JP7264924B2 - 投影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、投影装置に関する。
従来、画像を投影する装置がある。特許文献1には、表示光を出射する液晶表示パネルと、表示光が透過する透光性カバー部材と、を備えたヘッドアップディスプレイ装置が開示されている。特許文献1の透光性カバー部材は、ケースの開口部を塞ぐようにケースに接着された状態で第2基準軸に沿って湾曲して形成される。
特開2019-152795号公報
画像を投影する投影装置において、部品点数を少なくできることが望まれている。例えば、接着剤や接着テープを用いることなくカバーを筐体に固定できることができれば、部品点数の削減を実現できる。
本発明の目的は、少数の部品で構成可能な投影装置を提供することである。
本発明の投影装置は、表示光を外部に向けて通過させる開口が設けられた壁部を有する筐体と、透光性を有し、前記開口を外側から閉塞する板状のカバーと、を備え、前記壁部は、前記開口を挟んで互いに対向し、第一方向に沿って延在している一対の縁部と、一対の前記縁部のそれぞれに前記第一方向に沿って配置された複数の爪部と、を有し、一対の前記縁部は、前記筐体の内側に向けて湾曲しており、前記カバーは、複数の前記爪部に対応して配置された複数の貫通孔を有しており、前記爪部は、前記縁部から外側に向けて突出した基部と、前記基部の先端部から前記第一方向に沿って突出した押え部と、を有し、前記筐体は、前記貫通孔に挿入された前記押え部と、前記縁部と、の間に前記カバーを挟み込んで前記カバーを湾曲させた状態で保持することを特徴とする。
本発明に係る投影装置は、開口が設けられた壁部を有する筐体と、透光性を有し、開口を外側から閉塞する板状のカバーと、を有する。壁部は、第一方向に沿って延在している一対の縁部と、一対の縁部のそれぞれに第一方向に沿って配置された複数の爪部と、を有する。一対の縁部は、筐体の内側に向けて湾曲している。カバーは、複数の爪部に対応して配置された複数の貫通孔を有している。爪部は、基部と、基部の先端部から第一方向に沿って突出した押え部と、を有する。筐体は、貫通孔に挿入された押え部と、縁部と、の間にカバーを挟み込んでカバーを湾曲させた状態で保持する。本発明に係る投影装置は、少数の部品で構成できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る投影装置の斜視図である。 図2は、実施形態の投影装置が搭載された車両の概略構成図である。 図3は、実施形態に係る筐体の平面図である。 図4は、実施形態に係る筐体の側面図である。 図5は、実施形態に係る筐体の断面図である。 図6は、実施形態に係るカバーの平面図である。 図7は、筐体に対するカバーの取り付けを説明する平面図である。 図8は、筐体に対するカバーの取り付けを説明する断面図である。 図9は、筐体に対するカバーの取り付けを説明する平面図である。 図10は、筐体に対するカバーの取り付けを説明する断面図である。 図11は、筐体に対するカバーの取り付けを説明する平面図である。 図12は、筐体に対するカバーの取り付けを説明する断面図である。 図13は、筐体に固定されたカバーを示す側面図である。 図14は、異物の排出経路を示す断面図である。 図15は、覆い部の近傍を示す断面図である。 図16は、実施形態の変形例に係るカバーの平面図である。 図17は、実施形態の変形例に係る第一爪部および凹部の斜視図である。 図18は、実施形態の変形例に係る他の凹部の斜視図である。
以下に、本発明の実施形態に係る投影装置につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図15を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、投影装置に関する。図1は、実施形態に係る投影装置の斜視図、図2は、実施形態の投影装置が搭載された車両の概略構成図、図3は、実施形態に係る筐体の平面図、図4は、実施形態に係る筐体の側面図、図5は、実施形態に係る筐体の断面図、図6は、実施形態に係るカバーの平面図、図7,9,11は、筐体に対するカバーの取り付けを説明する平面図、図8,10,12は、筐体に対するカバーの取り付けを説明する断面図である。
図13は、筐体に固定されたカバーを示す側面図、図14は、異物の排出経路を示す断面図、図15は、覆い部の近傍を示す断面図である。図5には、図3のV-V断面が示されている。図8には、図7のVIII-VIII断面が示されている。図10には、図9のX-X断面が示されている。図12には、図11のXII-XII断面が示されている。図14には、図13のXIV-XIV断面が示されている。図15には、図14のXV-XV断面が示されている。
