JP7292792B2 - 吐出容器 - Google Patents

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Description

本発明は、内容物を収容するとともに、吐出口から吐出可能とした吐出容器に関する。
従来から、内容物を収容する容器本体と、容器本体の口部に装着され内容物の吐出口を有する吐出キャップとを備える吐出容器において、吐出キャップの内側に弁構造を設けることで、収容空間内部への外気の侵入を防止したり、収容空間から吐出口へ向かう内容物の移動を制限したりすることが知られている。
具体的には、例えば特許文献1に記載されるように、内容物を収容するとともに口部に外気導入孔が設けられた二重容器からなる容器本体と、内容物の流出孔を有する中栓と、内容物の吐出口及び吸気孔を有する吐出キャップと、中栓と吐出キャップとの間に装着され、流出孔から吐出口に連なる内容物の流路を開閉する逆止弁と、を備えた吐出容器が知られている。
特開2015-227175号公報
しかしながら、上記のような吐出容器では、開封前の流通時に内容物(内容液)が中栓の流出孔や逆止弁に付着し、付着した内容物が固まって流路を塞いでしまい、初期使用時に内容物の吐出不良が生じる虞がある。
それゆえ本発明は、初期使用時の吐出不良を抑制可能な構成を有する吐出容器を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされものであり、本発明の吐出容器は、内容物の収容空間を有する有底筒状の容器本体と、
前記容器本体の口部に装着され、該口部を密閉する内栓部を有するベースキャップと、
前記ベースキャップに対して上下方向位置を一定としたまま回転可能に保持され、開封刃を備えるとともに吐出口を有する回転キャップと、
前記ベースキャップと前記回転キャップの間に配置され、内容物の移動を制限する弁構造と、を備え、
前記内栓部は、破断予定部と、前記口部の径方向内側に配置される内筒部と、該内筒部の下部に連なり前記破断予定部が設けられた傾斜隔壁部とを有し、
前記破断予定部は、前記回転キャップの回転軸線に対して斜めに配置され、
前記開封刃は、未開封状態において、前記傾斜隔壁部が最も前記収容空間側となる周方向位置に配置されており、
前記ベースキャップに対して前記回転キャップを回転させることにより、該回転キャップと共に回転する前記開封刃が前記破断予定部を破断するよう構成されていることを特徴とするものである。
また、本発明の吐出容器にあっては、前記破断予定部は、前記傾斜隔壁部の外周縁部に沿って設けられており、
前記傾斜隔壁部は、前記破断予定部が破断した際に、前記傾斜隔壁部における非破断領域を支点として収容空間側に開くよう構成されていることが好ましい。
また、本発明の吐出容器にあっては、前記開封刃は、前記回転キャップの内側に装着される中栓に一体に連結されていることが好ましい。
また、本発明の吐出容器にあっては、前記弁構造は、前記中栓と前記回転キャップとの間に配置され、前記中栓に形成された流出孔を開閉可能に構成されていることが好ましい。
また、本発明の吐出容器にあっては、前記開封刃は、前記回転キャップの頂壁部の下面に一体に連結されていることが好ましい。
また、本発明の吐出容器にあっては、前記弁構造は、前記吐出口を覆うように、前記回転キャップの頂壁部の下面側に保持されていることが好ましい。
本発明によれば、初期使用時の吐出不良を抑制可能な構成を有する吐出容器を提供することができる。
本発明の一実施形態である吐出容器の要部の側面視での断面図である。 図1の吐出容器における内栓部を下方から見た図である。 図1の吐出容器のA-A線における断面図である。 図1の吐出容器のB-B線における断面図であり、回転キャップと中栓のみを示している。 図1の吐出容器を開封した状態を示す側面視での断面図である。 図5の吐出容器のC-C線における断面図である。 図5の吐出容器における内栓部を下方から見た図である。 図1の吐出容器の側面図である。 本発明の他の実施形態である吐出容器の要部の側面視での断面図である。 図9の吐出容器におけるベースキャップの回転制御壁と、回転キャップの回転制御部との関係を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に例示説明する。なお、本明細書において、「上」側とは、吐出容器を水平面上に載置した際に容器本体に対して吐出キャップが位置する側であり、「下」側とは、その反対側である。
