JP2002290177A - 受信装置および自動利得制御方法 - Google Patents

受信装置および自動利得制御方法

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JP2002290177A
JP2002290177A JP2001085773A JP2001085773A JP2002290177A JP 2002290177 A JP2002290177 A JP 2002290177A JP 2001085773 A JP2001085773 A JP 2001085773A JP 2001085773 A JP2001085773 A JP 2001085773A JP 2002290177 A JP2002290177 A JP 2002290177A
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JP
Japan
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correction coefficient
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agc
gain
gain control
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JP2001085773A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Sudo
浩章 須藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 AGC制御におけるAGC引き込み速度
とAGC引き込み精度を両立させること。 【解決手段】 無線部102は、受信信号を増幅し、所
定の無線受信処理を行ってベースバンド信号を得る。M
AC部104は、復調後のベースバンド信号に基づいて
タイミング制御を行い、受信信号を出力する。選択部1
11は、MAC部104からの制御信号に基づいて修正
係数を切り替える。この場合、最初は修正係数を大きい
値に設定し、AGCの更新回数の経過とともに小さい値
に変更する。減算部107は、ベースバンド信号のレベ
ルを所定期間積算した積算結果と基準値との間の差分を
求める。乗算部108は、減算部107で求められた差
分と修正係数を乗算する。加算部110は、遅延部10
9で単位制御期間だけ遅延させたAGC制御信号に、乗
算部108の出力を加算して現制御期間で用いるAGC
制御信号を生成し、無線部102の増幅利得を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムの基地局装置、通信端末装置に用いられる受信装置お
よび自動利得制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動利得制御(AGC:Auto Gain Cont
rol)は、復調精度を向上させるため基地局と端末との
通信距離により変動する受信レベルを一定にするもので
ある。
【0003】図14は、従来の受信装置の構成を示すブ
ロック図である。以下、この図14を用いて従来の受信
装置について説明する。
【0004】送信局から送信された信号は、アンテナ1
で受信された後、無線部2で増幅され、信号の周波数を
ベースバンド帯に変換され、ベースバンド信号となる。
ベースバンド信号は、復調部3で復調処理され、復調信
号となる。復調信号は、MAC(Media Access Contro
l)部4でアクセス制御され、受信信号となる。
【0005】また、無線部2から出力されたベースバン
ド信号は、AGC制御部5へも出力される。AGC制御
部5では、ベースバンド信号の受信レベルにもとづいて
AGC制御信号が生成される。AGC制御信号は、受信
レベルが一定となるように無線部2を制御する。
【0006】図15は、従来の受信装置のAGC制御部
の構成を示すブロック図である。以下、この図15を用
いてAGC制御部5での信号の流れについて説明する。
【0007】無線部2から出力された信号は、レベル検
出部11によりレベルが検出されレベル情報が得られ
る。なお、レベル情報は、無線部2により生成すること
も可能である。この場合のAGC制御部の回路構成は、
レベル検出部11が不要となること以外は変わらない。
【0008】次に、レベル情報は、積算部12により積
算処理され、レベル情報を積算した情報が得られる。レ
ベル情報を積算した情報は、減算部13により受信レベ
ルの基準値REFと減算され、受信レベルと基準レベル
との差が得られる。この基準値REFは、無線部2より
出力される信号のレベルが、受信レベルの基準値REF
と等しくなるように設けられたものであり、AGC制御
部5が無線部2を制御することによって達成される。受
信レベルと基準レベルとの差の情報は、乗算部14によ
り修正係数u1と乗算され、遅延部15により出力され
る前回のAGC制御情報と、加算部16により加算さ
れ、AGC制御情報が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
