JP7314875B2 - 電気装置、加熱調理器 - Google Patents

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Description

本開示は、複数の機器の制御を共通の操作で設定することができる電気装置、特には、加熱調理器に関するものである。
画面に制御メニューを表示し、1つのボタン操作で、その制御メニューを順次に変更させるようにすることで、ユーザーが画面を見て制御メニューを確認し、指定したい制御メニューが表示された時点で、変更を止めて制御メニューを決定し、それに従い機器を動作させるようなことは従来から行われている。
例えば、特許文献1には、調理庫で実行可能な複数の調理メニューを記憶手段に記憶しておき、表示エリアに1つの調理メニューが表示されている状態で上三角形キーを押下すると、現在表示されている調理メニューの次の調理メニューを記憶手段から取り出し、表示エリアに表示する加熱調理器が開示されている。また、この加熱調理器では、上三角形キーを長押しした場合には、表示エリアに表示される調理メニューを所定の時間毎に順次変更し、長押し開始時に表示していた制御メニューの1つ手前の制御メニューを表示した時点、すなわち、全ての制御メニューの表示をした時点で変更を停止し、ユーザーにブザー等で知らせることで、長押しの操作が正常であるか異常であるかをユーザーが判断できるようにしている。
特許6341825号公報
1つのキーを押すことで、複数の機器の制御メニューを表示エリアに表示できるようにしたものにあっては、機器毎にメニュー群を形成して記憶手段に記憶させ、キーを押すと、表示エリアに1つの機器のメニュー群にあるメニューを順次表示した後に、次の機器のメニュー群のメニューを順次表示することが考えられる。この場合、ユーザーは、次の機器のメニューを選択したいために、現在表示されている機器のメニューを早期に変更したいと要望を持つので、キーを長押することで画面を順次変更していく方法が適用できる。
しかし、長押しを継続すると全ての制御メニューを表示させてしまう特許文献1の方法では、ユーザーが、望みの機器での制御メニューが表示されているのを見落としてしまうと、そのまま変更が進んでしまい、結局、最初からやり直さなければならず、手間がかかるという課題がある。
本開示は、このような課題に鑑みてなされたものであり、ユーザーが表示を見落としたとしても、望みの機器での制御メニューを容易に表示させ、その機器の駆動をさせることができる電気装置、加熱調理器を提供することを目的としている。
本開示の電気装置は、複数の機器毎に設定できる複数の制御メニューを表示する表示手段と、表示手段に表示された制御メニューを他の制御メニューに変更させることができる操作手段と、表示手段に表示された制御メニューに基づき機器を駆動させる駆動手段と、を備え、操作手段によって変更させる表示手段に表示させる制御メニューは、機器毎で、かつ表示手段に表示される順番が定められており、操作手段の一つの操作で、表示手段に表示される制御メニューを連続して順番に変更させるとともに、操作の開始時に前記表示手段に表示されていた制御メニューに対応する機器の最後の順番の制御メニューの表示で変更を停止する、或いは、操作の開始時に表示手段に表示されていた制御メニューに対応する機器の、次の機器の最初の順番の制御メニューの表示で変更を停止するものである。
本開示の加熱調理器は、調理容器を載置するトッププレートと、調理容器を加熱するための第1の加熱手段と、調理物を収納する加熱室と、調理物を加熱する第2の加熱手段と、第1の加熱手段、又は、第2の加熱手段の加熱状況を設定する複数の制御メニューの1つを表示可能な表示手段と、ユーザーにより操作される制御メニュー選択キーと、制御メニュー選択キーの操作に基づき、表示手段に表示させる制御メニューを一定の順番で変更できる制御手段と、を備え、制御メニューは、第1の加熱手段により加熱を行う第1の制御メニュー群と、第2の加熱手段により加熱を行う第2の制御メニュー群とに区分けされ、制御手段は、制御メニュー選択キーの操作が継続している間は、表示手段に表示させる制御メニューを所定時間経過毎に変更していくと共に、現在表示手段に表示している制御メニューの制御メニュー群と、次の順番の制御メニューの制御メニュー群とが異なる場合には、変更を停止する、或いは、現在表示手段に表示している制御メニューの制御メニュー群と、ひとつ前の順番の制御メニューの制御メニュー群とが異なる場合には、変更を停止する、ものである。
これにより、ユーザーが表示を見落としたとしても、制御メニューの表示を最初から行う必要はなく、簡単に望みの制御メニューを表示させることができる。
実施の形態1に係る加熱調理器の設置例を説明する図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の概略構成図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の上面図である。 実施の形態1に係る左表示部、左火力表示部および左操作部を拡大した図である。 実施の形態1に係る右表示部、右火力表示部および右操作部を拡大した図である。 実施の形態1に係る中央表示部、中央操作部および中央加熱状況表示部を拡大した図である。 実施の形態1に係る中央表示部に表示される制御メニューの一例である。 実施の形態1に係る加熱調理器の制御ブロック図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の制御メニューを示す図である。 実施の形態1に係る中央表示部に表示される初期画面である。 実施の形態1に係る中央表示部に表示される制御メニューの一例である。 実施の形態1に係る加熱調理器の中央表示部の表示制御を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る加熱調理器の中央表示部の表示制御を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る中央表示部の画面遷移図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の中央表示部の表示制御を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る加熱調理器の中央表示部の表示制御を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る中央表示部の画面遷移図である。
以下、本開示に係る加熱調理器について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語(例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」など)を用いるが、これらは説明のためのものにすぎない。また、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る加熱調理器100の設置例を説明する図である。本実施の形態の加熱調理器100は、上部に調理台を備えたキッチン家具200に組み込まれて使用されるビルトイン型(組込み型)のIHクッキングヒータである。加熱調理器100は、本体1と、本体1の上に設置されたトッププレート2とを有する。トッププレート2は、キッチン家具200の天面を構成するキッチン天板の上に露出している。
