JP7317450B2 - 二重容器 - Google Patents

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Description

本発明は、減容変形自在の内層体を外層体に収容して成る二重容器に関する。
従来、例えば醤油や調味料等の食品を収容する容器として、内容物の収容空間を有する減容変形自在の内層体と、口部、胴部及び底部を備えたボトル形状を有して内層体を収容する外層体と、外層体に設けられて外層体と内層体との間に外気を導入する外気導入口と、を有する合成樹脂製の二重容器が知られている(例えば特許文献1参照)。
上記構成を有する二重容器によれば、口部を通して内容物が外部に吐出されるのに伴って外層体の形状を変化させることなく内層体のみを減容変形させることができるので、内容物を吐出した後に内層体の内部に外気が導入されることを抑制して、容器内に収容されている内容物の劣化や変質を抑制することができる。
また、このような二重容器として、外層体を、例えば高密度ポリエチレン等の硬質の合成樹脂材料で形成された硬質のものとし、口部を下方に向けた傾倒姿勢とすることで、内層体に収容されている内容物を、その自重により口部を通して外部に自然に吐出させるようにしたものも知られている。
特開2018-2232号公報
上記のような二重容器としては、外気導入口を外層体の底部にスリット状の形態で設けたものが知られている。
しかし、外層体の底部にスリット状の外気導入口を設けた構成の二重容器では、例えば、一定量の内容物が吐出された後に冷蔵庫等に保管されて冷やされ、次いで室温に放置されたときに生じる結露等の水分よってスリット状の外気導入口が密封され、これにより外層体と内層体との間の空気が暖まるに従って容器内部の圧力が高まり、キャップを開けたときに当該圧力によって内容物が外部に噴出する虞があるという問題があった。
このような問題に対し、二重容器を、底部に設けたスリット状の外気導入口に加えて、口部に当該口部を径方向に貫通する通気口を設けた構成とすることで、スリット状の外気導入口が結露等の水分によって密封されても、外層体と内層体との間の空気が通気口を通して外部に排出されるようにして、上記問題を解消することが考えられる。また、この場合、通気口が設けられた部分において内層体が外層体から容易に剥離して、通気口が設けられる部分において内層体と外層体との間に確実に通気路が形成されるようするために、口部に設けられた雄ねじの通気口の上方側の領域を、雄ねじが設けられない間欠部とすることが考えられる。
しかし、二重容器を押出しブロー成形(EBM:Extrusion Blow Molding)により成形する場合には、口部の内部にプラグを上方から挿入し、このプラグにより口部の内周面及び上端側の部分を所定の形状に成形しつつプラグの軸心に設けられた供給孔を介してパリソン内に加圧媒体を供給してブロー成形を行うのが一般的であるので、雄ねじの通気口の上方側の領域を間欠部とした構成では、口部に挿入されたプラグにより押し下げられた余剰樹脂が間欠部を介して通気口が設けられる部分にまで達し、これにより通気口の周辺の肉厚が増加して、通気口を形成する際の孔開け加工性の低下や、内層体の外層体からの剥離性の低下などの問題が生じる虞があった。
本発明は、このような課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、内容物の意図しない噴出を防止することができるとともに押出しブロー成形における通気口の周辺の肉厚の増加を防止することが可能な自重吐出タイプの二重容器を提供することである。
本発明の二重容器は、口部、胴部及び底部を備えたボトル形状の外層体と、内容物の収容空間を有し、前記外層体に収容された減容変形自在の内層体と、前記外層体の前記底部に設けられ、前記外層体と前記内層体との間に外気を導入するスリット状の外気導入口と、を有する合成樹脂製の二重容器であって、前記口部の外周面に一体に設けられた雄ねじと、前記口部に設けられ、前記外層体と前記内層体との間を前記外層体の外部に連通させる通気口と、を有し、前記雄ねじが、前記通気口の上方側において、前記通気口に対して前記口部の周方向の一方側から他方側にまで連続して延びる連続ねじ部を有し記雄ねじが、前記連続ねじ部の下方側に、間欠部を有していることを特徴とする。
