JP7291557B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP7291557B2
JP7291557B2 JP2019124300A JP2019124300A JP7291557B2 JP 7291557 B2 JP7291557 B2 JP 7291557B2 JP 2019124300 A JP2019124300 A JP 2019124300A JP 2019124300 A JP2019124300 A JP 2019124300A JP 7291557 B2 JP7291557 B2 JP 7291557B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
insulating material
refrigerator
heat
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019124300A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021009010A (ja
Inventor
啓司 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2019124300A priority Critical patent/JP7291557B2/ja
Publication of JP2021009010A publication Critical patent/JP2021009010A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7291557B2 publication Critical patent/JP7291557B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

本発明は、断熱箱体内に真空断熱材を備えている冷蔵庫に関する。
一般に、冷蔵庫には、周囲との断熱を行うために、貯蔵空間の外周を覆うように断熱箱体が設けられている。断熱箱体は、外箱と、内箱と、これらの間に充填された断熱材とで構成されている。断熱材としては、例えば、硬質発泡ウレタン断熱材などの発泡性の断熱材が用いられる。
近年、冷蔵庫の断熱性能を強化するために発泡断熱材に加えて熱伝導性の低い真空断熱材が用いられる傾向にある。例えば、特許文献1には、真空断熱材を用いた冷蔵庫が開示されている。
特許文献1の冷蔵庫は、断熱箱体の外箱内側に配設された放熱パイプと、放熱パイプの庫内側に配設した真空断熱材とを備えている。この冷蔵庫において、前記真空断熱材は凹形状の縦溝と横溝を有し、横溝に前記放熱パイプの折返し部を通す構成としたものである。
特開2015-42917号公報
真空断熱材の表面に放熱パイプを配置するための溝(凹部ともいう)を設ける構成は、例えば、特許文献1などのように様々に検討されている。しかし、真空断熱材の表面に多くの溝を形成すると、真空断熱材の断熱性能が低下する可能性がある。
そこで、本発明では、真空断熱材における放熱パイプを配置するための凹部の形成領域を小さくすることのできる冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明の一局面にかかる冷蔵庫は、内箱と外箱とを有している断熱箱体と、前記断熱箱体の側面部内の前記外箱側に配置され、前記外箱に面する側に凹部を有している真空断熱材と、前記外箱と前記真空断熱材との間において、前記真空断熱材の前記凹部内に配置されている放熱パイプとを備えている。この冷蔵庫において、前記凹部のうちの少なくとも一つは、前記真空断熱材の一端辺から対向する他端辺に向かって延びており、当該凹部の前記他端辺側の先端は、前記真空断熱材の前記他端辺に到達していない。
本発明の一局面にかかる冷蔵庫によれば、真空断熱材において放熱パイプを配置するための凹部の形成領域を小さくすることができる。これにより、真空断熱材の断熱性能の低下を抑えることができる。
本発明の一実施形態にかかる冷蔵庫の外観構成を示す正面図である。 図1に示す冷蔵庫の断熱箱体の内部構成を示す正面視縦断面図である。 図1に示す冷蔵庫の断熱箱体の内部構成を示す斜視図である。 図1に示す冷蔵庫内に配置されている冷凍サイクルおよび放熱パイプを示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる冷蔵庫の断熱箱体の側面部に配置されている真空断熱材および放熱パイプを示す平面図である。 本発明の一実施形態にかかる冷蔵庫の断熱箱体の一部分の内部構成を示す断面図である。 第2の実施形態にかかる冷蔵庫の断熱箱体の背面部分の構成を示す斜視図である。 第3の実施形態にかかる冷蔵庫の断熱箱体の側面部に配置されている真空断熱材および放熱パイプを示す平面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施形態>
(冷蔵庫の全体構成)
まず、本実施の形態にかかる冷蔵庫1の全体構成について説明する。図1には、本実施の形態にかかる冷蔵庫1の外観を示す。図1は、本実施形態にかかる冷蔵庫1を正面から見た図である。図2には、冷蔵庫1を構成している断熱箱体50の内部構成を示す。図3には、断熱箱体50の側面部の内部構成を示す。図3は、断熱箱体50から外箱51を取り外した状態を示す。
