JP7313554B2 - 永久磁石同期電動機の制御装置およびそれを備えた電動パワーステアリング装置 - Google Patents

永久磁石同期電動機の制御装置およびそれを備えた電動パワーステアリング装置 Download PDF

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Description

本願は、永久磁石同期電動機の制御装置およびそれを備えた電動パワーステアリング装置に関する。
永久磁石同期電動機は、回転速度が大きくなるにしたがって誘起電圧が大きくなり、電源電圧の制約により電圧飽和が生じて電流が流れにくくなる。その結果、高回転領域で出力トルクが低下する。
永久磁石同期電動機において、高速回転領域での出力トルク低下を防ぐ方法として、弱め磁束制御という方法が行われている。弱め磁束制御においては、d軸電流に負の電流を流すことでd軸方向の磁束を弱めて電圧飽和を抑制している。なお、弱め磁束制御を行うときのd軸電流の電流指令は弱め電流指令と称されている。
例えば、従来の永久磁石同期電動機においては、回転速度の大きさに応じて弱め電流指令を制御する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、別の永久磁石同期電動機においては、電源電圧の大きさに応じて弱め電流指令を制御する方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006-20411号公報 WO2008/152929
しかしながら、回転速度の大きさに応じて弱め電流指令を制御する従来の永久磁石同期電動機においては、回転速度の急峻な変化に対して弱め電流指令が追従できないという問題があった。また、電源電圧の大きさに応じて弱め電流指令を制御する従来の永久磁石同期電動機においても、回転速度の急峻な変化に対して弱め電流指令が追従できないという問題があった。
本願は上述のような課題を解決するためになされたもので、回転速度の急峻な変化に対して弱め電流指令を追従させることができる永久磁石同期電動機の制御装置を提供することを目的とする。
本願の永久磁石同期電動機の制御装置は、電源電圧に基づいて基準電圧値を演算する基準電圧値演算部と、電圧指令に基づいて出力電圧値を演算する出力電圧値演算部と、基準電圧値および出力電圧値に基づいて弱め磁束制御のためのd軸電流指令である弱め電流指令を演算する弱め電流指令演算部と、弱め電流指令に基づいて電圧指令を演算する電圧指令演算部と、電圧指令に基づいて永久磁石同期電動機に電力を供給する電力変換器とを備えている。そして、弱め電流指令演算部は、基準電圧値と出力電圧値との差分に基づいて高周波成分を増幅した弱め電流指令を演算する。
本願の永久磁石同期電動機の制御装置は、基準電圧値と出力電圧値との差分に基づいて高周波成分を増幅した弱め電流指令を演算する弱め電流指令演算部を備えているので、回転速度の急峻な変化に対して弱め電流指令を追従させることができる。
実施の形態1に係る永久磁石同期電動機の制御装置の構成図である。 実施の形態1に係る電圧指令演算部の構成図である。 実施の形態1に係る弱め電流指令演算部の構成図である。 実施の形態1に係る位相進みフィルタの特性図である。 実施の形態2に係る弱め電流指令演算部の構成図である。 実施の形態3に係る弱め電流指令演算部の構成図である。 実施の形態4に係る弱め電流指令演算部の高周波増幅部の構成図である。 実施の形態6に係る電動パワーステアリング装置の構成図である。 実施の形態1から5の永久磁石同期電動機の制御装置のハードウェアの一例を示す模式図である。
以下、本願を実施するための実施の形態に係る永久磁石同期電動機の制御装置およびそれを用いた電動パワーステアリング装置について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一符号は同一もしくは相当部分を示している。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る永久磁石同期電動機の制御装置の構成図である。なお、図1には、永久磁石同期電動機の制御装置の制御対象である永久磁石同期電動機も併せて図示されている。
永久磁石同期電動機1は、例えば表面磁石型同期モータ(SPM:Surface Permanent Magnet)、埋込磁石型同期モータ(IPM:Interior Permanent Magnet)などの一般によく知られたモータを用いることができる。永久磁石同期電動機1は、U相、V相およびW相の三相巻線を有する。また、永久磁石同期電動機1は、永久磁石または界磁巻線によって界磁磁束が生じるように構成された回転子を有する。
