JP7310594B2 - 車両用通信システム - Google Patents

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Description

この明細書における開示は、ウェアラブル端末と車両とが通信する車両用通信システムに関する。
従来、車両ドア等の鍵の解錠およびエンジン始動などを無線通信によって行うスマートエントリーシステムがある。このようなスマートエントリーシステムでは、専用の電子キーをユーザが所持した状態で、電子キーと紐づいている車両のスイッチを押下すると車両の施錠および開錠することができる。また、近年はスマートフォンを電子キーとして機能させることや、ウェアラブル端末を電子キーとして機能させる技術が開示されている(たとえば特許文献1参照)。
特表2018-510802号公報
前述の従来技術では、電子キーと紐付いている特定の車両について操作することができるが、電子キーと紐付いていない他の車両とは通信することはない。したがって非常時などであっても、他の車両の一部の機能であっても使用することができない。
そこで、開示される目的は前述の問題点を鑑みてなされたものであり、特定の条件において、ウェアラブル端末と不特定の車両とが通信して、車両の機能を使用することができる車両用通信システムを提供することを目的とする。
本開示は前述の目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
ここに開示された車両用通信システムは、ユーザに装着されるウェアラブル端末(102)と、車両(105)に搭載されている車載装置(103)とを含み、車載装置は、ウェアラブル端末と通信する装置通信部(31)と、ウェアラブル端末との通信を用いて、ウェアラブル端末が予め設定されている正規のウェアラブル端末であるか否かを認証する装置認証部(30)と、装置認証部の認証結果に基づいて、正規のウェアラブル端末の場合には車両の利用の許可し、正規のウェアラブル端末でない場合には車両の利用を禁止する装置制御部(30)と、を備え、ウェアラブル端末は、車載装置と通信する端末通信部(21)と、制御モードを、第1モードと第2モードとにわたって切り替えるための設定部(206)と、制御モードが第1モードの場合には、予め設定されている正規の車両の利用を要求し、制御モードが第2モードの場合には、予め設定されていない他の車両の利用を要求するように端末通信部を制御する端末制御部(20)と、を備え、装置制御部は、装置認証部の認証結果に基づいて、正規のウェアラブル端末でなく、かつ制御モードが第2モードのウェアラブル端末の場合には、車両の少なくとも一部の機能の利用を許可する車両用通信システムである。
このような車両用通信システムに従えば、設定部によって第2モードに設定されている場合には、予め設定されている正規の車両とは別の他の車両の利用を要求するように端末通信部を制御する。そして装置制御部は、装置認証部の認証結果に基づいて、正規のウェアラブル端末でなく、かつ制御モードが第2モードのウェアラブル端末の場合には、車両の少なくとも一部の機能の利用を許可する。これによって本来であれば正規のウェアラブル端末であれば他の車両の機能を用いることができないが、第2モードという特定の条件において、他の車両の機能を用いることができる。第2モードはいわゆる通常でないとき非常時に設定される制御モードである。これによって非常時に限り、たとえば車両のライトおよびホーンを駆動させて、防犯手段として用いることができる。
なお、前述の各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
車両用通信システムを示す図 ヒアラブル端末を示すブロック図 車両側ユニットを示すブロック図 照合ECUの機能を説明するためのブロック図 認証関連処理を示すフローチャート
(第1実施形態)
本開示の第1実施形態に関して、図1~図4を用いて説明する。図1に示す車両用通信システム100は、ヒアラブル端末102および車両側ユニット103を含む。車両用通信システム100は、クラウドシステム104を利用してヒアラブル端末102と車両側ユニット103との間での情報の交換を行うと共に、直接ヒアラブル端末102と車両側ユニット103で通信を行う。
ヒアラブル端末102は、ユーザの耳に装着して用いられるイヤホン型のウェアラブル端末である。ヒアラブル端末102は、少なくともイヤホンとしての機能、マイク23としての機能、通信機能を有する。ヒアラブル端末102には、マイク23としての機能および通信機能を有するヘッドセット等も含むものとする。ヒアラブル端末102の詳細については後述する。ヒアラブル端末102は、車両の電子キーとしても機能する。
