JP7298272B2 - 通信装置および通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、中継装置を介してネットワーク装置との間で通信を行う通信装置および通信方法に関する。
ネットワーク通信では、しばしば中継装置を介して通信が行われる。中継装置には、スパニングツリープロトコルによる経路探索動作を行うことにより、ループ状の伝送路の有無を検出するものがある(例えば、特許文献1)。
特開2004-297475号公報
例えば、スパニングツリープロトコルによる経路探索動作が行われるネットワーク環境では、通信装置がネットワーク通信を行っている際に、例えば他のネットワーク装置が中継装置に接続されることにより経路探索動作が行われ、ネットワーク通信が失敗することがあり得る。この場合でも、ネットワーク通信が適切に再開されることが期待されている。
ネットワーク通信を適切に再開することができる通信装置および通信方法を提供することが望ましい。
本発明の一実施の形態における第1の通信装置は、通信部と、制御部とを備えている。通信部は、中継装置を介してネットワーク装置と通信可能なものである。制御部は、通信部における通信が失敗した場合において、中継装置がスパニングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行う装置ではない場合には、第1の時間が経過した後に、通信部がネットワーク装置と通信を再開し、中継装置が経路探索動作を行う装置である場合には、第1の時間よりも長い第2の時間が経過した後に、通信部がネットワーク装置と通信を再開するように、通信部の動作を制御するものである。上記制御部は、通信部における通信が失敗した場合において、中継装置が経路探索動作を行う装置である場合に、通信部が、自らを送信対象に含む1または複数の検索パケットを中継装置に送信し、1または複数の検索パケットのうちのいずれかを受信した後にネットワーク装置と通信を再開する。第2の時間は、通信部における通信が失敗してから、通信部が1または複数の検索パケットのうちのいずれかを受信した後にネットワーク装置と通信を再開するまでの時間である。
本発明の一実施の形態における第2の通信装置は、通信部と、制御部とを備えている。通信部は、中継装置を介してネットワーク装置と通信可能なものである。制御部は、通信部における通信が失敗した場合において、中継装置がスパニングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行う装置ではない場合には、第1の時間が経過した後に、通信部がネットワーク装置と通信を再開し、中継装置が経路探索動作を行う装置である場合には、第1の時間よりも長い第2の時間が経過した後に、通信部がネットワーク装置と通信を再開するように、通信部の動作を制御するものである。上記制御部は、通信部および中継装置が互いに電気的に接続された後の初期動作において、通信部が、自らを送信対象に含む所定数の検索パケットを中継装置に送信し、所定数の検索パケットを受信できなかったかどうかを検出することにより、中継装置が経路探索動作を行う装置であるかどうかを判断する。
本発明の一実施の形態における第1の通信方法は、通信部が、中継装置を介してネットワーク装置と通信することと、通信部における通信が失敗した場合において、中継装置がスパニングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行う装置ではない場合に、第1の時間が経過した後に、通信部がネットワーク装置と通信を再開することと、通信部における通信が失敗した場合において、中継装置が経路探索動作を行う装置である場合に、第1の時間よりも長い第2の時間が経過した後に、通信部がネットワーク装置と通信を再開することとを含んでいる。上記通信部における通信が失敗した場合において、中継装置が経路探索動作を行う装置である場合に、通信部は、自らを送信対象に含む1または複数の検索パケットを中継装置に送信し、1または複数の検索パケットのうちのいずれかを受信した後にネットワーク装置と通信を再開する。
本発明の一実施の形態における第2の通信方法は、通信部が、中継装置を介してネットワーク装置と通信することと、通信部における通信が失敗した場合において、中継装置がスパニングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行う装置ではない場合に、第1の時間が経過した後に、通信部がネットワーク装置と通信を再開することと、通信部における通信が失敗した場合において、中継装置が経路探索動作を行う装置である場合に、第1の時間よりも長い第2の時間が経過した後に、通信部がネットワーク装置と通信を再開することとを含んでいる。通信部および中継装置が互いに電気的に接続された後の初期動作において、通信部が自らを送信対象に含む所定数の検索パケットを中継装置に送信し、所定数の検索パケットを受信できなかったかどうかを検出することにより、中継装置が経路探索動作を行う装置であるかどうかを判断する。
本発明の一実施の形態における第1および第2の通信装置、第1および第2の通信方法によれば、通信部における通信が失敗した場合において、中継装置がスパニングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行う装置ではない場合には、第1の時間が経過した後に、通信部がネットワーク装置と通信を再開し、中継装置が経路探索動作を行う装置である場合には、第1の時間よりも長い第2の時間が経過した後に、通信部がネットワーク装置と通信を再開するようにしたので、ネットワーク通信を適切に再開することができる。
一実施の形態に係る通信システムの一構成例を表すブロック図である。 図1に示した通信装置の一動作例を表すフローチャートである。 図1に示した通信システムの一動作例を表すタイミングチャートである。 図1に示した通信装置の通信再開時における一動作例を表すフローチャートである。 図1に示した通信システムの通信再開時における一動作例を表すタイミングチャートである。 変形例に係る通信装置の通信再開時における一動作例を表すフローチャートである。 変形例に係る通信システムの通信再開時における一動作例を表すタイミングチャートである。 他の変形例に係る通信システムの一構成例を表すブロック図である。 図8に示した通信装置の通信再開時における一動作例を表すフローチャートである。 図8に示した通信システムの通信再開時における一動作例を表すタイミングチャートである。 図8に示した通信システムの通信再開時における他の動作例を表すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<実施の形態>
[構成例]
図1は、本発明の一実施の形態に係る通信装置を備えた通信システム201の一構成例を表すものである。通信システム201は、冗長構成のネットワークを含むように構成される。なお、本発明の実施の形態に係る通信方法は、本実施の形態により具現化されるので、併せて説明する。通信システム201は、複数の中継装置11(この例では3つの中継装置11A,11B,11C)と、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ12と、情報処理装置13と、画像形成装置214と、画像形成装置914とを備えている。
中継装置11は、ネットワーク通信を中継するハブである。中継装置11は、図示しない複数のポートを有し、これらのポートを介して複数のネットワーク装置に接続できるように構成される。中継装置11は、スパニングツリープロトコルを用いて通信を制御する。具体的には、中継装置11は、このスパニングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行うことにより、ループ状の伝送路の有無を検出する。そして、中継装置11は、ループ状の伝送路がある場合には、ネットワークパケットがループして送信されないように通信を制御するようになっている。
