JP7295343B2 - 無線通信システム、送信方法及び受信方法 - Google Patents
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Description
本発明は、プリアンブル信号ブロックを含むか否かを選択可能なフレームを用いて無線通信を行う無線通信システムに関する。
一般に、無線通信システムでは、物理層の送信フレームの先頭に既知のプリアンブル信号ブロックが幾つか付加される。このプリアンブル信号ブロックは、送信部の送信利得制御や受信部の受信自動利得制御、同期捕捉等の処理に使用される。また、このプリアンブル信号ブロックも含め、ヘッダ信号ブロック、チャネル推定用の既知信号ブロック、本来のデータ伝送部分(実データ)であるデータシンボルブロック等は、フレームフォーマットで数が定められているのが一般的である。
ここで、特許文献1には、プリアンブル検出に要する処理量を削減しつつ、受信信号が小さい場合のプリアンブル誤検出を低減できるようにする発明が開示されている。また、特許文献2には、伝搬路のC/N比が劣化した場合でもプリアンブルを正確に検出できるようにする発明が開示されている。
例えば、MIL-STD-188-110Dのような通信規格では、プリアンブル信号ブロック数を、0を含む任意の数に設定することができる。つまり、プリアンブル信号ブロックを含まないフレームが存在し得る。しかしながら、プリアンブル信号ブロックを含まないフレームを使用する場合の送信利得制御や受信自動利得制御、同期捕捉等のシーケンスについては十分に検討されておらず、改善の余地がある。
本発明は、上記のような従来の事情に鑑みて為されたものであり、プリアンブル信号ブロックを含まないフレームを無線通信に使用する場合にも利得制御を適切に行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、無線通信システムを以下のように構成した。
すなわち、本発明は、利得制御に使用されるプリアンブル信号が格納されるプリアンブル信号ブロックを含むか否かを選択可能なフレームを用いて送信機と受信機が無線通信を行う無線通信システムに関するものであり、以下の技術的特徴を有する。
すなわち、本発明は、利得制御に使用されるプリアンブル信号が格納されるプリアンブル信号ブロックを含むか否かを選択可能なフレームを用いて送信機と受信機が無線通信を行う無線通信システムに関するものであり、以下の技術的特徴を有する。
送信機は、当該送信機の電力増幅器からループバックされた信号の電力と送信信号の電力との差分の利得値を送信信号に乗算する自動送信利得制御部と、前フレーム時に自動送信利得制御部で使用された利得値又は所定の利得値を送信信号に乗算する固定送信利得乗算部と、送信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックを含める場合には、自動送信利得制御部で利得制御された送信信号を選択し、送信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックを含めない場合には、固定送信利得乗算部で利得制御された送信信号を選択する送信信号選択部とを有する。
受信機は、受信信号の電力と目標電力との差分の利得値を用いて受信信号に乗算する自動利得制御部と、前フレーム時に自動利得制御部で使用された利得値又は所定の利得値を受信信号に乗算する固定利得乗算部と、受信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックが含まれている場合には、自動利得制御部で利得制御された受信信号を選択し、受信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックが含まれていない場合には、固定利得乗算部で利得制御された受信信号を選択する受信信号選択部とを有する。
また、受信機は、自動利得制御部で利得制御された受信信号に対してプリアンブル信号との相関演算を行うプリアンブル相関演算部と、プリアンブル相関演算部で算出された相関値のピークが所定の閾値を超えたか否かを判定するプリアンブル相関閾値判定部とを更に有し、受信信号選択部は、プリアンブル相関閾値判定部により、プリアンブル相関演算部で算出された相関値のピークが所定の閾値を超えたと判定された場合に、自動利得制御部で利得制御された受信信号を選択する。
また、受信機は、固定利得乗算部で利得制御された受信信号に対してパラメータ検出用信号との相関演算を行うヘッダ相関演算部と、ヘッダ相関演算部で算出された相関値のピークが所定の閾値を超えたか否かを判定するヘッダ相関閾値判定部とを有し、受信信号選択部は、ヘッダ相関閾値判定部により、ヘッダ相関演算部で算出された相関値のピークが所定の閾値を超えたと判定された場合に、固定利得乗算部で利得制御された受信信号を選択する。
