JP7305782B2 - 内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は、2つのバンクに吸気を誘導する2つの吸気管部と、2つのバンクを有するシリンダヘッド又はクランクケースから2つの吸気管部にブローバイガスを導くブローバイガス還流経路とを備える内燃機関に関する。
例えば、特開2011-85118号公報には、燃焼室のガスがブローバイガスとしてシリンダとピストンとの隙間を介してクランク室に流入する場合に、クランク室からブローバイガス還流経路を介して吸気経路にブローバイガスを還流させ、燃焼室に戻すことが開示されている。
ところで、V型エンジン(内燃機関)において、2つの吸気経路(吸気管部)から2つのバンクに吸気を誘導する場合、1つの吸気管部から1つのバンクに吸気を誘導する内燃機関のブローバイガス還流経路の技術をそのまま適用することはできない。
すなわち、1つの吸気管部から1つのバンクに吸気を誘導する内燃機関では、(1)吸気管部におけるスロットルの上流側に設けたサイレンサにブローバイガスを還流するか、又は、(2)スロットルとサイレンサとを連結するグロメット等の連結部材にブローバイガスを還流する。そこで、これらの技術を2つの吸気管部から2つのバンクに吸気を誘導する内燃機関に適用すると、(1)の場合、ブローバイガスを還流する位置によっては、一方の吸気管部にブローバイガスが還流されやすくなる。これにより、2つのバンク間でシリンダ内の燃焼差が発生し、内燃機関のパフォーマンスが低下する可能性がある。また、(2)の場合、部品点数の増加や配置レイアウトの観点からコストや重量が増大する可能性がある。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、2つのバンク間でのシリンダ内の燃焼差の発生を抑制すると共に、コンパクトな構成にして低コスト化及び軽量化を実現することができる内燃機関を提供することを目的とする。
本発明の態様は、2つのバンクに吸気を誘導する2つの吸気管部と、2つの前記バンクを有するシリンダヘッド又はクランクケースから2つの前記吸気管部にブローバイガスを導くブローバイガス還流経路とを備える内燃機関において、前記ブローバイガス還流経路は、2つの前記吸気管部の間に設けられ、前記ブローバイガスを分配して2つの前記吸気管部に流す分配通路を有する。
本発明によれば、分配通路から2つの吸気管部を介して2つのバンクにブローバイガスを均一に分配して流すことができる。これにより、2つのバンク間でのシリンダ内の燃焼差の発生が抑制され、内燃機関のパフォーマンスを向上させることができる。また、2つの吸気管部の間に分配通路を設けることで、ブローバイガス還流経路をコンパクトに配置することが可能となり、内燃機関の低コスト化及び軽量化を実現することができる。
本実施形態に係るエンジンを搭載した船外機の右側面図である。 図1のエンジンの要部平面図である。 図2のIII-III線に沿った断面図である。 サイレンサの要部平面図である。 図4のV-V線に沿った断面図である。 分配通路周辺の平面図である。 上側部材の底面図である。 図4のVIII-VIII線に沿った変形例の断面図である。
以下、本発明に係る内燃機関について、好適な実施形態を例示し、添付の図面を参照しながら説明する。
[1.エンジン10を含む船外機12の概略構成]
本実施形態に係るエンジン(内燃機関)10は、例えば、図1に示すように、船外機12の多気筒エンジンに適用される。船外機12は、小型船舶等の動力源として船体14に取り付けられ、ユーザの操作下に駆動して船体14を推進させる。船外機12は、該船外機12の各構成を収容するカバー16と、カバー16の前方(前方向である矢印Fr方向)において船外機12を船体14に固定する取付機構18とを備える。