図1および図2に示すように、冷蔵庫1は、上段に冷蔵室3、中段に野菜室4、製氷室6、および冷凍室7、並びに下段に冷凍室5を備えている。冷蔵室3には、例えば、左右に分割された観音開き式の冷蔵室扉3L(左側)および3R(右側)が設けられている。野菜室4には、引き出し式の野菜室扉4aが設けられている。冷凍室5には、引き出し式の冷凍室扉5aが設けられている。製氷室6には、引き出し式の製氷室扉6aが設けられている。冷凍室7には、引き出し式の冷凍室扉7aが設けられている。
各貯蔵室の設定温度は、例えば、冷蔵室3を0℃以上7℃以下とし、野菜室4を2℃以上10℃以下とし、冷凍室5、製氷室6、および冷凍室7を-20℃以下とすることができる。なお、通常、庫内温度0℃以上の貯蔵室は冷蔵室に分類され、庫内温度0℃未満の貯蔵室は冷凍室に分類される。したがって、本実施形態では、冷蔵室3および野菜室4は冷蔵室に分類し、冷凍室5、製氷室6、および冷凍室7は冷凍室に分類する。
本実施形態では、扉が設けられている面を冷蔵庫の正面または前面と呼ぶ。そして、前面を基準にして、冷蔵庫1を通常の状態で設置した場合に存在する位置に基づいて、冷蔵庫1の各面を、上面、側面、背面、及び底面とする。
冷蔵庫1には、各貯蔵空間を周囲から断熱するための断熱構造として、断熱箱体50が設けられている。断熱箱体50は、冷蔵庫1の外周を覆うように設けられている。断熱箱体50は、主として、外箱51、内箱52、断熱層(発泡断熱材)53、および真空断熱材(VIP)54などを備えている。
本明細書では、冷蔵庫1の各面の呼び方と合わせて、断熱箱体50の各部分をそれぞれ、上面部50a、底面部50b、側面部50c、背面部50dと呼ぶ。また、断熱箱体50の正面側の開口部分を間口部50eと呼ぶ。
図2に示すように、冷蔵庫1の各貯蔵室は、断熱箱体50の内箱52によってその内壁が形成される。また、各貯蔵室の間には、仕切り壁13および14が配置されている。具体的には、冷蔵室3と野菜室4、製氷室6、および冷凍室7との間は、仕切り壁13によって仕切られている。また、野菜室4、製氷室6、および冷凍室7と冷凍室5との間は、仕切り壁14によって仕切られている。また、中段の貯蔵空間には、断熱性を有する仕切り壁35が取り付けられる。すなわち、野菜室4と、製氷室6および冷凍室7とは、仕切り壁35によって仕切られている。
冷蔵庫1の内部には、冷凍サイクル20が設けられている。冷蔵庫1に設けられている冷凍サイクル20について、図4を参照しながら説明する。図4には、冷蔵庫の内部に設けられている冷凍サイクル20の構成を示す。また、同図には、冷凍サイクル20に接続された放熱パイプ25および防露パイプ26の配置を示す。
図4に示すように、冷凍サイクル20は、主な構成部材として、冷却器(蒸発器)21、圧縮機22、凝縮器23、及び膨張器24を備えている。これらの各構成部材は、冷媒が流通する冷媒管(冷媒流路)を介して接続されている。冷媒管のうち、凝縮器23から膨張器24に至る流路が、放熱パイプ25および防露パイプ26を構成している。膨張器24は、キャピラリーチューブ(毛細管)と、該キャピラリーチューブに対して冷媒の流通方向の上流側に設けられたドライヤ及び冷媒バルブとで構成されている。
放熱パイプ25は、断熱箱体50の側面部50cおよび背面部50dに延びている。放熱パイプ25の配置の仕方の詳細については後述する。防露パイプ26は、断熱箱体50の間口部50eに配置されている。防露パイプ26および放熱パイプ25には、冷凍サイクル20において温められた冷媒が流れる。したがって、防露パイプ26を流れる冷媒によって断熱箱体50の間口部50eは暖められ、間口部50eにおける結露の発生を抑えることができる。また、比較的高温の冷媒は、放熱パイプ25内を流れることで放熱され冷却される。
冷蔵庫1の内部には、制御部(図示せず)が設けられている。この制御部が、冷凍サイクル20の運転の制御を行っている。すなわち、制御部が圧縮機22を駆動させることによって、冷凍サイクル20の運転が開始され、圧縮機22→凝縮器23→防露パイプ26→放熱パイプ25(具体的には、左側面側放熱パイプ25L→背面側放熱パイプ25B→右側面側放熱パイプ25R)→膨張器(キャピラリーチューブなど)24→冷却器21→圧縮機22という経路で冷媒が循環する。
具体的には、圧縮機22により圧縮された高温高圧の冷媒は、凝縮器23で放熱しながら凝縮される。凝縮器23を出た冷媒は、その後、防露パイプ26を通過し、放熱パイプ25内を流れる。防露パイプ26および放熱パイプ25を流れる間に冷媒の熱は奪われ、冷媒の凝縮が進行する。放熱パイプ25を通過した冷媒は、膨張器24を経て低温低圧となり、蒸発器としての冷却器21に送られる。冷却器21に流入する冷媒は冷却室(図図示せず)内を流通する気流と熱交換され、吸熱しながら蒸発して低温のガス冷媒となって圧縮機22に送られる。このように、冷凍サイクル20が運転されて冷媒が循環するとともに、冷却器21と熱交換した気流によって冷気が生成される。
(断熱箱体の構成)
続いて、断熱箱体50のより具体的な構成について、図2および図3などを参照しながら説明する。
断熱箱体50は、主として、外箱51と、内箱52と、断熱層53と、真空断熱材(VIP)54とを備えている。