この例では、中継装置11Aは、例えばLAN(Local Area Network)ケーブルを介して中継装置11B,11CおよびDHCPサーバ12に接続される。中継装置11Bは、例えばLANケーブルを介して中継装置11A,11Cおよび情報処理装置13に接続される。中継装置11Cは、例えばLANケーブルを介して中継装置11A,11Bおよび画像形成装置214,914に接続される。中継装置11A,11B,11Cは、図1に示したように、ループ状の伝送路を含んでいる。すなわち、中継装置11A,11B,11Cは、冗長構成のネットワーク(ネットワークNET)を構成している。
中継装置11A,11B,11Cは、例えば、ネットワークNETにネットワーク装置(例えば画像形成装置914)が新たに電気的に接続された場合に、スパニングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行うことによりループ状の伝送路を検出する。この経路探索動作を行う期間では、中継装置11A,11B,11Cは、中継装置11A,11B,11C以外の装置との通信を遮断する。そして、中継装置11A,11B,11Cは、この経路探索動作の処理結果に基づいて、ネットワークパケットがループして送信されないように通信を制御するようになっている。
DHCPサーバ12は、情報処理装置13や画像形成装置214,914など、ネットワークNETに接続されたネットワーク装置にIP(Internet Protocol)アドレスを割り当てるように構成される。DHCPサーバ12は、この例では中継装置11Aに接続される。そして、DHCPサーバ12は、ネットワークNETを介してネットワーク装置と通信を行うことにより、ネットワーク装置からの要求に基づいて、そのネットワーク装置に対してIPアドレスを割り当てるようになっている。
情報処理装置13は、この例ではいわゆるパーソナルコンピュータである。情報処理装置13は、この例では中継装置11Bに接続される。情報処理装置13は、ユーザの操作に基づいて印刷データを生成し、この印刷データを、ネットワークNETを介して、例えば画像形成装置214に送信するようになっている。
画像形成装置214は、印刷データに基づいて、紙などの記録媒体に画像を形成するように構成される。画像形成装置214は、この例では中継装置11Cに接続される。画像形成装置214は、情報処理装置13からネットワークNETを介して送信された印刷データに基づいて、記録媒体に画像を形成するようになっている。画像形成装置214のNetBIOS名は、“Printer-A”に設定されている。画像形成装置214は、通信装置220と、画像形成制御部17と、画像形成部18と、電源部19とを有している。
通信装置220は、中継装置11Cに接続され、ネットワークNETを介してDHCPサーバ12および情報処理装置13と通信を行うように構成される。具体的には、通信装置220は、ネットワークNETを介してDHCPサーバ12と通信を行うことにより、DHCPサーバ12により割り当てられたIPアドレスを取得する。そして、通信装置220は、例えば、このIPアドレスを用いて、ネットワークNETを介して情報処理装置13と通信を行うことにより、情報処理装置13から送信された印刷データを受信するようになっている。通信装置220は、通信部221と、記憶部222と、通信制御部223とを有している。
通信部221は、ネットワークNETを介してネットワークパケットを送受信することにより、DHCPサーバ12および情報処理装置13と通信を行うように構成される。
また、通信部221は、後述するように、中継装置11A,11B,11Cが経路探索動作を行っており、中継装置11A,11B,11C以外の装置との通信を遮断している場合には、自装置である画像形成装置214を検索する複数の検索パケットPを間欠的に送信する。その際、通信部221は、この複数の検索パケットPをブロードキャストにより送信する。この例では、この検索パケットPは、“NetBIOS Name Service”の形式を有するネットワークパケットである。この検索パケットPにおいて、“Queries”パラメータは、自装置のNetBIOS名である“Printer-A”に設定されている。通信部221は、この検索パケットPをUDP(User Datagram Protocol)プロトコルの137番ポートを用いてブロードキャストにより送信するようになっている。
なお、この例では、“NetBIOS Name Service”の形式を有するネットワークパケットを検索パケットPに適用したが、これに限定されるものではなく、例えば、“WSD(Web Services on Devices)”プロトコルで用いられるネットワークパケットや、“multicast DNS”プロトコルで用いられるネットワークパケットを検索パケットPに適用してもよい。
記憶部222は、不揮発性のメモリである。記憶部222には、検索パケット情報INF1が記憶されている。検索パケット情報INF1は、通信部221が送信する検索パケットPについての情報を含んでいる。
通信制御部223は、通信装置220の通信動作を制御するように構成される。通信制御部223は、例えば、プロセッサやRAM(Random Access Memory)などを用いて構成される。通信制御部223は、通信部221が、DHCPサーバ12に対してIPアドレスの割り当て要求を行うネットワークパケットを送信するように制御する。通信部221が、DHCPサーバ12から送信された、割り当てられたIPアドレスについての情報を含むネットワークパケットを受信した場合には、通信制御部223は、このネットワークパケットに基づいて、割り当てられたIPアドレスを取得し、このIPアドレスに基づいてネットワーク設定を行う。そして、通信制御部223は、通信部221がこのIPアドレスを用いてネットワーク装置と通信を行うように制御する。例えば、通信部221がこのIPアドレスを用いて情報処理装置13と通信を行うことにより、情報処理装置13から送信された印刷データを受信した場合には、通信制御部223は、この印刷データを画像形成制御部17に供給するようになっている。
また、例えば、通信制御部223は、中継装置11A,11B,11Cが経路探索動作を行っており、中継装置11A,11B,11C以外の装置との通信を遮断している場合には、記憶部222に記憶された検索パケット情報INF1に基づいて、通信部221が複数の検索パケットPを間欠的に送信するように制御する。そして、通信部221がこの複数の検索パケットPのうちのいずれかを受信した場合に、通信制御部223は、通信部221が検索パケットPの送信を停止するとともにネットワーク通信を開始するように制御するようになっている。
通信制御部223は、通信環境検出部224を有している。通信環境検出部224は、通信装置220が、スパリングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行うネットワークに接続されているかどうかを検出するように構成される。具体的には、通信環境検出部224は、所定数(例えば3つ)の検索パケットPを送信し、その所定数の検索パケットPのうちのいずれも受信しない場合に、通信装置220がスパリングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行うネットワークに接続されていると判断する。そして、通信環境検出部224は、通信装置220が経路探索動作を行うネットワークに接続されている旨の情報を記憶するようになっている。
画像形成制御部17は、通信装置220から供給された印刷データに基づいて、画像形成部18の動作を制御するように構成される。