図1および図2に示すように、本実施形態の投影装置1は、筐体4およびカバー5を有する。筐体4は、本体2と、本体2に対して係合する蓋部材3と、を有する。本体2は、上方に向けて開口する開口部を有する。蓋部材3は、本体2の開口部を上方から閉塞する。
図2に示すように、本実施形態の投影装置1は、車両100に搭載される。投影装置1は、ヘッドアップディスプレイを構成する。投影装置1は、例えば、インストルメントパネル101の内部に配置される。インストルメントパネル101は、上方に向けて開口した開口101aを有する。開口101aは、車両上下方向Zにおいてウインドシールド102と対向している。
蓋部材3は、開口31が設けられた壁部30を有する。壁部30は、車両上下方向Zにおいて本体2の開口部と対向している。筐体4は、開口31を開口101aと対向させるように配置される。また、筐体4は、後述する第一方向D1が車両前後方向Xに沿うように設置される。投影装置1は、表示装置20、第一ミラー21、および第二ミラー22を有する。表示装置20、第一ミラー21、および第二ミラー22は、筐体4の内部に収容されている。表示装置20は、画像を表示する表示面を有する装置である。表示装置20は、例えば、TFT-LCD(Thin Film Transistor-Liquid Crystal Display)等の液晶表示装置である。
第一ミラー21は、表示装置20から出射される表示光70を第二ミラー22に向けて反射する。第一ミラー21は、例えば、平面ミラーである。第二ミラー22は、表示光70をウインドシールド102に向けて反射する。第二ミラー22の反射面の形状は、例えば、自由曲面である。第二ミラー22は、例えば、表示光70を拡大させる凹面ミラーである。
第二ミラー22によって反射された表示光70は、開口31および開口101aを通過し、ウインドシールド102によってドライバ200に向けて反射される。投影装置1は、表示光70によってドライバ200に対して虚像を表示させる。インストルメントパネル101には、筒状のベゼル103が設けられている。ベゼル103は、開口31から開口101aへ向かう表示光70の光路を囲む壁部である。
カバー5は、蓋部材3の開口31を閉塞する板状の部材である。カバー5は、例えば、ポリカーボネート(PC)やアクリル等の透光性を有する樹脂で形成される。カバー5は、例えば、無色透明であってもよく、有色透明であってもよい。カバー5の表面には、反射防止のコーティングがなされていてもよい。カバー5は、開口31を外側から覆い、開口31を閉塞する。例示されたカバー5は、上方から開口31を覆っている。
図1および図3に示すように、平面視における蓋部材3の形状は、略矩形である。以下の説明では、蓋部材3の一つの辺に沿った方向を「第一方向D1」と称し、この一つの辺と交差する辺に沿った方向を「第二方向D2」と称する。第一方向D1および第二方向D2は、例えば、直交している。例示された蓋部材3では、第一方向D1が短手方向であり、第二方向D2が長手方向である。
蓋部材3は、例えば、ポリプロピレンやABS等の合成樹脂によって形成される。図1および図3に示すように、蓋部材3は、開口31を挟んで対向する第一縁部32および第二縁部33を有する。第一縁部32および第二縁部33は、第一方向D1に沿って延在している。また、第一縁部32および第二縁部33は、第二方向D2において互いに対向している。
図1および図4に示すように、第一縁部32および第二縁部33は、筐体4の内側に向けて湾曲している。図4には、第一縁部32の側面図が示されている。第二縁部33の湾曲形状は、第一縁部32の湾曲形状と同様である。図4に示すように、第一縁部32は、側面視における形状が円弧形状または略円弧形状である支持面32aを有する。支持面32aは、筐体4の内側に向けて湾曲している。例示された支持面32aは、車両上下方向Zの下方に向けて湾曲している。支持面32aは、第一端部32cおよび第二端部32dを有する。第一端部32cは、支持面32aにおける第一方向D1の一方の端部である。第二端部32dは、支持面32aにおける第一方向D1の他方の端部である。
図4には、支持面32aの第一端部32cと第二端部32dとを結ぶ仮想線IL1が示されている。支持面32aの中央部32mは、仮想線IL1に対して下方に位置している。言い換えると、支持面32aは、中央部32mが仮想線IL1よりも本体2の近くに位置するように凹んでいる。支持面32aは、第二端部32dが第一端部32cよりも上方に位置するように傾斜している。
第一縁部32は、複数の凹部32bを有する。凹部32bは、支持面32aに対して筐体4の内側に向けて凹んでいる。複数の凹部32bは、第一方向D1に沿って間隔をあけて配置されている。例示された第一縁部32には、三つの凹部32bが配置されている。図5に示すように、凹部32bの底面32eは、第二方向D2に対して傾斜している。筐体4は、第二方向D2が車幅方向と一致するように車両100に搭載される。つまり、底面32eは、筐体4が車両100に搭載された状態において、水平方向に対して傾斜した傾斜面である。底面32eは、第二方向D2に沿って筐体4の外側へ向かうに従って下方へ向かうように傾斜している。従って、底面32eは、水等の液体を筐体4の側方の空間へ排出できるように傾斜している。
