JP7296920B2 - 脱穀装置及びコンバイン - Google Patents

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Description

本発明は、脱穀された処理物を選別するシーブケースを備える脱穀装置及び、脱穀装置を備えるコンバインに関する。
特許文献1に示すように、コンバインは、収穫された作物を脱穀する脱穀装置を備え、脱穀装置は脱穀された脱穀粒(脱穀処理物)を選別する選別部を備える。選別部は、脱穀粒を揺動選別するシーブケースを備える。シーブケースは、メンテナンス等のために機体から抜き出すことができる。
シーブケースは重量が重いため、シーブケースの抜き差しは容易でない。シーブケースを抜き差しする際に、シーブケースの抜き差しを補助するために、コンバインとは別体のシーブケースを保持するメンテナンス治具(フレーム体)が用いられる場合がある。
特開2019-126285号公報
しかしながら、治具等を用いたとしてもシーブケースの引き出しや収納は容易ではない。
そのため、より簡単にシーブケースを機外へ引き出すことや、機内へ収納することが求められている。
本発明の一実施形態に係る脱穀装置は、作物を脱穀処理する脱穀部と、前記脱穀部の下方に設けられ、前記脱穀部によって脱穀処理された脱穀処理物を選別処理する選別部と、前記脱穀部及び前記選別部の横外側方に設けられた外側壁部と、が備えられ、前記選別部に、前記外側壁部に沿って揺動駆動されて脱穀処理物を選別処理するシーブケースが備えられ、前記外側壁部のうちの前記シーブケースの横外側部分に対向する第一部分が前記外側壁部のうちの他の第二部分から切り離し可能なように構成されると共に、前記第一部分を前記第二部分から切り離すことで前記外側壁部に開口部が形成されるように構成され、前記シーブケースは、縦向きの縦軸芯周りに回動可能に支持され、かつ、前記縦軸芯周りに回動して前記開口部を介して前記外側壁部よりも装置外側に引出し可能である。
このような構成により、シーブケースは縦軸芯周りに回動することにより、脱穀装置内に収納された収納状態から、脱穀装置の外部に突出する突出状態に容易に引き出される。また、突出状態から収納状態に変位する際も、シーブケースは縦軸芯周りに回動することにより容易に変位される。そのため、治具等を用いることなく、簡便にシーブケースを引き出し、収納して、より簡単にシーブケースを機外へ引き出すことや、機内へ収納することができる。
また、前記第一部分が、前記縦軸芯周りに回動可能に構成され、前記シーブケース及び前記第一部分は、互いに連結されて、前記縦軸芯周りに一体的に回動可能であっても良い。
このような構成により、シーブケースが第一部分と一体的に回動するため、外側壁部である第一部分を取り外す等の処理を行うことなく、シーブケースの回動操作を行うだけで、容易にシーブケースを引き出すことができ、シーブケースの操作性が向上する。
また、前記シーブケースの周囲を囲う状態で設けられたフレーム体と、前記フレーム体を前記縦軸芯周りに回動可能に支持する支持フレームと、が備えられ、前記第一部分は、前記フレーム体のうちの前記横外側部分に対向する部分であり、前記シーブケースは、前記フレーム体に揺動可能に支持されても良い。
シーブケースを揺動可能に支持するフレーム体を備えて、そのフレーム体を回動させる構成であるため、シーブケースを単独で回動させる構成と比較して、シーブケースと、シーブケースの揺動駆動構造とを切り離す手間が不要であり、シーブケースの引出し時(メンテナンス時)の作業効率が向上する。また、シーブケースと揺動駆動構造とを切り離さないで良いため、切り離しが必要な構造と比べて、切り離しの繰り返しによる揺動駆動構造の劣化が発生しない。
また、前記フレーム体に、前記第一部分と、前記シーブケースを挟んで前記第一部分とは反対側に位置する反対側部分と、が備えられ、前記シーブケースの前部の左右側部を、前記第一部分と前記反対側部分とのそれぞれに横向きの横軸芯周りに前後揺動可能な状態で吊り下げる左右のアーム部が備えられても良い。
アーム部を用いた前後揺動構造を採用することで、シーブケースの縦軸芯周りの回動時でもシーブケースの前部と第一部分及び反対側部分とが連結されることになり、シーブケースの前部の前後移動構成をレールとローラで構成する構造と比べて、シーブケースとフレーム体とを安定した状態で回動させることができる。