取付機構18は、平面視でスイベル軸20を中心にカバー16を左右(図2に示す左方向である矢印Le方向又は右方向である矢印Ri方向)に揺動可能とし、一方で、チルト軸22を中心にカバー16を図1中の時計回り又は反時計回りに回動可能である。船外機12は、カバー16の上下方向(上方向である矢印Up方向又は下方向である矢印Dw方向)が略鉛直方向に延在した状態で、水面下にプロペラ(フィン24)を位置させる。以下では、図1中の船外機12の姿勢に基づき各構成の位置や方向を説明する。
カバー16内には、本実施形態に係るエンジン10に加え、駆動軸26、ギヤ機構28及びプロペラ機構30が設けられている。カバー16は、船外機12の外観を構成する。
船外機12は、エンジン10の下部に、該エンジン10の排気ガスを流動させる不図示の排気系と、エンジン10及び排気ガスを冷却する不図示の冷却構造とをさらに有する。冷却構造は、例えば、船外機12の外部から取水した海水や淡水等の水を冷却水として、排気ガスが流通する不図示の排気管の周囲に流動させる。なお、冷却構造は、冷却水を流動させることで、排気ガスの排気音を低減させる消音機能を有してもよい。
エンジン10は、船外機12(カバー16)の上下方向に沿って複数の気筒32を備えた多気筒エンジンである。エンジン10は、各気筒32の軸線を横向き(略水平)に配置すると共に、各気筒32のピストンロッド34に連結されるクランクシャフト36を上下方向に延在させた姿勢となっている。また、エンジン10のクランクケース38を含むシリンダブロック39及びシリンダヘッド40には、冷却構造の冷却水が流通することでエンジン10を冷却する不図示の冷却水ジャケットが設けられている。
シリンダヘッド40は、エンジン10の側方(後方向である矢印Re方向)で上下方向に並ぶ複数の気筒32を交互に収容する一対のバンク42(2つのバンク)を有する。すなわち、エンジン10は、平面視で、一対のバンク42(複数の気筒32)がV字状を呈するV型エンジンに構成されている。この場合、一対のバンク42同士の角度は、特に限定されるものではなく、エンジン10の小型化を可及的に促すように、適宜の角度に設定される。エンジン10の気筒32の設置数も、特に限定されず、船外機12において所望の駆動力(馬力)が得られる数に設定し得る。
クランクシャフト36は、駆動軸26の上端に連結されている。駆動軸26は、カバー16内を上下方向に延在し、クランクシャフト36の回転に伴って軸回りに回転する。駆動軸26の下端はギヤ機構28に収容されている。
ギヤ機構28は、操作軸44の操作下にエンジン10の駆動力を切り替えてプロペラ機構30を回転させ、船体14を前進又は後退させる。操作軸44は、例えば、ユーザのシフト操作に応じて駆動するシフトアクチュエータ46により回転する。
ギヤ機構28は、操作軸44の回転によりシフトスライダ48をプロペラ機構30(プロペラ軸50)の軸方向に進退させる。これにより、シフトスライダ48は、駆動軸26に連結された駆動ベベルギヤ52に噛み合う一対の従動ベベルギヤ54(前進従動ベベルギヤ54a、後退従動ベベルギヤ54b)間において、ドグクラッチ56を移動させる。そして、ドグクラッチ56の歯面が、前進従動ベベルギヤ54aの内側歯面又は後退従動ベベルギヤ54bの内側歯面の一方に噛み合うことで、ドグクラッチ56及びプロペラ軸50を介して、エンジン10の駆動力をプロペラ機構30に伝達する。
プロペラ機構30は、シフトスライダ48が挿入される筒状のプロペラ軸50と、プロペラ軸50の径方向外側に連結される筒体58と、筒体58の外周面に連結された複数のフィン24とを有する。プロペラ機構30は、ギヤ機構28により回転するプロペラ軸50を回転中心として、時計回り又は反時計回りに各フィン24を回転して、船体14を前進又は後退させる。
船外機12には、エンジン10内の燃料の燃焼に使用するエアを吸気する吸気構造60が設けられている。吸気構造60は、カバー16の上方に形成されたエア取込口部62と、エア取込口部62に連通し、カバー16内でエアを流動させる吸気経路64とを有する。
エア取込口部62は、カバー16の後方側且つ幅方向両面に一対で設けられている。各エア取込口部62には、吸気経路64へのエア以外の水等の異物の流入を抑制する網又は格子等のルーバが取り付けられている。