永久磁石同期電動機1には角度検出器11が取り付けられており、永久磁石同期電動機1の回転角θを検出する。角度検出器11は、例えばレゾルバ、ホールセンサなどの角度検出器を用いることができる。
永久磁石同期電動機の制御装置2は、基準電圧値演算部3、出力電圧値演算部4、弱め電流指令演算部5、電圧指令演算部6および電力変換器7で構成されている。始めに、永久磁石同期電動機の制御装置2の各構成部の動作について簡単に説明する。
基準電圧値演算部3は、電源電圧に基づいて弱め磁束制御の基準となる基準電圧値を演算する。出力電圧値演算部4は、U相、V相およびW相の三相巻線に印加する電圧に関係する三相電圧指令に基づいて出力電圧値を演算する。弱め電流指令演算部5は、出力電圧値および基準電圧値に基づいて弱め磁束制御を行うためのd軸電流指令を演算する。電圧指令演算部6は、d軸電流指令およびq軸電流指令に基づいて三相電圧指令を演算する。電力変換器7は、三相電圧指令に基づいて三相電圧を永久磁石同期電動機1に印加する。
次に、永久磁石同期電動機の制御装置2の各構成部の動作について詳細に説明する。
電力変換器7は、電源から供給される電源電圧Vdcを変換して永久磁石同期電動機1の三相巻線に三相電圧v、v、vを印加する。電力変換器7は、インバータなどの電力変換器で構成される。電力変換器7は、後述する三相電圧指令v 、v 、v に対して変調処理を施すことで、U相巻線、V相巻線、W相巻線のそれぞれに交流電圧を印加する。なお、電力変換器7によって行われる変調処理としては、例えば、PWM(Pulse Width Modulation)方式またはPAM(Pulse Amplitude Modulation)方式などが挙げられる。
電力変換器7には電流検出器(図示せず)が取り付けられており、永久磁石同期電動機1に流れる電流を検出する。電流検出器は、U相巻線の電流i、V相巻線の電流i、W相巻線の電流iを検出する。i、i、iを三相巻線電流と総称する。電流検出器は、シャント抵抗、ホール素子などの電流検出器を用いて構成される。なお、三相巻線電流i、i、iは電流検出器から得た検出値としたが、電流検出器を用いずに電圧方程式などから推定した値を用いてもよい。つまり、永久磁石同期電動機1の三相巻線電流は、検出または推定した電流である。
図2は、本実施の形態における電圧指令演算部6の構成図である。電圧指令演算部6は、座標変換部61と電圧指令生成部62とを備える。
座標変換部61は、d軸電圧指令v およびq軸電圧指令v を回転角θに基づいて座標変換することでU相電圧指令v 、V相電圧指令v およびW相電圧指令v を生成する。さらに、座標変換部61は、U相検出電流i、V相検出電流iおよびW相検出電流iを回転角θに基づいて座標変換することでd軸検出電流iおよびq軸検出電流iを生成する。なお、d軸検出電流iおよびq軸検出電流iを総称して検出電流と称する。なお、回転角θは角度検出器11から得た検出値としたが、角度検出器11を用いずに電力変換器7で推定した値を用いてもよい。つまり、永久磁石同期電動機1の回転角θは、検出または推定した角度である。
電圧指令生成部62は、d軸電流指令i とd軸検出電流iとを用いてd軸電圧指令v を生成すると共に、q軸電流指令i とq軸検出電流iとを用いてq軸電圧指令v を生成する。電圧指令生成部62は、2つの減算器621、622と2つのPI制御器623、624とを備えている。減算器621は、d軸電流指令i とd軸検出電流iとの偏差を算出する。減算器622は、q軸電流指令i とq軸検出電流iとの偏差を算出する。PI制御器623は、減算器621で算出された偏差が小さくなるように、電力変換器7の出力電圧を制御するためのd軸電圧指令v を演算する。PI制御器624は、減算器622で算出された偏差が小さくなるように、電力変換器7の出力電圧を制御するためのq軸電圧指令v を演算する。
本実施の形態の電圧指令生成部62においては、d軸電流指令i とd軸検出電流iとの偏差に対してd軸電圧指令v を演算するフィードバック制御として比例および積分制御を行うPI制御器623を用いている。フィードバック制御の演算方法はこれに限定されず、他のフィードバック制御の演算方法を用いてもよい。また、q軸電圧指令v を演算するフィードバック制御の演算方法についても同様である。
d軸電流指令i は、弱め電流指令演算部5で演算される。また、q軸電流指令i の演算方法はとくに限定されないが、例えば従来のトルク制御、回転速度制御などのフィードバック制御の演算方法を用いて演算される。