また、前記脱穀部及び前記選別部を挟んで、前記外側壁部とは反対側に設けられた他方側壁部が備えられ、前記シーブケースを揺動駆動させる揺動駆動軸の両端部が、前記外側壁部と前記他方側壁部とに回転可能に支持され、前記他方側壁部のうちの前記揺動駆動軸を支持する軸支部と前記揺動駆動軸とは、前記シーブケース及び前記第一部分と共に前記縦軸芯周りに一体的に回動可能であっても良い。
シーブケースと揺動駆動構造一式とが一体的に揺動するため、両者を切り離す手間が不要であり、シーブケースの引出し時(メンテナンス時)の作業効率が向上する。また、シーブケースと揺動駆動構造とを切り離さないで良いため、切り離しが必要な構造と比べて、切り離しの繰り返しによる揺動駆動構造の劣化が発生しない。
また、前記第二部分は、前記第一部分の下方に位置し、前記シーブケースを前記選別部の内部に収容した状態において、前記第一部分は前記第二部分の上端部に載置支持されても良い。
シーブケースを収容した状態において、シーブケースの荷重を第二部分がしっかりと支えることができ、シーブケースの揺動構造への負荷が少ない。
また、前記第一部分と前記第二部分との境界部に、側面視で、前記縦軸芯向けに下がる傾斜部が備えられても良い。
傾斜部の傾斜形状による楔効果で、第一部分と第二部分とが密接して脱穀装置の密閉性が向上する。また、縦軸芯側に第一部分の荷重がかかり、縦軸芯と離れる側へ傾斜する場合と比較して、シーブケースが垂れ下がりにくい。
さらに、本発明の一実施形態に係るコンバインは、前記脱穀装置を備えたコンバインであって、前記脱穀装置と左右横並び状態で設けられ、前記脱穀装置によって脱穀処理及び選別処理された穀粒を貯留する穀粒貯留部が備えられ、前記縦軸芯が、前記シーブケースのうち、前記穀粒貯留部の側の横側部に設定されている。
このような構成により、コンバインにおいても、シーブケースを機外へ引き出すことや、機内へ収納することが容易となり、シーブケースのメンテナンスが容易となる。
コンバインの構成を例示する左側面図である。 脱穀装置の概略構成を例示する縦断左側面図である。 シーブケースが収納された状態の選別装置の概略構成を例示する平面図である。 シーブケースが収納された状態の選別装置の概略構成を例示する左側面図である。 シーブケースが収納された状態の選別装置の概略構成を例示する右側面図である。 シーブケースを引き出した状態の概略構成を例示する平面図である。 穀粒タンクを開いた状態のコンバインの構成を例示する平面図である。 二番回収部の開閉部が閉じた構成を例示する右側面図である。 二番回収部の開閉部が開いた構成を例示する右側面図である。 二番回収部の開閉部を操作する操作具の構成を例示する斜視図である。
本発明に係るコンバインの実施形態について、図を用いて説明する。以下の説明において、図1に示される矢印Fの方向をコンバインの前方、矢印Bの方向をコンバインの後方とする。左右の方向は前方を向いた状態の左右方向とする。
〔コンバインの全体構成〕
図1に示すように、コンバインは、機体フレーム1、走行装置2、運転部3、刈取部4、脱穀装置7、穀粒タンク8、穀粒排出装置10等を備える。走行装置2、運転部3、刈取部4、脱穀装置7、穀粒タンク8、及び穀粒排出装置10は機体フレーム1に支持される。脱穀装置7は、脱穀部7a及び選別部5を備える。
コンバインは、機体の左右両側それぞれに、外板パネル15bを備える。左右それぞれの外板パネル15bは、1または複数に分割され、それぞれ機体から着脱可能な構成で支持される。左の外板パネル15bは、脱穀装置7の左側面を覆うように設けられる。右の外板パネル15bは、穀粒タンク8の右側面を覆うように設けられる。
走行装置2は、エンジンE等の動力源に駆動されて、機体を走行させる。走行装置2は左右一対のクローラである。運転部3は、運転者が搭乗して機体の操縦を行う領域であり、機体の前側の右寄りの領域に設けられる。
刈取部4は、機体の前側領域に設けられ、圃場に植え付けられた稲や麦等の作物である植立穀稈を刈り取って収穫する。刈取部4は供給搬送装置14を備え、供給搬送装置14は、刈り取られた刈取穀稈を機体の後方に向けて搬送する。
