JP7309653B2 - 吸収性物品の収容体 - Google Patents
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Description
互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、
吸収性物品と、前記吸収性物品を収容する収容部材とを備え、
前記収容部材は、
少なくとも一部分が、紙で構成された最外層と、
少なくとも一部分が、樹脂で構成された最内層と
を有し、
前記収容部材は、前記最外層同士が前記前後方向に互いに対向するように前記上下方向の両外側から内側に折り込まれたガゼット折り構造を有しており、
前記収容部材の前記左右方向の両端部において、
前記最内層同士が前記前後方向に互いに対向している部分が接合された接合部を有し、
前記最外層同士が前記前後方向に互いに対向している部分が接合されていない非接合部を有し、
前記収容部材は、前記左右方向に沿って、前記収容部材同士が重なり且つ溶着された溶着接合部を有する、
ことを特徴とする吸収性物品の収容体である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、吸収性物品と、前記吸収性物品を収容する収容部材とを備え、前記収容部材は、少なくとも一部分が、紙で構成された最外層と、少なくとも一部分が、樹脂で構成された最内層とを有し、前記収容部材は、前記最外層同士が前記前後方向に互いに対向するように前記上下方向の両外側から内側に折り込まれたガゼット折り構造を有しており、前記収容部材の前記左右方向の両端部において、前記最内層同士が前記前後方向に互いに対向している部分が接合された接合部を有し、前記最外層同士が前記前後方向に互いに対向している部分が接合されていない非接合部を有する、ことを特徴とする吸収性物品の収容体。
===実施形態===
本発明に係る吸収性物品の収容体として、使い捨ておむつを収容する使い捨ておむつ収容体1(以下、単に「収容体1」とも呼ぶ)を例に挙げて実施形態を説明する。但し、収容体1に収容される吸収性物品は使い捨ておむつには限られず、生理用ナプキンやパンティーライナー、軽失禁用パッド等、収容部材に収容可能なものであれば良い。
図2A及び図2Bは、収容部材10を構成するシート部材10sについて説明する図である。図3A~図3Dは、収容部材10の構造及び製造方法について説明する図である。図4Aは、図3DのB-B断面について表す断面模式図である。図4Bは、図3DのC-C断面について表す断面模式図である。
図5は、収容部材10に収容された状態における吸収性物品20を前後方向の前側から見たときの平面図である。図6は、吸収性物品20を展開かつ伸長させた状態の吸収性物品20の平面図及び断面図である。図5及び図6において、吸収性物品20は、互いに交差する縦方向と、横方向とを有している。縦方向は、伸長状態の吸収性物品の長手方向に相当し、図1の左右方向に沿った方向である。横方向は、伸長状態の吸収性物品の短手方向に相当し、図1の上下方向に沿った方向である。
収容体1から吸収性物品20を取り出して使用する際には、収容部材10の左右方向両端部に設けられている一対の係止部SW1,SW2の何れか一方を剥がして開口部10Eを形成し、当該開口部10Eから吸収性物品20が取り出される。例えば、左右方向の右側に設けられた係止部SW2が開封された場合には、図3Cのように、左右方向の右側端部が開口部10Eとなる。
収容体1については、上述の態様以外にも、以下のような態様が可能である。図8は、その他の実施形態に係る、使い捨ておむつ収容体100の正面図及び断面図である。図9Aは、その他の実施形態に係る収容部材110を前側から見たときの平面図である。図9Bは、その他の実施形態に係る収容部材110を後側から見たときの平面図である。図10Aは、図9AのB-B断面について表す断面模式図である。図10Bは、図9AのC-C断面について表す断面模式図である。図11は、その他の実施形態に係る、収容部材110に対して吸収性物品120を出し入れする際の様子を表す図である。図12は、その他の実施形態に係る、収容部材110に収容された状態における吸収性物品120を前後方向の前側から見たときの平面図である。図13は、その他の実施形態に係る、吸収性物品120を展開かつ伸長させた状態の吸収性物品120の平面図及び断面図である。図14Aは、収容部材110に設けられる画像115の配置について説明する図である。図14Bは、図14AのX-X断面について表す断面模式図である。図15は、その他の実施形態に係る、摩擦係数を説明するための図である。図16は、その他の実施形態に係る、摩擦係数の測定結果を示した図である。図17は、その他の実施形態に係る、表面粗さSMDを説明するための図である。図18は、その他の実施形態に係る、表面粗さSMDの測定結果を示した図である。図19は、その他の実施形態に係る、収容部材110の隙間に手を入れて吸収性物品20を取り出している状態を示した図である。図20は、その他の実施形態に係る、収容体100を上下逆様にした状態の正面図である。
吸収性物品120と、前記吸収性物品を収容する収容部材110とを備え、前記収容部材110は、少なくとも一部分が、紙で構成された最外層110aと、少なくとも一部分が、前記紙よりも透湿性の低い材料で構成された最内層110bとを有し、前記収容部材110の質量のうち、前記最外層110aを構成する前記紙の質量が占める割合が50%を超える、ことを特徴とする吸収性物品の収容体。