図3は、本実施の形態における弱め電流指令演算部5の構成図である。本実施の形態の弱め電流指令演算部5は、高周波増幅部51と減算器52と補償器53とで構成されている。弱め電流指令演算部5には、出力電圧値Vと基準電圧値Vとが入力される。出力電圧値Vは、電力変換器7の出力電圧の大きさに関する値である。出力電圧値Vは、出力電圧値演算部4において、三相電圧指令v 、v 、v から(1)式で演算される。
Figure 0007313554000001
基準電圧値Vは、基準電圧値演算部3において、電源電圧Vdcと最大変調率kmaxとを用いて(2)式で演算される。ここでは、基準電圧値Vは電源電圧Vdcによって出力可能な最大電圧に関する値とする。最大変調率kmaxは、例えばkmax=1とする。mは出力可能な最大電圧に対するマージンを示している。また、kmaxを最大変調率よりも小さい値、例えば0.9に設定しても、最大電圧に対するマージンを与えることができる。
Figure 0007313554000002
弱め電流指令の演算の段階でV=Vに設定すると、微分項および電圧外乱などの影響によってVが増加して瞬間的に電圧飽和が発生する場合もある。その場合には、mを大きくすればマージンを確保でき、電圧飽和を回避し易くなる。一方で、mを大きくし過ぎると過剰な弱め電流を印加することになるという問題もある。ここでは、過剰な弱め電流を印加しないためにm=0とする。電源電圧Vdcは、電源電圧を検出した値でもよいし、あらかじめ設定した定数でもよい。
弱め電流指令演算部5の高周波増幅部51には、出力電圧値Vが入力される。高周波増幅部51は、出力電圧値Vの高周波成分を増幅して補正出力電圧値V’を演算する。ここでは、任意の周波数よりも高い周波数帯域において高周波成分を増大するため、高周波増幅部51を(3)式の位相進みフィルタF(s)とする。位相進みフィルタF(s)のパラメータω、ωの関係は、ω>ωである。高周波増幅部51を位相進みフィルタとすることで、複雑な演算および事前のマップ作成を必要とせず、簡易な構成を実現できる。
Figure 0007313554000003
図4は、位相進みフィルタF(s)の周波数特性の一例である。この位相進みフィルタにおいて、定常ゲインは1であり急峻な回転速度変化などによって急峻な電圧変化が生じない場合には従来と同等の性能を得ることができる。一方で、高周波帯域のゲインは増加しているため、急峻な回転速度変化などによって急峻な電圧変化が生じた場合には応答性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、高周波増幅部51を位相進みフィルタとしたが、高周波成分を増幅できるのであれば別のフィルタであってもよい。例えば、高周波増幅部51として位相進みフィルタとローパスフィルタとを組み合わせたフィルタを用いることができる。このようなフィルタを用いることで、必要な周波数帯域の高周波成分を増幅しつつ、ノイズが混入する不要な高周波成分を遮断できる。
減算器52は、基準電圧値Vから高周波増幅部51で演算された補正出力電圧値V’を減算して電圧偏差ΔVを演算する。補償器53は、電圧偏差ΔVに基づいてd軸電流指令i を演算する。補償器53は、積分器またはPI制御器とすることができる。ここでは補償器53を積分器とし、(4)式で与えられる補償器C(s)とする。積分ゲインKは、制御応答ωと永久磁石同期電動機1の回転速度ωおよびインダクタンスLから決定される。
Figure 0007313554000004
補償器53は、(4)式で与えられる補償器C(s)を用いて電圧偏差ΔVに基づいてd軸電流指令i を演算する。補償器53で算出されたd軸電流指令i は弱め磁束制御を行うための弱め電流指令となる。このようにして、弱め電流指令演算部5は、弱め磁束制御を行うための弱め電流指令を演算する。
このように構成された永久磁石同期電動機の制御装置は、弱め電流指令演算部において、基準電圧値と出力電圧値との差分に基づいて高周波成分を増幅した弱め電流指令を演算している。そのため、電圧飽和を回避するための弱め磁束制御を行うことができる。また、この永久磁石同期電動機の制御装置は、弱め電流指令の高周波成分を増幅することで、回転速度が急峻に変化し、出力電圧が急峻に変化したときに弱め電流指令を追従させることができる。また、本実施の形態の永久磁石同期電動機の制御装置は、電源電圧が急峻に変化した場合にも弱め電流指令を追従させることができる。
さらに、本実施の形態の弱め電流指令演算部において、高周波成分を増幅するフィルタとして位相進みフィルタ用いることで、位相進みフィルタで予め設定された周波数よりも高い周波数帯域でゲインが増大するので弱め電流指令の高周波成分を増幅することができ、弱め電流指令の応答性を向上させることができる。
実施の形態2.