脱穀部7aは、刈取部4で刈り取られた刈取穀稈を脱穀する。脱穀部7aは、刈取部4の後方の、機体の左側領域に配置される。刈取部4で刈り取られた刈取穀稈は、刈取部4から供給搬送装置14及びフィードチェーン11によって脱穀部7aまで搬送される。
選別部5は、脱穀部7aで脱穀された処理物である脱穀処理物から、穀粒を選別する。選別部5は、脱穀部7aの下方に配置される。
穀粒タンク8は、選別部5で選別された、選別処理物である穀粒を貯留する。穀粒タンク8は、運転部3の後方の、機体の右側領域に配置される。穀粒排出装置10は、必要に応じて穀粒タンク8に貯留された穀粒を機体の外部に排出する。
〔脱穀装置〕
次に、図1,図2を用いて、脱穀装置7の詳細な構成について説明する。
脱穀部7aは扱室16と、フィードチェーン11と、分離ドラム18と、排藁搬送装置19と、排塵ファン20と、受網21とを備える。扱室16には扱胴17が設けられる。
刈取部4から搬送される刈取穀稈は、供給搬送装置14及びフィードチェーン11によって搬送され、穂先部分が扱室16に挿入される。扱室16に挿入された刈取穀稈は、扱室16内に設けられた扱胴17により脱穀処理される。扱胴17により脱穀された脱穀処理物は、受網21を通って選別部5に向けて落下する。
フィードチェーン11によって搬送される刈取穀稈は、扱室16で脱穀された後、分離ドラム18によって、残った穀粒を含む分離処理物が分離される。分離された分離処理物は選別部5に向けて落下する。排藁搬送装置19は、扱室16を通過したあとの刈取穀稈である排藁を排藁細断装置9に排出する。排塵ファン20は脱穀部7a内の排藁や排塵を吸引し、排藁細断装置9を介して機外に排出する。排藁細断装置9は脱穀部7aの後方領域に設けられる。排藁細断装置9は一対の回転刃9aを備え、排藁搬送装置19により排出された排藁等は回転刃9aによって細断されて機外に排出される。また、排藁細断装置9は、縦軸芯周りに揺動して機体に対して開閉できる。
選別部5は、シーブケース6と、唐箕22と、一番回収部23と、二番回収部24とを備える。
シーブケース6は、グレンパン29と、チャフシーブ30と、グレンシーブ31と、ストローラック32と、揺動駆動軸33とを備える。揺動駆動軸33は、機体の左右方向に設けられ、エンジンEの駆動が入力されることによりシーブケース6を揺動させる。シーブケース6は、揺動駆動されることにより、脱穀処理物を選別する。
グレンパン29は、揺動することにより、受網21から落下する脱穀処理物を機体後方に向けて送り出す。ストローラック32は、揺動することにより、分離ドラム18から落下する分離処理物を機体前方に向けて送り出す。
グレンパン29から送り出された脱穀処理物と、ストローラック32から送り出された分離処理物は、チャフシーブ30及びグレンシーブ31で選別される。チャフシーブ30及びグレンシーブ31を落下した処理物は選別処理物である穀粒である。穀粒は、一番回収部23に落下する。
唐箕22は選別部5の前部の下部領域に配置され、機体後方に向けて選別風を送風する。選別風は、シーブケース6内の、チャフシーブ30及びグレンシーブ31を通過しない穀粒以外の夾雑物や排藁等を機体後方に向けて吹き飛ばし、排塵ファン20を介して機体後方から排出する。チャフシーブ30及びグレンシーブ31を透過せず、選別風でも吹き飛ばされなかった脱穀処理物は、二番回収部24に落下する。
一番回収部23に落下した穀粒は、一番回収部23により穀粒タンク8に搬送される。二番回収部24に落下した未選別物は、二番回収部24によりシーブケース6の前側部分に還元される。
〔シーブケースの開閉〕
図3~図6に示すように、選別部5は、機体の横外側方である左横側部に側壁(「外側壁部」に相当)25を備える。側壁25の上端部は、脱穀装置7の横外側方に及ぶ。側壁25は、選別部5の横外側方部分において、上側側壁25a(「第一部分」に相当)と下側側壁(「第二部分」に相当)25bとに切り離し可能な構成で設けられる。上側側壁25aは、側壁25のうち、シーブケース6と対向する部分に相当し、シーブケース6の左側面を覆う。下側側壁25bは、側壁25のうち上側側壁25a以外の他の部分であり、選別部5のシーブケース6より下側の部分の左側面を覆う。また、脱穀装置7の前方及び右横側方は、それぞれ、前側脱穀壁7d及び右側脱穀壁(「他方側壁部」に相当)7cに覆われる。その結果、側壁25、前側脱穀壁7d及び右側脱穀壁7cは、脱穀装置7の前方及び左右横側方を覆う脱穀壁7bを構成する。