なお、受信機は、所定の利得値がそれぞれ異なるK個の固定利得乗算部と、これら固定利得乗算部にそれぞれ対応するK個のヘッダ相関演算部及びヘッダ相関閾値判定部とを有し、受信信号選択部は、k番目(ただし、k=1~M)のヘッダ相関閾値判定部により、k番目のヘッダ相関演算部で算出された相関値のピークが所定の閾値を超えたと判定された場合に、k番目の固定利得乗算部で利得制御された受信信号を選択するようにしてもよい。
また、本発明は、以下のような送信方法として実現することもできる。
すなわち、利得制御に使用されるプリアンブル信号が格納されるプリアンブル信号ブロックを含むか否かを選択可能なフレームを用いて受信機へ信号を送信する記送信機が、送信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックを含める場合には、当該送信機の電力増幅器からループバックされた信号の電力と送信信号の電力との差分の利得値を送信信号に乗算する利得制御を行い、送信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックを含めない場合には、前フレーム時に送信信号の利得制御で使用された利得値又は所定の利得値を送信信号に乗算する利得制御を行う。
すなわち、利得制御に使用されるプリアンブル信号が格納されるプリアンブル信号ブロックを含むか否かを選択可能なフレームを用いて受信機へ信号を送信する記送信機が、送信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックを含める場合には、当該送信機の電力増幅器からループバックされた信号の電力と送信信号の電力との差分の利得値を送信信号に乗算する利得制御を行い、送信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックを含めない場合には、前フレーム時に送信信号の利得制御で使用された利得値又は所定の利得値を送信信号に乗算する利得制御を行う。
また、本発明は、以下のような受信方法として実現することもできる。
すなわち、利得制御に使用されるプリアンブル信号が格納されるプリアンブル信号ブロックを含むか否かを選択可能なフレームを用いて送信機から送信された信号を受信する受信機が、受信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックが含まれている場合には、受信信号の電力と目標電力との差分の利得値を用いて受信信号に乗算する利得制御を行い、受信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックが含まれていない場合には、前フレーム時に受信信号の利得制御で使用された利得値又は所定の利得値を受信信号に乗算する利得制御を行う。
すなわち、利得制御に使用されるプリアンブル信号が格納されるプリアンブル信号ブロックを含むか否かを選択可能なフレームを用いて送信機から送信された信号を受信する受信機が、受信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックが含まれている場合には、受信信号の電力と目標電力との差分の利得値を用いて受信信号に乗算する利得制御を行い、受信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックが含まれていない場合には、前フレーム時に受信信号の利得制御で使用された利得値又は所定の利得値を受信信号に乗算する利得制御を行う。
本発明によれば、プリアンブル信号ブロックを含まないフレームを無線通信に使用する場合にも送信利得制御及び受信利得制御を適切に行えるようになる。よって、通信を安定的に維持できる無線通信システムを提供することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る無線通信システムについて図面を参照して説明する。
図1には、本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの送信部及び受信部の構成例を示してある。第1実施形態に係る無線通信システムは、送信側の装置に搭載される送信部(送信機)と、受信側の装置に搭載される受信部(受信機)とを有する。
図1には、本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの送信部及び受信部の構成例を示してある。第1実施形態に係る無線通信システムは、送信側の装置に搭載される送信部(送信機)と、受信側の装置に搭載される受信部(受信機)とを有する。
