別の各種処理を実施可能である。
実施例1では、ユーザが簡易条件設定画面40Aにある簡易解析結果表示部44の値を取得することで、抽出用データ204および抽出条件205を作成する例について説明した。これに対し実施例2では、抽出用データ作成部30を有し、この抽出用データ作成部30で抽出用データ204を作成することで、ユーザは直感的に抽出用データ204を作成することが可能となる。
以下、実施例2について図3、図9および図10を用いて説明をする。以下、実施例1と同一の構成、機能を有するものには同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図9は、本実施例に係る電流監視システム1Aの全体構成図である。この全体構成は基本的に図2の構成と同じものであるが、抽出用データ作成部30が追加され、抽出用データ作成部30は解析結果一時記憶部DB1と抽出用データ格納部DB2に関与する点で実施例1と相違している。
実施例2で追加された抽出用データ作成部30は、抽出用データ作成ボタン47を押された際にユーザインターフェ-ス部25から送出される作成開始信号208を受け取った後、解析結果一次記憶部DB1内にある簡易解析結果201を用いて抽出用データ204を作成する。ここで、作成開始信号208は、抽出用データ使用可否選択手段であるチェックボックス49のチェックの有無を示す情報を含むものとする。
図10は、本実施例による電流センサ端末2の処理を示す。図10に示すフローチャートは、図4に示すフローチャートの一連の処理後に、ユーザに対しばらつきを可視化する処理ステップS19、S20と、抽出用データ作成部30にて抽出用データ204を作成する処理ステップS21、S22が新たに追加されたものである。それ以外の処理ステップS11~S18は、実施例1、2で共通する。
図10の処理フローでは、図4の処理フローの一連の処理後(処理ステップS18処理後)に、ユーザインターフェ-ス部25は、簡易解析結果表示部44中の特徴量の種類毎に平均値および標準偏差を算出する(処理ステップS19)。次に、平均値±標準偏差の値となる簡易解析結果201に対し、色付けして表示する(処理ステップS20)。このようにすることで、ユーザに対しばらつきが小さい簡易解析結果201可視化できる。ユーザは、ばらつきが大きい簡易解析結果201を抽出用データから容易に除外することが可能となる。尚、色付けする条件は上記だけに限定せず、標準偏差の部分は任意の値としてもよい。
取得完了ボタン46が押された場合、処理ステップS21に移行し、ユーザインターフェ-ス部25は、ユーザにより抽出用データ作成ボタン47が押されるまで待機する。ユーザは、抽出用データに用いたい簡易解析結果201に対応するチェックボックス49にチェックを入れた後、抽出用データ作成ボタン47を押す。
抽出用データ作成ボタン47が押された場合、処理ステップS22に移行し、ユーザインターフェ-ス部25は、作成開始信号208を抽出用データ作成部30へ送出する。作成開始信号208を受け取った抽出用データ作成部30は、上述した通り抽出用データ204を作成し、抽出用データ格納部DB2へ格納する。
このように構成される実施例2も実施例1と同様の作用効果を奏する。さらに、本実施例では、ユーザに簡易条件設定画面40Aを介して抽出用データを選択してもらい、抽出用データ作成部30で抽出用データ204を作成することで、ユーザが抽出用データを直接作成する手間を軽減することが可能になる。
実施例1では、簡易条件200を設定することで簡易解析結果201を取得する例について説明した。これに対し実施例3では、通信部29内にデータ取得用信号受信部31を有し、このデータ取得用信号受信部31においてデータ取得用信号を受信した場合に簡易解析結果201を取得する。
図11は、本実施例に係る電流監視システム1Bの全体構成図である。図11に示す構成と図2で述べた構成とを比較すると、通信部29内にデータ取得用信号受信部31を有する。データ取得用信号受信部31においてデータ取得用信号を受信した場合、データ取得用信号受信部31はユーザインターフェ-ス部25を介し、センサデータ解析部21に対しデータ取得用信号209を送出する。
センサデータ解析部21は、データ取得用信号209を受け取っている間、特徴量である簡易解析結果201をユーザインターフェ-ス部25へ送出するとともに解析結果一次記憶部DB1へ保存する。
このように構成される実施例3も実施例1と同様の作用効果を奏する。さらに、本実施例では、電流センサ装置2の外部から送信されるデータ取得用信号により取得条件が決定されるため、複数の電流センサ装置2が同じ時刻に一斉に簡易解析結果201を取得することが可能となる。
また、例えば親機3が製鉄プラントの操業状態を管理するような集中管理装置の場合、モータ5が所定の稼働状態である際の簡易解析結果201を取得することが可能となる。これにより、モータ5が所定の稼働状態時に、センサデータ取得部20で取得したセンサデータの内、抽出したい部分を示す抽出条件205を簡易に決定できる。
尚、本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれる。さらに特許請求の範囲に記載された構成は、特許請求の範囲で明示している組合せ以外にも組み合わせることができる。
1、1A、1B:電流監視システム、2、2A、2B:電流センサ端末、3:親機、4:電流センサ、5:モータ、20:センサデータ取得部、21:センサデータ解析部、22:特定条件抽出部、DB3:抽出結果格納部、24:抽出結果解析部、25:ユーザインターフェ-ス部、DB1:解析結果一次記憶部、DB2:抽出用データ格納部、28:抽出用データ設定部、29:通信部、30:抽出用データ作成部、31:データ取得用信号受信部、31:通信部、DB4:データ蓄積部、34:処理部、35:入出力部、36:入出力装置、40A、40B、40C、40D、40E:表示画面、41:簡易条件設定部、42:分割期間設定部、43:チャンネル選択部、44:簡易解析結果表示部、45:取得開始ボタン、46:取得完了ボタン、47:抽出用データ作成ボタン、48:戻るボタン、49:チェックボックス、50:時系列データ、51A、51B、51C:一時解析結果表示部、52A、52B、52C:一時取得開始ボタン、53:FFT点数設定部、54:スペクトログラム、55:第二チャンネル選択部、56:第一スペクトログラム、57:第二スペクトログラム、58:第三スペクトログラム