トッププレート2は、例えば、耐熱性のガラス板と、ガラス板の周囲に取り付けられた金属の枠体とにより構成される。トッププレート2の上面には、左加熱口20Lと、右加熱口20Rと、中央加熱口20Cの3つの加熱口が設けられている。左加熱口20Lと右加熱口20Rと中央加熱口20Cは、鍋またはフライパンなどの調理容器が載置される領域を示すものである。トッププレート2の奥側には、排気口カバー4が設けられている。排気口カバー4は、通気性を有するパンチングメタル又は格子状の金属部材で構成されていて通気性があり、通気抵抗が少ない。加熱調理器100からの排気は、排気口カバー4を通過して加熱調理器100の外へ流出する。
加熱調理器100の本体1の前面には、本体1の内部に配置される加熱室5(図2)の前面を開閉する加熱扉50が設けられている。加熱扉50には、加熱扉50を開閉するための取っ手51が設けられている。
図2は、実施の形態1に係る加熱調理器100を側方から見た縦断面模式図である。図2に示すように、左加熱口20Lの下方には、左誘導加熱手段3Lが設けられている。同様に、右加熱口20Rの下方にも右誘導加熱手段3Rが、中央加熱口20Cの下方には中央誘導加熱手段3Cが設けられている。これら、誘導加熱手段は、例えば銅線またはアルミ線などの導線が巻回してなる円形の加熱コイルであり、高周波電流が供給されることで高周波磁界を発生する。これにより、左加熱口20L、右加熱口20R、中央加熱口20C上に配置された調理容器が誘導加熱される。
また、各加熱手段の加熱コイルの近傍にはトッププレート2や調理容器の温度と検知するための温度センサー(図示せず)が1つ又は複数搭載されている。
本体1の内部であって、誘導加熱手段3の下方には、加熱室5が設けられている。加熱室5は、加熱室5内に収容される調理容器内の調理物を加熱するための装置である。加熱室5の前面には、調理容器を出し入れするための開口が形成されている。加熱室5の開口は、加熱扉50により開閉自在に覆われている。加熱扉50は、本体1とヒンジおよびアーム(図示せず)により回動自在に支持されている。これにより、加熱扉50は、下端部を支点(回動中心)として前方に開く構成となっている。なお、加熱扉50は、スライドレールによって、調理容器を下方から支持する支持部材と一体的に引き出されてもよい。
加熱扉50には、加熱扉50の開閉を検知するための開閉検知部52が設けられる。開閉検知部52は、例えばマイクロスイッチまたは赤外線センサである。加熱室5の後方には、加熱室5内に収容される調理容器内の調理物を加熱するマイクロ波加熱手段6が設けられている。このマイクロ波加熱手段6は、加熱室5内にマイクロ波を照射することで、加熱室に置かれた調理物を加熱する、いわゆるレンジ加熱を行う。
また、加熱室5には、調理物を上下から、いわゆるヒーター加熱をする上側輻射熱加熱手段8a、及び、下側輻射熱加熱手段8bが設けられている。なお、上側輻射熱加熱手段8aは加熱室5内天井面に、下側輻射熱加熱手段8bは加熱室5内床面に配置されており、共に、シーズヒータである。
また、加熱室5には、加熱室5内の調理物の温度を非接触で検知する、非接触式温度センサである赤外線センサ53が設けられる。この赤外線センサ53によって検知される温度範囲は、例えば-20℃~100℃に設定される。これにより、調理物の加熱度合を、例えば1℃刻みで精度良く、リアルタイムで検出することができる。
また、加熱室5には、加熱室5内の雰囲気温度または加熱室5の壁面温度を検知する室内温度センサであるサーミスタセンサ54も設けられている。サーミスタセンサ54は、温度の変化を電気抵抗の変化で捉えて温度を検知するという特性から、検知できる温度の上限値は、250℃程度である。
図3は、実施の形態1に係る加熱調理器100の上面図である。図3に示すように、加熱調理器100のトッププレート2の上面の手前側には、左操作部40L、中央操作部40Mおよび右操作部40Rが設けられている。また、左操作部40L、中央操作部40Mおよび右操作部40Rの奥側には、左表示部30L、中央表示部30Mおよび右表示部30Rと、左火力表示部31Lおよび右火力表示部31Rと、中央加熱状況表示部31Mが設けられている。
また、右操作部40Rに隣接して、主電源キー400が設けられている。主電源キー400は、加熱調理器100の主電源をONまたはOFFする際に押下げされるキーである。加熱調理器100の主電源がOFFの状態で主電源キー400が例えば数秒間押されることにより、主電源がONとなる。また、加熱調理器100の主電源がONの状態で、主電源キー400が例えば数秒間押されることにより、主電源がOFFとなる。
図4は、実施の形態1に係る左表示部30L、左火力表示部31Lおよび左操作部40Lを拡大した図である。左表示部30Lは、左加熱口20Lにおける加熱調理に関する情報を表示するものであり、例えば液晶ディスプレイで構成される。具体的には、左表示部30Lは、左加熱口20L上に載置された調理物に対するタイマー調理の設定時間、左加熱口20Lでの加熱動作を開始してからの経過時間、またはタイマー設定時間が終了するまでの残時間などを表示する。または、左表示部30Lは、左加熱口20Lにおける予熱調理を選択した場合には、自動的に設定された温度(デフォルト温度)、または現在の温度などを表示する。
左火力表示部31Lは、複数のLEDから構成され、左加熱口20Lの火力を複数段階に表示するものである。左火力表示部31Lは、複数のLEDの点灯状態(点灯、消灯、点滅等)を切り替える、あるいは点灯色を切り替えることにより、火力を表現する。これにより、ユーザーに直感的で分かりやすい火力の報知を行うことができる。
左操作部40Lは、左加熱口20Lにおける加熱調理に関する操作を入力するものである。図4に示すように、左操作部40Lは、5つの入力キー401L、402L、403L、404Lおよび405Lを備える。入力キー401L、402L、403L、404Lおよび405Lは、例えばユーザーが指等で軽く触れた時の静電容量の変化を利用して入力できる静電容量方式のタッチセンサである。また、入力キー401L、402L、403L、404Lおよび405Lに対応して、発光部410Lが設けられる。発光部410LはLEDで構成され、入力キー401L、402L、403L、404Lおよび405Lの操作に応じて発光する。
入力キー401Lは、左加熱口20Lにおけるタイマー調理を選択する際に押下げされるキーである。タイマー調理は、ユーザーが調理時間を設定し、設定された時間の間だけ誘導加熱動作を行う調理方法である。
入力キー402Lは、左加熱口20Lで実施する制御メニューを選択する際に押下げされるキーである。入力キー402Lを押すごとに、複数の制御メニューの中から1つを選択することができる。制御メニューは、例えば、湯沸し、煮込み、揚げ物(自動調理)等である。制御メニューごとに、左誘導加熱手段3Lの駆動時間、火力または駆動パターン等が異なる。
入力キー403Lは、左加熱口20Lにおける加熱調理を開始または停止するために押下げされるキーである。すなわち、入力キー403Lが押されることにより、左加熱口20Lの下方に配置される左誘導加熱手段3Lが駆動され、左誘導加熱手段3Lが駆動されている状態で入力キー403Lが押されることにより左誘導加熱手段3Lの駆動が停止され、加熱が停止される。
入力キー404Lおよび405Lは、左加熱口20Lにおける加熱調理時の火力を指定する際に押下げされるキーである。入力キー404Lを押すことで、1段階ずつ火力が下げられ、入力キー405Lを押すことで、1段階ずつ火力が上げられる。
図5は、実施の形態1に係る右表示部30R、右火力表示部31Rおよび右操作部40Rを拡大した図である。右表示部30Rは、右加熱口20Rにおける加熱調理に関する情報を表示するものであり、例えば液晶ディスプレイで構成される。右表示部30Rに表示される右加熱口20Rにおける加熱調理に関する情報は、左加熱口20Lにおける加熱調理に関する情報と同じである。
