JP7318452B2 - 包装箱 - Google Patents

包装箱 Download PDF

Info

Publication number
JP7318452B2
JP7318452B2 JP2019173698A JP2019173698A JP7318452B2 JP 7318452 B2 JP7318452 B2 JP 7318452B2 JP 2019173698 A JP2019173698 A JP 2019173698A JP 2019173698 A JP2019173698 A JP 2019173698A JP 7318452 B2 JP7318452 B2 JP 7318452B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flap
packaging box
side flap
walls
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019173698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021050017A (ja
Inventor
準司 夏川
哲也 中路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Oji Holdings Corp
Original Assignee
Oji Holdings Corp
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Holdings Corp, Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Holdings Corp
Priority to JP2019173698A priority Critical patent/JP7318452B2/ja
Publication of JP2021050017A publication Critical patent/JP2021050017A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7318452B2 publication Critical patent/JP7318452B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Description

本発明は、包装箱に関する。
包装箱としては、前後の端壁および左右の側壁を有する角筒状の胴部と、胴部に形成された上蓋部および下蓋部と、を備えているものがある(例えば、特許文献1参照)。従来の包装箱の上蓋部は、前後の端壁に連設された前後の端部フラップと、左右の側壁に連設された左右の側部フラップと、を備えている。そして、端部フラップの前後の支持部が、前後の端部フラップの差込口にそれぞれ差し込まれている。
実公昭58-34008号公報
前記した従来の包装箱では、内容物の上面と側部フラップとの間に空間があると、側部フラップの支持部を端部フラップの差込口に差し込むときに、端部フラップが胴部の内側に沈み込むため、側部フラップを端部フラップに連結し難いという問題がある。
本発明は、前記した問題を解決し、蓋部を組み立てるときの作業効率を向上させることができる包装箱を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、包装箱であって、前後の端壁および左右の側壁を有する筒状の胴部と、前記胴部の上側または下側の開口部に設けられた蓋部と、を備えている。前記蓋部は、前側の前記端壁に連設された前部フラップと、後側の前記端壁に連設された後部フラップと、左右の前記側壁に連設された第一側部フラップおよび第二側部フラップと、を備えている。前記前部フラップには、第一差込口および第二差込口が左右方向に間隔を空けて形成されている。前記第一側部フラップの前部は、前記前部フラップの外面に重ねられ、前記後部フラップの側部は、前記第一側部フラップの外面に重ねられている。前記第二側部フラップの後部は、前記後部フラップの外面に重ねられ、前記第二側部フラップの前部は、前記前部フラップの外面に重ねられている。前記第一側部フラップに形成された第一支持部は、前記前部フラップの前記第一差込口に差し込まれて、前記前部フラップの内面に係止されている。前記第二側部フラップに形成された第二支持部は、前記前部フラップの前記第二差込口に差し込まれて、前記前部フラップの内面に係止されている。前記第一支持部の前後方向の幅は、前記第二支持部の前後方向の幅よりも大きく形成されている。
本発明の包装箱の蓋部を組み立てるときは、前部フラップを胴部の内側に折り曲げた後に、第一側部フラップを胴部の内側に折り曲げる。そして、第一側部フラップの第一支持部を前部フラップの第一差込口に差し込んで、第一支持部を前部フラップの内面に係止させる。このとき、作業者は、前部フラップを一方の手で支えながら、他方の手で支持部を差込口に差し込むことができる。
