JP7280051B2 - 運転評価システム及び車載器 - Google Patents

運転評価システム及び車載器 Download PDF

Info

Publication number
JP7280051B2
JP7280051B2 JP2019015534A JP2019015534A JP7280051B2 JP 7280051 B2 JP7280051 B2 JP 7280051B2 JP 2019015534 A JP2019015534 A JP 2019015534A JP 2019015534 A JP2019015534 A JP 2019015534A JP 7280051 B2 JP7280051 B2 JP 7280051B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
driver
stop
safety confirmation
stop time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019015534A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020123213A (ja
Inventor
佑季 鈴木
啓之 大石
裕一 小林
広行 薮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Energy System Corp
Original Assignee
Yazaki Energy System Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Energy System Corp filed Critical Yazaki Energy System Corp
Priority to JP2019015534A priority Critical patent/JP7280051B2/ja
Publication of JP2020123213A publication Critical patent/JP2020123213A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7280051B2 publication Critical patent/JP7280051B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本発明は、運転評価システム及び車載器に関する。
従来、車両に搭載されるデジタルタコグラフなどの車載器では、車両の速度情報等の運行情報を利用して、安全運転支援や、車両を運転する運転者の運転操作に対する運転評価を行っている(例えば、特許文献1~4参照。)。特許文献1に記載の車両運転評価システムは、運転者撮影カメラの画像に基づいて、運転者の後方確認動作と、後方確認動作の際の開眼状態を検出し、検出結果に基づいて、運転者の運転挙動を評価するものである。特許文献2に記載の運転評価装置は、カメラが撮影した撮影画像に基づいて、運転者の顔の向きが左側又は下側へ偏った場合に漫然運転状態になったと判定するものである。特許文献3に記載の運転支援装置は、車両の周囲を撮影した画像データから、道路標識の種類及び位置を認識し、道路標識を利用した運転支援を行うものである。また、特許文献4に記載の運転支援システムは、走行履歴に基づいて推定した、運転者の運転行動レベル及び運転行動意図に基づいて、運転者に提示する情報の提示頻度を設定するものである。
特開2015-141432号公報 特開2016-95571号公報 特開2017-102665号公報 特開2007-328612号公報
交差点では、出合頭事故を防ぐ為に、適切な位置で一時停止をし安全確認をすることが、道路交通法で定められている。また、一時停止を指示する“止まれ”の道路標示がある箇所では、停止すること自体が目的ではなく、停止後に、左右の安全を確認する安全確認行為を行うことが適切である。そのため、停止したが安全確認行為を行わない場合は当然不適切であるが、停止せずに安全確認行為を行ったり、停止後安全確認行為を一瞬行ったりしても不適切である。さらに、停止線の位置を越えて停止することも不適切である。しかし、従来の車載器では、このような不適切な一時停止であるか、一時停止後に正しく安全確認行為が行われた適切な一時停止(本来の一時停止)であるか、を把握することが不可能であった。
特許文献1に記載の車両運転評価システムでは、右左折シーン接近時における一時停止地点での確実な停止を運転者の評価項目に含めているものの、二段階停止の有無、停止線位置と実際の停止位置との関係は考慮されていない。また、特許文献4に記載の運転支援システムは、交差点付近で車両が二回停止した場合に運転行動レベルが高いと判定するが、停止線を越えて二回停止した場合にレベルが高いと判定しており、実際に停止した位置が適切かは把握できない。なお、特許文献2には一時停止に関する記載はなく、特許文献3には車両の実際の挙動を検出することについて開示されていない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、適切な一時停止がなされたことを把握して、公平かつ正確な運転評価を行うことができる運転評価システム及び車載器を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る運転評価システム及び車載器は、下記(1)~(4)を特徴としている。