外箱51は、断熱箱体50の外周面を形成する。外箱51は、冷蔵庫1の外形の大部分を形成している。内箱52は、断熱箱体50の内周面を形成する。また、内箱52は、冷蔵室などの各貯蔵空間を区画している。
断熱箱体50の底面部50bの背面側には、機械室30を配置するための空間が形成されている(図3参照)。機械室30には、圧縮機22などの機器が配置される。
断熱層53は、主として、発泡断熱材で構成される。具体的には、断熱層53は、硬質発泡ウレタン(硬質ポリウレタンフォームともいう)などで形成することができる。硬質発泡ウレタンは、2種類の主原料に触媒、発泡剤、製泡剤などを混合し、泡化反応と樹脂化反応を同時に起こして得られる均一な樹脂発泡体である。
また、断熱箱体50の内部には、発泡断熱材で構成された断熱層53の他に真空断熱材54が含まれている。真空断熱材54は、グラスウールやシリカ粉末等の微細空隙を有する芯材を、ガスバリア性を有する外包材(袋状体、例えばラミネートフィルム)で覆い、外包材の内部を減圧密封して形成される。真空断熱材は、その内部空間を高真空に保ち、気相を伝わる熱量をできる限り小さくすることにより、高い断熱効果を実現することができる。真空断熱材54は、例えば、略長方形の平面を有する平板状の部材である。なお、断熱箱体50の側面部50cに配置される真空断熱材54は、機械室30に対応する角部分が切り欠かれており、傾斜端部54bを有している(図5参照)。
図2に示すように、断熱箱体50の側面部50cにおいて、真空断熱材54は、断熱箱体50の外箱51側に配置されている。すなわち、真空断熱材54は、外箱51の内面に少なくとも部分的に接触するように設けられている。
なお、真空断熱材54の外箱51と面する側の表面には、複数の凹部54aが形成されている。そして、この凹部54a内には、放熱パイプ25が配置されている。
(真空断熱材の凹部および凹部内の放熱パイプの構成)
続いて、真空断熱材54の凹部54a内に配置される放熱パイプ25の構成について説明する。図5には、断熱箱体50の側面部50c内に配置される真空断熱材54を示す。図5では、外箱51に面する側の真空断熱材54の表面を示す。また、図5では、断熱箱体50の側面部50c内に配置される放熱パイプ25も示す。図6には、真空断熱材54の凹部54a内を拡大して示す。図6は、図5に示すA-A線部分に相当する部分の断面図である。
真空断熱材54の凹部54aは、放熱パイプ25の形状に合わせて複数個形成されている。本実施形態にかかる構成では、図5などに示すように、一つの真空断熱材54に4個の凹部54aが形成されている。各凹部54aは、真空断熱材54の一端辺(本実施形態では、冷蔵庫1の背面側に位置する端辺)から他端辺(本実施形態では、冷蔵庫1の正面側に位置する端辺)に向かって水平方向に延びている。ここで、水平方向とは、冷蔵庫1を通常の使用時の状態に設置したときに載置面と平行になる方向のことを意味する。
なお、凹部54aは、より幅の広い幅広部54wと、より幅の狭い幅狭部54nとで構成されている。幅狭部54nは、真空断熱材54の一端辺(本実施形態では、冷蔵庫1の背面側に位置する端辺)から他端辺(本実施形態では、冷蔵庫1の正面側に位置する端辺)に向かって延びている。また、幅広部54wは、凹部54aにおける間口部50eに最も近い側に位置している。幅広部54wの幅をw1とし、幅狭部54nの幅をw2とすると、w1>w2の関係が成り立つ。
また、凹部54aの先端側(すなわち、間口部50eに近い側)は、真空断熱材54の端辺に到達することなく、真空断熱材54の端辺(すなわち、断熱箱体50の間口部50e)から所定の距離だけ離れた場所に位置している。
放熱パイプ25は、断熱箱体50の側面部50c内において所定の箇所で屈曲しながら線状に延びている。本明細書では、線状に延びる放熱パイプ25の各部分を、その形状および延伸方向などに基づいて、水平延伸部(すなわち、第1水平延伸部25aおよび第2水平延伸部25b)、折り返し部25c、および鉛直延伸部25dと呼ぶ。
水平延伸部(すなわち、第1水平延伸部25aおよび第2水平延伸部25b)は、冷蔵庫1内を水平方向に略直線状に延びる部分である。鉛直延伸部25dは、冷蔵庫1内を鉛直方向に略直線状に延びる部分である。ここで、水平方向とは、冷蔵庫1を通常の使用時の状態に設置したときに載置面と平行になる方向のことを意味する。また、鉛直方向とは、冷蔵庫1を通常の使用時の状態に設置したときに載置面と直交する方向のことを意味する。
折り返し部25cは、第1水平延伸部25a(第1延伸部)と第2水平延伸部25b(第2延伸部)との間に位置している。折り返し部25cにおいて、放熱パイプ25は曲線状に折り返され、その延伸方向が逆になる。
図6に示すように、真空断熱材54の凹部54aは、外箱51の内面との間に空間を形成する。この空間内には、放熱パイプ25の各部分のうち、水平延伸部(すなわち、第1水平延伸部25aおよび第2水平延伸部25b)並びに折り返し部25cが配置されている。
