JP7298280B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、媒体に記録を行う記録装置に関する。
プリンターとスキャナーとを一体化した所謂複合機は従来から知られており、例えば特許文献1にその一例が示されている。
特許文献1記載の画像読取記録装置は、画像記録装置の上部に画像読取装置を備えている。特許文献1の画像読取装置はフラットベッドタイプに構成されており、画像記録装置に対し装置前方に突出するように設けられている。そして排出される記録紙を受ける記録紙排出台が画像記録装置の上部に設けられており、上記のように画像読取装置が画像記録装置に対して配置されていることにより、画像読取装置が記録紙排出台の上部を覆うことなく開放された状態となっている。
特開2010-008586号公報
特許文献1記載の画像読取記録装置では、画像読取装置が画像記録装置に対し装置前方に突出するように設けられており、装置全体として前後方向寸法が大きくなってしまう。
上記課題を解決する為の、本発明の記録装置は、媒体に記録を行う記録部と、記録の行われた媒体を排出する媒体排出手段と、前記媒体排出手段により排出される媒体を受ける媒体受け部と、前記記録部により記録が行われた媒体の直近の記録面を内側にして湾曲反転させて前記媒体排出手段に導くフェイスダウン排出経路と、装置の外郭を構成する筐体の上部に設けられた、原稿が移動する原稿移動経路と、前記原稿移動経路に設けられた、原稿を読み取る読み取り手段と、を備え、前記媒体受け部が、前記原稿移動経路へ原稿を差し入れる際に原稿を支持し、または、前記原稿移動経路から抜け出た原稿を支持する支持トレイを兼ねることを特徴とする。
プリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 プリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 プリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 プリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 プリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 プリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 プリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 プリンターの正面図。
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る記録装置は、媒体に記録を行う記録部と、記録の行われた媒体を排出する媒体排出手段と、前記媒体排出手段により排出される媒体を受ける媒体受け部と、前記記録部により記録が行われた媒体の直近の記録面を内側にして湾曲反転させて前記媒体排出手段に導くフェイスダウン排出経路と、装置の外郭を構成する筐体の上部に設けられた、原稿が移動する原稿移動経路と、前記原稿移動経路に設けられた、原稿を読み取る読み取り手段と、を備え、前記媒体受け部が、前記原稿移動経路へ原稿を差し入れる際に原稿を支持し、または、前記原稿移動経路から抜け出た原稿を支持する支持トレイを兼ねることを特徴とする。
本態様によれば、記録装置が備える原稿読み取り機構はフラットベッドタイプではなくシートフィードタイプに構成されており、固定状態の読み取り手段に対して原稿が移動することでスキャンが実行されるタイプであり、原稿送り方向における原稿読み取り機構の長さを、スキャンする原稿の長さより短く構成できる。そしてこの様な原稿読み取り機構が、装置の外郭を構成する筐体の上部に設けられているので、原稿読み取り機構を装置前方或いは後方に突出させることなく前記媒体受け部の面積を確保でき、前記媒体受け部に排出された媒体の取り出し性を向上させることができる。
加えて、前記媒体受け部が、前記原稿移動経路へ原稿を差し入れる際に原稿を支持し、または、前記原稿移動経路から抜け出た原稿を支持する支持トレイを兼ねるので、装置の低コスト化を図ることができる。
第2の態様は、第1の態様において、前記原稿移動経路は、水平に沿った経路であることを特徴とする。
本態様によれば、前記原稿移動経路は、水平に沿った経路であるので、前記原稿移動経路への原稿の差し入れを容易に行うことができる。
尚、「水平に沿った経路」とは、完全に水平な経路に限られず、完全な水平から多少のずれがあり、僅かに傾斜している経路を含む意味であり、即ち多少の誤差をも含む意味である。
第3の態様は、第2態様において、前記読み取り手段は、前記原稿移動経路に対して上側に位置していることを特徴とする。
本態様によれば、前記読み取り手段は、前記原稿移動経路に対して上側に位置しているので、原稿の読み取り面を上にした状態で原稿を前記原稿移動経路に差し入れることができ、原稿の読み取り面が確認できるので、ユーザーの利便性が向上する。
第4の態様は、第2のまたは第3の態様において、前記媒体排出手段が、装置奥行き方向において前方寄りに位置するとともに装置後方に向けて媒体を排出し、前記媒体受け部は、前記媒体排出手段に対して装置後方に位置し、装置前面には、原稿を前記原稿移動経路に差し入れる開口部が設けられ、前記媒体排出手段が、前記開口部から差し入れられた原稿を前記読み取り手段に向けて送る原稿送り手段を兼ねることを特徴とする。
本態様によれば、前記媒体排出手段が、前記開口部から差し入れられた原稿を前記読み取り手段に向けて送る原稿送り手段を兼ねるので、装置の低コスト化を図ることができる。
第5の態様は、第4の態様において、前記記録部から前記フェイスダウン排出経路を経て前記媒体排出手段に至る媒体が、前記媒体排出手段から送り力を受けて前記読み取り手段と対向する位置に搬送されることを特徴とする。
本態様によれば、前記記録部から前記フェイスダウン排出経路を経て前記媒体排出手段に至る媒体が、前記媒体排出手段から送り力を受けて前記読み取り手段と対向する位置に搬送されるので、前記記録部から前記フェイスダウン排出経路を経て前記媒体排出手段に至る媒体の読み取りも行うことができ、ユーザーの利便性が向上する。
第6の態様は、第1から第5の態様のいずれかにおいて、鉛直方向において前記媒体受け部と、前記原稿移動経路とが、オーバーラップする部位を有することを特徴とする。
本態様によれば、鉛直方向において前記媒体受け部と、前記原稿移動経路とが、オーバーラップする部位を有するので、装置の鉛直方向寸法を抑制できる。
第7の態様は、第1から第6の態様のいずれかにおいて、前記記録部の下側に位置する媒体収容部から送り出された媒体を湾曲反転させて前記記録部に導く媒体給送経路を備え、前記媒体給送経路と前記フェイスダウン排出経路とが、鉛直方向においてオーバーラップする部位を有することを特徴とする。
