JP7284141B2 - 偏光板 - Google Patents

偏光板 Download PDF

Info

Publication number
JP7284141B2
JP7284141B2 JP2020205110A JP2020205110A JP7284141B2 JP 7284141 B2 JP7284141 B2 JP 7284141B2 JP 2020205110 A JP2020205110 A JP 2020205110A JP 2020205110 A JP2020205110 A JP 2020205110A JP 7284141 B2 JP7284141 B2 JP 7284141B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polarizing plate
resin film
polarizer layer
film
optical resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020205110A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021047453A (ja
JP2021047453A5 (ja
Inventor
清孝 稲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Publication of JP2021047453A publication Critical patent/JP2021047453A/ja
Publication of JP2021047453A5 publication Critical patent/JP2021047453A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7284141B2 publication Critical patent/JP7284141B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/30Polarising elements
    • G02B5/3025Polarisers, i.e. arrangements capable of producing a definite output polarisation state from an unpolarised input state
    • G02B5/3033Polarisers, i.e. arrangements capable of producing a definite output polarisation state from an unpolarised input state in the form of a thin sheet or foil, e.g. Polaroid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B7/00Layered products characterised by the relation between layers; Layered products characterised by the relative orientation of features between layers, or by the relative values of a measurable parameter between layers, i.e. products comprising layers having different physical, chemical or physicochemical properties; Layered products characterised by the interconnection of layers
    • B32B7/02Physical, chemical or physicochemical properties
    • B32B7/023Optical properties
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B1/00Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
    • G02B1/10Optical coatings produced by application to, or surface treatment of, optical elements
    • G02B1/14Protective coatings, e.g. hard coatings
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/30Polarising elements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Description

