JP7278009B1 - クーポン管理システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】煩雑な操作を要することなく、クーポンに対応した特典を適用することを目的とする。【解決手段】制御部と、記憶部と、を備え、記憶部は、複数のメニュー項目を記憶するメニュー記憶部と、複数のクーポンそれぞれのクーポン識別情報と、クーポンが適用されるメニュー項目と、クーポンに応じて提供されるクーポン特典と、を対応付けて記憶するクーポン記憶部を含み、制御部は、利用客により注文された注文メニュー項目と、利用客が利用する利用クーポンと、を取得し、注文メニュー項目が、クーポン記憶部において、利用クーポンに対応付けられている場合に、利用クーポンに対応付けられているクーポン特典を、注文メニュー項目に対して適用する。【選択図】図1

Description

本発明は、クーポン管理システム及びプログラムに関する。
従来、レストラン等の飲食店では、各種クーポンが利用されている。クーポンに関する技術として、特許文献1には、利用されたクーポンの回収が必要な場合に、クーポンの回収が必要である旨を出力する技術が開示されている。
特開2022-41581号公報
しかしながら、クーポンが利用された場合には、注文端末において、クーポンに対応して、商品の代金を変更するなどの操作を行う必要があり、操作が面倒であるという問題があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、煩雑な操作を要することなく、クーポンに対応した特典を適用することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、クーポン管理システムであって、制御部と、記憶部と、を備え、前記記憶部は、複数のメニュー項目を記憶するメニュー記憶部と、複数のクーポンそれぞれのクーポン識別情報と、前記クーポンが適用されるメニュー項目と、前記クーポンに応じて提供されるクーポン特典と、を対応付けて記憶するクーポン記憶部を含み、前記制御部は、利用客により注文された注文メニュー項目と、前記利用客が利用する利用クーポンと、を取得し、前記注文メニュー項目が、前記クーポン記憶部において、前記利用クーポンに対応付けられている場合に、前記利用クーポンに対応付けられている前記クーポン特典を、前記注文メニュー項目に対して適用する。
本発明の他の形態は、クーポン管理装置のコンピュータに、クーポン管理装置で実行されるプログラムであって、利用客が利用する利用クーポン及び利用客により注文された注文メニュー項目を取得する取得ステップと、複数のクーポンそれぞれのクーポン識別情報と、クーポンが適用されるメニュー項目と、クーポンに応じて提供されるクーポン特典と、を対応付けて記憶するクーポン記憶部において、取得ステップで取得した注文メニュー項目が、利用クーポンに対応付けられている場合に、利用クーポンに対応付けられているクーポン特典を、注文メニュー項目に対して適用するステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、煩雑な操作を要することなく、クーポンに対応した特典を反映させることができる。
クーポン管理システムの構成図である。 商品DBのデータ構成の一例を示す図である。 クーポンDBのデータ構成の一例を示す図である。 注文受付処理を示すフローチャートである。 クーポン管理処理を示すフローチャートである。 変形例に係るクーポンDBのデータ構成の一例を示す図である。 変形例に係るメニュー画面の表示例を示す図である。
本発明の実施形態を、図を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態は、本発明を具体化した一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
図1は、本実施形態に係る注文システム1の全体図である。注文システム1は、レストランなどの飲食に係る商品を提供する店舗において、注文された商品の提供を管理するシステムである。注文システム1はさらに、店舗において利用客によりクーポンが利用された場合に、クーポンに応じた特典であるクーポン特典を適用する。例えば、フライドポテト1つ無料のクーポンが利用された場合に、利用客により注文されたフライドポテト1つの代金を無料にするような処理を行う。