本発明の二重容器は、上記構成において、前記口部の外周面に、前記口部の径方向に垂直な平面部が設けられ、前記通気口が前記平面部に開口するとともに、前記平面部の一部が前記間欠部に配置されているのが好ましい。
本発明の二重容器は、上記構成において、前記外層体が、該外層体の軸心を挟んだ両側に、前記口部から前記胴部を介して前記底部にまで延びるパーティングラインを有し、前記通気口が前記パーティングライン上に設けられているのが好ましい。
本発明の二重容器は、上記構成において、前記口部の下端側に設けられ、注出キャップの外周壁が嵌合する環状の嵌合部と、前記嵌合部の外周面に設けられ、前記通気口を外部に連通させる少なくとも1つの凹溝と、を有しているのが好ましい。
本発明の二重容器は、上記構成において、互いに断面積が等しい一対の前記凹溝が、前記口部の軸心を挟んで対向配置されているのが好ましい。
本発明の二重容器は、上記構成において、前記外層体と前記内層体との間に前記口部から前記胴部を通って前記底部にまで延びるとともに前記外層体と前記内層体とを互いに接着する接着帯が1本のみ設けられ、前記通気口が前記外層体の軸心を挟んで前記接着帯と対向する位置に設けられているのが好ましい。
本発明の二重容器は、上記構成において、前記接着帯の前記底部の側における端部と前記外気導入口の前記接着帯の側の長手方向の端部との間に、前記外層体と前記内層体との合わせ部分を密封するリブが設けられているのが好ましい。
本発明によれば、内容物の意図しない噴出を防止することができるとともに押出しブロー成形における通気口の周辺の肉厚の増加を防止することが可能な自重吐出タイプの二重容器を提供することができる。
本発明の一実施の形態である二重容器の正面図である。 図1に示す二重容器の左側面図である。 図1に示す二重容器の平面図である。 図1に示す二重容器の底面図である。 図1に示す口部の拡大図である。 図5における領域Aの拡大図である。 注出キャップが装着された口部の断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明をより具体的に例示説明する。
図1~図5に示す本発明の一実施の形態である二重容器1は、積層剥離容器(デラミ容器)とも呼ばれる合成樹脂製のものであり、外層体10と内層体20とを有する二重構造となっている。
なお、本明細書、特許請求の範囲及び図面においては、上下方向は、図1に示すように二重容器1を正立姿勢とした状態における上下方向を意味するものとし、径方向は、二重容器1の軸心Oを通り、軸心Oに垂直な直線に沿う方向を意味し、周方向は軸心O周りの方向を意味するものとする。
外層体10は二重容器1の外殻を構成する部分であり、口部11、胴部12及び底部13を備えたボトル形状となっている。
口部11は円筒状であり、その外周面には雄ねじ14が一体に設けられている。口部11には、雄ねじ14にねじ結合させることで、注出キャップ30(図7参照)を装着することができる。雄ねじ14及び注出キャップ30の詳細については後述する。
口部11の下端側の部分には、雄ねじ14が設けられる部分よりも大径の環状の嵌合部11aが設けられている。嵌合部11aの外周面には、口部11の軸心(二重容器1の軸心O)を挟んで対向する2箇所に、嵌合部11aを上下方向に横断する凹溝15が設けられている。口部11の軸心を挟んで対向配置された一対の凹溝15は、互いに同一の形状を有し、その断面積(軸方向に垂直な断面における面積)も等しくなっている。
胴部12は、口部11の下端に一体に連なるとともに下方に向けて徐々に拡径して口部11に対して径方向外側に向けて張り出す肩状部分12aと、肩状部分12aの下端に一体に連なるとともに若干括れた部分を有する略円筒状の胴本体部分12bとを有している。
底部13は、胴部12の下端に一体に連なり、胴部12の下端を閉塞している。底部13は、円環状の外周縁部13aと、外周縁部13aの内側に設けられて上方に向けて半球状に凹んだ凹部13bとを有し、外周縁部13aを接地させることで二重容器1を正立姿勢で配置することができる。