本発明は、偏光板に関する。
偏光板は、通常、色素を含む偏光子層と、偏光子層の両側に設けられた一対の光学樹脂フィルムとを含み、液晶セル又は有機EL素子等の表示パネルに貼合して用いられる。偏光板の外周は通常、表示パネルの表示部の外周縁に合せた形状となっている。
表示パネルの表示部の外周縁が平面視において、矩形形状でなく、凹部、凸部、及び曲線部のうちの少なくとも一つを有する場合、この表示部に使用される偏光板の外周縁もこれに対応して、矩形形状でなく、凹部、凸部、及び曲線部のうちの少なくとも一つを有する(例えば、特許文献1参照。)。
特開2018-92119号公報
本発明者らが検討したところ、外周縁が、矩形形状でなく、凹部、凸部、及び曲線部のうちの少なくとも一つを有する偏光板では、外周縁が矩形の偏光板に比べて、湿熱環境で偏光子層から色素抜けが起こりやすかったり、端面において光学樹脂フィルムが偏光子から剥がれやすかったりすることが判明した。このような現象は、直線部よりも、凹部、凸部および曲線部や、その近傍に現れ易い。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、外周縁が、凹部、凸部、及び曲線部のうちの少なくとも一つを有する偏光板において、湿熱環境での色素抜けが起こりにくく、かつ、端面において偏光子層からの光学樹脂フィルムの剥がれにくい偏光板を提供することを目的とする。
本発明に係る偏光板は、偏光子層と、前記偏光子層の一方の表面に設けられた第一光学樹脂フィルムと、前記偏光子層の他方の表面に設けられた第二光学樹脂フィルムと、を備える。そして、前記偏光板を厚み方向から見て、前記偏光板の外周縁の形状は、凹部、凸部、及び曲線部のうちの少なくとも一つを有し、前記偏光子層の端面の算術平均高さSaが0.3~0.7μmである。
また、本発明に係る別の偏光板は、偏光子層と、前記偏光子層の一方の表面に設けられた第一光学樹脂フィルムと、前記偏光子層の他方の面に設けられた第二光学樹脂フィルムと、を備える。そして、前記偏光子層の端面の2乗平均平方根高さSqが0.4~0.8μmである。前記端面の算術平均高さSaは0.3~0.7μmであることができる。
本発明の偏光板は、前記偏光子層の端面の最大高さSzが5.0μm以下であることができる。
本発明によれば、外周縁が、凹部、凸部、及び曲線部のうちの少なくとも一つを有する偏光板において、湿熱環境での色素抜けが起こりにくく、かつ、端面において偏光子層からの光学樹脂フィルムの剥がれにくい偏光板が提供される。
図1は、本発明の一実施形態に係る偏光板の模式的な断面図である。 図2の(a)~(c)は、本発明の一実施形態に係る偏光板の上面図である。 図3は、エンドミルの刃先近傍の軸に垂直な断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について説明する。図面において、同等の構成要素には同等の符号を付す。本発明は下記実施形態に限定されるものではない。
(偏光板)
本発明の実施形態の一例に係る偏光板100の端面図を図1に示す。本実施形態に係る偏光板100は、第一光学樹脂フィルム10、接着剤層20、偏光子層30、接着剤層40、第二光学樹脂フィルム50をこの順に備える。
偏光子層30の例は、ヨウ素、二色性染料などの二色性色素によって染色された樹脂層であり、延伸されていてもよい。この樹脂層を構成する樹脂は疎水性樹脂であってもよいが、通常は親水性樹脂である。親水性樹脂の例は、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂およびエチレン・酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)樹脂である。疎水性樹脂の例は、ポリアミド樹脂、及び、ポリエステル系樹脂である。偏光子層30は、染色後にホウ酸で処理されてよい。偏光子層30の典型例は、ポリビニルアルコールフィルムにヨウ素が吸着配向した樹脂層である。偏光子層である樹脂層がポリビニルアルコール系樹脂などの親水性樹脂で構成されている場合には、外部との水分の出入りが疎水性樹脂に比べて比較的多く、これが湿熱環境での色素抜けや、端面における偏光子層からの光学樹脂フィルムの剥がれの原因となると考えられるところ、本発明の構成によれば、このような色素抜けや剥がれを抑制することができる。
偏光子層30の厚さは、例えば、2~30μm、2~15μm、又は2~10μmであってよい。
第一光学樹脂フィルム10及び第二光学樹脂フィルム50は通常、無色で透明な樹脂フィルムである。このような樹脂フィルムの例は、保護フィルム、位相差フィルム、輝度向上(反射型偏光子)フィルム、防眩フィルム、表面反射防止フィルム、反射フィルム、半透過反射フィルム、視野角補償フィルム、光学補償フィルム、タッチセンサーフィルム、帯電防止フィルムおよび防汚フィルムである。
各光学樹脂フィルムを構成する樹脂の例は、セルロース系樹脂(トリアセチルセルロース等)、ポリオレフィン系樹脂(ポリプロピレン系樹脂等)、環状オレフィン系樹脂(ノルボルネン系樹脂等)、アクリル系樹脂(ポリメチルメタクリレート系樹脂等)、又は、ポリエステル系樹脂(ポリエチレンテレフタレート系樹脂等)であってよい。第一光学樹脂フィルム10及び第二光学樹脂フィルム50は多層膜であってもよい。
第一光学樹脂フィルム10及び第二光学樹脂フィルム50の厚みは、例えば、5~200μmであってよい。
第一光学樹脂フィルム10及び第二光学樹脂フィルム50の材料及び厚みは互いに同一であってもよく、互いに異なってもよい。
接着剤層20、40は、偏光子層30と第一光学樹脂フィルム10又は第二光学樹脂フィルム50とを接着できる透明材料であれば材料に特段の限定はない。接着剤の一つの例は、エポキシ樹脂である。エポキシ樹脂は、例えば、水素化エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、又は脂肪族エポキシ樹脂であってよい。重合開始剤(光カチオン重合開始剤、熱カチオン重合開始剤、光ラジカル重合開始剤又は熱ラジカル重合開始剤等)、又は他の添加剤(増感剤等)をエポキシ樹脂に添加してもよい。