ここで、クーポンは、例えば、フライドポテト1つ無料、ドリンク10%引き、ドリンク50円引き、というように、値引きや無料提供などのクーポン特典を享受するための利用券である。クーポンは、紙媒体でもよく、インターネット等で入手可能な電子クーポンであってもよい。また、クーポンの発行元は、当該注文システム1が導入されたレストランとするが、クーポンの発行元は実施形態に限定されるものではない。他の例としては、クーポンの発行元は、飲食店のポータルサイトの運営会社等であってもよい。
注文システム1は、管理装置10と、注文端末装置20と、会計装置30と、を備えている。管理装置10、注文端末装置20及び会計装置30は、無線LAN(Local Area Network)などのネットワークを介して接続されている。管理装置10は、例えば据置型の汎用コンピュータやクラウド型のサーバ等により構成され、注文された商品の提供、会計などを管理するとともに、クーポンに係る処理を行う。ここで、管理装置10は、クーポンの適用を管理するクーポン管理装置の一例である。注文端末装置20は、例えばハンディターミナルやスマートフォン、タブレット端末などのスマートデバイスである。注文端末装置20は、接客者などのユーザが携帯し、利用客からの注文の入力等に利用される。入力された情報は、管理装置10に送信される。なお、図1に示す例では、一つの注文端末装置20が示されているものの、注文端末装置20は複数あってもよく、管理装置10は複数の注文端末装置20と通信可能である。会計装置30は、注文された商品の会計処理を行う。
管理装置10は、第1制御部11と、第1通信部12と、記録媒体13と、を備えている。第1制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサと、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等、プロセッサが処理を実行するためのメモリとを含み、各種の処理を実行する。第1制御部11は、記録媒体13やROMなどに格納された種々のプログラムを実行する。本実施形態の第1制御部11は、記録媒体13に格納されたプログラムを実行することにより、商品提供の管理やクーポン管理のための処理を行う。第1制御部11の処理については後述する。第1通信部12は、注文端末装置20、会計装置30など外部の装置と無線通信を行うための装置であり、第1制御部11による情報の送受信は、第1通信部12を介して行われる。
記録媒体13は、商品DB131と、クーポンDB132と、を記憶する。ここで、商品DB131は、複数の商品を記憶する。ここで、商品は、飲食店で提供されるハンバーグセットやコーヒーなどのメニューであり、メニュー項目に対応する。また、ハンバーグセット、生姜焼きセット、など、店舗で提供される複数のメニューを示す情報をメニュー表と称する。メニュー表は、店舗において利用客が閲覧するメニュー表に対応した情報である。商品DB131は、複数のメニュー項目を記憶するメニュー記憶部の一例である。
図2は、商品DB121のデータ構成の一例を示す図である。商品DB131は、店舗で提供される各商品に関する情報を格納する。商品DB131は、具体的には、メニュー表IDと、メニュー表名と、カテゴリIDと、カテゴリ名と、商品IDと、商品名と、単価と、を対応付けて格納する。
メニュー表IDは、メニュー表の識別情報である。例えば、1つの店舗において、モーニングメニュー表、ランチメニュー表、グランドメニュー表というように、時間帯に応じて適用されるメニュー表が切り替えられる場合には、複数のメニュー表が存在する。メニュー表は、これら複数のメニュー表を識別するための情報である。
メニュー表名は、メニュー表の名称である。カテゴリIDは、メニュー表に示される商品のカテゴリの識別情報である。カテゴリとしては、セットメニュー、一品料理、ドリンク等が挙げられる。商品IDは、商品の識別情報である。なお、ハンバーグセットは、ハンバーグ、ライス及びドリンクというように複数の品を含んでいる。このように、1つの商品は、複数の品を含んでもよい。単価は、商品の価格である。
なお、商品それぞれの単価と、商品が属するカテゴリと、各メニュー表に表示される商品を特定できるようなDBが記録媒体13としての記憶部に格納されていればよく、具体的なDBの構成は、本実施形態の商品DB131の構成に限定されるものではない。他の例としては、商品DBにおいては、商品とカテゴリの対応関係が定義され、各メニュー表に含まれる商品が定義されたメニュー表DBがさらに記録媒体13に格納されてもよい。
図3は、クーポンDB132のデータ構成の一例を示す図である。クーポンDB132は、店舗で利用される複数のクーポンそれぞれの情報を記憶するクーポン記憶部の一例である。クーポンDB132は、具体的には、クーポンIDと、メニュー表IDと、カテゴリIDと、商品IDと、クーポン特典と、適用条件と、を対応付けて格納する。
