JP7282069B2 - 車両報知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両によって得られた情報を報知する車両報知装置に関する。
この種の装置として、従来、自車両の周辺の状況を自車両に搭載されたセンサで検出し、他車両の接近等の状況を自車両の乗員に対し報知するようにした装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1記載の装置では、サイドミラーに設けられたランプの点滅等により、他車両の接近等の所定の状況を報知する。
特表2006-519427号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の装置のように周辺状況を検出するセンサを有する車両とは異なり、周辺状況を検出するセンサを有しない車両の乗員に対しては、車両の周辺状況を報知することが困難である。
本発明の一態様である車両報知装置は、自車両の周辺状況を検出する検出部と、検出部により検出された、自車両の後方に位置する第1車両と第2車両との接近度合いを算出する接近度合い算出部と、自車両の後面の所定位置に、第1車両の乗員が視認可能な映像を表示する表示部と、第1車両の乗員に対し注意を促すような、複数の走行シーンに応じた複数の映像を記憶する記憶部と、自車両の走行シーンを特定するとともに、接近度合い算出部により算出された接近度合いが所定値以上になると、記憶部に記憶された複数の映像の中から走行シーンに応じた映像が表示部に表示されるように報知信号を出力する出力部と、を備える。記憶部に記憶される複数の映像は、第1車両が走行中である車線に第2車両が合流する合流走行における第1車両と第2車両との接近の態様を矢印で表す第1矢印映像と、走行中の第1車両を第2車両が追い越す追い越し走行における第1車両と第2車両との接近の態様を矢印で表す第2矢印映像と、を含む。
本発明によれば、周囲の他車両の乗員に対し、車両の周辺状況を報知することができる。
本発明の実施形態に係る車両報知装置が適用される走行シーンの一例を示す図。 本発明の実施形態に係る車両報知装置が適用される走行シーンの他の例を示す図。 本発明の実施形態に係る車両報知装置を有する車両の後部の構成を模式的に示す図。 本発明の実施形態に係る車両報知装置の要部構成を示すブロック図。 図3のコントローラで実行される処理の一例を示すフローチャート。
以下、図1A~図4を参照して本発明の実施形態について説明する。本実施形態に係る車両報知装置は、車両(自車両)の後方に位置する後方車両(他車両)のドライバ(乗員)に対し、障害物が接近していることを報知するように構成される。
図1A,図1Bは、本実施形態に係る車両報知装置が適用される走行シーンの一例を示す図である。図1Aは、第1車線LN1(本線)に第2車線LN2(合流車線)が合流部(合流地点)ARで交わって合流する例である。図1Aでは、第1車線LN1を走行中の自車両1の後方を、他車両2(2A)が走行し、さらに第2車線LN2を別の他車両2(2B)が走行している。このとき、自車両1が合流地点ARを通過後に、合流地点ARの近傍で他車両2A,2B同士が接近する。
図1Bは、第1車線LN1(走行車線)と第2車線LN2(追い越し車線)とが互いに隣接して延在する例である。図1Bでは、第1車線LN1を走行中の自車両1の後方を、他車両2(2A)が走行し、さらに他車両2Aの後方において第2車線LN2を、他車両2Aよりも高速で別の他車両2(2B)が走行している。このとき、他車両2Aに他車両2Bが接近する。なお、図1A,図1Bにおいて、他車両2Aにとっては他車両2Bが障害物であり、他車両2Bにとっては他車両2Aが障害物である。他車両2Aを第1車両、他車両2Bを第2車両と呼ぶことがある。
図1Aでは、他車両2A,2Bのドライバが互いの存在を気付かずに、他車両2A,2B同士が急激に接近し、場合によっては衝突するおそれがある。図1Bでも、他車両2Aのドライバが他車両2Bの存在を気付かずに、他車両2A,2B同士が急激に接近し、場合によっては衝突するおそれがある。特に、他車両2A,2Bが周辺状況を検出するセンサを有していない場合には、衝突の可能性が高まる。このような状況において、自車両1から他車両2A,2Bのドライバに対し運転操作の注意を促す情報を報知するよう、本実施形態は以下のように車両報知装置を構成する。