各凹部23bには、それぞれ一つの爪部6が設けられている。つまり、例示された第一縁部32には、三つの爪部6が配置されている。以下の説明では、第一端部32cに近い爪部6から順に、第一爪部6a、第二爪部6b、第三爪部6cと称する。
爪部6は、凹部32bの底面32eから上方へ向けて突出している。爪部6は、基部61と、押え部62と、を有する。基部61は、底面32eから筐体4の外側に向けて突出している。例示された爪部6は、底面32eから上方に向けて突出している。基部61は、例えば、鉛直方向に向けて底面32eから突出している。基部61の形状は、例えば、断面形状が略矩形の角柱形状である。
押え部62は、基部61の先端部から第一方向D1に沿って突出している。例示された筐体4において、各押え部62は、基部61から第一端部32cの側に向けて突出している。つまり、側面視における爪部6の形状は、基部61に対して押え部62が第一端部32cの側にむけて屈曲したL字状の形状である。押え部62は、例えば、底面32eと平行な方向に向けて突出している。押え部62の形状は、例えば、断面形状が略矩形の角柱形状である。押え部62は、凸部62aを有する。凸部62aは、底面32eに向けて***している。側面視における凸部62aの形状は、底面32eへ近づくに従って第一方向D1の幅が狭くなる三角形である。凸部62aは、例えば、底面32eにおける第一方向D1の中央部と対向している。押え部62は、凸部62aによってカバー5を支持する。
図4に示すように、第一爪部6aが有する押え部の長さL1は、第二爪部6bが有する押え部62の長さL2よりも大きく、かつ第三爪部6cが有する押え部62の長さL3よりも大きい。つまり、第一爪部6aの押え部62の長さL1は、第一爪部6a以外の爪部6b,6cが有する押え部62の長さL2,L3よりも大きい。なお、本実施形態では、長さL2および長さL3は等しい。
第一縁部32には、第一突起34が設けられている。第一突起34は、支持面32aに配置されており、支持面32aから上方に向けて突出している。第一突起34は、第一端部32cの近傍に配置されている。より詳しくは、第一突起34は、第一爪部6aが配置された凹部32bと、第一端部32cとの間に配置されている。例示された第一突起34の形状は、円柱形状である。
隣接する凹部32bの間は、仕切り壁32fによって仕切られている。仕切り壁32fの上面32gは、支持面32aの一部である。つまり、隣接する二つの凹部32b,32bは、凹部32b,32bの間に支持面32aを残すように形成されている。
図3に示すように、第二縁部33は、支持面33aおよび複数の凹部33bを有する。支持面33aの形状は、第一縁部32の支持面32aの形状と同様である。すなわち、支持面33aの形状は、筐体4の内側に向けて湾曲した湾曲形状である。支持面33aは、第一端部33cおよび第二端部33dを有する。第一端部33cは、第一方向D1において第一端部32cと同じ側に位置している。支持面33aは、第二端部33dが第一端部33cよりも上方に位置するように傾斜している。
複数の凹部33bは、第一方向D1に沿って間隔をあけて配置されている。例示された第二縁部33には、三つの凹部33bが配置されている。凹部33bの底面33eは、第二方向D2に対して傾斜している。底面33eは、第一縁部32から遠ざかるに従って下方へ向かうように傾斜している。従って、底面33eは、水等の液体を筐体4の側方の空間へ排出できるように傾斜している。
各凹部33bには、それぞれ一つの爪部6が設けられている。以下の説明では、第二縁部33の爪部6について、第一端部33cに近い爪部6から順に、第一爪部6d、第二爪部6e、第三爪部6fと称する。
爪部6は、凹部33bの底面33eから上方へ向けて突出している。第一爪部6dは、第二方向D2において第一爪部6aと対向する位置に配置されている。同様に、第二爪部6eおよび第三爪部6fは、それぞれ第二爪部6bおよび第三爪部6cと対向する位置に配置されている。
第二縁部33が有する爪部6は、第一縁部32の爪部6と同様に、基部61および押え部62を有する。押え部62は、基部61の先端部から第一方向D1に沿って突出している。各押え部62は、基部61から第一端部33cの側に向けて突出している。押え部62は、凸部62aを有している。第二縁部33が有する複数の爪部6において、第一爪部6dが有する押え部62の長さは、他の爪部6e,6fが有する押え部62の長さよりも大きい。第一爪部6dの押え部62の長さは、例えば、第一爪部6aの押え部62の長さL1と等しい。第二爪部6eの押え部62の長さおよび第三爪部6fの押え部62の長さは、例えば、第二爪部6bの押え部62の長さL2および第三爪部6cの押え部62の長さL3と等しい。