右火力表示部31Rは、複数のLEDから構成され、右加熱口20Rの火力を複数段階に表示するものである。右火力表示部31Rは、左火力表示部31Lと同様に複数のLEDの点灯状態(点灯、消灯、点滅等)を切り替える、あるいは点灯色を切り替えることにより、火力を表現する。
右操作部40Rは、右加熱口20Rにおける加熱調理に関する操作を入力するものである。図5に示すように、右操作部40Rは、5つの入力キー401R、402R、403R、404Rおよび405Rを備える。入力キー401R、402R、403R、404Rおよび405Rは、例えばユーザーが指等で軽く触れた時の静電容量の変化を利用して入力できる静電容量方式のタッチセンサである。また、入力キー401R、402R、403R、404Rおよび405Rに対応して、発光部410Rが設けられる。発光部410RはLEDであり、入力キー401R、402R、403R、404Rおよび405Rの操作に応じて発光する。
入力キー401Rは、右加熱口20Rにおけるタイマー調理を選択する際に押下げされるキーである。入力キー402Rは、右加熱口20Rで実施する制御メニューを選択する際に押下げされるキーである。入力キー403Rは、右加熱口20Rにおける加熱調理を開始または停止するために押下げされるキーである。入力キー404Rおよび405Rは、右加熱口20Rにおける加熱調理時の火力を指定する際に押下げされるキーである。入力キー404Rを押すことで、1段階ずつ火力が下げられ、入力キー405Rを押すことで、1段階ずつ火力が上げられる。
図6は、実施の形態1に係る中央表示部30M、中央操作部40M、中央加熱状況表示部31Mを拡大した図である。中央表示部30Mは、加熱調理器100全体の情報および警報を表示するものであり、液晶ディスプレイにより構成される。中央表示部30Mは、誘導加熱手段3、マイクロ波加熱手段6、輻射熱加熱手段8の選択結果、各加熱手段の動作状態、各加熱手段による加熱調理に対する注意情報、または警告情報を表示する。中央表示部30Mは、ハードウェア上は1枚の液晶ディスプレイであるが、図6に示すように第1エリア301、第2エリア302および第3エリア303の3つの表示エリアを有し、表示エリアごとに異なる表示を行うこともできる。
中央加熱状況表示部31Mは、2段になっており、下段には、レンジの文字表示の後方のレンジ用LED310、グリルの文字表示の後方のグリル用LED311、オーブンの文字表示の後方のオーブン用LED312、中央IHの文字表示の後方の中央IH用LED313と、上段には、高温注意の文字と、加熱室、トッププレート2上の3つの加熱口を表す図示の前方にそれぞれ設置された高温注意用LED群314とで構成されている。
高温注意用LED群314は、加熱室5内の食品を加熱するために、マイクロ波加熱手段6、上側輻射熱加熱手段8a、下側輻射熱加熱手段8bのいずれかが駆動中や、加熱室5内の温度が高温、例えば50℃以上の場合に点灯する加熱室高温注意用LED314aと、左誘導加熱手段3L、右誘導加熱手段3R、中央誘導加熱手段3Cのいずれかが駆動中やトッププレート2の温度が高温、例えば50℃以上の場合に点灯するIH高温注意用LED314bで構成されている。
中央操作部40Mは、主に加熱室5における加熱調理と中央加熱口20Cによる加熱調理に関する操作を入力するものである。図6に示すように、中央操作部40Mは、9個の入力キー411、412、413、414、415、416、417、418、419を備える。入力キー411、412、413、414、415、416、417、418、419は、例えばユーザーが指等で軽く触れた時の静電容量の変化を利用して入力できる静電容量方式のタッチセンサである。また、入力キー411、412、413、414、415、416、417、418、419に対応して、発光部410Mが設けられる。発光部410MはLEDで構成され、入力キー411、412、413、414、415、416、417、418、419の操作に応じて発光する。
入力キー411は、加熱調理を開始するために押下げされるスタートキーであり、入力キー412は、加熱調理を停止または終了するために押下げされる取消キーである。入力キー413は、制御メニューを中央表示部30Mに表示させる際に押下げされるキーである。
入力キー414および415は、中央表示部30Mの第1エリア301に隣接して配置され、中央表示部30Mの第1エリア301に表示された画面を切り替えるためのキーである。図7の例で説明すると、入力キー414が押下げされる、すなわち、ユーザーに操作されることで、第1エリア301に表示される「レンジ手動」が後方に移動し、前方側に表示されている「葉菜下ゆで」が中央に表示される。また、入力キー415が押下げされる、すなわち、ユーザーに操作されることで、第1エリア301に表示される「レンジ手動」が前方に移動して、後方側に表示されている「あたため」が中央に表示される。ユーザーは、入力キー414および415を操作することで、制御メニューを選択することができる。そして、入力キー411が押下げされることで、すなわち、ユーザーに操作されることで、中央に表示されている制御メニューが選択され、これに対応した加熱が開始、すなわち加熱手段が駆動される。よって、入力キー414および415は、ユーザーにより操作される制御メニュー選択キーに相当する。
入力キー416および417は、中央表示部30Mの第2エリア302に隣接して配置され、中央表示部30Mの第2エリア302に表示された画面を切り替えるためのキーである。図7の例で説明すると、入力キー416が押下げされることにより、第2エリア302に表示されるワット数が一段階増加され、入力キー417が押下げされることにより、第2エリア302に表示されるワット数が一段階減少される。ユーザーは、入力キー416および417を操作することで、加熱室5で実施するレンジ調理のワット数を選択することができる。
入力キー418および419は、中央表示部30Mの第3エリア303に隣接して配置され、中央表示部30Mの第3エリア303に表示された画面を切り替えるためのキーである。図7の例で説明すると、入力キー418が押下げされることにより、第3エリア303に表示される時間が一段階増加され、入力キー419が押下げされることにより、第3エリア303に表示される時間が一段階減少される。ユーザーは、入力キー418および419を操作することで、加熱室5で実施するレンジ調理の時間を選択することができる。
図8は、実施の形態1に係る加熱調理器100の制御ブロック図である。図8に示すように、加熱調理器100は、加熱調理器100の全体を制御する制御部7を備える。制御部7は、加熱調理器100を構成する各部の動作を制御する制御回路などの電子部品が実装された電子回路基板である。制御部7は、左操作部40Lおよび右操作部40Rの操作、ならびにトッププレート2上の調理容器の温度に基づき、左誘導加熱手段3L、右誘導加熱手段3Rを駆動制御する。また、制御部7は、中央操作部40Mの操作、トッププレート2上の調理容器の温度、および赤外線センサ53、サーミスタセンサ54の検出結果に基づき、中央誘導加熱手段3C、マイクロ波加熱手段6、上側輻射熱加熱手段8a、下側輻射熱加熱手段8bを駆動制御する。
また、制御部7は左操作部40Lおよび右操作部40Rの操作に基づき、左表示部30L、右表示部30R、左火力表示部31Lおよび右火力表示部31Rの表示を制御する。さらに、制御部7は、開閉検知部52からの開放信号、ならびに左操作部40L、右操作部40Rおよび中央操作部40Mの操作に基づき、中央表示部30M、中央加熱状況表示部31Mの表示を制御する。なお、制御部7は、加熱調理器100の制御に用いられる各種プログラムおよびパラメータ、ならびに各表示部に表示される画面のデータを記憶する記憶部(図示せず)を有する。また、制御部7は音声報知部70を必要に応じて起動し、ユーザーに状況を音声で伝える。