図1に示すように、本発明の一実施の形態である吐出容器1は、容器本体10、ベースキャップ20、回転キャップ30、中栓40、及び逆止弁50を備えている。この吐出容器1は、容器本体10に設けられた収容空間Sに種々の内容物を収容することができる。
容器本体10は有底筒状であり、口部11と胴部12とを有する。口部11は円筒状に形成されており、その外周面にはベースキャップ20を抜け止め保持するための嵌合凸部11aが一体に設けられている。また、口部11の根元側部分(下部)には、径方向外側に突出する円筒状の密封用段部11bと、密封用段部11bの下方に位置し、密封用段部11bよりも大径のネックリング11cとが一体に設けられている。なお、嵌合凸部11aに代えて、雄ねじ部を設け、当該雄ねじ部に対応する雌ねじ部を有するベースキャップを螺着するようにしてもよい。胴部12は口部11の下端に連なり、その内側に、内容物を収容可能な収容空間Sが形成される。
本例の容器本体10は、容器の外郭を形成する外層体13と、外層体13の内側に収容され、減容変形可能な内層体14とを備える二重容器である。より具体的に、容器本体10は、外層体13の内面に、内層体14が剥離可能な状態で積層配置された積層剥離容器(デラミ容器)とすることができる。
内層体14は、例えば合成樹脂材料により減容変形可能な薄肉の袋状に形成されている。内層体14は、容器本体10の口部11及び胴部12の内面を覆うように配置され、その内側は上記した収容空間Sとなっている。
外層体13は、例えば合成樹脂材料により所定の剛性を有するボトル形状に形成されて容器本体10の外郭を構成している。外層体13の胴部12に対応する部分は押圧(スクイズ)可能であるとともに元の形状への復元性を有している。また、外層体13の口部11に対応する部分には、当該外層体13を径方向に貫通して内層体14と外層体13との間に連通する外気導入孔15が設けられている。図示する場合では、外層体13の口部11に対応する部分には、その軸線Oを挟んだ対向配置で2つの外気導入孔15が設けられているが、少なくとも1つの外気導入孔15が設けられていればよい。また、外気導入孔15は、口部11に限らず、胴部12に位置していてもよい。
なお、容器本体10は、外層体13と内層体14との間に、それぞれ口部11から胴部12の底部分に向けて縦方向に延びて内層体14を外層体13に対して部分的に接着する複数本の接着層(不図示)を備えた構成とすることもできる。この場合、それぞれの接着層の間の部分において内層体14と外層体13との間に連通する複数の外気導入孔15を外層体13の口部11に対応する部分に設けるのが好ましい。また、容器本体10は、例えば酸素や水蒸気に対するバリア性を有するバリア層が積層配置された構成や、各種コーティングによりバリア性が高められた構成とすることもできる。
ベースキャップ20は、容器本体10の口部11に装着される。本例のベースキャップ20は、合成樹脂材料により形成されており、容器本体10に対して回転を抑制された状態で保持されている。また、ベースキャップ20は、口部11の径方向外側(外周側)に配置される円筒状の筒壁部21と、筒壁部21の上部から径方向内側に延びる環状壁部22と、環状壁部22の内周縁部から垂下し、口部11の径方向内側に配置される筒状の内筒部23と、内筒部23の下部(本例では下端部)に連なり、内筒部23を閉塞する傾斜隔壁部24と、を有する。本例では、内筒部23と傾斜隔壁部24とが、口部11を密閉する内栓部を構成している。本例では、内筒部23の上端部の外周面が、口部11の内周面に全周にわたって気密状態で当接し、シール部を形成している。本例の傾斜隔壁部24は、口部11の軸線O(ベースキャップ20の軸線O、回転キャップ30の回転軸線Oに一致)に対して斜めに配置されている。なお、傾斜隔壁部24は、軸線Oに対して全体が斜めに配置されている構成としてもよいし、斜めに配置されていない部分を有している構成としてもよい。また、内筒部23は、軸線Oに沿う方向の高さが、最も低い一方側から、軸線Oを挟んだ他方側に向けて徐々に高くなるように構成されている。
傾斜隔壁部24の外周縁部には、破断予定部25が設けられている。破断予定部25は、軸線Oに対して斜めに配置されている。ここで、図2は、傾斜隔壁部24を下方(収容空間S側)から見た図である。図2に示すように、破断予定部25は、傾斜隔壁部24の外周縁部に沿って円弧状に延在し、周方向の一部を除いた略C字状に形成されている。破断予定部25は、傾斜隔壁部24における他の部分よりも薄肉に形成され、破断し易くなっている。破断予定部25が破断することにより、内筒部23の内側に、内容物が通過する流路が形成される。