車両側ユニット103は、車両105に搭載され、車両105で用いられる。車両側ユニット103は、ヒアラブル端末102との間で通信を行うことが可能となっており、この通信を介した照合によって車両105の利用に関する認証を行う。車両側ユニット103の詳細については後述する。
クラウドシステム104は、クラウド上に配置されたサーバによって、ヒアラブル端末102と車両側ユニット103との間での情報の交換を行う。つまり、ヒアラブル端末102と車両側ユニット103とは、クラウドシステム104を経由して通信を行う。クラウドシステム104は、例えばネットワークと言い換えることもできる。
次に、図2を用いて、ヒアラブル端末102の概略的な構成について説明する。図2に示すように、ヒアラブル端末102は、端末制御部20、端末通信モジュール21、スピーカ22およびマイク23を備えている。
端末通信モジュール21は、クラウドシステム104を経由して通信を行うための通信モジュールである。端末通信モジュール21は、スマートフォン等の携帯端末と通信接続することで、携帯端末を通して、クラウドシステム104を経由した通信を行う構成とすればよい。この場合、端末通信モジュール21は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信規格に従った近距離無線通信によって携帯端末と通信接続する構成とすればよい。また、端末通信モジュール21は、携帯端末を介さずにネットワークに接続することで、クラウドシステム104を経由した通信を行う構成としてもよい。端末通信モジュール21は、車両側ユニット103と通信する端末通信部として機能する。
端末通信モジュール21は、メモリを含んでおり、例えば個々のヒアラブル端末102に固有の識別情報(以下、端末側ID)をこのメモリに予め記憶している構成とすればよい。そして、端末通信モジュール21は、通信接続する場合に、例えばメモリに記憶している端末側IDを通信接続先に送信する構成とすればよい。
端末通信モジュール21は、端末制御部20の指示に従って、通信接続先に情報を送信する。端末通信モジュール21から送信される情報は、クラウドシステム104を経由して、自端末としてのヒアラブル端末102に予め紐付けられた車両側ユニット103に送信される。また、端末通信モジュール21は、クラウドシステム104を経由して、ヒアラブル端末102に予め紐付けられた車両側ユニット103から送信されてくる情報を受信する。
一例として、ヒアラブル端末102と車両側ユニット103との紐付けは、端末側IDと車両側ユニット103を用いる車両105を識別するための識別情報(以下、車両側ID)とを対応付けることで行われる構成とすればよい。車両側IDとしては、車両ID、車両側ユニット103に含まれる後述の車両通信モジュール31の機器ID等を用いる構成とすればよい。この車両側IDは、車両側ユニット103に含まれる後述の照合ECU30の識別情報であるとも言える。例えば、クラウドシステム104上のサーバには、車両側IDと、この車両側IDに対応する車両105の利用を許可するユーザのヒアラブル端末102の端末側IDとの対応関係が予め記憶されているものとする。そして、クラウドシステム104は、この車両側IDと端末側IDとの対応関係を参照することで、車両側ユニット103と、この車両側ユニット103が用いられる車両105の利用を許可するユーザのヒアラブル端末102との間での情報の送受信を行わせるものとする。
スピーカ22は、音声を出力する音声出力装置である。スピーカ22は、端末制御部20の指示に従って音声を出力する。スピーカ22は、ヒアラブル端末102のうちの、たとえば装着時に耳穴に挿入される部分に設けられている。マイク23は、集音を行う音声入力装置である。マイク23は、集音した音声を電気的な音声信号に変換して端末制御部20へ出力する。
端末制御部20は、例えばプロセッサ、メモリ、I/O、これらを接続するバスを備え、メモリに記憶された制御プログラムを実行することでヒアラブル端末102の有する機能に関する各種処理を実行する。ここで言うところのメモリは、コンピュータによって読み取り可能なプログラム及びデータを非一時的に格納する非遷移的実体的記憶媒体(non-transitory tangible storage medium)である。また、非遷移的実体的記憶媒体は、半導体メモリ等によって実現される。