本態様によれば、前記媒体給送経路と前記フェイスダウン排出経路とが、鉛直方向においてオーバーラップする部位を有するので、装置の鉛直方向寸法を抑制できる。
第8の態様は、媒体に記録を行う記録部と、記録の行われた媒体を排出する媒体排出手段と、前記記録部により記録が行われた媒体を前記媒体排出手段に導く媒体排出経路と、を備え、前記媒体排出経路に、原稿を読み取る読み取り手段が設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、記録装置が備える原稿読み取り機構はフラットベッドタイプではなくシートフィードタイプに構成されており、固定状態の読み取り手段に対して原稿が移動することでスキャンが実行されるタイプである。そしてこの様な原稿読み取り機構が、前記記録部により記録が行われた媒体を前記媒体排出手段に導く媒体排出経路に設けられているので、装置全体として小型化を図ることができる。そしてまた、排出される媒体を受ける媒体受け部の面積を確保でき、排出された媒体の取り出し性を向上させることができる。
第9の態様は、第8の態様において、前記媒体排出経路は、前記記録部により記録が行われた媒体の直近の記録面を内側にして湾曲反転させて前記媒体排出手段に導くフェイスダウン排出経路として構成され、前記記録部により記録が行われた媒体の直近の記録面を上にして、媒体を湾曲反転させずに媒体を排出するフェイスアップ排出経路を更に備え、前記読み取り手段は、前記フェイスダウン排出経路における上流位置であって、前記フェイスアップ排出経路を経て排出される媒体が通る位置に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記フェイスダウン排出経路及び前記フェイスアップ排出経路のいずれを選択する場合でも、前記読み取り手段を利用して媒体の面を読み取ることができ、ユーザーの利便性が向上する。
第10の態様は、媒体に記録を行う記録部を備え、前記記録部により媒体に記録を行う際の媒体搬送方向と交差する方向である幅方向に移動するキャリッジと、記録の行われた媒体を排出する媒体排出手段と、前記媒体排出手段により排出される媒体を受ける媒体受け部と、前記記録部により記録が行われた媒体の直近の記録面を内側にして湾曲反転させて前記媒体排出手段に導くフェイスダウン排出経路と、原稿が移動する原稿移動経路と、前記原稿移動経路に設けられた、原稿を読み取る読み取り手段と、を備え、前記キャリッジと前記読み取り手段とが、鉛直方向においてオーバーラップする部位を有することを特徴とする。
本態様によれば、記録装置が備える原稿読み取り機構はフラットベッドタイプではなくシートフィードタイプに構成されており、固定状態の読み取り手段に対して原稿が移動することでスキャンが実行されるタイプであり、原稿送り方向における原稿読み取り機構の長さを、スキャンする原稿の長さより短く構成できる。そしてこの様な原稿読み取り機構が設けられているので、原稿読み取り機構を装置前方或いは後方に突出させることなく前記媒体受け部の面積を確保でき、前記媒体受け部に排出された媒体の取り出し性を向上させることができる。
加えて、前記キャリッジと前記読み取り手段とが、鉛直方向においてオーバーラップする部位を有するので、装置の鉛直方向寸法を抑制できる。
第11の態様は、第1、第8、および第10の態様のいずれかにおいて、媒体の搬送経路において前記記録部より下流に最初に位置し、媒体を前記搬送経路の下流に送る送りローラー対を備え、前記読み取り手段が、装置奥行き方向において前記送りローラー対より装置前方に位置することを特徴とする。
本態様によれば、前記読み取り手段が、装置奥行き方向において前記送りローラー対より装置前方に位置する構成において、上述した第1、第8、および第10の態様のいずれかの作用効果が得られる。
第12の態様は、第1、第8、および第10の態様のいずれかにおいて、前記記録部の下側に、給送前の媒体を収容する媒体収容部が設けられ、前記読み取り手段と前記媒体収容部とが、装置奥行き方向においてオーバーラップする部位を有することを特徴とする。
本態様によれば、前記読み取り手段と前記媒体収容部とが、装置奥行き方向においてオーバーラップする部位を有するので、装置奥行き方向寸法を抑制できる。
第13の態様は、第1および第10の態様のいずれかにおいて、前記読み取り手段と前記フェイスダウン排出経路とが、装置奥行き方向でオーバーラップする部位を有することを特徴とする。
本態様によれば、前記読み取り手段と前記フェイスダウン排出経路とが、装置奥行き方向でオーバーラップする部位を有するので、装置奥行き方向寸法を抑制できる。
第14の態様は、第1、第8、および第10の態様のいずれかにおいて、前記読み取り手段が、鉛直方向において前記媒体受け部の媒体排出方向下流端より下方に位置することを特徴とする。
本態様によれば、前記読み取り手段が、鉛直方向において前記媒体受け部の媒体排出方向下流端より下方に位置するので、装置の鉛直方向寸法を抑制できる。
第15の態様は、第1及び第10の態様のいずれかにおいて、原稿を前記原稿移動経路に差し入れる開口部が、鉛直方向において前記媒体受け部の媒体排出方向下流端より下方に位置することを特徴とする。
本態様によれば、原稿を前記原稿移動経路に差し入れる開口部が、鉛直方向において前記媒体受け部の媒体排出方向下流端より下方に位置するので、装置の鉛直方向寸法を抑制できる。
第16の態様は、第1、第8、および第10の態様のいずれかにおいて、前記読み取り手段が、装置奥行き方向において前記媒体排出手段より装置後方に位置することを特徴とする。
本態様によれば、前記読み取り手段が、装置奥行き方向において前記媒体排出手段より装置後方に位置するので、装置奥行き方向寸法を抑制できる。
第17の態様は、第1、第8、および第10の態様のいずれかにおいて、給送する媒体を差し入れる差し入れ口を備え、前記読み取り手段の少なくとも一部が、鉛直方向において前記差し入れ口より下方に位置することを特徴とする。
本態様によれば、前記読み取り手段の少なくとも一部が、鉛直方向において前記差し入れ口より下方に位置するので、装置の鉛直方向寸法を抑制できる。
第18の態様は、第1および第10の態様のいずれかにおいて、前記フェイスダウン排出経路に加え、前記記録部により記録が行われた媒体の直近の記録面を上にして、媒体を湾曲反転させずに媒体を排出するフェイスアップ排出経路を備え、前記読み取り手段の少なくとも一部が、鉛直方向において前記フェイスアップ排出経路における媒体排出位置より下方に位置することを特徴とする。
本態様によれば、前記読み取り手段の少なくとも一部が、鉛直方向において前記フェイスアップ排出経路における媒体排出位置より下方に位置するので、装置の鉛直方向寸法を抑制できる。