(1) 車両に搭載された車載器が検出した前記車両の運行情報に基づいて、一時停止を指示する道路標示又は道路標識を認識した場合に、
前記車両が、停止線よりも手前の第一位置で停止し、前記第一位置から進行した第二位置で再度停止し、かつ、前記車両が前記第二位置で停止した後、前記車両の運転者が安全確認行為を行ったか、を、前記運行情報に基づいて判断する判断部と、
前記判断の結果に基づいて前記運転者の運転を評価する運転評価部と、を備え
前記判断部は、前記第二位置における前記車両の停止時間が閾値以上か否かを判断し、前記停止時間が前記閾値以上である場合には、前記停止時間の継続中に前記車両の運転者が前記安全確認行為を行ったか否かを判断し、前記停止時間が前記閾値未満である場合には、前記車両の運転者が前記安全確認行為を行ったか否かの判断を行わない、
ことを特徴とする運転評価システム。
(2) 前記車両に搭載された第一カメラで前記車両の前方を撮影した第一画像に基づいて、前記道路標示又は道路標識を認識する認識部を備える、
ことを特徴とする上記(1)に記載の運転評価システム。
(3) 前記認識部は、前記車両に搭載された第二カメラで前記運転者の顔を撮影した第二画像に基づいて、前記運転者の顔の向き及び開眼状態を認識し、
前記判断部は、前記運行情報に基づく前記第二位置における前記車両の前記停止時間、及び、認識された前記運転者の顔の向き及び開眼状態が適切であるか否かに応じて、前記安全認行為の有無を判断する、
ことを特徴とする上記(2)に記載の運転評価システム。
(4) 車両に搭載され、前記車両の運行情報を検出する車載器であって、
前記車両に搭載された第一カメラで前記車両の前方を撮影した第一画像に基づいて、一時停止を指示する道路標示又は道路標識を認識し、前記車両に搭載された第二カメラで前記車両の運転者の顔を撮影した第二画像に基づいて、前記運転者の顔の向き及び開眼状態を認識する認識部と、
前記認識部が前記道路標示又は道路標識を認識した場合に、前記車両が、停止線よりも手前の第一位置で停止し、前記第一位置から進行した第二位置で再度停止し、かつ、前記車両が前記第二位置で停止した後、前記運転者が安全確認行為を行ったか、を、前記運行情報に基づいて判断する判断部と、
前記運転者に対して警告を発する警告部と、を備え、
前記判断部は、
前記運行情報に基づく前記第二位置における前記車両の停止時間、及び、認識された前記運転者の顔の向き及び開眼状態が適切であるか否かに応じて、前記安全確認行為の有無を判断し、
前記第一位置での停止、前記第二位置での停止、及び、前記安全確認行為、のうち少なくともいずれかが行われなかった場合に、警告を発するよう前記警告部に指示
前記判断部は、前記第二位置における前記車両の停止時間が閾値以上か否かを判断し、前記停止時間が前記閾値以上である場合には、前記停止時間の継続中に前記車両の運転者が前記安全確認行為を行ったか否かを判断し、前記停止時間が前記閾値未満である場合には、前記車両の運転者が前記安全確認行為を行ったか否かの判断を行わない、
ことを特徴とする車載器。
上記(1)の構成の運転評価システムによれば、車両が二段階停止した後運転者が安全確認行為を行ったかを判断することにより、一時停止すべき箇所において、停止線を越えない適切な位置で一時停止し適切な安全確認がなされたか、すなわち、適切な一時停止がなされたかを把握できる。このため、管理者は、運転者について公平かつ正確な運転評価を行うことができる。また、運転評価に基づいて運転者を指導することにより、適切な安全確認を行わなかった運転者に対して、本来の一時停止の定着化を図ることができる。
上記(2)の構成の運転評価システムによれば、画像認識によって道路標示又は道路標識を検出することにより、地図情報を用いることなく、実際の道路標示等に基づいて一時停止すべき個所を把握できる。このため、新たに道路標示が追加された箇所等、地図情報からは把握できない一時停止すべき箇所においても、正確な運転評価を行うことができる。
上記(3)の構成の運転評価システムによれば、運行情報に基づく第二位置における停車時間並びに画像認識結果に基づく運転者の顔の向き及び開眼状態から、安全確認行為である左右確認行為を運転者が適切に行ったか否かを判断できる。
上記(4)の構成の車載器によれば、上記(1)から(3)の運転評価システムの効果を車載器単体で実現することに加え、適切な一時停止がなされなかった場合には警告の発生により、運転者に直接注意を促すことができるため、本来の一時停止の定着化を図ることができる。
本発明によれば、適切な一時停止がなされたことを把握して、公平かつ正確な運転評価を行うことができる運転評価システム及び車載器を提供することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態の運転評価システムの構成を示す図である。 図2は、車両の前方映像を含む画像フレームの例を示す図である。 図3は、自車両が交差点にさしかかった時のデジタルタコグラフの動作例を示す図である。 図4は、適切な一時停止が行われなかった場合のデジタルタコグラフの動作例を示す図である。 図5は、事務所PCの動作例を示す図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1は、本実施形態の運転評価システム5の構成を示す図である。運転評価システム5は、車両に乗車する運転者の運転を評価するものであり、ネットワーク70を介して接続される、車載器である運行記録装置(以下、デジタルタコグラフという)10と事務所PC30とを含む構成を有する。なお、車載器と事務所PCとは、ネットワークを介して接続されていなくてもよく、その場合、事務所PCは、車載器で計測された運行記録データを記録したメモリカードを読み込む構成にする。また、車載器はドライブレコーダ等であってもよい。