傾斜隔壁部24は、例えば酸素や水蒸気に対するバリア性を有するバリア層が積層配置された構成や、各種コーティングによりバリア性が高められた構成とすることもできる。
傾斜隔壁部24における破断予定部25を除いた周方向領域、すなわち、傾斜隔壁部24の外周縁部における破断予定部25以外の一部の領域が、破断予定部25が破断した後も破断せずに残留する非破断領域26となっている。このような非破断領域26を設けることで、破断予定部25を破断した後も傾斜隔壁部24が内筒部23に連結された状態となる。その結果、破断予定部25を破断して開封した後(使用時)に、傾斜隔壁部24が内容物の流路を閉塞し難くなる。なお、本例の非破断領域26は、内筒部23の高さが最も低い周方向位置に設けられている。なお、本例の傾斜隔壁部24には、図1に示すように、筒状壁45の干渉を回避するための凹部24aが形成されている。
筒壁部21の内周面には、口部11の外周面に設けられた嵌合凸部11aに嵌合する被嵌合凸部21aが設けられている。被嵌合凸部21aと嵌合凸部11aとの係合により、ベースキャップ20が容器本体10の口部11に抜け止め保持されるようになっている。
筒壁部21の内周面には、口部11に対するベースキャップ20の回転を抑制するための回転抑制部が設けられている。本例の回転抑制部は、被嵌合凸部21aの上方において、周方向に間隔をあけて設けられ、軸線Oに平行に延在する複数の縦リブ状の突起21bで構成されている。口部11の外周面には、当該突起21bに係合する縦リブ状の突起11dが設けられており、突起21bと突起11dが係合することにより、口部11に対するベースキャップ20の回転が抑制される。また、環状壁部22には、空気が通過する通気孔22aが形成されている。
回転キャップ30は、ベースキャップ20に対して所定の範囲内で回転可能な状態で係合保持されている。回転キャップ30は、筒壁部21の径方向外側に配置される円筒状の外筒部31と、外筒部31の上部を覆う頂壁部32と、を有する。外筒部31の上端部には外筒部31の下部よりも小径の小径筒部33が設けられている。
外筒部31の内周面には、筒壁部21の外周面に設けられた係合凸部21cに下方から係合する被係合凸部31aが設けられている。係合凸部21cと被係合凸部31aとの係合により、回転キャップ30がベースキャップ20に(回転可能な状態で)係合保持される。
図3は、図1のA-A断面を示している。図3に示すように、外筒部31の内周面には、径方向内側に突出する内向き凸部31bが設けられている。これに対応して、筒壁部21の外周面には外向き凸部21dが設けられており、図6に示すように内向き凸部31bと外向き凸部21dとが接触(係合)することにより、ベースキャップ20に対する回転キャップ30の回転が停止されるように構成されている。すなわち、内向き凸部31bと外向き凸部21dとは、ベースキャップ20に対する回転キャップ30の回転の範囲を制限するストッパー部として機能する。
また、本例では、外筒部31の内周面に、内向き凸部31bよりも突出高さの低い小突起部31cが設けられている。また、筒壁部21の外周面には、小突起部31cが乗り越え可能な湾曲凸部21eと、内向き凸部31bが乗り越え可能な膨出部21fが設けられている。
吐出容器1の未開封状態において、小突起部31cは、湾曲凸部21eと外向き凸部21dとの間に配置されており、ベースキャップ20に対して回転キャップ30を開封方向に回転させると、小突起部31cが湾曲凸部21eを乗り越える。小突起部31cが湾曲凸部21eを乗り越えようとする際の抵抗により、誤って開封されることを防止することができる。また、小突起部31cが湾曲凸部21eを乗り越えた際の感触により、開封方向に正しく回転していることを把握することができる。
また、ベースキャップ20に対して回転キャップ30を開封方向に回転させて小突起部31cが湾曲凸部21eを乗り越えた後、さらに回転させていくと、内向き凸部31bが膨出部21fを乗り越える。内向き凸部31bが膨出部21fを乗り越える際の感触により、開封操作が進んでいる(破断予定部25が破断している)ことを把握することができる。そして、内向き凸部31bが外向き凸部21dに接触するとそれ以上の回転が抑制されるため、開封操作が終了した(破断予定部25が破断した)ことを把握することができる。