さらに、後部フラップを胴部の内側に折り曲げて、第一側部フラップの外面に後部フラップを重ねた後に、第二側部フラップを胴部の内側に折り曲げる。そして、第二側部フラップの第二支持部を前部フラップの第二差込口に差し込んで、第二支持部を前部フラップの内面に係止させる。このとき、前部フラップは、第一側部フラップに支持されているため、第二支持部を第二差込口に差し込むときに、前部フラップが胴部の内側に沈み込むのを防ぐことができる。
したがって、本発明の包装箱では、蓋部を組み立てるときに、各フラップを安定させることができるため、各フラップを容易に連結できる。
また、第二側部フラップの前部を前部フラップの下面側に差し込まなくても、四枚のフラップを連結できる。
また、前部フラップに第一差込口および第二差込口が形成されているため、作業者は胴部の前側から蓋部を組み立て易くなっている。これにより、蓋部を組み立てるときに、作業者が胴部の向きを変える必要がなくなる。
前記した包装箱において、前記胴部は、前後の端壁と、左右の側壁と、少なくとも一つの傾斜壁と、を有し、前記傾斜壁が隣り合う前記端壁と前記側壁との間に形成されている多角筒状に形成してもよい。
多角筒状の胴部は蓋部を組み立てる前の状態において形状が安定し難いが、本発明の包装箱では、蓋部を組み立てるときに、蓋部の各フラップを安定させることができるため、胴部が多角筒状でも蓋部を容易に組み立てることができる。
前記した包装箱において、前記第一側部フラップおよび前記第二側部フラップには、前後方向に延びる罫線を形成することが好ましい。
この構成では、側部フラップの支持部を前部フラップの差込口に差し込むときに、側部フラップを罫線において山折りに折り曲げた後に、側部フラップを平坦に伸ばしていくことで、側部フラップの角部を浅い挿入角度で差込口に差し込むことができる。これにより、側部フラップの支持部を前部フラップの差込口に差し込み易くなる。
本発明の包装箱では、蓋部を組み立てるときの作業効率を向上させることができる。
本発明の本実施形態に係る包装箱を前方右上から見た斜視図である。 本発明の本実施形態に係る包装箱のブランクシートを示した図である。 本発明の本実施形態に係る包装箱において、前部フラップを閉じた状態を前方右上から見た斜視図である。 本発明の本実施形態に係る包装箱において、第一側部フラップを閉じる態様を前方右上から見た斜視図である。 本発明の本実施形態に係る包装箱において、第二側部フラップを閉じる態様を前方右上から見た斜視図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱の構成や使用状態を限定するものではない。
本実施形態の包装箱1は、図1に示すように、六角筒状に形成された胴部10と、胴部10の下側の開口部を閉塞している下蓋部20と、胴部10の上側の開口部に設けられた上蓋部30と、を備えている。
包装箱1は、図2に示すように、一枚の段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートSを各罫線において山折りまたは谷折りすることで形成される。図2に示すブランクシートSは内面側が見えるように配置されている。
ブランクシートSの各罫線(折線)は、ブランクシートSの表面を押し込んで形成された線状の溝(押罫)である。
なお、罫線に断続的な切れ込みを形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。
胴部10は、図3に示すように、前後一対の端壁11,12と、左右一対の側壁13,14と、を備えている。前後の端壁11,12および左右の側壁13,14は、側面視において四角形に形成されている。
また、胴部10は、隣り合う前側の端壁11と右側の側壁14との間に形成された右前の傾斜壁16と、隣り合う後側の端壁12と左側の側壁13との間に形成された左後の傾斜壁16と、を備えている。胴部10の上面および下面には、平面視で六角形の開口部が形成されている。
二つの傾斜壁16,16は、胴部10の右前の角部および左後の角部に形成されている。傾斜壁16は、側面視において細長い長方形に形成されている。両傾斜壁16,16は同じ形状である。両傾斜壁16,16は、端壁11,12および側壁13,14に対して傾斜している。
本実施形態では、左後の傾斜壁16の左縁部に接合片15が連設されている(図2参照)。接合片15は、左側の側壁13の内面に接合されている。
ブランクシートS(図2参照)を各罫線で折り曲げつつ、接合片15を左側の側壁13の内面に接合すると、前側の端壁11、後側の端壁12、左側の側壁13、右側の側壁14および二つの傾斜壁16,16によって、平面視で六角形の筒状の胴部10が形成される。
下蓋部20は、左右の側壁13,14の下縁部に連設された左右一対の内フラップ21,21と、前後の端壁11,12の下縁部に連設された前後一対の外フラップ22,22と、を有している。