シーブケース6は、上下部分が開口する箱状のフレーム体6a内に支持される。フレーム体6aは、シーブケース6の前後左右を囲む。フレーム体6aの左側面は上側側壁25aに相当する。フレーム体6aのうち、シーブケース6を挟んで上側側壁25aの反対側に位置する部分は、裏側面フレーム(「反対側部分」に相当)6bである。
シーブケース6の後部領域は揺動駆動軸33に支持される。揺動駆動軸33は、プーリー33aの回動に伴って回動し、プーリー33aはベルト33b等を介してエンジンEの駆動が伝達されて回動する。揺動駆動軸33は、フレーム体6aのうちの上側側壁25aと、裏側面フレーム6bとに亘って設けられ、機体左右方向向きの軸芯周りに回動する。揺動駆動軸33は、上側側壁25a及び裏側面フレーム6bのそれぞれに設けられる軸支部25cに支持される。揺動駆動軸33は軸芯に対して突出するようにクランク状に折れ曲がっており、突出した部分がシーブケース6の後部領域と接続される。揺動駆動軸33の突出した部分は、揺動駆動軸33の回動に伴い、軌跡が軸芯を中心とする円を描く状態で回動する。そのため、シーブケース6の後部領域は、揺動駆動軸33の回動に伴って円を描くように回動する。
シーブケース6の前部領域は、上側側壁25a及び裏側面フレーム6bのそれぞれに設けられるアーム部6cを介してフレーム体6aに支持される。アーム部6cは、一端が機体左右方向向きの軸芯周りに揺動可能な態様で、上側側壁25aまたは裏側面フレーム6bに支持され、他端がアーム軸6dを介してシーブケース6に支持される。右側のアーム部6cは裏側面フレーム6bの右横外側に設けられ、左側のアーム部6cは上側側壁25aの左横外側に設けられる。アーム軸6dは、シーブケース6の左右両横外部から突出する。右側のアーム軸6dは、裏側面フレーム6bの下方を通って裏側面フレーム6bの右側まで突出する。左側のアーム軸6dは、上側側壁25aに設けられるアーム用開口部6eを貫通して、上側側壁25aの左側(外側)まで突出する。シーブケース6の前部領域は、シーブケース6の後部領域の回動に伴って揺動する。シーブケース6の前部領域の揺動範囲は、アーム用開口部6eとアーム軸6dにより規定される。このような態様で、シーブケース6は揺動する。
右側脱穀壁7cの後端部分の少なくとも一部分である後端部分の上部は、右後側脱穀壁7eとされ、右後側脱穀壁7eは右側脱穀壁7cの他の部分と切り離し可能に構成される。右後側脱穀壁7eは、右側脱穀壁7cに支持される支持フレーム1aに支持される。支持フレーム1aはフレーム体6aと連結され、フレーム体6aに設けられる右側の軸支部25cは裏側面フレーム6bと右後側脱穀壁7eに亘って設けられる。支持フレーム1aは軸28aを備え、右側脱穀壁7cは軸受28を備える。軸受28が軸28aに支持されることにより、右後側脱穀壁7eは、軸28aの縦軸芯周りに回動可能な態様で、支持フレーム1aに支持される。そのため、フレーム体6a及びシーブケース6は、右後側脱穀壁7eと一体的に支持フレーム1aの縦軸芯周りに回動する。なお、軸受28は、シーブケース6の上部と揺動駆動軸33の側部の2か所に設けられる。また、右後側脱穀壁7eの右側脱穀壁7cとの境界部分に相当する前端部は、機体左右方向に幅のある面状に形成される。そのため、収納状態において、右側脱穀壁7cは面状の部分で右後側脱穀壁7eと接し、収納状態における脱穀装置7の密閉性を確保することができる。
このように、シーブケース6は、フレーム体6aの上側側壁25aと一体的に、支持フレーム1aの縦軸芯周りに回動することにより、機体(選別部5)内に収納される収納状態(図3の状態)と、機体(選別部5)から突出するように引き出された突出状態(図6の状態)に変位する。収納状態から突出状態に変位する際に、シーブケース6は、後部領域の右横側部の縦軸芯周りに、前側領域が機体(選別部5)から離れる方向に回動する。また、収納状態において、シーブケース6を保持するために保持具37が設けられる。保持具37は、シーブケース6の前端部領域に設けられるバックルであり、上側側壁25aを前側脱穀壁7dに保持することにより、シーブケース6を収納状態に保持する。