接着剤の他の例は、アクリルアミド、アクリレート、ウレタンアクリレート、及びエポキシアクリレート等のアクリル系樹脂である。
接着剤の他の例は、ポリビニルアルコール系樹脂などの水系接着剤である。
接着剤の他の例は、感圧性接着剤である。感圧性接着剤の例は、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリエステル、ポリウレタン、又はポリエーテル等を含む感圧型接着剤である。
偏光子層30と第一光学樹脂フィルム10とは接着剤層20のみを介して積層されていてもよいし、偏光子層30と接着剤層20との間や、接着剤層20と第一光学樹脂フィルム10との間に易接着層(図示せず)が設けられていてもよい。また、偏光子層30と第二光学樹脂フィルム50との間は接着剤層40のみを介して積層されていてもよいし、偏光子層30と接着剤層40との間や、接着剤層40と第二光学樹脂フィルム50との間に易接着層(図示せず)が設けられていてもよい。易接着層は、接着剤層20、40と、偏光子層30、第一光学樹脂フィルム10または第二光学樹脂フィルム50との間の接着力を向上させ得るものである。
接着剤層20の厚さは、例えば、0.01μm~5μm、0.05~3μm、又は0.1~1μmであってよい。感圧性接着剤を用いる場合、接着剤層20の厚さは、例えば、2~500μm、2~200μm、又は2~50μmであってよい。
偏光板100の全体の厚さは、例えば、10~500μm、10~300μm、又は10~200μmであってよい。
第一光学樹脂フィルム10の下、又は、第二光学樹脂フィルム50の上にさらに、感圧性接着剤層(粘着層)及びセパレータフィルムを設けてもよい。また、第一光学樹脂フィルム10の下、又は、第二光学樹脂フィルム50の上にさらに、プロテクトフィルムを設けてもよい。
セパレータフィルムは、感圧性接着剤層から剥離可能なフィルムであり、感圧性接着剤層への異物の付着を防止するものである。例えば、偏光板100を画像表示素子に貼着する場合、セパレータフィルムが剥がされて感圧式接着剤層が露出される。セパレータフィルムを構成する樹脂は、例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、又はポリエステル系樹(ポリエチレンテレフタレート等)であってよい。
プロテクトフィルムは、第一光学樹脂フィルム10または第二光学樹脂フィルム50の傷付きを防止するためのフィルムであり、例えば自己粘着性の樹脂フィルム単独であってもよいし、樹脂フィルムと、この樹脂フィルムに積層された感圧性接着剤とで構成される多層フィルムであってもよい。プロテクトフィルムは、これが設けられる第一光学樹脂フィルム10や第二光学樹脂フィルム50から剥離可能である。プロテクトフィルムが樹脂フィルムに感圧性接着剤を積層した多層フィルムである場合に、プロテクトフィルムは、その感圧性接着剤ごと、第一光学樹脂フィルム10または第二光学樹脂フィルム50から剥離される。プロテクトフィルムの樹脂も、セパレータフィルムと同様とすることができる。
セパレータフィルム及びプロテクトフィルムの厚さは、例えば、2~500μm、2~200μm、又は2~100μmであってよい。
本実施形態に係る偏光板100は、その厚み方向から見て、偏光板100の外周縁Pが直線のみから形成される(例えば矩形)のではなく、凹部、凸部、及び、曲線部からなる群から選択される少なくとも一つを有する。
例えば、図2の(a)に示す偏光板100のように、外周縁Pは、隣同士で直交する4つの直線部PLと、2つの直線部PL間にそれぞれ設けられた面取り曲線部PRを有することができる。言い換えると、この偏光板100の外周縁Pは、矩形の4つの角部にそれぞれ面取り曲線部PRが設けられている。
また、図2の(b)で示す偏光板100のように、図2の(a)の偏光板100の外周縁Pの一つの直線部PLに対して、さらに凹部PDを設けてもよい。凹部PDの形状に限定はないが、例えば、図2の(b)に示すように、隣同士で直交する3つの直線部PDLを有する略矩形形状で有り、直線部PDL間にそれぞれ面取り曲線部PDRを有し、直線部PDLと直線部PLとの間にそれぞれ面取り曲線部PDRを有する形状であることができる。2つの直線部PDL間に有する上記曲線部PDRは、偏光板100の面内に向けて凹形状である。直線部PDLと直線部PLとの間に有する面取り曲線部PDRは、偏光板100の面外に向けて凸形状となっている。
また、図2の(c)で示す偏光板100のように、図2の(a)の偏光板100の外周縁Pの一つの直線部PLに対して、凸部PPが設けられていてもよい。凸部PPの形状に限定はないが、例えば、図2の(c)に示すように、隣同士で直交する3つの直線部PPLを有する略矩形形状で有り、直線部PPL間にそれぞれ面取り曲線部PPRを有し、直線部PPLと直線部PLとの間にそれぞれ面取り曲線部PPRを有する形状であることができる。2つの直線部PPL間に有する面取り曲線部PPRは、偏光板100の面内に向けて凹形状となっている。直線部PPLと直線部PLとの間に有する面取り曲線部PPRは、偏光板100の面外に向けて凸形状となっている。
凹部PDの直線部PLからの深さ、及び、凸部PPの直線部PLからの高さに特段の限定はないが、典型的には1.0mm以上であることができる。また、凹部PDの幅、及び、凸部PPの幅にも特段の限定はないが、典型的には、3.0mm以上であることができる。
凹部PD及び凸部PPの形状は、図2の(b)及び(c)のように、4つ角が面取り曲線部により丸くされた矩形に限定されず、単なる矩形、半円、多角形等でもよい。
各面取り曲線部の曲線は、円弧、楕円弧、スプライン曲線であってもよい。各面取り曲線部の曲率半径は1.0~40mmとすることができる。