図2は、本実施形態に係る車両報知装置を有する自車両1の要部構成を概略的に示す図である。図2には、自車両1の後部の構成が示される。自車両1は、例えば自動運転機能を有する自動運転車両として構成される。自動運転車両は、自車両1の周辺状況を検出し、自車両1の走行、旋回、制動等の動作を制御する車両である。このため、自車両1は、自車両1の周囲の障害物の有無や自車両1から障害物(例えば他車両2)までの距離などを検出する複数のセンサを有する。図2に示すように、複数のセンサの一部(センサ10)は、自車両1の後端部に設けられる。
複数のセンサには、自車両1の全方位の照射光に対する散乱光を測定して自車両1から周辺の障害物までの距離を測定するライダ、電磁波を照射し反射波を検出することで自車両1の周辺の他車両や障害物等を検出するレーダ、自車両1に搭載され、CCDやCMOS等の撮像素子を有して自車両1の周辺(前方、後方および側方)を撮像するカメラなどが含まれる。自車両1から他車両までの車間距離は、ライダ、レーダおよび車載カメラのいずれによっても測定可能である。特に自車両1の後端部に設けられたセンサ10は、自車両1の後方を走行する他車両2(図1A,図1B)の有無と、自車両1から他車両2までの距離とを検出することができる。
自車両1のリアウインド11には、リアウインド11の内面に、透明ないし半透明の透過型スクリーン12が貼付される。自車両1のシート(例えばリアシート)13の上方の天井部には、透過型スクリーン12に所定の映像を投影する投影装置(プロジェクタ)14が設けられる。投影装置14は、シート13に着座する乗員によって投影が妨げられない位置に配置される。透過型スクリーン12と投影装置14とは、表示部DUを構成する。
所定の映像は、後方の他車両2のドライバが視認可能な文字や図形を表す映像である。例えば図1Aに示すように、合流地点ARにおける「側方注意」などの文字映像や、合流地点ARにおける他車両2A,2Bの接近状況を示す矢印の映像である。あるいは図1Bに示すように、後方から他車両2Bが接近しているときの「後側方注意」などの文字映像や、他車両2Bの接近状況を示す矢印の映像である。これらの映像は、他車両2のドライバが容易に視認できるような色と大きさとで表示される。リアウインド11に表示される映像は、走行シーンに応じて変更される。
図3は、本発明の実施形態に係る車両報知装置100の要部構成を示すブロック図である。図3に示すように、車両報知装置100は、センサ10と、投影装置14と、GPSセンサ15と、コントローラ20とを有する。センサ10と投影装置14とGPSセンサ15とは、それぞれコントローラ20に通信可能に接続される。GPSセンサ15は、GPS衛星からの測位信号を受信する受信機を有し、GPSセンサ15が受信した信号に基づいて自車両1の絶対位置(緯度、経度など)を測定することができる。
コントローラ20は、CPU,ROM,RAMおよびその他の周辺回路を有するコンピュータを含んで構成される。コントローラ20は、機能的構成として、記憶部21と、接近度合い算出部22と、出力部23とを有する。出力部23は、表示制御部24を有する。
記憶部21は、透過型スクリーン3に投影する走行シーンに応じた複数の映像を記憶する。例えば、図1A、図1Bに示すようなリアウインド11に投影される映像や、他の走行シーンに対応する映像を記憶する。後述する報知信号を出力するか否かの閾値(α1)等も記憶部21に記憶される。道路上の合流地点ARや追い越し車線などの存在を把握するための道路地図情報も記憶部21に記憶される。
接近度合い算出部22は、センサ10からの信号に基づいて、自車両1の後方の他車両2Aと他車両2Bとの接近の程度(接近度合い)αを算出する。例えばセンサ10により検出された自車両1から他車両2Aまでの距離(第1距離)と、自車両1から他車両2Bまでの距離(第2距離)との距離差が小さいほど接近度合いαが大きくなるような関係を用いて、接近度合いαを算出する。第1距離の変化の割合および第2距離の変化の割合から、自車両1に対する他車両2Aの相対車速(第1相対車速)および自車両1に対する他車両2Bの相対車速(第2相対車速)をそれぞれ算出し、第1相対車速と第2相対車速との差を考慮して接近度合いαを算出してもよい。例えば第1相対車速と第2相対車速との差が大きいほど、他車両2A,2Bの接近度合いαを大きくしてもよい。路面の勾配等、道路状況を考慮して接近度合いαを算出してもよい。