次に、中央操作部40Mによって中央表示部30Mに表示され、選択できる制御メニューについて、図9を参照しながら説明する。
中央操作部40Mによって選択できる制御メニューは、マイクロ波加熱手段6と上側輻射熱加熱手段8a、下側輻射熱加熱手段8bの一方又は双方を使用するRGメニュー群と中央誘導加熱手段3Cを使用するIHメニュー群とに区分けされる。
中央操作部40Mの入力キー413が押下げされると、中央表示部30Mの第1エリア301には、図9の「左表示エリア」に記載された「あたため」という制御メニューが必ず最初に表示される。この「あたため」という制御メニューがデフォルト設定してあるからである。
また、図9の「左表示エリア」に記載されているように、「あたため」以外には、「レンジ手動」、「葉菜下ゆで」、「根菜下ゆで」、「肉解凍」、「レンジグリル(RG)調理」、「レンジグリル(RG)再加熱」、「レンジグリル(RG)手動」、「グリル」、「オーブン」、「IH保温」、「IH炊飯」、「IH加熱」の13個の制御メニューがある。なお、「あたため」、「レンジ手動」、「葉菜下ゆで」、「根菜下ゆで」、「肉解凍」、「レンジグリル(RG)調理」、「レンジグリル(RG)再加熱」、「レンジグリル(RG)手動」、「グリル」、「オーブン」は、RGメニュー群、「IH保温」、「IH炊飯」、「IH加熱」は、IHメニュー群、に含まれる。
図9の「中央表示エリア」に記載された内容は、中央表示部30Mの第2エリア302に表示される内容であり、温度や時間、火力、「強め」、「弱め」など、調理中の加熱状況の調整に関するものである。この「中央表示エリア」のデフォルト設定の内容は、その「中央表示エリア」の右の列に列挙している。
図9の「右表示エリア」に記載された内容は、中央表示部30Mの第3エリア303に表示される内容を示している。「右表示エリア」のデフォルト設定の内容は、その「右表示エリア」の右の列に列挙している。空白の部分は、変更が可能な数字ではなく、無表示や、変更ができない適宜の説明文などが表示されることを意味している。
次に、「左表示エリア」に表示されている制御メニューについて説明する。
(1)あたため:マイクロ波加熱手段6を使用して加熱室5内の食品を加熱することをいう。食品の再加熱の場合も、この「あたため」が適する。デフォルト設定で「80℃」となっているので、食品が加熱されて80℃になった時点で自動的に停止する。なお、「80℃」は、目標温度であり、この温度は加熱開始前にユーザーが調節できる。
(2)レンジ手動:マイクロ波加熱手段6を使用して加熱室5内の食品を加熱することをいうが、加熱時間を設定して行うものである。
(3)葉菜下ゆで:マイクロ波加熱手段6を使用して加熱室5内の食品、特に、葉を食用とする野菜、例えば、ほうれん草、白菜などの葉菜類を茹でることに適するものである。赤外線センサ53が温度上昇を計測し、自動的に停止する。
(4)根菜下ゆで:マイクロ波加熱手段6を使用して加熱室5内の食品、特に、根や地下茎、じゃが芋などの根菜類を茹でることに適するものである。
(5)肉解凍:加熱室5内の冷凍した各種の肉類を解凍する場合に適するものである。
(6)レンジグリル(RG)調理:マイクロ波加熱手段6を使用したマイクロ波加熱と、上側輻射熱加熱手段8a、下側輻射熱加熱手段8bを使用したオーブン加熱とを組み合わせて加熱室5内の食品を加熱調理するものである。
(7)レンジグリル(RG)再調理:加熱室5内の調理済の食品を再度加熱する場合に適するものである。
(8)レンジグリル(RG)手動:マイクロ波加熱とオーブン加熱をユーザーが適宜選択して加熱室5内の食品を加熱調理するものである。
(9)グリル:上側輻射熱加熱手段8a、下側輻射熱加熱手段8bの一方又は両方を使用して、加熱室5内の食品を加熱するものである。加熱室5の温度管理は行わず、また食品の温度上昇を検知して加熱動作を停止するという制御も行わない。
(10)オーブン:上側輻射熱加熱手段8a、下側輻射熱加熱手段8bの一方又は両方が使用して、加熱室5内の食品を加熱するものである。加熱室5の温度は、サーミスタセンサ54によって計測され、設定した目標温度になるように通電制御が行われる。
(11)IH保温:中央加熱口20Cの上方にある鍋などの調理容器をユーザーが設定した温度に保つ様に加熱を行うものである。火力は200Wから750Wまでの低火力から中火力までが使用され、中央誘導加熱手段3Cの近傍に設置された温度センサー(図示せず)によって調理容器の温度を検知し、検知した温度から制御部7が火力の制御を行う。
(12)IH炊飯:ユーザーが設定した合数に合わせて加熱を行うものである。火力は200Wから1500Wまでの低火力から高火力までが使用される。中央誘導加熱手段3Cの近傍に設置された温度センサー(図示せず)は調理容器の異常加熱を検知するために用いられ、異常な温度を検知すると制御部7による火力の低下や火力停止が行われる。
(13)IH加熱:ユーザーが設定した火力に合わせて加熱を行うものである。設定できる火力は5段階あり、火力1:200W、火力2:500W、火力3:750W、火力4:1000W、火力5:1500Wとなっている。中央誘導加熱手段3Cの近傍に設置された温度センサー(図示せず)は調理容器の異常加熱を検知するために用いられ、異常な温度を検知すると制御部7による火力の低下や火力停止が行われる。
次に、中央操作部40Mが操作された際の、中央表示部30Mでの表示について、図10、図11の模式図に基づいて説明する。
まず、ユーザーが主電源キー400を押下して主電源をオンすると、左操作部40L,中央操作部40M、右操作部40Rの操作を受け付ける状態になり、中央表示部30Mには、図10に記載された画面(以降、初期画面とする)が表示される。
この状態で、ユーザーが入力キー413を押下げすると、図11の表示画面4STが中央表示部30Mに表示される。表示画面4STから明らかなように、第1エリア300の前後方向の中央には、「あたため」という制御メニューの名称が大きく表示される。なお、本実施の形態では、制御メニューを表示するための専用の入力キー413を用いているが、制御メニューを選択するためのキーである入力キー414又は入力キー415を押下して中央表示部30Mに表示画面4STを表示してもよい。
第1エリア301の中央に表示された「あたため」の後方には、「IH加熱」という文字が、また逆に前方側には「レンジ手動」という文字が、少し小さく表示される。
これにより、ユーザーが制御メニューを選択する場合、次の候補は「IH加熱」と「レンジ手動」であることが分かる。仮にこの段階で、入力キー414を1回押すと、「あたため」という文字の位置に「レンジ手動」が移動し大きく表示される。また、入力キー415を1回押すと、「あたため」という文字の位置に「IH加熱」が移動し大きく表示される。
図11において、表示画面4STは、第2エリア302に「80℃」という目標温度が表示される。この目標温度でマイクロ波加熱した場合には、食品の温度が80℃であることが、サーミスタセンサ54によって検知された際に、マイクロ波加熱は自動的に停止される。
この第2エリア302の温度を変えたい場合には、入力キー416、又は417を操作すればよく、入力キー416を1回押すと表示画面4UP1のように温度が5℃上がって85℃になり、入力キー417を1回押すと表示画面4DN1のように温度が5℃下がって75℃になる。
また、第2エリア302には、加熱源がマイクロ波加熱手段6であることを文字で表示した加熱源表示部30Kがある。
次に、本開示のポイントである制御メニュー選択の流れについて、図12、13のフローチャートに基づいて説明する。なお、前提として、制御部7は、図9に示すような制御メニューが登録されたテーブルを内部に有し、制御メニューはメニュー群ごとにまとめられて、図9に記載された順番でテーブルに登録されている。また、制御部7は、20ms毎に、図12、13の動作を行うようになっている。