図2に示すように、端末制御部20は、受信情報取得部201、音声出力処理部202、音声認識部203、送信処理部204、生体認証部205、設定部206および装着状態検知部207を機能ブロックとして備えている。なお、端末制御部20が実行する機能の一部又は全部を、1つ或いは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。また、端末制御部20が備える機能ブロックの一部又は全部は、プロセッサによるソフトウェアの実行とハードウェア部材の組み合わせによって実現されてもよい。
受信情報取得部201は、端末通信モジュール21で受信した情報を取得する。詳しくは、車両側ユニット103に含まれる後述の照合ECU30から送信されてくる情報を取得する。受信情報取得部201は、取得した情報を音声出力処理部202に与える。
音声出力処理部202は、受信情報取得部201で取得した情報をスピーカ22から音声として出力させる。つまり、音声出力処理部202は、たとえば音楽プレーヤーと通信している場合には、音楽をスピーカ22から出力させる。
マイク23は、ユーザが発する音声や周囲の音を集音する。マイク23は、集音した音を音声信号として音声認識部203に与える。車両側ユニット103を用いる車両105の利用の許可を受けたい場合、ヒアラブル端末102を装着しているユーザは、予め設定されている特定ワードを発話する。
音声認識部203は、マイク23で集音する音から、特定ワードを音声認識する。一例として、音声認識部203は、マイク23から入力されてくる音声信号を、認識辞書を用いて、発話内容を示す文字、数字といった記号列に変換する。音声認識部203は、例えば隠れマルコフモデル(Hidden Markov Model)等の手法を用いて音声信号を記号列に変換すればよい。
生体認証部205は、生体認証によって、自端末を用いるユーザの認証を行う。生体認証部205としては、耳音響認証部251および声紋認証部252を有する。なお、生体認証部205としては、耳音響認証部251および声紋認証部252以外を有する構成としてもよい。
耳音響認証部251は、耳音響認証によって自端末の正規のユーザの認証を行う。耳音響認証では、ユーザの耳穴の形状によって定まる音響特性を利用して生体認証を行う。一例として、耳音響認証部251は、音声出力処理部202によってスピーカ22から耳音響認証用の音を出力させ、マイク23で集音した耳穴内での反響音の音響特性から耳音響認証を行う。
なお、マイク23は、耳音響認証を行うためには、装着時に耳穴に挿入される部分に設けられることが好ましいが、ユーザの発話を集音するためには、装着時に耳穴の外部に露出する部分に設けられることが好ましい。よって、マイク23は、装着時に耳穴の外部に露出する部分に設ける一方、マイク23とは別の、耳音響認証に用いるためのマイク23を、装着時に耳穴に挿入される部分に設ける構成としてもよい。
声紋認証部252は、声紋認証によって自端末の正規のユーザの認証を行う。声紋認証では、ユーザの音声の特徴である声紋を利用して生体認証を行う。一例として、声紋認証部252は、特定ワードを音声認識する際にマイク23で集音するユーザの音声から声紋を特定し、声紋認証を行う。
装着状態検知部207は、ヒアラブル端末102のユーザの装着状態を検知して、検知した情報を設定部206に与える。装着状態とは、たとえばヒアラブル端末102が両耳に装着されている装着状態、片耳だけに装着されている装着状態、両耳ともに装着されていない装着状態がある。また装着状態は、たとえばヒアラブル端末102に正規の装着姿勢がある装着情報と、正規の装着姿勢でない装着姿勢、たとえば向きが正規とは逆に装着されている装着状態とがある。ヒアラブル端末102が耳に装着されているか否かは、たとえば、耳音響を用いて行うことができる。ヒアラブル端末102が耳に装着されているときと、ヒアラブル端末102が耳に装着されていないときでは、耳音響が顕著に異なるからである。装着姿勢は、たとえば、ヒアラブル端末102に3軸加速度センサを備え、その加速度センサの検出値から決定することができる。
設定部206は、制御モードを第1モードと第2モードとにわたって切り替える。具体的には、設定部206は、生体認証部205の認証結果と、装着状態検知部207の装着状態に基づいて、制御モードを第1モードと第2モードとのいずれかに設定する。設定部206は、ヒアラブル端末102が通常の装着状態の場合には第1モードに設定し、通常とは異なる装着状態の場合には第2モードに制御モードを設定する。設定部206は、生体認証部205での認証が成立することを条件に、第2モードへの設定を許可する。
そして設定部206は、制御モードが第1モードの場合には、予め設定されている正規の車両105の利用を要求し、制御モードが第2モードの場合には、予め設定されていない他の車両105の利用を要求するように端末通信モジュール21を制御する。