上述のように、突出状態において、シーブケース6はフレーム体6aに支持され、フレーム体6aは右後側脱穀壁7eに支持される。さらに、収納状態において、上側側壁25aは下側側壁25bに載置支持される。そのため、収納状態において、シーブケース6は、フレーム体6aを介して、下側側壁25b(側壁25)及び右後側脱穀壁7e(右側脱穀壁7c)に支持される。
シーブケース6を突出状態に変位する際、すなわち、シーブケース6を機体(選別部5)から引き出す際には、次の手順の操作が行われる。まず、ベルト33bがプーリー33aから外され、さらに、保持具37が解除される。次に、上側側壁25aが下側側壁25bから切り離される。この状態で、シーブケース6は回動されて、シーブケース6は機体(選別部5)から引き出される。下側側壁25bの上部の上側側壁25aが配置されていた領域を開口部として、シーブケース6は、脱穀装置7から開口部を介して引き出される。
なお、上側側壁25aと下側側壁25bとの境界部分において、上側側壁25a及び下側側壁25bは、それぞれ傾斜部25dを備える。すなわち、上側側壁25aの下端部及び下側側壁25bの上端部のそれぞれに傾斜部25dが設けられ、収納状態において、上側側壁25a及び下側側壁25bが傾斜部25dで接触する状態で、上側側壁25aは下側側壁25b上に載置支持される。
また、傾斜部25dは後下がりに傾斜する。このような傾斜部25dで上側側壁25aと下側側壁25bとが接触し、上側側壁25aが下側側壁25b上に載置されることにより、楔効果により、上側側壁25aと下側側壁25bとが密着し、効率的に上側側壁25aが下側側壁25b上に載置支持される。また、傾斜に反してシーブケース6及び上側側壁25aが前方にずれることが抑制され、揺動駆動軸33側に荷重がかかりやすくなり、シーブケース6の前側部分が垂れ下がることが抑制される。
このように、シーブケース6の一点を支持したまま、シーブケース6を回動させて機体(選別部5)から横方向に引き出したり、収納したりすることができる構成とすることにより、シーブケース6を機体の後部から取り出すことを要さず、取り出すための治具等が不要となる。そのため、簡単にシーブケース6を突出状態に変位させて、シーブケース6の清掃・修理等のメンテナンスを容易に行うことができ、メンテナンス後に簡単に収納状態に戻すことができる。
〔二番回収部のメンテナンス〕
上述のように、シーブケース6は、回動して機体(選別部5)から引き出されることにより、メンテナンスが容易となる。選別部5の一番回収部23及び二番回収部24はシーブケース6の右側(機体内側)にあり、シーブケース6を引き出しても容易にメンテナンスを行うことができない。そのため、穀粒タンク8を機体の外側(右側)に回動させて、選別部5(脱穀装置7)の右横側方に空間を設け、作業者はその空間から一番回収部23及び二番回収部24のメンテナンスを行う。さらに、二番回収部24は、図8,図9を用いて後述するように、メンテナンス用の開閉部24aが設けられる。メンテナンスの際に、開閉部24aが開かれて、二番回収部24の内部のメンテナンスが行われる。
図1,図7に示すように、穀粒タンク8は、穀粒排出装置10の揚送コンベヤ(図示せず)が設けられるケース部10aの軸芯周りに回動する。具体的には、穀粒タンク8は、ケース部10aの周に沿って回動する連結部10bに固定され、穀粒タンク8は、連結部10bの回動に伴ってケース部10aの軸芯周りに回動する。穀粒タンク8が機体の外側に回動することにより、選別部5(脱穀装置7)と穀粒タンク8との間に空間が形成され、作業者は、この空間に入って一番回収部23及び二番回収部24のメンテナンスを行う。
この際、一番回収部23は二番回収部24より穀粒タンク8の遊端部側である機体前側にあるため、作業領域である空間が十分確保される。しかし、二番回収部24は、穀粒タンク8の回動基端部に近く、空間が狭いため、メンテナンスを行う十分な空間が確保しにくい。そのため、作業空間が十分とは言えない二番回収部24のメンテナンスを容易とするための手段が講じられる。