実施の形態1の弱め電流指令演算部は、高周波増幅部で出力電圧値Vの高周波成分を増幅して補正出力電圧値V’を演算し、減算器で基準電圧値Vから補正出力電圧値V’を減算して電圧偏差ΔVを演算していた。実施の形態2の弱め電流指令演算部は、基準電圧値Vから出力電圧値Vを減算して電圧偏差ΔVを演算し、この電圧偏差ΔVの高周波成分を増幅して補正電圧偏差ΔV’を演算する。
図5は、本実施の形態に係る弱め電流指令演算部5の構成図である。本実施の形態に係る弱め電流指令演算部5は、実施の形態1の弱め電流指令演算部と同様に、高周波増幅部51と減算器52と補償器53とで構成されている。図5に示すように、本実施の形態の弱め電流指令演算部5においては、減算器52は基準電圧値Vから出力電圧値Vを減算して電圧偏差ΔVを演算する。そして、高周波増幅部51は、電圧偏差ΔVの高周波成分を増幅して補正電圧偏差ΔV’を演算する。補償器53は、補正電圧偏差ΔV’に基づいてd軸電流指令i すなわち弱め電流指令を演算する。
このように構成された永久磁石同期電動機の制御装置は、実施の形態1と同様に、基準電圧値と出力電圧値との差分に基づいて高周波成分を増幅した弱め電流指令を演算している。そのため、電圧飽和を回避するための弱め磁束制御を行うことができる。また、この永久磁石同期電動機の制御装置は、弱め電流指令の高周波成分を増幅することで、回転速度が急峻に変化したときに弱め電流指令を追従させることができる。また、本実施の形態の永久磁石同期電動機の制御装置は、電源電圧が急峻に変化したとき、出力電圧が急峻に変化する場合にも弱め電流指令を追従させることができる。
実施の形態3.
実施の形態2の弱め電流指令演算部は、高周波増幅部で電圧偏差ΔVの高周波成分を増幅して補正電圧偏差ΔV’を演算し、補償器で補正電圧偏差ΔV’に基づいてd軸電流指令i すなわち弱め電流指令を演算していた。実施の形態3の弱め電流指令演算部は、補償器で電圧偏差ΔVに基づいて基本弱め電流指令を演算し、高周波増幅部で基本弱め電流指令の高周波成分を増幅して弱め電流指令を演算する。
図6は、本実施の形態に係る弱め電流指令演算部の構成図である。本実施の形態に係る弱め電流指令演算部5は、実施の形態2の弱め電流指令演算部と同様に、高周波増幅部51と減算器52と補償器53とで構成されている。図6に示すように、本実施の形態の弱め電流指令演算部5において、減算器52は基準電圧値Vから出力電圧値Vを減算して電圧偏差ΔVを演算する。そして、補償器53は、電圧偏差ΔVに基づいてd軸電流指令id0 すなわち基本弱め電流指令を演算する。高周波増幅部51は、基本弱め電流指令id0 の高周波成分を増幅してd軸電流指令i すなわち弱め電流指令を演算する
このように構成された永久磁石同期電動機の制御装置は、実施の形態1と同様に、基準電圧値と出力電圧値との差分に基づいて高周波成分を増幅した弱め電流指令を演算している。そのため、電圧飽和を回避するための弱め磁束制御を行うことができる。また、この永久磁石同期電動機の制御装置は、弱め電流指令の高周波成分を増幅することで、回転速度が急峻に変化したときに弱め電流指令を追従させることができる。また、本実施の形態の永久磁石同期電動機の制御装置は、電源電圧が急峻に変化したとき、出力電圧が急峻に変化する場合にも弱め電流指令を追従させることができる。
実施の形態4.