また、内向き凸部31bが外向き凸部21dに接触して回転操作を終了した後は、内向き凸部31bが外向き凸部21dと膨出部21fの間に配置されるため、回転キャップ30の両方向(開封方向及び逆方向)の回転が抑制される。これにより、開封後のベースキャップ20に対する回転キャップ30の周方向位置が安定する。
図1に示すように、頂壁部32には、当該頂壁部32から上方に向けて突出する吐出筒32aが一体に設けられている。吐出筒32aは、略円形の頂壁部32の軸心(軸線Oに一致)からずれて配置され、その内側は内容物の吐出口34となっている。
中栓40は、ベースキャップ20と回転キャップ30の間に配置される。中栓40は、回転キャップ30の内側に装着され、内筒部23の上端開口を覆っている。
本例の中栓40は合成樹脂製であり、回転キャップ30の内側に頂壁部32に対して軸方向に間隔を空けて配置される本体壁部41と、本体壁部41の外周縁から頂壁部32の側に向けて延びる支持筒部42とを備えている。支持筒部42は、その上端が頂壁部32の下面に当接するとともに外周部において小径筒部33の内面に嵌合し、これにより中栓40はベースキャップ20の内部に固定保持されている。
図4は、図1のB-B断面における回転キャップ30と中栓40のみを示している。図4に示すように、支持筒部42の外周面には、回転を抑制するための回転止め凸部43が設けられている。回転止め凸部43は、外筒部31の小径筒部33の内周面に形成された回転止め凹部33aに嵌合して、回転キャップ30に対する中栓40の軸線Oを中心とする回転を抑制している。なお、回転キャップ30に対する中栓40の回転を抑制可能な構成であれば、回転止め凸部43及び回転止め凹部33aの形状は適宜変更可能である。
図1に示すように、本体壁部41の下面には環状のシール筒44が一体に設けられ、このシール筒44が内筒部23の内周面に気密状態で嵌合する。
中栓40の本体壁部41の中央部には、本体壁部41の軸心からずれて内容物の流出孔41aが設けられている。この流出孔41aは中栓40の本体壁部41を表裏に貫通し、頂壁部32に設けられた吐出口34に連なることができるようになっている。収容空間Sに収容された内容物は、破断予定部25が破断されて開封された後、内筒部23の内側、及び、流出孔41aを介して吐出口34に向けて流出することができる。
また、中栓40の本体壁部41には、流出孔41aに隣接して筒状壁45が設けられている。筒状壁45は中栓40の本体壁部41を表裏に貫通する開口をその内周面によって区画形成するとともに収容空間Sに向けて延在している。また筒状壁45には、下方に向かうにつれて内径を狭める縮径部45aが設けられている。筒状壁45内には、筒状壁45の内周面に沿って移動可能な移動弁46が設けられている。移動弁46は、図1に示すように吐出容器1を起立姿勢にする際、縮径部45aに着座して、収容空間Sを閉鎖するようにしている。中栓40の本体壁部41の上面には、支持筒部42の径方向内側において流出孔41aと筒状壁45とを取り囲む環状溝41bが設けられている。
また、中栓40は、本体壁部41から垂下する開封刃47を有する。開封刃47は、シール筒44よりも径方向内側、且つ、流出孔41a及び筒状壁45よりも径方向外側に配置されている。開封刃47は、図2にも示すように、軸線Oを中心とする円弧状の板で構成されており、周方向の一方側(傾斜隔壁部24に先に接触する側)の先端部が先細り状に形成されている。また、図1に示す未開封状態において、開封刃47は、傾斜隔壁部24から離間しており、傾斜隔壁部24の下端部と上端部の間の高さ(上下方向位置)に配置されている。また、開封刃47の下端部は、先端(下端)に向けて先細り状に形成されている。このように、傾斜隔壁部24に接触する部分を先細り状に形成することで、破断予定部25を容易に破断することができる。その結果、吐出容器1を開封する際の回転キャップ30の回転操作に必要な力を軽減することができる。なお、図1に示す未開封状態の吐出容器1において、開封刃47は、内筒部23の高さが最も高くなっている周方向位置、つまり傾斜隔壁部24が最も収容空間S側(下方)となる周方向位置に配置されている。