送信部は、誤り訂正符号化部101と、インタリーブ部102と、変調部103と、フレーム生成部104と、送信レート変換部105と、送信電力制御部106と、DAC(デジタル-アナログ変換器)107と、送信周波数変換部108と、電力増幅部109と、LB(ループバック)周波数変換部110と、ADC(アナログ-デジタル変換器)111と、送信アンテナ112とを備える。
受信部は、受信アンテナ121と、受信LNA(低雑音増幅)部122と、受信周波数変換部123と、ADC124と、受信レート変換部125と、受信電力制御部126と、パラメータ検出部127と、復調部128と、デインタリーブ部129と、誤り訂正復号部120とを備える。
誤り訂正符号化部101は、上位層から出力された送信情報ビット系列(伝送データ)が入力される。誤り訂正符号化部101は、入力された送信情報ビット系列に対して誤り訂正符号化を施す。誤り訂正符号化によって得られた符号化ビット系列は、インタリーブ部102へ出力される。
インタリーブ部102は、入力された符号化ビット系列を所定の順序に並び替えるインタリーブ処理を行う。インタリーブ処理によって得られた変調ビット系列は、変調部103へ出力される。
変調部103は、入力された変調ビット系列に対して所定の変調方式に基づく変調処理を施す。変調処理によって得られた変調信号は、フレーム生成部104へ出力される。
フレーム生成部104は、入力された変調信号を所定フォーマットのフレームに格納する。このフレームには、プリアンブル信号、パラメータ検出用信号、チャネル推定用既知信号なども格納される。プリアンブル信号は、送信部の送信利得制御や受信部の受信自動利得制御、同期捕捉等の処理に使用される。パラメータ検出用信号は、変調方式やインタリーブサイズ等のパラメータを受信側に伝達するために使用される。パラメータ検出用信号は、例えば、変調方式やインタリーブサイズ等の組み合わせを示すコード値として規定され、複数パターンあるコード値のいずれかがセットされる。チャネル推定用既知信号は、チャネル推定処理に使用される。
本発明を適用できるフレームは、例えば、図2に示すようなフォーマットである。図2のフレームは、プリアンブル信号が格納されるプリアンブル信号ブロックAn(ただし、n=0~N)と、パラメータ検出用信号が格納されるヘッダ信号ブロックBp(ただし、p=0~P)と、チャネル推定用既知信号が格納される既知信号ブロックCq(ただし、q=0~Q)と、伝送データの変調信号が格納されるデータシンボルブロックDm(ただし、m=0~M)とを有している。フレーム生成部104によって生成されたフレームは、送信レート変換部105へ出力される。
送信レート変換部105は、変調信号を含むフレーム全体に対して変調のサンプリングレートからDACのサンプリングレートへの変換処理を施す。サンプリングレート変換されたフレーム信号(すなわち、送信信号)は、送信電力制御部106へ出力される。
送信電力制御部106は、入力された送信信号と、自動電力制御用として電力増幅部109からLB周波数変換部110及びADC111を経由してループバックされた信号とを用いて、所定の送信出力電力になるよう電力を制御する。電力制御された送信信号は、DAC107へ出力される。
送信電力制御部106の詳細について、図3を用いて説明する。図3に示すように、本例の送信電力制御部106は、自動送信利得制御部201と、固定送信利得乗算部202と、選択部203とを備える。
自動送信利得制御部201は、電力増幅部109の利得の温度特性や個体差を吸収するための処理を行う。すなわち、自動送信利得制御部201は、入力された送信信号の電力と、電力増幅部109からのループバック信号の電力との差分を算出し、送信信号にその差分利得を乗じ、選択部203へ出力する。
固定送信利得乗算部202は、入力された送信信号に対して、前フレーム時に送信自動電力制御部201で算出した利得値又は所定の利得値(例えば10dB)を乗じ、選択部203へ出力する。本例では、前フレーム時に送信自動電力制御部201で利得値が算出されている場合は、その利得値が送信信号に乗じられ、そうでない場合は、所定の利得値が送信信号に乗じられる。
選択部203は、現フレームのプリアンブル信号ブロック数Nが0の場合、つまり、
フレームにプリアンブル信号ブロックを含めない場合は、固定送信利得乗算部202の出力信号を選択してDAC107へ出力する。また、選択部203は、現フレームのプリアンブル信号ブロック数Nが0より大きい場合、つまり、フレームにプリアンブル信号ブロックを含める場合は、自動送信電力制御部201の出力信号を選択してDAC107へ出力する。