本実施の形態では、外層体10は、高密度ポリエチレン(HDPE)を主成分とした合成樹脂製である。より具体的には、外層体10は、容器外側から内側に向けて、直鎖状低密度ポリエチレン(L-LDPE)/高密度ポリエチレン/ポリプロピレン(PP)が積層された積層構造となっている。外層体10は、所定の厚みに形成されることにより、胴部12がスクイズ(押圧)により容易に変形しない程度の強度ないし剛性を有するような硬質の合成樹脂製となっている。すなわち、この二重容器1は、外層体10の胴部12をスクイズして内容物を吐出させるスクイズタイプの容器ではなく、口部11が下方を向くように二重容器1を傾倒姿勢とすることで、内容物を、その自重により口部11を通して外部に自然に吐出させる自然吐出タイプの容器となっている。
外層体10を、高密度ポリエチレンを主成分とした合成樹脂製とすることで、外層体10を、自然吐出タイプの二重容器1に適した、所定の強度ないし剛性を有する硬質のものとしつつ、自重による内容物の吐出が完了した後(口部11が下方を向くように傾倒姿勢としても内容物が吐出されない状態となった後)に、残った内容物を、口部11を通して外部に吐出可能な程度に胴部12をスクイズすることが可能な弾性ないし復元性を有する構成とすることができるとともに、二重容器1の重量を低減させることができる。
できる。
内層体20は、外層体10の胴部12よりも薄肉の薄い袋状に形成されており、外層体10の内面全体に剥離可能に積層された状態で外層体10に収容されている。内層体20の内部は内容物(内容液)の収容空間21となっており、例えば醤油などの液体調味料を内容物として収容することができる。
内層体20の開口端22は口部11の開口端に配置されている。これにより、口部11が下方を向くように二重容器1を傾倒姿勢とすることで、内層体20の収容空間21に収容されている内容物を、その自重により口部11を通して外部に自然に吐出させることができる。また、内層体20は減容変形自在となっており、内容物が吐出されるにしたがって外層体10の内面から剥離して、その内容積を減少させるように減容変形することができる。
内層体20としては、例えば、ナイロンやEVOH樹脂(エチレン-ビニルアルコール共重合体)等の酸素バリア性が良好な合成樹脂材料で構成された層と、低密度ポリエチレン等(オレフィン系)の合成樹脂材料で構成された層とを有する2層以上(例えば「EVOH/接着用樹脂/低密度ポリエチレン」等)の構成のものを採用することができるが、その他の種々の合成樹脂材料や構成のものを採用することもできる。
本実施の形態の二重容器1は、外層体10を形成する合成樹脂材料と内層体20を形成する合成樹脂材料とを径方向に積層した積層パリソンを金型で挟み、その内部に空気を吹き込むことで容器に成形する押出しブロー成形(EBM:Extrusion Blow Molding)により形成することができる。この場合、二重容器1を押出しブロー成形する際に、口部11の内部にプラグを上方から挿入し、このプラグにより口部11の内周面及び上端側の部分を所定の形状に成形しつつプラグの軸心に設けられた供給孔を介して積層パリソン内に加圧媒体を供給してブロー成形が行われる。プラグにより口部11の内周面及び上端側の部分が成形された後、金型とプラグとの間に挟み込まれて積層パリソンは所定位置で食い切られる。このような手法により、切削加工等を行うことなく、押出しブロー成形により口部11を所定の形状に精度よく形成することができる。
図6に示すように、金型とプラグとの間に挟み込まれて積層パリソンが食い切られることにより、口部11の外周面にはモイルカット部Mが一体に形成されている。モイルカット部Mは、上端が軸心Oに垂直な平面に形成されるとともに下方を向く面が軸心Oに対して30度~50度程度の角度で傾斜するテーパ状の面となる断面三角形状であるとともに、口部11の全周に亘って延びる円環状となっている。
図2、図4に示すように、外層体10の底部13には、外層体10と内層体20との間に外気を導入するためのスリット状の外気導入口16が設けられている。
より具体的には、外層体10の底部13には、二重容器1を押出しブロー成形により形成する際に積層パリソンが金型の底側の部分で食い切られることにより、金型のパーティングラインに沿って延びるピンチオフ部17が設けられ、このピンチオフ部17における外層体10と内層体20との合わせ部分がスリット状の外気導入口16となっている。なお、ピンチオフ部17の長手方向の一方側にはリブ18が設けられ、このリブ18が設けられた部分においては、外層体10と内層体20との合わせ部分は密封されている。