さらに、「順方向」とは、図9で上から下への方向であり、最後の「IH加熱」までいくと、一番上の「あたため」に移動、「逆方向」とは、下から上への流れであり、最後の「あたため」までいくと、一番下の「IH加熱」に移動という流れになる。
なお、ここでは、ユーザーが既に入力キー413を押し、中央表示部30Mの表示が、例えば、表示画面4STの様に、制御メニュー表示になっている状態からの動きとする。
図12、13のフローチャートでは、まず、入力キー414が押下げされているのを検知する(ST100)。ST100で、押下げされていない場合には、長押しタイマーのカウントをリセット(0にする)して(ST101)、終了する。また、ST100で入力キー414の押下げを検知した場合には、長押しタイマーがカウント中であるか、すなわち、入力キー414の押下げが継続中か否かを判断する(ST102)。ST102で、長押しタイマーがカウント中でないと判断した場合には、制御メニューのテーブルに基づいて、表示を順方向で次のものに変更した中央表示部30Mの画面を作成して、中央表示部30Mに送るとともに、「ピッ音」と、「ピッ音」後600msに変更後の制御メニューのアナウンスからなる音声信号を音声報知部70に送る(ST103)。なお、中央表示部30Mは、制御部7から画面を受け、表示する。また、音声報知部70は、制御部7からの音声信号に基づいて、「ピッ音」と、「ピッ音」後600msに変更後の制御メニューのアナウンスを行う。
その後、長押しタイマーのカウントを開始し(ST104)、長押しタイマーが600ms経過したかを判断する(ST105)。なお、ST102で、長押し継続中と判断した場合も、同様に、ST105にて、長押しタイマーが600ms経過したかを判断する。
ST105で、長押しタイマーが600msを経過していない場合には、処理を終了する。
また、ST105で、長押しタイマーが600msを経過している場合には、現在、中央表示部30Mに表示されている制御メニューのメニュー群と、制御メニューのテーブルでの順方向で次の制御メニューのメニュー群とが同じであるかを判断し(ST106)、同じである場合には、長押しタイマーカウントをリセットして(ST107)、ST103に進む。これにより、入力キー414の長押しで、中央表示部30Mの制御メニューを600msの所定時間経過毎に変更することが可能になる。
また、ST106で同じでない場合には、長押しタイマーが5000ms経過したかを判断し(ST108)、5000ms経過した場合には、制御メニューを未選択、すなわち、図10に示す初期画面に戻し、取消音「ピピー」の音声信号を音声報知部70に送り(ST109)、更に、長押しタイマーが8000ms経過したかを判断し(ST110)、8000ms経過した場合には、誤操作であることを知らせる「ボタンが押されています」という音声信号を音声報知部70に送り(ST111)、処理を終了する。なお、ST105で、長押しタイマーが600msを経過していない、ST108で、長押しタイマーが5000msを経過していない、ST110で、長押しタイマーが8000msを経過していない、と判断した場合にも、処理を終了する。
次に、図12、13のフローチャートに基づく画面遷移を図14の画面遷移図に基づいて説明する。なお、図14は、中央表示部30Mで、図14(a)に示すように、表示画面4STが表示されている状態で、入力キー414を長押しした場合である。
まず、ユーザーが入力キー414の押下げを開始した直後に、制御部7は、ST100にて入力キー414の押下げを検知する。次に、ST102にて、長押しタイマーは動いていないので、長押し継続中とは判断されないので、ST103にて、表示を順方向で次のものに変更した中央表示部30Mの画面、すなわち、図14(b)の画面を作成して、中央表示部30Mに送るとともに、「ピッ音」と、「ピッ音」後600msに変更後の制御メニューである「レンジ手動」の音声からなる音声信号を音声報知部70に送る。その後、ST104にて、長押しタイマーのカウンタを開始し、ST105では、長押しタイマーは600msを経過していないので、処理を終了する。
その後、20ms経過後に、また、制御部7は図12、13のフローチャートの処理を開始する。まず、ユーザーが入力キー414の押下げしたままなので、制御部7は、ST100にて入力キー414の押下げを検知する。次に、ST102にて、既に長押しタイマーは動いているので、長押し継続中と判断されるので、ST105に進むが、ST105で、長押しタイマーは600msを経過していないので、処理を終了する。
同様の処理が、長押しタイマーが600msになるまで行われ、その後の処理では、制御部7は、ST100にて入力キー414の押下げを検知、ST102にて、長押し継続中と判断されてST105に進み、ST105で、長押しタイマーは600msを経過していると判断されるので、ST106にて、中央表示部30Mに表示されている制御メニューのメニュー群と、制御メニューのテーブルでの順方向で次の制御メニューのメニュー群とが同じであるかを判断する。具体的には、図14(b)が表示されている状態では、制御メニューはレンジ手動であり、順方向次の制御メニューは「葉菜下ゆで」であり、同じメニュー群であるために、ST107にて長押しタイマーのカウントをリセットし、ST103にて、表示を順方向で次のものに変更した中央表示部30Mの画面、すなわち、「葉菜下ゆで」にした画面を生成し、中央表示部30Mに送るとともに、「ピッ音」と、「ピッ音」後600msに変更後の制御メニューである「葉菜下ゆで」の音声からなる音声信号を音声報知部70に送る。これにより、中央表示部30Mでは、「レンジ手動」の画面を表示した後、600ms後に「葉菜下ゆで」の画面を表示することになる。
なお、この時点は、音声報知部70は、既に、「ピッ音」と、「ピッ音」後600msに変更後の制御メニューである「レンジ手動」の音声からなる音声信号を前のST103が実行した時点で受け取っており、「ピッ音」は発生済ではあるが、「ピッ音」発生後600ms経過していないので「レンジ手動」の音声発生はしていない。音声報知部70は、この状態で、「ピッ音」と、「ピッ音」後600msに変更後の制御メニューである「葉菜下ゆで」の音声からなる音声信号を受け取ってしまうので、後に受け取った音声信号を前に受け取った音声信号に変換してしまい、「ピッ音」を発生させる。「レンジ手動」の音声発生は実行しない。
このように、ユーザーが、入力キー414の長押しを継続すると、中央表示部30Mには、図9の制御メニューが順次に、600ms経過毎に表示され、オーブンまでは、メニュー群が同じであるために進む。
次に、図14(c)に示すように、中央表示部30Mに「オーブン」が表示された状態になっても、継続して入力キー414の長押しを続けている場合について説明する。なお、以下では図14(c)を表示後、600msが経過しているものとする。
まず、制御部7は、ST100にて入力キー414の押下げを検知、ST102にて、長押し継続中と判断されてST105に進み、ST105で、長押しタイマーは600msを経過していると判断されるので、ST106にて、中央表示部30Mに表示されている制御メニューのメニュー群と、制御メニューのテーブルでの順方向で次の制御メニューのメニュー群とが同じであるかを判断する。具体的には、図14(c)が表示されている状態では、制御メニューは「オーブン」であり、順方向次の制御メニューは「IH保温」であり、メニュー群が異なる。そのため、ST108に移行し、長押タイマーが5000msを経過したかを判断する。
