JP7315813B2 - 被覆組成物及び被覆物品 - Google Patents
被覆組成物及び被覆物品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7315813B2 JP7315813B2 JP2018220333A JP2018220333A JP7315813B2 JP 7315813 B2 JP7315813 B2 JP 7315813B2 JP 2018220333 A JP2018220333 A JP 2018220333A JP 2018220333 A JP2018220333 A JP 2018220333A JP 7315813 B2 JP7315813 B2 JP 7315813B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- heat
- resins
- fluorine
- polyether ketone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D5/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
- C09D5/03—Powdery paints
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J36/00—Parts, details or accessories of cooking-vessels
- A47J36/02—Selection of specific materials, e.g. heavy bottoms with copper inlay or with insulating inlay
- A47J36/025—Vessels with non-stick features, e.g. coatings
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J36/00—Parts, details or accessories of cooking-vessels
- A47J36/02—Selection of specific materials, e.g. heavy bottoms with copper inlay or with insulating inlay
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D171/00—Coating compositions based on polyethers obtained by reactions forming an ether link in the main chain; Coating compositions based on derivatives of such polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D177/00—Coating compositions based on polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Coating compositions based on derivatives of such polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D179/00—Coating compositions based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing nitrogen, with or without oxygen, or carbon only, not provided for in groups C09D161/00 - C09D177/00
- C09D179/04—Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain; Polyhydrazides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
- C09D179/08—Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D201/00—Coating compositions based on unspecified macromolecular compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G2650/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
- C08G2650/28—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule characterised by the polymer type
- C08G2650/38—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule characterised by the polymer type containing oxygen in addition to the ether group