吸気経路64は、カバー16内のエンジン10の後方に形成される後方空間66にエアを流通させた後、エンジン10の上方に配置されたサイレンサ68を介して、エンジン10の吸気管部70にエア(吸気)を導入するように構成されている。具体的に、後方空間66は、エンジン10の後方でエア取込口部62に直接連通する空間であって、上下方向に形成されている。この場合、エア取込口部62から後方空間66に流入したエアは、下方向に一旦流動した後、上方向に流動する。これにより、後方空間66全体にエアが流動する。
エンジン10の上方には、吸気時のエア音(吸気音)を抑制するサイレンサ68と、該サイレンサ68と一対のバンク42とを連結する一対の吸気管部70(2つの吸気管部)とが配置されている。上方に流動したエアは、サイレンサ68に取り込まれ、一対の吸気管部70を介して一対のバンク42に流入する。
前述のように、エンジン10は、平面視で、一対のバンク42がV字状を呈するV型エンジンである。一対の吸気管部70は、一対のバンク42内の各気筒32にエアを供給可能な形状に構成されている。具体的には、図1~図3に示すように、サイレンサ68から各気筒32に向かって、一対の吸気管部70、スロットルボディ72(スロットル)、インレットマニホールド74、及び、各気筒32に接続される複数の吸気ポート76が順に設けられている。
一対の吸気管部70は、エンジン10の左右両側にそれぞれ設けられ、上流側がサイレンサ68に接続されている。各吸気管部70の下流側には、スロットルバルブ78を内蔵するスロットルボディ72が接続されている。そのため、一対の吸気管部70は、スロットルバルブ78の開度に応じて、サイレンサ68で吸気音が抑制されたエアを、インレットマニホールド74に向けて流す。インレットマニホールド74は、例えば、一対のバンク42の後方側で上下方向に設けられ、一対の吸気管部70からスロットルボディ72を介して流れるエアを、一対のバンク42の各吸気ポート76に供給する。
複数の吸気ポート76は、エンジン10において、一対のバンク42の内側から気筒32内にエアを供給する内側吸気系を構成している。各吸気ポート76は、インレットマニホールド74の延在方向に対して直交方向に延出して各気筒32に接続されている。詳細には、各吸気ポート76は、例えば、エンジン10の上下方向に沿って、インレットマニホールド74から交互に延出し、インレットマニホールド74の幅方向内側且つ前方側に湾曲しながら延在して幅方向中央部にて内側に回り込むことで、対応する気筒32に連結される。各吸気ポート76の円弧形状は、エアを円滑に流動させ得る適宜の曲率に設定されている。
[2.本実施形態の特徴的な構成]
本実施形態に係るエンジン10を含む船外機12は、基本的には以上のように構成される。次に、本実施形態に係るエンジン10の特徴的な構成について説明する。本実施形態に係るエンジン10の特徴的な構成とは、一対のバンク42を有するシリンダヘッド40又はクランクケース38から一対の吸気管部70にブローバイガスを導く(還流する)ブローバイガス還流経路80に関するものである。ここでは、図1~図8を参照しながら、主として、シリンダヘッド40から吸気管部70にブローバイガスを還流するブローバイガス還流経路80の周辺のエンジン10の構成を説明する。
ブローバイガスは、不図示の燃焼室からシリンダとピストンとの隙間を介してクランク室に流入する。エンジン10では、クランク室から燃焼室にブローバイガスを吸気として還流するためのブローバイガス還流経路80が設けられている。具体的に、ブローバイガス還流経路80は、一対のバンク42から上方に延びることでシリンダヘッド40からブローバイガスを流出させるブリーザチューブ82と、サイレンサ68に設けられ、ブリーザチューブ82の先端部が差し込まれるブリーザチューブ取付部84と、サイレンサ68に一体に設けられ、ブリーザチューブ82を流れるブローバイガスを分配して一対の吸気管部70に流す分配通路86とを有する。