逆止弁50は、回転キャップ30の頂壁部32と中栓40の本体壁部41との間に設けられている。逆止弁50は、例えば低密度ポリエチレン(軟質ポリエチレン)等の材料により形成することができる。本例の逆止弁50は、区画壁51と一体に形成されている。この逆止弁50は、中栓40の本体壁部41に設けられた流出孔41aと筒状壁45の開口の大部分とを開閉可能な円形の板状に形成された弁本体50aと、この弁本体50aを区画壁51の内周面に一体に連結する3本の弾性アーム50bとを備えている。なお、本実施形態では逆止弁50は、弁本体50aを3本の弾性アーム50bで支持する所謂3点弁の形態をなしているが、弁本体50aを1つのヒンジで支持する所謂1点弁等、他の形態の逆止弁を用いることができる。
区画壁51は、回転キャップ30の頂壁部32と中栓40の本体壁部41との間に装着されている。本例の区画壁51は円筒状であり、一端(上端)が頂壁部32の下面に設けられた環状溝32bに嵌合し、他端(下端)が中栓40の本体壁部41の上面に設けられた環状溝41bに嵌合して頂壁部32と本体壁部41との間に固定保持されている。回転キャップ30の頂壁部32と中栓40の本体壁部41との間の空間には、この区画壁51によって、流出孔41aから吐出口34に達する流路(区画壁51の内側部分)が区画形成されている。逆止弁50は、当該流路内を移動する内容物等の移動を制限する。つまり、逆止弁50は、流出孔41aから吐出口34へ向かう内容物の移動を許容し、吐出口34から流出孔41aへ向かう内容物の移動、及び外部の空気が吐出口34から流出孔41aへ向けて移動することを防止する。
ベースキャップ20と口部11との間には、口部11に設けられた外気導入孔15に連通するとともに、外部に連通可能な空気流路Rが区画形成されている。空気流路Rは、ベースキャップ20に設けられた通気孔22aと、回転キャップ30の頂壁部32に設けられた吸気孔35と、中栓40に設けられた通気孔48とを介して外部に連通可能である。なお、ベースキャップ20の筒壁部21の下端は密封用段部11bに全周に亘って気密に当接して空気流路Rを密封している。
区画壁51の外周面には、径方向外側に延びる膜状の環状弁体52(吸気用逆止弁)が一体に設けられている。環状弁体52は、回転キャップ30の外部から吸気孔35を通した空気流路Rへの空気の流れを許容し、空気流路Rから吸気孔35を通した外部への空気の流れを阻止する。
回転キャップ30には、蓋体60がヒンジ61を介して一体に連結されている。蓋体60は、回転キャップ30とほぼ同径の有頂筒状に形成されており、ヒンジ61により回転キャップ30の外筒部31に連結されて頂壁部32とともに吐出筒32aを覆うことができるようになっている。蓋体60の内面には円筒状のシール壁62が一体に設けられており、蓋体60が閉じられるとシール壁62が吐出筒32aの内側に嵌合して吐出口34を閉塞するようになっている。蓋体60のヒンジ61に対向する側には蓋体60を開操作する際の指掛かりとなる摘み部63が設けられている。
なお、蓋体60はヒンジ61により回転キャップ30に一体連結される構成に限らず、回転キャップ30とは別体に形成されて回転キャップ30にねじ込みやアンダーカット等により装着される構成としてもよい。
ここで、吐出容器1の開封操作について説明する。図1に示す吐出容器1は、使用前の未開封状態を示しており、口部11が内栓部(内筒部23及び傾斜隔壁部24)によって密閉されている。
この状態から、図3に矢印で示すように、ベースキャップ20に対して回転キャップ30を回転させると、回転キャップ30とともに中栓40が回転していく。ベースキャップ20に対して中栓40が回転することにより、開封刃47が徐々に傾斜隔壁部24に近づいていく。そして、開封刃47の先端が傾斜隔壁部24に接触すると、傾斜隔壁部24を下方に押下げる力が働き、破断予定部25が破断する。開封刃47は、傾斜隔壁部24において破断予定部25に近い位置に接触することが好ましく、破断予定部25に接触することが最も好ましい。図5は、破断予定部25が破断されて収容空間Sが吐出口34に連通可能となった状態を示している。破断予定部25が破断すると、図5に示すように、傾斜隔壁部24は開封刃47に押し下げられ、非破断領域26を支点として下方に揺動するように開き、内筒部23の内側が開放されて内容物の流路が形成される。
ここで、図6は、図5のC-C断面を示しており、内向き凸部31bと外向き凸部21dとが係合して回転操作が停止された状態を示しており、図7は図5、6に示す傾斜隔壁部24を下方(収容空間S側)から見た図である。図5に示す開封後の状態の吐出容器1において、内筒部23の高さが最も低くなっている側(周方向位置)に、開封刃47が配置されている。開封刃47は、破断予定部25を破断した後、傾斜隔壁部24を径方向内側から支持するように構成されており、これにより、傾斜隔壁部24が確実に開いた状態で維持される。これにより、傾斜隔壁部24が元に戻ろうとして内容物の流路が狭くなることを防止することができ、内容物の流路を適切に確保することができる。