受信装置においては、修正係数が固定であるため、AG
C引き込み速度とAGC引き込み精度を両立させること
が困難であるという問題を有する。
【0010】すなわち、修正係数を小さい値とした場
合、平均化数が多くなるため、AGC引き込み精度は良
くなるが、AGC引き込み速度は低下する。逆に、修正
係数を大きい値とした場合、1回の利得更新での変化量
が大きくなるため、AGC引き込み速度は速くなるが、
AGC引き込み精度は低下する。
【0011】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、AGC引き込み速度とAGC引き込み精度を両立
させることができる受信装置および自動利得制御方法を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の受信装置は、入
力信号のレベルを調整する無線処理手段と、入力信号の
レベル変動に追従するように前記無線処理手段の利得を
制御する利得制御手段とを具備し、前記利得制御手段
は、複数用意した修正係数の中から選択した1つを用い
て利得を制御する構成を採る。
【0013】本発明の受信装置は、利得制御手段は、利
得更新の回数に応じて修正係数を選択する構成を採る。
【0014】これらの構成により、AGC引き込みに用
いる修正係数を、AGCの利得更新の回数により独立に
設定することができるので、最初は修正係数を大きい値
に設定しておき、AGCの更新回数の経過とともに小さ
い値に変更すれば、AGC引き込み速度とAGC引き込
み精度を両立させることができる。
【0015】本発明の受信装置は、利得制御手段は、受
信状況に応じて修正係数を選択する構成を採る。
【0016】本発明の受信装置は、利得制御手段は、連
続受信時には比較的大きい値の修正係数を選択し、間欠
受信時には前記連続受信時に選択された修正係数より小
さい修正係数を選択する構成を採る。
【0017】これらの構成により、連続受信動作時には
修正係数を大きい値に設定し、間欠受信動作時には小さ
い値に設定することができるので、受信状況が変化した
場合でもAGC引き込み速度とAGC引き込み精度を両
立させることができる。
【0018】本発明の受信装置は、利得制御手段は、ビ
ットシフトで実現可能な値の修正係数を複数用意する構
成を採る。
【0019】この構成により、乗算器を用いずに重み付
処理を実現することができるため、回路規模を削減する
ことができる。
【0020】本発明の受信装置は、利得制御手段は、検
出したレベルと基準値との差分に応じて修正係数を選択
する構成を採る。
【0021】本発明の受信装置は、利得制御手段は、検
出したレベルと基準値との差分が予め設定されたしきい
値よりも大きい場合には比較的大きい値の修正係数を選
択し、前記差分が前記しきい値以下の場合には比較的小
さい修正係数を選択する構成を採る。
【0022】これらの構成により、修正係数を検出した
レベルと基準値との差により適応的に変化させること
で、伝搬路の急激な変化により、検出したレベルと基準
値との差が大きい場合でも、AGC引き込み速度とAG
C引き込み精度を両立することができる。
【0023】本発明の受信装置は、利得制御手段は、検
出したレベルと基準値との差分が予め設定されたしきい
値よりも大きくなった回数が予め設定された値に達した
場合には比較的大きい値の修正係数を選択する構成を採
る。
【0024】この構成により、検出したレベルと基準値
との差分が予め設定されたしきい値よりも大きくなった
回数が一定回数連続した場合に、AGCの更新に用いる
修正係数を大きくすることができるので、さらにAGC
制御誤差を低減することができる。これは、受信レベル
が低くなると、希望信号に重畳される雑音等が大きくな
るため、受信レベル検出誤差が大きくなり、受信レベル
と基準値との差が大きくなる場合もあることに基づくも
のである。
【0025】本発明の受信装置は、利得制御手段は、検
出したレベルと基準値との差分との比較に用いるしきい
値を複数設定し、回線品質に応じてしきい値を選択する
構成を採る。
【0026】本発明の受信装置は、利得制御手段は、信
号対熱雑音電力比が低い場合には大きい値のしきい値を
選択する構成を採る。
【0027】これらの構成により、修正係数選択のため
のしきい値を可変とすることができるので、信号対熱雑
音電力比が低い場合には大きい値のしきい値を用いるこ
とができ、回線品質に応じて最適な修正係数を選択する
ことができる。
【0028】本発明の受信装置は、利得制御手段は、検
出したレベルと基準値との差分との比較に用いるしきい
値を複数設定し、前回選択された修正係数の大きさに応
じてしきい値を選択する構成を採る。
【0029】本発明の受信装置は、利得制御手段は、前
回選択された修正係数が小さい場合には大きい値のしき
い値を選択する構成を採る。
【0030】これらの構成により、修正係数を大きい値
に変更する場合は、小さい値に変更する場合より、しき
い値を大きい値に設定することができるので、誤差を少
なくすることができる。これは、受信レベルが低くなる
と、希望信号に重畳される雑音等が大きくなるため、受
信レベル検出誤差が大きくなり、受信レベルと基準値と
の差が大きくなる場合もある。このような場合、大きい