Claims (9)

  1. センサから測定対象のセンサデータを取得するセンサデータ取得部と、該センサデータ取得部で取得したデータを解析するセンサデータ解析部と、前記センサデータ取得部で取得した全センサデータの内、抽出したい部分を示す抽出条件を設定する抽出用データ設定部と、前記センサデータ解析部で解析した解析結果および前記抽出用データ設定部からの抽出条件に基づきセンサデータ取得部で取得した全センサデータの内の一部分を抽出する特定条件抽出部と、ユーザに対し、情報の入出力をするためのユーザインターフェ-ス部を有し、
    前記ユーザインターフェ-ス部は、前記センサデータ解析部に対し前記抽出条件の内の少なくともひとつ以上の抽出条件である簡易条件を設定可能な簡易条件設定手段と、前記センサデータ解析部で前記簡易条件を満たしたデータを表示する検出結果表示手段を備えるとともに、
    前記特定条件抽出部により抽出されたセンサデータを解析する抽出結果解析部と、前記抽出結果解析部により解析された解析結果データを出力する通信部と、をさらに備え、
    前記抽出結果解析部により解析された解析結果データには連続で抽出できていない期間の情報が含まれ、連続で抽出できていない期間の情報が抽出条件の再設定を促す情報とされることを特徴とするセンサ装置。
  2. 請求項1に記載のセンサ装置であって、
    前記簡易条件として少なくともひとつ以上の特徴量に対し所定の閾値を設定可能な前記簡易条件設定手段を有することを特徴とするセンサ装置。
  3. 請求項1に記載のセンサ装置であって、
    前記検出結果表示手段は、少なくともひとつ以上の特徴量を表示することを特徴とするセンサ装置。
  4. 請求項1に記載のセンサ装置であって、
    前記検出結果表示手段は、各特徴量の値が同一特徴量の平均値±標準偏差内である場合に項目を色付けして表示することを特徴とするセンサ装置。
  5. 請求項1に記載のセンサ装置であって、
    前記ユーザインターフェ-ス部は、さらに抽出用データ使用可否選択手段を有し、ユーザに前記抽出条件に用いる前記簡易条件を満たしたデータを前記抽出用データ使用可否選択手段で選択させることが可能であることを特徴とするセンサ装置。
  6. 請求項1に記載のセンサ装置であって、
    前記センサは電流センサであり、前記測定対象は、製鉄プラントで使用されるモータであることを特徴とするセンサ装置。
  7. 請求項2に記載のセンサ装置であって、
    前記特徴量は、電流波形の最大振幅、電流波形の平均振幅、信号のノイズレベル、任意時間単位の微分値、任意時間単位の積分値、任意期間におけるN番目の強度である周波数およびその強度(Nは1から始まる自然数)、任意周波数の強度、任意期間内で最も大きい変化をした周波数およびその強度、学習済みパターンとの類似度、異なる電流センサ間の最大変化量、異なる電流センサ間で最大変化をした周波数、異なる電流センサ間の類似度、学習済みパターンとの類似度、のいずれかであることを特徴とするセンサ装置。
  8. 複数の電流センサ装置と前記各電流センサ装置と接続される管理装置とを含む電流監視システムであって、
    前記各電流センサ装置は、複数のセンサからデータを取得するセンサデータ取得部と、該センサデータ取得部で取得したデータを解析するセンサデータ解析部と、前記センサデータ取得部で取得した全センサデータの内、抽出したい部分を示す抽出条件を設定する抽出用データ設定部と、前記センサデータ解析部で解析した解析結果および前記抽出用データ設定部からの抽出条件に基づきセンサデータ取得部で取得した全センサデータの内の一部分を抽出する特定条件抽出部と、前記特定条件抽出部により抽出されたセンサデータを解析する抽出結果解析部と、前記抽出結果解析部により解析されたデータを出力する通信部と、ユーザに対し、情報の入出力をするためのユーザインターフェ-ス部を有し、
    前記ユーザインターフェ-ス部は、前記センサデータ解析部に対し前記抽出条件の内の少なくともひとつ以上の抽出条件である簡易条件を設定可能な簡易条件設定手段と、前記センサデータ解析部で前記簡易条件を満たしたデータのみを表示する検出結果表示手段と、を備え、
    前記管理装置は、前記各電流センサ装置から受領された抽出されたデータに基づいて所定の処理を実施し、その実施結果を出力するとともに、
    前記抽出結果解析部により解析された解析結果データには連続で抽出できていない期間の情報が含まれ、連続で抽出できていない期間の情報が抽出条件の再設定を促す情報とされることを特徴とする電流監視システム。
  9. センサから測定対象のセンサデータを取得し、取得したデータを解析し、取得した全センサデータの内、抽出したい部分を示す抽出条件を設定し、解析した解析結果および前記抽出条件に基づき取得した全センサデータの内の一部分を抽出し、ユーザに対し前記抽出条件の内の少なくともひとつ以上の抽出条件である簡易条件の設定を促し、前記簡易条件を満たしたデータを提示するとともに、
    抽出した前記全センサデータの内の一部分のデータを解析し、解析した前記一部分のデータに連続で抽出できていない期間の情報が含まれ、連続で抽出できていない期間の情報が抽出条件の再設定を促す情報とされることを特徴とするデータ取得方法。
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