フレームにプリアンブル信号ブロックを含めない場合は、固定送信利得乗算部202の出力信号を選択してDAC107へ出力する。また、選択部203は、現フレームのプリアンブル信号ブロック数Nが0より大きい場合、つまり、フレームにプリアンブル信号ブロックを含める場合は、自動送信電力制御部201の出力信号を選択してDAC107へ出力する。
DAC107は、入力された送信信号を、デジタル信号から所定の電圧範囲のアナログ信号に変換する。アナログ変換された送信信号は、送信周波数変換部108へ出力される。
送信周波数変換部108は、入力された送信信号を、ベースバンド周波数信号から送信高周波信号へ周波数変換する。周波数変換された送信信号は、電力増幅部109へ出力される。
電力増幅部109は、入力された送信信号を無線システムが必要とする電力まで増幅する。電力増幅された送信信号は、送信アンテナ112へ出力される。また、電力増幅部109は、送信アンテナ112へ出力する送信信号を所定の利得分減衰させて、ループバック信号としてLB周波数変換部110へ出力する。
LB周波数変換部110は、電力増幅部109からのループバック信号を、送信高周波信号からベースバンド周波数信号へ周波数変換する。周波数変換されたループバック信号は、ADC111へ出力される。
ADC111は、入力されたループバック信号を所定のサンプリングレートでサンプリングすることでアナログ信号から所定のビット数のデジタル信号に変換する。デジタル変換されたループバック信号は、送信電力制御部106へ出力される。
送信アンテナ112は、入力された高周波信号を空間に放射する。
受信アンテナ121は、送信アンテナ112から放射された高周波信号を受信し、受信信号を受信LNA部122へ出力する。
受信LNA部122は、入力された受信信号を低雑音増幅器で増幅する。電力増幅された受信信号は、受信周波数変換部123へ出力される。
受信周波数変換部123は、入力された受信信号をベースバンド周波数信号へ周波数変換する。周波数変換された受信信号は、ADC124へ出力される。
ADC124は、入力された受信信号を所定のサンプリングレートでサンプリングすることでアナログ信号から所定のビット数のデジタル信号に変換する。デジタル変換された受信信号は、受信レート変換部125へ出力される。
受信レート変換部125は、入力された受信信号に対してADCのサンプリングレートから変調のサンプリングレートへの変換処理を施す。サンプリングレート変換された受信信号は、受信電力制御部126へ出力される。
受信電力制御部126は、後段の処理を一定の信号レベルで処理するために、受信信号の電力を算出し、規定された目標電力にする利得を計算し、受信信号に利得を乗じる処理を施す。電力制御された受信信号は、パラメータ検出部127へ出力される。
受信電力制御部126の詳細について、図4を用いて説明する。図4に示すように、本例の受信電力制御部126は、自動利得制御部301と、プリアンブル相関演算部302と、プリアンブル相関閾値判定部303と、固定利得乗算部304と、ヘッダ相関演算部305と、ヘッダ相関閾値判定部306と、選択部307とを備える。
自動利得制御部301は、入力された受信信号の電力と目標電力との差分を算出し、受信信号にその差分利得を乗じ、プリアンブル相関演算部302及び選択部307へ出力する。この目標電力は、受信部側で復調を適切に行えるように設定された電力である。
プリアンブル相関演算部302は、自動利得制御部301の出力信号に対してプリアンブル信号との相関演算を行い、相関値をプリアンブル相関閾値判定部303へ出力する。
プリアンブル相関閾値判定部303は、プリアンブル相関演算部302で算出した相関値のピーク検出を行い、検出されたピーク値が予め設定した閾値を越えているかを判定し、判定結果を選択部307へ出力する。ピーク値が閾値を超える場合は、同期捕捉してフレームタイミングを検出すると共にプリアンブル信号を検出したことを意味する。ピーク値が閾値を超える場合は、プリアンブル信号を検出できかったことを意味する。
固定利得乗算部304は、前フレーム時に自動利得制御部301で算出した利得値又は所定の利得値(例えば10dB)を乗じた受信信号を、ヘッダ先頭相関演算部305及び選択部307へ出力する。本例では、前フレーム時に自動利得制御部301で利得値が算出されている場合は、その利得値が送信信号に乗じられ、そうでない場合は、所定の利得値を送信信号に乗じられる。固定利得乗算部304で使用される所定の利得値は、送信部の固定送信利得乗算部202で使用される所定の利得値と同じ値でもよいし、異なる値でもよい。