修正係数が選択され、自動利得制御誤差が大きくなる場
合があることに基づくものである。
【0031】本発明の受信装置は、自動利得制御用プリ
アンブル区間及び伝送路推定用プリアンブルのガードイ
ンターバル区間において利得更新を行う構成を採る。
【0032】この構成により、自動利得制御用プリアン
ブル区間以外の区間でもAGC利得更新を行うことがで
きるので、同期特性を劣化させずにAGC誤差を低減す
ることができる。
【0033】本発明の受信装置は、伝送路推定用プリア
ンブルのガードインターバル区間の利得更新の際に同期
用プリアンブル区間のレベル情報を積算に用いる構成を
採る。
【0034】この構成により、さらにレベル情報の精度
を上げることができ、同期特性を劣化させずにAGC誤
差をさらに低減することができる。
【0035】本発明の受信装置は、伝送路推定用プリア
ンブルのガードインターバル区間の利得更新における修
正係数を大きくする構成を採る。
【0036】この構成により、伝送路推定用プリアンブ
ルのガードインターバル区間における利得更新の修正係
数を大きくすることができるので、AGC誤差をさらに
低減することができる。
【0037】本発明の通信端末装置は、上記いずれかの
受信装置を具備する構成を採る。また、本発明の基地局
装置は、上記いずれかの受信装置を具備する構成を採
る。
【0038】これらの構成により、AGC引き込み速度
とAGC引き込み精度を両立させることができるので、
通信品質の向上を図ることができる。
【0039】本発明の自動利得制御方法は、複数用意し
た修正係数の中から利得更新の回数に応じて1つの修正
係数を選択し、検出したレベルと基準値との差分に前記
選択した修正係数を乗算して乗算値を求め、前回の制御
期間で用いた第1利得に前記乗算値を加算して第2利得
を求め、前記第2利得を用いて入力信号のレベルを調整
する。
【0040】この方法により、AGC引き込みに用いる
修正係数を、AGCの利得更新の回数により独立に設定
することができるので、最初は修正係数を大きい値に設
定しておき、AGCの更新回数の経過とともに小さい値
に変更すれば、AGC引き込み速度とAGC引き込み精
度を両立させることができる。
【0041】本発明の自動利得制御方法は、自動利得制
御用プリアンブル区間及び伝送路推定用プリアンブルの
ガードインターバル区間において自動利得制御の利得更
新を行う。
【0042】この方法により、自動利得制御用プリアン
ブル区間以外の区間でもAGC利得更新を行うことがで
きるので、同期特性を劣化させずにAGC誤差を低減す
ることができる。
【0043】
【発明の実施の形態】AGC制御において、修正係数を
小さい値とした場合、平均化数が多くなるため、AGC
引き込み精度は良くなるが、AGC引き込み速度は低下
する。逆に、修正係数を大きい値とした場合、1回の利
得更新での変化量が大きくなるため、AGC引き込み速
度は速くなるが、AGC引き込み精度は低下する。
【0044】本発明者は、このようにAGC制御におけ
る修正係数が固定値であることに着目して本発明をする
に至った。すなわち、本発明の骨子は、AGC引き込み
に用いる修正係数を、AGCの利得更新の回数により独
立に設定する、すなわち最初は修正係数を大きい値に設
定しておき、AGCの更新回数の経過とともに小さい値
に変更することにより、AGC引き込み速度を速くし、
AGC引き込み精度を高くすることである。
【0045】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。
【0046】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る受信装置の構成を示すブロック図である。
【0047】通信相手から送信された信号は、アンテナ
101を介して無線部102で受信される。無線部10
2では、受信信号を増幅し、所定の無線受信処理(ダウ
ンコンバートやA/D変換など)を行ってベースバンド
信号を得て、ベースバンド信号を復調部103及びレベ
ル検出部105に出力する。復調部103では、無線受
信処理後の信号に復調処理を施して、復調された信号を
MAC部104に出力する。MAC部104では、復調
された信号に基づいてタイミング制御などの処理を行っ
て受信信号を出力する。また、MAC部104では制御
信号を選択部111に出力する。
【0048】レベル検出部105では、ベースバンド信
号のレベルを検出し、その検出結果(レベル情報)を積
算部106に出力する。積算部106では、所定期間検
出結果を積算(平均化)し、その積算結果を減算部10
7に出力する。減算部107では、積算結果と基準値と
の間の差分を求め、その差分情報を乗算部108に出力
する。
【0049】乗算部108では、減算部107で求めら
れた差分に対して選択部111から出力された修正係数
を乗算する。修正係数が乗算された差分は、加算部11
0に出力される。選択部111は、MAC部104から
の制御信号(利得更新タイミング)に基づいて修正係数
u1,u2を切り替える。
【0050】加算部110では、遅延部109で単位制
御期間だけ遅延させたAGC制御信号(前の制御期間で
用いたAGC制御信号)に、修正係数を乗算した差分を