送信処理部204は、音声認識部203で音声認識した特定ワードを端末通信モジュール21から送信させる。一例として、送信処理部204は、音声認識部203で音声認識した特定ワードを端末通信モジュール21からクラウドシステム104経由で送信させる。特定ワードを送信させる際には、送信する情報には、設定されている制御モードに関する情報も含まれる。端末通信モジュール21から送信される特定ワードは、クラウドシステム104を経由することで、自端末に予め紐づけられた車両側ユニット103へ送信される。また制御モードが第2モードである場合には、周囲の車両105にクラウドシステム104を経由、または近距離通信を用いて送信される。送信処理部204は、生体認証部205での認証が成立することを条件に、制御モードが第1モードの場合には、予め設定されている正規の車両105の利用を要求する。送信処理部204は、生体認証部205での認証が成立することを条件に、制御モードが第2モードの場合には、予め設定されていない他の車両105の利用を要求する。
次に、図3を用いて、車両側ユニット103の概略的な構成について説明を行う。図3に示すように、車両側ユニット103は、照合ECU30、車両通信モジュール31、車両状態センサ32、始動スイッチ(以下、始動SW)33、施解錠スイッチ(以下、施解錠SW)34、ボデーECU35、パワーユニットECU36、車両ホーン装置37および周辺監視装置38を含んでいる。
車両通信モジュール31は、車載の通信モジュールである。車両通信モジュール31は、ヒアラブル端末102と通信する装置通信部として機能する。車両通信モジュール31は、ネットワークに接続することで、クラウドシステム104を経由した通信を行う。車両通信モジュール31としては、例えばDCM(Data Communication Module)を用いればよい。車両通信モジュール31は、メモリを含んでおり、例えば前述の車両側IDをこのメモリに予め記憶している構成とすればよい。そして、車両通信モジュール31は、通信接続する場合に、例えばメモリに記憶している車両側IDを通信接続先に送信する構成とすればよい。
車両状態センサ32は、自車の走行状態、操作状態等の車両105の挙動に関する情報を検出するためのセンサ群である。車両状態センサ32としては、例えば、車速を検出する車速センサ、シフトポジションを検出するシフトポジションセンサ等がある。
始動SW33は、自車の走行駆動源の始動を要求するためのスイッチである。始動SW33は、例えば運転席前方に設けられる。始動SW33としては、例えばメカニカルなボタンスイッチを用いることができる。
施解錠SW34は、運転席のドア、助手席のドア、トランクルームドアといった自車の車両ドアの施解錠を要求するためのスイッチである。施解錠SW34は、運転席および助手席のドアについては、例えばアウタードアハンドルに設けられる。施解錠SW34は、トランクルームドアについては、例えばリアバンパに設けられる。施解錠SW34としては、例えばタッチスイッチを用いたり、メカニカルなボタンスイッチを用いたりすることができる。
ボデーECU35は、自車の各車両ドアの施解錠を制御するための駆動信号を各車両ドアに設けられたドアロックモータに出力することで、各車両ドアの施解錠を行う。ボデーECU35は、施錠信号をドアロックモータに出力することでドアロックの施錠を行わせる。ボデーECU35は、解錠信号をドアロックモータに出力することでドアロックの解錠を行わせる。ボデーECU35には、各車両ドアについての施解錠SW34が接続されている。ボデーECU35は、施解錠SW34の信号を取得し、施解錠SW34の操作を検出する。
パワーユニットECU36は、自車の内燃機関又はモータジェネレータといった走行駆動源を制御する電子制御装置である。パワーユニットECU36は、照合ECU30から走行駆動源の始動許可信号を取得すると、自車の走行駆動源を始動させる。またパワーユニットECU36は、運転席に着座している乗員の運転操作を支援する処理を実行するECUとしても機能する。
照合ECU30は、例えばプロセッサ、メモリ、I/O、これらを接続するバスを備え、メモリに記憶された制御プログラムを実行することで自車の利用を許可する認証に関する各種の処理を実行する。ここで言うところのメモリは、コンピュータによって読み取り可能なプログラム及びデータを非一時的に格納する非遷移的実体的記憶媒体(non-transitory tangible storage medium)である。また、非遷移的実体的記憶媒体は、半導体メモリ又は磁気ディスク等によって実現される。