画像形成部18は、画像形成制御部17からの指示に基づいて、紙などに記録媒体に画像を形成するように構成される。
電源部19は、例えば商用電源などの交流電源ACから供給された交流電力に基づいて、通信装置220、画像形成制御部17、および画像形成部18において使用される電源電力を生成するように構成される。電源部19は、例えばユーザが電源スイッチをオンすることにより、電源電力を生成する。そして、電源部19は、生成した電源電力を通信装置220、画像形成制御部17、および画像形成部18に供給するようになっている。
画像形成装置914は、画像形成装置214と同様に、印刷データに基づいて、紙などの記録媒体に画像を形成するように構成される。画像形成装置914は、この例では中継装置11Cに接続される。画像形成装置914のNetBIOS名は、“Printer-B”に設定されている。
この構成により、通信システム201では、例えば、画像形成装置214の通信装置220が情報処理装置13との間でネットワーク通信を行っている場合において、画像形成装置914が中継装置11Cに電気的に接続されると、中継装置11A,11B,11Cが経路探索動作を開始する。これにより、中継装置11A,11B,11Cは、中継装置11A,11B,11C以外の装置との通信を遮断する。よって、画像形成装置214の通信装置220が行っているネットワーク通信は失敗する。中継装置11A,11B,11Cが中継装置11A,11B,11C以外の装置との通信を遮断している期間(通信遮断期間T)では、画像形成装置214の通信装置220は、複数の検索パケットPを間欠的に送信する。そして、通信装置220は、この複数の検索パケットPのうちのいずれかを受信した場合に、通信遮断期間Tが終了したと判断し、検索パケットPの送信を停止するとともに、ネットワーク装置との通信を再開する。これにより、通信システム201では、ネットワーク通信を適切に再開することができるようになっている。
ここで、通信部221は、本発明における「通信部」の一具体例に対応する。通信制御部223は、本発明における「制御部」の一具体例に対応する。中継装置11Cは、本発明における「中継装置」の一具体例に対応する。検索パケットPは、本発明における「検索パケット」の一具体例に対応する。
[動作および作用]
続いて、本実施の形態の通信装置220の動作および作用について説明する。
(全体動作概要)
まず、図1を参照して、通信システム201の全体動作概要を説明する。中継装置11A,11B,11Cは、ネットワーク通信を中継する。画像形成装置214の通信装置220は、ネットワークNETを介してDHCPサーバ12と通信を行うことにより、DHCPサーバ12により割り当てられたIPアドレスを取得する。通信装置220は、ネットワークNETを介して情報処理装置13と通信を行うことにより、情報処理装置13から送信された印刷データを受信する。そして、画像形成装置214は、この印刷データに基づいて、紙などの記録媒体に画像を形成する。
中継装置11A,11B,11Cは、ネットワークNETにネットワーク装置(例えば画像形成装置914)が新たに電気的に接続された場合に、スパニングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行うことによりループ状の伝送路を検出する。この経路探索動作を行う期間では、中継装置11A,11B,11Cは、中継装置11A,11B,11C以外の装置との通信を遮断する。この期間(通信遮断期間T)において、画像形成装置214の通信装置220は、複数の検索パケットPを間欠的に送信する。そして、通信装置220は、この複数の検索パケットPのうちのいずれかを受信した場合に、検索パケットPの送信を停止するとともにネットワーク通信を再開する。
(詳細動作)
図2は、ユーザが画像形成装置214の電源スイッチをオンしたときの通信装置220の一動作例を表すものである。図3は、通信システム201の一動作例を表すものであり、(A)は中継装置11A,11B,11Cの動作を示し、(B)は通信装置220の動作を示し、(C)は通信装置220の送信データを示し、(D)は通信装置220の受信データを示す。なお、以下では、ユーザが画像形成装置214の電源スイッチをオンすることにより、中継装置11Cおよび画像形成装置214を互いに電気的に接続する場合を例に挙げて説明するが、これに限定されるものではない。例えば、ユーザが、電源スイッチがオン状態である画像形成装置214を、中継装置11CにLANケーブルを用いて物理的に接続することにより、中継装置11Cおよび画像形成装置214を互いに電気的に接続する場合についても同様である。
ユーザが画像形成装置214の電源スイッチをオンすると、電源部19は、交流電源ACから供給された交流電力に基づいて、通信装置220、画像形成制御部17、および画像形成部18において使用される電源電力を生成し始める(ステップS501)。
図3の例では、タイミングt301より前の期間において、中継装置11A,11B,11Cは、ネットワーク通信の中継動作を行っている(図3(A))。また、この期間において、画像形成装置214の電源スイッチはオフ状態であるので、通信装置220には電源電力は供給されていない(図3(B))。
そして、タイミングt301において、ユーザが画像形成装置214の電源スイッチをオンする。これにより、通信装置220に、電源部19が生成した電源電力が供給され、通信装置220は動作を開始する。その結果、通信装置220は通信可能状態になる(図3(B))。
このように通信装置220が動作を開始すると、画像形成装置214が中継装置11Cに電気的に接続される。中継装置11Cが、画像形成装置214に電気的に接続されたことを検出すると、中継装置11A,11B,11Cは、スパニングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行う(図3(A))。これにより、中継装置11A,11B,11Cは、中継装置11A,11B,11C以外の装置との通信を遮断する。このようにして、通信遮断期間Tが開始する。
次に、通信装置220は、検索パケットPを送信する(ステップS502)。具体的には、通信制御部223は、記憶部222に記憶された検索パケット情報INF1に基づいて検索パケットPを生成し、通信部221は、この検索パケットPをブロードキャストにより送信する。
次に、通信装置220の通信制御部223は、通信部221が、ステップS502において送信された検索パケットPを受信したかどうかを確認する(ステップS503)。検索パケットPを受信していない場合(ステップS503において“N”)には、通信制御部223の通信環境検出部224は、通信部221が検索パケットPを3回以上送信したかどうかを確認する(ステップS504)。3回以上送信していない場合(ステップS504において“N”)には、ステップS502に戻る。3回以上送信している場合(ステップS504において“Y”)には、通信環境検出部224は、通信装置220がスパリングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行うネットワークに接続されていると判断し(ステップS505)、ステップS502に戻る。通信装置220は、検索パケットPを受信するまで、ステップS502~S505を繰り返す。
図3の例では、タイミングt302において、通信装置220は、最初の検索パケットPを送信する(図3(C))。中継装置11A,11B,11Cは、中継装置11A,11B,11C以外の装置との通信を遮断しているので、この検索パケットPは消失する。よって、通信装置220は、この検索パケットPを受信しないので、通信装置220は、タイミングt303において、次の検索パケットPを送信する。このようにして、この例では、通信装置220は、複数の検索パケットPを、所定の時間間隔(例えば3秒間隔)で間欠的に送信する。そして、この例では、通信部221が検索パケットPを3回送信しても、検索パケットPを受信していないので、通信環境検出部224は、通信装置220がスパリングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行うネットワークに接続されていると判断する。