加算して現制御期間で用いるAGC制御信号を生成し、
このAGC制御信号を無線部102に出力する。無線部
102ではAGC制御信号に基づいてAGC制御を行
う。すなわち、基地局装置と通信端末装置のような無線
通信装置間で、通信距離が変動しても受信レベルが一定
となるような制御を行う。
【0051】次に、上記構成を有する受信装置の動作に
ついて説明する。
【0052】AGC制御においては、図2に示すフレー
ムフォーマットのAGC用プリアンブルを用いて行われ
る。具体的には、AGC用プリアンブル区間において、
AGC利得更新を3回行い、以降は次のAGC用プリア
ンブルが受信されるまでAGC利得を固定する。なお、
AGC利得更新の回数は任意に設定が可能である。
【0053】まず、ベースバンド信号がレベル検出部1
05でレベル検出されて、検出結果であるレベル情報が
得られる。ここで、レベル情報は、無線部102により
生成することも可能である。この場合のAGC制御部の
回路は、レベル検出部105を省略することにより構成
することができる。
【0054】得られたレベル情報は積算部106で平均
化され、減算部107でその平均値と基準値(REF)
との間で差分がとられ、乗算部108で修正係数が乗算
される。AGC制御において、受信レベルと基準値との
差分に修正係数を乗算する処理は、無線部102から出
力される信号のレベルが、受信レベルの基準値(RE
F)と等しくなるような処理である。この処理により無
線部102を制御する。
【0055】乗算部108でレベル情報と基準値との差
分に修正係数を乗算する場合、修正係数は複数用意す
る。本実施の形態では、修正係数を2種類用意する。な
お、この修正係数の数については特に制限はない。
【0056】例えば、比較的大きい値の修正係数u1
(例えば1)と、比較的小さい値の修正係数u2(例え
ば0.5)とを用意する。この修正係数u1とu2は選択
部111で切り替えて乗算部108に出力される。選択
部111は、MAC部104からの情報に基づいて修正
係数を切り替える。すなわち、MAC部104からは利
得更新タイミングなどの情報の制御信号が選択部111
に送られる。そして、選択部111では、その利得更新
のタイミングに基づいて利得更新の回数に応じて修正係
数を切り替える。例えば、AGC用プリアンブル区間で
AGC利得更新を3回行う場合、最初の2回はu1を用
い、3回目はu2を用いる。
【0057】次に、修正係数が乗算された差分は、遅延
部109により出力される前制御期間のAGC制御情報
と加算部110により加算され、現制御期間のAGC制
御情報として得られる。このAGC制御情報(AGC−
CONT(nT))は以下の式(1)で示される。
【0058】 AGC−CONT(nT) =AGC−CONT(nT−T1)+u(REF−LEVEL(nT)) …式(1) 式中、uは修正係数であり、REFは基準値(基準受信
レベル)であり、LEVEL(nT)は現時刻のレベル
情報であり、T1はAGC利得更新を行う周期(単位制
御期間)であり、Tはサンプル周期であり、nは0,
1,2〜である。
【0059】図3は、本発明の受信装置の効果を説明す
るための特性図である。図3において、修正係数を小さ
い値とした場合(図中の破線)、平均化数が多くなるた
め、AGC引き込み精度は良くなるが、AGC引き込み
速度は低下する。また、修正係数を大きい値とした場合
(図中の実線)、逆に1回の利得更新での変化量が大き
くなるため、AGC引き込み速度は速くなるが、AGC
引き込み精度は低下する。
【0060】これに対して、本発明(図中の一点鎖線)
では、AGCの利得更新の最初2回は修正係数を大きい
値(u1)に設定しておき、AGCの利得更新の3回目
は修正係数を小さい値(u2)に変更する。これによ
り、AGC引き込み速度を速くし、AGC引き込み精度
を高くすることが可能となる。
【0061】ここで、修正係数を変化させる方法とし
て、修正係数のうち最も大きい値と小さい値とを設定し
て、AGC利得更新毎に修正係数を単調減少させる方法
も考えられる。例えば、AGC利得更新を3回行い、修
正係数のうち最も大きい値を1.0、最も小さい値を0.25
とすると、1回目は1.0、2回目は0.5、3回目は0.25と
なる。
【0062】これに対し、本発明は、利得更新毎に修正
係数を選択して設定するものである。例えば、AGC利
得更新を3回行い、修正係数を1.0、0.5の2種類とする
と、1回目は1.0、2回目は1.0、3回目は0.5とするこ
とができる。
【0063】ここで、無線部102より入力されるレベ
ル情報のダイナミックレンジが、AGCダイナミックレ
ンジよりもはるかに少ない場合(例えば、AGCダイナ
ミックレンジが70dB必要なのに対して、受信ダイナ
ミックレンジは20dBしかない場合等)が有り得る。
【0064】このような場合、修正係数を更新回数に対
して独立に設定する(例えば、最初の2、3回は修正係
数を大きい値にし、以降を小さい値にする)方が、単調
減少させるより引き込み速度の精度がよくなる。また、
本発明の方が、修正係数のうち最も大きい値と小さい値
とを設定して単調減少させるよりも回路を簡単にするこ
とができる。
【0065】(実施の形態2)一般に、連続受信時には