第二縁部33は、第一突起34を有する。第一突起34は、支持面33aに配置されており、支持面33aから上方に向けて突出している。第一突起34は、第一端部33cの近傍に配置されている。より詳しくは、第一突起34は、第一爪部6dが配置された凹部33bと、第一端部33cとの間に配置されている。第一突起34の形状は、例えば、円柱形状である。
第二縁部33は、第二突起35を有する。第二突起35は、支持面33aに配置されており、支持面33aから上方に向けて突出している。第二突起35は、第二端部33dの近傍に位置している。より詳しくは、第二突起35は、第三爪部6fが配置された凹部33bと、第二端部33dとの間に配置されている。第二突起35の形状は、例えば、円柱形状である。
図6に示すように、平面視におけるカバー5の形状は、略矩形である。カバー5は、第一縁部51および第二縁部52を有する。第一縁部51は、蓋部材3の第一縁部32に対応する縁部である。第二縁部52は、蓋部材3の第二縁部33に対応する縁部である。第一縁部51および第二縁部52は、カバー5が蓋部材3に取り付けられた状態において第一方向D1に延在する。第一縁部51および第二縁部52は、例えば、平行である。例示されたカバー5の長手方向では、第一縁部51および第二縁部52の延在する方向が短手方向である。
第一縁部51には、複数の貫通孔51aが形成されている。複数の貫通孔51aは、第一縁部51の延在方向に沿って間隔をあけて配置されている。隣接する貫通孔51a,51aの間隔は、第一縁部32の爪部6の間隔に対応している。例示された貫通孔51aの形状は、矩形である。貫通孔51aの幅および長さは、少なくとも対応する爪部6の押え部62が挿入可能な大きさである。第一爪部6aに対応する貫通孔51aの長さL4は、他の貫通孔51aの長さL5,L6よりも大きい。
第一縁部51には、位置決め孔51bが設けられている。位置決め孔51bは、第一縁部32に設けられた第一突起34に対応している。位置決め孔51bは、第一縁部51における第一方向D1の一端に配置されている。位置決め孔51bは、カバー5を貫通している貫通孔である。平面視における位置決め孔51bの形状は、第一方向D1と直交する方向が長軸となる長円である。
第二縁部52には、複数の貫通孔52aが形成されている。複数の貫通孔52aは、第二縁部52の延在方向に沿って間隔をあけて配置されている。隣接する貫通孔52aの間隔は、第二縁部33の爪部6の間隔に対応している。例示された貫通孔52aの形状は、矩形である。貫通孔52aの幅および長さは、少なくとも対応する爪部6の押え部62が挿入可能な大きさである。第一爪部6dに対応する貫通孔52aの長さは、他の貫通孔52aの長さよりも大きい。
第二縁部52には、位置決め孔52bが設けられている。位置決め孔52bは、第二縁部33に設けられた第一突起34に対応している。位置決め孔52bは、第二縁部52における第一方向D1の一端に配置されている。位置決め孔52bは、カバー5を貫通している貫通孔である。平面視における位置決め孔52bの形状は、第一方向D1と直交する方向が長軸となる長円である。
第二縁部52には、切欠き52cが形成されている。切欠き52cは、蓋部材3の第二突起35を案内し、蓋部材3に対してカバー5を位置決めする。切欠き52cは、カバー5の第一の辺54に配置されている。第一の辺54は、押え部62が突出している突出方向PDとは反対側を向く辺である。切欠き52cは、第一方向D1に沿って延在している。切欠き52cの幅は、第二突起35の外径よりもわずかに大きい。切欠き52cの奥部の形状は、第二突起35の形状に応じた円弧形状である。
ここで、蓋部材3に対するカバー5の取り付け方法について説明する。作業者は、図7および図8に示すように、蓋部材3に対してカバー5を位置付ける。より詳しくは、カバー5は、第一縁部51を蓋部材3の第一縁部32と対向させ、かつ第二縁部52を蓋部材3の第二縁部33と対向させるように位置付けられる。このときに、三つの貫通孔51aが蓋部材3の爪部6a,6b,6cとそれぞれ対向し、三つの貫通孔52aが蓋部材3の爪部6d,6e,6fとそれぞれ対向する。
作業者は、次に、図9および図10に示すように、第一爪部6a,6dを対応する貫通孔51a,52aに挿入する。作業者は、例えば、カバー5の第二の辺55に指を掛けて、貫通孔51a,52aの近傍の点51d,52dを蓋部材3に向けて押圧する。図10には、蓋部材3の第一縁部32およびカバー5の第一縁部51の断面が示されている。点51dが押圧されてカバー5が湾曲することにより、第一爪部6aが対応する貫通孔51aに挿入される。このときに、第二爪部6bおよび第三爪部6cの位置は、対応する貫通孔51aの位置に対してずれている。従って、第二爪部6bおよび第三爪部6cは、カバー5の裏面に当接する。