事務所PC30は、事務所に設置された汎用のコンピュータ装置で構成され、車両の運行状況を管理する。ネットワーク70は、デジタルタコグラフ10と広域通信を行う無線基地局8や事務所PC30が接続されるインターネット等のパケット通信網であり、デジタルタコグラフ10と事務所PC30と間で行われるデータ通信を中継する。デジタルタコグラフ10と無線基地局8との間の通信は、LTE(Long Term Evolution)/4G((4th Generation)等のモバイル通信網(携帯回線網)で行われてもよいし、無線LAN(Local Area Network)で行われてもよい。
デジタルタコグラフ10は、車両に搭載され、出入庫時刻、走行距離、走行時間、走行速度、速度オーバー、エンジン回転数オーバー、急発進、急加速、急減速等の運行データを記録する。デジタルタコグラフ10は、CPU11(認識部、判断部)、不揮発メモリ26A、揮発メモリ26B、記録部17、カードI/F18、音声I/F19、RTC(時計IC)21、SW入力部22及び表示部27を有する。
CPU11は、デジタルタコグラフ10の各部を統括的に制御する。不揮発メモリ26Aは、CPU11によって実行される動作プログラム等を格納する。
記録部17は、運行データや映像等のデータを記録する。カードI/F18には、運転者が所持するメモリカード65が挿抜自在に接続される。CPU11は、カードI/F18に接続されたメモリカード65に対し、記録部17が記録した運行情報(運行データ、映像等のデータを含む)及び警告イベントを書き込む。音声I/F19には、内蔵スピーカ20が接続される。内蔵スピーカ20は、警報等の音声を発する。
RTC21(計時部)は、現在時刻を計時する。SW入力部22には、出庫ボタン、入庫ボタン等の各種ボタンのON/OFF信号が入力される。表示部27は、LCD(liquid crystal display)で構成され、通信や動作の状態の他、警報等を表示する。
また、デジタルタコグラフ10は、速度I/F12A、エンジン回転I/F12B、外部入力I/F13、センサ入力I/F14、アナログ入力I/F29、GPS受信部15、カメラI/F16、通信部24及び電源部25を有する。
速度I/F12Aには、車両の速度を検出する車速センサ51が接続され、車速センサ51からの速度パルスが入力される。車速センサ51は、デジタルタコグラフ10にオプションとして設けられてもよいし、デジタルタコグラフ10とは別の装置として設けられてもよい。エンジン回転I/F12Bには、エンジン回転数センサ(図示せず)からの回転パルスが入力される。外部入力I/F13には、外部機器(図示せず)が接続される。
センサ入力I/F14には、加速度(G値)を検知する(衝撃を感知する)加速度センサ(Gセンサ)28が接続され、Gセンサ28からの信号が入力される。アナログ入力I/F29には、エンジン温度(冷却水温)を検知する温度センサ(図示せず)、燃料量を検知する燃料量センサ(図示せず)等の信号が入力される。CPU11は、これらのI/Fを介して入力される情報を基に、各種の運転状態を検出する。
GPS受信部15は、GPSアンテナ15aに接続され、GPS衛星から送信される信号を受信し、現在位置情報(GPS情報)を取得する。
カメラI/F16には、カメラ23A(第一カメラ)及びカメラ23B(第二カメラ)が接続される。カメラ23Aは、車両に設置され、車両の周辺(例えば前方)を撮像して画像データ(第一画像)を取得する。カメラ23Bは、車内のメータ前等に設置され、運転者の顔を含む車室内を撮影して画像データ(第二画像)を取得する。カメラ23Aが撮影する映像の中には、自車両の前方に存在する先行車両、走行中の走行レーン境界を表す白線、交通規制などの道路標示(「止まれ」、停止線、横断歩道など)が現れる。カメラ23A及び23Bは、例えば30万画素、100万画素、200万画素が撮像面に配置されたイメージセンサを少なくとも1つ有し、ステレオ画像等の画像を撮像可能である。イメージセンサは、CMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサで構成されてもよいし、CCD(電荷結合素子)センサで構成されてもよい。なお、センサI/F13には、車両の側方及び後方の画像を撮影するカメラが接続されてもよい。
カメラ23Aで撮影される車両の前方映像(第一画像)を含む画像フレーム100Aの例を図2に示す。図2に示した画像フレーム100Aの中には、自車両の走行中に見通しの悪い交差点101の手前にさしかかった状況で撮影された前方映像が現れている。図2の例では、画像フレーム100Aの中に、交差点101、停止線の道路標示102、一時停止を指示する道路標示103などの各パターンが含まれている。この場合、道路標示103のペイントされたパターンは「止まれ」の文字列であって、車両の一時停止が必要な場所(一時停止箇所)であることを表している。但し、地域毎に特有の違う様々な文字列で置き換えられる場合もある。例えば、「とまれ」、「止まる」、「止れ」などの文字列が同じ一時停止の標示として用いられる場合がある。