互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、前記収容部材110は、前記左右方向の両端部において、前記上下方向に沿って接合された一対のサイドシール部117と、前記上下方向の下端部において、前記左右方向に沿って接合されたボトムシール部118とを有し、前記一対のサイドシール部117及び前記ボトムシール部118では、前記収容部材110を構成する1つの面の前記最内層110bに設けられた前記透湿性の低い材料と、前記1つの面とは異なる面の前記最内層110bに設けられた前記透湿性の低い材料とが、前記前後方向に隣接し、溶着されている、ことを特徴とする吸収性物品の収容体。
(態様3)
前記吸収性物品を取り出すための開口部110Eを有し、前記開口部110Eは、開閉可能な封止部114を有する、ことを特徴とする吸収性物品の収容体。
互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、前記最外層110a、及び、前記最内層110bに設けられた前記透湿性の低い材料が、前記上下方向において、前記封止部114よりも上側及び下側に設けられている、ことを特徴とする吸収性物品の収容体。
前記透湿性の低い材料は、樹脂シートである、ことを特徴とする吸収性物品の収容体。
前記収容部材110は、少なくとも一部分が、樹脂シートのみからなる窓部116と、前記紙と前記樹脂シートとが重複する非窓領域119とを有しており、前記窓部116の表面積が、前記非窓領域119の表面積よりも小さい、ことを特徴とする吸収性物品の収容体。
互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、前記窓部116は、前記左右方向に沿って前記左右方向の一端から他端まで連続して設けられている、ことを特徴とする吸収性物品の収容体。
前記最外層には、図柄115が設けられており、前記図柄115は、水性インクによって構成されている、ことを特徴とする吸収性物品の収容体。
前記吸収性物品120の最外面の少なくとも一部には、図柄125が設けられており、前記収容部材110の前記最外層に設けられた前記図柄115の最大濃度は、前記吸収性物品120の前記最外面に設けられた前記図柄125の最大濃度よりも濃い、ことを特徴とする吸収性物品の収容体。
吸収性物品120と、吸収性物品120を収容する収容部材110とを備え、収容部材110は、少なくとも一部分が紙で構成された紙層(最外層)110aを有し、紙層110aの少なくとも一部分に、未晒パルプからなる未晒パルプ領域を有することを特徴とする吸収性物品の収容体。
収容部材110の未晒パルプ領域の外表面の少なくとも一部には、図柄115が設けられていることを特徴とする吸収性物品の収容体。
互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、吸収性物品120の最外面の少なくとも一部には、図柄125が設けられており、未晒パルプ領域に設けられている図柄115を収容部材側図柄115とし、吸収性物品120に設けられている図柄125を吸収性物品側図柄125としたとき、吸収性物品120が収容部材110内のある位置に位置している状態において、収容部材側図柄115と吸収性物品側図柄125とが、前後方向に見たときに、重複している部分を有することを特徴とする吸収性物品の収容体。
吸収性物品120と、吸収性物品120を収容する収容部材110とを備え、収容部材110は、少なくとも一部分が、紙で構成された最外層110aを有し、最外層110aにおいて、ベック平滑度が20秒未満である領域に、図柄115の少なくとも一部が印刷されていることを特徴とする吸収性物品の収容体。
互いに交差する上下方向と、左右方向と、前後方向とを有し、図柄115(1151)は、第1部分1151Aと、第1部分1151Aとは異なる第2部分1151Bとを有しており、前後方向において、第1部分1151Aと第2部分1151Bとの位置が異なっていることを特徴とする吸収性物品の収容体。
左右方向の両端部において、収容部材110を構成する1つの面と、1つの面とは異なる面とが、前後方向に隣接し、溶着されたサイドシール部117を有し、第1部分1151Aはサイドシール部117と重複しない位置に配置され、第2部分1151Bはサイドシール部117と重複する位置に配置されていることを特徴とする吸収性物品の収容体。
吸収性物品120と、吸収性物品120を収容する収容部材110とを備え、収容部材110は、少なくとも一部分が、紙で構成された最外層110aと、少なくとも一部分が、樹脂で構成された最内層110bとを有し、最内層110bを構成する樹脂にはバイオマスプラスチックが含まれていることを特徴とする吸収性物品の収容体。
最内層110bを構成する樹脂に含まれているバイオマスプラスチックの重量は、収容部材110の重量の10%以上であることを特徴とする吸収性物品の収容体。
吸収性物品120を構成する部材の少なくとも一部に、バイオマスプラスチックが含まれていることを特徴とする吸収性物品の収容体。
吸収性物品120の重量に対する、吸収性物品120に含まれるバイオマスプラスチックの重量の割合よりも、収容部材110の重量に対する、収容部材110に含まれるバイオマスプラスチックの重量の割合の方が大きいことを特徴とする吸収性物品の収容体。
最外面の少なくとも一部が紙で構成された収容部材110と、収容部材110により収容され、最外面の少なくとも一部が不織布で構成された吸収性物品120と、を備える吸収性物品120の収容体100であって、収容部材110の最内面(最内層)110bにおける動摩擦係数MIUの最小値が、紙で構成された収容部材110の最外面(最外層)110aの動摩擦係数MIUよりも、小さいことを特徴とする吸収性物品の収容体。