第19の態様は、第1、第8、および第10の態様のいずれかにおいて、前記記録部は、液体を吐出する液体吐出ヘッドとして構成され、前記記録部を備えるとともに前記記録部により媒体に記録を行う際の媒体搬送方向と交差する方向である幅方向に移動するキャリッジの外に、前記液体吐出ヘッドから吐出する液体を収容する液体収容部が設けられ、前記液体収容部と前記キャリッジとが、液体の流路を形成するチューブで接続され、前記チューブは、前記キャリッジの移動に追従して変形する変形区間を有し、前記読み取り手段の少なくとも一部が、装置奥行き方向において前記チューブの前記変形区間より装置前方に位置することを特徴とする。
本態様によれば、前記読み取り手段の少なくとも一部が、装置奥行き方向において前記チューブの前記変形区間より装置前方に位置する構成において、上述した第1、第8、および第10の態様のいずれかの作用効果が得られる。
第20の態様は、第1、第8、および第10の態様のいずれかにおいて、前記記録部は、液体を吐出する液体吐出ヘッドとして構成され、前記記録部を備えるとともに前記記録部により媒体に記録を行う際の媒体搬送方向と交差する方向である幅方向に移動するキャリッジの外に、前記液体吐出ヘッドから吐出する液体を収容する液体収容部が設けられ、前記液体収容部と前記キャリッジとが、液体の流路を形成するチューブで接続され、前記チューブは、前記キャリッジの移動に追従して変形する変形区間を有し、前記読み取り手段の少なくとも一部が、鉛直方向において前記チューブの前記変形区間より上方に位置することを特徴とする。
本態様によれば、前記読み取り手段の少なくとも一部が、鉛直方向において前記チューブの前記変形区間より上方に位置する構成において、上述した第1、第8、および第10の態様のいずれかの作用効果が得られる。
第21の態様は、第1、第8、および第10の態様のいずれかにおいて、前記記録部は、液体を吐出する液体吐出ヘッドとして構成され、前記記録部を備えるとともに前記記録部により媒体に記録を行う際の媒体搬送方向と交差する方向である幅方向に移動するキャリッジの外に、前記液体吐出ヘッドから吐出する液体を収容する液体収容部が設けられ、前記読み取り手段の少なくとも一部が、鉛直方向において前記液体収容部とオーバーラップする部位を有することを特徴とする。
本態様によれば、前記読み取り手段の少なくとも一部が、鉛直方向において前記液体収容部とオーバーラップする部位を有するので、装置の鉛直方向寸法を抑制できる。
第22の態様は、第1、第8、および第10の態様のいずれかにおいて、前記記録部は、液体を吐出する液体吐出ヘッドとして構成され、前記記録部を備えるとともに前記記録部により媒体に記録を行う際の媒体搬送方向と交差する方向である幅方向に移動するキャリッジの外に、前記液体吐出ヘッドから吐出する液体を収容する液体収容部が設けられ、前記読み取り手段の少なくとも一部が、装置奥行き方向において前記液体収容部とオーバーラップする部位を有することを特徴とする。
本態様によれば、前記読み取り手段の少なくとも一部が、装置奥行き方向において前記液体収容部とオーバーラップする部位を有するので、装置奥行き方向寸法を抑制できる。
第23の態様は、第21及び第22の態様において、前記液体収容部が、装置奥行き方向と交差する方向である装置幅方向において前記読み取り手段の側方に位置することを特徴とする。
本態様によれば、前記液体収容部が、装置奥行き方向と交差する方向である装置幅方向において前記読み取り手段の側方に位置する構成において、上述した第21の或いは第22の態様の作用効果が得られる。
以下、本発明を具体的に説明する。
以下では、本発明に係る記録装置の一例として、インクジェットプリンター1A(以下、単にプリンター1Aと称する)を例に挙げるが、媒体の一例である用紙に記録を行う方式はインクジェット方式に限られず、電子写真方式、ドットインパクト方式等、種々のものを採用可能である。
またインクジェット方式では、キャリッジにインクカートリッジを搭載するタイプ、キャリッジ外にインク収容部を設けて当該インク収容部とキャリッジとをインクチューブで接続するタイプ等、種々の形態があり、本発明はいずれの形態にも適用可能である。尚、本実施形態に係るプリンター1Aは、キャリッジ外にインク収容部を設けて当該インク収容部とキャリッジとをインクチューブで接続するタイプである。
尚、各図において示すX-Y-Z座標系はX方向が装置幅方向及び用紙幅方向であり、Y方向が用紙に記録を行う際の用紙搬送方向及び装置前後方向(奥行き方向)であり、Z方向が装置高さ方向及び鉛直方向を示している。尚、+Y方向が装置背面から装置前面に向かう方向であり、-Y方向が装置前面から装置背面に向かう方向となる。
尚、装置前面とは、装置において使用者であるユーザーと正対する面であり、装置の側面のうちいずれの側面が装置前面となるかは、装置構成や外観のデザインをもとに定まるものである。一例として、各種操作ボタンや表示部を備えて構成され、ユーザーによる操作を受け付ける操作部が設けられている場合、当該操作部が設けられている側が、多くの場合ユーザーと正対する側となる。
また、以下では、用紙が搬送されていく方向を「下流」と称し、その反対を「上流」と称する。
図1においてプリンター1Aは、装置の外郭を構成する筐体2に、後述する原稿読み取り手段としての読み取り部4を備えている。即ち、プリンター1Aは所謂複合機である。
筐体2において装置前方寄りには、不図示の操作部が設けられている。この操作部は、電源ボタンや各種操作ボタン等で構成される。尚、装置前方寄りとは、装置奥行き方向における中央位置よりも前方であることを意味する。
筐体2の前面には、第1カバー26と第2カバー27とが設けられている。第2カバー27を開くことで、後述するフェイスダウン排出経路(第1用紙排出経路R3)でジャムが生じた場合のジャム処理を行うことができる。
また、第1カバー26を開き、且つ経路切り換え部材としての経路切換フラップ25を開くことで、後述するフェイスアップ排出を実行可能となる。
第1カバー26は、回動軸26aを中心に回動することで開閉する。第2カバー27は、第1カバー26と一体となって、回動軸26aを中心に回動することで開閉する。図2は、第1カバー26と第2カバー27とが一体となって回動し、開いた状態を示している。
第1カバー26と第2カバー27とが一体となって回動し、開いた場合、第1カバー26及び第2カバー27は、後述するフェイスアップ排出経路としての第2用紙排出経路R4(図2)を介して排出される用紙を受ける用紙受け部として機能する。
続いてプリンター1Aにおいて用紙が通る経路について説明する。
図1乃至図3においては、用紙が通る経路を破線または一点鎖線で示している。具体的には、図1において符号R1は用紙給送経路を示している。用紙給送経路R1は、本実施形態では用紙収容部8から送りローラー対12に至る経路である。