出力部23は、まず、自車両1に搭載されたGPSセンサ15により自車両1の現在位置を検出するとともに、検出された現在位置と記憶部21に記憶された道路地図情報とに基づいて道路地図上の自車両1の位置を把握し、これにより自車両1および他車両2の走行シーン(合流、追い越し等)を把握する。自車両1に搭載されたカメラ等により、自車両1の走行シーンを把握してもよい。次いで、接近度合い算出部22により算出された接近度合いαが、走行シーン毎に予め定められた所定値α1以上であるか否かを判定する。この判定は、他車両2A,2B同士の衝突の可能性が所定値以上であるか否かの判定であり、例えば第1距離と第2距離との差が所定値以下であるか否かの判定に相当する。
表示制御部24は、接近度合いαが所定値α1以上であると判定されると、予め記憶部21に記憶された複数の映像のうち、走行シーンに対応する映像を選択するとともに、当該映像に対応した画像信号を投影装置14に出力する。換言すると、出力部23(表示制御部24)は、他車両2の乗員に対し注意を促すような、走行シーンに応じた所定の報知信号を出力する。例えば合流の走行シーンの映像(図1A)に対応する報知信号や、追い越しの走行シーンの映像(図1B)に対応する報知信号を投影装置14に出力する。これにより、リアウインド11の透過型スクリーン12に所定の映像が投影される。
図4は、予め定められたプログラムに従いコントローラ20のCPUで実行される処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、例えば自車両1のメイン電源がオンされると開始され、所定周期で繰り返される。まず、ステップS1で、センサ10とGPSセンサ15とからの信号を読み込む。
次いで、ステップS2で、記憶部21に記憶された道路地図情報と、GPSセンサ15により検出された自車両1の現在位置とに基づき、自車両1の走行シーンを特定する。例えば図1Aに示すように、第1車線LN1と第2車線LN2とが合流する合流地点ARを通過した、または図1Bに示すように、第1車線LN1と第2車線LN2とが存在する道路の第1車線LN1を走行している等の走行シーンを特定する。自車両1に搭載されたカメラにより取得された画像に基づいて、走行シーンを特定してもよい。
次いで、ステップS3で、センサ10からの信号に基づいて、自車両1の後方に他車両2A(後方車両)が存在するとともに、その他車両2Aの周囲に別の他車両2Bが存在するか否か、すなわち自車両1の後方に複数の他車両2A,2Bが存在するか否かを判定する。ステップS3で肯定されるとステップS4に進み、否定されるとステップS7に進む。
ステップS4では、センサ10からの信号に基づいて、他車両2A、2Bの接近度合いαを算出する。次いで、ステップS5で、算出された接近度合いαが所定値α1以上であるか否かを判定する。所定値α1は、ステップS2で特定された走行シーンに応じた値が採用される。ステップS5で肯定されるとステップS6に進み、否定されるとステップS7に進む。
ステップS6では、投影装置14を作動し、リアウインド11の透過型スクリーン12に、走行シーンに応じた所定の映像を投影させる。例えば図1A,図1Bに示すような映像を投影させる。一方、ステップS7では、投影装置14の作動を停止、すなわち投影装置14を非作動とする。
本実施形態に係る車両報知装置100による主要な動作をまとめると以下のようになる。例えば図1Aに示すように、自車両1が合流地点ARを通過したとき、本線LN1を走行する自車両1の後方の他車両2Aに、合流車線LN2を走行する別の他車両2Bが接近すると、自車両1のコントローラ20は、センサ10からの信号に基づいて他車両2A,2B同士の接近度合いαを算出する(ステップS4)。そして、接近度合いαが所定値α1以上になると、投影装置14が作動され、リアウインド11に、他車両2Aに他車両2Bが接近している旨を報知する所定の映像が投影される(ステップS6)。これにより、他車両2A,2Bのドライバは、周辺状況を容易に認識することができ、合流地点ARにおける走行安全性が高まる。