具体的には、図8,図9に示すように、二番回収部24は、選別部5の右側面から穀粒タンク8の方向(機体の左右方向のうちの右方向)に突出する横搬送部24bと、上向きの揚送部24cを備える。横搬送部24b及び揚送部24cの内部には、未処理物を選別部5に搬送するスクリュー等の搬送装置(図示せず)が設けられる。二番回収部24の横搬送部24bには開閉部24aが設けられ、開閉部24aを開いて、二番回収部24の内部の清掃や修理等のメンテナンスが行われる。
開閉部24aは、横搬送部24bの上部領域から後部側面領域にかけて設けられる開口部(図示せず)を覆う形態で設けられる。以下、開閉部24a及び開口部において、上部領域の端部を上端部、上端部に対向する端部である、後部側面領域の端部を下端部と称す。開閉部24aは、下端部の機体の左右向き軸芯周りに揺動し、上端部が横搬送部24bに対して離れたり近づいたりする態様で開閉する。
開閉部24aは、横搬送部24bの周に沿う方向の一端にヒンジ24dが設けられ、他端に開閉部24aが閉じた状態で保持される保持部24eが設けられる。開閉部24aは、ヒンジ24dは開閉部24aの下端部に設けられ、保持部24eは開閉部24aの上端部に設けられる。
ヒンジ24dは、開閉部24aの下端部と横搬送部24bとに固定され、機体の左右方向に延びる軸24fを備える。ヒンジ24dの開閉部24aとの固定部と、ヒンジ24dの横搬送部24bとの固定部とは、軸24f周りに相対的に揺動可能な構成であり、これらの固定部が揺動することにより、開閉部24aは横搬送部24bに対して開閉動作する。また、ヒンジ24dは、ヒンジ24dの開閉部24aとの固定部と、ヒンジ24dの横搬送部24bとの固定部とにわたってねじりコイルバネ24gが設けられ、ねじりコイルバネ24gは、開閉部24aを閉状態に付勢する。
保持部24eは、横搬送部24bの右横側部に設けられるピン24hと、開閉部24aの上端部に設けられるフック24iとを備え、フック24iがピン24hに係合されることにより、閉状態の開閉部24aが横搬送部24bに保持される。フック24iは、開閉部24aに設けられる機体左右方向に延びる軸周りに揺動し、ピン24hに係合することにより開閉部24aを閉状態に保持し、ピン24hから離れることにより開閉部24aの開閉を許容する。なお、フック24iがピン24hから離れた状態でも、ねじりコイルバネ24gにより、開閉部24aは閉じられる方向に付勢される。
このような構成により、二番回収部24は、穀粒タンク8(図1参照)を開いた状態で、フック24iとピン24hの係合が外されて開閉部24aが開かれ、内部のメンテナンスが行われる。そのため、メンテナンスを行う十分な空間が確保されていなくても、容易に二番回収部24の開閉部24aの開閉を行うことができ、メンテナンスの作業効率が向上する。
選別部5(脱穀装置7)と穀粒タンク8(図1参照)との間の空間でフック24iとピン24hの係合を外す操作を行うのではなく、機体の外側から係合を外す操作を行うことができれば、より操作性が向上する。そのため、図3,図5,図8~図10に示すように、フック24iとピン24hとを係合し、フック24iとピン24hとの係合を外す操作を行う操作具38が、機体の外側に設けられることが好適である。
操作具38は選別部5の左側の側面に設けられる。操作具38は、選別部5の下側側壁25bの前端部の、保持具37の下方領域に設けられる。
操作具38はレバー状の部材であり、操作具38の途中部分、略中央部に設けられた縦軸38aの軸芯に沿って揺動する。操作具38の一端を揺動させると、他端が逆方向に揺動する。
また、操作具38は、他端部に、二番回収部24の開閉部24aに設けられるフック24iと接続されるワイヤ38bを備える。操作具38が揺動されると、その向きに応じてワイヤ38bは引かれ、あるいは戻される。ワイヤ38bは、二番回収部24より後方に支持され、その部分を経由して、操作具38から開閉部24aのフック24iまで延ばされる。
開閉部24aに設けられるフック24iは、操作具38の操作に伴うワイヤ38bの動作に伴って揺動する。ワイヤ38bが二番回収部24の後方を経由してフック24iに接続されるため、操作具38が揺動されてワイヤ38bが引かれると、フック24iは後方に向けて揺動する。また、フック24iはコイルバネ24jによって、ピン24hと係合する方向に付勢される。コイルバネ24jは、一端がフック24iに固定され、他端が開閉部24aに固定される。