また、図2の(a)の外周縁Pにおいて、4つの面取り曲線部PRのうちの1~3つは、面取り曲線でない単なる角部でもよい。図2の(b)及び(c)の外周縁Pにおいて、4つの面取り曲線部PRのうちの1~4つは、面取り曲線でない単なる角部でもよい。さらに、外周縁Pは、図2の(a)~(c)に示すような矩形をベースとした形態でなくてもよく、三角形、六角形など、多角形をベースとした形態でもよい。
また、偏光子層30の吸収軸は、使用される画像表示装置等に応じて、偏光板100の任意の方向を向くことができる。
(算術平均高さSa)
図1に戻って、本発明の実施形態に係る偏光板100において、偏光板100の偏光子層30の端面の算術平均高さSaは、0.3~0.7μmである。Saは0.4μm以上でもよく、0.6μm以下でもよい。
偏光子層30の端面の算術平均高さSaは、端面上の任意の2次元測定領域30Aにおいて以下のように定義される。偏光子層30の端面に平行な面をXY面とし、端面から垂直な高さ方向をZ方向とし、端面の2次元測定領域30Aにおける平均高さの位置をZ=0としたXYZ座標系を定義し、2次元測定領域30Aの各x座標及び各y座標における高さをZ(x,y)としたときに、算術平均高さSaは下式で表される。ここで、Aは、2次元測定領域30Aの面積である。
Figure 0007284141000001
2次元測定領域30Aにおけるx、y毎の高さZ(x,y)は、走査型干渉顕微鏡、原子間力顕微鏡などにより取得できる。2次元測定領域30Aの大きさは、例えば、一辺5~1000μmの矩形領域とすることができる。
(2乗平均平方根高さSq)
また、偏光子層30の端面の2乗平均平方根高さSqは0.4~0.8μmであることができる。Sqは0.5μm以上であってもよく、0.7μm以下であってもよい。
任意の2次元測定領域30Aにおける2乗平均平方根高さSqは、下式により定義される。
Figure 0007284141000002
(最大高さSz)
また、偏光子層30の端面の最大高さSzは5.0μm以下であることができる。Szは4.0μm以下でもよい。
最大高さSzは、2次元測定領域30Aにおける最大山高さと最大谷深さの絶対値との和である。
2次元測定領域30Aにおける3次元表面粗さの測定はISO25178に準拠することが出来る。
ここで、2次元測定領域30Aは、外周縁Pにおけるいずれかの直線部、すなわち、端面における平面部であることが好ましく、凹部PD、及び、凸部PP内の平面部であってもよいし、凹部PD及び凸部PP以外の平面部、例えば隣同士で直交する4つの直線部PL上の平面部であってもよい。
後述するように、外周縁Pが直線部のみから形成される偏光板と異なり、凹部、凸部、又は、曲線部を有する偏光板の端面を平面研削装置で切削して寸法調整することはできない。したがって、このような偏光板の端面は、通常、外周の全体にわたってエンドミルで切削処理される。そのため、端面のいずれの場所であってもおおむね同様の表面粗さを有する。
外周縁Pにおける直線部、すなわち、端面における平面部は、平均高さが0となる面が平面となり、Z=0の面を決めやすいので2次元測定領域30Aとして好ましい。
2次元測定領域30Aは、偏光子層30の吸収軸(延伸方向)方向の端部にあることも好ましい。なお、2次元測定領域30Aが吸収軸方向の端部にあると、この領域30Aは偏光子層30の吸収軸と交わることとなる。
偏光子層30の端面における算術平均高さSaが大きいと、端面の表面積が大きくなるため、湿熱環境における色素抜けが大きくなる傾向がある。一方、偏光子層30の端面における算術平均高さSaが小さいと、偏光子層30からの第一光学樹脂フィルム10及び/又は第二光学樹脂フィルム50の剥離量が大きくなりやすくなる傾向がある。なお、Saが小さい状況は、トムソン刃で打ち抜いたまま、端面の研磨をしていない状態に対応するが、打ち抜きの衝撃に起因する光学樹脂フィルムの剥がれに起因すると推察される。
偏光子層30の端面における2乗平均平方根高さSqが大きいと、端面の表面積が大きくなるため、湿熱環境における色素素抜けが大きくなる傾向がある。一方、偏光子層30の端面における2乗平均平方根高さSqが小さいと、偏光子層30からの第一光学樹脂フィルム10及び/又は第二光学樹脂フィルム50の剥離量が大きくなりやすくなる傾向がある。
偏光子層30の端面における最大高さSzが大きいと、端面の表面積が大きくなるため、湿熱環境における色素素抜けが大きくなる傾向がある。
このような偏光板は、例えば、液晶セルや有機EL素子などの表示パネルに貼合して、液晶表示装置又は有機EL表示装置等の画像表示装置に用いることができる。液晶表示装置は、例えば、液晶セルと、液晶セルの一方の表面又は両表面に貼着された上述の偏光板とを含んでよい。有機EL表示装置は、例えば、有機EL素子と、有機EL素子の表面に貼着された上述の偏光板、とを含んでよい。液晶セルには、通常2枚の偏光板が配置される。
(偏光板の製造方法)
続いて、上記の偏光板100の製造方法を説明する。
まず、公知の方法により、上述の層構成を有する偏光板100の原反を製造する。続いて、原反フィルムをトムソン刃などの刃物で打ち抜いて、外周縁Pが凹部、凸部、又は、曲線部を有する偏光板を得る。ここで、トムソン刃による切断だけでは、外周縁Pにおいて十分な寸法精度を確保することは困難であるため、端面の研削工程を行う。
外周縁Pが凹部、凸部、又は、曲線部を有する場合、矩形の偏光板の端面研削に用いられるような平面研削装置、すなわち、複数のバイトを一方の主面に周方向に並べて設けた回転円板を、その主面と偏光板の端面とが平行になるように偏光板の端面に接触させて切削する装置を使用して端面全体を研削することが出来ないため、エンドミルを用いて偏光板の端面全体を切削加工する。より具体的には、エンドミルの軸方向を偏光板の厚み方向と平行にし、偏光板の端面に沿ってエンドミルと偏光板とを相対移動させることにより、偏光板の端面を切削し、所望の寸法に合わせる。