車両ホーン装置37は、外部に対して警告音を発生する音出力装置であり、電磁式のホーンとも呼ばれる。車両ホーン装置37は、車両105における所定の操作部が操作された際に、警報音を車外へ放出する。所定の操作部は、乗員によって操作される、例えば、ステアリングなどに設けられたホーンボタン39である。車両ホーン装置37は、作動電圧に応じた警報音を発生する電磁式警報装置である。また車両ホーン装置37は、照合ECU30からの指令によっても動作する。
周辺監視装置38は、自車両105の周辺に存在する物体についての情報を収集する装置である。周辺監視装置38としては、例えば、車両外部の所定範囲を撮像する周辺監視カメラ、車両外部の所定範囲に探査波を送信するミリ波レーダ,LIDAR(Light Detection and Ranging/Laser Imaging Detection and Ranging)、ソナー等を採用することができる。ここでは一例として周辺監視装置38は、車両前方を撮像するように搭載された周辺監視カメラとする。周辺監視カメラは、撮像画像をパワーユニットECU36へ逐次出力する。また周辺監視装置38は、照合ECU30からの指令によっても動作する。
次に、図4を用いて、照合ECU30の概略的な構成の一例について説明を行う。図4に示すように、照合ECU30は、トリガ検出部301、照合送信処理部302、記憶部303、受信処理部304、照合部305、及び許可部306を機能ブロックとして備えている。この照合ECU30が車載装置に相当する。なお、照合ECU30が実行する機能の一部又は全部を、1つ或いは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。また、照合ECU30が備える機能ブロックの一部又は全部は、プロセッサによるソフトウェアの実行とハードウェア部材の組み合わせによって実現されてもよい。
受信処理部304は、ヒアラブル端末102から送信されてくる応答信号を、車両通信モジュール31を介して受信する。応答信号には、設定されている制御モードに関する情報が含まれている。照合送信処理部302は、車両通信モジュール31を介してリクエスト信号を送信させる。
記憶部303は、例えば電気的に書き換え可能な不揮発性メモリであって、正規のユーザのヒアラブル端末102を識別する識別コードが登録されている。ヒアラブル端末102の識別コードを記憶部303に登録する方法は、周知の電子キーシステムにおいて複数の電子キーを正規のユーザの電子キーとして登録する方法と同様とすればよい。
照合部305は、ヒアラブル端末102との通信を用いて、ヒアラブル端末102が予め設定されている正規のヒアラブル端末102であるか否かを認証する装置認証部として機能する。具体的には、照合部305は、受信処理部304で信号を受信したヒアラブル端末102が正規のユーザのヒアラブル端末102であるか照合する。照合は、ヒアラブル端末102から受信する照合要求応答の信号に含まれる識別コードと記憶部303に登録されている識別コードとの間で行う。照合できた場合、正規のユーザのヒアラブル端末102であるとの認証が成立する。
トリガ検出部301は、自車の利用に関するトリガを検出する。自車の利用のシチュエーションとしては、ユーザの乗車のための車両ドアの開放、自車の始動、トランクルームドアの開放等が挙げられる。
ユーザの乗車のための車両ドアの開放に関するトリガ(以下、乗車トリガ)は、以下のようにして検出すればよい。トリガ検出部301は、車両状態センサ32での検出結果から自車の駐車を判定し、且つ、運転席若しくは助手席のドアについての施解錠SW34が操作されたことを検出した場合に、乗車トリガを検出すればよい。自車の駐車は、例えばシフトポジションセンサで検出するシフトポジションが駐車位置であることから判定すればよい。また、車速センサで検出する車速が停車を示す値であることから判定してもよい。施解錠SW34が操作されたことは、施解錠SW34の信号から検出すればよい。
自車の始動に関するトリガ(以下、始動トリガ)は、以下のようにして検出すればよい。トリガ検出部301は、始動SW33が操作されたことを検出した場合に、始動トリガを検出すればよい。始動SW33が操作されたことは、始動SW33の信号から検出すればよい。
トランクルームドアの開放に関するトリガ(以下、トランク開放トリガ)は、以下のようにして検出すればよい。トリガ検出部301は、車両状態センサ32での検出結果から自車の駐車を判定し、且つ、トランクルームドアについての施解錠SW34が操作されたことを検出した場合に、トランク開放トリガを検出すればよい。