具体的には、第1水平延伸部25aは、凹部54aの幅狭部54n内に配置され、断熱箱体50の側面部50cの一端辺(すなわち、背面側の端部)から対向する他端辺(すなわち、開口部側の端部)へ向かって延びている。折り返し部25cは、凹部54aの幅広部54w内に配置されている。折り返し部25cの一端部は、第1水平延伸部25aと連続しており、折り返し部25cの他端部は、第2水平延伸部25bと連続している。第2水平延伸部25bは、凹部54aの幅狭部54n内に第1水平延伸部25aと略平行に配置され、断熱箱体50の側面部50cの他端辺(すなわち、開口部側の端部)から対向する他端辺(すなわち、背面側の端部)へ向かって延びている。
放熱パイプ25の折り返し部25cを凹部54aの幅広部54w内に配置することで、折り返し部25cの折り曲げ半径を大きくすることができる。これにより、折り返し部25cにおける放熱パイプ25の断面歪みを小さくし、また、放熱パイプ25にかかるストレスを抑制できるため、折り返し部25cにおける放熱パイプ25の劣化を防止することができる。また、放熱パイプ25の第1水平延伸部25aおよび第2水平延伸部25bは凹部54aの幅狭部54n内に配置されるので、凹部54aの面積を縮小でき、真空断熱材の断熱性能の低下を抑えることができる。本実施形態では、凹部54aの幅広部54wの水平方向の長さは、幅狭部54nの水平方向の長さよりも短くなっている。これにより、放熱パイプ25の劣化の防止と真空断熱材の断熱性能の低下の抑制とを両立している。
なお、放熱パイプ25の第1水平延伸部25aと第2水平延伸部25bとの間の間隔を狭くしたほうが凹部54aの幅狭部54nの幅w2を小さくできるのでより好ましい。しかし、放熱パイプ25の第1水平延伸部25aと第2水平延伸部25bが接触しやすくなるため、放熱パイプ25の放熱性能が低下するおそれがある。そこで、放熱パイプ25の第1水平延伸部25aと第2水平延伸部25bとの間にスペーサを設けることで、放熱パイプ25同士の接触を防止してもよい。スペーサは断熱性であることが好ましく、例えば発泡スチロール等が使用できる。
また、図3に示すように、断熱箱体50の右側の側面部50cにおいて水平方向に延伸する放熱パイプ25は、冷蔵室3に対応する位置において1箇所、野菜室4に対応する位置において1箇所、冷凍室5に対応する位置において2箇所、それぞれ設けられている。すなわち、断熱箱体50の側面部50cにおける冷凍室5に対応する部分の放熱パイプ25の配置密度は、断熱箱体50の側面部50cにおける冷蔵室3および野菜室4(いずれも、冷蔵室に相当)に対応する部分における放熱パイプ25の配置密度よりも高くなっている。これは、庫内の設定温度がより低い冷凍室5の側面部50cの外面が、より結露しやすいためである。より結露しやすい冷凍室5側の側面部50cにより多くの放熱パイプ25を配置することで、結露の抑制効果を高めることができる。なお、左側の側面部50cにおいても、右側の側面部50cと同様の配置としているが、右側面部の製氷室や冷凍室に対応する位置に、放熱パイプ25を2箇所設ける等としてもよい。
また、放熱パイプ25の各折り返し部25cは、断熱箱体50の間口部50eから所定距離だけ(例えば、冷蔵室側において100mm以上)離間した位置に設けられている。これにより、放熱パイプ25から発せられた熱が間口部50eから庫内に入り込むのを抑制することができる。
ここで、放熱パイプ25の各折り返し部25cの先端部から断熱箱体50の間口部50eまでの距離の一例について、図5を参照しながら説明する。図5では、冷蔵室3に対応する位置に配置されている折り返し部25c(すなわち、最上方に位置する折り返し部25c)について、その先端部から間口部50eまでの距離をd1とする。また、図5では、野菜室4に対応する位置に配置されている折り返し部25c(すなわち、上から二番目に位置する折り返し部25c)について、その先端部から間口部50eまでの距離をd2とする。また、図5では、冷凍室5に対応する位置に配置されている折り返し部25c(すなわち、上から三番目および四番目に位置する折り返し部25c)について、その先端部から間口部50eまでの距離をd3とする。
各位置における放熱パイプ25の折り返し部25cから間口部50eまでの距離の大小関係は、d1>d3かつd2>d3となっている。すなわち、冷蔵室(本実施形態では、冷蔵室3および野菜室4)に対応する位置に配置されている放熱パイプ25の折り返し部25cの間口部50eからの距離d1およびd2は、冷凍室(本実施形態では、冷凍室5)に対応する位置に配置されている放熱パイプ25の折り返し部25cの間口部50eからの距離d3よりも大きくなっている。この構成により、放熱パイプ25から発せられた熱が、より設定温度の高い冷蔵室3および野菜室4の庫内へ入り込みにくい構成とすることができる。また、より結露しやすい冷凍室5側の側面部50cには、より水平方向に長い放熱パイプ25を配置することができる。
なお、距離d1と距離d2とは、大小関係は特に問わない。例えば冷蔵室と野菜室の温度帯が近い等、冷蔵室及び野菜室の間口部における環境が大きく変わらないのであれば、距離d1と距離d2とは、同じであってもよい。
また、本実施形態にかかる断熱箱体50では、放熱パイプ25の鉛直延伸部25dは、断熱箱体50の背面部50dと側面部50cとの境界部近傍に配置されている。例えば、放熱パイプ25の鉛直延伸部25dは、断熱箱体50の背面部50dの左右両側の端部に設けられている面取り稜部に配置させることができる。断熱箱体50の外面において、背面部50dの面取り稜部は側面と背面の両面で外気と触れているため他の部分と比較して放熱性が高い。そのため、この部分に放熱パイプ25の鉛直延伸部25dを配置することで、放熱パイプ25からの放熱を促進させることができる。