ステップS503において、検索パケットPを受信した場合(ステップS503において“Y”)には、通信装置220は、ネットワーク通信を開始する(ステップS506)。すなわち、通信装置220は、検索パケットPを受信した場合には、通信遮断期間Tが終了したと判断し、ネットワーク通信を開始する。
図3の例では、タイミングt304において、中継装置11A,11B,11Cは、経路探索動作を終了する(図3(A))。これにより、中継装置11A,11B,11Cは、中継装置11A,11B,11C以外の装置との通信の遮断を解除する。このようにして、通信遮断期間Tが終了する。そして、中継装置11A,11B,11Cは、ネットワーク通信の中継動作を再開する。中継装置11A,11B,11Cは、この経路探索動作の処理結果に基づいて、ネットワークパケットがループして送信されないように通信を制御する。
その後のタイミングt305において、通信装置220は、検索パケットPを送信する(図3(C))。この検索パケットPは、自装置を検索するためのものであり、ブロードキャストされるので、中継装置11Cは、この検索パケットPを中継装置11A,11Bに送信するとともに、この検索パケットPを通信装置220にも送信する。よって、通信装置220は、タイミングt306において、この検索パケットPを受信する(図3(D))。これにより、通信装置220は、通信遮断期間Tが終了したと判断し、ネットワーク通信COMを開始する(図3(C),(D))
このタイミングt306以降において、通信装置220は、DHCPサーバ12に対してIPアドレスの割り当て要求を行うネットワークパケットを送信し、DHCPサーバ12から送信された、割り当てられたIPアドレスについての情報を含むネットワークパケットを受信する。そして、通信装置220の通信制御部223は、このネットワークパケットに基づいて、DHCPサーバ12により割り当てられたIPアドレスを取得し、このIPアドレスに基づいてネットワーク設定を行う。これ以降、通信装置220は、このIPアドレスを用いて、ネットワーク通信を行うことができる。例えば、通信装置220は、中継装置11A,11B,11C(ネットワークNET)を介して情報処理装置13と通信を行うことにより、情報処理装置13から送信された印刷データを受信する。そして、画像形成装置214は、この印刷データに基づいて、紙などの記録媒体に画像を形成する。
次に、通信装置220の通信環境検出部224は、ステップS505において、通信装置220がスパリングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行うネットワークに接続されていると判断したかどうかを確認する(ステップS507)。通信装置220が経路探索動作を行うネットワークに接続されていると判断していない場合(ステップS507において“N”)には、このフローは終了する。
ステップS507において、通信装置220が経路探索動作を行うネットワークに接続されていると判断した場合(ステップS507において“Y”)には、通信装置220の通信環境検出部224は、通信装置220が経路探索動作を行うネットワークに接続されている旨の情報を記憶する(ステップS508)。
以上で、このフローは終了する。
このように、通信装置220では、通信環境検出部224は、スパリングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行うネットワークに接続されている場合には、経路探索動作を行うネットワークに接続されている旨の情報を記憶する。そして、通信装置220はネットワーク通信を開始する。例えば、通信装置220がネットワーク通信を行っている場合において、そのネットワーク通信が失敗する場合があり得る。具体的には、例えば、画像形成装置214の通信装置220が情報処理装置13とネットワーク通信を行っている場合において、他の画像形成装置914が中継装置11Cに電気的に接続されると、中継装置11A,11B,11Cは経路探索動作を開始し、通信遮断期間Tが開始するので、画像形成装置214の通信装置220が行っているネットワーク通信は失敗する。この場合に、通信装置220は、通信装置220が経路探索動作を行うネットワークに接続されているかどうかに応じて、ネットワーク通信の再開動作を制御する。以下に、このようなネットワーク通信の再開動作について詳細に説明する。
図4は、通信装置220におけるネットワーク通信の再開動作の一例を表すものである。図5は、通信システム201におけるネットワーク通信の再開動作の一例を表すものである。
まず、通信装置220の通信制御部223は、ネットワーク通信が失敗したかどうかを確認する(ステップS601)。ネットワーク通信が成功した場合(ステップS601において“N”)には、このフローは終了する。
ステップS601において、ネットワーク通信が失敗した場合(ステップS601において“Y”)には、通信装置220の通信環境検出部224は、通信装置220が経路探索動作を行うネットワークに接続されている旨の情報を記憶しているかどうかを確認する(ステップS602)。すなわち、通信装置220がスパニングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行うネットワークに接続されている場合には、通信環境検出部224は、ステップS508(図2)において、通信装置220が経路探索動作を行うネットワークに接続されている旨の情報を記憶している。よって、通信環境検出部224は、通信装置220が経路探索動作を行うネットワークに接続されている旨の情報を記憶しているかどうかを確認する。
ステップS602において、通信装置220が経路探索動作を行うネットワークに接続されている旨の情報を記憶していない場合(ステップS602において“N”)には、通信装置220は、通信再開処理を行う(ステップS603)。すなわち、この場合には、通信装置220は、経路探索動作を行うネットワークに接続されていないので、通信装置220は、例えばネットワークパケットを送信し応答を待つなどの一般的な方法で、通信再開処理を行う。そして、ネットワーク通信を再開した後に、このフローは終了する。
ステップS602において、通信装置220が経路探索動作を行うネットワークに接続されている旨の情報を記憶している場合(ステップS602において“Y”)には、通信装置220は、検索パケットPを送信する(ステップS604)。具体的には、通信制御部223は、記憶部222に記憶された検索パケット情報INF1に基づいて検索パケットPを生成し、通信部221は、この検索パケットPをブロードキャストにより送信する。
次に、通信装置220の通信制御部223は、通信部221が、ステップS604において送信された検索パケットPを受信したかどうかを確認する(ステップS605)。検索パケットPを受信していない場合(ステップS605において“N”)には、ステップS604に戻る。通信装置220は、検索パケットPを受信するまで、ステップS604,S605を繰り返す。