ブリーザチューブ82は、一対のバンク42から上方に延び、インレットマニホールド74の上方で連結される一対の第1チューブ82aと、一対の第1チューブ82aの連結箇所から前方に延び、先端部がブリーザチューブ取付部84に差し込まれる第2チューブ82bとから構成される。なお、一対のバンク42ではなく、クランクケース38から吸気管部70にブローバイガスを還流させる場合、ブリーザチューブ82は、クランクケース38から延びることで該クランクケース38から吸気管部70にブローバイガスを流出させる1本のチューブであり、その先端部がブリーザチューブ取付部84に差し込まれる。
サイレンサ68は、エンジン10の上方に配置され、図2及び図4の平面視で、前方に向かって先細りとなる略三角形状の中空状の部材である。サイレンサ68は、後方空間66からエアを取り込む前方の導風部68aと、導風部68aで取り込んだ吸気を一時的に貯留し、一対の吸気管部70に供給する後方のチャンバ部68bとを有する。
サイレンサ68の導風部68a側の底部には、後方空間66に連通する複数の開口68cが形成されている。これにより、導風部68aは、後方空間66から開口68cを介してエアを取り込み、取り込んだエアを後方のチャンバ部68bに流すことができる。
サイレンサ68の後部の左右両側には、チャンバ部68bに連通し、後方に突出する筒状の一対の吸気管部70が設けられている。すなわち、一対の吸気管部70は、サイレンサ68と一体に前後方向に沿って形成されている。これにより、チャンバ部68bと一対の吸気管部70との連通部分は、サイレンサ68で吸気音が抑制されたエアを、該チャンバ部68bから一対の吸気管部70に分岐して流す分岐ユニット88として構成される。
サイレンサ68の後部の上側部分における一対の吸気管部70の中間位置には、チャンバ部68b内のエアの温度(吸気温度)を検出する吸気温度センサ90が配設されている。すなわち、サイレンサ68の後部の上側部分における中間位置には、センサ取付孔92が前後方向に開口している。この場合、吸気温度を検出するセンシング部90aがチャンバ部68b(サイレンサ68の内方)、ハーネス94のコネクタ96に接続されるカプラ部90bがサイレンサ68の後方(外方)となるように、吸気温度センサ90を一対の吸気管部70に沿ってエンジン10の前後方向に配設する。
サイレンサ68の後部の上側部分は、一対の吸気管部70の上流側を切り欠くように開口している。この開口部分は、上側部材98によって塞がれている。すなわち、上側部材98は、一対の吸気管部70の一部を構成する左右の円弧状部98aと、左右の円弧状部98aを連結する連結部98bと、左右の円弧状部98aから外側(左右方向)に延出する2つのフランジ部98cとから構成される。
一方、サイレンサ68の後部の下側部分は、上側部材98に対応する下側部材100として構成される。すなわち、下側部材100は、上側部材98の2つの円弧状部98aに対向し、一対の吸気管部70の一部を構成する2つの円弧状部100aと、上側部材98の連結部98bに対向し、2つの円弧状部100aを連結する連結部100bと、上側部材98の2つのフランジ部98cに対向し、2つの円弧状部100aから外側(左右方向)に延出する2つのフランジ部100cとから構成される。
従って、上側部材98と下側部材100とを嵌め合わせることにより、一対の吸気管部70が形成される。
この場合、下側部材100の連結部100bには、左右方向に形成されたチャンバ86aと、連結部100bの一部を切り欠くことにより、チャンバ86aから左右方向に延びて一対の吸気管部70に連通する切欠部86b(連通部分)とが形成されている。チャンバ86aは、一対の吸気管部70の間の中間位置において、エンジン10内のオイルを貯留するように、周囲を壁部で取り囲むことにより形成される。また、チャンバ86a及び2つの切欠部86bは、該中間位置に対して略対称に形成されている。