AGC引き込み速度が要求され、間欠受信時にはAGC
引き込み精度が要求される。
【0066】本発明の実施の形態2では、検出したレベ
ルと基準値との差分に乗算する修正係数を受信状況に応
じて切り替える場合について説明する。
【0067】図4は、本発明の実施の形態2に係る受信
装置の構成を示すブロック図である。図4において図1
と共通する部分については図1と同じ符号を付してその
詳細な説明は省略する。図4の受信装置は、選択部30
1を具備する点が図1と異なる。
【0068】MAC部104からは、制御信号が選択部
111へ送られ、受信モード信号が選択部301へ送ら
れる。選択部111は、MAC部104からの制御信号
に基づいて修正係数u1、u2を切り替える。選択部3
01は、MAC部104からの受信モード信号に基づい
て修正係数を切り替える。つまり、連続受信時には選択
部111で選択された修正係数(u1またはu2)を選
択し、間欠受信時にはそれより小さい修正係数(u3)
を選択する。
【0069】乗算部108は、レベル情報と基準値との
差分に選択部301で選択された修正係数を乗算する。
その他の動作については、実施の形態1と同一である。
【0070】このように、連続受信動作時には修正係数
を大きい値に設定し、間欠受信動作時には小さい値に設
定することにより、受信状況が変化した場合でもAGC
引き込み速度とAGC引き込み精度を両立させることが
できる。
【0071】(実施の形態3)本発明の実施の形態3で
は、AGCの更新に用いる修正係数として、ビットシフ
トで実現可能なものを用いる場合について説明する。
【0072】図5は、本発明の実施の形態3に係る受信
装置の構成を示すブロック図である。図5において図1
と共通する部分については図1と同じ符号を付してその
詳細な説明は省略する。図5の受信装置は、ビットシフ
ト部401を具備する点が図1と異なる。
【0073】MAC部104は、利得更新タイミング情
報などの制御信号をビットシフト部401に出力する。
そして、ビットシフト部401は、利得更新のタイミン
グに基づいて利得更新の回数に応じて修正係数を切り替
える。
【0074】たとえば、修正係数として0.5と0.25の2
つを選択した場合、それぞれ1ビットシフト、2ビット
シフトで実現できる。これを図6を用いて説明する。減
算信号に対して、1ビットシフト部501では1ビット
シフト処理が行われ、2ビットシフト部502では2ビ
ットシフト処理が行われる。選択部503では、MAC
部104からの制御信号に基づいて、1ビットシフト部
501と2ビットシフト部502から得られた信号のい
ずれかを選択する。その他の動作については、実施の形
態1と同一である。
【0075】なお、修正係数値は上記2つの場合に限定
されずに、ビットシフトで実現できる値であれば任意に
設定できる。たとえば、1,0.125,0.0625等を用いるこ
とができる。
【0076】このように、修正係数をビットシフトで実
現できる値とすることにより、乗算器を用いずに重み付
処理を実現することができるため、回路規模を削減する
ことができる。
【0077】(実施の形態4)本発明の実施の形態4で
は、検出したレベルと基準値との差により修正係数を適
応的に変化させる場合について説明する。
【0078】図7は、本発明の実施の形態4に係る受信
装置の構成を示すブロック図である。図7において図1
と共通する部分については図1と同じ符号を付してその
詳細な説明は省略する。図7の受信装置は、絶対値検出
部601と大小比較部602を具備する点が図1と異な
る。
【0079】減算部107は、検出したレベルと基準値
との差分を、乗算部108と絶対値検出部601に出力
する。絶対値検出部601では、検出したレベルと基準
値との差分の絶対値を検出する。大小比較部602で
は、絶対値検出部601で検出された絶対値と予め設定
されているしきい値との大小比較を行い、その結果を選
択部111に出力する。選択部111は、絶対値がしき
い値より大きい場合は、修正係数を大きい値とし、絶対
値がしきい値以下の場合は、修正係数を小さい値とす
る。その他の動作については、実施の形態1と同一であ
る。
【0080】このように、修正係数を検出したレベルと
基準値との差により適応的に変化させることで、伝搬路
の急激な変化により、検出したレベルと基準値との差が
大きい場合でも、AGC引き込み速度とAGC引き込み
精度を両立することができる。
【0081】(実施の形態5)本発明の実施の形態5で
は、AGCの更新に用いる修正係数の選択に用いるしき
い値を可変とする場合について説明する。
【0082】図8は、本発明の実施の形態5に係る受信
装置の構成を示すブロック図である。図8において図7
と共通する部分については図7と同じ符号を付してその
詳細な説明は省略する。図8の受信装置は、選択部70
1を具備する点が図7と異なる。
【0083】MAC部104は、回線品質信号を選択部
701に出力する。選択部701は、MAC部104か
らの回線品質情報に基づいてしきい値を切り替える。回
線品質情報が、信号対熱雑音電力比が低いことを知らせ
る場合、選択部701は、しきい値を大きい値にする。
なお、回線品質情報は、たとえばRSSIやCRC結果
を用いることが可能である。大小比較部602では、選