図5の例では、タイミングt311より前の期間において、通信装置220は、例えば情報処理装置13とネットワーク通信COMを行っている(図5(C),(D))。そして、タイミングt311において、他の画像形成装置914が中継装置11Cに電気的に接続される。これにより、中継装置11A,11B,11Cは経路探索動作を開始し(図5(A))、通信遮断期間Tが開始する。これにより、画像形成装置214の通信装置220が行っているネットワーク通信COMは失敗する。この例では、通信装置220は、スパニングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行うネットワークNETに接続されているので、タイミングt312において、通信装置220は、最初の検索パケットPを送信する(図5(C))。中継装置11A,11B,11Cは、中継装置11A,11B,11C以外の装置との通信を遮断しているので、この検索パケットPは消失する。よって、通信装置220は、この検索パケットPを受信しないので、通信装置220は、タイミングt313において、次の検索パケットPを送信する。このようにして、この例では、通信装置220は、複数の検索パケットPを、所定の時間間隔(例えば3秒間隔)で間欠的に送信する。
そして、ステップS605において、検索パケットPを受信した場合(ステップS605において“Y”)には、通信装置220は、ネットワーク通信を再開する(ステップS606)。すなわち、通信装置220は、検索パケットPを受信した場合には、通信遮断期間Tが終了したと判断し、ネットワーク通信を再開する。
図5の例では、タイミングt314において、中継装置11A,11B,11Cは、経路探索動作を終了する(図5(A))。これにより、中継装置11A,11B,11Cは、中継装置11A,11B,11C以外の装置との通信の遮断を解除する。このようにして、通信遮断期間Tが終了する。そして、中継装置11A,11B,11Cは、ネットワーク通信の中継動作を再開する。中継装置11A,11B,11Cは、この経路探索動作の処理結果に基づいて、ネットワークパケットがループして送信されないように通信を制御する。
その後のタイミングt315において、通信装置220は、検索パケットPを送信する(図5(C))。この検索パケットPは、自装置を検索するためのものであり、ブロードキャストされるので、中継装置11Cは、この検索パケットPを中継装置11A,11Bに送信するとともに、この検索パケットPを通信装置220にも送信する。よって、通信装置220は、タイミングt316において、この検索パケットPを受信する(図5(D))。これにより、通信装置220は、通信遮断期間Tが終了したと判断し、ネットワーク通信COMを再開する(図5(C),(D))
以上で、このフローは終了する。
このように、通信装置220では、画像形成装置214が中継装置11Cに電気的に接続された場合に、複数の検索パケットPを送信し始め、この複数の検索パケットPのうちのいずれかを受信した場合に、ネットワーク通信を開始するようにした。これにより、通信装置220では、通信遮断期間Tが終了してからネットワーク通信を開始するまでの時間を短くすることができる。
すなわち、例えば、画像形成装置が中継装置に電気的に接続されてから所定の待機時間が経過したときに通信装置がネットワーク通信を開始するように、通信装置を構成することがあり得る。この場合には、例えば、経路探索動作が短時間で終了した場合でも、通信装置はこの待機時間が経過するまでネットワーク通信を開始しないので、通信遮断期間Tが終了してからネットワーク通信を開始するまでの時間が長くなるおそれがある。また、ネットワークの構成が変更された場合には、経路探索動作を行う時間が変化し、通信遮断期間Tの長さが変化し得る。よって、例えば、ネットワーク通信を開始するまでの時間を短くするために、管理者が待機時間を適切に設定しようとする場合には、ネットワークの構成が変更される度に、管理者がこの待機時間を設定する必要があるので、管理者の手間がかかってしまう。
一方、通信装置220では、画像形成装置214が中継装置11Cに電気的に接続された場合に、複数の検索パケットPを送信し始め、この複数の検索パケットPのうちのいずれかを受信した場合に、ネットワーク通信を開始するようにした。これにより、通信装置220では、通信遮断期間Tが終了したことを確認してから、ネットワーク通信を開始することができるので、通信遮断期間Tの長さに応じて、ネットワーク通信を開始するタイミングを適切に設定することができる。具体的には、通信遮断期間Tの長さが短い場合には、ネットワーク通信を開始するタイミングを早くし、通信遮断期間Tの長さが長い場合には、ネットワーク通信を開始するタイミングを遅くすることができる。このように、通信装置220では、通信遮断期間Tの長さに応じて、ネットワーク通信を開始するタイミングを適切に設定することができるので、通信遮断期間Tが終了してからネットワーク通信を開始するまでの時間を短くすることができる。また、ネットワークの構成が変更された場合でも、通信装置220では、通信遮断期間Tの長さに応じて、ネットワーク通信を開始するタイミングを適切に設定することができるので、管理者は待機時間を設定しないで済むため、管理者の手間を軽減することができる。
また、通信装置220では、ネットワーク通信が失敗した場合に、通信装置220が経路探索動作を行うネットワークに接続されているかどうかに応じて、ネットワーク通信の再開動作を制御するようにした。すなわち、図4に示したように、通信装置220が経路探索動作を行うネットワークに接続されていない場合(ステップS602において“N”)には、通信装置220は、通信再開動作を行うことにより(ステップS603)、比較的短い時間(第1の時間)が経過した後にネットワーク通信を再開するようにした。また、通信装置220が経路探索動作を行うネットワークに接続されている場合(ステップS602において“Y”)には、通信装置220は、自装置である画像形成装置214を検索する複数の検索パケットPを間欠的に送信し、この複数の検索パケットPのうちのいずれかを受信した場合に、ネットワーク通信を再開するようにした。言い換えれば、通信装置220は、経路探索動作が終了するのを待って、第1の時間より長い時間(第2の時間)が経過した後にネットワーク通信を再開するようにした。このように、通信装置220では、通信装置220が経路探索動作を行うネットワークに接続されているかどうかに応じて、ネットワーク通信の再開動作を制御するようにしたので、ネットワーク通信を適切に再開することができる。
[効果]
以上のように本実施の形態では、ネットワーク通信が失敗した場合に、通信装置が経路探索動作を行うネットワークに接続されているかどうかに応じて、ネットワーク通信の再開動作を制御するようにしたので、ネットワーク通信を適切に再開することができる。
[変形例1]
上記実施の形態では、図4に示したように、通信装置220が経路探索動作を行うネットワークに接続されている場合において、ネットワーク通信が失敗した場合に、通信装置220が、複数の検索パケットPを間欠的に送信し、この複数の検索パケットPのうちのいずれかを受信した場合に、ネットワーク通信を再開するようにしたが、これに限定されるものではない。これに代えて、例えば、所定の長さの時間だけ待機した後に、ネットワーク通信を再開してもよい。以下に、本変形例について詳細に説明する。
本変形例に係る通信システム201Aは、上記実施の形態に係る通信システム201(図1)と同様に、画像形成装置214Aを備えている。画像形成装置214Aは、通信装置220Aを有している。通信装置220Aは、通信制御部223Aを有している。
図6は、通信装置220Aにおけるネットワーク通信の再開動作の一例を表すものである。
まず、上記実施の形態に係る通信装置220と同様に、通信装置220Aは、ネットワーク通信が失敗したかどうかを確認し(ステップS601)、ネットワーク通信が失敗した場合(ステップS601において“Y”)には、通信装置220Aの通信環境検出部224は、通信装置220Aが経路探索動作を行うネットワークに接続されている旨の情報を記憶しているかどうかを確認する(ステップS602)。