一方、上側部材98の連結部98bには、第2チューブ82bの先端部が差し込まれる筒状のブリーザチューブ取付部84が、上下方向に突出形成されている。この場合、ブリーザチューブ取付部84は、センサ取付孔92の下方、且つ、連結部98bの中央位置に設けられている。これにより、図2のように、平面視で、吸気温度センサ90と第2チューブ82bの先端部とは互いに重なり合う。また、図3のように、吸気温度センサ90と第2チューブ82bとは、異なる高さ位置に配置される。また、連結部98bの底部には、平面視で、上側部材98と下側部材100とを嵌合した際に、チャンバ86aを取り囲む嵌合溝98dが形成されている。嵌合溝98dには、シール部材102が嵌め込まれている。
そのため、上側部材98の底面と下側部材100の上面とを嵌合させた際、上側部材98の連結部98bの底部、チャンバ86a及び2つの切欠部86bによって、第2チューブ82b(ブリーザチューブ取付部84)と一対の吸気管部70とを連通させる分配通路86が構成される。すなわち、分配通路86は、第2チューブ82bを介して該分配通路86に流れ込んだブローバイガスを左右に分配し、2つの切欠部86bを介して一対の吸気管部70に還流する。この場合、一対の吸気管部70の中間位置で分配通路86が略対称に形成されているので、ブローバイガスを均等に分配して、一対の吸気管部70に流すことができる。また、上側部材98の底面と下側部材100の上面とを嵌合させることで、2つの連結部98b、100bにおけるチャンバ86aの周囲をシール部材102でシールすることができる。
なお、シール部材102は、2つの連結部98b、100bの間に介挿されていればよい。そのため、嵌合溝98dは、いずれか一方の連結部98b、100bに形成されていればよい。また、ブリーザチューブ取付部84は、分配通路86に連通していればよい。そのため、ブリーザチューブ取付部84は、図2、図4、図5及び図7のように、上側部材98の連結部98bにおける一対の吸気管部70の中間位置に形成されている。あるいは、中間位置から左右方向にずれた位置に形成されてもよい。さらに、チャンバ86aは、図8のように、2つの切欠部86bよりも下方向に深く形成されてもよい。これにより、エンジン10内のオイルをチャンバ86aで確実に貯留することができる。
また、一対の吸気管部70における2つの切欠部86b(分配通路86)よりも上流側(前方)には、円弧状の溝104が上側部材98及び下側部材100に形成されている。これらの溝104には、一対の吸気管部70を遮るようにフレームトラップ106が嵌め込まれている。これにより、チャンバ部68bから一対の吸気管部70にエアが流れる際、エアに含まれる異物をフレームトラップ106で捕捉することができる。
さらに、上側部材98のフランジ部98cの底部と、該上側部材98のフランジ部98cに嵌合する下側部材100のフランジ部100cの上面とには、ラビリンス構造108が設けられている。これにより、一対の吸気管部70を流れるエア等が外部に漏れることを防止することができる。なお、各フランジ部98c、100cは、ネジ部材110によって上下方向に締付固定されている。
また、一対の吸気管部70と一対のスロットルボディ72との連結部分は、グロメット等の連結部材112で気密状態とされている。スロットルボディ72の下流側には、インレットマニホールド74が連結されている。
そして、一対の吸気管部70の間における分配通路86及び一対のスロットルボディ72の近傍には、エンジンの状態を検出する各種のセンサが配置されている。具体的に、サイレンサ68の後部には、吸気温度センサ90が取り付けられている。また、スロットルボディ72には、スロットルバルブ78の開度を検出するスロットルセンサ114が取り付けられている。さらに、インレットマニホールド74の上方には、インレットマニホールド74内の圧力を検出する負圧センサ116が配置されている。これらのセンサは、コネクタ96及びハーネス94を介して、船外機12全体を制御する不図示の電子制御装置に接続される。