デジタルタコグラフ10のCPU11は、カメラ23Aで撮像された第一画像に基づいて、公知の方法により、「止まれ」等の一時停止を指示する道路標示又は道路標識(以下、道路標示等と称する。)を認識する。CPU11が画像認識によって道路標示等を検出することにより、地図情報を用いることなく、実際の道路標示等に基づいて一時停止すべき個所を把握できる。このため、新たに道路標示が追加された箇所等、地図情報からは把握できない一時停止すべき箇所においても、正確な運転評価を行うことができる。また、デジタルタコグラフ10のCPU11は、カメラ23Bで撮像された第二画像に基づいて、公知の方法により、運転者の顔の向き及び開眼状態を認識する。カメラ23A,23Bで撮像された映像(第一画像及び第二画像の各画像データ)は、記録部17にそれぞれ時系列に記録される。記録部17は、カメラ23Aで撮影された第一画像とカメラ23Bで撮影された第二画像とを、第一画像に基づいて道路標示等が認識された時点及び第二画像に基づいて運転者の左右確認行為が認識された時点に対応付けて記録する。なお、カメラは、可視光を撮像する以外に、夜間でも撮像可能なように、赤外線カメラを備えてもよい。
通信部24は、広域通信を行い、携帯回線網(モバイル通信網)を介して無線基地局8に接続されると、無線基地局8と繋がるインターネット等のネットワーク70を介して、事務所PC30と通信を行う。電源部25は、イグニッションスイッチのオン等によりデジタルタコグラフ10の各部に電力を供給する。
一方、事務所PC30は、汎用のオペレーティングシステムで動作するPCである。事務所PC30は、運転評価装置(外部装置)として機能し、CPU31(運転評価部)、通信部32、表示部33、記憶部34、カードI/F35、操作部36、出力部37、音声I/F38及び外部I/F48を有する。
CPU31は、事務所PC30の各部を統括的に制御する。通信部32は、ネットワーク70を介してデジタルタコグラフ10と通信可能である。また、通信部32は、ネットワーク70に接続された各種のデータベース(図示せず)とも接続可能であり、必要なデータを取得可能である。
表示部33は、運転評価画面等を表示する。記憶部34は、デジタルタコグラフ10で計測されたデータを基に、運転評価を行う運転評価プログラム等を格納する。
カードI/F35には、メモリカード65が挿抜自在に装着される。カードI/F35は、デジタルタコグラフ10によって計測され、メモリカード65に記憶された運行情報を入力する。メモリカード65に記憶された第一画像及び第二画像は、道路標示等や運転者の左右確認行為の認識タイミングで互いに対応付けられている。このため、表示部33は、例えば、車両が見通しの悪い交差点に進入する時の状況を事務所PC30の管理者が確認する際、カメラ23A及びカメラ23Bで同時刻に撮影された映像を並べて表示し、安全確認行為の様子等を容易に確認できる。操作部36は、キーボードやマウス等を有し、事務所PC30の管理者の操作を受け付ける。出力部37は、各種データを出力する。音声I/F38には、マイク41及びスピーカ42が接続される。管理者は、マイク41及びスピーカ42を用いて音声通話を行うことも可能である。
外部I/F48には、運行データデータベース(DB)、ハザードマップデータベース(DB)といった外部記憶装置(図示せず)等が接続可能である。運行データDBには、運行データとして、出入庫時刻、速度、走行距離等の他、急加減速、急ハンドル、速度オーバー、エンジン回転数オーバー、一時停止を指示する道路標示等がある場所における一時停止の有無や停車時間を含む各種イベント情報が記録される。ハザードマップDBには、過去に事故が発生した地点(事故地点)や、一時停止の違反が生じやすい場所などを表すマークが地図に重畳して記述された地図データが登録される。なお、このハザードマップには、天災等の災害が想定される地域や避難場所等が記述されてもよい。
事務所PC30は、メモリカード65に記憶された運行データを入力して該当車両の実際の運行状態を解析する機能を有している。また、この解析機能の中には、「止まれ」等の道路標示等を検知した場所におけるイベントデータ(一時停止イベントデータ)を処理して各乗務員の評価に反映する機能も含まれている。詳細については後述する。
自車両が交差点にさしかかった時のデジタルタコグラフ10の動作例を図3に示す。すなわち、デジタルタコグラフ10内のCPU11が図3の制御を実施する。図3の動作について以下に説明する。
自車両が一時停止箇所にさしかかると、CPU11は、カメラ23Aで撮影された自車両前方の画像データ(第一画像)に基づいて、道路標示の“止まれ”の文字を検出・認識し、一時停止を指示する道路標示の認識を確定する(ステップS1)。また、CPU11は、第一画像に基づいて、停止線の道路標示(図2の道路標示102)を認識して停止線の位置を把握する。そしてCPU11は、イベントデータ(一時停止イベントデータ)を生成する。このイベントデータは、一時停止を指示する道路標示等が検知されたことを表す情報、車両の速度、位置、時刻などの情報、及び停止線の位置等の情報を含む。その後、CPU11は、車速センサ51からの入力に基づき、停止線よりも手前の位置(第一位置)で車速が0km/hとなったか否かを判断し(ステップS2)、Yesの場合はステップS3の処理に進む。