下蓋部20は、左右の内フラップ21,21の下面に前後の外フラップ22,22が重ね合わされており、両外フラップ22,22の先端縁部が突き合わされることで、胴部10の下側の開口部が閉塞されている。
上蓋部30は、図1に示すように、前側の端壁11に連設された前部フラップ31と、後側の端壁12に連設された後部フラップ32と、を備えている。また、上蓋部30は、左側の側壁13に連設された第一側部フラップ33と、右側の側壁14に連設された第二側部フラップ34を備えている。
前部フラップ31は、図3に示すように、前側の端壁11の上縁部に連設されている。前部フラップ31は、胴部10の上側の開口部の前部を覆うものである。
前部フラップ31の右縁部は、右側の側壁14の内面と、右前の傾斜壁16の内面と、に沿って形成されている。また、前部フラップ31の左縁部は、左側の側壁13の内面に沿って形成されている。
前部フラップ31が胴部10の上側の開口部に入り込んだ状態では、前部フラップ31の右縁部が右側の側壁14の内面および右前の傾斜壁16の内面に接するとともに、前部フラップ31の左縁部が左側の側壁13の内面に接している。
前部フラップ31には、第一差込口41および第二差込口42が左右方向に間隔を空けて形成されている。第一差込口41および第二差込口42は、前後方向に延びる開口部である。
第一差込口41は、前部フラップ31の左部に形成されている。第一差込口41の右縁部は、中央部が右方に向けて突出するように湾曲している。
第一差込口41は、蓋板45によって塞がれている。蓋板45の左縁部は罫線を介して前部フラップ31に連設されている。蓋板45の前後の縁部および右縁部は、前部フラップ31から切り離されている。
第二差込口42は、前部フラップ31の右部に形成されている。第二差込口42の左縁部は、中央部が左方に向けて突出するように湾曲している。
第二差込口42は、蓋板45によって塞がれている。蓋板45の左縁部は罫線を介して前部フラップ31に連設されている。蓋板45の前後の縁部および左縁部は、前部フラップ31から切り離されている。
後部フラップ32は、図1に示すように、後側の端壁12の上縁部に連設されている。後部フラップ32は、胴部10の上側の開口部の後部を覆うものである。本実施形態では、前部フラップ31の先端縁部と、後部フラップ32の先端縁部とが間隔を空けて配置されている。
後部フラップ32の左部は、第一側部フラップ33の後部の上面に重ねられている。また、後部フラップ32の右部の上面には、第二側部フラップ34の後部が重ねられている。このように、後部フラップ32は、第一側部フラップ33および第二側部フラップ34に対して上下に交差している。
第一側部フラップ33は、左側の側壁13の上縁部に連設されている。第一側部フラップ33の前部は、前部フラップ31の左部の上面に重ねられている。また、第一側部フラップ33の後部の上面には、後部フラップ32の左部が重ねられている。このように、第一側部フラップ33は、前部フラップ31および後部フラップ32に対して上下に交差している。
第一側部フラップ33の下面には、前後方向に延びる罫線L1が形成されている(図2参照)。罫線L1は、第一側部フラップ33の前後の側縁部に亘って形成されている。罫線L1は、第一側部フラップ33の基端縁部に平行して形成されている。また、罫線L1は、第一側部フラップ33の左右方向の中央部よりも僅かに先端側に配置されている。
なお、本実施形態の各図では、罫線L1を外面側にも図示することで、罫線L1の構成を分かり易く示している。
第一側部フラップ33の先端部の前部には、第一支持部51が形成されている。第一支持部51は、罫線L1よりも右側に形成されており、右方に向けて突出している。第一支持部51の前縁部は、第一側部フラップ33の前縁部であり、第一支持部51の後縁部はスリット51aによって第一側部フラップ33から切り離されている。
第一支持部51は、前部フラップ31の第一差込口41に上側から差し込まれており(図4参照)、前部フラップ31の下面に係止されている。
第一側部フラップ33の先端縁部の中央部には、半円形状に窪んだ指掛け部35が形成されている。指掛け部35は、前部フラップ31の先端縁部と後部フラップ32の先端縁部との間に配置される。
第二側部フラップ34は、右側の側壁14の上縁部に連設されている。第二側部フラップ34の前部は、前部フラップ31の右部の上面に重ねられている。また、第二側部フラップ34の後部は、後部フラップ32の右部の上面に重ねられている。
第二側部フラップ34は、第一側部フラップ33と左右対称な構成である。第二側部フラップ34の下面にも罫線L1が形成されている。また、第二側部フラップ34の先端縁部にも指掛け部35が形成されている。
第二側部フラップ34の先端部の前部に形成された第二支持部52は、罫線L1よりも左側に形成されており、左方に向けて突出している。第二支持部52の前縁部は、第二側部フラップ34の前縁部であり、第二支持部52の後縁部はスリット52aによって第二側部フラップ34から切り離されている。