なお、2つのスロットルボディ72は、ホルダ118及びネジ部材120を介してエンジン10に取り付けられている。また、一対の第1チューブ82aは、ホルダ118に設けられた結束バンド等の保持部材122に保持されている。また、各ハーネス94は、ホルダ118に設けられた結束バンド等の保持部材124に保持されている。
[3.本実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態に係るエンジン10(内燃機関)は、2つのバンク42にエア(吸気)を誘導する2つの吸気管部70と、2つのバンク42を有するシリンダヘッド40又はクランクケース38から2つの吸気管部70にブローバイガスを導くブローバイガス還流経路80とを備える内燃機関である。この場合、ブローバイガス還流経路80は、2つの吸気管部70の間に設けられ、ブローバイガスを分配して2つの吸気管部70に流す分配通路86を有する。
これにより、分配通路86から2つの吸気管部70を介して2つのバンク42にブローバイガスを均一に分配して流すことができる。この結果、2つのバンク42間でのシリンダ内の燃焼差の発生が抑制され、エンジン10のパフォーマンスを向上させることができる。また、2つの吸気管部70の間に分配通路86を設けることで、ブローバイガス還流経路80をコンパクトに配置することが可能となり、エンジン10の低コスト化及び軽量化を実現することができる。
ここで、エンジン10は、2つの吸気管部70の上流側に連結され、吸気音を抑制するサイレンサ68と、サイレンサ68に設けられ、吸気音が抑制されたエアを2つの吸気管部70に分岐して流す分岐ユニット88とをさらに備える。分配通路86及び分岐ユニット88は、サイレンサ68に一体に形成されている。これにより、ブローバイガスを2つの吸気管部70に分配するための部材(配管)を別途設けることが不要となる。この結果、エンジン10の部品点数の削減や、ブローバイガス還流経路80の取付作業効率の向上を実現することができる。
この場合、分配通路86は、2つの吸気管部70の中間位置に対して略対称に形成されている。このように、分配通路86は、中間位置に対して左右方向に略同一形状(同一構造)となり、左右差がない。これにより、2つのバンク42間でのシリンダ内の燃焼差の発生を一層抑制することができる。
また、サイレンサ68のうち、少なくとも、分配通路86及び分岐ユニット88の部分は、上側部材98と下側部材100とを嵌め合わせることにより形成される。これにより、分配通路86及び分岐ユニット88を簡単に形成することができる。
また、分配通路86には、エンジン10内のオイルを保持するチャンバ86aが形成されている。これにより、サイレンサ68等の周囲の部材や外部へのオイルの流出が防止されるので、エンジン10の商品性が向上する。
さらに、上側部材98と下側部材100との間には、チャンバ86aの周囲を囲むシール部材102が介挿されている。これにより、上側部材98と下側部材100との隙間からオイルが漏れ出すことを防止することができる。仮に、チャンバ86aからオイルが流れ出ても、該オイルは、エンジン10内を流れる。従って、チルト軸22を中心にカバー16が回動した際、オイルがサイレンサ68に漏れ出すことを回避することができる。
また、上側部材98又は下側部材100には、シール部材102を嵌め込む嵌合溝98dが形成されている。これにより、シール部材102をずらすことなく、上側部材98にシール部材102を簡単に組み込むことができる。
さらに、チャンバ86aは、分配通路86における2つの吸気管部70との連通部分である切欠部86bよりも深く形成されてもよい。これにより、チャンバ86aにオイルが溜まりやすくなるので、オイルが垂れることを確実に防止することができる。
また、下側部材100には、分配通路86の一部であって、2つの吸気管部70に連通する切欠部86bが形成されている。これにより、分配通路86を簡単に形成することができる。
さらに、上側部材98と下側部材100との接合部分がラビリンス構造108であるため、該接合部分からエアが漏れにくくなる。