(第1の実施形態のまとめ)
以上のように、本実施形態にかかる冷蔵庫1は、断熱箱体50を備えている。断熱箱体50は、外箱51、内箱52、断熱層53、および真空断熱材(VIP)54などを備えている。真空断熱材54は、断熱箱体50の側面部50c内において、外箱51側に配置されている。また、側面部50c内に配置されている真空断熱材54には、外箱51に面する側の表面に凹部54aが形成されている。放熱パイプ25は、外箱51と真空断熱材54との間において、真空断熱材54の凹部54a内に配置されている(図6参照)。凹部54aは、真空断熱材54の一端辺(すなわち、背面部50d側に位置する端辺)から対向する他端辺(すなわち、間口部50e側に位置する端辺)に向かって水平方向に延びている。そして、凹部54aの他端辺側の先端は、真空断熱材54の他端辺に到達していない。また、放熱パイプ25は、第1水平延伸部25aと、折り返し部25cと、第2水平延伸部25bとを有しており、これらが一つの凹部54a内に収容されている。
この構成によれば、断熱箱体50の側面部50cに配置される放熱パイプ25の各部分を、真空断熱材54に形成されるいくつかの凹部54a内に集約させた状態で配置することができる。これにより、真空断熱材54に形成される凹部54aの形成領域を小さくすることができる。したがって、真空断熱材54の断熱性能の低下を抑えることができる。
また、断熱箱体50の側面部50cにおいて放熱パイプ25を水平方向に延伸させることで、放熱パイプ25の第1水平延伸部25aおよび第2水平延伸部25bが、冷蔵室(すなわち、冷蔵室3および野菜室4)と冷凍室5との側部を跨って延伸することを回避することができる。これにより、互いに温度の異なる冷蔵室と冷凍室との間で、放熱パイプ25を介して熱伝達が生じることを抑制することができる。
また、放熱パイプ25を収容する真空断熱材54の凹部54aについても、冷蔵室(すなわち、冷蔵室3および野菜室4)と冷凍室5とに跨って延在することを回避できる。真空断熱材54の凹部54a内には空気や発泡断熱材から出たガス等の気体が存在しており、凹部54aが冷蔵室と冷凍室との側部に跨ると、凹部54a内の気体が対流することで、冷蔵室と冷凍室との間で熱伝達が生じてしまう。しかし、本実施の形態では、真空断熱材54の各凹部54aが、冷蔵室と冷凍室との側部に跨がらないように配置できるため、冷蔵室と冷凍室との間における熱伝達を抑制できる。
なお、上述の第1の実施形態では、断熱箱体の間口部が冷蔵庫の前面側に位置している構成を例に挙げて説明している。しかし、例えば、小売店舗や飲食店の厨房などに設置される業務用の冷蔵庫の中には、断熱箱体の間口部が上方に位置している場合もある。このような構成の冷蔵庫にも、本実施形態の構成を適用することができる。
この場合、冷蔵庫の側面部内に配置されている真空断熱材には、断熱箱体の底面部から間口部へ向かって上下方向に延びる凹部が形成される。そして、この凹部内に配置される放熱パイプも、凹部の形状に沿って上下方向に延伸する。
<第2の実施形態>
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。図7には、第2の実施形態にかかる断熱箱体150の背面部分の構成を示す。
第1の実施形態と同様に、断熱箱体150は、主として、外箱151と、内箱52と、断熱層53と、真空断熱材(VIP)54とを備えている。内箱52、断熱層53、および真空断熱材(VIP)54については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。
外箱151の背面部は、バックプレート158で構成されている。バックプレート158の左右両側には、発泡断熱材の注入口159aおよび159b(開口部)が形成されている。図7に示す例では、発泡断熱材の注入口159aおよび159bは、バックプレート158の左右方向の各端部であって、上下方向の中央付近に設けられている。但し、注入口159aおよび159bは、バックプレート158に形成されていればよく、その配置位置は特に限定はされない。
また、図7に示す例では、2個の注入口が設けられているが、注入口の数は特に限定はされない。なお、複数の注入口を等間隔に配置することで、断熱箱体150の内部に比較的均一に発泡断熱材料を行き渡らせることができる。
断熱箱体150を製造する際には、先ず、外箱151の側面部およびバックプレート158の所定の位置に放熱パイプ25および真空断熱材54を載置する。このとき、外箱151の側面部に配置する放熱パイプ25は、真空断熱材54の表面に形成された凹部54aと位置合わせをした状態で固定される。
一方、内箱52には、庫内電装ユニット、各種配線などが取り付けられる。そして、内箱52の外周を覆うように外箱151の側面部およびバックプレート158を取り付ける。
その後、断熱箱体150の背面部50dを上にした状態で、背面部50dに形成された各注入口159aおよび159bから液体状の発泡断熱材料(発泡ウレタン材料)を注入する。発泡断熱材料は、外箱151と内箱52との間の空間内で前面側(間口部)から背面側へと順に発泡して体積を増加しながら充填されていく。発泡した断熱材はその後、硬化する。