また、符号R3はフェイスダウン排出経路としての第1用紙排出経路を示している。第1用紙排出経路R3は、本実施形態では第2中間ローラー対18から排出ローラー対29に至る経路である。
また図3において符号R5は用紙給送経路を示している。用紙給送経路R5は、本実施形態では装置後方の給送口60から差し入れられた用紙が、給送ローラー61を経て送りローラー対12に至る経路である。
また図3において符号R7はスイッチバック経路を示している。スイッチバック経路R7は、送りローラー対12から従動ローラー11dを経て従動ローラー11aに至る経路であり、用紙の両面に記録を行うために用紙を反転させる際に利用される経路で或る。
以下、更に詳説する。筐体22の底部には、複数枚の用紙を収容可能な用紙収容部8が設けられている。用紙収容部8に収容された用紙は、不図示のモーターにより駆動されるピックアップローラー9により下流に送り出される。図1において符号Phは、用紙収容部8に収容された用紙の一例を示している。
ピックアップローラー9の下流には、不図示のモーターにより駆動される反転ローラー10が設けられ、用紙収容部8から送り出された用紙は、反転ローラー10により湾曲反転させられて、不図示のモーターにより駆動される下流の送りローラー対12に向けて送られる。
尚、反転ローラー10の周囲には、従動ローラー11a、11b、11c、11d、が設けられており、これら従動ローラーによって用紙が反転ローラー10に対して押し付けられる。
尚、従動ローラー11a、11b、11c、のこれらは用紙給送経路R1に設けられており、従動ローラー11dは、スイッチバック経路R7(図3)に設けられている。
送りローラー対12の下流には、用紙を支持する用紙支持部16と、用紙に液体の一例であるインクを吐出して記録を実行する記録部及び液体吐出ヘッドの一例である記録ヘッド15とが対向配置されている。記録ヘッド15はキャリッジ14に設けられ、キャリッジ14は不図示のモーターにより用紙幅方向に往復駆動される。
キャリッジ14の外部には、液体収容部としてのインクタンク19(図8参照)が設けられている。インクタンク19とキャリッジ14とは、インク流路を形成するチューブ20により接続されている。チューブ20は、キャリッジ14の移動に追従して変形する変形区間20a(図8参照)を有している。変形区間20aは、チューブ20が湾曲反転する部位を含んでいる。
尚、図8においてインクタンク19の前面には残量視認部19aが設けられており、残量視認部19aを介してインクタンク19内部の液面の位置を視認可能となっている。また、インクタンク19の上部には上部カバー21が設けられており、上部カバー21を開くことにより、インクタンク19へのインク補充作業を行える様に構成されている。
図1に戻り、記録ヘッド15の下流には、記録ヘッド15の下流に最初に位置するローラー対である第1中間ローラー対17が設けられ、第1中間ローラー対17の下流には、第2中間ローラー対18が設けられている。記録の行われた用紙は、第1中間ローラー対17及び第2中間ローラー対18によって下流に送られる。
第2中間ローラー対18の下流には、経路切換フラップ25が設けられている。経路切換フラップ25は、不図示の揺動軸を中心に揺動可能に設けられている。この経路切換フラップ25は、本実施形態ではユーザー操作により揺動させる構成である。
ここでプリンター1Aは、用紙排出経路として二つの経路を選択可能であり、一つは記録の行われた用紙の直近の記録面を下にして排出するフェイスダウン排出経路としての第1用紙排出経路R3(図1)であり、もう一つは記録の行われた用紙の直近の記録面を上にして排出するフェイスアップ排出経路としての第2用紙排出経路R4(図2)である。
フェイスダウン排出経路である第1用紙排出経路R3を利用する場合、経路切換フラップ25は、図1で示す様な第1状態としての斜め傾斜姿勢で保持される。フェイスアップ排出経路である第2用紙排出経路R4を利用する場合、経路切換フラップ25は、図2で示すような第2状態としての水平姿勢で保持される。
経路切換フラップ25の斜め傾斜姿勢での保持は、本実施形態では不図示のスナップフィット機構により成される。経路切換フラップ25の水平姿勢での保持は、本実施形態では不図示の支持部で経路切換フラップ25を支持することにより成される。
用紙を湾曲反転させる第1用紙排出経路R3の終了位置には、用紙排出手段としての排出ローラー対29が設けられている。排出ローラー対29は、不図示のモーターにより駆動される排出駆動ローラー29aと、従動回転する排出従動ローラー29bとを備えて構成されている。
排出ローラー対29によって排出された用紙は、媒体受け部としての用紙受け部32に載置される。用紙受け部32の上面が、排出された用紙を受ける用紙受け面となる。
用紙受け部32は、本実施形態では上流から下流に向かって第1排紙トレイ34、第2排紙トレイ35、のこれらを備えて構成される。第1排紙トレイ34、第2排紙トレイ35、のそれぞれの上面が、用紙受け面を構成する。図2において符号Pfは、載置される用紙の一例を示している。
第1排紙トレイ34は、不図示の回動軸を中心に回動することで開閉可能となっており、開くことでキャリッジ14及びその周囲へのアクセスが可能となっている。
用紙受け部32の下流側には、排出される用紙の先端が当接することで用紙先端位置を規制するストッパー37が設けられている。このストッパー37により、排出される用紙の、用紙受け部32からの飛び出しが規制される。
以上がプリンター1Aの大略構成であり、以下、プリンター1Aにおける原稿読み取り機構について説明する。
記録ヘッド15により記録が行われた用紙の直近の記録面を内側にして湾曲反転させて排出ローラー対29に導くフェイスダウン排出経路としての第1用紙排出経路R3の上方であって、筐体2の上部には、原稿を読み取る読み取り機構3が設けられている。
読み取り機構3は、原稿が移動する原稿移動経路3aを備えており、原稿移動経路3aには、原稿読み取り手段としての読み取り部4が設けられている。読み取り部4は、本実施形態ではCIS(Contact Image Sensor)モジュールで構成されている。
そして図4に示す様に、用紙受け部32が、原稿移動経路3aへ原稿を差し入れる際に原稿を支持し、または、原稿移動経路3aから抜け出た原稿を支持する支持トレイを兼ねることとなる。図4において符号Gは、原稿の移動軌跡を示している。また図4において矢印Faは、読み取り機構3に対して原稿が装置後方に向けて差し入れられる際の差し入れ方向を示しており、矢印Fbは、読み取り機構3に対して原稿が装置前方に向けて差し入れられる際の差し入れ方向を示している。
尚、読み取り部4と対向する位置には送りローラー5が設けられており、読み取り部4において送りローラー5と対向する位置には読み取りガラス4aが設けられていて、原稿が送りローラー5と読み取りガラス4aとでニップされた状態で送りローラー5が回転することで、原稿が送られる。不図示のモーターによって送りローラー5が図4の反時計回り方向に回転すれば、原稿は装置後方に向けて送られる。逆に送りローラー5が図4の時計回り方向に回転すれば、原稿は装置前方に向けて送られる。