外層体10の底部13にスリット状の外気導入口16が設けられることにより、内層体20の減容変形に伴って外層体10と内層体20との間に外気を導入することができるので、外層体10と内層体20との間に負圧を生じさせることなく、内層体20を外層体10の内部で容易に減容変形させることができる。また、内層体20が容易に減容変形することにより、二重容器1を傾倒姿勢とすることで、内容物を、その自重によって口部11を通して外部に自然に効率良く吐出させることができる。
外層体10の口部11には通気口19が設けられている。本実施の形態では、通気口19は、口部11の、嵌合部11aよりも上方側であって雄ねじ14よりも下方に設けられている。通気口19は、外層体10の口部11を径方向に貫通する断面円形の貫通孔となっており、外層体10と内層体20との間を外層体10の外部すなわち外気に連通させている。
なお、通気口19の配置や形状は種々変更可能である。
本実施の形態では、口部11の外周面に、口部11の径方向に垂直な平らな平面部11bを設け、通気口19を平面部11bに開口させるようにしている。
なお、口部11の外周面に平面部11bを設けることなく、通気口19を口部11の外周面に開口させた構成とすることもできる。
図5に示すように、口部11の外周面に一体に設けられた雄ねじ14は、通気口19の上方側において、通気口19に対して口部11の周方向(軸心Oを中心とした周方向)の一方側から他方側にまで連続して延びる連続ねじ部14aを有している。すなわち、口部11の通気口19の上方側の領域に雄ねじ14の連続ねじ部14aが設けられている。連続ねじ部14aは、少なくとも、通気口19の周方向の幅よりも長い長さで周方向に延びている。
本実施の形態では、雄ねじ14は、口部11の外周面に沿って螺旋状に2巻き目を有する程度の長さで延びており、連続ねじ部14aの部分から螺旋状に下方に向けて延びた2巻き目の部分には、連続ねじ部14aの下方側に位置して間欠部14bが設けられている。間欠部14bは、螺旋状の延びる雄ねじ14の一部が切り欠かれて雄ねじ14が設けられていない部分であり、間欠部14bにおいて雄ねじ14は周方向に分断されている。すなわち、雄ねじ14の通気孔19の直上の領域が間欠部14bとなっており、その間欠部14bの直上の領域に連続ねじ部14aが設けられている。間欠部14bを挟んだ雄ねじ14の一対の端面14cは、それぞれ平面部11bに平行な平面となっている。
このように、雄ねじ14は、通気口19の上方側の領域に設けられた部分の全てが間欠部14bとなっているのではなく、少なくとも1巻き分において、通気口19の上方側の領域に連続ねじ部14aを有する構成となっている。
なお、本実施の形態では、通気口19の上方側に、雄ねじ14の連続ねじ部14aを1巻き分のみ設けるようにしているが、2巻き分の連続ねじ部14aを上下方向に間隔を空けて並べて設けた構成としてもよい。
また、本実施の形態では、通気口19の上方側に、雄ねじ14の間欠部14bを1巻き分のみ設けるようにしているが、2巻き分の間欠部14bを上下方向に間隔を空けて重ねて設けた構成としてもよい。また、本実施の形態では、連続ねじ部14aの下方側に間欠部14bを設けるようにしているが、連続ねじ部14aの上方側に間欠部14bを設けた構成としてもよい。さらに、複数の連続ねじ部14aと間欠部14bは、任意の順序で任意の数だけ配置する構成としてもよい。
平面部11bは、その上端が連続ねじ部14aに接するとともに下端が嵌合部11aにまで達する矩形形状となっており、上方側の一部が間欠部14bに配置され、通気口19は平面部11bの間欠部14bよりも下方側の部分に開口している。
外層体10は、軸心Oを挟んだ両側における外表面に、金型のパーティングラインに対応したパーティングラインPLを有している。パーティングラインPLは、外層体10の通気口19が設けられた正面側において、口部11から胴部12を介して底部13にまで真っ直ぐに延びるとともに、正面側に対して軸心Oを挟んだ背面側においても、口部11から胴部12を介して底部13にまで真っ直ぐに延びている。