吸収性物品120の最外面110aの少なくとも一部は、収容部材110と対向する対向面となっており、前記収容部材110の最内面における動摩擦係数MIUの最小値が、前記対向面における動摩擦係数MIUの最小値よりも、小さいことを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
紙の最外面110aの動摩擦係数MIUが、吸収性物品120の最外面110aにおける動摩擦係数MIUの最大値よりも、小さいことを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
吸収性物品120の最外面110aの少なくとも一部は、収容部材110と対向する対向面となっており、吸収性物品120の最も肌側の面における動摩擦係数MIUの最小値が、対向面における動摩擦係数MIUの最小値よりも、小さいことを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
吸収性物品120の最外面110aの少なくとも一部は、収容部材110と対向する対向面となっており、対向面における動摩擦係数MIUの最小値が、吸収性物品120の最も肌側の面における動摩擦係数MIUの最小値よりも、小さいことを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
前記収容部材110の最内面における表面粗さSMDの最小値が、前記紙で構成された前記収容部材110の最外面110aにおける表面粗さSMDよりも、小さいことを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
吸収性物品120の最外面110aの少なくとも一部は、収容部材110と対向する対向面となっており、収容部材110の最内面における表面粗さSMDの最小値が、対向面における表面粗さSMDの最小値よりも、小さいことを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、収容部材110の上端部には、吸収性物品120を取り出す際に開封する開口部110Eが設けられており、収容体100の下端が接地して収容体100が直立した状態において、吸収性物品120と開口部110Eの間に隙間が設けられていることを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
開口部110Eは、収容部材110の上端よりも下側に位置することを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
前記収容体には、複数の前記吸収性物品120が収容されており、前記吸収性物品120が、前記前後方向において並んでいる一方で、前記上下方向と前記左右方向においては並んでいないことを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
収容体100の下端が接地して収容体100が直立した状態において、前後方向に見たときに、窓部116の上端及び下端が、吸収性物品120と重複することを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
収容体100の下端が接地して収容体100が直立した状態において、窓部116の上端が、収容状態における吸収性物品120の上下方向における中心よりも上側に位置することを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
かかる吸収性物品120の収容体であって、互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、収容部材110は、前面(前側シート部材)111と、後面(後側シート部材)112と、底面(底面シート部材)113とを有し、前面111の下端部と後面112の下端部の間には、底面113を形成するための襠が設けられており、収容部材110の上端部には、襠が設けられていないことを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
吸収性物品120は、着用者の腹側に当接する腹部126と、着用者の背側に当接する背部127と、を有し、腹部126と背部127が対向しており、吸収性物品120の股下側が収容体100の上側に位置するように、吸収性物品120が収容部材110に入れられていることを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、収容部材110と、収容部材110により収容され、***物を検知するインジケータ123を有する吸収性物品120と、を備えた吸収性物品120の収容体であって、収容部材110には、外部から吸収性物品120を視認することができる窓部116と、視認することができない非窓領域119と、が設けられており、収容体100の下端が接地して収容体100が直立した状態において、前後方向に見たときに、インジケータ123
の少なくとも一部が非窓領域119と重複することを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
吸収性物品120には、製品図柄125が印刷されており、収容体100の下端が接地して収容体100が直立した状態において、収容部材110の外部から窓部116を通して製品図柄125の少なくとも一部が視認できることを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