クーポンIDは、店舗で利用されるクーポンの識別情報である。1つの店舗において、ポテト無料クーポン、ドリンク50%オフクーポン、ドリンク1杯につき50円引きというように複数のクーポンが利用できる場合がある。このような複数のクーポンは、クーポンIDにより識別される。
クーポン特典は、クーポンの適用により利用者が受けられる特典内容を示す情報である。クーポン特典としては、値引き、割引きの他、無料や100円へ変更といった金額変更が挙げられる。適用条件は、クーポン特典の適用が許容される条件である。適用条件としては、例えば、1グループ1つまで(1つの来店グループにおいて1つの商品のみに適用可能)や、1つの来店グループに含まれる人数分の商品に適用可能、など適用可能な商品の個数(数量)に関する条件がある。また、適用条件としては、16-18時(16時から18時の時間帯のみ)、のように、適用可能な注文時間帯の条件がある。適用条件はまた、例えば、1枚のクーポンにおいて、5名までフライドポテト無料、というように、適用可能な利用客の人数であってもよい。なお、適用条件は、必須の情報ではなく、クーポン特典の適用に制限がない場合には、クーポンIDに適用条件は対応付けられていない。
図3の例においては、クーポンID「C001」のクーポンは、商品ID「F021」で識別されるフライドポテトに対応付けられている。これは、クーポンID「C001」のクーポンの適用対象が、フライドポテトであることを意味する。また、クーポンID「C001」のクーポンには、「1グループ1つまで」の適用条件が対応付けられている。これは、クーポンID「C001」のクーポンにより、クーポン特典である無料が適用されるのは、1グループに対して1つのフライドポテトのみであることを意味する。なお、適用対象の利用客については、自由に設定することができる。例えば、グループではなく、グループに含まれる人数分、5人まで、などの適用制限を設定することができる。
また、クーポンID「C002」のクーポンは、カテゴリID「G009」で識別されるドリンクに対応付けられている。これは、クーポンID「C002」のクーポンの適用対象が、カテゴリ「ドリンク」に含まれるすべての商品であることを意味する。また、クーポンID「C002」のクーポンには、「16-18時」の適用条件が対応付けられていることから、利用可能な時間が16-18時に制限される。
また、クーポンID「C003」のクーポンは、メニュー表ID「M002」で識別されるモーニングメニュー表に対応付けられている。すなわち、クーポンID「C003」のクーポンの適用対象は、モーニングメニュー表に含まれるすべての商品となる。
クーポンID「C004」のクーポンは、メニュー表ID「M003」のランチメニュー表及び商品ID「F111」のポテトサラダに対応付けられている。これは、クーポンID「C004」のクーポンの適用対象がランチメニュー表のポテトサラダであることを意味する。すなわち、これは、ポテトサラダであっても、グランドメニュー表のポテトサラダには適用がないことを意味する。
以上のように、クーポンIDは、商品ID、カテゴリID及びメニュー表の少なくとも1つに対応付けられる。すなわち、クーポンIDは、商品DB131における1又は2以上の商品に対応付けられている。このように、1つのクーポンIDは、1つの商品に対応付けられていてもよく、複数の商品に対応付けられていてもよい。具体的には、クーポンIDが商品IDに対応付けられている場合には、クーポン特典は、商品IDで識別される1つの商品に対応付けられる。なお、1つのクーポンIDに複数の商品IDが対応付けられている場合には、クーポン特典は、複数の商品IDそれぞれにより特定される複数の商品に対応付けられる。また、クーポンIDがカテゴリIDに対応付けられている場合には、カテゴリIDで識別されるカテゴリに含まれるすべての商品に対応付けられる。また、クーポンIDがメニュー表IDに対応付けられている場合には、メニュー表IDで識別されるメニュー表に含まれるすべての商品に対してクーポン特典が対応付けられる。さらには、メニューIDと商品ID、というように複数の情報により、クーポン特典の適用対象の商品が特定されてもよい。