ヘッダ先頭相関演算部305は、固定利得乗算部304の出力信号に対して取り得るパターンのヘッダ先頭信号との相関演算を行い、それぞれのパターンについて相関値をヘッダ相関閾値判定部306へ出力する。ヘッダ先頭信号とは、ヘッダ信号ブロックに設定可能な各パターンのパラメータ検出用信号における先頭数ブロックの信号である。なお、固定利得乗算部304の出力信号に対し、パラメータ検出用信号そのものと相関演算を行うようにしても構わない。
ヘッダ相関閾値判定部306は、ヘッダ先頭相関演算部305で算出した相関値のピーク検出を行い、検出されたピーク値が予め設定した閾値を越えているかを判定し、判定結果を選択部307へ出力する。ピーク値が閾値を超える場合は、同期捕捉してフレームタイミングを検出すると共にいずれかのパターンのヘッダ先頭信号を検出できたことを意味する。ピーク値が閾値を超える場合は、いずれのパターンのヘッダ先頭信号も検出できなかったことを意味する。ヘッダ相関閾値判定部306で使用される閾値は、プリアンブル相関閾値判定部303で使用される閾値と同じ値である。
選択部307は、プリアンブル相関閾値判定部303の判定結果と、ヘッダ相関閾値判定部306の判定結果とに基づいて、パラメータ検出部127へ出力する復調処理入力信号を選択する。
図5には、復調処理入力信号を選択する処理のフローチャート例を示してある。選択部307は、受信待ち状態において、プリアンブル相関閾値判定部303の判定結果に基づいて、プリアンブル信号が検出されたかを判断する(ステップS101,S102)。プリアンブル信号が検出された場合には、選択部307は、自動利得制御部301の出力信号を復調処理入力信号に選択する(ステップS103)。一方、プリアンブル信号が検出されない場合には、選択部307は、ヘッダ相関閾値判定部306の判定結果に基づいて、ヘッダ先頭信号が検出されたかを判断する(ステップS104)。ヘッダ先頭信号が検出された場合には、選択部307は、固定利得乗算部304の出力信号を復調処理入力信号に選択する(ステップS105)。プリアンブル信号が検出されず、ヘッダ先頭信号も検出されない場合には、受信待ち状態に戻る(ステップS101)。
パラメータ検出部127は、受信電力制御部126からの出力信号(すなわち、選択部307で選択された復調処理入力信号)のフレームに含まれるヘッダ信号ブロックから、データブロックの変調方式やインタリーブサイズ等のパラメータを検出する。検出されたパラメータは、復調部128へ出力される。
復調部128は、入力されたパラメータに基づいて、受信電力制御部126からの出力信号のフレームに含まれるデータシンボルブロックに対してチャネル等化等の復調処理を施し、復調対数尤度比又は復調ビット(以下、復調信号)を算出する。算出された復調信号は、デインタリーブ部129へ出力される。
デインタリーブ部129は、入力された復調信号に対し、インタリーブ部102で並び替えられた信号系列の順序を元の符号化ビット系列と同じ順序に戻すデインタリーブ処理を施す。デインタリーブ処理によって得られた復調信号系列は、誤り訂正復号部130へ出力される。
誤り訂正復号部130は、入力された復調信号系列に対して誤り訂正処理を施す。誤り訂正処理によって得らえた復号ビット系列(伝送データ)は、上位層へ出力される。
以上のように、第1実施形態に係る無線通信システムでは、送信部の送信電力制御部106において、以下の処理が行われる。すなわち、自動送信利得制御部201が、電力増幅器109からループバックされた信号の電力と送信信号の電力との差分の利得値を送信信号に乗算する。固定送信利得乗算部202が、前フレーム時に自動送信利得制御部201で使用された利得値又は所定の利得値を送信信号に乗算する。選択部203が、送信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックを含める場合には、自動送信利得制御部201で利得制御された送信信号を選択し、送信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックを含めない場合には、固定送信利得乗算部202で利得制御された送信信号を選択する。