送りローラー5の回転方向は、例えば送りローラー5の前後に原稿先端を検出するセンサーを設け、いずれのセンサーが原稿先端を検出したかに基づいて決定することができる。例えば、送りローラー5に対し装置前方に設けられたセンサーが原稿先端を検知すれば、原稿が装置前面から後方に向けて差し入れられたと判断できるので、送りローラー5を図4の反時計回り方向に回転させる。また、送りローラー5に対し装置後方に設けられたセンサーが原稿先端を検知すれば、原稿が装置後方から前方に向けて差し入れられたと判断できるので、送りローラー5を図4の時計回り方向に回転させる。
但し、原稿を差し入れることができる方向は上述の様に双方向である必要はなく、いずれか一方であっても良い。
この様な構成により、以下の作用効果が得られる。読み取り機構3はフラットベッドタイプではなくシートフィードタイプに構成されており、固定状態の読み取り部4に対して原稿が移動することでスキャンが実行されるタイプであり、原稿送り方向における読み取り機構3の長さを、スキャンする原稿の長さより短く構成できる。そしてこの様な読み取り部4が、装置の外郭を構成する筐体2の上部に設けられているので、読み取り部4を装置前方或いは後方に突出させることなく用紙受け部32の面積を確保でき、用紙受け部32に排出された用紙の取り出し性を向上させることができる。
加えて、用紙受け部32が、原稿移動経路3aへ原稿を差し入れる際に原稿を支持し、または、原稿移動経路3aから抜け出た原稿を支持する支持トレイを兼ねるので、装置の低コスト化を図ることができる。
また本実施形態において原稿移動経路3aは、水平に沿った経路であるので、原稿移動経路3aへの原稿の差し入れを容易に行うことができる。
尚、「水平に沿った経路」とは、完全に水平な経路に限られず、完全な水平から多少のずれがあり、僅かに傾斜している経路を含む意味であり、即ち多少の誤差をも含む意味である。
また本実施形態では、読み取り部4は、原稿移動経路3aに対して上側に位置しているので、原稿の読み取り面を上にした状態で原稿を原稿移動経路に差し入れることができ、原稿の読み取り面が確認できるので、ユーザーの利便性が向上する。
また本実施形態では、排出ローラー対29が、装置奥行き方向において前方寄りに位置するとともに装置後方に向けて用紙を排出し、用紙受け部32は、排出ローラー対29に対して装置後方に位置している。そして装置前面には、原稿を原稿移動経路3aに差し入れる開口部3bが設けられ、排出ローラー対29が、開口部3bから差し入れられた原稿を読み取り部4に向けて送る原稿送り手段を兼ねるので、装置の低コスト化を図ることができる。
尚、図4において符号Gで示す原稿移動軌跡は、水平に沿って原稿を移動させる際の軌跡であるが、図1から明かな様に、フェイスダウン排出経路としての第1用紙排出経路R3を経て排出ローラー対29に至る用紙が、排出ローラー対29から送り力を受けて読み取り部4と対向する位置に搬送される。
即ち、記録の行われた用紙の読み取りも行うことができ、利便性が向上する。
また本実施形態においては、鉛直方向において用紙受け部32と、原稿移動経路3aとが、オーバーラップする部位を有するので、装置の鉛直方向寸法を抑制できる。
また本実施形態では、図1に示す様に用紙給送経路R1とフェイスダウン排出経路としての第1用紙排出経路R3とが、鉛直方向においてオーバーラップする部位を有するので、装置の鉛直方向寸法を抑制できる。図1において範囲H1は、上記のオーバーラップする部位を示している。
尚、上記実施形態では、読み取り部4を原稿移動経路3aの上側に設けたが、下側に設けても良いし、或いは図5に示すプリンター1Bの様に原稿移動経路3aの上側と下側の双方に設け、原稿の両面の読み取りを行う様にしても良い。
また、プリンター1Aは記録の行われた用紙をスイッチバック経路R7(図3)に送り、反転することができるので、読み取り部4が原稿移動経路3aの上側或いは下側のいずれか一方のみ設けられている場合でも、用紙のおもて面及びうら面のうち所望する面の読み取りを行うことができる。
続いて、プリンターの他の実施形態について図6を参照しつつ説明する。図6に示すプリンター1Cは、読み取り部4が、用紙排出経路に設けられている点に特徴がある。
より具体的には、読み取り部4は、第2中間ローラー対18の下流であって、経路切換フラップ25と対向する位置に設けられている。
この位置は、図1に示した第1用紙排出経路R3に含まれる位置であり、また、図2に示した第2用紙排出経路R4に含まれる位置でもある。
即ち、第1用紙排出経路R3を選択する場合、及び第2用紙排出経路R4を選択する場合のいずれであっても、読み取り部4によって用紙の面を読み取ることができる。
この様に用紙排出経路に読み取り部4が設けられていることで、装置全体として小型化を図ることができる。そしてまた、排出される用紙を受ける用紙受け部32の面積を確保でき、排出された用紙の取り出し性を向上させることができる。
また、用紙排出経路に読み取り部4が設けられたことで、記録ヘッド15によって記録の行われた記録内容を読み取ることができる。これにより、例えばノズルチェックパターンを記録して読み取ることができ、記録ヘッド15が備えるインク吐出ノズルの状態をプリンターの制御部が把握でき、インク吐出ノズルのクリーニング動作や、ノズル位置調整などのメンテナンス動作を自動で行うことができる。これは、図1乃至図5を参照しつつ説明した実施形態でも同様である。
また上述の通り、本実施形態において読み取り部4は、フェイスダウン排出経路としての第1用紙排出経路R3における上流位置であって、フェイスアップ排出経路としての第2用紙排出経路R4を経て排出される用紙が通る位置に設けられているので、第1用紙排出経路R3及び第2用紙排出経路のいずれを選択する場合でも、読み取り部4を利用して用紙の面を読み取ることができ、ユーザーの利便性が向上する。
但し読み取り部4の配置はこれに限られず、フェイスダウン排出経路としての第1用紙排出経路R3の途中に設け、当該第1用紙排出経路R3を選択した場合のみ利用可能としても良いし、或いはフェイスアップ排出経路としての第2用紙排出経路R4の途中に設け、当該第2用紙排出経路R4を選択した場合のみ利用可能としても良い。
或いは、読み取り部4を用紙排出経路ではなく、記録ヘッド15よりも上流に設けることもできる。例えば、本実施形態では反転ローラー10と送りローラー対12との間に読み取り部4を設けることもできる。
続いて各実施形態のその他の特徴について説明する。