別の例として、図1Bに示すように、走行車線LN1を走行中の自車両1の後方を走行する他車両2Aに、追い越し車線LN2を走行する別の他車両2Bが接近すると、自車両1のコントローラ20は、センサ10からの信号に基づいて他車両2A,2B同士の接近度合いαを算出する(ステップS4)。そして、接近度合いαが所定値α1以上になると、投影装置14が作動され、リアウインド11に、他車両2Aに他車両2Bが接近している旨を報知する所定の映像が投影される(ステップS6)。これにより、他車両2Aのドライバは、周辺状況を容易に認識することができ、他車両2Bが他車両2Aを追い越し走行するときの走行安全性が高まる。
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)車両報知装置100は、自車両1の周辺状況を検出するセンサ10と、センサ10により検出された、自車両1の後方に位置する後方車両(他車両2A)と、その他車両2Aにとって障害物となる他車両2Bとの接近度合いαを算出する接近度合い算出部22と、接近度合い算出部22により算出された接近度合いαが所定値α1以上になると、他車両2Aのドライバまたは他車両2A,2B双方のドライバに対し注意を促す報知信号を出力する出力部23と、を備える(図3)。これにより、自車両1の周囲の他車両2A,2Bのドライバに対し、他車両2A,2Bの周辺状況を報知することができる。すなわち、周辺状況を検出するセンサを有しない他車両2A,2Bの乗員に対し、有用な情報を提供することができ、他車両2A,2Bの走行安全性を高めることができる。
(2)車両報知装置100は、自車両1の所定位置、すなわちリアウインド11に、後方の他車両2A,2Bのドライバが視認可能な映像を表示する表示部DUと、出力部23により出力された報知信号に応じた所定の映像を表示するように表示部DUを制御する表示制御部24と、をさらに備える(図3)。これにより、他車両2のドライバは、他車両2A,2Bの構成に拘わらず、周囲の状況を容易に認識することができる。
(3)表示部DUは、自車両1のリアウインド11に設けられた透過型スクリーン12と、透過型スクリーン12に映像を投影する投影装置14と、を有する(図3)。このように、他車両2のドライバからの視認性が高い前方車両(自車両1)のリアウインド11に映像が投影されることで、他車両2のドライバは、報知された情報を容易に把握することができる。また、透過型スクリーン12は、透明または半透明に構成されるので、透過型スクリーン12を介した走行中のドライバ(自車両1のドライバ)の視界を十分に担保することができる。
(4)接近度合い算出部22は、第1車線LN1と第1車線LN1に合流する第2車線LN2とが交差する合流地点AR(合流部)を自車両1が通過した後、センサ10により検出された、自車両1の後方における第1車線LN1を走行する他車両2Aと第2車線LN2を走行する他車両2Bとの接近度合いαを算出する(図1A,図4)。出力部23は、接近度合い算出部22により算出された接近度合いαが所定値α1以上になると、他車両2A,2Bのドライバに対し注意を促すような報知信号を出力する(図1A,図4)。これにより、本線に合流車線が合流する合流地点ARにおける、走行安全性が高まる。
(5)接近度合い算出部22は、第2車線LN2に隣り合う第1車線LN1を自車両1が走行中に、センサ10により検出された、自車両1の後方における第1車線LN1を走行する他車両2Aと第2車線LN2を走行する他車両2Bとの接近度合いαを算出する(図1B,図4)。出力部23は、接近度合い算出部22により算出された接近度合いαが所定値α1以上になると、他車両2Aのドライバに対し注意を促すような報知信号を出力する(図1B,図4)。これにより、追い越し走行時における走行安全性が高まる。
上記実施形態は種々の形態に変形可能である。以下、いくつかの変形例について説明する。上記実施形態では、自車両1の後端部に設けられたセンサ10により自車両1の周辺状況を検出するようにしたが、検出部の構成(配置等)は上述したものに限らない。上記実施形態では、接近度合い算出部22が、自車両1の後方に位置する他車両2Aと他車両2B(障害物)との接近度合いαを算出するようにしたが、車両以外の障害物との接近度合いを算出するようにしてもよい。上記実施形態では、リアウインド11に設けられた透過型スクリーン12と、透過型スクリーン12に映像を投影する投影装置(投影部)とにより表示部DUを構成したが、後方車両の乗員が視認可能な映像を表示するのであれば、表示部の構成はいかなるものでもよい。