実施の形態2の弱め電流指令演算部は、高周波増幅部で電圧偏差ΔVの高周波成分を増幅して補正電圧偏差ΔV’を演算している。この高周波増幅部は、実施の形態1で説明したとおり、予め設定された周波数よりも高い周波数帯域において高周波成分を増大する位相進みフィルタF(s)としていた。実施の形態4の弱め電流指令演算部においては、高周波増幅部をハイパスフィルタと乗算器とで構成したものである。
図7は、本実施の形態に係る弱め電流指令演算部における高周波増幅部の構成図である。なお、本実施の形態の弱め電流指令演算部の構成は、実施の形態2の弱め電流指令演算部の構成と同様である。図7に示すように、本実施の形態の高周波増幅部51は、ハイパスフィルタ511と乗算器512とで構成されている。ハイパスフィルタ511は、電圧偏差ΔVの高周波成分ΔVを抽出する。乗算器512は、電圧偏差ΔVにゲインKを乗算して補正電圧偏差ΔV’を出力する。この補正電圧偏差ΔV’は、電圧偏差ΔVの高周波成分を増幅したものとなる。ゲインKは、ハイパスフィルタ511で演算された電圧偏差の高周波成分ΔVに応じて設定される。通常はK=1に設定されており、電圧偏差の高周波成分ΔVが予め設定された閾値以上のときに、K>1に設定される。本実施の形態の弱め電流指令演算部は、この高周波増幅部51から出力される補正電圧偏差ΔV’に基づいて補償器でd軸電流指令i すなわち弱め電流指令を演算する。
このように構成された永久磁石同期電動機の制御装置は、実施の形態2と同様に、基準電圧値と出力電圧値との差分に基づいて高周波成分を増幅した弱め電流指令を演算している。そのため、電圧飽和を回避するための弱め磁束制御を行うことができる。また、この永久磁石同期電動機の制御装置は、弱め電流指令の高周波成分を増幅することで、回転速度が急峻に変化したときに弱め電流指令を追従させることができる。また、本実施の形態の永久磁石同期電動機の制御装置は、電源電圧が急峻に変化したとき、出力電圧が急峻に変化する場合にも弱め電流指令を追従させることができる。
なお、本実施の形態においては、高周波増幅部における高周波成分を増幅する手段として可変ゲインを用いている。また、実施の形態2においては、高周波増幅部における高周波成分を増幅する手段としてフィルタを用いている。高周波増幅部における高周波成分を増幅する手段としては、可変ゲインおよびフィルタに限らず、予め設定されたマップなどを用いることもできる。
実施の形態5.