蓋部材3の第二縁部33およびカバー5の第二縁部52についても同様の状態となる。すなわち、第一爪部6dは対応する貫通孔52aに挿入され、第二爪部6eおよび第三爪部6fはカバー5の裏面に当接する。
作業者は、更に、カバー5を突出方向PDとは反対に向けてスライドさせる。これにより、カバー5は、第一爪部6a,6dの押え部62の下に入り込む。このときに、第二爪部6b,6eおよび第三爪部6c,6fは、カバー5の裏面と当接したままである。第一爪部6a,6dの押え部62は、カバー5を押えてカバー5を仮止めする。これにより、作業者は、カバー5を湾曲した状態に保ちやすくなる。よって、作業者が他の爪部6b,6c,6e,6fを貫通孔51a,52aに挿入させる作業が容易となる。
作業者は、更に、カバー5を突出方向PDとは反対に向けてスライドさせる。これにより、図11および図12に示すように、カバー5が第二爪部6b,6eの押え部62の下に入り込み、かつ第三爪部6c,6fの押え部62の下に入り込んでいく。図12には、カバー5が第二爪部6b,6eおよび第三爪部6c,6fの下側の空間に向けてスライドする様子が示されている。図11には、カバー5が第二爪部6b,6eおよび第三爪部6c,6fの下側に入り込んだ状態が示されている。
作業者は、更に、カバー5を突出方向PDとは反対に向けてスライドさせる。これにより、図13に示すように、カバー5が所定の保持位置で保持される。図13に示す保持位置において、蓋部材3は、貫通孔51aに挿入された押え部62と、第一縁部32と、の間にカバー5を挟み込んでカバー5を湾曲させた状態で保持する。より詳しくは、蓋部材3は、押え部62の凸部62aと、支持面32aと、の間にカバー5を挟み込む。カバー5は、支持面32aに沿って湾曲した状態で保持される。つまり、カバー5は、カバー5の弾性復元力によって支持面32aと押え部62との間で保持される。
なお、蓋部材3は、上記と同様に、第二縁部33と爪部6との間にカバー5を保持する。すなわち、保持位置において、蓋部材3は、貫通孔52aに挿入された押え部62と、第二縁部33と、の間にカバー5を挟み込んでカバー5を湾曲させた状態で保持する。より詳しくは、蓋部材3は、押え部62の凸部62aと、支持面33aと、の間にカバー5を挟み込む。カバー5は、支持面33aに沿って湾曲した状態で保持される。つまり、カバー5は、カバー5の弾性復元力によって支持面33aと押え部62との間で保持される。
保持位置では、図13に示すように、第一突起34がカバー5から突出する。図1に示すように、蓋部材3が有する二つの第一突起34は、位置決め孔51b,52bにそれぞれ挿入される。言い換えると、第一突起34は、位置決め孔51b,52bと係合する。第一突起34は、第一方向D1に沿ったカバー5の移動を規制し、カバー5を位置決めする。更に、保持位置では、図1に示すように、蓋部材3の第二突起35がカバー5の切欠き52cに入り込む。第二突起35は、第二方向D2に沿ったカバー5の移動を規制し、カバー5を位置決めする。カバー5は、所定の位置において蓋部材3によって保持され、蓋部材3に対して固定される。
本実施形態の投影装置1では、以下に説明するように、筐体4の内部への異物の侵入が抑制される。図14に示すように、爪部6と貫通孔51aとの隙間から、液体等の異物が凹部32bに落下する可能性がある。上記のように、凹部32bの底面32eは、筐体4の側方の空間へ向けて異物を排出するように傾斜している。よって、凹部32bに入った異物は、筐体4の側方へ排出される。また、凹部32bは、排出口を除く三方が壁によって囲まれている。よって、筐体4の内部への異物の侵入が適切に抑制される。同様に、爪部6と貫通孔52aとの隙間から侵入した異物は、凹部33bの底面33eによって筐体4の側方へ排出される。
また、本実施形態の投影装置1は、図15に示すように、カバー5の端面53を覆う覆い部36を有する。覆い部36は、蓋部材3の一部であり、第一縁部32および第二縁部33と一体に形成されている。カバー5の端面53は、第一の辺54に位置している端面である。カバー5が蓋部材3によって保持された状態において、端面53は、斜め上方を向く。
図4に示すように、覆い部36における第二方向D2の一端は、第一縁部32につながっている。また、覆い部36における第二方向D2の他端は、第二縁部33につながっている。つまり、覆い部36は、蓋部材3における第二方向D2の一端から他端まで連続している。
図15に示すように、覆い部36は、本体36aおよび傾斜部36bを有する。本体36aは、平板状の部分であり、略水平に延在している。傾斜部36bは、本体36aの先端から斜め下方に向けて延出している。第一方向D1に対する傾斜部36bの傾斜角度は、第一方向D1に対するカバー5の傾斜角度と同様である。カバー5が蓋部材3によって保持された状態において、傾斜部36bはカバー5の第一の辺54とオーバーラップしている。言い換えると、カバー5のうち、第一の辺54を有する端部は、傾斜部36bによって覆い隠される。