通気口19は、その中心がパーティングラインPL上に位置するように設けられ、雄ねじ14の連続ねじ部14a及び間欠部14bも、それぞれパーティングラインPL上に設けられている。間欠部14bの一対の端面14cは、それぞれ軸心OとパーティングラインPLとを通る平面に対して垂直となっている。また、平面部11bも、軸心OとパーティングラインPLとを通る平面に対して垂直となっている。したがって、金型を用いて二重容器1を成形した後、連続ねじ部14a及び間欠部14bの部分を、アンダーカット状に無理抜きすることなく、金型を左右に開いて成形後の二重容器1を容易に取り出すことができる。よって、上記構成を有する二重容器1を、左右分割型の金型を用いて容易に製造することができる。
上記構成を有する本実施の形態の二重容器1は、例えば図7に示すような構成の注出キャップ30を口部11に装着して使用されるのが好ましい。
注出キャップ30は有頂筒状のキャップ本体31を有しており、キャップ本体31の円筒状の外周壁31aの内周面に設けられた雌ねじ31bを、口部11の雄ねじ14にねじ結合させることで口部11に装着される。キャップ本体31の頂壁31cには、内容物を吐出するための吐出筒31dが一体に設けられている。
キャップ本体31と口部11との間には中栓32が装着されている。中栓32には、下端が内層体20の収容空間21に向けて開口するとともに上端が吐出筒31dに連通する筒状部32aが一体に設けられており、筒状部32aの内部にはボール弁33が配置されている。ボール弁33は逆止弁として機能するものであり、筒状部32aの下端に設けられた弁座部分32bに当接して筒状部32aを収容空間21に対して閉塞する閉位置と、弁座部分32bから上方に移動して筒状部32aを収容空間21に連通させる開位置との間で、筒状部32aの内周面に周方向に間隔を開けて設けられた複数のリブ32cに沿って移動自在となっている。なお、ボール弁33が開位置となったときには、収容空間21の内容物は、筒状部32aの内部の複数のリブ32cの間を通って吐出筒31dに向けて流れることができる。
キャップ本体31にはヒンジ34を介して有頂筒状の蓋体35が一体に設けられている。蓋体35は、その天壁35aの内面に筒状の栓部材35bを一体に備えており、蓋体35がキャップ本体31の上方を覆う閉位置とされると栓部材35bが吐出筒31dの内周面に嵌合して吐出筒31dが閉塞されるようになっている。なお、栓部材35bの内側には柱状突起35cが設けられており、ボール弁33が筒状部32aの上端に固着しても、蓋体35が閉位置とされたときにボール弁33が柱状突起35cに押されて当該固着が解消されるとともに、蓋体35が閉位置とされた状態で二重容器1が倒立姿勢とされたときに、柱状突起35cにより、ボール弁33が複数のリブ32cの上端の径方向内側に向かって突出するテーパ状部分にまで到達することを規制することができるようになっている。
一方、蓋体35がヒンジ34を中心として開かれると、栓部材35bが吐出筒31dから離脱して吐出筒31dは内容物を吐出可能な状態に開放される。したがって、蓋体35を開いた状態で、二重容器1を傾倒姿勢とすることで、口部11を通って二重容器1から自重で流出する内容物を吐出筒31dから外部に吐出させることができる。
注出キャップ30が口部11に装着されると、キャップ本体31の外周壁31aの下端側部分が、その内周面において口部11の下端側に設けられた嵌合部11aに嵌合し、これにより、外周壁31aと口部11との間の空間は外部から隔離される。一方、嵌合部11aの外周面に設けられた一対の凹溝15によって、外周壁31aと口部11との間の空間は外部に連通されている。すなわち、外層体10と内層体20との間の空間は、通気口19と凹溝15とを介して外部に連通されている。
次に、上記構成を有する本実施の形態の二重容器1の作用効果について説明する。
本実施の形態の二重容器1では、外層体10の底部13にスリット状の外気導入口16が設けられているので、注出キャップ30の蓋体35が閉位置とされて吐出筒31dが閉じられた状態で、冷蔵庫等に保管されて冷やされ、次いで室温に放置された場合に、結露等によってスリット状の外気導入口16が密封される虞がある。しかし、本実施の形態の二重容器1では、外層体10の口部11に、外層体10と内層体20との間を外層体10の外部に連通する通気口19を設けるようにしたので、結露等によってスリット状の外気導入口16が密封された場合であっても、通気口19を通して外層体10と内層体20との間を外部(外気)に連通させることができる。したがって、冷蔵庫等に保管されて冷やされた後に室温に放置されることで外層体10と内層体20との間の空気が暖められても、暖められることにより膨張した分の空気を通気口19から外部に排出させて、外層体10と内層体20との間の空気の圧力が高められることを抑制し、蓋体35を開けたときに内容物が不意に吐出筒31dから外部に噴出してしまうことを防止することができる。