ここで、らせん形状の刃を有するエンドミルを用いることが好適であり、特に、刃の断面形状において、図3におけるdZ及びdZ/dXが小さいエンドミルを用いることが好ましい。
ここで、図3はエンドミルの軸に垂直な断面における刃80の先端の断面図であり、エンドミルの回転方向がCである。この刃80は、刃先80tと、刃先80tよりも後ろ側の面80dとを有する。この面80dは、刃先80tによる切削直後に切削物Tと接触しうる。本実施形態では、刃先80tとエンドミルの回転軸AXを結ぶ直線Qを基準とし、刃先80tを開始点とし、直線Qと直交しかつ刃先80tを通る直線ABに沿って移動しながら、走査型干渉顕微鏡により、直線ABを基準とした面80dの高さのプロファイルを測定する。そして、このプロファイルから面80dの高さの最大値であるdZ[μm]と、dZを与えるAB方向の刃先80tからの距離dX[μm]を求める。
このときに、dZ≦1.0μmとなり、dZ/dX≦4となる刃先を有するエンドミルを用いることが好適である。これにより、偏光子層30の端面20eにおける表面粗さを上述の範囲としやすい。らせん状の刃を有するエンドミルであっても、dZ>1.0μm又はdZ/dX>4となるエンドミルでは、表面粗さが大きくなりすぎる傾向がある。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではない。
例えば、接着剤層20及び40の一方又は両方が無くても実施は可能である。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明の内容をより具体的に説明する。なお、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
厚み20μmのポリビニルアルコール系樹脂フィルムを延伸し、ヨウ素で染色することにより、ポリビニルアルコール系樹脂にヨウ素が吸着配向した偏光子(厚み8μm)を作製した。この偏光子の一方の面に、水系接着剤を介して、環状オレフィン系樹脂(COP)フィルム(日本ゼオン株式会社製、厚み13μm)を貼合した。さらに、COPフィルム上に、剥離フィルム上に形成されたアクリル系粘着剤層A(厚み20μm)を積層した。偏光子の他方の面に、剥離フィルム上に形成されたアクリル系粘着剤層B(厚み5μm)を積層した。剥離フィルムを剥離して露出したアクリル系粘着剤層B上に、プロテクトフィルムを上面に有する輝度向上フィルム(3M社製、APF-V3、厚み30μm、反射型偏光子)を貼合した。
このようにして、剥離フィルム/アクリル系粘着剤層A/COPフィルム/水系接着剤/偏光子/アクリル系粘着剤層B/輝度向上フィルム/プロテクトフィルムからなる偏光板の原反を作製した。
原反から、トムソン刃により、図2の(b)の形状の凹部PDを有する偏光板100を切り出した。矩形の長辺の長さは140mm、矩形の短辺の長さは70mm、凹みの深さは5mm、凹みの幅は30mm、面取り曲線部PRの曲率半径は概ね10~12mm、面取り曲線部PDRの曲率半径は概ね3mmとした。なお、この偏光板100は、1つの凹部PDを有する。この凹部PDは、略矩形である。この凹部PDは、隣同士で直交する3つの直線部PDLを有する。直線部PDL間にはそれぞれ面取り曲線部PDRを有する。直線部PDLと直線部PLとの間にはそれぞれ面取り曲線部PDRを有する。この偏光板100の吸収軸31は、凹部PDの深さ方向に直交しており、図2の(b)において左右方向であった。
dZが平均で0.6μm、dZ/dXが平均で2.2のらせん径形状の刃を有するエンドミルを用いて、端面の全周を研磨して寸法を調整し、実施例1の偏光板を得た。
(比較例1)
dZが平均で1.4μm、dZ/dXが平均で14のらせん径形状の刃を有するエンドミルを用いて端面を研磨する以外は、実施例1と同様にして比較例1の偏光板を得た。
(比較例2)
エンドミルで端面を研磨せず、トムソン刃で切り出したままとした以外は、比較例1と同様として、比較例2の偏光板を得た。
(3次元表面における粗さSa、Sq、Szの測定)
偏光子層の端面の高さ関数Z(x,y)を、以下の顕微鏡により取得した。
走査型白色干渉顕微鏡 VS1000シリーズ 株式会社日立ハイテクサイエンス
測定条件:対物レンズ:50×
2次元測定領域:偏光板の偏光子層(PVA層)の端面の直線部(吸収軸と直交する面)における、縦(厚み方向)5~8μm×横(厚み方向に垂直な方向)150~300μm
得られた関数Zに基づいて、上記の式に基づいて、Sa、SqおよびSzをそれぞれ求めた。Sa、SqおよびSzを測定した端面は、図2の(b)における左右の直線部PL上に位置し、吸収軸31に対して直交していた。なお、各偏光板100におけるSa、SqおよびSzは、全周に亘って同様の値を示す。
(ヨウ素抜けの評価)
実施例又は比較例で得た偏光板を、65℃及び相対湿度90%の環境に500時間放置した。
その後、2枚の偏光板(一方は実施例又は比較例の偏光板、他方は市販の通常の偏光板)をクロスニコルに配置し、光学顕微鏡を用いて全周に亘って端部を観察し、クロスニコルに対応する減光が起こらない領域(光抜け)の端部からの幅を測定した。この光抜けは、偏光性能を発現する役割を担うヨウ素が抜けたことによっておこる。なお、光抜けは、図2における凹部PDの近傍で発生しており、その最大の幅をヨウ素抜けとして求めた。
(輝度向上フィルムの剥離量の評価)
反射型顕微鏡により評価した。
条件及び結果を表1に示す。
Figure 0007284141000003
実施例では、ヨウ素抜け量を低減しつつ輝度向上フィルムの剥離量も低減することができた。
本発明に係る偏光板は、例えば、液晶セル又は有機EL素子等に貼着され、液晶テレビ、有機ELテレビ又はスマートフォン等の画像表示装置を構成する光学部品として適用される。
10…第一光学樹脂フィルム、30…偏光子層、50…第二光学樹脂フィルム、P…外周縁、PP…凸部、PD…凹部、PR、PDR、PPR…面取り曲線部、100…偏光板。