ステップS3において、CPU11は、自車両が徐行して、左右の死角位置が確認しやすい箇所まで進行した位置(第二位置、第一位置から所定距離離れた位置)で、再度車速が0km/hとなったか否かを判断する。すなわち、ステップS3では多段階停止(本実施形態では二段階停止の例を示す。)が行われたことを確認する。多段階停止により、再度車速が0km/hとなった場合(ステップS3でYes)、CPU11は、第二位置において車速が0km/hの状態を継続している時間である停止時間、すなわち安全確認時間、が閾値以上かどうかを判断する(ステップS4)。尚、CPU11は、ステップS4において、さらに、第一位置における車両の停止時間が閾値以上かどうかを判断してもよい。第二位置における車両の停止時間が一瞬である場合など閾値未満であった場合(ステップS4でNo)、CPU11は、後述する図4に示すステップS21の処理に進む。同様に、車両が停止線前(第一位置)で停止しなかった場合(ステップS2でNo)又は車両が再停止(二段階停止)しなかった場合(ステップS3でNo)にも、CPU11は、ステップS21の処理に進む。
車両の停止時間が閾値以上であった場合(ステップS4でYes)、CPU11は、車速が0km/hとなっている間、すなわち車両が第二位置において停止している間に、運転者が左右確認行為(安全確認行為)を行ったかを、カメラ23Bが撮影した映像(運転者の顔を撮影した第二画像)に基づいて判断する(ステップS5及びS6)。ステップS5において、CPU11は、運転者の顔を撮影した第二画像において運転者の目を認識し、開眼状態又は閉眼状態のいずれであるかを判断する。開眼状態である場合(ステップS5でYes)、CPU11は、第二画像において運転者の顔の向きを認識し、運転者が適切な左右安全確認行為を行ったかを判断する(ステップS6)。CPU11は、運転者が、左右(車両の進行方向(正面方向)に対する左右それぞれの方向)を適切な時間(例えば各1秒)向いており、かつ、左右それぞれ適切な角度(例えば正面方向から左右それぞれに20~30°)に向いている場合、適切な左右安全確認行為が行われたと判断する。
そして、ステップS6でYesの場合、CPU11は、ステップS2~S6の各処理における判断結果を含めた一時停止イベントデータをメモリカード65に記録して(ステップS7)、図3の処理を終了する。一方、運転者が開眼状態でなかった場合(ステップS5でNo)又は、運転者が左右確認行為を適切な時間及び角度で実施しなかった場合(ステップS6でNo)、CPU11は、後述する図4に示すステップS21の処理に進む。
図4は、適切な一時停止が行われなかった場合のデジタルタコグラフ10の動作例を示す。デジタルタコグラフ10のCPU11は、図3のステップS2~S6のいずれかの処理においてNoと判断した場合、一時停止又は安全確認行為無しと判定し、判定結果を一時停止イベントデータに含める(ステップS21)。次にCPU11は、警告信号を生成し、警告信号に基づいて音声I/F19を介して内蔵スピーカ20から警告音を発生させる(ステップS22)。CPU11は、警告信号に基づいて表示部27に警告を表示してもよい。デジタルタコグラフ10から発せられる警告により、運転者に直接注意を促すことができるため、本来の一時停止の定着化を図ることができる。そして、CPU11は、適切な一時停止が行われなかったこと及び警告信号を含む一時停止イベントデータを、メモリカード65に記録し(ステップS23)、図4の処理を終了する。メモリカード65に記録された一時停止イベントデータは、事務所PC30における運転評価に用いることができる。
事務所PC30の動作例を図5に示す。図5に示した動作について以下に説明する。
事務所PC30を操作する管理者は、事務所PC30の電源を投入して使用可能な状態にした後、データ解析のための専用のアプリケーションソフトウェア(簡略化して「アプリ」と呼称する)を起動する(S31)。管理者の入力操作に従い、事務所PC30上で動作している解析用のアプリは、各乗務員のメモリカード65から、それに記録されている運行データやイベントデータを読み込む(S32)。管理者が解析用のアプリに対して一時停止イベントを解析するモードを指示すると、アプリはS32で読み込んだデータの中から該当するイベントデータ(一時停止イベントデータ)だけを処理対象として抽出する(S33)。
アプリは、S33で抽出した全ての一時停止イベントデータの内容に基づき、デジタルタコグラフ10が一時停止を指示する道路標示等を認識した回数(認識総数)と、その中で適切な一時停止がなされなかった回数(違反数)とを検出し、違反率(違反数/認識総数)を算出する(S34)。アプリは、S34で算出した違反率を用いて、該当する乗務員の評価に対して加点・減点の処理を実行する(S35)。例えば、違反率が乗務員全体の平均値に比べて低い乗務員に対しては、(平均値-違反率)に応じた点数を評価に加算し、違反率が平均値より高い乗務員に対しては、(違反率-平均値)に応じた点数を評価から減算し、実際の運転状態の良否を評価に反映する。
アプリは、全ての乗務員に対する当日の運行データを反映した評価が完了した後で、全体の乗務員の評価データに基づいて評価のランキングを作成する(S36)。例えば、全ての乗務員の評価データを評価点数の高い順番に並べて、評価上位の数名と評価下位の数名の乗務員を抽出し、評価点数と共に表示する。