車両ホーン装置37に警告音を発生させるトリガ(以下、警告トリガ)は、以下のようにして検出すればよい。トリガ検出部301は、車両状態センサ32での検出結果から自車の駐車を判定し、且つ、車両ホーン装置37を起動する操作がされたことを検出した場合に、警告トリガを検出すればよい。警告トリガが検出された場合には、周辺監視装置38を起動、および車載のライトを起動させてもよい。
許可部306は、照合部305の認証結果に基づいて、正規のヒアラブル端末102の場合には車両105の利用の許可し、正規のヒアラブル端末102でない場合には車両105の利用を禁止する装置制御部として機能する。許可部306は、トリガ検出部301で乗車トリガを検出した場合であって、且つ、照合部305で認証が成立した場合に、解錠信号を全車両ドアのドアロックモータに出力し、全車両ドアの解錠を行う。
許可部306は、トリガ検出部301で始動トリガを検出した場合であって、且つ、照合部305で照合が成立した場合に、走行駆動源の始動許可信号をパワーユニットECU36に出力し、走行駆動源の始動を行う。許可部306は、トリガ検出部301でトランク開放トリガを検出した場合であって、且つ、照合部305で照合が成立した場合に、解錠信号をトランクルームドアのドアロックモータに出力し、トランクルームドアの解錠を行う。この場合、トランクルームドア以外は解錠しない構成とすればよい。
また許可部306は、照合部305の認証結果に基づいて、正規のヒアラブル端末102からの信号でない場合には、通常は車両105に対する機能の利用を禁止している。車両105の不正使用を防ぐためである。しかし、許可部306は、照合部305の認証結果に基づいて、正規のヒアラブル端末102でなく、かつ制御モードが第2モードのヒアラブル端末102の場合には、車両105の少なくとも一部の機能の利用を許可する装置制御部として機能する。緊急時に車両105の一部の機能を第三者に動作を許可するためである。許可部306は、トリガ検出部301が警告トリガを検出した場合であって、且つ、照合部305の認証が成立していないが、ヒアラブル端末102の制御モードが第2モードである場合に、警告トリガに対応する動作、たとえば車両ホーン装置37を出力するように制御する。
次に、図5を用いて、車両用通信システム100での車両105の利用の許可に関する処理(以下、認証関連処理)の流れの一例について説明を行う。図5のフローチャートは、ウェアラブル端末の端末制御部20によって短時間に繰り返し実行される。
ステップS1では、正規のユーザが装着しているか否かを判断し、正規のユーザであればステップS2に移り、正規のユーザでない場合には、本フローを終了する。正規のユーザであるか否かは、耳音響認証部251によって判断される。
ステップS2では、ユーザより音声入力があったか否かが判断され、音声入力があった場合には、ステップS3に移り、音声入力がない場合は、本フローを終了する。音声入力の有無は、音声認識部203によって判断される。
ステップS3では、装着状態が正常であるか否かを判断し、正常の場合にはステップS4に移り、正常でない場合にはステップS6に移る。装着状態が正常であるか否かは、装着状態検知部207によって判断される。
ステップS4では、装着状態が正常状態であるので、音声入力されたワードが正常状態の特定ワードに該当するか否かを判断し、該当する場合にはステップS5に移り、該当しない場合には本フローを終了する。特定ワードであるか否かは、音声認識部203によって判断される。
ステップS5では、認証車両に特定ワードを送信し、本フローを終了する。特定ワードは操作指令に対応付けられており、送信された認証車両は特定ワードに基づいて動作する。たとえば、特定ワードが「ロックを解除して」であれば、認証車両のドアが解錠される。また特定ワードが「スライドドアをオープンして」であれば、認証車両のスライドドアが開くように動作する。これによって正規のユーザが正常の装着状態であり、特定ワードを発することによって、認証車両を操作することができる。
ステップS6では、装着状態が異常状態であるので、音声入力されたワードが異常状態の特定ワードに該当するか否かを判断し、該当する場合にはステップS7に移り、該当しない場合には本フローを終了する。
ステップS7では、周辺の他の車両105に特定ワードを送信し、本フローを終了する。したがって端末制御部20は、制御モードが第2モードの場合であって、特定ワードが正規の特定ワードである場合には、予め設定されていない他の車両105の利用を要求するように通信モジュールを制御する。特定ワードは操作指令に対応付けられており、送信された他の車両105は特定ワードに基づいて動作する。たとえば、特定ワードが「助けて」であれば、他の車両105の車両ホーン装置37が警告音を発生、周辺監視装置38を起動して周辺の監視の開始、または車両105のライトを点灯するように制御する。これによって正規のユーザでない人が、異常の装着状態であり、特定ワードを発することによって、他の車両105を操作することができる。