蓋部材3は、カバー5が蓋部材3に対して取り付けられる際に、第一の辺54が覆い部36の下方に入り込むように構成されている。より詳しくは、覆い部36の下方には、カバー5が進入可能な隙間が設けられている。カバー5が蓋部材3に対して取り付けられるときに、カバー5の端部は、第一縁部32および第二縁部33に沿ってスライドしながら覆い部36の下方に入り込む。
覆い部36は、迷光の発生を抑制するように構成されている。例えば、太陽光等の外光が端面53によって反射されてしまうと、迷光が発生して画像の視認性が低下することがある。これに対して、覆い部36は、外光に対して端面53を遮蔽し、迷光の発生を抑制することができる。
本実施形態の蓋部材3では、覆い部36が第一縁部32や第二縁部33と一体に形成されている。よって、端面53を遮光するための別部材が不要であり、部品点数が少なくなり、組み付け作業の作業性が向上する。また、カバー5の大きさを最小限として投影装置1の小型化を図ることができる。また、迷光を防ぐためにベゼル103の形状や深さを調節する必要がなく、車両100の側における意匠の制約がなくなる。なお、蓋部材3は、端面53を覆う覆い部36に加えて、第一縁部51および第二縁部52の端面を覆う覆い部を有していてもよい。
以上説明したように、本実施形態の投影装置1は、筐体4と、板状のカバー5と、を有する。筐体4は、開口31が設けられた壁部30を有する。開口31は、表示光70を外部に向けて通過させる。カバー5は、透光性を有し、開口31を外側から閉塞する。壁部30は、第一縁部32および第二縁部33と、複数の爪部6と、を有する。第一縁部32および第二縁部33は、開口31を挟んで互いに対向し、かつ第一方向D1に沿って延在している一対の縁部である。複数の爪部6は、第一縁部32および第二縁部33のそれぞれに第一方向D1に沿って配置されている。
第一縁部32および第二縁部33は、筐体4の内側に向けて湾曲している。カバー5は、複数の爪部6に対応して配置された複数の貫通孔51a,52aを有する。爪部6は、基部61および押え部62を有する。基部61は、第一縁部32および第二縁部33から外側に向けて突出している。押え部62は、基部61の先端部から第一方向D1に沿って突出している。筐体4は、貫通孔51a,52aに挿入された押え部62と、縁部32,33との間にカバー5を挟み込んでカバー5を湾曲させた状態で保持する。
本実施形態の投影装置1は、押え部62と縁部32,33との間にカバー5を挟み込んで保持する。よって、接着剤や接着テープを用いることなくカバー5を筐体4に対して固定することが可能である。従って、本実施形態の投影装置1は、部品点数の削減を可能とする。また、接着剤によってカバー5を筐体4に固定する場合、カバー5の材料として、接着剤と接触しても変形しにくい材料を選択する必要がある。つまり、カバー5の材料が制限されやすい。一方、本実施形態の投影装置1によれば、カバー5の材料が制限されにくい。
また、爪部6によってカバー5を保持することで、熱によるカバー5の伸縮を許容しやすい。例えば、接着剤によってカバー5が筐体4に対して固定されている場合、カバー5の伸縮によってカバー5に歪みが生じることがある。爪部6は、カバー5の伸縮を許容し、カバー5の歪みを抑制することができる。
本実施形態の投影装置1において、縁部32,33に沿って配置された複数の爪部6は、第一方向D1の端部に位置する一つの第一爪部6a,6dを有する。第一爪部6a,6dが有する押え部62の長さは、第一爪部6a,6d以外の爪部6が有する押え部62の長さよりも大きい。例えば、第一爪部6aの押え部62の長さL1は、他の爪部6の押え部62の長さL2,L3よりも大きい。よって、第一爪部6a,6dをカバー5に対する押え部として用いることが可能となり、組み付け作業の作業性が向上する。
本実施形態の第一爪部6a,6dは、突出方向PDの端部に位置している。突出方向PDは、押え部62が突出している方向である。このような構成により、作業者は、突出方向PDの一番先端に位置する第一爪部6a,6dによってカバー5を押えさせることができる。
本実施形態のカバー5は、第一の辺54を有する。第一の辺54は、突出方向PDとは反対側を向く辺である。筐体4は、カバー5が押え部62および縁部32,33によって保持されている状態で第一の辺54を覆う覆い部36を有する。よって、筐体4は、迷光の発生を抑制することができる。
本実施形態のカバー5は、位置決め孔51b,52bを有する。筐体4は、第一突起34を有する。第一突起34は、カバー5が押え部62および縁部32,33によって保持されている状態で位置決め孔51b,52bと係合する。このような構成により、カバー5の位置決めおよびカバー5の位置ずれの抑制が可能となる。