Claims (3)

  1. 偏光子層と、前記偏光子層の一方の表面に設けられた第一光学樹脂フィルムと、前記偏光子層の他方の表面に設けられた第二光学樹脂フィルムと、前記第二光学樹脂フィルムの上にさらにプロテクトフィルムと、を備える偏光板であって、
    前記偏光子層と前記第一光学樹脂フィルムとが、エポキシ樹脂を含む接着剤、アクリル系樹脂を含む接着剤、又は水系接着剤である接着剤層のみを介して積層されており、
    前記偏光子層と前記第二光学樹脂フィルムとが、感圧性接着剤である接着剤層のみを介して積層されており、
    前記偏光板を厚み方向から見て、前記偏光板の外周縁の形状は、凹部を有し、
    前記偏光子層の端面が研磨されており、
    前記偏光子層の端面の2乗平均平方根高さSqが0.4~0.8μmであり、
    前記偏光子層の端面の算術平均高さSaが0.3~0.7μmであり、
    前記プロテクトフィルムが、樹脂フィルムに感圧性接着剤を積層した多層フィルムであり、
    前記プロテクトフィルムが、前記感圧性接着剤層ごと前記第二光学樹脂フィルムから剥離可能である偏光板。
  2. 前記偏光子層の端面の最大高さSzが5.0μm以下である、請求項1に記載の偏光板。
  3. 前記第二光学樹脂フィルムが輝度向上フィルムである、請求項1又は2に記載の偏光板。
JP2020205110A 2019-03-14 2020-12-10 偏光板 Active JP7284141B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019046826 2019-03-14
JP2019046826 2019-03-14
JP2019083239 2019-04-24
JP2019083239 2019-04-24