択部701で選択されたしきい値に基づいて、絶対値の
大小比較を行う。その他の動作については、実施の形態
4と同一である。
【0084】信号対熱雑音電力比が低い場合、重畳され
ている熱雑音レベルが大きくなるため、受信レベル検出
誤差が大きくなる。このため、絶対値検出部601で検
出される絶対値が大きくなり、大小比較部602でしき
い値が固定されていると、選択部111で最適な修正係
数が選択されなくなる。そこで、本実施の形態では、修
正係数選択のためのしきい値を可変とし、信号対熱雑音
電力比が低い場合には大きい値のしきい値を用いること
にした。これにより、最適な修正係数を選択することが
できる。
【0085】(実施の形態6)本発明の実施の形態6で
は、AGCの更新に用いる修正係数の選択に用いるしき
い値を、係数を大きくする場合と小さくする場合とで可
変とすることについて説明する。
【0086】図9は、本発明の実施の形態6に係る受信
装置の構成を示すブロック図である。図9において図7
と共通する部分については図7と同じ符号を付してその
詳細な説明を省略する。図9の受信装置は、大小比較部
801を具備する点が図7と異なる。
【0087】絶対値検出部601は、検出したレベルと
基準値との差分の絶対値を検出する。大小比較部801
は、しきい値と絶対値検出部601で検出された絶対値
との大小比較が行われる。なお、大小比較部801は、
大きい値のしきい値1と小さい値のしきい値2を備えて
おり、選択部111で選択されている修正係数によって
しきい値が選択される。つまり、選択部111で小さい
値の修正係数が選択されているときは、大小比較部80
1では、大きい値のしきい値1が選択される。逆に、選
択部111で大きい値の修正係数が選択されているとき
は、大小比較部801では、小さい値のしきい値2が選
択される。
【0088】大小比較部801で比較された結果は、選
択部111に出力される。選択部111では、大小比較
部801の結果が、絶対値がしきい値より大きい場合、
大きい修正係数を選択し、絶対値がしきい値より小さい
場合、小さい修正係数を選択する。いずれの修正係数が
選択されたかは、大小比較部801へ出力する。その他
の動作については、実施の形態4と同一とする。
【0089】受信レベルが低くなると、希望信号に重畳
される雑音等が大きくなるため、受信レベル検出誤差が
大きくなり、受信レベルと基準値との差が大きくなる場
合もある。このような場合、大きい修正係数が選択さ
れ、自動利得制御誤差が大きくなる場合がある。したが
って、修正係数を大きい値に変更する場合は、小さい値
に変更する場合より、前記しきい値を大きい値に設定し
たほうが誤差は少なくなるといえる。
【0090】(実施の形態7)本発明の実施の形態7で
は、レベル情報と基準値との差の絶対値がしきい値を越
えることが一定回数続く場合について説明する。
【0091】図10は、本発明の実施の形態7に係る受
信装置の構成を示すブロック図である。図10において
図7と共通する部分については図7と同じ符号を付して
その詳細な説明は省略する。図10の受信装置は、カウ
ンタ901を具備する点が図7と異なる。
【0092】大小比較部602では、絶対値検出部60
1で検出された絶対値としきい値との大小比較が行われ
る。この結果は、カウンタ901に出力される。カウン
タ901は、大小比較部602において、絶対値がしき
い値を越える回数をカウントする。この回数が予め設定
された回数に達したら、修正係数を大きくするよう選択
部111に指示する。その他の動作については、実施の
形態4と同一とする。
【0093】受信レベルが低くなると、希望信号に重畳
される雑音等が大きくなるため、受信レベル検出誤差が
大きくなり、受信レベルと基準値との差が大きくなる場
合もある。しかし、このような場合が一定回数連続する
という条件を追加し、AGCの更新に用いる修正係数を
大きくすることにより、さらにAGC制御誤差を低減す
ることができる。
【0094】(実施の形態8)本発明の実施の形態8で
は、自動利得制御用プリアンブル区間に加えて、他の区
間でも自動利得制御の利得更新を行う場合について説明
する。
【0095】AGC用プリアンブル区間だけではなく、
他の区間でもAGC利得更新を行ったほうがAGC誤差
は低減することができる。
【0096】ここで、OFDMやOFDM−CDMAと
いう伝送方式には、一般に、各OFDMシンボルの最後
部の波形を最前部にコピーする(一般にガードインター
バルと呼ばれる)。伝送路推定用プリアンブルのガード
インターバルは、同期引き込みにも使用しないし、伝送
路推定にも使用しない。したがって、図11に示すよう
に、伝送路推定用プリアンブルのガードインターバル区
間でもAGC利得更新を行うことにより、さらにAGC
誤差を低減することができる。
【0097】なお、同期用プリアンブル区間でAGC利
得更新を行うと同期特性は劣化するため、同期用プリア
ンブル区間ではAGC利得更新は行うべきでない。ま
た、データのガード区間でAGC利得更新を行うと、伝
送路推定用プリアンブルとデータとで振幅特性が異なっ
てしまうため、データのガード区間でAGC利得更新は
行うべきでない。
【0098】(実施の形態9)上述したように同期用プ