本実施形態のカバー5は、第一の辺54に設けられた切欠き52cを有する。筐体4は、切欠き52cを係止してカバー5を位置決めする第二突起35を有する。第二突起35は、例えば、第二方向D2において切欠き52cを係止する。このような構成により、カバー5の位置決めおよびカバー5の位置ずれの抑制が可能となる。
[実施形態の変形例]
図16は、実施形態の変形例に係るカバーの平面図である。蓋部材3に対してカバー5を組み付けるときのスライド方向は、実施形態で例示された方向には限定されない。図3を参照して説明すると、カバー5のスライド方向は、蓋部材3の第二端部32d,33dから第一端部32c,33cに向かう方向であってもよい。この場合の突出方向PDは、図3とは逆方向とされる。カバー5のスライド方向は、蓋部材3の長手方向に沿っていてもよい。この場合、図16に示すように、第一縁部51および第二縁部52は、カバー5の長手方向に沿った縁部である。貫通孔51a,52aは、カバー5の長手方向に沿って配置される。また、爪部6は、蓋部材3の長手方向に沿った縁部に配置される。
第一爪部6a,6dの位置は、実施形態で例示された位置には限定されない。例えば、上記実施形態では、第一爪部6a,6dが第一端部32c,33cの側の端部に位置していた。これに代えて、第一爪部6a,6dは、第二端部32d,33dの側の端部に位置していてもよい。例えば、第一爪部6a,6dの位置は、複数の爪部6の端の位置には限定されない。
爪部6の個数は、例示された個数には限定されない。例えば、第一縁部32および第二縁部33には、それぞれ一つの爪部6が配置されてもよい。この場合、一つの爪部6は、第一方向D1におけるカバー5の中央部を支持するように配置されてもよい。カバー5の両端部は、例えば、支持面32a,33aによって支持される。第一縁部32および第二縁部33には、それぞれ四つ以上の爪部6が配置されてもよい。
複数の爪部6の間隔は、例示された間隔には限定されない。複数の爪部6は、例えば、基部61が等間隔で並ぶように配置されてもよい。第一爪部6a,6dは、その他の爪部6とは異なる間隔で配置されてもよい。例えば、第一爪部6a,6dから第二爪部6b,6eまでの間隔は、第二爪部6b,6eから第三爪部6c,6fまでの間隔と異なっていてもよい。複数の爪部6は、筐体4の形状に応じて、組み付け性が良好となるように配置される。
上記実施形態では、第一爪部6a,6dの押え部62の長さが、他の爪部6の押え部62の長さよりも大きかったが、これには限定されない。例えば、全ての押え部62の長さが等しくてもよい。
第一爪部の押え部62は、他の爪部6の押え部62よりも短くされてもよい。図17は、実施形態の変形例に係る第一爪部および凹部の斜視図、図18は、実施形態の変形例に係る他の凹部の斜視図である。図17に示す第一爪部6gは、上記実施形態の第一爪部6aの変形例である。第一爪部6gが有する押え部62の長さL11は、第二爪部6bの押え部62の長さL2および第三爪部6cの押え部62の長さL3の何れよりも短い。第一爪部6gが配置された凹部32bの長さL21は、第一爪部6aが配置された凹部32bの長さと同じであってもよい。この場合、長さL21は、第二爪部6bおよび第三爪部6cが配置された凹部32bの長さよりも長い。
図17に示すように第一爪部6gの押え部62が短くされる場合、対応する貫通孔51aの長さも短くされてもよい。例えば、第一爪部6gに対応する貫通孔51aの長さL4(図6参照)は、他の貫通孔51aの長さL5,L6の何れよりも小さくされる。
なお、第一爪部6gが配置される凹部32bの長さは、第一爪部6gの押え部62の長さL11に応じて設定されてもよい。図18に示す凹部32bの長さL22は、第二爪部6bおよび第三爪部6cが配置された凹部32bの長さよりも短い。このように、凹部32bの長さは、凹部32bに配置される押え部62の長さに応じて設定されてもよい。凹部32bの長さは、例えば、対応する貫通孔51aの長さL4,L5,L6に応じて定められる。すなわち、凹部32bの長さは、貫通孔51aから侵入する異物を凹部32bによって排出できるように定められる。
第二縁部33の第一爪部6dが有する押え部62の長さは、第一爪部6gの押え部62の長さL11と同じであってもよい。第一爪部6dが配置された凹部32bの長さは、長さL21と同じであっても、長さL22と同じであってもよい。
第一突起34の個数および第二突起35の個数は、例示された個数には限定されない。例えば、第二突起35は、第二縁部33に加えて、第一縁部32に設けられてもよい。この場合、カバー5には、二つ切欠き52cが設けられる。
投影装置1は、所謂ヘッドアップディスプレイには限定されない。筐体4およびカバー5の構成は、画像を投影する様々な装置に適用可能である。
上記の実施形態および変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 投影装置
2 本体
3 蓋部材