製品図柄125には、吸収性物品120が製造された国名、吸収性物品120を製造又は販売する会社名のロゴ、吸収性物品120の商品名のロゴ、及び吸収性物品120に使用されている材料の少なくともいずれか1つの標記が含まれていることを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
吸収性物品120は、着用者の腹側に当接する腹部126と、着用者の背側に当接する背部127と、を有し、収容体100の下端が接地して収容体100が直立した状態において、腹部126又は背部127が窓領域と対向することを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
吸収性物品120は、着用者の腹側に当接する腹部126と、着用者の背側に当接する背部127と、を有し、腹部126と背部127が対向しており、吸収性物品120は、吸収性物品120の股下側が収容体100の下側に位置するように収容され、収容状態における吸収性物品120を上下方向に4等分した際の最も下側の領域である股下領域を有し、収容体100の下端が接地して収容体100が直立した状態において、前後方向に見たときに、股下領域の少なくとも一部が非窓領域119と重複することを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
前記吸収性物品120は、インジケータ123として、腹部126に位置する部分と背部127に位置する部分とを有しており、腹部126及び背部127の一方が窓部116と対向しており、インジケータ123のうちの一方に位置する部分よりも、インジケータ123のうちの他方に位置する部分の方が、上下方向の上側に長く延びていることを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
吸収性物品120は、インジケータ123として、腹部126に位置する部分と背部127に位置する部分とを有しており、腹部126及び背部127の一方が窓部116と対向しており、インジケータ123のうちの一方に位置する部分は、インジケータ123のうちの他方に位置する部分よりも、上下方向の上側に長く延びていることを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
収容体100の下端が接地して収容体100が直立した状態において、一方に位置する部分と非窓領域119とが重複する重複部分の上下方向における長さが、一方に位置する部分と窓部116とが重複する重複部分の上下方向における長さよりも、長いことを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
収容体100の下端が接地して収容体100が直立した状態において、インジケータ1233と非窓領域119とが重複する重複部分の上下方向における長さが、インジケータ123と窓部116とが重複する重複部分の上下方向における長さよりも、長いことを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
収容体100の下端が接地して収容体100が直立した状態において、前後方向に見たときに、窓部116の上端が、吸収性物品120と重複しないことを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
収容体100の下端が接地して収容体100が直立した状態とは上下関係が逆様となる状態において、前後方向に見たときに、インジケータ123の少なくとも一部が非窓領域119と重複することを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
収容部材110は、前面111と、後面112と、底面113とを有し、前面111の下端部と後面112の下端部の間には、底面113を形成するための襠が設けられており、収容部材110の上端部には、襠が設けられておらず、収容部材110の下端部において、底面部13は、前面111及び後面112の少なくとも一方と、接合されていることを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
吸収性物品1は、着用者の腹側に当接する腹部126と、着用者の背側に当接する背部127と、を有し、腹部126と背部127が対向しており、吸収性物品120の股下側が収容体100の下側に位置するように、吸収性物品120が収容部材110に入れられていることを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
収容部材110と、収容部材110に収容され、吸収性コア122aを備える吸収性物品120と、を備えた吸収性物品120の収容体100であって、収容部材110には、図柄115が印刷されており、吸収性物品120が収容部材110内のある位置に位置している状態において、吸収性物品120の厚さ方向に見たときに、図柄115の少なくとも一部が、吸収性コア122aと重複しないことを特徴とする吸収性物品の収容体。
吸収性物品120が収容部材110内のある位置に位置している状態において、吸収性物品120の厚さ方向に見たときに、図柄115の少なくとも一部が、吸収性物品120と重複しないことを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
吸収性物品120が収容部材110内のある位置に位置している状態において、吸収性物品120の厚さ方向に見たときに、図柄115と吸収性物品120とが重複しない領域が、図柄115と吸収性物品120とが重複する領域よりも、大きいことを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