- C08G2650/40—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule characterised by the polymer type containing oxygen in addition to the ether group containing ketone groups, e.g. polyarylethylketones, PEEK or PEK
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
芳香族ポリエーテルケトン樹脂と、ポリアミド系樹脂及びポリイミド系樹脂からなる群より選択される少なくとも1種の耐熱性樹脂とを含み、
上記芳香族ポリエーテルケトン樹脂と上記耐熱性樹脂との質量比(芳香族ポリエーテルケトン樹脂/耐熱性樹脂)が、1/99~50/50であり、
金属又は非金属無機材料からなる基材上に直接塗布される
ことを特徴とする被覆組成物に関する。
基材、
芳香族ポリエーテルケトン樹脂と、ポリアミド系樹脂及びポリイミド系樹脂からなる群より選択される少なくとも1種の耐熱性樹脂(a)とを含むプライマー層(A)、
含フッ素重合体(b)と耐熱性樹脂(c)とを含む含フッ素層(B)、並びに、
含フッ素重合体(d)を含む含フッ素層(C)を有し、
上記芳香族ポリエーテルケトン樹脂と耐熱性樹脂(a)との質量比(芳香族ポリエーテルケトン樹脂/耐熱性樹脂(a))が、1/99~50/50であり、
耐熱性樹脂(c)は、ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、芳香族ポリエーテルケトン樹脂、芳香族ポリエステル樹脂及びポリアリレンサルファイド樹脂からなる群より選択される少なくとも1種であり、
上記基材、プライマー層(A)、含フッ素層(B)及び含フッ素層(C)が、この順に積層されている
ことを特徴とする被覆物品にも関する。
上記ポリエーテルスルホン樹脂は、上記ポリエーテルスルホン樹脂、上記ポリアミドイミド樹脂及び上記ポリイミド樹脂の合計量の65~85質量%であることが好ましい。
含フッ素層(B)は、膜厚が5~30μmであり、
含フッ素層(C)は、膜厚が10~90μmである
ことが好ましい。
本開示は、調理器具又は厨房用品に用いられる被覆組成物であって、
芳香族ポリエーテルケトン樹脂と、ポリアミド系樹脂及びポリイミド系樹脂からなる群より選択される少なくとも1種の耐熱性樹脂とを含み、
上記芳香族ポリエーテルケトン樹脂と上記耐熱性樹脂との質量比(芳香族ポリエーテルケトン樹脂/耐熱性樹脂)が、1/99~50/50であり、
金属又は非金属無機材料からなる基材上に直接塗布される
ことを特徴とする被覆組成物に関する。
本開示の被覆組成物は、塗膜硬度及び耐食性に優れる塗膜を与えることができる。
本開示の被覆組成物は、基材との密着性に優れる塗膜を与えることもできる。
上記芳香族ポリエーテルケトン樹脂としては、PEK、PEEK、PEKK、PEEKK及びポリエーテルケトンエステル樹脂からなる群より選択される少なくとも1種が好ましく、PEEKがより好ましい。
上記耐熱性樹脂としては、PA、PAI及びPIからなる群より選択される少なくとも1種が好ましく、PAI及びPIからなる群より選択される少なくとも1種がより好ましく、PAIが更に好ましい。
上記被覆組成物中の固形分に対する上記芳香族ポリエーテルケトン樹脂及び上記耐熱性樹脂の合計量は、上記被覆組成物を基材上に塗布したのち80~100℃の温度で乾燥し、380~400℃で45分間焼成した後の残渣における上記芳香族ポリエーテルケトン樹脂と上記耐熱性樹脂との合計質量を意味する。
本明細書において、「有機液体」とは、有機化合物であって、20℃程度の常温において液体であるものを意味する。
上記液状媒体が主に有機液体からなるとは、上記液状媒体に対する有機液体の割合が50~100質量%であることを意味する。
上記液状媒体が主に水からなるとは、上記液状媒体に対する水の割合が50~100質量%であることを意味する。
上記芳香族ポリエーテルケトン樹脂の含有量が上記範囲内にあると、塗膜硬度、耐食性、及び、基材との密着性に一層優れる塗膜が得られる。
本開示の被覆組成物は、含フッ素重合体を含まないことがより好ましい。
上記非金属無機材料としては、ホーロー、ガラス、セラミック等が挙げられる。
上記調理器具としては、フライパン、圧力鍋、鍋、グリル鍋、炊飯釜、オーブン、ホットプレート、パン焼き型、包丁、ガステーブル等が挙げられる。
上記厨房用品としては、電気ポット、製氷トレー、金型、レンジフード等が挙げられる。
本開示の被覆組成物は、上記芳香族ポリエーテルケトン樹脂の軟化温度未満で使用され、塗膜の硬度と耐食性が要求される炊飯釜に用いられることが特に好ましい。
基材、
芳香族ポリエーテルケトン樹脂と、ポリアミド系樹脂及びポリイミド系樹脂からなる群より選択される少なくとも1種の耐熱性樹脂(a)とを含むプライマー層(A)、
含フッ素重合体(b)と耐熱性樹脂(c)とを含む含フッ素層(B)、並びに、
含フッ素重合体(d)を含む含フッ素層(C)を有し、
上記芳香族ポリエーテルケトン樹脂と耐熱性樹脂(a)との質量比(芳香族ポリエーテルケトン樹脂/耐熱性樹脂(a))が、1/99~50/50であり、
耐熱性樹脂(c)は、ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、芳香族ポリエーテルケトン樹脂、芳香族ポリエステル樹脂及びポリアリレンサルファイド樹脂からなる群より選択される少なくとも1種であり、