4 筐体
5 カバー
6 爪部
6a:第一爪部、 6b:第二爪部、 6c:第三爪部
6d:第一爪部、 6e:第二爪部、 6f:第三爪部
6g:第一爪部
20:表示装置、 21:第一ミラー、 22:第二ミラー
30:壁部、 31:開口、 32:第一縁部
32a:支持面、 32b:凹部、 32c:第一端部、 32d:第二端部
32e:底面、 32f:仕切り壁、 32g:上面
33:第二縁部
33a:支持面、 33b:凹部、 33c:第一端部、 33d:第二端部
33e:底面
34:第一突起、 35:第二突起、 36:覆い部
51:第一縁部、 51a:貫通孔、 51b:位置決め孔
52:第二縁部、 52a:貫通孔、 52b:位置決め孔、 52c:切欠き
53:端面、 54:第一の辺、 55:第二の辺
61:基部、 62:押え部、 62a:凸部
70 表示光
100:車両、 101:インストルメントパネル、 102:ウインドシールド
103:ベゼル
200 ドライバ
D1:第一方向、 D2:第二方向、 Z:車両上下方向、 PD:突出方向

Claims (7)

  1. 表示光を外部に向けて通過させる開口が設けられた壁部を有する筐体と、
    透光性を有し、前記開口を外側から閉塞する板状のカバーと、
    を備え、
    前記壁部は、前記開口を挟んで互いに対向し、第一方向に沿って延在している一対の縁部と、一対の前記縁部のそれぞれに前記第一方向に沿って配置された複数の爪部と、一対の前記縁部のそれぞれに設けられ、かつ前記筐体の内側に向けて凹んだ複数の凹部と、を有し、
    一対の前記縁部は、前記筐体の内側に向けて湾曲しており、
    前記カバーは、複数の前記爪部に対応して配置された複数の貫通孔を有しており、
    前記爪部は、前記縁部から外側に向けて突出した基部と、前記基部の先端部から前記第一方向に沿って突出した押え部と、を有し、
    前記筐体は、前記貫通孔に挿入された前記押え部と、前記縁部と、の間に前記カバーを挟み込んで前記カバーを湾曲させた状態で保持し、
    前記凹部は、前記第一方向と直交する第二方向に沿って前記筐体の外側へ向かうに従って下方へ向かうように傾斜した底面と、異物を前記筐体の側方に排出する排出口と、を有する
    ことを特徴とする投影装置。
  2. 前記縁部に沿って配置された複数の前記爪部は、前記第一方向の端部に位置する一つの第一爪部を有し、
    前記第一爪部が有する前記押え部の長さは、前記第一爪部以外の前記爪部が有する前記押え部の長さよりも大きい
    請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記第一爪部は、前記押え部が突出している突出方向の端部に位置する
    請求項2に記載の投影装置。
  4. 前記カバーは、前記押え部が突出している突出方向とは反対側を向く辺である第一の辺を有し、
    前記筐体は、前記カバーが前記押え部および前記縁部によって保持されている状態で前記第一の辺を覆う覆い部を有する
    請求項1から3の何れか1項に記載の投影装置。
  5. 前記カバーは、位置決め孔を有し、
    前記筐体は、前記カバーが前記押え部および前記縁部によって保持されている状態で前記位置決め孔と係合する第一突起を有する
    請求項1から4の何れか1項に記載の投影装置。
  6. 前記カバーは、前記押え部が突出している突出方向とは反対側を向く辺である第一の辺に設けられた切欠きを有し、
    前記筐体は、前記切欠きを係止して前記カバーを位置決めする第二突起を有する
    請求項1から5の何れか1項に記載の投影装置。
  7. 表示光を外部に向けて通過させる開口が設けられた壁部を有する筐体と、
    透光性を有し、前記開口を外側から閉塞する板状のカバーと、
    を備え、
    前記壁部は、前記開口を挟んで互いに対向し、第一方向に沿って延在している一対の縁部と、一対の前記縁部のそれぞれに前記第一方向に沿って配置された複数の爪部と、を有し、
    一対の前記縁部は、前記筐体の内側に向けて湾曲しており、
    前記カバーは、複数の前記爪部に対応して配置された複数の貫通孔を有しており、
    前記爪部は、前記縁部から外側に向けて突出した基部と、前記基部の先端部から前記第一方向に沿って突出した押え部と、を有し、
    前記筐体は、前記貫通孔に挿入された前記押え部と、前記縁部と、の間に前記カバーを挟み込んで前記カバーを湾曲させた状態で保持し、
    前記カバーは、前記押え部が突出している突出方向とは反対側を向く辺である第一の辺を有し、
    前記筐体は、前記カバーが前記押え部および前記縁部によって保持されている状態で前記第一の辺を覆う覆い部を有する
    ことを特徴とする投影装置。
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