実施の形態5の永久磁石同期電動機の制御装置の構成は、実施の形態1の永久磁石同期電動機の制御装置の構成と同様である。ただし、出力電圧値Vと基準電圧値Vと弱め電流指令演算部の補償器の積分ゲインKとが異なる。変調率は出力電圧と同様の意味合いをもつため、本実施の形態の永久磁石同期電動機の制御装置においては変調率に基づいて出力電圧値Vおよび基準電圧値Vを設定している。
基準電圧値Vは、基準変調率kで与えられる(V=k)。基準変調率kの値は、最大変調率kmax以下の値に設定される。ここでは電源電圧を最大限に利用するため、k=kmaxとする。kmaxは変調方式によって決まり、ここではkmax=1とする。なお、電源電圧に余裕をもたせたい場合には、k=kmax×0.9と設定すればよい。
出力電圧値Vは、変調率kで与えられる(V=k)。変調率kは、三相電圧指令v 、v 、v と電源電圧Vdcとから(5)式および(6)式で演算される。(5)式から演算される変調率kは、(1)式で演算される出力電圧値を分子に有する。そのため、この変調率は出力電圧と同様の意味合いをもつ。
Figure 0007313554000005
Figure 0007313554000006
また、補償器の積分ゲインKは、(7)式で与えられる。なお、電源電圧Vdcは検出した値でもよいし、予め設定した値でもよい。
Figure 0007313554000007
このように出力電圧値Vと基準電圧値Vと積分ゲインKとを設定しても変調率は出力電圧と同様の意味合いをもつことから、実施の形態1と同様に、弱め電流指令の高周波成分を増幅することができる。
実施の形態6.
実施の形態6は、実施の形態1から5で説明した永久磁石同期電動機の制御装置を備えた電動パワーステアリング装置に関するものである。図8は、本実施の形態に係る電動パワーステアリング装置の構成図である。図8に示すように、本実施の形態の電動パワーステアリング装置100は、ステアリングホイール101、ステアリングシャフト102、ラックアンドピニオンギヤ103、車輪104、運転者の操舵を補助する永久磁石同期電動機1、永久磁石同期電動機の制御装置2および運転者の操舵トルクを検出するトルクセンサ105で構成されている。
図8に示す電動パワーステアリング装置100において、図示しない運転者からステアリングホイール101に加えられた操舵トルクは、トルクセンサ105のトーションバーおよびステアリングシャフト102を通り、ラックアンドピニオンギヤ103を介してラックに伝達され、車輪104を転舵させる。永久磁石同期電動機1は、永久磁石同期電動機の制御装置2によって駆動され、出力としてアシスト力を発生する。アシスト力はステアリングシャフトに伝達され、操舵時に運転者が加える操舵トルクを軽減する。
永久磁石同期電動機1が出力するアシスト力を調整するためのアシスト電流指令は、永久磁石同期電動機の制御装置2において、トルクセンサ105によって検出された運転者の操舵トルクに基づいて算出される。例えば、永久磁石同期電動機の制御装置2は、q軸電流指令を運転者の操舵トルクに比例する値で算出する。つまり、永久磁石同期電動機の制御装置2は、q軸電流指令をアシスト電流指令とする。
このように構成された電動パワーステアリング装置100においては、運転者の操舵に応じたアシストトルクを永久磁石同期電動機1から得ることができる。また、運転者が急な操舵を行って永久磁石同期電動機1の急峻な回転速度変化が発生した場合でもアシスト電流指令が追従できるのでアシストトルクが低下することはない。その結果、快適に操舵できる電動パワーステアリング装置が実現できる。
上述のように、実施の形態1から5で説明した永久磁石同期電動機の制御装置は、電動パワーステアリング装置に適用された場合にとくに顕著な効果が得られる。他の装置、例えば運搬用ベルトコンベアにおいては、一定の速度での搬送が基本となるため急峻な回転速度変化は発生しない。また、工作機械においては、駆動パターンが予め決められているため、急峻な回転速度変化に合わせてフィードフォワード補償を追加するなどの対策が容易であった。これに対して、従来の電動パワーステアリング装置では、あらかじめ予測できない急な操舵によって急峻な回転速度変化が生じるため、その急峻な回転速度変化に起因するトルク低下を抑制することが困難であった。実施の形態1から5で説明した永久磁石同期電動機の制御装置を電動パワーステアリング装置に適用すれば、予測できない急峻な回転速度変化に起因するトルク低下を抑制することができる。
なお、実施の形態1から5で説明した永久磁石同期電動機の制御装置2は、ハードウェアの一例を図9に示すように、プロセッサ111と記憶装置112から構成される。記憶装置112は、図示していないがランダムアクセスメモリなどの揮発性記憶装置と、フラッシュメモリなどの不揮発性の補助記憶装置とを具備する。また、フラッシュメモリの代わりにハードディスクの補助記憶装置を具備してもよい。プロセッサ111は、記憶装置112から入力されたプログラムを実行する。この場合、補助記憶装置から揮発性記憶装置を介してプロセッサ111にプログラムが入力される。また、プロセッサ111は、演算結果などのデータを記憶装置112の揮発性記憶装置に出力してもよいし、揮発性記憶装置を介して補助記憶装置にデータを保存してもよい。