上記基材、プライマー層(A)、含フッ素層(B)及び含フッ素層(C)が、この順に積層されている
ことを特徴とする被覆物品にも関する。
本開示の被覆物品は、塗膜硬度及び耐食性に優れる。
本開示の被覆物品は、層間密着性にも優れる。特に、上記基材とプライマー層(A)との密着性に優れる。
上記添加剤の含有量は、プライマー層(A)の全質量に対し、0.01~10.0質量%が好ましく、0.1~5.0質量%がより好ましい。
プライマー層(A)は、含フッ素重合体を含まないことがより好ましい。
本明細書において、上記「TFE系共重合体」とは、TFEと、TFE以外のその他の単量体の1種又は2種以上とを共重合して得られるものを意味する。上記TFE系共重合体は、通常、上記TFE系共重合体中のTFE以外のその他の単量体に基づく重合単位の割合が、TFEに基づく重合単位と上記その他の単量体に基づく重合単位との合計質量の1質量%を超えていることが好ましい。
X(CF2)mOnCF=CF2
(式中、Xは、-H、-Cl又は-Fを表し、mは、1~6の整数を表し、nは、0又は1の整数を表す。)で表される化合物(但し、HFPを除く。)、下記一般式
C3F7O[CF(CF3)CF2O]p-CF=CF2
(式中、pは、1又は2の整数を表す。)で表される化合物、及び、下記一般式
X(CF2)qCY=CH2
(式中、Xは、上記と同じであり、Yは、-H又は-Fを表し、qは、1~6の整数を表す。)で表される化合物からなる群より選択される少なくとも1種の単量体であることが好ましい。これらは、1種又は2種以上を用いることができる。
含フッ素重合体(b)は、上記不飽和単量体(IV)の単独重合体であってもよいし、また、上記不飽和単量体(IV)と上記不飽和単量体(IV)と共重合し得る単量体(V)との共重合体であってもよい。
上記芳香族ポリエーテルケトン樹脂としては、PEK、PEEK、PEKK、PEEKK及びポリエーテルケトンエステル樹脂からなる群より選択される少なくとも1種が好ましく、PEEKがより好ましい。
PAI、PI及びPESは、それぞれ1種又は2種以上からなるものであってよい。
上記「耐熱性樹脂(c)及び含フッ素重合体(b)の固形分合計量」とは、耐熱性樹脂(c)及び含フッ素重合体(b)を含む中塗り用組成物(ii)を基材上に塗布したのち80~100℃の温度で乾燥し、380~400℃で45分間焼成した後の残渣における耐熱性樹脂(c)及び含フッ素重合体(b)の合計質量を意味する。
上記添加剤の含有量は、含フッ素層(B)の全質量に対し、0.01~30質量%が好ましく、0.1~20質量%がより好ましい。
上記添加剤の含有量は、含フッ素層(C)の全質量に対し、0.01~30質量%が好ましく、0.1~20質量%がより好ましい。
言い換えると、上記基材の上にプライマー層(A)が設けられ、プライマー層(A)の上に含フッ素層(B)が設けられ、含フッ素層(B)の上にフッ素層(C)が設けられている。
含フッ素層(B)は、プライマー層(A)と直接接していてもよく、他の層を介して接していてもよいが、直接接していることが好ましい。
含フッ素層(C)は、含フッ素層(B)と直接接していてもよく、他の層を介して接していてもよいが、直接接していることが好ましい。
上記調理器具及び上記厨房用品については、上述したとおりである。本開示の被覆物品は、炊飯釜に用いられることが特に好ましい。
本開示の被覆物品は、調理器具、厨房用品又はその構成部材であることも好ましく、炊飯釜又はその構成部材であることがより好ましい。
プライマー用被覆組成物(i)は、更に、任意で添加剤を含むこともできる。
上記芳香族ポリエーテルケトン樹脂、耐熱性樹脂(a)及び上記添加剤については、上述したとおりである。
含フッ素塗料(ii)は、更に、任意で添加剤を含むこともできる。
含フッ素重合体(b)、耐熱性樹脂(c)及び上記添加剤については、上述したとおりである。
含フッ素塗料(iii)は、更に、任意で添加剤を含むこともできる。
含フッ素重合体(d)及び上記添加剤については、上述したとおりである。
ASTM D1238に準拠し、400℃、荷重2.16kgで測定したMFR(Melt Mass Flow Rate)が36g/10分で平均粒子径10μmのポリエーテルエーテルケトン35部、ポリエーテル系非イオン性界面活性剤4.7部、トリエチレングリコール10部、プロピレングリコール10部、2,4,7,9-テトラメチル-5-デシン-4,7-ジオール、0.25部、2-エチルヘキサノール0.25部、脱イオン水39.8部をサンドミルで1時間粉砕し、PEEK濃度が約35%のPEEK水性分散体を得た。
固形分29%のポリアミドイミド樹脂〔PAI〕ワニス(N-メチル-2-ピロリドン(NMP)を71%含む)を水中に投入してPAIを析出させた。これをボールミル中で48時間粉砕してPAI水性分散体を得た。得られたPAI水性分散体の固形分は、20%であった。
数平均分子量約24000のポリエーテルスルホン樹脂〔PES〕60部及び脱イオン水60部を、セラミックボールミル中でPESからなる粒子が完全に粉砕されるまで約10分間攪拌した。次いで、NMP180部を添加し、更に、48時間粉砕し、分散体を得た。得られた分散体を更にサンドミルで1時間粉砕し、PES濃度が約20%のPES水性分散体を得た。