上記実施形態では、他車両2A,2Bの接近度合いαが所定値α1以上になると、出力部23が、表示部DUが後方車両の乗員に対し注意を促す映像を表示するように信号(報知信号)を出力するようにしたが、報知信号の形態はこれに限らない。例えば後方車両に搭載されたインストルメントパネルやモニタに所定の画像が表示されるように、通信ユニットを介して後方車両に対し報知信号を出力してもよい。後方車両が搭載するスピーカから音声で、障害物の接近に対する注意を促す情報を報知させるようにしてもよい。道路上に接地されたディスプレイが後方車両の乗員に対して障害物の接近に対する注意を促す情報を表示するように報知信号を出力してもよい。
上記実施形態では、自車両1を、自動運転機能を有する自動運転車両として構成したが、自車両は自動運転機能を有しない車両、すなわち手動運転車両であってもよい。上記実施形態では、他車両2Bが他車両2Aに接近して合流するシーンおよび他車両2Bが他車両2Aに接近して追い越すシーンにおいて、車両報知装置100を適用するようにしたが、本発明は、上述した走行シーンに限らず、後方車両が障害物に接近する種々の走行シーンに適用することができる。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能であり、変形例同士を組み合わせることも可能である。
1 車両、2,2A,2B 他車両、10 センサ、12 透過型スクリーン、14 投影部、20 コントローラ、22 接近度合い算出部、23 出力部、24 表示制御部、100 車両報知装置、LN1 第1車線、LN2 第2車線

Claims (4)

  1. 自車両の周辺状況を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された、前記自車両の後方に位置する第1車両と第2車両との接近度合いを算出する接近度合い算出部と、
    前記自車両の後面の所定位置に、前記第1車両の乗員が視認可能な映像を表示する表示部と、
    前記第1車両の乗員に対し注意を促すような、複数の走行シーンに応じた複数の映像を記憶する記憶部と、
    前記自車両の走行シーンを特定するとともに、前記接近度合い算出部により算出された接近度合いが所定値以上になると、前記記憶部に記憶された複数の映像の中から走行シーンに応じた映像が前記表示部に表示されるように報知信号を出力する出力部と、を備え
    前記記憶部に記憶される複数の映像は、前記第1車両が走行中である車線に前記第2車両が合流する合流走行における前記第1車両と前記第2車両との接近の態様を矢印で表す第1矢印映像と、走行中の前記第1車両を前記第2車両が追い越す追い越し走行における前記第1車両と前記第2車両との接近の態様を矢印で表す第2矢印映像と、を含むことを特徴とする車両報知装置。
  2. 請求項1に記載の車両報知装置において、
    前記所定値は、走行シーンに応じて定められることを特徴とする車両報知装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両報知装置において、
    前記接近度合い算出部は、第1車線と前記第1車線に合流する第2車線とが交差する合流地点を前記自車両が通過した後、前記検出部により検出された、前記自車両の後方における前記第1車線を走行する前記第1車両と前記第2車線を走行する前記第2車両との接近度合いを算出し、
    前記出力部は、前記接近度合い算出部により算出された接近度合いが前記所定値以上になると、前記第1車両および前記第2車両の少なくとも一方の乗員に対し注意を促すような、合流地点に対応した情報が前記表示部に表示されるように前記報知信号を出力することを特徴とする車両報知装置。
  4. 請求項1または2に記載の車両報知装置において、
    前記接近度合い算出部は、第2車線に隣り合う第1車線を前記自車両が走行中に、前記検出部により検出された、前記自車両の後方における前記第1車線を走行する前記第1車両と前記第2車線を走行する前記第2車両との接近度合いを算出し、
    前記出力部は、前記接近度合い算出部により算出された接近度合いが前記所定値以上になると、前記第1車両および前記第2車両の少なくとも一方の乗員に対し注意を促すような、追い越し走行に対応した情報が前記表示部に表示されるように前記報知信号を出力することを特徴とする車両報知装置。
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