以上説明したように本実施形態の車両用通信システム100では、設定部206によって第2モードに設定されている場合には、予め設定されている正規の車両105とは別の他の車両105の利用を要求するように端末通信部を制御する。そして装置制御部は、装置認証部の認証結果に基づいて、正規のヒアラブル端末102でなく、かつ制御モードが第2モードのヒアラブル端末102の場合には、車両105の少なくとも一部の機能の利用を許可する。これによって本来であれば正規のヒアラブル端末102であれば他の車両105の機能を用いることができないが、第2モードという特定の条件において、他の車両105の機能を用いることができる。第2モードはいわゆる通常でないとき非常時に設定される制御モードである。これによって非常時に限り、たとえば車両105のライトおよび車両ホーン装置37を駆動させて、防犯手段として用いることができる。
また本実施形態では、制御モードは、ヒアラブル端末102が通常の装着状態の場合には第1モードに設定され、通常とは異なる装着状態の場合には第2モードに設定される。したがってユーザは、第2モードに設定するためにヒアラブル端末102を操作するのではなく、装着状態を通常の装着状態から変更することによって、第2モードに設定することができる。これによって容易に第2モードに設定することができる。
さらに本実施形態では、端末制御部20は、制御モードが第2モードの場合であって、特定ワードが正規の特定ワードである場合には、予め設定されていない他の車両105の利用を要求するように端末通信部を制御する。これによってヒアラブル端末102が有するマイク23が取得した特定ワードを用いて他の車両105の利用を要求することができる。したがって音声によって操作ができるので、操作が容易となる。
また本実施形態では、設定部206は、ヒアラブル端末102が両耳に装着されている装着状態の場合には第1モードに設定し、片耳だけに装着されている装着状態の場合には第2モードに設定する。ヒアラブル端末102の場合には、両耳に装着している装着状態から、片耳だけ外すことによって第2モードに設定することができる。したがって容易に第2モードに設定することができる。
さらに本実施形態では、設定部206は、生体認証部205での認証が成立することを条件に、第2モードへの設定を許可する。これによって第三者がヒアラブル端末102を使用しても第2モードへの設定がされない。生体認証部205で認証が成立しているので、誰が他の車両105への利用を要求しているかも特定することができるので、いたずらでの第2モードでの使用要求などを抑制することができる。
また本実施形態では、端末制御部20は、生体認証部205での認証が成立することを条件に、制御モードが第1モードの場合には、予め設定されている正規の車両105の利用を要求する。これによってヒアラブル端末102を用いて、正規の車両105を操作することができる。
(その他の実施形態)
以上、本開示の好ましい実施形態について説明したが、本開示は前述した実施形態に何ら制限されることなく、本開示の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
前述の実施形態の構造は、あくまで例示であって、本開示の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本開示の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
前述の第1実施形態では、車両側ユニット103と通信する装置は、ヒアラブル端末102によって実現されているが、ヒアラブル端末102に限るものではなく、眼鏡型、指輪型、ネックレス型など各種のウェアラブル端末であってもよい。
前述の第1実施形態では、装着状態によって第1モードと第2モードとを切替設定しているが、このような設定部206に限るものではなく、ボタン操作、音声操作などによって制御モードを切り替えてもよい。
前述の第1実施形態では、マイク23を有するウェアラブル端末であったが、このような構成に限るものではなく、音声とは異なる方法でユーザを認証してもよい。たとえば特定ワードの入力で認証してもよく、指紋など身体的特徴で認証してもよい。
前述の第1実施形態において、ヒアラブル端末102の端末制御部20および車両側ユニット103の照合ECU30によって実現されていた機能は、前述のものとは異なるハードウェアおよびソフトウェア、またはこれらの組み合わせによって実現してもよい。端末制御部20および照合ユニットは、たとえば他の制御装置と通信し、他の制御装置が処理の一部または全部を実行してもよい。端末制御部20および照合ECU30が電子回路によって実現される場合、それは多数の論理回路を含むデジタル回路、またはアナログ回路によって実現することができる。