ステップS602において、通信装置220Aが経路探索動作を行うネットワークに接続されている旨の情報を記憶している場合(ステップS602において“Y”)には、通信装置220Aの通信制御部223Aは、ネットワーク通信が失敗してから、所定の時間が経過したかどうかを確認する(ステップS614)。所定の時間の長さは、例えば、一般的な通信遮断期間Tの長さと同等か、あるいは通信遮断期間Tよりもやや長いことが望ましい。この所定の時間の長さは、例えば60秒に設定される。まだ所定の時間が経過していない場合(ステップS614において“N”)には、この所定の時間が経過するまで、このステップS614を繰り返す。
そして、この所定の時間が経過した場合(ステップS614において“Y”)には、通信装置220Aは、通信遮断期間Tが終了したと判断し、ネットワーク通信COMを再開する(ステップS606)。
以上で、このフローは終了する。
図7は、通信システム201Aの一動作例を表すものである。タイミングt321より前の期間において、通信装置220Aは、例えば情報処理装置13とネットワーク通信COMを行っている(図7(C),(D))。
タイミングt321において、他の画像形成装置914が中継装置11Cに電気的に接続されると、中継装置11A,11B,11Cは経路探索動作を開始し(図7(A))、通信遮断期間Tが開始する。これにより、画像形成装置214Aの通信装置220Aが行っているネットワーク通信COMは失敗する。この例では、通信装置220Aは、経路探索動作を行うネットワークNETに接続されているので、ネットワーク通信COMが失敗したタイミングt321から、所定の時間が経過するタイミングt323まで待機する。
この例では、タイミングt322において、中継装置11A,11B,11Cは、経路探索動作を終了する(図7(A))。これにより、中継装置11A,11B,11Cは、中継装置11A,11B,11C以外の装置との通信の遮断を解除する。このようにして、通信遮断期間Tが終了する。そして、中継装置11A,11B,11Cは、ネットワーク通信の中継動作を再開する。
そして、ネットワーク通信が失敗してから、所定の時間が経過したタイミングt323において、通信装置220Aは、通信遮断期間Tが終了したと判断し、ネットワーク通信COMを再開する(図7(C),(D))
このように、通信装置220Aでは、ネットワーク通信が失敗してから所定の時間が経過した後に、複数の検索パケットPを送信し始めるようにしたので、無駄な検索パケットPを送信しないで済むので、通信装置220Aの負荷を軽減することができる。
[変形例2]
上記実施の形態では、図4に示したように、通信装置220が経路探索動作を行うネットワークに接続されている場合において、ネットワーク通信が失敗してから、通信装置220が複数の検索パケットPを間欠的に送信し始めるようにしたが、これに限定されるものではない。これに代えて、例えば、ネットワーク通信が失敗してから、待機時間が経過した後に、通信装置が複数の検索パケットPを間欠的に送信し始めるようにしてもよい。
以下に、本変形例について詳細に説明する。
図8は、本変形例に係る通信システム201Bの一構成例を表すものである。通信システム201Bは、画像形成装置214Bを備えている。画像形成装置214Bは、通信装置220Bを有している。通信装置220Bは、記憶部222Bと、通信制御部223Bとを有している。
記憶部222Bには、検索パケット情報INF1と、待機時間情報INF2とが記憶されている。待機時間情報INF2は、ネットワーク通信が失敗してから、複数の検索パケットPを間欠的に送信し始めるまでに待機する時間(待機時間T2)の長さについての情報を含んでいる。
通信制御部223Bは、通信装置220Bの通信動作を制御するように構成される。通信制御部223Bは、時間検出部225Bを有している。時間検出部225Bは、ネットワーク通信が失敗してから、検索パケットPを受信するまでの受信時間T1を測定するように構成される。そして、時間検出部225Bは、この受信時間T1に基づいて、次にネットワーク通信が失敗した際に使用すべき待機時間T2を算出する。通信制御部223Bは、この待機時間T2についての情報を、待機時間情報INF2として記憶部222Bに記憶させるようになっている。
例えば、通信制御部223Bは、ネットワーク通信が失敗してから、記憶部222Bに記憶された待機時間情報INF2が示す待機時間T2だけ経過した後に、記憶部222Bに記憶された検索パケット情報INF1に基づいて、通信部221が複数の検索パケットPを間欠的に送信するように制御する。そして、通信部221がこの複数の検索パケットPのうちのいずれかを受信した場合に、通信制御部223Bは、通信部221が、検索パケットPの送信を停止するとともにネットワーク通信を再開するように制御するようになっている。
ここで、通信制御部223Bは、本発明における「制御部」の一具体例に対応する。記憶部222Bは、本発明における「記憶部」の一具体例に対応する。待機時間情報INF2は、本発明における「待機時間情報」の一具体例に対応する。待機時間T2は、本発明における「待機時間」の一具体例に対応する。受信時間T1は、本発明における「受信時間」の一具体例に対応する。
図9は、通信装置220Bにおけるネットワーク通信の再開動作の一例を表すものである。
まず、上記実施の形態に係る通信装置220と同様に、通信装置220Bは、ネットワーク通信が失敗したかどうかを確認し(ステップS601)、ネットワーク通信が失敗した場合(ステップS601において“Y”)には、通信装置220Bの通信環境検出部224は、通信装置220Bが経路探索動作を行うネットワークに接続されている旨の情報を記憶しているかどうかを確認する(ステップS602)。
ステップS602において、通信装置220Aが経路探索動作を行うネットワークに接続されている旨の情報を記憶している場合(ステップS602において“Y”)には、通信装置220Bの通信制御部223Bは、記憶部222Bに記憶された待機時間情報INF2に基づいて、待機時間T2についての情報を取得する(ステップS623)。
次に、通信装置220Bの通信制御部223Bは、ネットワーク通信が失敗してから待機時間T2が経過したかどうかを確認する(ステップS624)。通信制御部223Bは、まだ待機時間T2が経過していない場合(ステップS624において“N”)には、待機時間T2が経過するまで、このステップS624を繰り返す。
ステップS624において、待機時間T2が経過した場合(ステップS624において“Y”)には、通信装置220Bは、検索パケットPを送信する(ステップS604)。
次に、通信装置220Bの通信制御部223Bは、通信部221が、ステップS604において送信された検索パケットPを受信したかどうかを確認する(ステップS605)。検索パケットPを受信していない場合(ステップS605において“N”)には、ステップS604に戻り、通信装置220Bが検索パケットPを受信するまで、ステップS604,S605を繰り返す。
ステップS605において、検索パケットPを受信した場合(ステップS605において“Y”)には、通信装置220Bは、ネットワーク通信を再開する(ステップS606)。
次に、通信装置220Bの時間検出部225Bは、ネットワーク通信が失敗してから検索パケットPを受信するまでの受信時間T1を検出する(ステップS627)。
そして、時間検出部225Bは、ステップS627において検出した受信時間T1に基づいて、次にネットワーク通信が失敗した際に使用すべき待機時間T2を算出し、通信制御部223Bは、この待機時間T2についての情報を待機時間情報INF2として記憶部222Bに記憶させる(ステップS628)。
以上で、このフローは終了する。
図10は、通信システム201Bの一動作例を表すものであり、(A),(E)は中継装置11A,11B,11Cの動作を示し、(B),(F)は通信装置220Bの動作を示し、(C),(G)は通信装置220Bの送信データを示し、(D),(H)は通信装置220Bの受信データを示す。(A)~(D)は、ネットワーク通信が失敗したときの動作を示し、(E)~(H)は、ネットワーク通信がその次に失敗したときの動作を示す。