ここで、吐出容器1が未開封状態であることが外部から確認できるように、例えば図8に示すように、回転キャップ30の外筒部31の外周面に表示部36を設け、容器本体10の胴部12の外周面に表示部16を設けることも可能である。この表示部36と表示部16の周方向位置が合っていることで、吐出容器1が未開封状態であることを外部から容易に確認することができる。同様に、吐出容器1が開封されたことを示す位置に、つまり図5、6に示す開封状態で周方向位置が一致するように回転キャップ30の外筒部31の外周面及び容器本体10の胴部12の外周面に表示部を設けてもよい。これにより、吐出容器1が開封された状態であることを外部から容易に確認することができる。
また、図8に示す例では、容器本体10に表示部16を設けたが、これに限られず、例えば回転キャップ30の下方に露出させたベースキャップ20の筒壁部21の外周面に表示部を設けて、未開封状態、及び開封状態を確認するようにしてもよい。
本実施形態では、内容物の移動を制限する弁構造としての逆止弁50及び中栓40の移動弁46よりも収容空間S側に、容器本体10の口部11を密閉する内栓部(内筒部23及び傾斜隔壁部24)を設けたことにより、開封前の流通時等に内容物(内容液)が逆止弁50及び移動弁46に付着することを防止することができる。その結果、吐出容器1を開封した後の初期使用時には、内容物の流路が適切に確保され、また逆止弁50及び移動弁46が正常に作動するため、吐出不良を防止することができる。すなわち、仮に開封前に傾斜隔壁部24に内容液が付着し、固化したとしても、開封(開栓)時に破断予定部25を破断させて傾斜隔壁部24を開くことで、内筒部23の内側には確実に内容液の流路が形成されるため、開封後の初期使用時において、固化した内容物で内容液の流路が閉塞される虞がなく、スムーズに内容物を吐出することができる。
このような構成の吐出容器1では、蓋体60を開いた状態で吐出口34が下方を向くように容器本体10を傾けつつ胴部12をスクイズすることで、逆止弁50を開いて、収容空間Sの内部の内容物を流出孔41aから吐出口34に向けて流出させ、当該吐出口34から外部に向けて吐出させることができる。このとき、吸気孔35は環状弁体52によって閉じられるので、外層体13と内層体14との相互間に存在する空気が外部に漏れ出すことがなく、よって外層体13の胴部12をスクイズすることで内層体14を押圧して内容物を流出孔41aに向けて押し出すことができる。なお、この状態において、筒状壁45内の移動弁46は、自重や筒状壁45の下方側の開口から流入する内容液によって、吐出口34側に移動している。
一方、内容物の吐出後に胴部12のスクイズを解除したときには、流出孔41aが逆止弁50で閉塞されるとともに、外層体13の復元に伴う外気導入孔15側の空気圧の低下により環状弁体52が開くため、吸気孔35から中栓40の通気孔48、ベースキャップ20の通気孔22a、空気流路R、及び外気導入孔15を介して内層体14と外層体13との間に外気が導入される。これにより、内層体14を減容変形させたまま外層体13を元の形状に復元させて内層体14の内部つまり収容空間Sに外気が導入されるのを抑制して、容器本体10に収容される内容物の空気との接触を減らして内容物の変質や劣化を抑制することができる。
またこのとき、流出孔41aが逆止弁50で閉塞されると、吐出筒32a内には内容物が残留したままになっているものの、移動弁46は、吐出容器1を元の起立姿勢に戻す際におけるそれ自身の自重や収容空間S内の圧力低下によって下方に移動する。これによって筒状壁45の上方には、移動弁46が移動した分のスペースが形成されることになるため、このスペース分に相当する分の内容物を吐出筒32aから引き戻すことができ(サックバック機能)、液だれを有効に防止することができる。なお、下方に移動した移動弁46は、筒状壁45の縮径部45aに着座するので、収容空間S内を閉鎖した状態に保つことができる。
以下、本発明の他の実施形態について説明する。なお、上述した実施形態と基本的な機能が同一である部分は、図中、同一の符号を付して説明を省略する。図9に示すように、吐出容器2は、容器本体10、ベースキャップ20、回転キャップ30、及び弁構造70を備えている。