収容部材110の最外面110aの少なくとも一部は、紙で構成され、収容部材110は、内部に内部空間を有し、内部空間は、吸収性物品120が存在する空間と、吸収性物品120が存在しない隙間空間とを有し、吸収性物品120が収容部材110内のある位置に位置している状態において、吸収性物品120の厚さ方向に見たときに、図柄115の少なくとも一部が、隙間空間と重複することを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、収容部材110は、前面111と、後面112と、底面113とを有し、前面111の下端部と後面112の下端部の間には、底面113を形成するための襠が設けられており、収容部材110の上端部には、襠が設けられておらず、図柄115の少なくとも一部が、収容部材110の上部に位置することを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
12の間の距離は、上部が下部より短いので、上部に図柄115を印刷することにより、隣り合う収容体100の図柄115同士の間隔を広げることができ、収容部材110の図柄115の擦れや吸収性物品120への図柄115の色移りを抑制することができる。
互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、収容部材110の上端部には、吸収性物品120を取り出す際に開封する開口部110Eが設けられており、開封部110Eには、図柄115が印刷されていないことを特徴とする吸収性物品120の収容体100。
===その他の実施の形態===
10 収容部材、
10s シート部材(積層シート部材)、
10a 最外層、10agf 前側対向面、10agb 後側対向面、
10b 最内層、
10E 開口部、
11 前側シート部材、11a 最外層、11b 最内層、
12 後側シート部材、12a 最外層、12b 最内層、
13 底面シート部材、13a 最外層、13b 最内層、
15 図柄(収容部材側図側)、
16 窓部、
17 バックシール部、
18 サイドシール部、
20 吸収性物品、
21 外装体、
22 内装体、22a 吸収体、22b 肌側シート、22c 非肌側シート、
23 インジケータ、
24 ファスニングテープ、
25 図柄(吸収性物品側図側)、
SW1 係止部、SW2 係止部、BW シート部材接合部、
G1 ガゼット折り部、G2 ガゼット折り部、
Claims (9)
- 互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、
吸収性物品と、前記吸収性物品を収容する収容部材とを備え、
前記収容部材は、
少なくとも一部分が、紙で構成された最外層と、
少なくとも一部分が、樹脂で構成された最内層と
を有し、
前記収容部材は、前記最外層同士が前記前後方向に互いに対向するように前記上下方向の両外側から内側に折り込まれたガゼット折り構造を有しており、
前記収容部材の前記左右方向の両端部において、
前記最内層同士が前記前後方向に互いに対向している部分が接合された接合部を有し、
前記最外層同士が前記前後方向に互いに対向している部分が接合されていない非接合部を有し、
前記収容部材は、前記左右方向に沿って、前記収容部材同士が重なり且つ溶着された溶着接合部を有する、
ことを特徴とする吸収性物品の収容体。 - 請求項1に記載の吸収性物品の収容体であって、
前記収容部材の前記左右方向の両端部において、前記最外層同士が前記前後方向に互いに対向している部分の全体が非接合部である、ことを特徴とする吸収性物品の収容体。 - 請求項1または2に記載の吸収性物品の収容体であって、
前記収容部材は、
前記左右方向の両端部において、前記最内層を構成する前記樹脂同士が、前記前後方向に隣接した状態で溶着されたサイドシール部を有する、ことを特徴とする吸収性物品の収容体。 - 請求項1~3の何れか1項に記載の吸収性物品の収容体であって、
前記収容部材は、前記左右方向において最も外側の端から所定の幅の領域にて、前記最内層同士が前記前後方向に互いに対向している部分が接合されていない、ことを特徴とする吸収性物品の収容体。 - 請求項1~4の何れか1項に記載の吸収性物品の収容体であって、
前記最外層の少なくとも一部には、図柄が設けられており、
前記図柄は、水性インクによって構成されている、ことを特徴とする吸収性物品の収容体。 - 請求項1~5の何れか1項に記載の吸収性物品の収容体であって、
前記収容部材は、前記最外層の少なくとも一部が切り欠かれることによって、前記最内層が表面側に露出した部分である窓部を有している、ことを特徴とする吸収性物品の収容体。 - 請求項6に記載の吸収性物品の収容体であって、
前記最外層の少なくとも一部には、収容部材側図柄が設けられており、
前記吸収性物品の最外面の少なくとも一部には、吸収性物品側図柄が設けられており、
前記吸収性物品側図柄は、前記窓部を透して前記収容部材の外側から視認可能であり、
前記収容部材側図柄の最大濃度は、前記吸収性物品側図柄の最大濃度よりも濃い、ことを特徴とする吸収性物品の収容体。 - 請求項1~7の何れか1項に記載の吸収性物品の収容体であって、
前記最外層は、未晒パルプからなる紙によって構成されている、ことを特徴とする吸収性物品の収容体。 - 請求項1~8のいずれか1項に記載の吸収性物品の収容体であって、
前記収容部材の前記最内層における動摩擦係数の平均値が、前記収容部材の前記最外層における動摩擦係数の平均値よりも小さい、ことを特徴とする吸収性物品の収容体。
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