また、サイレンサ68は、エアを取り込む導風部68aと、導風部68aで取り込んだエアを分岐ユニット88に供給するチャンバ部68bとを有する。チャンバ部68bにおける2つの吸気管部70の中間位置には、エアの温度(吸気温度)を検出する吸気温度センサ90が配置されている。これにより、2つのバンク42間での吸気温度の検知差を低減することができる。この結果、余分な燃料噴射等が抑制され、エンジン10の経済性及び商品性の向上に寄与することができる。
また、サイレンサ68における2つの吸気管部70の中間位置には、センシング部90aがサイレンサ68の内方、カプラ部90bがサイレンサ68の外方となるように、吸気温度を検出する吸気温度センサ90が2つの吸気管部70に沿ってエンジン10の前後方向に配置されている。これにより、吸気温度センサ90のカプラ部90bがコネクタ96に連結されている状態でも、サイレンサ68の構成空間内に吸気温度センサ90を収めることができる。また、センシング部90aが前方に向いているので、チルト軸22を中心にカバー16が時計方向に回動するチルトアップ時において、吸気温度センサ90の被水を回避することができ、被水に対するタフネスを向上させることができる。
また、エンジン10は、2つの吸気管部70における分配通路86の下流側に配置された2つのスロットルボディ72(スロットル)をさらに備える。この場合、2つの吸気管部70の間における分配通路86及び2つのスロットルボディ72の近傍には、エンジン10の状態を検出するセンサ(吸気温度センサ90、スロットルセンサ114、負圧センサ116)が配置されている。これにより、エンジン10の上方の空間を有効活用することができると共に、各種のセンサに対するコネクタ96の組付性を向上させることができる。
また、ブローバイガス還流経路80は、2つのバンク42から延びることでシリンダヘッド40からブローバイガスを流出させるか、又は、クランクケース38から延びることでクランクケース38からブローバイガスを流出させるブリーザチューブ82と、分配通路86から外方に突出し、ブリーザチューブ82の先端部が差し込まれるブリーザチューブ取付部84とをさらに有する。ブリーザチューブ82をブリーザチューブ取付部84に差し込むだけでブローバイガス還流経路80が構成されるので、エンジン10に対してブローバイガス還流経路80を簡単に組み付けることができる。
また、エンジン10は、2つの吸気管部70の上流側に設けられた2つのフレームトラップ106をさらに備える。分配通路86は、2つの吸気管部70における2つのフレームトラップ106の下流側に設けられる。これにより、フレームトラップ106による異物除去後のエアにブローバイガスを還流させることができる。また、分配通路86の上流側にフレームトラップ106を設けることで、フレームトラップ106にオイルが付着することを回避することができる。これにより、清浄なエアにブローバイガスを還流させることができる。
また、エンジン10は、船外機12の多気筒エンジンであるため、船外機12に特有の前後及び左右方向の傾きに適切に対応することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることは勿論である。

Claims (15)

  1. 2つのバンク(42)に吸気を誘導する2つの吸気管部(70)と、2つの前記バンクを有するシリンダヘッド(40)又はクランクケース(38)から2つの前記吸気管部にブローバイガスを導くブローバイガス還流経路(80)とを備える内燃機関(10)において、
    2つの前記吸気管部の上流側に連結され、吸気音を抑制するサイレンサ(68)と、
    前記サイレンサの下流側に設けられ、前記吸気音が抑制された吸気を2つの前記吸気管部に分岐して流す分岐ユニット(88)と、
    を備え、
    前記ブローバイガス還流経路は、前記サイレンサの下流側で2つの前記吸気管部の間に設けられ、前記ブローバイガスを分配して2つの前記吸気管部に流す分配通路(86)を有し、