吐出容器2の容器本体10は、先の実施形態のような外層体13と内層体14を備えた二重構造ではなく、通常の一重構造のボトル状容器であり、内部が収容空間Sとなっている。
ベースキャップ20は、容器本体10の口部11の径方向外側(外周側)に配置される円筒状の筒壁部21と、筒壁部21の上部から径方向内側に延びる環状壁部22と、環状壁部22の内周縁部から垂下するシール壁部27aと、シール壁部27aの上方に延びる上壁部27bと、上壁部27bの上部に連なる内向きフランジ部27cとを有する。内向きフランジ部27cの内周縁部には、内筒部23が連なっており、内筒部23の下端部には、先の実施形態と同様に傾斜隔壁部24が設けられている。傾斜隔壁部24の外周縁部には、破断予定部25が設けられている。
本例では、シール壁部27a、上壁部27b、内向きフランジ部27c、内筒部23及び傾斜隔壁部24が、開封前の状態で容器本体10の口部11を密閉する内栓部を構成している。
また、本例のベースキャップ20は、上壁部27bよりも径方向外側において、環状壁部22から上方に突出する回転制御壁28を有している。回転制御壁28は、図10に示すように、回転キャップ30の回転制御部38と係合して、回転キャップ30の回転の範囲を制限する。
具体的に、回転制御壁28は、回転制御部38と係合して、回転キャップ30の回転の範囲を制限する第1壁部28a及び第2壁部28bと、回転制御部38が乗り越え可能な第1上向き凸部28c及び第2上向き凸部28dとを有する。第1壁部28a及び回転制御部38は、ベースキャップ20に対する回転キャップ30の回転の範囲を制限するストッパー部として機能する。図9に示す未開封状態から回転キャップ30を開封方向に回転させた際に、回転制御部38が第1上向き凸部28cを乗り越える際の感触により、回転キャップ30が開封方向に正しく回転していることを把握することができる。また、回転制御部38が第2上向き凸部28dを乗り越える際の感触により、開封操作が進んでいる(破断予定部25が破断している)ことを把握することができる。そして、回転制御部38がる第1壁部28aに接触するとそれ以上の回転が抑制されるため、開封操作が終了した(破断予定部25が破断した)ことを把握することができる。
回転キャップ30は、ベースキャップ20に対して所定の範囲内で回転可能な状態で係合保持されている。回転キャップ30は、環状壁部22の上方、且つ上壁部27bの径方向外側に配置される円筒状の外筒部31と、外筒部31の上部を覆う頂壁部32と、を有する。また、外筒部31の上端部には外筒部31の下部よりも小径の小径筒部33が設けられている。
外筒部31は、回転制御壁28を径方向内外から挟むように配置される内周壁37aと外周壁37bとを有し、内周壁37aと外周壁37bとの間には、回転制御壁28に係合する回転制御部38が設けられている。
外筒部31の内周面には、上壁部27bの外周面に設けられた係合凸部27dに下方から係合する被係合凸部31aが設けられている。
頂壁部32の下面には環状のシール筒32cが一体に設けられ、このシール筒32cが内筒部23の内周面に気密状態で嵌合する。頂壁部32の下面には、弁構造70を保持するための保持筒部32dと、開封刃32eとが設けられている。開封刃32eは、頂壁部32の下面に一体に連結されている。また、開封刃32eは、シール筒32cよりも径方向内側、且つ、保持筒部32dよりも径方向外側に配置されている。開封刃32eは、内筒部23の高さが最も高い周方向位置に配置されている。
弁構造70は、吐出口34を下方から覆うように、回転キャップ30の頂壁部32の下面側に保持されている。弁構造70は、円筒状の筒壁71と、筒壁71の内周面に弾性アーム72を介して一体に連結された弁本体73とを有する。弁本体73は、内容物の流路に配置され、当該流路を流れる内容物の移動に伴い上下(軸線Oに平行な方向)に移動し、内容物の移動を制限する。なお、弁構造70の形状は適宜変更可能である。
図9に示す密閉状態の吐出容器2を開封する際には、ベースキャップ20に対して回転キャップ30を回転させ、開封刃32eを傾斜隔壁部24に接触させて破断予定部25を破断させる。より具体的に、図10に示す回転制御部38が、実線で示す位置から、回転制御壁28の第1壁部28aに接触する位置(二点鎖線で示す位置)まで、ベースキャップ20に対して回転キャップ30を回転させることで、確実に破断予定部25を破断させることができる。