以上のような構成により、操作具38が操作されてワイヤ38bが引かれるとフック24iとピン24hとの係合が外れ、ワイヤ38bの引き操作が解除されると、コイルバネ24jの付勢力により、フック24iはピン24hと係合する方向に動作する。また、さらにワイヤ38bが引かれると、フック24iを介して開閉部24aが引かれることになり、開閉部24aが開かれる。
このような構成により、選別部5(脱穀装置7)と穀粒タンク8(図1参照)との間の空間でフック24iとピン24hとの係合を外す操作を行うのではなく、選別部5の左側面(機体に対して外側)に設けられた操作具38を操作するだけで、フック24iとピン24hとの係合が外れて保持部24eによる開閉部24aの閉状態が解除されて、開閉部24aを開くことが可能となる。その結果、より容易に開閉部24aを開くことができ、二番回収部24のメンテナンスを効率的に行うことができる。
〔別実施形態〕
(1)シーブケース6が回動する際の軸28aは支持フレーム1aに固定される構成に限らず、任意の構成で、シーブケース6の後部領域の右横側部に設けられても良い。また、シーブケース6を機体(選別部5)から突出する方向に回動できれば、シーブケース6の後部領域の右横側部に限らず、軸28aは任意の位置に設けられても良い。また、軸受28は、シーブケース6の上部と揺動駆動軸33の側部の1か所または3か所以上に設けられる。さらに、支持フレーム1aは、右側脱穀壁7cに接して設けられても良いし、右側脱穀壁7cから突出態様で右側脱穀壁7cに支持されても良い。また、支持フレーム1aは、右側脱穀壁7cに限らず、穀粒タンク8や機体フレーム1に支持されても良い。
(2)上記各実施形態において、揺動駆動軸33の右側の軸支部25cは、裏側面フレーム6b及び右後側脱穀壁7eに亘って設けられる構成を例示したが、揺動駆動軸33の右側の軸支部25cは、裏側面フレーム6bまたは右後側脱穀壁7eの何れか一方に支持される構成とされても良い。つまり、揺動駆動軸33は、裏側面フレーム6bまたは右後側脱穀壁7eと、上側側壁25aとに亘って支持される構成であっても良い。
(3)上記各実施形態において、上側側壁25aと下側側壁25bとの境界部分において、上側側壁25a及び下側側壁25bは、それぞれ傾斜部25dを備えない構成としても良い。
(4)上記各実施形態において、収納状態におけるシーブケース6は、上側側壁25aを介して下側側壁25b上に載置支持される構成に限らず、別途設けられるフレームに支持される等、任意の構成で支持されても良い。また、シーブケース6は、上側側壁25aと一体的に回動する構成に限らず、上側側壁25aと切り離されて回動しても良い。また、上側側壁25aと下側側壁25bのうちの少なくとも一方が設けられない構成としても良い。
(5)上記各実施形態において、開閉部24aは、横搬送部24bの上部領域から後部側面領域にかけて設けられたが、横搬送部24bの開口部及び開閉部24aは、横搬送部24bの任意の位置に設けられても良い。また、ワイヤ38bは二番回収部24の後方を経由する構成に限らず、開閉部24aを開く方向にワイヤ38bを引くことができる構成であれば良い。例えば、開閉部24aにおいて、フック24iがヒンジ24dより後方にある場合、ワイヤ38bは前方から後方に向かって引かれる構成とされれば良い。さらに、操作具38は、ワイヤ38bを引くことにより、開閉部24aを開くことなく、フック24iの係合を解除するだけの構成とすることもできる。
(6)上記各実施形態において、二番回収部24の開閉部24aは、横搬送部24bに設けられたが、揚送部24cに設けられても良く、横搬送部24b及び揚送部24cの両方に設けられても良い。さらに、一番回収部23に設けられても良い。
(7)上記各実施形態において、操作具38は、選別部5の下側側壁25bの前端部の、保持具37の下方領域に限らず、シーブケース6の左横側方等のシーブケース6の近傍の任意の位置に設けられても良い。また、操作具38は必ずしも設ける必要がない。操作具38が設けられない場合、保持部24eは、選別部5(脱穀装置7)と穀粒タンク8(図1参照)との間の空間から操作される。また、保持具37は、バックルに限らず、シーブケース6を収納状態に保持できる構成であれば良い。