第二支持部52は、前部フラップ31の第二差込口42に上側から差し込まれており、前部フラップ31の下面に係止されている。
次に、包装箱1の上蓋部30を組み立てる手順について説明する。
まず、図3に示すように、前部フラップ31を前側の端壁11に対して胴部10の内側に折り曲げる。
続いて、図4に示すように、第一側部フラップ33を左側の側壁13に対して胴部10の内側に折り曲げるとともに、第一側部フラップ33を罫線L1において山折りに折り曲げる。このようにすると、第一側部フラップ33の第一支持部51が、前部フラップ31の第一差込口41の左側に配置される。
山折りにした第一側部フラップ33を平坦に伸ばすと、図5に示すように、第一支持部51が第一差込口41に対して左方から差し込まれる。これにより、第一支持部51が前部フラップ31の下面側に入り込み、第一支持部51が前部フラップ31の下面に係止される。また、第一側部フラップ33の前部が前部フラップ31の左部の上面に重なる。
続いて、後部フラップ32を後側の端壁12に対して胴部10の内側に折り曲げる。これにより、後部フラップ32の左部が第一側部フラップ33の後部の上面に重なる。
さらに、第二側部フラップ34を右側の側壁14に対して胴部10の内側に折り曲げるとともに、第二側部フラップ34を罫線L1において山折りに折り曲げる。このようにすると、第二側部フラップ34の第二支持部52が、前部フラップ31の第二差込口42の右側に配置される。
山折りにした第二側部フラップ34を平坦に伸ばすと、図1に示すように、第二側部フラップ34の第二支持部52が第二差込口42に対して右方から差し込まれる。これにより、第二支持部52が前部フラップ31の下面側に入り込み、第二支持部52が前部フラップ31の下面に係止される。また、第二側部フラップ34の前部が後部フラップ32の右部の上面に重なるとともに、第二側部フラップ34の後部が前部フラップ31の右部の上面に重なる。
このようにして、前部フラップ31、第一側部フラップ33、後部フラップ32および第二側部フラップ34を順次に重ねて連結することで、上蓋部30が形成される。
なお、上蓋部30を開封するときには、作業者は、第一側部フラップ33および第二側部フラップ34の指掛け部35,35に指を掛けて、第一側部フラップ33および第二側部フラップ34を引き上げる。これにより、第一側部フラップ33および第二側部フラップ34の第一支持部51および第二支持部52が、前部フラップ31の第一差込口41および第二差込口42から引き抜かれる。このようにして、前部フラップ31、第一側部フラップ33、後部フラップ32および第二側部フラップ34の連結を解除して、上蓋部30を開封することができる。
本実施形態の包装箱1では、第一側部フラップ33および第二側部フラップ34の指掛け部35,35が前部フラップ31と後部フラップ32との間に配置されているため、第一側部フラップ33および第二側部フラップ34を引き上げ易くなっている。
以上のような包装箱1では、図4に示すように、第一側部フラップ33の第一支持部51を前部フラップ31の第一差込口41に差し込むときに、作業者は、前部フラップ31を一方の手で支えながら、他方の手で第一支持部51を第一差込口41に差し込むことができる。
また、図5に示すように、第二側部フラップ34の第二支持部52を前部フラップ31の第二差込口42に差し込むときには、前部フラップ31が第一側部フラップ33に支持されているため、前部フラップ31が胴部10の内側に沈み込むのを防ぐことができる。
このように、本実施形態の包装箱1では、図1に示すように、上蓋部30を組み立てるときに、前部フラップ31、後部フラップ32、第一側部フラップ33および第二側部フラップ34を安定させて容易に連結できる。
また、第二側部フラップ34の前部を前部フラップ31の下面側に差し込まなくても、四枚の前部フラップ31、後部フラップ32、第一側部フラップ33および第二側部フラップ34を連結できる。
また、前部フラップ31に第一差込口41および第二差込口42が形成されているため、作業者は胴部10の前側から上蓋部30を組み立て易くなっている。これにより、上蓋部30を組み立てるときに、作業者が胴部10の向きを変える必要がなくなる。
したがって、本実施形態の包装箱1では、上蓋部30を組み立てるときの作業効率を向上させることができる。
図3に示すように、多角筒状の胴部10は、上蓋部30を組み立てる前の状態において形状が安定し難い。本実施形態の包装箱1では、上蓋部30を組み立てるときに、前部フラップ31、後部フラップ32、第一側部フラップ33および第二側部フラップ34を安定させることができるため、胴部10が多角筒状でも上蓋部30を容易に組み立てることができる。