また、受信部の受信電力制御部126において、以下の処理が行われる。すなわち、自動利得制御部301が、受信信号の電力と目標電力との差分の利得値を用いて受信信号に乗算する。プリアンブル相関演算部302が、自動利得制御部301で利得制御された受信信号に対してプリアンブル信号との相関演算を行う。プリアンブル相関閾値判定部303が、プリアンブル相関演算部302で算出された相関値のピークが所定の閾値を超えたか否かを判定する。固定利得乗算部304が、前フレーム時に自動利得制御部301で使用された利得値又は所定の利得値を受信信号に乗算する。ヘッダ相関演算部305が、固定利得乗算部304で利得制御された受信信号に対してパラメータ検出用信号との相関演算を行う。ヘッダ相関閾値判定部306が、ヘッダ相関演算部305で算出された相関値のピークが所定の閾値を超えたか否かを判定する。選択部307が、プリアンブル相関閾値判定部303により、プリアンブル相関演算部302で算出された相関値のピークが所定の閾値を超えたと判定された場合に、自動利得制御部301で利得制御された受信信号を選択する。また、選択部307が、ヘッダ相関閾値判定部306により、ヘッダ相関演算部305で算出された相関値のピークが所定の閾値を超えたと判定された場合に、固定利得乗算部304で利得制御された受信信号を選択する。
以上の第1実施形態により、プリアンブル信号ブロックがフレームに含まれない場合であっても、前フレーム時の利得値又は予め定めておいた利得値を用いることで、送信利得制御及び受信利得制御を適切に行うことができる。
図6には、本発明の第2実施形態に係る無線通信システムの送信部及び受信部の構成例を示してある。第2実施形態に係る無線通信システムは、第1実施形態に係る無線通信システムと基本的な構成は同じであるが、受信電力制御部126に代えて受信電力制御部401を備えた点で相違している。他の機能ブロック(101~111、121~125、127~130)は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
受信電力制御部401は、後段の処理を一定の信号レベルで処理するために、受信信号の電力を算出し、規定された目標電力にする利得を計算し、受信信号に利得を乗じる処理を施す。電力制御された受信信号は、パラメータ検出部127へ出力される。
受信電力制御部401の詳細について、図7を用いて説明する。図7に示すように、本例の受信電力制御部401は、自動利得制御部301と、プリアンブル相関演算部302と、プリアンブル相関閾値判定部303と、固定利得乗算部501と、ヘッダ相関演算部305と、ヘッダ相関閾値判定部306と、選択部502とを備える。固定利得乗算部501、ヘッダ相関演算部305、ヘッダ相関閾値判定部306は、複数系統(本例ではK系統)が設けられており、各系統は添え字k(k=1,2,…,K)で識別される。自動利得制御部301と、プリアンブル相関演算部302と、プリアンブル相関閾値判定部303と、ヘッダ相関演算部305と、ヘッダ相関閾値判定部306は、第1実施形態と同様であるため説明は省略する。
固定利得乗算部501-1~501-Kには、それぞれ異なる利得値が予め規定されている。例えば、k番目の固定利得乗算部501-kに対し、k番目に大きい利得値が10dB間隔で設定される。k番目の固定利得乗算部501-kは、自身に規定された利得値を乗じた受信信号を、k番目のヘッダ先頭相関演算部305-k及び選択部502へ出力する。
選択部502は、プリアンブル相関閾値判定部303の判定結果と、ヘッダ相関閾値判定部306-1~306-Kの判定結果とに基づいて、パラメータ検出部127へ出力する復調処理入力信号を選択する。
図8には、復調処理入力信号を選択する処理のフローチャート例を示してある。選択部502は、受信待ち状態において、プリアンブル相関閾値判定部303の判定結果に基づいて、プリアンブル信号が検出されたかを判断する(ステップS101,S102)。プリアンブル信号が検出された場合には、選択部502は、自動利得制御部301の出力信号を復調処理入力信号に選択する(ステップS103)。一方、プリアンブル信号が検出されない場合には、選択部502は、ヘッダ相関閾値判定部306-1~306-Kの判定結果を順番に参照する。
具体的には、選択部502はまず、変数kを初期化(1をセット)する(ステップS201)。次に、選択部502は、変数kが定数K以下であるかを判定する(ステップS202)。次に、選択部502は、k番目のヘッダ相関閾値判定部306-kの判定結果に基づいて、ヘッダ先頭信号が検出されたかを判断する(ステップS203)。ヘッダ先頭信号が検出された場合には、選択部502は、k番目の固定利得乗算部501-kの出力信号を復調処理入力信号に選択する(ステップS204)。ヘッダ先頭信号が検出されない場合には、変数kをインクリメント(1を加算)し(ステップS205)、ステップS202の判定に戻る。変数kが定数Kより大きい場合、すなわち、いずれのヘッダ先頭信号も検出されない場合には、受信待ち状態に戻る(ステップS101)。