なお、第1の実施形態と同様に、断熱箱体150の側面部50cでは、放熱パイプ25の各折り返し部25cは、断熱箱体50の間口部50eから所定距離だけ離間した位置に設けられている。そして、真空断熱材54の凹部54aは、放熱パイプ25の形状に合わせてその形状が規定されているため、断熱箱体150の間口部50e側となる真空断熱材54の一端辺には凹部54aが形成されていない(図3参照)。
上述のように、各注入口159aおよび159bから注入された発泡断熱材料は、先ず断熱箱体150の側面部50cに入り込み、間口部50e側から順に発泡していく。このとき、断熱箱体50の間口部50e側には真空断熱材54の凹部54aが形成されていないため、間口部50e側から凹部54a内に発泡断熱材料が浸入することを抑制することができる。
凹部54a内に浸入した発泡断熱材料は流動しにくいため、凹部54a内で発泡し固化する。このとき、発泡時またはその後の収縮時の圧力変動によって、断熱箱体150の側面部50cの凹部54aに対向する領域が変形するおそれがある。したがって、注入されて流動しやすい状態の発泡断熱材料が凹部54aに浸入しないようにすることが好ましい。
本実施形態の構成とすることで、流動しやすい状態の発泡断熱材料が間口部50e側から凹部54a内に浸入することを抑制することができる。したがって、断熱箱体150の側面部50cの外側表面に凹凸が発生することを抑えることができる。
<第3の実施形態>
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。上述の実施形態では、断熱箱体の側面部において、放熱パイプが背面部から間口部へ向かう方向(すなわち、水平方向)に沿って延びている構成について説明した。しかし、断熱箱体の側面部における放熱パイプの延伸方向は、水平方向に限定はされない。そこで、第3の実施形態では、断熱箱体の側面部において、放熱パイプが底面部から上面部へ向かう方向(すなわち、鉛直方向)に沿って延びている構成例について説明する。
図8には、第3の実施形態の断熱箱体50の側面部50c内に配置される真空断熱材254を示す。図8では、外箱51に面する側の真空断熱材254の表面を示す。また、図8では、断熱箱体50の側面部50c内に配置される放熱パイプ225も示す。
本実施形態にかかる冷蔵庫1において、真空断熱材254の外箱51と面する側の表面には、複数の凹部254aが形成されている。そして、この凹部254a内には、放熱パイプ225が配置されている。この点については、第1の実施形態と同様である。
本実施形態にかかる構成では、図8に示すように、一つの真空断熱材254に2個の凹部254aが形成されている。そして、各凹部254aは、真空断熱材254の一端辺(すなわち、冷蔵庫1の底面側に位置する端辺)から他端辺(すなわち、冷蔵庫1の上面側に位置する端辺)に向かって鉛直方向に延びている。ここで、鉛直方向とは、冷蔵庫1を通常の使用時の状態に設置したときに載置面と直交する方向のことを意味する。
なお、凹部254aは、より幅の広い幅広部254wと、より幅の狭い幅狭部254nとで構成されている。また、凹部254aの先端側(すなわち、冷蔵庫1の上面に近い側)は、真空断熱材254の端辺に到達することなく、真空断熱材254の端辺(すなわち、真空断熱材254の上端部)から所定の距離だけ離れた場所に位置している。
放熱パイプ225は、断熱箱体50の側面部50c内において所定の箇所で屈曲しながら線状に延びている。本明細書では、線状に延びる放熱パイプ225の各部分を、その形状および延伸方向などに基づいて、鉛直延伸部(すなわち、第1鉛直延伸部225aおよび第2鉛直延伸部225b)、折り返し部225c、および水平延伸部225dと呼ぶ。
鉛直延伸部(すなわち、第1鉛直延伸部225aおよび第2鉛直延伸部225b)は、冷蔵庫1内を鉛直方向に延びる部分である。水平延伸部225dは、冷蔵庫1内を水平方向に延びる部分である。ここで、鉛直方向とは、冷蔵庫1を通常の使用時の状態に設置したときに載置面と直交する方向のことを意味する。また、水平方向とは、冷蔵庫1を通常の使用時の状態に設置したときに載置面と平行になる方向のことを意味する。
折り返し部225cは、第1鉛直延伸部225a(第1延伸部)と第2鉛直延伸部225b(第2延伸部)との間に位置している。折り返し部225cにおいて、放熱パイプ225は折り返され、その延伸方向が逆になる。
以上のように、本実施形態にかかる冷蔵庫1においては、第1鉛直延伸部225a、第2鉛直延伸部225b、および折り返し部225cで構成される放熱パイプ225の一部分が、真空断熱材254の表面に形成されている凹部254aの一つに収められている。これにより、真空断熱材254に形成される凹部254aの形成領域を小さくすることができる。したがって、真空断熱材254の断熱性能の低下を抑えることができる。
(まとめ)
本発明の一局面にかかる冷蔵庫は、内箱と外箱とを有している断熱箱体と、前記断熱箱体の側面部内の前記外箱側に配置され、前記外箱に面する側に凹部を有している真空断熱材と、前記外箱と前記真空断熱材との間において、前記真空断熱材の前記凹部内に配置されている放熱パイプとを備えている。前記凹部のうちの少なくとも一つは、前記真空断熱材の一端辺から対向する他端辺に向かって延びており、当該凹部の前記他端辺側の先端は、前記真空断熱材の前記他端辺に到達していない。