    前記分配通路及び前記分岐ユニットは、前記サイレンサの下流側で該サイレンサと一体に形成されている、内燃機関。
  2. 請求項記載の内燃機関において、
    前記分配通路は、2つの前記吸気管部の中間位置に対して略対称に形成されている、内燃機関。
  3. 請求項1又は2記載の内燃機関において、
    前記サイレンサのうち、少なくとも、前記分配通路及び前記分岐ユニットの部分は、上側部材(98)と下側部材(100)とを嵌め合わせることにより形成される、内燃機関。
  4. 請求項記載の内燃機関において、
    前記分配通路には、前記内燃機関内のオイルを保持するチャンバ(86a)が形成されている、内燃機関。
  5. 請求項記載の内燃機関において、
    前記上側部材と前記下側部材との間には、前記チャンバの周囲を囲むシール部材(102)が介挿されている、内燃機関。
  6. 請求項記載の内燃機関において、
    前記上側部材又は前記下側部材には、前記シール部材を嵌め込む嵌合溝(98d)が形成されている、内燃機関。
  7. 請求項4~6のいずれか1項記載の内燃機関において、
    前記チャンバは、前記分配通路における2つの前記吸気管部との連通部分よりも深く形成されている、内燃機関。
  8. 請求項3~7のいずれか1項に記載の内燃機関において、
    前記下側部材には、前記分配通路の一部であって、2つの前記吸気管部に連通する切欠部(86b)が形成されている、内燃機関。
  9. 請求項3~8のいずれか1項に記載の内燃機関において、
    前記上側部材と前記下側部材との接合部分は、ラビリンス構造(108)である、内燃機関。
  10. 請求項1~9のいずれか1項に記載の内燃機関において、
    前記サイレンサは、前記吸気を取り込む導風部(68a)と、前記導風部で取り込んだ前記吸気を前記分岐ユニットに供給するチャンバ部(68b)とを有し、
    前記チャンバ部における2つの前記吸気管部の中間位置には、前記吸気の温度を検出する吸気温度センサ(90)が配置されている、内燃機関。
  11. 請求項1~10のいずれか1項に記載の内燃機関において、
    前記サイレンサにおける2つの前記吸気管部の中間位置には、センシング部(90a)が前記サイレンサの内方、カプラ部(90b)が前記サイレンサの外方となるように、前記吸気の温度を検出する吸気温度センサが2つの前記吸気管部に沿って前記内燃機関の前後方向に配置されている、内燃機関。
  12. 請求項1~11のいずれか1項に記載の内燃機関において、
    2つの前記吸気管部における前記分配通路の下流側に配置された2つのスロットル(72)をさらに備え、
    2つの前記吸気管部の間における前記分配通路及び2つの前記スロットルの近傍には、前記内燃機関の状態を検出するセンサ(90、114、116)が配置されている、内燃機関。
  13. 請求項1~12のいずれか1項に記載の内燃機関において、
    前記ブローバイガス還流経路は、2つの前記バンクから延びることで前記シリンダヘッドから前記ブローバイガスを流出させるか、又は、前記クランクケースから延びることで前記クランクケースから前記ブローバイガスを流出させるブリーザチューブ(82)と、前記分配通路から外方に突出し、前記ブリーザチューブの先端部が差し込まれるブリーザチューブ取付部(84)とをさらに有する、内燃機関。
  14. 請求項1~13のいずれか1項に記載の内燃機関において、
    2つの前記吸気管部の上流側に設けられた2つのフレームトラップ(106)をさらに備え、
    前記分配通路は、2つの前記吸気管部における2つの前記フレームトラップの下流側に設けられる、内燃機関。
  15. 請求項1~14のいずれか1項に記載の内燃機関において、
    前記内燃機関は、船外機(12)の多気筒エンジンである、内燃機関。
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