図5に示すプリンター1B、及び図6に示すプリンター1Cは、キャリッジ14と読み取り部4とが、鉛直方向においてオーバーラップする部位を有する。図5に示す範囲H2及び図6に示す範囲H3は、キャリッジ14と読み取り部4とが、鉛直方向においてオーバーラップする範囲を示している。この様な構成により、装置の鉛直方向寸法を抑制できる。
また図4に示すプリンター1A、図5に示すプリンター1B、及び図6に示すプリンター1C、のこれらは、読み取り部4が、用紙搬送経路において記録ヘッド15より下流に最初に位置する第1中間ローラー対17に対し、装置奥行き方向において装置前方に位置する。
また図4に示すプリンター1A、図5に示すプリンター1B、及び図6に示すプリンター1C、のこれらは、読み取り部4と用紙収容部8とが、装置奥行き方向においてオーバーラップする部位を有する。図4に示す範囲D1、図5に示す範囲D2、及び図6に示す範囲D3は、読み取り部4と用紙収容部8とが、装置奥行き方向においてオーバーラップする範囲を示している。この様な構成により、装置奥行き方向寸法を抑制できる。
また図4に示すプリンター1A、図5に示すプリンター1B、及び図6に示すプリンター1C、のこれらは、読み取り部4と、フェイスダウン排出経路としての第1用紙排出経路R3とが、装置奥行き方向でオーバーラップする部位を有する。図4に示す範囲D1、図5に示す範囲D2、及び図6に示す範囲D3は、読み取り部4と、第1用紙排出経路R3とが、装置奥行き方向でオーバーラップする範囲を示している。この様な構成により、装置奥行き方向寸法を抑制できる。
また、図4に示すプリンター1A、図5に示すプリンター1B、及び図6に示すプリンター1C、のこれらは、読み取り部4と、フェイスダウン排出経路としての第1用紙排出経路R3とが、鉛直方向でオーバーラップする部位を有する。図5に示す範囲H2及び図6に示す範囲H3は、読み取り部4と、第1用紙排出経路R3とが、鉛直方向においてオーバーラップする範囲を示している。この様な構成により、装置の鉛直方向寸法を抑制できる。
また図4に示すプリンター1A、図5に示すプリンター1B、及び図6に示すプリンター1C、のこれらは、読み取り部4が、鉛直方向において用紙受け部32の用紙排出方向下流端より下方に位置する。図4、図5、図6において符号32aは、用紙受け部32の用紙排出方向下流端を示している。この様な構成により、装置の鉛直方向寸法を抑制できる。
また図4に示すプリンター1Aおよび図5に示すプリンター1Bは、原稿を原稿移動経路3aに差し入れる開口部3bが、鉛直方向において用紙受け部32の用紙排出方向下流端32aより下方に位置する。この様な構成により、装置の鉛直方向寸法を抑制できる。
また図4に示すプリンター1A、図5に示すプリンター1B、及び図6に示すプリンター1C、のこれらは、読み取り部4が、装置奥行き方向において排出ローラー対29より装置後方に位置する。この様な構成により、装置奥行き方向寸法を抑制できる。
また図5に示すプリンター1B及び図6に示すプリンター1Cは、給送する用紙を差し入れる差し入れ口としての給送口60を備え、読み取り部4の少なくとも一部が、鉛直方向において給送口60より下方に位置する。給送口60の鉛直方向における位置は、図5及び図6において符号Z1で示している。この様な構成により、装置の鉛直方向寸法を抑制できる。
また図7に示すプリンター1Dは、読み取り部4の少なくとも一部が、鉛直方向においてフェイスアップ排出経路としての第2用紙排出経路R4(図2)における用紙排出位置より下方に位置している。
図7に示すプリンター1Dは、図6を参照して説明したプリンター1Cとは異なり、読み取り部4が送りローラー5に対して下側に設けられている。また図7において符号Z2は、フェイスアップ排出する際の鉛直方向における用紙排出位置を示している。この様に読み取り部4の少なくとも一部が鉛直方向においてフェイスアップ排出の際の用紙排出位置Z2より下方に位置する構成により、装置の鉛直方向寸法を抑制できる。
また図4に示すプリンター1A、図5に示すプリンター1B、及び図6に示すプリンター1C、のこれらは、読み取り部4の少なくとも一部が、装置奥行き方向においてチューブ20の変形区間20aより装置前方に位置する。
また、読み取り部4の少なくとも一部が、鉛直方向においてチューブ20の変形区間20aより上方に位置する。
また図5に示すプリンター1B及び図6に示すプリンター1Cは、読み取り部4の少なくとも一部が、鉛直方向においてインクタンク19(図8参照)とオーバーラップする部位を有する。図5に示す範囲H2及び図6に示す範囲H3は、読み取り部4とインクタンク19とが、鉛直方向においてオーバーラップする範囲を示している。この様な構成により、装置の鉛直方向寸法を抑制できる。
また読み取り部4は、装置奥行き方向においても、インクタンク19(図8参照)とオーバーラップする部位を有する。図5に示す範囲D2及び図6に示す範囲D3は、読み取り部4とインクタンク19とが、装置奥行き方向においてオーバーラップする範囲を示している。この様な構成により、装置の奥行き方向寸法を抑制できる。
また、図8に示す様にプリンター1Aは、装置幅方向においてインクタンク19が、読み取り部4の側方に位置する。
更に本発明は上記において説明した実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
1A、1B、1C…インクジェットプリンター、2…筐体、3…読み取り機構、4…読み取り部、5…送りローラー、8…用紙収容部、9…ピックアップローラー、10…反転ローラー、11a、11b、11c、11d…従動ローラー、12…送りローラー対、14…キャリッジ、15…記録ヘッド、16…用紙支持部、17…第1中間ローラー対、18…第2中間ローラー対、19…インクタンク、19a…残量視認部、20…チューブ、21…上部カバー、25…経路切換フラップ、26…第1カバー、27…第2カバー、29…排出ローラー対、32…用紙受け部、34…第1排紙トレイ、35…第2排紙トレイ、37…ストッパー、60…給送口、61…給送ローラー、62…分離ローラー

Claims (13)

  1. 媒体に記録を行う記録部と、
    記録の行われた媒体を排出する媒体排出手段と、
    前記記録部により記録が行われた媒体を前記媒体排出手段に導く媒体排出経路と、を備え、
    前記媒体排出経路に、原稿を読み取る読み取り手段が設けられ
    前記媒体排出経路は、前記記録部により記録が行われた媒体の直近の記録面を内側にして湾曲反転させて前記媒体排出手段に導くフェイスダウン排出経路として構成され、
    前記記録部により記録が行われた媒体の直近の記録面を上にして、媒体を湾曲反転させずに媒体を排出するフェイスアップ排出経路を更に備え、
    前記読み取り手段は、前記フェイスダウン排出経路における上流位置であって、前記フェイスアップ排出経路を経て排出される媒体が通る位置に設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 媒体に記録を行う記録部と、