上記の本発明の一局面にかかる冷蔵庫において、前記凹部に配置されている前記放熱パイプは、前記断熱箱体の前記側面部の一端辺から対向する他端辺へ向かって延びる第1延伸部と、前記第1延伸部と連続する折り返し部と、前記折り返し部と連続し、前記第1延伸部に沿って前記断熱箱体の前記側面部の前記一端辺へ向かって延びる第2延伸部とを有していてもよい。そして、前記凹部の前記他端辺側の先端に、前記放熱パイプの前記折り返し部が配置されてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる冷蔵庫において、前記放熱パイプの前記折り返し部が配置されている前記真空断熱材の前記凹部の幅は、前記放熱パイプの前記第1延伸部および前記第2延伸部が配置されている前記真空断熱材の前記凹部の幅よりも大きくてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる冷蔵庫は、冷蔵室と冷凍室とを有しており、前記冷蔵室に対応する位置に配置されている前記放熱パイプの前記折り返し部の前記断熱箱体の間口部からの距離は、前記冷凍室に対応する位置に配置されている前記放熱パイプの前記折り返し部の前記間口部からの距離よりも大きくなっていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる冷蔵庫は、冷蔵室と冷凍室とを有しており、前記断熱箱体の前記側面部における前記冷凍室に対応する部分の前記放熱パイプの配置密度が、前記断熱箱体の前記側面部における前記冷蔵室に対応する部分の前記放熱パイプの配置密度よりも高くなっていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる冷蔵庫において、前記断熱箱体の背面部には、断熱材料を注入するための開口部が形成されていてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した異なる実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。
1 :冷蔵庫
3 :冷蔵室
4 :野菜室(冷蔵室)
5 :冷凍室
25 :放熱パイプ
25a :(放熱パイプの)第1水平延伸部(第1延伸部)
25b :(放熱パイプの)第2水平延伸部(第2延伸部)
25c :(放熱パイプの)折り返し部
50 :断熱箱体
50c :(断熱箱体の)側面部
50d :(断熱箱体の)背面部
50e :(断熱箱体の)間口部
51 :外箱
52 :内箱
53 :断熱層
54 :真空断熱材
54a :凹部
150 :断熱箱体
159a:注入口(開口部)
159b:注入口(開口部)
225 :放熱パイプ
225a:(放熱パイプの)第1鉛直延伸部(第1延伸部)
225b:(放熱パイプの)第2鉛直延伸部(第2延伸部)
225c:(放熱パイプの)折り返し部
254 :真空断熱材
254a:凹部

Claims (5)

  1. 内箱と外箱とを有している断熱箱体と、
    前記断熱箱体の側面部内の前記外箱側に配置され、前記外箱に面する側に凹部を有している真空断熱材と、
    前記外箱と前記真空断熱材との間において、前記真空断熱材の前記凹部内に配置されている放熱パイプと
    を備え、
    前記凹部のうちの少なくとも一つは、前記真空断熱材の一端辺から対向する他端辺に向かって延びており、当該凹部の前記他端辺側の先端は、前記真空断熱材の前記他端辺に到達しておらず、
    前記凹部に配置されている前記放熱パイプは、
    前記断熱箱体の前記側面部の一端辺から対向する他端辺へ向かって延びる第1延伸部と、
    前記第1延伸部と連続する折り返し部と、
    前記折り返し部と連続し、前記第1延伸部に沿って前記断熱箱体の前記側面部の前記一端辺へ向かって延びる第2延伸部と
    を有し、
    前記第1延伸部、および前記第2延伸部は、延伸方向に直交する方向に隣り合った状態で前記凹部内に配置され、
    前記折り返し部は、前記凹部の前記他端辺側の先端に配置される、冷蔵庫。
  2. 前記放熱パイプの前記折り返し部が配置されている前記真空断熱材の前記凹部の幅は、前記放熱パイプの前記第1延伸部および前記第2延伸部が配置されている前記真空断熱材の前記凹部の幅よりも大きい、
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 冷蔵室と冷凍室とを有しており、
    前記冷蔵室に対応する位置に配置されている前記放熱パイプの前記折り返し部の前記断熱箱体の間口部からの距離は、前記冷凍室に対応する位置に配置されている前記放熱パイプの前記折り返し部の前記間口部からの距離よりも大きくなっている、
    請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 冷蔵室と冷凍室とを有しており、
    前記断熱箱体の前記側面部における前記冷凍室に対応する部分の前記放熱パイプの配置密度が、前記断熱箱体の前記側面部における前記冷蔵室に対応する部分の前記放熱パイプの配置密度よりも高くなっている、