本願は、様々な例示的な実施の形態および実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、および機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
したがって、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 永久磁石同期電動機、2 永久磁石同期電動機の制御装置、3 基準電圧値演算部、4 出力電圧値演算部、5 弱め電流指令演算部、6 電圧指令演算部、7 電力変換器、11 角度検出器、51 高周波増幅部、52 減算器、53 補償器、61 座標変換部、62 電圧指令生成部、511 ハイパスフィルタ、512 乗算器、621、622 減算器、623、624 PI制御器、100 電動パワーステアリング装置、101 ステアリングホイール、102 ステアリングシャフト、103 ラックアンドピニオンギヤ、104 車輪、105 トルクセンサ、111 プロセッサ、112 記憶装置。

Claims (8)

  1. 電源電圧に基づいて基準電圧値を演算する基準電圧値演算部と、
    電圧指令に基づいて出力電圧値を演算する出力電圧値演算部と、
    前記基準電圧値および前記出力電圧値に基づいて弱め磁束制御のためのd軸電流指令である弱め電流指令を演算する弱め電流指令演算部と、
    前記弱め電流指令に基づいて前記電圧指令を演算する電圧指令演算部と、
    前記電圧指令に基づいて永久磁石同期電動機に電力を供給する電力変換器と
    を備えた永久磁石同期電動機の制御装置であって、
    前記弱め電流指令演算部は、前記基準電圧値と前記出力電圧値との差分に基づいて高周波成分を増幅した前記弱め電流指令を演算することを特徴とする永久磁石同期電動機の制御装置。
  2. 前記弱め電流指令演算部は、高周波成分を増幅するフィルタを用いて前記出力電圧値の高周波成分を増幅して補正出力電圧値を演算する高周波増幅部と、前記基準電圧値と前記高周波増幅部で演算された前記補正出力電圧値との差分である電圧偏差を演算する減算器と、前記減算器で演算された前記電圧偏差に基づいて前記弱め電流指令を演算する補償器とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の永久磁石同期電動機の制御装置。
  3. 前記弱め電流指令演算部は、前記基準電圧値と前記出力電圧値との差分である電圧偏差を演算する減算器と、高周波成分を増幅するフィルタを用いて前記電圧偏差の高周波成分を増幅して補正電圧偏差を演算する高周波増幅部と、前記高周波増幅部で演算された前記補正電圧偏差に基づいて前記弱め電流指令を演算する補償器とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の永久磁石同期電動機の制御装置。
  4. 前記弱め電流指令演算部は、前記基準電圧値と前記出力電圧値との差分である電圧偏差を演算する減算器と、前記電圧偏差に基づいて基本弱め電流指令を演算する補償器と、高周波成分を増幅するフィルタを用いて前記基本弱め電流指令の高周波成分を増幅して前記弱め電流指令を演算する高周波増幅部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の永久磁石同期電動機の制御装置。
  5. 前記高周波成分を増幅するフィルタは、位相進みフィルタであることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の永久磁石同期電動機の制御装置。
  6. 前記高周波増幅部は、前記電圧偏差の高周波成分を抽出するハイパスフィルタと、前記電圧偏差に前記ハイパスフィルタで抽出された前記電圧偏差の高周波成分に基づいて設定されるゲインを乗算して補正電圧偏差を出力する乗算器とで構成されたことを特徴とする請求項3に記載の永久磁石同期電動機の制御装置。
  7. 前記基準電圧値演算部は、前記電源電圧から演算した基準変調率を前記基準電圧値とし、前記出力電圧値演算部は、前記電源電圧と前記電圧指令とから演算した変調率を前記出力電圧値とすることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の永久磁石同期電動機の制御装置。
  8. 運転者の操舵トルクを補助するためのアシストトルクを発生する永久磁石同期電動機と、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の永久磁石同期電動機の制御装置とを備えたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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