説明を図1に戻す。注文端末装置20は、第2制御部21と、第2通信部22と、表示部23と、入力部24と、を備えている。第2制御部21は、管理装置10の第1制御部11と同様に、プロセッサと記憶部(図示せず)とを含み、ROM等の記憶部に格納された種々のプログラムを実行することにより各種の処理を実行する。第2制御部21は、例えば注文端末装置20を操作するユーザ(接客者)から入力を受け付けたり、管理装置10から受信した情報(例えばメニュー表等)を表示したりする。第2通信部22は、管理装置10など外部の装置と無線通信を行うための装置であり、第2制御部21による情報の送受信は、第2通信部22を介して行われる。表示部23は、各種情報を表示する表示装置である。入力部24は、接客者による指示の入力を受け付けるためのユーザインタフェースである。表示部23と入力部24は、タッチパネルとして一体に設けられてもよい。
図4は、注文端末装置20による注文受付処理を示すフローチャートである。注文受付処理では、第2制御部21はまず、ステップS100において、店舗の利用客による注文内容を取得したか否かを確認する。例えば、利用客によりハンバーグセットなどの商品が注文され、接客者がこれを注文端末装置20の入力部24により入力すると、第2制御部21は、入力部24を介して、ハンバーグセットを示す注文を取得する。第2制御部21は、注文を取得しなかった場合には(ステップS100でN)、処理をステップS104へ進める。第2制御部21は、注文を取得した場合には(ステップS100でY)、注文された商品を登録する(ステップS102)。
次に、ステップS104において、第2制御部21は、利用客により利用される利用クーポンのクーポンIDを取得したか否かを確認する。本実施形態においては、利用客から利用するクーポン(利用クーポン)を提示された場合に、接客者は、提示された利用クーポンのクーポンIDを注文端末装置20に入力する。この場合に、第2制御部21は、入力部24を介して、クーポンIDを取得する。第2制御部21は、クーポンIDを取得しなかった場合に(ステップS104でN)、処理をステップS108へ進める。第2制御部21は、クーポンIDを取得した場合に(ステップS104でY)、クーポンIDを登録する(ステップS106)。次に、ステップS108において、第2制御部21は、注文送信指示を取得したか否かを判断する。利用客による注文が完了した場合に、接客者は、表示部23に表示される送信ボタン(不図示)を選択する。送信ボタンが選択されると、第2制御部21は、注文送信指示を取得する。
第2制御部21は、注文送信指示を取得しなかった場合には(ステップS108でN)、処理をステップS100へ進める。第2制御部21は、注文送信指示を取得した場合には(ステップS108でY)、ステップS102において登録された商品を示す注文情報を生成し、これを管理装置10へ送信する(ステップS110)。例えば、ハンバーグセット、生姜焼きセット及びフライドポテトが注文されると、第2制御部21は、これら3つの商品と、注文日時と、を示す注文情報を生成し、これを管理装置10へ送信する。また、ステップS106において、クーポンIDが登録されている場合には、第2制御部21は、注文された商品(注文メニュー項目)と、クーポンIDと、注文日時と、を示す注文情報を生成し、これを管理装置10へ送信する。以上で、注文受付処理が完了する。
図5は、管理装置10によるクーポン管理処理を示すフローチャートである。クーポン管理処理では、第1制御部11は、ステップS200において、第1通信部12が注文情報を受信するまで待機し(ステップS200でN)、注文情報を受信すると(ステップS200でY)、処理をステップS202へ進める。ステップS202において、第1制御部11は、注文情報にクーポンIDが含まれているか否かを確認する。第1制御部11は、クーポンIDが含まれていない場合には(ステップS202でN)、処理をステップS208へ進める。第1制御部11は、クーポンIDが含まれる場合には(ステップS202でY)、処理をステップS204へ進める。ステップS204において、第1制御部11は、注文情報に含まれる商品において、クーポン特典が適用されるか否かを確認する。このとき、第1制御部11は、注文情報と、クーポンD132と、を参照する。
例えば、注文情報において、注文された商品として、ハンバーグセット、生姜焼きセット及びフライドポテトが含まれ、クーポンID「C001」が示されているとする。この場合には、第2制御部21は、フライドポテトに対してクーポン特典が適用され得ると判断する。ただし、クーポンID「C001」には、適用条件が対応付けられているため、第1制御部11は、さらに、適用条件を満たしているか否かを確認する。適用条件は、16時から18時である。したがって、注文情報に示される注文日時が16時から18時の間の時間であれば、フライドポテトに対してクーポン特典の適用があると判断する。このように、第1制御部11は、クーポンDB132において、注文情報に示されるクーポンIDに対応付けられている商品と、適用条件と、を参照することで、クーポン適用の有無を確認する。