20…端末制御部 21…端末通信モジュール(端末通信部) 22…スピーカ
23…マイク 30…照合ECU(装置認証部,装置制御部)
31…車両通信モジュール(装置通信部) 37…車両ホーン装置(音出力装置)
38…周辺監視装置 39…ホーンボタン 100…車両用通信システム
102…ヒアラブル端末(ウェアラブル端末) 103…車両側ユニット(車載装置)
203…音声認識部 204…送信処理部 205…生体認証部 206…設定部
207…装着状態検知部 251…耳音響認証部(生体認証部)
252…声紋認証部(生体認証部) 303…記憶部 304…受信処理部
305…照合部 306…許可部

Claims (7)

  1. ユーザに装着されるウェアラブル端末(102)と、
    車両(105)に搭載されている車載装置(103)と、を含み、
    前記車載装置は、
    前記ウェアラブル端末と通信する装置通信部(31)と、
    前記ウェアラブル端末との通信を用いて、前記ウェアラブル端末が予め設定されている正規のウェアラブル端末であるか否かを認証する装置認証部(30)と、
    前記装置認証部の認証結果に基づいて、正規のウェアラブル端末の場合には車両の利用の許可し、正規のウェアラブル端末でない場合には車両の利用を禁止する装置制御部(30)と、を備え、
    前記ウェアラブル端末は、
    前記車載装置と通信する端末通信部(21)と、
    制御モードを、第1モードと第2モードとにわたって切り替えるための設定部(206)と、
    前記制御モードが前記第1モードの場合には、予め設定されている正規の車両の利用を要求し、前記制御モードが前記第2モードの場合には、予め設定されていない他の車両の利用を要求するように前記端末通信部を制御する端末制御部(20)と、を備え、
    前記装置制御部は、前記装置認証部の認証結果に基づいて、正規のウェアラブル端末でなく、かつ前記制御モードが前記第2モードのウェアラブル端末の場合には、車両の少なくとも一部の機能の利用を許可する車両用通信システム。
  2. 前記制御モードは、前記ウェアラブル端末が通常の装着状態の場合には前記第1モードに設定され、通常とは異なる装着状態の場合には前記第2モードに設定される請求項1に記載の車両用通信システム。
  3. 前記ウェアラブル端末は、
    マイク(23)と、
    前記マイクが取得した音から、ユーザが発話された特定ワードを音声認識する音声認識部(203)と、をさらに含み、
    前記端末制御部は、前記制御モードが前記第2モードの場合であって、前記特定ワードが正規の特定ワードである場合には、予め設定されていない他の車両の利用を要求するように前記端末通信部を制御する請求項1または2に記載の車両用通信システム。
  4. 前記ウェアラブル端末は、ユーザの両耳に装着され、スピーカ(22)とマイク(23)とを備えるヒアラブル端末であり、
    前記設定部は、前記ヒアラブル端末が両耳に装着されている装着状態の場合には前記制御モードを前記第1モードに設定し、片耳だけに装着されている装着状態の場合には前記制御モードを前記第2モードに設定する請求項1~3のいずれか1つに記載の車両用通信システム。
  5. 前記ウェアラブル端末は、生体認証によって、自端末を用いるユーザの認証を行う生体認証部(205,251,252)をさらに含み、
    前記設定部は、前記生体認証部での認証が成立することを条件に、前記制御モードを前記第2モードへの設定を許可する請求項1~4のいずれか1つに記載の車両用通信システム。
  6. 前記ウェアラブル端末は、生体認証によって、自端末を用いるユーザの認証を行う生体認証部(205,251,252)をさらに含み、
    前記端末制御部は、前記生体認証部での認証が成立することを条件に、前記制御モードが前記第1モードの場合には、予め設定されている正規の車両の利用を要求する請求項1~5のいずれか1つに記載の車両用通信システム。
  7. 装置制御部は、前記装置認証部の認証結果に基づいて、正規のウェアラブル端末でなく、かつ前記制御モードが前記第2モードのウェアラブル端末の場合には、車両に搭載されている音を出力する音出力装置(37)を駆動する請求項1~6のいずれか1つに記載の車両用通信システム。
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