本実施形態の包装箱1では、図4に示すように、第一側部フラップ33の第一支持部51を前部フラップ31の第一差込口41に差し込むときに、第一側部フラップ33を山折りに折り曲げる。その後、第一側部フラップ33を平坦に伸ばしていくことで、第一側部フラップ33の第一支持部51を浅い挿入角度で第一差込口41に差し込むことができる。これにより、第一側部フラップ33の第一支持部51を前部フラップ31の第一差込口41に差し込み易くなる。
同様に、図5に示すように、第二側部フラップ34の第二支持部52を前部フラップ31の第二差込口42に差し込むときにも、第二側部フラップ34を山折りに折り曲げることで、第二支持部52を第二差込口42に差し込み易くなる。
本実施形態の包装箱1では、図3に示すように、前部フラップ31の両側縁部によって両側壁13,14の内面および傾斜壁16の内面が支持されるため、胴部10の形状を維持することができる。
本実施形態の包装箱1では、図1に示すように、前後の端壁11,12の外面および左右の側壁13,14の外面に加えて、両傾斜壁16,16の外面にも商品情報を印刷できる。これにより、包装箱1を売り場に並べたときに、顧客は前後左右および斜めの方向から商品情報を明確に視認できる。したがって、本実施形態の包装箱1では内部に収容した商品を有効にアピールできる。
本実施形態の包装箱1では、胴部10の角部に傾斜壁16が設けられている。つまり、本実施形態の包装箱1は、直方体の箱体の角部を傾斜させた形状である。このような包装箱1では、前後方向および左右方向の全長が同じ長さの直方体の箱体に比べて、シートの面積を小さくすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
本実施形態では、図1に示す包装箱1の上蓋部30に本発明を適用しているが、包装箱1の下蓋部に本発明を適用してもよい。
前部フラップ31の第一差込口41および第二差込口42の形状や第一側部フラップ33の第一支持部51および第二側部フラップ34の第二支持部52の形状は限定されるもではない。
本実施形態の包装箱1では、前部フラップ31の先端縁部と後部フラップ32の先端縁部とが間隔を空けて配置されているが、前部フラップ31の先端縁部と後部フラップ32の先端縁部とを突き合わせてもよい。
本発明の包装箱では、端壁、側壁および傾斜壁の幅や高さは限定されるものではない。また、傾斜壁の数も限定されるものではない。また、端壁および側壁に対する傾斜壁の傾斜角度も限定されるものではない。
例えば、本実施形態の包装箱1において、両端壁11,12、両側壁13,14および各傾斜壁16を同じ幅に形成して、胴部10を正六角形に形成してもよい。
本実施形態の包装箱1は、胴部10が六角筒状に形成されているが、胴部10の角数は限定されるものではない。例えば、胴部を四角筒状、五角筒状、八角筒状などの多角筒状に形成してもよい。
本実施形態の包装箱1は段ボール製であるが、各種公知の板紙によって本発明の包装箱を形成できる。
1 包装箱
10 胴部
11 前側の端壁
12 後側の端壁
13 左側の側壁
14 右側の側壁
15 接合片
16 傾斜壁
20 下蓋部
21 内フラップ
22 外フラップ
30 上蓋部
31 前部フラップ
32 後部フラップ
33 第一側部フラップ
34 第二側部フラップ
35 指掛け部
41 第一差込口
42 第二差込口
45 蓋板
51 第一支持部
52 第二支持部
S ブランクシート

Claims (3)

  1. 前後の端壁および左右の側壁を有する筒状の胴部と、
    前記胴部の上側または下側の開口部に設けられた蓋部と、を備え、
    前記蓋部は、
    前側の前記端壁に連設された前部フラップと、
    後側の前記端壁に連設された後部フラップと、
    左右の前記側壁に連設された第一側部フラップおよび第二側部フラップと、を備え、
    前記前部フラップには、第一差込口および第二差込口が左右方向に間隔を空けて形成されており、
    前記第一側部フラップの前部は、前記前部フラップの外面に重ねられ、
    前記後部フラップの側部は、前記第一側部フラップの外面に重ねられ、
    前記第二側部フラップの後部は、前記後部フラップの外面に重ねられ、
    前記第二側部フラップの前部は、前記前部フラップの外面に重ねられており、
    前記第一側部フラップに形成された第一支持部は、前記前部フラップの前記第一差込口に差し込まれて、前記前部フラップの内面に係止され、
    前記第二側部フラップに形成された第二支持部は、前記前部フラップの前記第二差込口に差し込まれて、前記前部フラップの内面に係止されており、
    前記第一支持部の前後方向の幅は、前記第二支持部の前後方向の幅よりも大きく形成されていることを特徴とする包装箱。
  2. 請求項1に記載の包装箱であって、
    前記胴部は、前後の端壁と、左右の側壁と、少なくとも一つの傾斜壁と、を有し、
    前記傾斜壁は、隣り合う前記端壁と前記側壁との間に形成されていることを特徴とする包装箱。
  3. 請求項1または請求項2に記載の包装箱であって、
    前記第一側部フラップおよび前記第二側部フラップには、前後方向に延びる罫線が形成されていることを特徴とする包装箱。
JP2019173698A 2019-09-25 2019-09-25 包装箱 Active JP7318452B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019173698A JP7318452B2 (ja) 2019-09-25 2019-09-25 包装箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019173698A JP7318452B2 (ja) 2019-09-25 2019-09-25 包装箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021050017A JP2021050017A (ja) 2021-04-01
JP7318452B2 true JP7318452B2 (ja) 2023-08-01

Family

ID=75156871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019173698A Active JP7318452B2 (ja) 2019-09-25 2019-09-25 包装箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7318452B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3655116A (en) 1970-02-03 1972-04-11 Container Corp Flap lock container
JP2000326954A (ja) 1999-05-20 2000-11-28 Hitachimori Shigyo Kk 包装用容器
JP2003231519A (ja) 2001-12-03 2003-08-19 Rengo Co Ltd 段ボール箱
JP2005343542A (ja) 2004-06-07 2005-12-15 Chiyoda Container Corp 段ボール板製包装箱
JP2019104522A (ja) 2017-12-12 2019-06-27 レンゴー株式会社 包装箱

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3655116A (en) 1970-02-03 1972-04-11 Container Corp Flap lock container
JP2000326954A (ja) 1999-05-20 2000-11-28 Hitachimori Shigyo Kk 包装用容器
JP2003231519A (ja) 2001-12-03 2003-08-19 Rengo Co Ltd 段ボール箱
JP2005343542A (ja) 2004-06-07 2005-12-15 Chiyoda Container Corp 段ボール板製包装箱
JP2019104522A (ja) 2017-12-12 2019-06-27 レンゴー株式会社 包装箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021050017A (ja) 2021-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6684036B2 (ja) 包装箱およびブランクシート
JP6503883B2 (ja) 包装箱
JP7318452B2 (ja) 包装箱
JP6413928B2 (ja) トレイ
JP6863051B2 (ja) 包装箱、および、ブランクシート
JP7306177B2 (ja) 包装箱
JP7156431B2 (ja) 包装箱
JP7310528B2 (ja) 包装箱
JP6832323B2 (ja) 包装箱
JP7298422B2 (ja) 包装箱
JP7380516B2 (ja) 包装箱
JP7327138B2 (ja) トレイ
JP6733719B2 (ja) 包装箱
JP7194040B2 (ja) 包装容器
JP7102291B2 (ja) 包装容器
JP7272254B2 (ja) 包装箱
JP7196742B2 (ja) 包装箱
JP7251599B1 (ja) 包装箱
JP7463956B2 (ja) 包装箱
JP6680178B2 (ja) 包装箱
JP2021165174A (ja) 包装箱
JP6708226B2 (ja) 包装箱
JP2022139326A (ja) ブランクシート
JP2023054980A (ja) 包装箱
JP6821975B2 (ja) 包装箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7318452

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150