図10(A)~(D)の例では、タイミングt331より前の期間において、通信装置220Bは、例えば情報処理装置13とネットワーク通信COMを行っている(図10(C),(D))。そして、タイミングt331において、他の画像形成装置914が中継装置11Cに電気的に接続される。中継装置11A,11B,11Cは、スパニングツリープロトコルを用いて経路探索動作を開始し(図10(A))、通信遮断期間Tが開始する。これにより、画像形成装置214Bの通信装置220Bが行っているネットワーク通信COMは失敗する。
通信制御部223Bは、記憶部222Bに記憶された待機時間情報INF2に基づいて、待機時間T2についての情報を取得する。そして、ネットワーク通信が失敗してからこの待機時間T2が経過したタイミングt332において、通信装置220Bは、最初の検索パケットPを送信する(図10(C))。この例では、通信装置220Bは、これ以降、複数の検索パケットPを間欠的に送信する。
タイミングt333において、中継装置11A,11B,11Cは、経路探索動作を終了し(図10(A))、通信遮断期間Tが終了する。中継装置11A,11B,11Cは、ネットワーク通信の中継動作を再開する。その後のタイミングt334において、通信装置220Bは検索パケットPを送信し(図10(C))、タイミングt335において、通信装置220Bはこの検索パケットPを受信する(図10(D))。これにより、通信装置220Bは、通信遮断期間Tが終了したと判断し、ネットワーク通信COMを再開する(図10(C),(D))。
時間検出部225Bは、ネットワーク通信が失敗してから検索パケットPを受信するまでの受信時間T1(タイミングt331~t335)を検出する。そして、時間検出部225Bは、この受信時間T1に基づいて、次にネットワーク通信が失敗した際に使用すべき待機時間T2を算出する。具体的には、時間検出部225Bは、待機時間T2が受信時間T1よりも短い時間になるように、待機時間T2を算出する。そして、通信制御部223Bは、この待機時間T2についての情報を待機時間情報INF2として記憶部222Bに記憶させる。
その後、通信装置220Bは、ネットワーク通信COMを行う。そして、図10(E)~(H)に示したように、タイミングt341において、他の画像形成装置914が中継装置11Cに接続される。そして、中継装置11A,11B,11Cは、スパニングツリープロトコルを用いて経路探索動作を開始し(図10(E))、通信遮断期間Tが開始する。これにより、画像形成装置214Bの通信装置220Bが行っているネットワーク通信COMは失敗する。
通信制御部223Bは、記憶部222Bに記憶された待機時間情報INF2に基づいて、待機時間T2についての情報を取得する。そして、ネットワーク通信COMが失敗してからこの待機時間T2が経過したタイミングt342において、通信装置220Bは、最初の検索パケットPを送信する(図10(G))。この例では、通信装置220Bは、これ以降、複数の検索パケットPを間欠的に送信する。
タイミングt343において、中継装置11A,11B,11Cは、経路探索動作を終了し(図10(E))、通信遮断期間Tが終了する。中継装置11A,11B,11Cは、ネットワーク通信の中継動作を再開する。この例では、図10(A)~10(D)に示した前回の動作よりも、短い時間で経路探索動作が終了している。その後のタイミングt344において、通信装置220Bは検索パケットPを送信し(図10(G))、タイミングt345において、通信装置220Bはこの検索パケットPを受信する(図10(H))。これにより、通信装置220Bは、通信遮断期間Tが終了したと判断し、ネットワーク通信COMを再開する(図10(G),(H))。
そして、時間検出部225Bは、ネットワーク通信が失敗してから検索パケットPを受信するまでの受信時間T1(タイミングt341~t345)を検出し、この受信時間T1に基づいて、次にネットワーク通信が失敗した際に使用すべき待機時間T2を算出する。そして、通信制御部223Bは、この待機時間T2についての情報を待機時間情報INF2として記憶部222Bに記憶させる。
図11は、通信システム201Bの他の動作例を表すものである。図11(A)~(D)は、図10(A)~(D)と同じである。
図11(E)~(H)の例では、タイミングt351~t352の期間において、中継装置11A,11B,11Cは、スパニングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行う(図11(E))。この例では、図10(E)~(H)の場合に比べ、短い時間で経路探索動作が終了している。
通信装置220Bは、ネットワーク通信COMが失敗してから待機時間T2が経過したタイミングt353において、最初の検索パケットPを送信する(図11(G))。そして、通信装置220Bは、タイミングt354において、この検索パケットPを受信する(図11(H))。これにより、通信装置220Bは、通信遮断期間Tが終了したと判断し、ネットワーク通信COMを再開する(図11(G),(H))。
そして、時間検出部225Bは、ネットワーク通信が失敗してから検索パケットPを受信するまでの受信時間T1(タイミングt351~t354)を検出し、この受信時間T1に基づいて、ネットワーク通信が次に失敗した際に使用すべき待機時間T2を算出する。そして、通信制御部223Bは、この待機時間T2についての情報を待機時間情報INF2として記憶部222Bに記憶させる。
このように、通信装置220Bでは、ネットワーク通信が失敗してから待機時間T2が経過した後に、複数の検索パケットPを送信し始めるようにしたので、無駄な検索パケットPを送信しないで済むので、通信装置220Bの負荷を軽減することができる。
また、通信装置220Bでは、ネットワーク通信が失敗してから検索パケットPを受信するまでの受信時間T1を検出し、この受信時間T1に基づいて、ネットワーク通信が次に失敗した際に使用すべき待機時間T2を算出するようにした。これにより、通信装置220Bでは、通信システム201Bにおける通信遮断期間Tの長さに応じた待機時間T2を得ることができるので、例えば固定された所定の時間を待機時間T2として設定する場合に比べて、ネットワーク通信を再開するタイミングを適切に設定することができる。
特に、通信装置220Bでは、待機時間T2が受信時間T1よりも短い時間になるように、待機時間T2を算出するようにした。これにより、通信装置220Bでは、例えばネットワークの構成が変更されることにより、図10に示したように、経路探索動作を行う時間が短くなり、通信遮断期間Tの長さが短くなった場合に、ネットワーク通信を再開するまでの時間を短くすることができる。すなわち、例えば固定された待機時間T2を使用する場合には、例えばネットワークの構成が変更されることにより、経路探索動作を行う時間が短くなった場合に、経路探索動作が終了してから、最初の検索パケットPを送信するまでの時間が無駄になってしまう。一方、通信装置220Bでは、待機時間T2が受信時間T1よりも短い時間になるように、待機時間T2を算出するようにした。これにより、例えば図10に示したように、経路探索動作が終了する前に、複数の検索パケットPを送信し始めることができる。その結果、通信装置220Bでは、通信遮断期間Tが終了してからネットワーク通信を再開するまでの時間を短くすることができる。
[変形例3]
上記実施の形態では、通信装置220は、通信が失敗した場合において、送信した複数の検索パケットPのうちの1つを受信した場合に、ネットワーク通信を再開したが、これに限定されるものではなく、例えば、送信した複数の検索パケットPのうちの2以上の検索パケットPを受信した後に、ネットワーク通信を再開してもよい。