以上のように、第2実施形態に係る無線通信システムでは、受信部の送信電力制御401において、以下の処理が行われる。すなわち、自動利得制御部301が、受信信号の電力と目標電力との差分の利得値を用いて受信信号に乗算する。プリアンブル相関演算部302が、自動利得制御部301で利得制御された受信信号に対してプリアンブル信号との相関演算を行う。プリアンブル相関閾値判定部303が、プリアンブル相関演算部302で算出された相関値のピークが所定の閾値を超えたか否かを判定する。k番目の固定利得乗算部501-kが、前フレーム時に自動利得制御部301で使用された利得値又はk番目の所定の利得値を受信信号に乗算する。k番目のヘッダ相関演算部305-kが、k番目の固定利得乗算部501-kで利得制御された受信信号に対してパラメータ検出用信号との相関演算を行う。k番目のヘッダ相関閾値判定部306-kが、k番目のヘッダ相関演算部305-kで算出された相関値のピークが所定の閾値を超えたか否かを判定する。選択部307が、プリアンブル相関閾値判定部303によってプリアンブル相関演算部302で算出された相関値のピークが所定の閾値を超えたと判定された場合に、自動利得制御部301で利得制御された受信信号を選択する。また、選択部307が、k番目のヘッダ相関閾値判定部306-kにより、k番目のヘッダ相関演算部305-kで算出された相関値のピークが所定の閾値を超えたと判定された場合に、k番目の固定利得乗算部501-kで利得制御された受信信号を選択する。
以上の第2実施形態により、プリアンブル信号ブロックがフレームに含まれない場合であっても、前フレーム時の利得値又は予め定めておいた複数の利得値を用いることで、送信利得制御及び受信利得制御をより適切に行うことができる。
以上、本発明について幾つかの実施形態に基づいて説明したが、本発明はここに記載された構成に限定されるものではなく、他の構成のシステムに広く適用することができることは言うまでもない。
また、本発明は、例えば、上記の処理に関する技術的手順を含む方法や、上記の処理をプロセッサにより実行させるためのプログラム、そのようなプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶する記憶媒体などとして提供することも可能である。
また、本発明は、例えば、上記の処理に関する技術的手順を含む方法や、上記の処理をプロセッサにより実行させるためのプログラム、そのようなプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶する記憶媒体などとして提供することも可能である。
なお、本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらす全ての実施形態をも含む。更に、本発明の範囲は、全ての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画され得る。
本発明は、プリアンブル信号ブロックを含むか否かを選択可能なフレームを用いて無線通信を行う無線通信システムに利用することができる。
101:誤り訂正符号化部、 102:インタリーブ部、 103:変調部、 104:フレーム生成部、 105:送信レート変換部、 106:送信電力制御部、 107:DAC、 108:送信周波数変換部、 109:電力増幅部、 110:LB周波数変換部、 111:ADC、 112:送信アンテナ、 121:受信アンテナ、 122:受信LNA部、 123:受信周波数変換部、 124:ADC、 125:受信レート変換部、 126:受信電力制御部、 127:パラメータ検出部、 128:復調部、 129:デインタリーブ部、 130:誤り訂正復号部、 201:自動送信利得制御部、 202:固定送信利得乗算部、 203:選択部、 301:自動利得制御部、 302:プリアンブル相関演算部、 303:プリアンブル閾値判定部、 304:固定利得乗算部、 305:ヘッダ相関演算部、 306:ヘッダ相関閾値判定部、 307:選択部、 401:受信電力制御部、 501:固定利得乗算部、 502:選択部
Claims (6)
- 利得制御に使用されるプリアンブル信号が格納されるプリアンブル信号ブロックを含むか否かを選択可能なフレームを用いて送信機と受信機が無線通信を行う無線通信システムにおいて、
前記送信機は、当該送信機の電力増幅器からループバックされた信号の電力と送信信号の電力との差分の利得値を送信信号に乗算する自動送信利得制御部と、前フレーム時に前記自動送信利得制御部で使用された利得値又は所定の利得値を送信信号に乗算する固定送信利得乗算部と、送信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックを含める場合には、前記自動送信利得制御部で利得制御された送信信号を選択し、送信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックを含めない場合には、前記固定送信利得乗算部で利得制御された送信信号を選択する送信信号選択部とを有し、