    記録の行われた媒体を排出する媒体排出手段と、
    前記媒体排出手段により排出される媒体を受ける媒体受け部と、
    前記記録部により記録が行われた媒体の直近の記録面を内側にして湾曲反転させて前記媒体排出手段に導くフェイスダウン排出経路と、
    装置の外郭を構成する筐体の上部に設けられた、原稿が移動する原稿移動経路と、
    前記原稿移動経路に設けられた、原稿を読み取る読み取り手段と、を備え、
    前記媒体受け部が、前記原稿移動経路へ原稿を差し入れる際に原稿を支持し、または、前記原稿移動経路から抜け出た原稿を支持する支持トレイを兼ねており
    前記フェイスダウン排出経路に加え、前記記録部により記録が行われた媒体の直近の記録面を上にして、媒体を湾曲反転させずに媒体を排出するフェイスアップ排出経路を備え、
    前記読み取り手段の少なくとも一部が、鉛直方向において前記フェイスアップ排出経路における媒体排出位置より下方に位置する、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 媒体に記録を行う記録部を備え、前記記録部により媒体に記録を行う際の媒体搬送方向と交差する方向である幅方向に移動するキャリッジと、
    記録の行われた媒体を排出する媒体排出手段と、
    前記媒体排出手段により排出される媒体を受ける媒体受け部と、
    前記記録部により記録が行われた媒体の直近の記録面を内側にして湾曲反転させて前記媒体排出手段に導くフェイスダウン排出経路と、
    原稿が移動する原稿移動経路と、
    前記原稿移動経路に設けられた、原稿を読み取る読み取り手段と、を備え、
    前記キャリッジと前記読み取り手段とが、鉛直方向においてオーバーラップする部位を有
    前記フェイスダウン排出経路に加え、前記記録部により記録が行われた媒体の直近の記録面を上にして、媒体を湾曲反転させずに媒体を排出するフェイスアップ排出経路を備え、
    前記読み取り手段の少なくとも一部が、鉛直方向において前記フェイスアップ排出経路における媒体排出位置より下方に位置する、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 媒体に記録を行う記録部と、
    記録の行われた媒体を排出する媒体排出手段と、
    前記媒体排出手段により排出される媒体を受ける媒体受け部と、
    前記記録部により記録が行われた媒体の直近の記録面を内側にして湾曲反転させて前記媒体排出手段に導くフェイスダウン排出経路と、
    装置の外郭を構成する筐体の上部に設けられた、原稿が移動する原稿移動経路と、
    前記原稿移動経路に設けられた、原稿を読み取る読み取り手段と、を備え、
    前記媒体受け部が、前記原稿移動経路へ原稿を差し入れる際に原稿を支持し、または、前記原稿移動経路から抜け出た原稿を支持する支持トレイを兼ねており
    前記記録部と対向する位置において前記記録部により記録を行う際の媒体搬送方向が装置前方に向かう方向であり、
    前記記録部は、液体を吐出する液体吐出ヘッドとして構成され、
    前記記録部を備えるとともに前記記録部により媒体に記録を行う際の媒体搬送方向と交差する方向である幅方向に移動するキャリッジの外に、前記液体吐出ヘッドから吐出する液体を収容する液体収容部が設けられ、
    前記液体収容部と前記キャリッジとが、液体の流路を形成するチューブで接続され、
    前記チューブは、前記キャリッジの移動に追従して変形する変形区間を有し、
    前記読み取り手段の少なくとも一部が、装置奥行き方向において前記チューブの前記変形区間より装置前方に位置する、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 媒体に記録を行う記録部と、
    記録の行われた媒体を排出する媒体排出手段と、
    前記記録部により記録が行われた媒体を前記媒体排出手段に導く媒体排出経路と、を備え、
    前記媒体排出経路に、原稿を読み取る読み取り手段が設けら
    前記記録部と対向する位置において前記記録部により記録を行う際の媒体搬送方向が装置前方に向かう方向であり、
    前記記録部は、液体を吐出する液体吐出ヘッドとして構成され、
    前記記録部を備えるとともに前記記録部により媒体に記録を行う際の媒体搬送方向と交差する方向である幅方向に移動するキャリッジの外に、前記液体吐出ヘッドから吐出する液体を収容する液体収容部が設けられ、
    前記液体収容部と前記キャリッジとが、液体の流路を形成するチューブで接続され、
    前記チューブは、前記キャリッジの移動に追従して変形する変形区間を有し、
    前記読み取り手段の少なくとも一部が、装置奥行き方向において前記チューブの前記変形区間より装置前方に位置する、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 媒体に記録を行う記録部を備え、前記記録部により媒体に記録を行う際の媒体搬送方向と交差する方向である幅方向に移動するキャリッジと、
    記録の行われた媒体を排出する媒体排出手段と、
    前記媒体排出手段により排出される媒体を受ける媒体受け部と、
    前記記録部により記録が行われた媒体の直近の記録面を内側にして湾曲反転させて前記媒体排出手段に導くフェイスダウン排出経路と、
    原稿が移動する原稿移動経路と、
    前記原稿移動経路に設けられた、原稿を読み取る読み取り手段と、を備え、
    前記キャリッジと前記読み取り手段とが、鉛直方向においてオーバーラップする部位を有
    前記記録部と対向する位置において前記記録部により記録を行う際の媒体搬送方向が装置前方に向かう方向であり、
    前記記録部は、液体を吐出する液体吐出ヘッドとして構成され、
    前記記録部を備えるとともに前記記録部により媒体に記録を行う際の媒体搬送方向と交差する方向である幅方向に移動するキャリッジの外に、前記液体吐出ヘッドから吐出する液体を収容する液体収容部が設けられ、
    前記液体収容部と前記キャリッジとが、液体の流路を形成するチューブで接続され、
    前記チューブは、前記キャリッジの移動に追従して変形する変形区間を有し、
    前記読み取り手段の少なくとも一部が、装置奥行き方向において前記チューブの前記変形区間より装置前方に位置する、
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 媒体に記録を行う記録部と、
    記録の行われた媒体を排出する媒体排出手段と、
    前記媒体排出手段により排出される媒体を受ける媒体受け部と、