本実施形態の吐出容器2にあっては、先の実施形態と同様に、弁構造70よりも収容空間S側に、容器本体10の口部11を密閉する内栓部(内筒部23及び傾斜隔壁部24)を設けたことにより、開封前の流通時等に内容物が弁構造70に付着することを防止することができる。その結果、吐出容器2を開封した後の初期使用時には、内容物の流路が適切に確保され、また弁構造70が正常に作動するため、吐出不良を防止することができる。
また、本実施形態の吐出容器2にあっては、回転キャップ30のみで弁構造70を保持し、また、開封刃32eを回転キャップ30に設けたことにより、先の実施形態における中栓が不要となり、部品数を削減することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、吐出容器1の容器本体10は、内層体14を外層体13の内面に剥離可能に積層配置した積層剥離容器とされているが、これに限らず、内層体14を外層体13の内部に組み込んだ組込みタイプの二重容器としてもよい。
1、2:吐出容器
10:容器本体
11:口部
11a:嵌合凸部
11b:密封用段部
11c:ネックリング
11d:突起
12:胴部
13:外層体
14:内層体
15:外気導入孔
20:ベースキャップ
21:筒壁部
21a:嵌合凸部
21b:突起
21c:係合凸部
21d:外向き凸部
21e:湾曲凸部
21f:膨出部
22:環状壁部
22a:通気孔
23:内筒部(内栓部)
24:傾斜隔壁部(内栓部)
24a:凹部
25:破断予定部
26:非破断領域
27a:シール壁部
27b:上壁部
27c:内向きフランジ部
30:回転キャップ
31:外筒部
31a:被係合凸部
31b:内向き凸部
31c:小突起部
32:頂壁部
32a:吐出筒
32b:環状溝
33:小径筒部
33a:回転止め凹部
34:吐出口
35:吸気孔
36:表示部
37a:内周壁
37b:外周壁
38:回転制御部
40:中栓
41:本体壁部
41a:流出孔
41b:環状溝
42:支持筒部
43:回転止め凸部
44:シール筒
45:筒状壁
45a:縮径部
46:移動弁
47:開封刃
50:逆止弁
50a:弁本体
50b:弾性アーム
51:区画壁
52:環状弁体
60:蓋体
61:ヒンジ
62:シール壁
63:摘み部
70:弁構造
71:筒壁
72:弾性アーム
73:弁本体
O:軸線(回転軸線)
S:収容空間

Claims (6)

  1. 内容物の収容空間を有する有底筒状の容器本体と、
    前記容器本体の口部に装着され、該口部を密閉する内栓部を有するベースキャップと、
    前記ベースキャップに対して上下方向位置を一定としたまま回転可能に保持され、開封刃を備えるとともに吐出口を有する回転キャップと、
    前記ベースキャップと前記回転キャップの間に配置され、内容物の移動を制限する弁構造と、を備え、
    前記内栓部は、破断予定部と、前記口部の径方向内側に配置される内筒部と、該内筒部の下部に連なり前記破断予定部が設けられた傾斜隔壁部とを有し、
    前記破断予定部は、前記回転キャップの回転軸線に対して斜めに配置され、
    前記開封刃は、未開封状態において、前記傾斜隔壁部が最も前記収容空間側となる周方向位置に配置されており、
    前記ベースキャップに対して前記回転キャップを回転させることにより、該回転キャップと共に回転する前記開封刃が前記破断予定部を破断するよう構成されていることを特徴とする吐出容器。
  2. 前記破断予定部は、前記傾斜隔壁部の外周縁部に沿って設けられており、
    前記傾斜隔壁部は、前記破断予定部が破断した際に、前記傾斜隔壁部における非破断領域を支点として収容空間側に開くよう構成されている、請求項1に記載の吐出容器。
  3. 前記開封刃は、前記回転キャップの内側に装着される中栓に一体に連結されている、請求項1または2に記載の吐出容器。
  4. 前記弁構造は、前記中栓と前記回転キャップとの間に配置され、前記中栓に形成された流出孔を開閉可能に構成されている、請求項3に記載の吐出容器。
  5. 前記開封刃は、前記回転キャップの頂壁部の下面に一体に連結されている、請求項1または2に記載の吐出容器。
  6. 前記弁構造は、前記吐出口を覆うように、前記回転キャップの頂壁部の下面側に保持されている、請求項5に記載の吐出容器。
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