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020013914A Division JP2020181184A (ja) 2019-03-14 2020-01-30 偏光板

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2021047453A JP2021047453A (ja) 2021-03-25
JP2021047453A5 JP2021047453A5 (ja) 2021-11-18
JP7284141B2 true JP7284141B2 (ja) 2023-05-30

Family

ID=72426399

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020013914A Pending JP2020181184A (ja) 2019-03-14 2020-01-30 偏光板
JP2020205110A Active JP7284141B2 (ja) 2019-03-14 2020-12-10 偏光板

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020013914A Pending JP2020181184A (ja) 2019-03-14 2020-01-30 偏光板

Country Status (4)

Country Link
JP (2) JP2020181184A (ja)
KR (1) KR20210138567A (ja)
CN (1) CN113574426B (ja)
WO (1) WO2020184030A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7203879B2 (ja) * 2021-03-25 2023-01-13 日東電工株式会社 偏光板の製造方法および偏光板

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007223021A (ja) 2006-01-27 2007-09-06 Nitto Denko Corp シート状部材の切削加工方法と製造方法、シート状部材、光学素子及び画像表示装置
JP2009037228A (ja) 2007-07-06 2009-02-19 Nitto Denko Corp 偏光板
JP2011020192A (ja) 2009-07-14 2011-02-03 Sumitomo Electric Hardmetal Corp ねじれ刃ラジアスエンドミル
JP2013218318A (ja) 2012-03-14 2013-10-24 Nitto Denko Corp 液晶表示パネルの製造方法
JP2016118776A (ja) 2014-12-22 2016-06-30 住友化学株式会社 プロテクトフィルム付偏光板及びそれを含む積層体
WO2017047510A1 (ja) 2015-09-16 2017-03-23 シャープ株式会社 異形状偏光板の製造方法
JP2017181597A (ja) 2016-03-28 2017-10-05 住友化学株式会社 光学フィルムおよび偏光板
JP2018012182A (ja) 2016-07-22 2018-01-25 日東電工株式会社 偏光板の製造方法およびその製造装置
JP2018022140A (ja) 2016-07-22 2018-02-08 日東電工株式会社 偏光板の製造方法およびその製造装置
JP2018063401A (ja) 2016-10-14 2018-04-19 住友化学株式会社 偏光子、偏光板及び画像表示装置
JP2019020648A (ja) 2017-07-20 2019-02-07 住友化学株式会社 偏光板の製造方法
JP2019018308A (ja) 2017-07-20 2019-02-07 住友化学株式会社 切削装置及び偏光板の製造方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000026817A (ja) * 1998-07-14 2000-01-25 Teijin Ltd 表面保護フィルム
KR20070015453A (ko) * 2004-05-11 2007-02-02 닛토덴코 가부시키가이샤 편광자 보호 필름, 편광판 및 화상 표시 장치
JP5525764B2 (ja) * 2009-06-15 2014-06-18 日東電工株式会社 離型フィルム、該離型フィルムを用いた偏光板用保護フィルム、および該偏光板用保護フィルムを用いた偏光板
JP6656799B2 (ja) * 2013-11-29 2020-03-04 王子ホールディングス株式会社 アンチニュートンリング積層体およびそのアンチニュートンリング積層体を用いた静電容量式タッチパネル
JP5979123B2 (ja) * 2013-12-05 2016-08-24 住友化学株式会社 気泡欠陥の少ない偏光子
JP6348291B2 (ja) * 2014-02-04 2018-06-27 住友化学株式会社 偏光板及び表示装置
JP5886338B2 (ja) * 2014-02-21 2016-03-16 住友化学株式会社 偏光板、光学部材セット及びタッチ入力式画像表示装置
JP5976969B1 (ja) * 2015-06-19 2016-08-24 住友化学株式会社 プロテクトフィルム付偏光板の製造方法
JP6684630B2 (ja) * 2016-03-31 2020-04-22 住友化学株式会社 偏光板、偏光板の製造方法
JP6495374B2 (ja) 2016-05-30 2019-04-03 住友化学株式会社 画像表示装置用の偏光板、画像表示装置及び画像表示装置用の偏光板の製造方法
JP2018031954A (ja) * 2016-08-26 2018-03-01 日東電工株式会社 偏光板およびその製造方法、ならびに該偏光板を用いた画像表示装置
JP6306675B1 (ja) * 2016-11-28 2018-04-04 住友化学株式会社 プロテクトフィルム付偏光性積層フィルムの製造方法及び偏光板の製造方法
KR102510750B1 (ko) * 2017-04-04 2023-03-15 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 프로텍트 필름 부착 편광판 및 액정 패널