第1制御部11は、クーポン特典が適用されない場合には(ステップS204でN)、処理をステップS208へ進める。第1制御部11は、クーポン特典が適用される場合には(ステップS204でY)、クーポン特典を適用する(ステップS206)。具体的には、第1制御部11は、クーポンDB132において、注文情報に含まれるクーポンIDに対応付けられているクーポン特典を特定する。そして、第1制御部11は、注文情報に含まれる商品のうち、クーポン特典の適用ありと特定された商品に対して、クーポン特典を適用する。例えば、クーポン特典の適用ありと特定された商品がフライドポテトで、クーポン特典が無料の場合には、フライドポテトの代金として、無料を設定する。
次に、ステップS208において、第1制御部11は、伝票情報を生成する。具体的には、第1制御部11は、注文情報に含まれる商品それぞれについて、商品DB131に登録されている単価を代金として設定する。第1制御部11はさらに、クーポン特典の適用がある商品については、クーポン特典を適用した金額を値引き額として設定する。そして、これらの代金の合計を請求額として算出する。そして、第1制御部11は、クーポン特典の適用がない場合には、各商品の単価と、特典に応じた値引き額と、合計の請求額と、を示した伝票情報を生成する。第1制御部11は、クーポンの適用がある場合には、特典に応じた値引き額と、値引きが反映された、合計の請求額とを、示した伝票情報を生成する。次に、ステップS210において、第1制御部11は、伝票情報を会計装置30に送信し、さらに不図示のプリンタにおいて伝票情報を印刷する。以上で、クーポン管理処理が完了する。なお、会計装置30においては、伝票情報に従い会計処理が行われる。
例えば、注文商品がハンバーグセット、生姜焼きセット、及びフライドポテトであり、「C001」のクーポンが適用されたとする。この場合には、ステップS208において、ハンバーグセット及び生姜焼きセットの代金として、それぞれ1000円が設定され、フライドポテトの代金として300円が設定された上で、フライドポテトの値引き額300円が設定される。
以下において、クーポン管理処理の具体例について説明する。例えば、注文商品が、ハンバーグセットと、コーヒーであり、クーポンIDが「C002」であるとする。この場合には、ステップS204において、クーポンDB132において、C002に対応付けられた適用条件が確認される。そして、注文情報に示される注文日時が16時から18時の間の時刻の場合には、クーポン特典の適用ありと判断され、コーヒーの代金が50%引きに設定される。
また、注文商品が、モーニングメニュー表に含まれるモーニングAセットであり、クーポンIDが「C003」であるとする。この場合には、クーポン特典の適用ありと判断され、モーニングAセットに対して、10%の値引き金額が設定される。
なお、クーポンID「C001」には、「1グループ1つまで」の適用条件が対応付けられている。このため、注文情報に、複数のフライドポテトが含まれている場合でも、クーポン特典が適用されるのは、1つのフライドポテトのみとなる。また、適用条件として、1グループに対して5名までフライドポテト無料というように、1グループに含まれる利用客の人数に応じた適用条件が対応付けられている場合には、人数分のフライドポテトが無料となり、それ以上の個数が注文された場合には、それ以上の個数においては、無料は適用されない。
また、クーポンID「C002」の場合には、「16-18時」の適用条件が対応付けられている。このため、注文情報に、カテゴリ「ドリンク」の商品が含まれている場合でも、注文日時が20時など、適用条件を満たさない場合には、クーポン特典は適用されない。
以上のように、本実施形態の注文システム1においては、クーポンDB132において、クーポンと、クーポン特典が適用される商品と、クーポン特典と、が対応付けられている。これにより、自動で、クーポン特典を適用することができる。
以上の実施形態は、本発明を実施するための一例であり、他にも種々の実施形態を採用可能である。すなわち特許請求の範囲に記載された本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、以下に説明する種々の変形や変更が可能である。