アプリは、全ての乗務員に対する当日の運行データを反映した評価が完了した後で、全体の乗務員の評価データに基づいて、全ての乗務員の中から指導対象とすべき乗務員を抽出する(S37)。例えば、一時停止違反のような特定項目の違反率が閾値よりも高い乗務員や、全体の評価点数が閾値よりも低い乗務員を抽出し、安全運転指導や教育が必要な対象者として選定する。
アプリは、全ての乗務員の運行データやイベントデータを同じ位置の情報毎に集計し、例えば一時停止違反のような特定項目の違反率が特に高い傾向のある要注意位置を検知する。そして、検知した要注意位置の情報を、イベントや違反等の種類の情報と共に、外部I/F48に接続されたハザードマップDB(図示せず)に登録する(S38)。ハザードマップDBについては、全ての乗務員が自由にアクセスし情報を共有できるように構成する。これにより、高度な認識・判断機能を有しない一般的な車載器だけを使用している乗務員も、一時停止違反などが起きやすい要注意位置を把握可能になる。
以上説明したように、本実施形態によれば、車両が二段階停止した後運転者が安全確認行為を行ったかを判断することにより、一時停止すべき箇所において、停止線を越えない適切な位置で一時停止し適切な安全確認がなされたか、すなわち、適切な一時停止がなされたかを把握できる。このため、管理者は、運転者について公平かつ正確な運転評価を行うことができる。また、運転評価に基づいて運転者を指導することにより、適切な安全確認を行わなかった運転者に対して、本来の一時停止の定着化を図ることができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、前述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。例えば、前述した実施形態では、一時停止を指示する道路標示又は道路標識として、道路標示103(路面にペイントされた“止まれ”の文字列)の例を示したが、一時停止の道路標識等であってもよい。また、停止線は、路面にペイントされた道路標示102に限らず、道路標識による停止線であってもよい。
また、前述した実施形態では、デジタルタコグラフ10が図3及び図4に示す認識・判断処理を行ったが、デジタルタコグラフ10とネットワーク70等を介して接続された事務所PC30(CPU31)やサーバが同処理を行ってもよい。この場合、デジタルタコグラフ10は、収集した運行情報(車速等の運行データ、カメラ23A,23Bが撮像した画像データ等)を、判断部として機能する事務所PC30やサーバに、リアルタイムで送信する。そして、事務所PC30やサーバで警告信号が生成されると、この警告信号に基づいて、デジタルタコグラフ10から警告音の発生及び/又は警告表示がなされる。この構成によれば、高度な認識・判断機能を有しない一般的な車載器においても、適切な一時停止がなされなかった場合にリアルタイムで運転者に直接注意を促すことができ、本来の一時停止の定着化を図ることができる。
ここで、上述した本発明の実施形態に係る運転評価システム及び車載器の特徴をそれぞれ以下[1]~[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 車両に搭載された車載器(デジタルタコグラフ10)が検出した前記車両の運行情報に基づいて、一時停止を指示する道路標示又は道路標識(道路標示102,103)を認識した場合に、
前記車両が、停止線(道路標示102)よりも手前の第一位置で停止し、前記第一位置から進行した第二位置で再度停止し、かつ、前記車両が前記第二位置で停止した後、前記車両の運転者が安全確認行為を行ったか、を判断する判断部(CPU11)と、
前記判断の結果に基づいて前記運転者の運転を評価する、運転評価部(CPU31)を備える、
ことを特徴とする運転評価システム(5)。
[2] 前記車両に搭載された第一カメラ(カメラ23A)で前記車両の前方を撮影した第一画像に基づいて、前記道路標示又は道路標識を認識する認識部(CPU11)を備える、
ことを特徴とする上記[1]に記載の運転評価システム。
[3] 前記認識部は、前記車両に搭載された第二カメラ(カメラ23B)で前記運転者の顔を撮影した第二画像に基づいて、前記運転者の顔の向き及び開眼状態を認識し、
前記判断部は、前記運行情報に基づく前記第二位置における前記車両の停止時間、及び、認識された前記運転者の顔の向き及び開眼状態が適切であるか否かに応じて、前記安全確認行為の有無を判断する、
ことを特徴とする上記[2]に記載の運転評価システム。
[4] 車両に搭載され、前記車両の運行情報を検出する車載器(デジタルタコグラフ10)であって、
前記車両に搭載された第一カメラ(カメラ23A)で前記車両の前方を撮影した第一画像に基づいて、一時停止を指示する道路標示又は道路標識(道路標示102,103)を認識し、前記車両に搭載された第二カメラ(カメラ23B)で前記車両の運転者の顔を撮影した第二画像に基づいて、前記運転者の顔の向き及び開眼状態を認識する認識部(CPU11)と、
前記認識部が前記道路標示又は道路標識を認識した場合に、前記車両が、停止線(道路標示102)よりも手前の第一位置で停止し、前記第一位置から進行した第二位置で再度停止し、かつ、前記車両が前記第二位置で停止した後、前記運転者が安全確認行為を行ったか、を、前記運行情報に基づいて判断する判断部(CPU11)と、
前記運転者に対して警告を発する警告部(内蔵スピーカ20)と、を備え、
前記判断部は、