製造例1で得られたPEEK水性分散体、及び、製造例2で得られたPAI水性分散体を、PEEKが、PEEKとPAIとの固形分合計量の25%となるように混合し、増粘剤としてメチルセルロースをポリマーの固形分に対して0.5%、分散安定剤としてポリエーテル系非イオン性界面活性剤をポリマーの固形分に対して5%、表面調整剤としてエトキシ化2,4,7,9-テトラメチル-5-デシン-4,7-ジオールをポリマーの固形分に対して2.5%、各々添加し、固形分20%の水性分散液を得た。
製造例3で得られたPES水性分散体、及び、製造例2で得られたPAI水性分散体を、PESが、PESとPAIとの固形分合計量の75%となるように混合し、これにテトラフルオロエチレンホモポリマー〔TFEホモポリマー〕水性分散体(平均粒子径0.28μm、固形分60%、分散剤としてポリエーテル系非イオン性界面活性剤をTFEホモポリマーに対して6%含有している)を、PES及びPAIが、PES、PAI及びTFEホモポリマーの固形分合計量の25%となるように加え、増粘剤としてメチルセルロースをTFEホモポリマーの固形分に対して0.7%添加し、分散安定剤としてポリエーテル系非イオン性界面活性剤をTFEホモポリマーの固形分に対して6%添加して、ポリマーの固形分34%の水性分散液を得た。
テトラフルオロエチレンホモポリマー〔TFEホモポリマー〕水性分散体(平均粒子径0.28μm、固形分60%、分散剤としてポリエーテル系非イオン性界面活性剤をTFEホモポリマーに対して6%含有している)77.0部、グリセリン4.7部、アクリル樹脂エマルジョン(ブチルアクリレート系樹脂を含み、平均粒子径0.3μm、固形分40%)13.4部、ポリエーテル系非イオン性界面活性剤3.9部、ラウリル硫酸ナトリウムの25%水溶液1.0部を混合して、固形分46%の水性分散液を得た。
アルミニウム板(A-1050P)の表面をアセトンで脱脂した後、JIS B 1982に準拠して測定した表面粗度Ra値が2.5~4.0μmとなるようにサンドブラストを行い、表面を粗面化した。エアーブローにより表面のダストを除去した後、製造例4で得られた下塗り用被覆組成物を、乾燥膜厚が約10μmとなるように、RG-2型重力式スプレーガン(商品名、アネスト岩田社製、ノズル径1.0mm)を用い、吹き付け圧力0.2MPaでスプレー塗装した。得られたアルミニウム板上の塗布膜を80~100℃で15分間乾燥し、室温まで冷却した。得られたプライマー塗布膜上に、製造例5で得られた中塗り用被覆組成物を、乾燥膜厚が約10μmとなるように、下塗り用被覆組成物と同様にスプレー塗装した。得られた塗布膜を80~100℃で15分間乾燥し、室温まで冷却した。得られた塗布膜上に、製造例6で得られた上塗り用被覆組成物を、焼成膜厚が約20μmとなるように、下塗り用被覆組成物と同様にスプレー塗装した。得られた塗布膜を80~100℃で15分間乾燥した後、380℃で20分間焼成し、冷却して試験用塗装板を得た。得られた試験用塗装板は、アルミニウム板上に下塗り層、中塗り層及びPTFEからなる上塗り層が形成されていた。
PEEKが、PEEKとPAIとの固形分合計量の40%となるように混合した以外は製造例4と同様にして、下塗り用被覆組成物を製造した。この下塗り用被覆組成物を使用した以外は、実施例1と同様に試験用塗装板を作製した。
上塗り用被覆組成物としてPFA粉体塗料(商品名:ACX-34、ダイキン工業社製)を印加電圧40KV、圧力0.08MPaの条件で静電塗装し、380℃で20分間焼成して、膜厚が約40μmのPFAからなる上塗り層を形成した以外は実施例1と同様に、試験用塗装板を得た。得られた試験用塗装板は、アルミニウム板上に下塗り層、中塗り層及びPFAからなる上塗り層が形成されていた。
アルミニウム板(A-1050P)の表面をアセトンで脱脂した後、JIS B 1982に準拠して測定した表面粗度Ra値が2.5~4.0μmとなるようにサンドブラストを行い、表面を粗面化した。エアーブローにより表面のダストを除去した後、ポリアミドイミド粉体(平均粒子径34μm)にポリエーテルエーテルケトン粉体(平均粒子径30μm)をポリアミドイミドとポリエーテルエーテルケトンとの合計量の25%となるように混合した粉体塗料を、焼成後の膜厚が60μmとなるように、印加電圧60KV、圧力0.08MPaの条件で静電塗装した。380℃で20分間焼成した後、冷却し、下塗り塗膜を形成した塗装板を得た。中塗りと上塗りは実施例1と同様に塗装を行った。アルミニウム板上に下塗り層、中塗り層及びPTFEからなる上塗り層が形成されていた。
得られた試験用塗装板の塗膜について、下記の測定及び評価を行った。結果を表1に示す。
高周波式膜厚計(商品名:LZ-300C、ケット科学研究所製)を用いて測定した。
得られた試験用塗装板を、塩化ナトリウム200gを水800gに溶解した溶液中に浸漬し、98℃で300時間保温した後、ブリスターの発生等の異常がないかを目視で調べた。ブリスターの発生等の異常がない場合、合格とし、ブリスターの発生等の異常が認められた場合、不合格とした。
JIS K 5400-8.4.1に準拠して、鉛筆ひっかき硬度試験機(安田精機社製)を用いて、基材に届く塗膜の破れが生じる硬度を、室温で測定した。
PEEKが、PEEKとPAIとの固形分合計量の75%となるように混合した以外は製造例4と同様にして、下塗り用被覆組成物を製造した。この下塗り用被覆組成物を使用した以外は、実施例1と同様に試験用塗装板を作製した。得られた試験用塗装板を用いて、実施例1と同様の測定及び評価を行った。結果を表1に示す。
PEEKが、PEEKとPAIとの固形分合計量の100%となるように混合した以外は製造例4と同様にして、下塗り用被覆組成物を製造した。この下塗り用被覆組成物を使用した以外は、実施例1と同様に試験用塗装板を作製した。得られた試験用塗装板を用いて、実施例1と同様の測定及び評価を行った。結果を表1に示す。