(8)上記各実施形態において、脱穀装置7と穀粒タンク8とは、左右横並びに配置されたが、このような構成に限らず、例えば、上下に並べて配置されても良く、任意の位置関係で配置され得る。なお、穀粒タンク8に代わり、ホッパ等の穀粒貯留部が設けられても良い。
本発明は、作物を脱穀処理すると共に選別処理する脱穀装置に適用することができる。また、このような脱穀装置をそなえるものであれば、自脱型コンバインに限らず、普通型コンバイン等の各種コンバインに適用することが可能である。
1a 支持フレーム
5 選別部
6 シーブケース
6a フレーム体
6b 裏側面フレーム(反対側部分)
6c アーム部
7 脱穀装置
7a 脱穀部
7c 右側脱穀壁(他方側壁部)
25 側壁(外側壁部)
25a 上側側壁(第一部分)
25b 下側側壁(第二部分)
25c 軸支部
25d 傾斜部
33 揺動駆動軸

Claims (8)

  1. 作物を脱穀処理する脱穀部と、
    前記脱穀部の下方に設けられ、前記脱穀部によって脱穀処理された脱穀処理物を選別処理する選別部と、
    前記脱穀部及び前記選別部の横外側方に設けられた外側壁部と、が備えられ、
    前記選別部に、前記外側壁部に沿って揺動駆動されて脱穀処理物を選別処理するシーブケースが備えられ、
    前記外側壁部のうちの前記シーブケースの横外側部分に対向する第一部分が前記外側壁部のうちの他の第二部分から切り離し可能なように構成されると共に、前記第一部分を前記第二部分から切り離すことで前記外側壁部に開口部が形成されるように構成され、
    前記シーブケースは、縦向きの縦軸芯周りに回動可能に支持され、かつ、前記縦軸芯周りに回動して前記開口部を介して前記外側壁部よりも装置外側に引出し可能である脱穀装置。
  2. 前記第一部分が、前記縦軸芯周りに回動可能に構成され、
    前記シーブケース及び前記第一部分は、互いに連結されて、前記縦軸芯周りに一体的に回動可能である請求項1に記載の脱穀装置。
  3. 前記シーブケースの周囲を囲う状態で設けられたフレーム体と、
    前記フレーム体を前記縦軸芯周りに回動可能に支持する支持フレームと、が備えられ、
    前記第一部分は、前記フレーム体のうちの前記横外側部分に対向する部分であり、
    前記シーブケースは、前記フレーム体に揺動可能に支持されている請求項2に記載の脱穀装置。
  4. 前記フレーム体に、前記第一部分と、前記シーブケースを挟んで前記第一部分とは反対側に位置する反対側部分と、が備えられ、
    前記シーブケースの前部の左右側部を、前記第一部分と前記反対側部分とのそれぞれに横向きの横軸芯周りに前後揺動可能な状態で吊り下げる左右のアーム部が備えられている請求項3に記載の脱穀装置。
  5. 前記脱穀部及び前記選別部を挟んで、前記外側壁部とは反対側に設けられた他方側壁部が備えられ、
    前記シーブケースを揺動駆動させる揺動駆動軸の両端部が、前記外側壁部と前記他方側壁部とに回転可能に支持され、
    前記他方側壁部のうちの前記揺動駆動軸を支持する軸支部と前記揺動駆動軸とは、前記シーブケース及び前記第一部分と共に前記縦軸芯周りに一体的に回動可能である請求項2から4の何れか一項に記載の脱穀装置。
  6. 前記第二部分は、前記第一部分の下方に位置し、
    前記シーブケースを前記選別部の内部に収容した状態において、前記第一部分は前記第二部分の上端部に載置支持される請求項1から5の何れか一項に記載の脱穀装置。
  7. 前記第一部分と前記第二部分との境界部に、側面視で、前記縦軸芯向けに下がる傾斜部が備えられている請求項6に記載の脱穀装置。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載の脱穀装置を備えたコンバインであって、
    前記脱穀装置と左右横並び状態で設けられ、前記脱穀装置によって脱穀処理及び選別処理された穀粒を貯留する穀粒貯留部が備えられ、
    前記縦軸芯が、前記シーブケースのうち、前記穀粒貯留部の側の横側部に設定されているコンバイン。
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