前記運行情報に基づく前記第二位置における前記車両の停止時間、及び、認識された前記運転者の顔の向き及び開眼状態が適切であるか否かに応じて、前記安全確認行為の有無を判断し、
前記第一位置での停止、前記第二位置での停止、及び、前記安全確認行為、のうち少なくともいずれかが行われなかった場合に、警告を発するよう前記警告部に指示する、
ことを特徴とする車載器。
5 運転評価システム
8 無線基地局
10 デジタルタコグラフ(車載器)
11 CPU(認識部、判断部)
12A 速度I/F
12B エンジン回転I/F
13 外部入力I/F
14 センサI/F
15 GPS受信部
15a GPSアンテナ
16 カメラI/F
17 記録部
18 カードI/F
19 音声I/F
20 内蔵スピーカ
21 RTC(時計IC)
22 SW入力部
23A,23B カメラ
24 通信部
25 電源部
26A 不揮発メモリ
26B 揮発メモリ
27 表示部
28 センサ
29 アナログ入力I/F
30 事務所PC
31 CPU(運転評価部)
32 通信部
33 表示部
34 記憶部
35 カードI/F
36 操作部
37 出力部
38 音声I/F
41 マイク
42 スピーカ
51 車速センサ
65 メモリカード
70 ネットワーク
100A 画像フレーム
101 交差点
102,103 道路標示

Claims (4)

  1. 車両に搭載された車載器が検出した前記車両の運行情報に基づいて、一時停止を指示する道路標示又は道路標識を認識した場合に、
    前記車両が、停止線よりも手前の第一位置で停止し、前記第一位置から進行した第二位置で再度停止し、かつ、前記車両が前記第二位置で停止した後、前記車両の運転者が安全確認行為を行ったか、を判断する判断部と、
    前記判断の結果に基づいて前記運転者の運転を評価する運転評価部と、を備え
    前記判断部は、前記第二位置における前記車両の停止時間が閾値以上か否かを判断し、前記停止時間が前記閾値以上である場合には、前記停止時間の継続中に前記車両の運転者が前記安全確認行為を行ったか否かを判断し、前記停止時間が前記閾値未満である場合には、前記車両の運転者が前記安全確認行為を行ったか否かの判断を行わない、
    ことを特徴とする運転評価システム。
  2. 前記車両に搭載された第一カメラで前記車両の前方を撮影した第一画像に基づいて、前記道路標示又は道路標識を認識する認識部を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の運転評価システム。
  3. 前記認識部は、前記車両に搭載された第二カメラで前記運転者の顔を撮影した第二画像に基づいて、前記運転者の顔の向き及び開眼状態を認識し、
    前記判断部は、前記運行情報に基づく前記第二位置における前記車両の前記停止時間、及び、認識された前記運転者の顔の向き及び開眼状態が適切であるか否かに応じて、前記安全確認行為の有無を判断する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の運転評価システム。
  4. 車両に搭載され、前記車両の運行情報を検出する車載器であって、
    前記車両に搭載された第一カメラで前記車両の前方を撮影した第一画像に基づいて、一時停止を指示する道路標示又は道路標識を認識し、前記車両に搭載された第二カメラで前記車両の運転者の顔を撮影した第二画像に基づいて、前記運転者の顔の向き及び開眼状態を認識する認識部と、
    前記認識部が前記道路標示又は道路標識を認識した場合に、前記車両が、停止線よりも手前の第一位置で停止し、前記第一位置から進行した第二位置で再度停止し、かつ、前記車両が前記第二位置で停止した後、前記運転者が安全確認行為を行ったか、を、前記運行情報に基づいて判断する判断部と、
    前記運転者に対して警告を発する警告部と、を備え、
    前記判断部は、
    前記運行情報に基づく前記第二位置における前記車両の停止時間、及び、認識された前記運転者の顔の向き及び開眼状態が適切であるか否かに応じて、前記安全確認行為の有無を判断し、
    前記第一位置での停止、前記第二位置での停止、及び、前記安全確認行為、のうち少なくともいずれかが行われなかった場合に、警告を発するよう前記警告部に指示
    前記判断部は、前記第二位置における前記車両の停止時間が閾値以上か否かを判断し、前記停止時間が前記閾値以上である場合には、前記停止時間の継続中に前記車両の運転者が前記安全確認行為を行ったか否かを判断し、前記停止時間が前記閾値未満である場合には、前記車両の運転者が前記安全確認行為を行ったか否かの判断を行わない、
    ことを特徴とする車載器。
JP2019015534A 2019-01-31 2019-01-31 運転評価システム及び車載器 Active JP7280051B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019015534A JP7280051B2 (ja) 2019-01-31 2019-01-31 運転評価システム及び車載器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019015534A JP7280051B2 (ja) 2019-01-31 2019-01-31 運転評価システム及び車載器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020123213A JP2020123213A (ja) 2020-08-13