Claims (14)
- 調理器具又は厨房用品に用いられる粉体状被覆組成物であって、
芳香族ポリエーテルケトン樹脂と、ポリアミド系樹脂及びポリイミド系樹脂からなる群より選択される少なくとも1種の耐熱性樹脂とのみからなり、
前記芳香族ポリエーテルケトン樹脂と前記耐熱性樹脂との質量比(芳香族ポリエーテルケトン樹脂/耐熱性樹脂)が、1/99~50/50であり、
金属又は非金属無機材料からなる基材上に直接塗布される
ことを特徴とする被覆組成物。 - 調理器具又は厨房用品に用いられる液状被覆組成物であって、
芳香族ポリエーテルケトン樹脂と、ポリアミド系樹脂及びポリイミド系樹脂からなる群より選択される少なくとも1種の耐熱性樹脂と、水を含む液状媒体とを含み、
前記芳香族ポリエーテルケトン樹脂と前記耐熱性樹脂との質量比(芳香族ポリエーテルケトン樹脂/耐熱性樹脂)が、1/99~45/55であり、
金属又は非金属無機材料からなる基材上に直接塗布され、
前記液状媒体に対する水の割合が50~100質量%であり、
含フッ素重合体を実質的に含まない
ことを特徴とする被覆組成物。 - 前記芳香族ポリエーテルケトン樹脂の含有量が、前記被覆組成物100質量部に対し、0.5~15質量部である請求項2記載の被覆組成物。
- 含フッ素重合体を実質的に含まない請求項1記載の被覆組成物。
- 前記芳香族ポリエーテルケトン樹脂は、ポリエーテルケトン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリエーテルケトンケトン樹脂、ポリエーテルエーテルケトンケトン樹脂及びポリエーテルケトンエステル樹脂からなる群より選択される少なくとも1種である請求項1~4のいずれかに記載の被覆組成物。
- 前記耐熱性樹脂は、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂及びポリイミド樹脂からなる群より選択される少なくとも1種である請求項1~5のいずれかに記載の被覆組成物。
- 調理器具又は厨房用品に用いられる被覆物品であって、
基材、
芳香族ポリエーテルケトン樹脂と、ポリアミド系樹脂及びポリイミド系樹脂からなる群より選択される少なくとも1種の耐熱性樹脂(a)とを含むプライマー層(A)、
含フッ素重合体(b)と耐熱性樹脂(c)とを含む含フッ素層(B)、並びに、
含フッ素重合体(d)を含む含フッ素層(C)を有し、
前記芳香族ポリエーテルケトン樹脂と耐熱性樹脂(a)との質量比(芳香族ポリエーテルケトン樹脂/耐熱性樹脂(a))が、1/99~50/50であり、
耐熱性樹脂(c)は、ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、芳香族ポリエーテルケトン樹脂、芳香族ポリエステル樹脂及びポリアリレンサルファイド樹脂からなる群より選択される少なくとも1種であり、
前記基材、プライマー層(A)、含フッ素層(B)及び含フッ素層(C)が、この順に積層されており、
プライマー層(A)は、含フッ素重合体を実質的に含まない
ことを特徴とする被覆物品。 - プライマー層(A)における前記芳香族ポリエーテルケトン樹脂は、ポリエーテルケトン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリエーテルケトンケトン樹脂、ポリエーテルエーテルケトンケトン樹脂及びポリエーテルケトンエステル樹脂からなる群より選択される少なくとも1種である請求項7記載の被覆物品。
- 耐熱性樹脂(a)は、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂及びポリイミド樹脂からなる群より選択される少なくとも1種である請求項7又は8記載の被覆物品。
- 耐熱性樹脂(c)は、ポリエーテルスルホン樹脂と、ポリアミドイミド樹脂及びポリイミド樹脂からなる群より選択される少なくとも1種とからなり、
前記ポリエーテルスルホン樹脂は、前記ポリエーテルスルホン樹脂、前記ポリアミドイミド樹脂及び前記ポリイミド樹脂の合計量の65~85質量%である請求項7~9のいずれかに記載の被覆物品。 - 耐熱性樹脂(c)の含有量は、耐熱性樹脂(c)及び含フッ素重合体(b)の固形分合計量の15~50質量%である請求項7~10のいずれかに記載の被覆物品。
- 含フッ素重合体(b)は、テトラフルオロエチレンホモポリマー、変性ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体、及び、テトラフルオロエチレン/パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体からなる群より選択される少なくとも1種である請求項7~11のいずれかに記載の被覆物品。
- 含フッ素重合体(d)は、テトラフルオロエチレンホモポリマー、変性ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体、及び、テトラフルオロエチレン/パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体からなる群より選択される少なくとも1種である請求項7~12のいずれかに記載の被覆物品。
- プライマー層(A)は、膜厚が5~90μmであり、
含フッ素層(B)は、膜厚が5~30μmであり、