一方、二重容器1を傾倒姿勢として、内容物をその自重によって口部11から外部に自然に吐出させる際には、内容物の自重によって内層体20が口部11の内面に押し付けられて通気口19が塞がれる虞があるが、外層体10の底部13に外気導入口16が設けられていることから、内層体20の減容変形に伴う外層体10と内層体20との間への外気の導入が阻害されて内容物が吐出され難くなることはない。
また、本実施の形態の二重容器1では、口部11に通気口19を設けるようにしたので、内容物を二重容器1の収容空間21に熱充填するようにした場合であっても、二重容器1にシャワー水を掛けて冷却する際に、通気口19を通して外層体10と内層体20との間にシャワー水が侵入することを防止することができ、また、胴部12にシュリンクラベルを装着する場合であっても、スチーム等が通気口19を通して外層体10と内層体20との間に侵入することを防止することができる。
さらに、本実施の形態の二重容器1では、口部11の外周面に一体に設けられる雄ねじ14を、通気口19の上方側において、通気口19に対して口部11の周方向の一方側から他方側にまで連続して延びる連続ねじ部14aを有する構成としたので、二重容器1を押出しブロー成形により成形する際、UPI(アッパープラグイン)において、口部11の内部に加熱されたプラグが上方から挿入されて当該プラグにより余剰な樹脂が下方に押し下げられても、当該余剰樹脂が金型の連続ねじ部14aを成形する部分に入り込むようにして、通気口19が形成される部分にまで余剰樹脂が押し下げられることを抑制することができる。これにより、口部11の通気口19の周辺部分の肉厚が増加することを抑制して、通気口19を形成する際の孔開け加工性の低下や、内層体20の外層体10からの剥離性の低下などの問題が生じることを防止することができる。
さらに、本実施の形態の二重容器1では、雄ねじ14を、連続ねじ部14aの下方側に間欠部14bを有する構成としたので、口部11の上下方向の長さ寸法を増加させることなく、雄ねじ14の雌ねじ31bに係合する部分(掛かり部分)の長さを確保することができるようにして、二重容器1を小型、軽量化するとともにコストを低減することができる。また、雄ねじ14を、連続ねじ部14aの下方側に間欠部14bを有する構成としたので、雄ねじ14の雌ねじ31bに係合する部分の長さを確保しつつ、通気口19の周りにおいて内層体20を外層体10から剥離し易くして、通気口19から外層体10と内層体20との間に向けた空気通路を確実に形成させることができる。
さらに、本実施の形態の二重容器1では、口部11に平面部11bを設けた構成において、平面部11bの一部を間欠部14bに配置するようにしたので、口部11の上下方向の長さ寸法を増加させることなく、通気口19を平面部11bに開口させた構成として、二重容器1を小型、軽量化するとともにコストを低減することができる。
さらに、本実施の形態の二重容器1では、口部11の嵌合部11aの外周面に、通気口19を外部に連通させる少なくとも1つの凹溝15を設けるようにしたので、外層体10と内層体20との間の空気の雰囲気温度の変化により膨張した分を、通気口19及び凹溝15を通して確実に外部に排出させて、意図しない内容物の噴出(自噴)を確実に抑制することができる。
なお、本実施の形態では、一対の凹溝15は、それぞれ幅0.5mm、深さ0.3mmの断面矩形の形状に形成されているが、少なくとも1つの凹溝15は、その合計の断面積(流路面積)が、自重による内容物の吐出が完了した後、外層体10の胴部12をスクイズして残った内容物を吐出させる際に、外層体10と内層体20との間の空気が凹溝15を通して排出され過ぎることが抑制され、当該空気の圧力が適度に高められて内容物のスクイズによる吐出性が維持される程度に設定されていれば、その幅ないし深さ、形状等は種々変更可能である。
図2に示すように、本実施の形態の二重容器1は、外層体10と内層体20との間に、口部11から胴部12を通って底部13にまで延びるとともに外層体10と内層体20とを互いに接着する接着帯40を備えた構成とすることもできる。接着帯40は、例えば接着性ポリオレフィン等の、接着性を有する合成樹脂材料により形成されたものとすることができる。