JP7280051B2 true JP7280051B2 (ja) 2023-05-23

Family

ID=71992772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019015534A Active JP7280051B2 (ja) 2019-01-31 2019-01-31 運転評価システム及び車載器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7280051B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007328612A (ja) 2006-06-08 2007-12-20 Nissan Motor Co Ltd 運転支援システムおよび運転支援方法
JP2014109870A (ja) 2012-11-30 2014-06-12 Fujitsu Ltd 運転評価装置、方法、プログラム及び運転評価用車載機
JP2015090676A (ja) 2013-11-07 2015-05-11 株式会社デンソー 車両運転評価システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007328612A (ja) 2006-06-08 2007-12-20 Nissan Motor Co Ltd 運転支援システムおよび運転支援方法
JP2014109870A (ja) 2012-11-30 2014-06-12 Fujitsu Ltd 運転評価装置、方法、プログラム及び運転評価用車載機
JP2015090676A (ja) 2013-11-07 2015-05-11 株式会社デンソー 車両運転評価システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020123213A (ja) 2020-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230311749A1 (en) Communication between autonomous vehicle and external observers
JP6342858B2 (ja) 運転評価装置
US11897483B2 (en) Apparatuses, systems and methods for determining distracted drivers associated with vehicle driving routes
JP7146516B2 (ja) 運転評価装置および車載器
JP6339537B2 (ja) 運転評価装置
JP7207916B2 (ja) 車載器
KR102319383B1 (ko) 블랙박스 영상을 이용하여 교통 법규 위반 차량을 자동으로 신고하는 장치 및 방법
JP2012159955A (ja) 画像記録制御方法および画像認識装置ならびに車載画像記録装置
KR20190034825A (ko) 소셜 네트워크 서비스와 연동되는 안전 운전 모니터링 방법 및 이를 위한 컴퓨터 프로그램
US20220048502A1 (en) Event detection system for analyzing and storing real-time other-user vehicle speed and distance
KR20140027697A (ko) 정보 처리 방법 및 장치
JP6959025B2 (ja) 運転評価システム
JP7280051B2 (ja) 運転評価システム及び車載器
US11899909B1 (en) System on board an on-road vehicle for identifying, tagging and reporting hazardous drivers in the vicinity of a host vehicle
JP7364365B2 (ja) 車載器及び運転評価システム
JP4866061B2 (ja) 情報記録装置、情報記録方法、情報記録プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
KR20180022405A (ko) 주행 중 신고 방법 및 시스템
JP7207912B2 (ja) 運転評価システム
JP7267760B2 (ja) 運転評価システム及び車載器
JP7290506B2 (ja) 特定文字列検知装置及び運転評価システム
CN113401071B (zh) 显示控制装置、显示控制方法以及计算机可读取存储介质
CN104751667A (zh) 交通信息管理***
JP7311317B2 (ja) 安全運転支援装置及び運転評価システム
JP6799417B2 (ja) 車線警告装置及び車線警告システム
KR101117015B1 (ko) 휴대용 단말기를 이용한 버스전용차로 위반차량의 단속방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7280051

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150