前記受信機は、受信信号の電力と目標電力との差分の利得値を用いて受信信号に乗算する自動利得制御部と、前フレーム時に前記自動利得制御部で使用された利得値又は所定の利得値を受信信号に乗算する固定利得乗算部と、受信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックが含まれている場合には、前記自動利得制御部で利得制御された受信信号を選択し、受信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックが含まれていない場合には、前記固定利得乗算部で利得制御された受信信号を選択する受信信号選択部とを有することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
前記受信機は、前記自動利得制御部で利得制御された受信信号に対してプリアンブル信号との相関演算を行うプリアンブル相関演算部と、前記プリアンブル相関演算部で算出された相関値のピークが所定の閾値を超えたか否かを判定するプリアンブル相関閾値判定部とを更に有し、
前記受信信号選択部は、前記プリアンブル相関閾値判定部により、前記プリアンブル相関演算部で算出された相関値のピークが所定の閾値を超えたと判定された場合に、前記自動利得制御部で利得制御された受信信号を選択することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の無線通信システムにおいて、
前記フレームは、所定パターンのパラメータ検出用信号が格納されるヘッダ信号ブロックを更に有し、
前記受信機は、前記固定利得乗算部で利得制御された受信信号に対してパラメータ検出用信号との相関演算を行うヘッダ相関演算部と、前記ヘッダ相関演算部で算出された相関値のピークが所定の閾値を超えたか否かを判定するヘッダ相関閾値判定部とを有し、
前記受信信号選択部は、前記ヘッダ相関閾値判定部により、前記ヘッダ相関演算部で算出された相関値のピークが所定の閾値を超えたと判定された場合に、前記固定利得乗算部で利得制御された受信信号を選択することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項3に記載の無線通信システムにおいて、
前記受信機は、前記所定の利得値がそれぞれ異なるK個の固定利得乗算部と、これら固定利得乗算部にそれぞれ対応するK個のヘッダ相関演算部及びヘッダ相関閾値判定部とを有し、
前記受信信号選択部は、k番目(ただし、k=1~M)のヘッダ相関閾値判定部により、k番目のヘッダ相関演算部で算出された相関値のピークが所定の閾値を超えたと判定された場合に、k番目の固定利得乗算部で利得制御された受信信号を選択することを特徴とする無線通信システム。 - 利得制御に使用されるプリアンブル信号が格納されるプリアンブル信号ブロックを含むか否かを選択可能なフレームを用いて送信機が受信機へ信号を送信する送信方法において、
前記送信機が、送信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックを含める場合には、当該送信機の電力増幅器からループバックされた信号の電力と送信信号の電力との差分の利得値を送信信号に乗算する利得制御を行い、送信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックを含めない場合には、前フレーム時に送信信号の利得制御で使用された利得値又は所定の利得値を送信信号に乗算する利得制御を行うことを特徴とする送信方法。 - 利得制御に使用されるプリアンブル信号が格納されるプリアンブル信号ブロックを含むか否かを選択可能なフレームを用いて送信機から送信された信号を受信機が受信する受信方法において、
前記受信機が、受信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックが含まれている場合には、受信信号の電力と目標電力との差分の利得値を用いて受信信号に乗算する利得制御を行い、受信信号のフレームにプリアンブル信号ブロックが含まれていない場合には、前フレーム時に受信信号の利得制御で使用された利得値又は所定の利得値を受信信号に乗算する利得制御を行うことを特徴とする受信方法。
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