なお、この場合、音声報知部70は、既に、「ピッ音」と、「ピッ音」後600msに変更後の制御メニューである「オーブン」の音声からなる音声信号を、図14(c)画面への変更時に受け取っているので、「ピッ音」を発生させた後600ms経過時に、音声報知部70か「オーブン」の音声を発生する。よって、ユーザーが現在の中央表示部30Mの画面が「オーブン」になったことを認識できる。
その後、ユーザーは、制御メニュー「オーブン」から制御メニュー「IH保温」に変更したい場合は、図14(c)が表示されている状態で、入力キー414を一度離し、再度入力キー414を押下することで、図14(d)に示すように、制御メニュー「IH保温」に変更されることになる。また、この状態で、入力キー414を長押しした場合には、制御メニュー「IH炊飯」、「IH加熱」と変更し、それ以降は変更されず、音声報知部70から「IH加熱」の音声を発生する。
なお、図13のフローチャートにて、図14(c)が表示された状態で、入力キー414の長押しを継続した場合には、ST108で5000msを経過していないので、処理を終了する。
以降は、20ms毎に、ST100、ST102、ST105、ST106、ST108の流れを繰り返し、長押しタイマー5000msが経過した時点で、中央表示部30Mの表示を初期画面にし、取消音を音声報知部70から発生させる。これは、中央表示部30Mの変更が「オーブン」で止まり、音声報知部70から「オーブン」の音声を発生したのに、ユーザーが継続して入力キー414を押し続けるのは、通常ではない何かが起きているからであり、初期画面に戻して安全を図る趣旨からである。
その後は、20ms毎に、ST100、ST102、ST105、ST106、ST108、ST109、ST110の流れを繰り返し、長押しタイマーの値が8000msを経過した時点で、ST111にて誤操作であることを知らせる音声を音声報知部70から報知し、処理を終了する。
次に、ユーザーが入力キー414ではなく、入力キー415を長押しした時の制御を説明する。なお、このフローチャートは、入力キー414を長押しした時のフローチャート図12、13のうち図12が図15に変わるだけで、図13は同じである。すなわち、図15、13が、入力キー415を長押しした時の制御のフローチャートである。
図15、13のフローチャートでは、まず、入力キー415が押下げされているのを検知する(ST200)。ST200で、押下げされていない場合には、長押しタイマーのカウントをリセット(0にする)して(ST101)、終了する。また、ST200で入力キー415の押下げを検知した場合には、長押しタイマーがカウント中であるか、すなわち、入力キー415の押下げが継続中か否かを判断する(ST102)。ST102で、長押しタイマーのカウント中でないと判断した場合には、制御メニューのテーブルに基づいて、表示を逆方向で次のものに変更した中央表示部30Mの画面を作成して、中央表示部30Mに送るとともに、「ピッ音」と、「ピッ音」後600msに変更後の制御メニューのアナウンスからなる音声信号を音声報知部70に送る(ST203)。なお、中央表示部30Mは、制御部7から画面を受け、表示する。また、音声報知部70は、制御部7からの音声信号に基づいて、「ピッ音」と、「ピッ音」後600msに変更後の制御メニューのアナウンスを行う。
その後、長押しタイマーのカウントを開始し(ST104)し、長押しタイマーが600ms経過したかを判断する(ST105)。なお、ST102で、長押し継続中と判断した場合も、同様に、ST105にて、長押しタイマーが600ms経過したかを判断する。
ST105で、長押しタイマーが600msを経過していない場合には、処理を終了する。
また、ST105で、長押しタイマーが600msを経過している場合には、現在、中央表示部30Mに表示されている制御メニューのメニュー群と、制御メニューのテーブルでの逆方向で次の制御メニューのメニュー群とが同じであるかを判断し(ST106)、同じである場合には、長押しタイマーカウントをリセットして(ST107)、ST103に進む。
また、ST106で同じでない場合には、長押しタイマーが5000ms経過したかを判断し(ST108)、5000ms経過した場合には、制御メニューを未選択、すなわち、図10に示す初期画面に戻し、取消音の音声信号を音声報知部70に送信(ST109)、更に、長押しタイマーが8000ms経過したかを判断し(ST110)、8000ms経過した場合には、誤操作であることを知らせる音声信号を音声報知部70に送信し(ST111)、処理を終了する。なお、ST105で、長押しタイマーが600msを経過していない、ST108で、長押しタイマーが5000msを経過していない、ST110で、長押しタイマーが8000msを経過していない、と判断した場合にも、処理を終了する。
一般に、長押しは、まとまった1つの機能をスキップするためになされることが多い。例えば、中央操作部40Mで、加熱室5と中央誘導加熱手段3cの両方を操作するため、中央誘導加熱手段3cの制御メニューを設定したいユーザーは、加熱室5でのRGに関する制御メニューを全てスキップするために長押しする場合がある。この実施の形態では、この長押し状態で、ユーザーが中央表示30Mから目を逸らしたとしても、メニュー群が変わる直前での表示後は、画面を変更しないので、例えば、表示がIHの制御メニュー、開始した時のRGの制御メニューと進んでしまい、最初からやり直すというような手間を省くことができる。なお、ユーザーは、IHの画面になることを把握し、その後は、1回づつ画面を変更させることで、自分がしたい設定にすることができる。
なお、加熱室5で、1つのメニュー群としたが、マイクロ波加熱手段6を使用する制御メニューで1つのメニュー群、上側輻射熱加熱手段8a、上側輻射熱加熱手段8bを使用する制御メニューで1つのメニュー群としてもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、長押しがされた場合に、同じメニュー群の最後の制御メニューで画面の変更を停止したが、本実施の形態2では、次の制御メニュー群の最初の制御メニューに画面を変更した後、以降の変更を停止するようにした。
なお、実施の形態2の入力キー414を長押しした時のフローチャートは図12、16であり、実施の形態1と比較し、図13を図16に変更している。
図12、16のフローチャートでは、まず、入力キー414が押下げされているのを検知する(ST100)。ST100で、押下げされていない場合には、長押しタイマーのカウントをリセット(0にする)して(ST101)、終了する。また、ST100で入力キー414の押下げを検知した場合には、長押しタイマーがカウント中であるか、すなわち、入力キー414の押下げが継続中か否かを判断する(ST102)。ST102で、長押しタイマーのカウント中でないと判断した場合には、制御メニューのテーブルに基づいて、表示を順方向で次のものに変更した中央表示部30Mの画面を作成して、中央表示部30Mに送るとともに、「ピッ音」と、「ピッ音」後600msに変更後の制御メニューのアナウンスからなる音声信号を音声報知部70に送る(ST103)。なお、中央表示部30Mは、制御部7から画面を受け、表示する。また、音声報知部70は、制御部7からの音声信号に基づいて、「ピッ音」と、「ピッ音」後600msに変更後の制御メニューのアナウンスを行う。
その後、長押しタイマーのカウントを開始し(ST104)、長押しタイマーが600ms経過したかを判断する(ST105)。なお、ST102で、長押し継続中と判断した場合も、同様に、ST105にて、長押しタイマーが600ms経過したかを判断する。
ST105で、長押しタイマーが600msを経過していない場合には、処理を終了する。