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007223021A (ja) 2006-01-27 2007-09-06 Nitto Denko Corp シート状部材の切削加工方法と製造方法、シート状部材、光学素子及び画像表示装置
JP2009037228A (ja) 2007-07-06 2009-02-19 Nitto Denko Corp 偏光板
JP2011020192A (ja) 2009-07-14 2011-02-03 Sumitomo Electric Hardmetal Corp ねじれ刃ラジアスエンドミル
JP2013218318A (ja) 2012-03-14 2013-10-24 Nitto Denko Corp 液晶表示パネルの製造方法
JP2016118776A (ja) 2014-12-22 2016-06-30 住友化学株式会社 プロテクトフィルム付偏光板及びそれを含む積層体
WO2017047510A1 (ja) 2015-09-16 2017-03-23 シャープ株式会社 異形状偏光板の製造方法
JP2017181597A (ja) 2016-03-28 2017-10-05 住友化学株式会社 光学フィルムおよび偏光板
JP2018012182A (ja) 2016-07-22 2018-01-25 日東電工株式会社 偏光板の製造方法およびその製造装置
JP2018022140A (ja) 2016-07-22 2018-02-08 日東電工株式会社 偏光板の製造方法およびその製造装置
JP2018063401A (ja) 2016-10-14 2018-04-19 住友化学株式会社 偏光子、偏光板及び画像表示装置
JP2019020648A (ja) 2017-07-20 2019-02-07 住友化学株式会社 偏光板の製造方法
JP2019018308A (ja) 2017-07-20 2019-02-07 住友化学株式会社 切削装置及び偏光板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021047453A (ja) 2021-03-25
KR20210138567A (ko) 2021-11-19
CN113574426B (zh) 2024-03-15
WO2020184030A1 (ja) 2020-09-17
TW202041897A (zh) 2020-11-16
JP2020181184A (ja) 2020-11-05
CN113574426A (zh) 2021-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6899721B2 (ja) 偏光板の製造方法およびその製造装置
WO2018016285A1 (ja) 偏光板の製造方法およびその製造装置
JP4954662B2 (ja) シート状部材の切削加工方法と製造方法
WO2018016520A1 (ja) 偏光板の製造方法およびその製造装置
TWI255353B (en) Laminated optical film, method for producing the same film and liquid-crystal display device using the same film
JP6201025B1 (ja) 偏光子、偏光板及び画像表示装置
KR101743884B1 (ko) 점착제층 부착 편광판, 및 화상 표시 장치
JP7284141B2 (ja) 偏光板
JP2020104523A (ja) 積層体
JP2021062448A (ja) 光学部材の製造方法
TWI842838B (zh) 偏光板
JP2008058599A (ja) 複合偏光板製品チップの製造方法
KR20210005860A (ko) 광학 적층체, 커버 유리 부착 광학 적층체, 및 이들의 제조 방법, 및 커버 유리 부착 화상 표시 장치
JP2023001208A (ja) 光学シート
TW202128320A (zh) 光學構件的製造方法
KR102256908B1 (ko) 편광판 매엽체의 제조 방법
JP2003043262A (ja) 積層光学フィルムの製造方法
JP7221256B2 (ja) 偏光板、位相差層付偏光板、ならびに、該偏光板または該位相差層付偏光板を含む画像表示装置
JP6755223B2 (ja) 偏光子、偏光板及び画像表示装置
JP7203879B2 (ja) 偏光板の製造方法および偏光板
JP2005179538A (ja) 粘着部材の粘着剤付着抑制方法、粘着部材を含む製品、集積台及び光学部材の積層製品、並びに梱包方法、梱包製品、トレー、光学部材を備えた製品及び画像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211008

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221025

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20221220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230418

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230518

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7284141

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150