    請求項1から3の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記断熱箱体の背面部には、断熱材料を注入するための開口部が形成されている、
    請求項1から4の何れか1項に記載の冷蔵庫。
JP2019124300A 2019-07-03 2019-07-03 冷蔵庫 Active JP7291557B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019124300A JP7291557B2 (ja) 2019-07-03 2019-07-03 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019124300A JP7291557B2 (ja) 2019-07-03 2019-07-03 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021009010A JP2021009010A (ja) 2021-01-28
JP7291557B2 true JP7291557B2 (ja) 2023-06-15

Family

ID=74198587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019124300A Active JP7291557B2 (ja) 2019-07-03 2019-07-03 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7291557B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013084648A1 (ja) 2011-12-06 2013-06-13 株式会社 東芝 冷蔵庫
JP2013124724A (ja) 2011-12-15 2013-06-24 Mitsubishi Electric Corp 真空断熱材、真空断熱材を用いた断熱箱、真空断熱材を用いた機器、及び真空断熱材の製造方法
JP2014009849A (ja) 2012-06-28 2014-01-20 Toshiba Corp 断熱箱体
JP2019002581A (ja) 2017-06-12 2019-01-10 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6392181U (ja) * 1986-12-08 1988-06-15

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013084648A1 (ja) 2011-12-06 2013-06-13 株式会社 東芝 冷蔵庫
JP2013124724A (ja) 2011-12-15 2013-06-24 Mitsubishi Electric Corp 真空断熱材、真空断熱材を用いた断熱箱、真空断熱材を用いた機器、及び真空断熱材の製造方法
JP2014009849A (ja) 2012-06-28 2014-01-20 Toshiba Corp 断熱箱体
JP2019002581A (ja) 2017-06-12 2019-01-10 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021009010A (ja) 2021-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101147779B1 (ko) 진공공간부를 구비하는 냉장고
JP5677737B2 (ja) 冷蔵庫
KR20180114591A (ko) 냉장고
WO2014024601A1 (ja) 断熱箱体及びこの断熱箱体を備えた冷蔵庫
WO2011114656A1 (ja) 冷蔵庫
JP2008116161A (ja) 冷蔵庫
BR112013019367A2 (pt) refrigerado
JP6002641B2 (ja) 真空断熱材及び冷蔵庫
JP5847198B2 (ja) 冷蔵庫
TWI567354B (zh) 冰箱
JP7291557B2 (ja) 冷蔵庫
JP7244897B2 (ja) 断熱箱体及びこれを備えた冷蔵庫
KR102123614B1 (ko) 진공 공간부를 구비하는 냉장고
TWI555956B (zh) 冰箱
KR20190116839A (ko) 냉장고
JP5985942B2 (ja) 冷却庫
WO2020134972A1 (zh) 冰箱
JP2008202882A (ja) 冷却庫
JP6603017B2 (ja) 冷蔵庫
CN110873496A (zh) 冰箱
WO2023135740A1 (ja) 冷蔵庫
WO2010092625A1 (ja) 冷蔵庫
TWI842275B (zh) 冰箱
WO2022224837A1 (ja) 冷蔵庫
JP2022136422A (ja) 断熱箱体、および冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230605

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7291557

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150