リアンブル区間では、AGC利得更新を行うべきではな
い。しかし、同期用プリアンブル区間のレベル情報を積
算に用いても同期特性は劣化しない。そこで、本発明の
実施の形態9では、伝送路推定用プリアンブルのガード
インターバル区間を用いたAGCの利得更新における積
算数を多くする場合について説明する。
【0099】図12は、本発明の実施の形態9に係る受
信装置の構成を示すブロック図である。図12において
図9と共通する部分については図9と同じ符号を付して
その詳細な説明は省略する。図12の受信装置は、積算
部106−1と積算部106−2と選択部1101を具
備する点が図9と異なる。
【0100】レベル検出部105は、レベル情報を積算
部106−1と積算部106−2に出力する。積算部1
06−1は同期用プリアンブル区間におけるレベル情報
を積算処理し、積算部106−2は、伝送路推定用プリ
アンブルのガードインターバル区間におけるレベル情報
を積算処理し、選択部1101に出力する。選択部11
01は、積算部106−1と積算部106−2から得ら
れた積算情報を制御タイミングに基づいて選択する。そ
の他の動作については、実施の形態6と同一である。
【0101】このように、伝送路推定用プリアンブルの
ガードインターバル区間を用いたAGCの利得更新にお
いて、同期用プリアンブル区間のレベル情報も積算する
ことによりさらにレベル情報の精度を上げることがで
き、同期特性を劣化させずにAGC誤差をさらに低減す
ることができる。
【0102】(実施の形態10)本発明の実施の形態1
0で、伝送路推定用プリアンブルのガードインターバル
区間を用いたAGC利得更新における、修正係数を大き
くする場合について説明する。
【0103】図13は、本発明の実施の形態10に係る
受信装置の構成を示すブロック図である。図13におい
て図12と共通する部分については図12と同じ符号を
付してその詳細な説明は省略する。図13の受信装置
は、選択部1201を具備する点が図12と異なる。
【0104】選択部111は、大小比較部801の比較
結果に基づいて、修正係数u1またはu2を選択する。
選択部1201は、同期用プリアンブル区間におけるA
GC利得更新を行う場合、選択部111で得られた修正
係数(u1またはu2)を選択し、伝送路推定用プリア
ンブルのガードインターバル区間におけるAGC利得更
新を行う場合、u1およびu2より大きい値であるu3
を選択する。乗算部108は、選択部301で得られた
修正係数を減算部107から出力された減算情報に乗算
する。その他の動作については、実施の形態9と同一で
ある。
【0105】このように、伝送路推定用プリアンブルの
ガードインターバル区間を用いたAGC利得更新におい
て、同期用プリアンブル区間のレベル情報も積算するこ
とにより、さらにレベル情報の精度を上げることができ
るので、修正係数を大きくしたほうがAGC誤差をさら
に低減することができる。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
AGC引き込みに用いる修正係数を、AGCの利得更新
の回数に応じて独立に設定することができるので、最初
は修正係数を大きい値に設定しておき、AGCの更新回
数の経過とともに小さい値に変更することにより、AG
C引き込み速度とAGC引き込み精度を両立させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る受信装置の構成を
示すブロック図
【図2】フレームフォーマットを示す図
【図3】本発明の受信装置の効果を説明するための特性
【図4】本発明の実施の形態2に係る受信装置の構成を
示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態3に係る受信装置の構成を
示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態3に係る受信装置のAGC
制御部におけるビットシフト部の構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態4に係る受信装置の構成を
示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態5に係る受信装置の構成を
示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態6に係る受信装置の構成を
示すブロック図
【図10】本発明の実施の形態7に係る受信装置の構成
を示すブロック図
【図11】本発明の実施の形態8に係るフレームフォー
マットを示す図
【図12】本発明の実施の形態9に係る受信装置の構成
を示すブロック図
【図13】本発明の実施の形態10に係る受信装置の構
成を示すブロック図
【図14】従来の受信装置の構成を示すブロック図
【図15】従来の受信装置のAGC制御部の構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
101 アンテナ 102 無線部 103 復調部 104 MAC部 105 レベル検出部 106 積算部 107 減算部 108 乗算部 109 遅延部 110 加算部 111、301、503、701、1101、1201