そうした第1の変形例としては、本実施形態の管理装置に替えて、商品DB及びクーポンDBを備える装置と、クーポン管理処理を実行する装置と、を備えたクーポン管理システムを備えてもよい。このように、管理装置の処理を複数の装置が行うクーポン管理システムとして実現されてもよい。
第2の変形例としては、注文システムの管理装置は、複数の店舗それぞれにおけるクーポンの利用を管理してもよい。この場合には、注文システムは、各店舗で利用される注文端末装置と、各店舗で利用される会計装置を備える。そして、この場合の管理装置のクーポンDB1321においては、図6に示すように、クーポンIDに対して、さらに店舗IDが対応付けられている。これにより、管理装置は、クーポン特典の適用対象を店舗単位で管理することができる。
例えば、1段目に示すように、クーポンID「C001」が全店に対応付けられている場合には、クーポンID「001」のクーポンの適用は全店に対して有効となる。一方、クーポンID「C002」の場合は、店舗ID「R001」のみが対応付けられているため、クーポンID「C002」のクーポンは、店舗ID「R001」の店舗のみで有効となる。また、クーポンID「C003」は、店舗ID「R001~R010」に対応付けられている。これは、クーポンID「C003」のクーポンが、店舗ID「R001~R010」のそれぞれにより特定される複数の店舗で有効であることを示している。
第3の変形例としては、注文端末装置20の表示部23には、図7に示すように、メニュー画面400にクーポンボタン410が表示されてもよい。そして、接客者は、利用客からクーポンを提示された場合に、クーポンボタン410を選択する。クーポンボタン410が選択されると、クーポンDB132に登録される各クーポンが表示される。接客者がクーポンの種類を選択すると、第2制御部21は、選択されたクーポンの種類に対応付けられたすべての商品を一覧表示する。例えば、16-18時の時間帯において、「C002」のクーポンが提示された場合には、第2制御部21は、「G009」のドリンクカテゴリに属するすべてのドリンクを表示部23に一覧表示する。
第4の変形例としては、クーポンIDを取得するタイミングは、実施形態に限定されるものではない。他の例としては、会計装置30における会計時にクーポンが提示されてもよい。この場合には、注文時には、クーポンなしとして注文端末装置20から管理装置10に注文情報が送信される。そして、管理装置10においては、クーポン特典の適用のない伝票情報を生成し、これを会計装置30に送信する。そして、会計時に利用客からクーポンが提示された場合には、クーポンIDが会計装置30の不図示の入力部により入力され、管理装置10に送信される。そして、管理装置10においては、クーポンIDと、クーポンDB132と、を参照することで、クーポン特典の適用のある商品について、値引き、割引き、無料の清算を行い、新たに伝票情報を生成する。
また、他の例としては、第3の変形例において説明したように、会計装置30は、会計装置30の表示部(不図示)にクーポンボタンを表示し、利用されるクーポンが選択された場合にクーポン特典の適用可能な商品が一覧表示されてもよい。この場合、一覧表示された商品の中から適用する商品が選択されると、選択された商品に対してクーポン特典が適用される。
第5の変形例としては、クーポンが適用されるメニューは、飲食店で提供される商品に関するものに限定されるものではない。他の例としては、飲食店で提供される商品以外の商品に関するメニューに適用されてもよい。また、クーポンが適用されるメニューは、商品に限らず、カラオケの利用、マッサージサービス、などサービスに関するものであってもよい。また、クーポンの適用対象は、メニューに限らず、例えば、ハンバーグのソースなどのオプション等でもよい。また、商品分析の対象となるメニューグループをクーポンの適用対象として設定することも可能である。
第6の変形例としては、クーポンの管理方法は、実施形態に限定されるものではない。例えば、クーポンは、来店情報に対応付けて管理されてもよい。これにより、来店情報に対応したテーブルIDに対応する会計全体に対してクーポン特典を適用することができる。
第7の変形例としては、クーポンは、自動で適用されてもよい。例えば、一定期間に来店した利用客に一律にキャンペーン特典を適用する場合には、来店日時に基づいて、自動的に特典を適用することができる。
第8の変形例としては、クーポンの特典の適用回数は、無制限でもよく、制限があってもよいものとする。