    前記記録部により記録が行われた媒体の直近の記録面を内側にして湾曲反転させて前記媒体排出手段に導くフェイスダウン排出経路と、
    装置の外郭を構成する筐体の上部に設けられた、原稿が移動する原稿移動経路と、
    前記原稿移動経路に設けられた、原稿を読み取る読み取り手段と、を備え、
    前記媒体受け部が、前記原稿移動経路へ原稿を差し入れる際に原稿を支持し、または、前記原稿移動経路から抜け出た原稿を支持する支持トレイを兼ねており
    前記記録部は、液体を吐出する液体吐出ヘッドとして構成され、
    前記記録部を備えるとともに前記記録部により媒体に記録を行う際の媒体搬送方向と交差する方向である幅方向に移動するキャリッジの外に、前記液体吐出ヘッドから吐出する液体を収容する液体収容部が設けられ、
    前記読み取り手段の少なくとも一部が、装置奥行き方向において前記液体収容部とオーバーラップする部位を有する、
    ことを特徴とする記録装置。
  8. 媒体に記録を行う記録部と、
    記録の行われた媒体を排出する媒体排出手段と、
    前記記録部により記録が行われた媒体を前記媒体排出手段に導く媒体排出経路と、を備え、
    前記媒体排出経路に、原稿を読み取る読み取り手段が設けら
    前記記録部は、液体を吐出する液体吐出ヘッドとして構成され、
    前記記録部を備えるとともに前記記録部により媒体に記録を行う際の媒体搬送方向と交差する方向である幅方向に移動するキャリッジの外に、前記液体吐出ヘッドから吐出する液体を収容する液体収容部が設けられ、
    前記読み取り手段の少なくとも一部が、装置奥行き方向において前記液体収容部とオーバーラップする部位を有する、
    ことを特徴とする記録装置。
  9. 媒体に記録を行う記録部を備え、前記記録部により媒体に記録を行う際の媒体搬送方向と交差する方向である幅方向に移動するキャリッジと、
    記録の行われた媒体を排出する媒体排出手段と、
    前記媒体排出手段により排出される媒体を受ける媒体受け部と、
    前記記録部により記録が行われた媒体の直近の記録面を内側にして湾曲反転させて前記媒体排出手段に導くフェイスダウン排出経路と、
    原稿が移動する原稿移動経路と、
    前記原稿移動経路に設けられた、原稿を読み取る読み取り手段と、を備え、
    前記キャリッジと前記読み取り手段とが、鉛直方向においてオーバーラップする部位を有
    前記記録部は、液体を吐出する液体吐出ヘッドとして構成され、
    前記記録部を備えるとともに前記記録部により媒体に記録を行う際の媒体搬送方向と交差する方向である幅方向に移動するキャリッジの外に、前記液体吐出ヘッドから吐出する液体を収容する液体収容部が設けられ、
    前記読み取り手段の少なくとも一部が、装置奥行き方向において前記液体収容部とオーバーラップする部位を有する、
    ことを特徴とする記録装置。
  10. 請求項から請求項9のいずれか一項に記載の記録装置において、前記液体収容部が、装置奥行き方向と交差する方向である装置幅方向において前記読み取り手段の側方に位置する、
    ことを特徴とする記録装置。
  11. 媒体に記録を行う記録部と、
    記録の行われた媒体を排出する媒体排出手段と、
    前記媒体排出手段により排出される媒体を受ける媒体受け部と、
    前記記録部により記録が行われた媒体の直近の記録面を内側にして湾曲反転させて前記媒体排出手段に導くフェイスダウン排出経路と、
    装置の外郭を構成する筐体の上部に設けられた、原稿が移動する原稿移動経路と、
    前記原稿移動経路に設けられた、原稿を読み取る読み取り手段と、を備え、
    前記媒体受け部が、前記原稿移動経路へ原稿を差し入れる際に原稿を支持し、または、前記原稿移動経路から抜け出た原稿を支持する支持トレイを兼ねており
    前記記録部は、液体を吐出する液体吐出ヘッドとして構成され、
    前記記録部を備えるとともに前記記録部により媒体に記録を行う際の媒体搬送方向と交差する方向である幅方向に移動するキャリッジの外に、前記液体吐出ヘッドから吐出する液体を収容する液体収容部が設けられ、
    前記読み取り手段の少なくとも一部が、鉛直方向において前記液体収容部とオーバーラップする部位を有し、
    前記液体収容部が、装置奥行き方向と交差する方向である装置幅方向において前記読み取り手段の側方に位置する、
    ことを特徴とする記録装置。
  12. 媒体に記録を行う記録部と、
    記録の行われた媒体を排出する媒体排出手段と、
    前記記録部により記録が行われた媒体を前記媒体排出手段に導く媒体排出経路と、を備え、
    前記媒体排出経路に、原稿を読み取る読み取り手段が設けら
    前記記録部は、液体を吐出する液体吐出ヘッドとして構成され、
    前記記録部を備えるとともに前記記録部により媒体に記録を行う際の媒体搬送方向と交差する方向である幅方向に移動するキャリッジの外に、前記液体吐出ヘッドから吐出する液体を収容する液体収容部が設けられ、
    前記読み取り手段の少なくとも一部が、鉛直方向において前記液体収容部とオーバーラップする部位を有し、
    前記液体収容部が、装置奥行き方向と交差する方向である装置幅方向において前記読み取り手段の側方に位置する、
    ことを特徴とする記録装置。
  13. 媒体に記録を行う記録部を備え、前記記録部により媒体に記録を行う際の媒体搬送方向と交差する方向である幅方向に移動するキャリッジと、
    記録の行われた媒体を排出する媒体排出手段と、
    前記媒体排出手段により排出される媒体を受ける媒体受け部と、
    前記記録部により記録が行われた媒体の直近の記録面を内側にして湾曲反転させて前記媒体排出手段に導くフェイスダウン排出経路と、
    原稿が移動する原稿移動経路と、
    前記原稿移動経路に設けられた、原稿を読み取る読み取り手段と、を備え、
    前記キャリッジと前記読み取り手段とが、鉛直方向においてオーバーラップする部位を有
    前記記録部は、液体を吐出する液体吐出ヘッドとして構成され、
    前記記録部を備えるとともに前記記録部により媒体に記録を行う際の媒体搬送方向と交差する方向である幅方向に移動するキャリッジの外に、前記液体吐出ヘッドから吐出する液体を収容する液体収容部が設けられ、
    前記読み取り手段の少なくとも一部が、鉛直方向において前記液体収容部とオーバーラップする部位を有し、
    前記液体収容部が、装置奥行き方向と交差する方向である装置幅方向において前記読み取り手段の側方に位置する、
    ことを特徴とする記録装置。
JP2019087780A 2018-09-20 2019-05-07 記録装置 Active JP7298280B2 (ja)

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