また、ST105で、長押しタイマーが600msを経過している場合には、現在、中央表示部30Mに表示されている制御メニューのメニュー群と、制御メニューのテーブルでの順方向で前の制御メニューのメニュー群とが同じであるかを判断し(ST306)、同じである場合には、長押しタイマーカウントをリセットして(ST107)、ST103に進む。
また、ST306で同じでない場合には、長押しタイマーが5000ms経過したかを判断し(ST108)、5000ms経過した場合には、制御メニューを未選択、すなわち、図10に示す初期画面に戻し、取消音の音声信号を音声報知部70に送る(ST109)、更に、長押しタイマーが8000ms経過したかを判断し(ST110)、8000ms経過した場合には、誤操作であることを知らせる音声信号を音声報知部70に送り(ST111)、処理を終了する。なお、ST105で、長押しタイマーが600msを経過していない、ST108で、長押しタイマーが5000msを経過していない、ST110で、長押しタイマーが8000msを経過していない、と判断した場合にも、処理を終了する。
次に、図12、16のフローチャートに基づく画面遷移を図17の画面遷移図に基づいて説明する。なお、図17は、中央表示部30Mで、図17(a)に示すように、表示画面4STが表示されている状態で、入力キー414を長押しした場合である。
まず、ユーザーが入力キー414の押下げを開始した直後に、制御部7は、ST100にて入力キー414の押下げを検知する。次に、ST102にて、長押しタイマーは動いていないので、長押し継続中とは判断されないので、ST103にて、表示を順方向で次のものに変更した中央表示部30Mの画面、すなわち、図14(b)の画面を作成して、中央表示部30Mに送るとともに、「ピッ音」と、「ピッ音」後600msに変更後の制御メニューである「レンジ手動」の音声からなる音声信号を音声報知部70に送る。その後、ST104にて、長押しタイマーのカウンタを開始し、ST105では、長押しタイマーは600msを経過していないので、処理を終了する。
その後、20ms経過後に、また、制御部7は図12、16のフローチャートの処理を開始する。まず、ユーザーが入力キー414の押下げしたままなので、制御部7は、ST100にて入力キー414の押下げを検知する。次に、ST102にて、既に長押しタイマーは動いているので、長押し継続中と判断されるので、ST105に進むが、ST105で、長押しタイマーは600msを経過していないので、処理を終了する。
同様の処理が、長押しタイマーが600msになるまで行われ、その後の処理では、制御部7は、ST100にて入力キー414の押下げを検知、ST102にて、長押し継続中と判断されてST105に進み、ST105で、長押しタイマーは600msを経過していると判断されるので、ST306にて、中央表示部30Mに表示されている制御メニューのメニュー群と、制御メニューのテーブルでの順方向で前の制御メニューのメニュー群とが同じであるかを判断する。具体的には、図14(b)が表示されている状態では、制御メニューは「レンジ手動」であり、順方向で前の制御メニューは「あたため」であり、同じメニュー群であるために、ST107にて長押しタイマーのカウントをリセットし、ST103にて、表示を順方向で次のものに変更した中央表示部30Mの画面、すなわち、「葉菜下ゆで」にした画面を生成し、中央表示部30Mに送るとともに、「ピッ音」と、「ピッ音」後600msに変更後の制御メニューである「葉菜下ゆで」の音声からなる音声信号を音声報知部70に送る。
なお、この時点は、音声報知部70は、既に、「ピッ音」と、「ピッ音」後600msに変更後の制御メニューである「レンジ手動」の音声からなる音声信号を前のST103が実行した時点で受け取っており、「ピッ音」は発生済ではあるが、「ピッ音」発生後600ms経過していないので「レンジ手動」の音声発生はしていない。音声報知部70は、この状態で、「ピッ音」と、「ピッ音」後600msに変更後の制御メニューである「葉菜下ゆで」の音声からなる音声信号を受け取ってしまうので、後に受け取った音声信号を前に受け取った音声信号に変換してしまい、「ピッ音」を発生させる。「レンジ手動」の音声発生は実行しない。
このように、ユーザーが、入力キー414の長押しを継続すると、中央表示部30Mには、図9の制御メニューが順次に表示され、オーブンまでは進む。
中央表示部30Mで「オーブン」が表示されている状態でも入力キー414の長押しが続いている状態では、図12、16のフローチャートにて、ST100にて入力キー414の押下げを検知、ST102にて、長押し継続中と判断されてST105に進み、ST105で、長押しタイマーは600msを経過していると判断されるので、ST306にて、中央表示部30Mに表示されている制御メニューのメニュー群と、制御メニューのテーブルでの順方向で前の制御メニューのメニュー群とが同じであるかを判断する。具体的には、「オーブン」が表示されている状態で、制御メニューは「オーブン」であり、順方向で前の制御メニューは「グリル」であり、同じメニュー群であるために、ST107にて長押しタイマーのカウントをリセットし、ST103にて、表示を順方向で次のものに変更した中央表示部30Mの画面、すなわち、図17(c)にある「IH保温」にした画面を生成し、中央表示部30Mに送るとともに、「ピッ音」と、「ピッ音」後600msに変更後の制御メニューである「IH保温」の音声からなる音声信号を音声報知部70に送る。その後、ST105にて、長押しタイマーのカウントが600msを経過していないため、処理を終了する。
その後、入力キー414の長押しの継続に従って、図12、16のフローチャートを繰り替えし、ST105で長押しタイマーのカウントが600ms経過すると、ST306にて、中央表示部30Mに表示されている制御メニューのメニュー群と、制御メニューのテーブルでの順方向で前の制御メニューのメニュー群とが同じであるかを判断する。ここで、現在は、「IH保温」が表示されている状態で、制御メニューは「IH保温」であり、順方向で前の制御メニューは「オーブン」であり、同じメニュー群ではない。そのため、ST108に移行し、長押タイマーが5000msを経過したかを判断する。
なお、この場合、音声報知部70は、既に、「ピッ音」と、「ピッ音」後600msに変更後の制御メニューである「IH保温」の音声からなる音声信号を、図17(c)画面への変更時に受け取っているので、「ピッ音」を発生した後600ms経過時点で、音声報知部70か「IH保温」の音声を発生する。よって、ユーザーが現在の中央表示部30Mの画面が「IH保温」になったことを認識できる。
その後、ユーザーは、制御メニュー「IH保温」から制御メニュー「IH炊飯」に変更したい場合は、図17(c)が表示されている状態で、入力キー414を一度離し、再度入力キー414を押下することで、図17(d)に示すように、制御メニュー「IH炊飯」に変更されることになる。
なお、実施の形態2で、方向キー415を長押ししたときの流れは、図15と16とのフローチャートとなり、具体的な説明は省略する。
このような方法でも、メニュー群が変わった直後の表示後は、画面を変更しないので、
例えば、表示がIHの制御メニュー、開始した時のRGの制御メニューと進んでしまい、最初からやり直すというような手間を省くことができる。なお、ユーザーは、IHの画面になることを把握し、その後は、1回づつ画面を変更させることで、自分がしたい設定にすることができる。
以上、加熱調理器を例に説明したが、これに限らず、表示画面に複数の機器の制御メニューを表示させるもので、キーの長押しで表示画面に表示させる制御メニューを順次変更させるものであればどのような電気装置でもあっても良い。例えば、エアコンと空清機とを1つのキーで操作するもの、エアコンの「冷房」、「暖房」、「除湿」、「清風」をエアコン制御メニュー群、空清機の「除湿」、「空気清浄」、「加湿」を空清機制御メニュー群として、本開示を適用するなどである。