第9の変形例としては、利用客の注文は、接客者が注文端末装置20を用いて行うのに替えて、利用客が注文装置を直接操作することにより行われてもよい。この場合、二次元コードの読み込みや、コード情報の入力により、クーポンを利用することができる。
さらに、本発明の手法は、プログラムや方法としても適用可能である。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、システムを制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのプログラムの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし半導体メモリであってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
1 注文システム
10 管理装置
11 第1制御部
12 第1通信部
13 記録媒体
20 注文端末装置
21 第2制御部
22 第2通信部
23 表示部
24 入力部
30 会計装置
131 商品DB
132 クーポンDB

Claims (6)

  1. 制御部と、
    記憶部と、
    を備え、
    前記記憶部は、
    複数のメニュー項目を、前記メニュー項目のカテゴリ、と、前記メニュー項目を含むメニュー表の種類と、に対応付けて記憶するメニュー記憶部と、
    複数のクーポンそれぞれが適用される前記メニュー項目、前記カテゴリ及び前記メニュー表の種類の何れかと、前記クーポンに応じて提供されるクーポン特典と、を、前記クーポンのクーポン識別情報に対応付けて記憶するクーポン記憶部を含み、
    前記制御部は、
    利用客により注文された注文メニュー項目と、前記利用客が利用する利用クーポンの前記クーポン識別情報と、を取得し、
    前記クーポン記憶部を参照し、前記注文メニュー項目、前記カテゴリ及び前記メニュー表の何れかが、前記クーポン記憶部において、前記利用クーポンの前記クーポン識別情報に対応付けられている場合に、前記利用クーポンの前記クーポン識別情報に対応付けられている前記クーポン特典を、前記注文メニュー項目に対して適用する、クーポン管理システム。
  2. 前記クーポン記憶部は、前記クーポン特典に対応付けて、前記クーポン特典の適用条件をさらに記憶し、
    前記制御部は、前記利用客による前記注文が前記適用条件を満たす場合に、前記利用クーポンに対応付けられている前記クーポン特典を適用する、請求項1に記載のクーポン管理システム。
  3. 前記クーポン特典は、前記メニュー項目に対する値引き、割引き又は無料提供であり、
    前記制御部は、前記注文メニュー項目が、前記利用クーポンに対応付けられている場合に、前記注文メニュー項目に対する代金として、値引き額又は無料を設定する、請求項1に記載のクーポン管理システム。
  4. 前記クーポン記憶部は、1つの前記クーポン識別情報に対して、1又は2以上のメニュー項目を対応付けて記憶する、請求項に記載のクーポン管理システム。
  5. 前記適用条件は、前記クーポン特典が適用される注文時間帯、前記利用客の人数及びメニュー項目の数量の上限の少なくとも1つを含む、請求項に記載のクーポン管理システム。
  6. クーポン管理装置で実行されるプログラムであって、
    前記クーポン管理装置の記憶部は、
    複数のメニュー項目を、前記メニュー項目のカテゴリ、と、前記メニュー項目を含むメニュー表の種類と、に対応付けて記憶するメニュー記憶部と、
    複数のクーポンそれぞれが適用される前記メニュー項目、前記カテゴリ及び前記メニュー表の種類の何れかと、前記クーポンに応じて提供されるクーポン特典と、を、前記クーポンのクーポン識別情報に対応付けて記憶するクーポン記憶部を含み、
    利用客が利用する利用クーポンのクーポン識別情報及び前記利用客により注文された注文メニュー項目を取得する取得ステップと、
    前記クーポン記憶部を参照し、前記注文メニュー項目、前記カテゴリ及び前記メニュー表の何れかが、前記クーポン記憶部において、前記利用クーポンの前記クーポン識別情報に対応付けられている場合に、前記利用クーポンの前記クーポン識別情報に対応付けられている前記クーポン特典を、前記注文メニュー項目に対して適用する適用ステップと
    を実行させるための、プログラム。
JP2022126398A 2022-08-08 2022-08-08 クーポン管理システム及びプログラム Active JP7278009B1 (ja)

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