[変形例4]
上記実施の形態では、通信装置220は、送信した複数の検索パケットPのうちのいずれかを受信した場合に、検索パケットPの送信を停止したが、これに限定されるものではなく、例えば、送信した複数の検索パケットPのうちのいずれかを受信した後に、さらにいくつかの検索パケットPを送信してもよい。
以上、いくつかの実施の形態および変形例を挙げて本技術を説明したが、本技術はこれらの実施の形態等には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記の各実施の形態では、本技術を画像形成装置に適用したが、これに限定されるものではなく、ネットワークインタフェースを有する様々なネットワーク装置に適用することができる。
201,201A,201B…通信システム、11,11A,11B,11C…中継装置、12…DHCPサーバ、13…情報処理装置、214,214A,214B…画像形成装置、17…画像形成制御部、18…画像形成部、19…電源部、220,220A,220B…通信装置、221…通信部、222,222B…記憶部、223,223A,223B…通信制御部、224…通信環境検出部、225B…時間検出部、914…画像形成装置、COM…ネットワーク通信、INF1…検索パケット情報、INF2…待機時間情報、NET…ネットワーク、P…検索パケット、T…通信遮断期間、T1…受信時間、T2…待機時間。

Claims (9)

  1. 中継装置を介してネットワーク装置と通信可能な通信部と、
    前記通信部における通信が失敗した場合において、前記中継装置がスパニングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行う装置ではない場合には、第1の時間が経過した後に、前記通信部が前記ネットワーク装置と通信を再開し、前記中継装置が前記経路探索動作を行う装置である場合には、前記第1の時間よりも長い第2の時間が経過した後に、前記通信部が前記ネットワーク装置と通信を再開するように、前記通信部の動作を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記通信部における通信が失敗した場合において、前記中継装置が前記経路探索動作を行う装置である場合に、前記通信部が、自らを送信対象に含む1または複数の検索パケットを前記中継装置に送信し、前記1または複数の検索パケットのうちのいずれかを受信した後に前記ネットワーク装置と通信を再開し、
    前記第2の時間は、前記通信部における通信が失敗してから、前記通信部が前記1または複数の検索パケットのうちのいずれかを受信した後に前記ネットワーク装置と通信を再開するまでの時間である
    通信装置。
  2. 前記通信部における通信が失敗してから、前記通信部が前記1または複数の検索パケットを送信し始めるまでの待機時間を示す待機時間情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、前記待機時間情報に基づいて、前記通信部が前記1または複数の検索パケットを送信し始めるタイミングを決定する
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御部は、前記通信部における通信が失敗してから、前記1または複数の検索パケットのうちのいずれかを受信するまでの受信時間を測定し、前記受信時間に基づいて前記待機時間を算出し、前記待機時間を示す前記待機時間情報を前記記憶部に記憶させる
    請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記制御部は、前記待機時間が前記受信時間よりも短い時間になるように、前記待機時間を算出する
    請求項3に記載の通信装置。
  5. 中継装置を介してネットワーク装置と通信可能な通信部と、
    前記通信部における通信が失敗した場合において、前記中継装置がスパニングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行う装置ではない場合には、第1の時間が経過した後に、前記通信部が前記ネットワーク装置と通信を再開し、前記中継装置が前記経路探索動作を行う装置である場合には、前記第1の時間よりも長い第2の時間が経過した後に、前記通信部が前記ネットワーク装置と通信を再開するように、前記通信部の動作を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記通信部および前記中継装置が互いに電気的に接続された後の初期動作において、前記通信部が、自らを送信対象に含む所定数の検索パケットを前記中継装置に送信し、前記所定数の検索パケットを受信できなかったかどうかを検出することにより、前記中継装置が前記経路探索動作を行う装置であるかどうかを判断する
    信装置。
  6. 前記制御部は、前記通信部における通信が失敗した場合において、前記中継装置が前記経路探索動作を行う装置である場合に、前記通信部が前記第2の時間が経過するまで待機し、待機した後に前記ネットワーク装置と通信を再開する
    請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記通信部および前記中継装置は、前記通信部に電源が供給され、かつ前記通信部および前記中継装置が互いに物理的に接続されることにより、互いに電気的に接続される
    請求項5に記載の通信装置。
  8. 通信部が、中継装置を介してネットワーク装置と通信することと、
    前記通信部における通信が失敗した場合において、前記中継装置がスパニングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行う装置ではない場合に、第1の時間が経過した後に、前記通信部が前記ネットワーク装置と通信を再開することと、
    前記通信部における通信が失敗した場合において、前記中継装置が前記経路探索動作を行う装置である場合に、前記第1の時間よりも長い第2の時間が経過した後に、前記通信部が前記ネットワーク装置と通信を再開することと
    を含み、
    前記通信部における通信が失敗した場合において、前記中継装置が前記経路探索動作を行う装置である場合に、前記通信部は、自らを送信対象に含む1または複数の検索パケットを前記中継装置に送信し、前記1または複数の検索パケットのうちのいずれかを受信した後に前記ネットワーク装置と通信を再開し、
    前記第2の時間は、前記通信部における通信が失敗してから、前記通信部が前記1または複数の検索パケットのうちのいずれかを受信した後に前記ネットワーク装置と通信を再開するまでの時間である
    通信方法。
  9. 通信部が、中継装置を介してネットワーク装置と通信することと、
    前記通信部における通信が失敗した場合において、前記中継装置がスパニングツリープロトコルを用いて経路探索動作を行う装置ではない場合に、第1の時間が経過した後に、前記通信部が前記ネットワーク装置と通信を再開することと、
    前記通信部における通信が失敗した場合において、前記中継装置が前記経路探索動作を行う装置である場合に、前記第1の時間よりも長い第2の時間が経過した後に、前記通信部が前記ネットワーク装置と通信を再開することと
    を含み、
    前記通信部および前記中継装置が互いに電気的に接続された後の初期動作において、前記通信部が自らを送信対象に含む所定数の検索パケットを前記中継装置に送信し、前記所定数の検索パケットを受信できなかったかどうかを検出することにより、前記中継装置が前記経路探索動作を行う装置であるかどうかを判断する
    通信方法。
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