このように、開示を超えない範囲で色々な電気装置に適用することが可能である。
1 本体、2 トッププレート、3 誘導加熱手段、4 排気口カバー、5 加熱室、6 マイクロ波加熱手段、7 制御部、8 輻射熱加熱手段、20L 左加熱口、20R 右加熱口、20C 中央加熱口、30L 左表示部、30M 中央表示部、30R 右表示部、31L 左火力表示部、31R 右火力表示部、31M 中央加熱状況表示部、40L 左操作部、40M 中央操作部、40R 右操作部、50 加熱扉、51 取っ手、52 開閉検知部、53 赤外線センサ、54 サーミスタセンサ、100 加熱調理器、200 キッチン家具、301 第1エリア、302 第2エリア、303 第3エリア、310 レンジ用LED、311 グリル用LED、312 オーブン用LED、313 高温注意用LED群、400 主電源キー、401L、401R、402L、402R、403L、403R、404L、404R、405L、405R、411、412、413、414、415、416、417、418、419 入力キー、410 発光部。

Claims (11)

  1. 複数の機器毎に設定できる複数の制御メニューを表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された制御メニューを他の制御メニューに変更させることができる操作手段と、
    前記表示手段に表示された制御メニューに基づき前記機器を駆動させる駆動手段と、を備え、
    前記操作手段によって変更させる前記表示手段に表示させる制御メニューは、機器毎に形成された制御メニュー群毎に区分けされると共に、前記表示手段に表示される順番が定められており、
    前記操作手段の一つの操作で、前記表示手段に表示される制御メニューを連続して順番に変更させるとともに、前記操作の開始時に前記表示手段に表示されていた制御メニューに対応する制御メニュー群の最後の順番の制御メニューの表示で変更を停止することを特徴とする電気装置。
  2. 複数の機器毎に設定できる複数の制御メニューを表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された制御メニューを他の制御メニューに変更させることができる操作手段と、
    前記表示手段に表示された制御メニューに基づき前記機器を駆動させる駆動手段と、を備え、
    前記操作手段によって変更させる前記表示手段に表示させる制御メニューは、機器毎に形成された制御メニュー群毎に区分けされると共に、前記表示手段に表示される順番が定められており、
    前記操作手段の一つの操作で、前記表示手段に表示される制御メニューを連続して順番に変更させるとともに、前記操作の開始時に前記表示手段に表示されていた制御メニューに対応する制御メニュー群の、次の制御メニュー群の最初の順番の制御メニューの表示で変更を停止することを特徴とする電気装置。
  3. 複数の機器は、トッププレートに載置された調理容器を加熱する第1の加熱手段と、加熱室に配置された調理物を加熱する第2の加熱手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気装置。
  4. 複数の機器は、トッププレートに載置された調理容器を加熱する第1の加熱手段と、加熱室に配置された調理物を輻射熱で加熱する第2の加熱手段と、前記調理物をマグネトロンで加熱する第3の加熱手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気機器。
  5. 調理容器を載置するトッププレートと、
    前記調理容器を加熱するための第1の加熱手段と、
    調理物を収納する加熱室と、
    前記調理物を加熱する第2の加熱手段と、
    前記第1の加熱手段、又は、前記第2の加熱手段の加熱状況を設定する複数の制御メニューの1つを表示可能な表示手段と、
    ユーザーにより操作される制御メニュー選択キーと、
    前記制御メニュー選択キーの操作に基づき、前記表示手段に表示させる制御メニューを一定の順番で変更できる制御手段と、を備え、
    前記制御メニューは、前記第1の加熱手段により加熱を行う第1の制御メニュー群と、前記第2の加熱手段により加熱を行う第2の制御メニュー群とに区分けされると共に、前記表示手段に表示される順番が定められており、
    前記制御手段は、前記制御メニュー選択キーの操作が継続している間は、前記表示手段に表示させる制御メニューを所定時間経過毎に変更していくと共に、現在表示手段に表示している制御メニューの制御メニュー群と、次の順番の制御メニューの制御メニュー群とが異なる場合には、変更を停止することを特徴とした加熱調理器。
  6. 調理容器を載置するトッププレートと、
    前記調理容器を加熱するための第1の加熱手段と、
    調理物を収納する加熱室と、
    前記調理物を加熱する第2の加熱手段と、
    前記第1の加熱手段、又は、前記第2の加熱手段の加熱状況を設定する複数の制御メニューの1つを表示可能な表示手段と、
    ユーザーにより操作される制御メニュー選択キーと、
    前記制御メニュー選択キーの操作に基づき、前記表示手段に表示させる制御メニューを一定の順番で変更できる制御手段と、を備え、
    前記制御メニューは、前記第1の加熱手段により加熱を行う第1の制御メニュー群と、前記第2の加熱手段により加熱を行う第2の制御メニュー群とに区分けされると共に、前記表示手段に表示される順番が定められており、
    前記制御手段は、前記制御メニュー選択キーの操作が継続している間は、前記表示手段に表示させる制御メニューを所定時間経過毎に変更していくと共に、
    現在表示手段に表示している制御メニューの制御メニュー群と、ひとつ前の順番の制御メニューの制御メニュー群とが異なる場合には、変更を停止することを特徴とした加熱調理器。
  7. 前記第2の加熱手段は、マイクロ波加熱手段と輻射熱加熱手段とからなり、前記第2の制御メニュー群は、前記マイクロ波加熱手段と前記輻射熱加熱手段の少なくとの1つを使用する制御メニューからなることを特徴とする請求項5又は6に記載の加熱調理器。
  8. 前記制御手段は、前記制御メニュー選択キーが、継続した操作の終了後に操作された場合には、現在前記表示手段に表示している制御メニューの次の順番の制御メニューを前記表示手段に表示することを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の加熱調理器。
  9. ユーザーにより操作され、前記表示手段に表示された制御メニューに基づき、加熱を開始させるスタートキーを有することを特徴とする請求項5から8のいずれかに記載の加熱調理器。
  10. 前記制御メニュー選択キーの操作が継続している間で、前記表示手段に表示された制御メニューの変更を停止後、第1の所定時間経過後に、前記表示手段に表示された制御メニューを消去することを特徴とする請求項5から9のいずれかに記載の加熱調理器。
  11. 前記制御メニュー選択キーの操作が継続している間で、前記表示手段に表示された制御メニューの変更を停止後、前記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間経過後に、異常を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項10に記載の加熱調理器。
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