含フッ素層(C)は、膜厚が10~90μmである
請求項7~13のいずれかに記載の被覆物品。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018220333A JP7315813B2 (ja) | 2018-11-26 | 2018-11-26 | 被覆組成物及び被覆物品 |
KR1020217019091A KR20210094007A (ko) | 2018-11-26 | 2019-10-21 | 피복 조성물 및 피복 물품 |
PCT/JP2019/041269 WO2020110515A1 (ja) | 2018-11-26 | 2019-10-21 | 被覆組成物及び被覆物品 |
CN201980076891.XA CN113166581B (zh) | 2018-11-26 | 2019-10-21 | 被覆组合物和被覆物品 |
EP19889257.2A EP3889232B1 (en) | 2018-11-26 | 2019-10-21 | Coating composition and coated article |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018220333A JP7315813B2 (ja) | 2018-11-26 | 2018-11-26 | 被覆組成物及び被覆物品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020084029A JP2020084029A (ja) | 2020-06-04 |
JP7315813B2 true JP7315813B2 (ja) | 2023-07-27 |
Family
ID=70853370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018220333A Active JP7315813B2 (ja) | 2018-11-26 | 2018-11-26 | 被覆組成物及び被覆物品 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP3889232B1 (ja) |
JP (1) | JP7315813B2 (ja) |
KR (1) | KR20210094007A (ja) |
CN (1) | CN113166581B (ja) |
WO (1) | WO2020110515A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115491107A (zh) * | 2022-09-02 | 2022-12-20 | 上海寅汀高科技材料有限公司 | 一种耐磨耐高温的无氟涂层 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002538958A (ja) | 1999-03-16 | 2002-11-19 | セブ ソシエテ アノニム | 改善された引っかき抵抗性を有する汚れがこびりつかないコーティング |
JP2008501501A (ja) | 2004-06-02 | 2008-01-24 | セブ ソシエテ アノニム | 耐摩耗性を向上した非粘着性塗膜物およびその非粘着性塗膜物にてコーティングされた調理器具 |
WO2016147790A1 (ja) | 2015-03-13 | 2016-09-22 | ダイキン工業株式会社 | 塗料組成物及び被覆物品 |
CN106280975A (zh) | 2016-08-25 | 2017-01-04 | 无锡卡秀堡辉涂料有限公司 | 一种仿抛丸效果的高硬度不粘涂层及其制备方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4917017B1 (ja) | 1970-07-25 | 1974-04-26 | ||
DE3853532T2 (de) * | 1988-05-02 | 1995-10-19 | Sekisui Chemical Co Ltd | Unterschichtzusammensetzung und metallisches Substrat, beschichtet mit einer Harzzusammensetzung. |
JPH01278556A (ja) * | 1988-05-02 | 1989-11-08 | Sekisui Chem Co Ltd | 下塗り組成物 |
US5312866A (en) * | 1989-11-30 | 1994-05-17 | Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated | Polyimide based resin composition |
DE60229130D1 (de) | 2001-04-26 | 2008-11-13 | Daikin Ind Ltd | Pulverförmiges fluorhaltiges polymer und herstellungsverfahren dafür sowie beschichteter gegenstand |
JP6186921B2 (ja) * | 2012-07-25 | 2017-08-30 | ダイキン工業株式会社 | 被覆物品 |
CN103465574B (zh) | 2013-07-01 | 2015-08-26 | 浙江鹏孚隆化工有限公司 | 一种耐刮不粘涂层及其涂覆方法 |