選択部 401 ビットシフト部 501 1ビットシフト部 502 2ビットシフト部 601 絶対値検出部 602、801 大小比較部 901 カウンタ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号のレベルを調整する無線処理手
    段と、入力信号のレベル変動に追従するように前記無線
    処理手段の利得を制御する利得制御手段とを具備し、前
    記利得制御手段は、複数用意した修正係数の中から選択
    した1つを用いて利得を制御することを特徴とする受信
    装置。
  2. 【請求項2】 利得制御手段は、利得更新の回数に応じ
    て修正係数を選択することを特徴とする請求項1記載の
    受信装置。
  3. 【請求項3】 利得制御手段は、受信状況に応じて修正
    係数を選択することを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の受信装置。
  4. 【請求項4】 利得制御手段は、連続受信時には比較的
    大きい値の修正係数を選択し、間欠受信時には前記連続
    受信時に選択された修正係数より小さい修正係数を選択
    することを特徴とする請求項3記載の受信装置。
  5. 【請求項5】 利得制御手段は、ビットシフトで実現可
    能な値の修正係数を複数用意することを特徴とする請求
    項1から請求項4のいずれかに記載の受信装置。
  6. 【請求項6】 利得制御手段は、検出したレベルと基準
    値との差分に応じて修正係数を選択することを特徴とす
    る請求項1から請求項5のいずれかに記載の受信装置。
  7. 【請求項7】 利得制御手段は、検出したレベルと基準
    値との差分が予め設定されたしきい値よりも大きい場合
    には比較的大きい値の修正係数を選択し、前記差分が前
    記しきい値以下の場合には比較的小さい修正係数を選択
    することを特徴とする請求項6記載の受信装置。
  8. 【請求項8】 利得制御手段は、検出したレベルと基準
    値との差分が予め設定されたしきい値よりも大きくなっ
    た回数が予め設定された値に達した場合には比較的大き
    い値の修正係数を選択することを特徴とする請求項6記
    載の受信装置。
  9. 【請求項9】 利得制御手段は、検出したレベルと基準
    値との差分との比較に用いるしきい値を複数設定し、回
    線品質に応じてしきい値を選択することを特徴とする請
    求項6から請求項8のいずれかに記載の受信装置。
  10. 【請求項10】 利得制御手段は、信号対熱雑音電力比
    が低い場合には大きい値のしきい値を選択することを特
    徴とする請求項9記載の受信装置。
  11. 【請求項11】 利得制御手段は、検出したレベルと基
    準値との差分との比較に用いるしきい値を複数設定し、
    前回選択された修正係数の大きさに応じてしきい値を選
    択することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれ
    かに記載の受信装置。
  12. 【請求項12】 利得制御手段は、前回選択された修正
    係数が小さい場合には大きい値のしきい値を選択するこ
    とを特徴とする請求項11記載の受信装置。
  13. 【請求項13】 自動利得制御用プリアンブル区間及び
    伝送路推定用プリアンブルのガードインターバル区間に
    おいて利得更新を行うことを特徴とする請求項1から請
    求項12のいずれかに記載の受信装置。
  14. 【請求項14】 伝送路推定用プリアンブルのガードイ
    ンターバル区間の利得更新の際に同期用プリアンブル区
    間のレベル情報を積算に用いることを特徴とする請求項
    13記載の受信装置。
  15. 【請求項15】 伝送路推定用プリアンブルのガードイ
    ンターバル区間の利得更新における修正係数を大きくす
    ることを特徴とする請求項14記載の受信装置。
  16. 【請求項16】 請求項1から請求項15のいずれかに
    記載の受信装置を具備することを特徴とする通信端末装
    置。
  17. 【請求項17】 請求項1から請求項15のいずれかに
    記載の受信装置を具備することを特徴とする基地局装
    置。
  18. 【請求項18】 複数用意した修正係数の中から利得更
    新の回数に応じて1つの修正係数を選択し、検出したレ
    ベルと基準値との差分に前記選択した修正係数を乗算し
    て乗算値を求め、前回の制御期間で用いた第1利得に前
    記乗算値を加算して第2利得を求め、前記第2利得を用
    いて入力信号のレベルを調整することを特徴とする自動
    利得制御方法。
  19. 【請求項19】 自動利得制御用プリアンブル区間及び
    伝送路推定用プリアンブルのガードインターバル区間に
    おいて自動利得制御の利得更新を行うことを特徴とする
    自動利得制御方法。
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