なお、接着帯40は、押出しブロー成形時に用いる2分割型の金型のパーティングラインを挟んで並ぶように2つの部分に分けた2つの部分で1本の接着帯40となる構成としてもよい。
外層体10と内層体20との間に接着帯40を設けることで、内容物が吐出されるのに伴う内層体20の減容変形による潰れ方を規制して、内層体20の内部に残ってしまう内容物の残量を低減させることができる。
ここで、本実施の形態では、外層体10と内層体20との間に1本の接着帯40のみを設けるようにしている。この場合、接着帯40は、二重容器1の押出しブロー成形におけるパーティングラインに沿って口部11から胴部12を通って底部13にまで延びて設けられている。また、接着帯40は、ピンチオフ部17の長手方向のリブ18が設けられている側に設けられており、通気口19は、外層体10の口部11の、外層体10の軸心すなわち二重容器1の軸心Oを挟んで接着帯40及びリブ18と対向する位置に設けられている。
このような構成とすることで、内層体20の収容空間21に収容される内容物の量が減ったときに、口部11において内層体20が通気口19から離れる方向に減容変形するようにして、通気口19を通して外層体10と内層体20との間が確実に外部に連通されるようにすることができる。
二重容器においては、押出しブロー成形等により所定形状の二重容器を形成した後、外層体の内面に密着している内層体を外層体から一度剥離させ、再度外層体の内面に積層させる初期剥離処理が施されるのが一般的である。成形後の二重容器に初期剥離処理を施すことによって、外層体と内層体との間に気道を確保し易くして、内容物の注出時等における内層体の外層体からの剥離性を高めることができる。
ここで、本実施の形態の二重容器1のように、底部13にスリット状の外気導入口16が設けられるとともに口部11に通気口19が設けられた構成に対する初期剥離処理の方法としては、例えば、底部13を押し割る方法や、口部11に設けられる通気口19から外層体10と内層体20との間に加圧エアー等の加圧媒体を導入する方法などの種々の方法を採用することができるが、外気導入口16が設けられる部分だけでなく通気口19が設けられる部分にも気道を確保させる必要があることを鑑みると、初期剥離処理は、口部11に設けられる通気口19から外層体10と内層体20との間に加圧媒体を導入して行うのが好ましい。
本実施の形態の二重容器1では、接着帯40の底部13の側における端部と外気導入口16の接着帯40の側の長手方向の端部との間にリブ18を設け、底部13の平面視で外気導入口16よりも通気口19の側の部分にはリブ18を設けない構成としているので、通気口19から外層体10と内層体20との間に加圧媒体を導入して初期剥離処理を行ったときに、底部13の外気導入口16の部分において、内層体20がリブ18及び接着帯40が設けられない平面視で通気口19が設けられた側から剥離することができるようにして、底部13の外気導入口16が設けられた部分の内層体20を外層体10から確実に剥離させることができる。
なお、上記構成では、外気導入口16の長手方向の一方側にリブ18と接着帯40の両方が設けられるので、リブ18及び接着帯40が設けられない長手方向の他方側を起点として外気導入口16のスリット幅が肉溜まり部50にまで拡がってしまい、吐出性能が低下する虞がある。このような場合には、押出しブロー成形において積層パリソンの径を細く成形することで底部13のピンチオフ部17の両側に生じる肉溜まり部50を互いに接近させ、これにより外気導入口16の長手方向の長さを短くすることで、吐出性能の低下を防止する構成とすることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態では、雄ねじ14を一条ねじとしているが、二条ねじ等の複数条のねじとしてもよい。この場合、通気口19の上方側に位置する少なくとも1条の雄ねじ14に連続ねじ部14aを設ければよい。
また、前記実施の形態では、二重容器1を、外層体10の内面に内層体20が剥離可能に積層された積層剥離容器に構成しているが、これに限らず、外層体の内部に、外層体とは別に形成した内層体を組み込んだ構成としてもよい。
さらに、前記実施の形態では、外層体10を高密度ポリエチレン製としているが、これに限らず、例えばポリプロピレン製や低密度ポリエチレン製などの他の合成樹脂製としてもよい。
さらに、前記実施の形態では、外層体10と内層体20との間に接着帯40を1本のみ設けるようにしているが、外層体10と内層体20との間に複数本の接着帯40を設けるようにしてもよく、また、外層体10と内層体20との間に接着帯40を設けない構成としてもよい。
さらに、二重容器1の口部11に装着される注出キャップ30としては、上記構成のものに限らず、二重容器1を傾倒姿勢として、内容物を、その自重によって口部11を通して外部に自然に吐出させることができるものであれば、種々の構成のものを採用することができる。
さらに、前記実施の形態においては、キャップ本体31の外周壁31aの下端側部分を口部11の下端側に設けられた嵌合部11aに嵌合させるとともに、嵌合部11aの外周面に設けた凹溝15を介して通気口19を外部に連通させるようにしているが、例えば、キャップ本体31の外周壁31aの下端側部分を口部11の嵌合部11aに嵌合させない構成とするなど、嵌合部11a及び凹溝15を設けることなく、外層体10に設けられた通気口19を外部に連通させる構成とすることもできる。
1 二重容器
10 外層体
11 口部
11a 嵌合部
11b 平面部
12 胴部
12a 肩状部分
12b 胴本体部分
13 底部
13a 外周縁部
13b 凹部
14 雄ねじ
14a 連続ねじ部
14b 間欠部
14c 端面
15 凹溝
16 外気導入口
17 ピンチオフ部
18 リブ
19 通気口
20 内層体
21 収容空間
22 開口端
30 注出キャップ
31 キャップ本体
31a 外周壁
31b 雌ねじ
31c 頂壁
31d 吐出筒
32 中栓
32a 筒状部
32b 弁座部分
32c リブ
33 ボール弁
34 ヒンジ
35 蓋体
35a 天壁
35b 栓部材
35c 柱状突起
40 接着帯
50 肉溜まり部
O 軸心
M モイルカット部
PL パーティングライン

Claims (7)

  1. 口部、胴部及び底部を備えたボトル形状の外層体と、
    内容物の収容空間を有し、前記外層体に収容された減容変形自在の内層体と、
    前記外層体の前記底部に設けられ、前記外層体と前記内層体との間に外気を導入するスリット状の外気導入口と、を有する合成樹脂製の二重容器であって、
    前記口部の外周面に一体に設けられた雄ねじと、
    前記口部に設けられ、前記外層体と前記内層体との間を前記外層体の外部に連通させる通気口と、を有し、
    前記雄ねじが、前記通気口の上方側において、前記通気口に対して前記口部の周方向の一方側から他方側にまで連続して延びる連続ねじ部を有し
    記雄ねじが、前記連続ねじ部の下方側に、間欠部を有していることを特徴とする二重容器。
  2. 前記口部の外周面に、前記口部の径方向に垂直な平面部が設けられ、
    前記通気口が前記平面部に開口するとともに、前記平面部の一部が前記間欠部に配置されている、請求項に記載の二重容器。
  3. 前記外層体が、該外層体の軸心を挟んだ両側に、前記口部から前記胴部を介して前記底部にまで延びるパーティングラインを有し、
    前記通気口が前記パーティングライン上に設けられている、請求項1または2に記載の二重容器。
  4. 前記口部の下端側に設けられ、注出キャップの外周壁が嵌合する環状の嵌合部と、
    前記嵌合部の外周面に設けられ、前記通気口を外部に連通させる少なくとも1つの凹溝と、を有している、請求項1~の何れか1項に記載の二重容器。
  5. 互いに断面積が等しい一対の前記凹溝が、前記口部の軸心を挟んで対向配置されている、請求項に記載の二重容器。
  6. 前記外層体と前記内層体との間に前記口部から前記胴部を通って前記底部にまで延びるとともに前記外層体と前記内層体とを互いに接着する接着帯が1本のみ設けられ、
    前記通気口が前記外層体の軸心を挟んで前記接着帯と対向する位置に設けられている、請求項1~の何れか1項に記載の二重容器。
  7. 前記接着帯の前記底部の側における端部と前記外気導入口の前記接着帯の側の長手方向の端部との間に、前記外層体と前記内層体との合わせ部分を密封するリブが設けられている、請求項に記載の二重容器。
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