JP5812180B2 (ja) * | 2013-11-26 | 2015-11-11 | ダイキン工業株式会社 | 積層体 |
US10346574B2 (en) | 2017-06-16 | 2019-07-09 | Qualcomm Incorporated | Effective substitution of global distributed head switch cells with cluster head switch cells |
-
2018
- 2018-11-26 JP JP2018220333A patent/JP7315813B2/ja active Active
-
2019
- 2019-10-21 CN CN201980076891.XA patent/CN113166581B/zh active Active
- 2019-10-21 EP EP19889257.2A patent/EP3889232B1/en active Active
- 2019-10-21 WO PCT/JP2019/041269 patent/WO2020110515A1/ja unknown
- 2019-10-21 KR KR1020217019091A patent/KR20210094007A/ko not_active Application Discontinuation
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002538958A (ja) | 1999-03-16 | 2002-11-19 | セブ ソシエテ アノニム | 改善された引っかき抵抗性を有する汚れがこびりつかないコーティング |
JP2008501501A (ja) | 2004-06-02 | 2008-01-24 | セブ ソシエテ アノニム | 耐摩耗性を向上した非粘着性塗膜物およびその非粘着性塗膜物にてコーティングされた調理器具 |
WO2016147790A1 (ja) | 2015-03-13 | 2016-09-22 | ダイキン工業株式会社 | 塗料組成物及び被覆物品 |
CN106280975A (zh) | 2016-08-25 | 2017-01-04 | 无锡卡秀堡辉涂料有限公司 | 一种仿抛丸效果的高硬度不粘涂层及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020084029A (ja) | 2020-06-04 |
EP3889232B1 (en) | 2023-11-22 |
EP3889232A1 (en) | 2021-10-06 |
EP3889232A4 (en) | 2022-09-14 |
WO2020110515A1 (ja) | 2020-06-04 |
KR20210094007A (ko) | 2021-07-28 |
CN113166581B (zh) | 2022-12-27 |
CN113166581A (zh) | 2021-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5445587B2 (ja) | 被覆物品の製造方法、及び、被覆物品 | |
JP6186921B2 (ja) | 被覆物品 | |
JP5418716B1 (ja) | 調理器具 | |
JP5967230B2 (ja) | 被覆物品、及び、耐食性塗膜の形成方法 | |
JP6819717B2 (ja) | 被覆組成物及び被覆物品 | |
JP5403133B2 (ja) | 含フッ素積層体及びその製造方法 | |
WO2007119450A1 (ja) | プライマー用水性分散組成物 | |
JP4016987B2 (ja) | 含フッ素積層体、含フッ素積層体形成方法及び被覆物品 | |
JP6175928B2 (ja) | 被覆物品 | |
JP7315813B2 (ja) | 被覆組成物及び被覆物品 | |
CN111548690B (zh) | 被覆组合物和被覆物品 | |
JP2013075498A (ja) | 含フッ素積層体及びその製造方法 | |
JPWO2003029370A1 (ja) | 被覆用組成物及び被覆物品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191021 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210917 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220906 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230207 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230317 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230613 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230626 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7315813 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |