JP7264579B2 - 使い捨てマスク - Google Patents

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Description

本発明は、使い捨てマスクに関する。
従来、使い捨てマスクは公知である。例えば、特許文献1には、マスク本体と、マスク本体の両側縁から環状に延びる一対の耳掛け部とを含む使い捨てマスクが開示されている。
特開2011-182810号
特許文献1に開示された使い捨てマスクにおいては、マスク本体の口鼻覆い部がマスク本体を形成するシートをプリーツ状に折り重ねて形成した複数の襞部を有することから、装着時に襞部の上下方向へ伸展可能な伸展域を伸展することによって、装着者の口部及び鼻部の全体を被覆することができる。
かかるマスクにおいては、マスク本体の上下端縁が幅方向へ直線状に延びた形状を有することから、装着前の状態において、襞部の伸展域が位置するマスク本体の中央域とその両側に位置する襞部が固定された両側域との縦寸法は同じであって、装着する際に、伸展域が伸展されて中央域の縦寸法が大きくなる。装着者が子供であって、顎が丸くて比較的に小さい場合には、マスク本体の中央域が下方へ延出して装着者の顎下からさらに喉元に向かって延出してしまい、装着者に不快感を与えてしまうおそれがある。かかる事態を避けるために、マスク本体全体の縦寸法を小さくした場合には、装着者の口部及び鼻部を十分に被覆することができないおそれがある。
本発明は、従来の使い捨てマスクの改良であって、マスク本体によって装着者の口部及び鼻部を十分に被覆することができるとともに、顎下の適正な位置にフィットすることのできる使い捨てマスクの提供を課題にしている。
前記課題を解決するために、本発明は、上下方向及び幅方向を有し、マスク本体と、前記マスク本体の両側縁から延びる一対の耳掛け部とを含む使い捨てマスクに関する。
本発明に係る使い捨てマスクは、前記マスク本体は、幅方向へ直線状に延びる上端縁と、前記マスク本体を形成する本体シートをプリーツ状に折り重ねて形成された複数の襞部とを含み、前記マスク本体の下端縁は、上方へ凸曲した中央部分を有し、着用状態において、前記下端縁がほぼ直線状の状態になることを特徴とする。
本発明に係る使い捨てマスクは、以下の好ましい実施態様を含む。
(1)前記下端縁の前記中央部分は、前記幅方向において前記一対の耳掛け部の下固定端間に位置し、前記中央部分のうちで最も上方に位置する最上部位が前記耳掛け部の前記下固定端の上縁よりも下方に位置する。
)前記マスク本体に前記一対の耳掛け部の前記下固定端を固定するための下固着部をさらに有し、前記下固着部の一部と前記マスク本体の前記両側縁から内側へ向かって前記幅方向へ延びる横断シール部の一部とが互いに重なる。
)前記中央部分の両端間を結んで前記幅方向へ直線状に延びる仮想線と前記最上部位との前記上下方向における離間寸法は、5~15mmである。
)前記襞部は、前記上下方向において順に並ぶ第1襞部、第2襞部、第3襞部及び第4襞部を有し、前記第2襞部と前記第3襞部とによって断面略Ω状の折曲域が形成されており、前記折曲域のうちの前記本体シートが折り重ねられていない中央部分と、前記第3襞部の前記マスク本体の外面において前記幅方向へ延びる外折曲部位と前記第4襞部の前記マスク本体の内面において前記幅方向へ延びる内折曲部位との間には、サイドシール域を形成するサイド接合部が配置されていない。
)前記襞部は、前記マスク本体の前記上下方向の寸法を2等分する横断中心線よりも上方に位置する上方襞部を有し、前記上方襞部には、その伸展を抑制するための前記幅方向において互いに対向する一対の襞調整手段が配置される。
本発明に係る使い捨てマスクによれば、マスク本体が、本体シートをプリーツ状に折り重ねて形成された複数の襞部を含み、マスク本体の下端縁は、上方へ凸曲した中央部分を有することから、装着状態において、マスク本体が装着者の顔面にフィットされるとともに、マスク本体の下端縁が顎下の適正な位置において幅方向へ延びることから、顎部をしっかりと被覆しつつ装着者に不快感を与えることはない。
図面は、本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本発明の第1実施形態に係る使い捨てマスクを正面から視た平面図。 マスク本体の拡大平面図。 (a)図2のIII-III(a)線に沿って切断し、マスクの一方側部側を外面から視た斜視図、(b)図3(a)の一点鎖線IV(b)で囲んだ領域の一部拡大図。 装着状態におけるマスクの側面図。 装着状態において、マスクを下方から視た図。 第2実施形態に係る使い捨てマスクの平面図。 装着状態における、第2実施形態に係る使い捨てマスクの縦断面図。 第3実施形態に係る使い捨てマスクの平面図。
下記の実施の形態は、図1~図8に示す使い捨てマスク10に関し、発明の不可欠な構成ばかりではなく、選択的及び好ましい構成を含む。
<第1実施形態>
図1~図4を参照すると、本発明の使い捨てマスクの一例として示す、第1実施形態に係るマスク10は、上下方向(縦方向)Y及び幅方向Xを有し、肌対向面(内面)及びそれに対向する非肌対向面(外面)と、上下方向Yの寸法を2等分する横断中心線Qと、マスク本体20と、マスク本体20の両側縁20c,20dから延びる一対の環状の耳掛け部30とを含む。
マスク本体20は、本体シートから形成されており、幅方向Xへ直線状に延びる上端縁20aと、幅方向Xへ延びる下端縁20bと、上下端縁20a,20b間において上下方向Yへ延びる両側縁20c,20dとを有する。また、マスク本体20は、上端縁20aに沿って幅方向Xへ延びる上端部21と、下端縁20bに沿って幅方向Xへ延びる下端部22と、上端部21と下端部22との間に位置する口鼻覆い部23とを有する。マスク本体20は、さらに、上下端縁20a,20bと両側縁20c,20dとが交差する曲状の隅部24を有する。隅部24が、先鋭状ではなく曲状を有することによって、装着者の顔面が隅部24に触れても刺激を与えることはない。
マスク本体20の下端縁20bは、上方へ緩やかに湾曲した形状を有する。具体的には、下端縁20bは、下方へ凸曲した形状を有する隅部24間において幅方向Xへ延び、かつ、上方へ凸曲した形状を有する中央部分25を有する。中央部分25の両端25a,25bは、中央部分25の幅方向Xの起点となる部位であり、隅部24の外形ラインと上方へ湾曲する外形ラインとの交点であって、中央部分25の長さ寸法L2は、両端25a,25b間における上方へ湾曲する外形ラインの長さを有する。このように、下端縁20bの中央部分25が上方へ凸曲した形状を有することによって、マスク本体20の下端部22の中央部分も同様に上方へ凸曲した形状を有するといえる。なお、隅部24は、下方へ凸曲した形状を有しているが、例えば、角状であって、下端縁20bの一部を形成する部分が幅方向Xへほぼ直線状に延びた形状を有していてよく、かかる場合には、下端縁20bの中央部分25が上方へ凸曲した形状、幅方向Xにおいてその両側に位置する部分が直線状の両側部分となる。
ここで、横断中心線Qは、マスク本体20の上下方向Yの寸法を2等分するものであるところ、本実施形態のように、下端縁20bが上方へ凸曲した形状を有する場合には、マスク本体20において縦方向Yの寸法が一定ではないといえる。横断中心線Qとは、マスク本体20のうちで最も上方に位置する部位と最も下方に位置する部位との離間寸法を2等分するものであって、本実施形態においては、上下方向Yへ並行して延びる両側縁20c,20dの上下方向Yの寸法を2等分するものといえる。
マスク10は、大人と子供等の年齢的及び性別の区別なく、老若男女に制限なく使用することができ、例えば、マスク本体20の上下方向Yの寸法W1は、75~100mm、幅方向Xの寸法L1は、115~185mmである。ただし、好ましくは、6~9歳迄の低年齢層を対象とした、いわゆる子供用のマスクとして使用されるものであって、マスク10が、子供用である場合には、マスク本体20の上下方向Yの寸法(両側縁20c,20dの長さ寸法)W1は、75~95mm、幅方向Xの寸法(上下端縁20a,20bの長さ寸法)L1は、115~135mmである。
下端縁20bの中央部分25は、このように、上方へ湾曲した形状を有することから、中央部分25が幅方向Xへ直線状に延びていた場合の長さ寸法、すなわち、両端25a,25bを直線で結んだ仮想線K1の長さ寸法L3に比して、その長さ寸法L2は大きくなる。具体的には、例えば、子供用のマスク10において、仮想線K1の長さ寸法L3が、105~125mmである場合において、中央部分25の長さ寸法L2は、110~133mmであって、長さ寸法L3よりも約5~8mm長くなる。
図4(b)を参照すると、マスク本体20を形成する本体シートは、肌対向面側に位置する内層シート41と、非肌対向面側に位置する外層シート42と、内外層シート41,42間に位置する中間層シート43とから構成されている。内外層シート41,42及び中間層シート43は、例えば、熱融着性繊維を含む質量10~40g/mの通気性を有する繊維不織布シートであって、メルトブローン繊維不織布、スパンボンド繊維不織布、SMS繊維不織布及びエアスルー繊維不織布等の各種公知の繊維不織布の他に、ガーゼ、木綿布等の良好な通気性を有するシート材料から形成することができる。中間層シート43としては、微粒子の通過を阻止するフィルター機能を備えた不織布を用いることが好ましい。
本実施形態のマスク本体20においては、例えば、外層シート42として質量20~45g/mのスパンレース不織布又はスパンボンド不織布、中間層シート43として質量20~30g/mのメルトブローン不織布、内層シート41として質量20~30g/mのスパンボンド不織布を用いている。また、マスク本体20は、図示例のほかに、2層又は3層以上のシートの積層体から形成してもよく、例えば、内外層シート41,42の間に微粒子のフィルター機能を備えるほかに、抗菌剤、芳香剤等を含む複数の中間層シート43を介在させてもよい。
マスク本体20は、上端部21において、内層シート41の一部と中間層シート43の一部とを外層シート42の上端縁を介してマスク本体20の外面かつ下方へ向かって折り曲げて形成された上折曲部分26と、下端部22において、外層シート42の一部をマスク本体20の下端縁20bに沿ってマスク本体20の外面かつ上方へ向かって折り曲げて形成された下折曲部分27とを有する。
内外層シート41,42及び中間層シート43は、マスク本体20の外周縁に沿って断続的に延びる外周シール域50によって互いに接合されている。外周シール域50は、マスク本体20の上端縁20aに沿って幅方向Xへ断続的に延びる2条のラインからなる上側シール域51と、下端縁20bに沿って幅方向Xへ断続的に延びる下側シール域52と、両側縁20c,20dに沿って上下方向Yへ断続的に延びるサイドシール域53とを有する。
外周シール域50は、断続的に配置された複数の接合部において内外層シート41,42及び中間層シート43を互いに溶着する溶着シールラインであって、各シート41-43は、外周シール域50においてのみ接合され、他の部分において互いに接合されていない。したがって、各シート41-43の内面全体が互いに接合されている場合に比して、マスク10全体は柔軟性及び通気性に優れる。
上側シール域51と下側シール域52を形成する接合部51a,52aは、幅方向へ長い略楕円形状である。一方、サイドシール域53は、大小の略星形状の接合部53a,53bと略円形状の接合部53cとから形成されている。上下側シール域51,52と異なり、サイドシール域53が、デザイン化された複数の接合部53a~53cから形成されていることによって、マスク10はその正面視及び側面視において、外周シール域50全体が単に略円形又は略楕円形の接合部のみから構成されている場合に比べて、意匠性に優れる。また、サイドシール域53は、マスク本体20の一方側縁20cに配置されたサイド接合部53a~53cと他方側縁20dに配置されたサイド接合部53a~53cとが、ほぼ対称に配置されていることから、統一性のあるデザインを有する。
上側シール域51の2条のシールライン間には、幅方向Xへ延びる弾性帯片(ノーズフィット)16が配置されている。弾性帯片16は、外層シート42と上折曲部分26との間に介在されており、具体的には、上側シール域51を形成する2つのシールライン間に形成された筒状の空間内に挟持固定されている。弾性帯片16の両端の幅方向Xの外側には、弾性帯片16の幅方向Xへの移動を規制するための接合部51bが配置されている。
耳掛け部30は、不織布や織布、プラスチックフィルム、ゴムひも、織り紐などの各種公知の弾性材料から形成されており、マスク本体20の上端部21と下端部22に位置する一対の上下固定端31,32と、上下固定端31,32間において環状に延びる自由部33とを有する。耳掛け部30の上固定端31は、マスク本体20の上端部21の外面において上固着部17を介して固定され、下固定端32は、マスク本体20の下端部22の外面において下固着部18を介して固定されている。本実施形態においては、耳掛け部30として、幅寸法4~8mmの織り紐が使用されている。このように、ゴムひもではなく、比較的に幅広の織り紐を使用することによって、装着者の耳部に優しく当たってゴム痕が付くことはなく、また、子供の装着者が乱雑に扱っても破断したり伸び切ってしまったりすることはない。
上下固着部17,18は、耳掛け部30の上下固定端31,32よりもひとまわり大きく、網目状のエンボスパターンからなる略矩形状を有し、上下固定端31,32をマスク本体20に接着又は溶着している。上下固着部17,18が、耳掛け部30の上下固定端31,32の外形よりも大きいことによって、上下固定端31,32は、マスク本体20に対して所要の剥離強度を有し、装着中にそれを剥離しようとする力が作用しても、容易に剥離することはない。
また、上下固着部17,18の一部は、上下側シール域51,52を形成する接合部51a,52aと重なっており、かかる互いに重なり合う部分においてより接合強度が高くなっている。また、耳掛け部30の上下固定端31,32は、上下固着部17,18によってマスク本体20の非肌対向面に固定されている。このように、耳掛け部30の自由部33の両端部分である上下固定端31,32が、マスク本体20の非肌対向面に固定されていることによって、装着状態において、上下固定端31,32がマスク本体20を顔面に押し当てるように作用し、それがマスク本体20の内面側に固定されている場合に比して、マスク本体20の顔面への密着性を向上させることができる。
下側シール域52の両側の上方には、幅方向Xへ断続的に延びる横断シール部67が配置される。横断シール部67は、下折曲部分27の上端縁部を固定するためのものであって、幅方向Xへ直線状に延びる横断シール部67と下端縁20bに沿って上方へ湾曲して延びる下側シール域52との間に位置する領域80には、それらに囲まれるように、下固着部18を介して耳掛け部30の下固定端32がマスク本体20の外面に取り付けられている。横断シール部67は、幅方向Xへ間隔を空けて配置された複数の接合部67aから形成されており、該接合部67aの一部が、下固着部18と互いに重なっている。このように、横断シール部67の接合部67aと下固着部18とが互いに重なり合うことよって、下固着部18において局所的により剛性の高い部分が形成され、耳掛け部30の下固定端32を介してより安定してマスク本体20を顔面に押し当てることができる。
図2及び図3を参照すると、マスク本体20の口鼻覆い部23は、本体シートをプリーツ状に折り曲げて形成された幅方向Xへ延びる複数の襞部(プリーツ)60を有する。襞部60は、マスク本体20の上端縁20a側から下端縁20b側へ順に並ぶ、第1襞部61、第2襞部62、第3襞部63、第4襞部64を有する。
各襞部61~64は、プリーツ状に折り曲げられていることによって、マスク本体20の外面側と内面側とにおいて上下に異なる方向へ折り曲げられており、第1襞部61は、外面側に位置して上方へ凸となる外折曲部位61Aと、内面側に位置して下方へ凸となる内折曲部位61B、第2襞部62は、外面側に位置して上方へ凸となる外折曲部位62A,内面側に位置して下方へ凸となる内折曲部位62B、第3襞部63は、外面側に位置して下方へ凸となる外折曲部位63A、内面側に位置して上方へ凸となる内折曲部位63B、第4襞部64は、外面側に位置して下方へ凸となる外折曲部位64A、内面側に位置して上方へ凸となる内折曲部位64Bをそれぞれ有する。
本明細書において、襞部60のうちの横断中心線Qよりも上方に位置する襞部を上方襞部、横断中心線Qよりも下方に位置する襞部を下方襞部ともいう。本実施形態においては、第1及び第2襞部61,62が上方襞部、第3及び第4襞部63,64が下方襞部となるが、上方襞部が1つ又は2つ以上の襞部であってもよいし、下方襞部が1つ又は2つ以上の襞部であってもよい。本実施形態のマスク本体20においては、外面側において、第2襞部62が上方へ凸曲し、それと対向する第3襞部63が下方へ凸曲した形状を有することによって、マスク本体20の中央部には断面Ω状に折り曲げられた折曲域が形成されており、装着したときに比較的に大きな内部空間を形成することができる。
第1~第4襞部61~64においては、サイドシール域53で本体シートの折り畳まれた状態が維持されて非伸展域であるのに対し、サイドシール域53を構成するサイド接合部53a~53c間の領域が上下方向へ伸展可能な伸展域となる。具体的には、各襞部61~64に位置するサイド接合部53a~53cのうちで最も幅方向Xの内側に位置するサイド接合部53a~53cの内側縁間の領域が伸展域となる。例えば、第4襞部64においては、最も幅方向Xの内側に位置するサイド接合部53a間の領域が伸展域となる。
図3を参照すると、サイド接合部53a~53cは、第2襞部62と第3襞部63との間に位置する中央部分であって、本体シートが折り重ねられていない非折重部分55と、第3襞部63の外折曲部位63Aと第4襞部64の内折曲部位64Bとの間の部分56とには、サイド接合部53a~53cが配置されていない。これらの部分55,56にサイド接合部53a~53cが配置されていないことによって、耳掛け部30による後方への引張力によってこれらの部分55,56を起点としてマスク本体20の両側縁部を折れ曲げることができる。このように、マスク本体20の両側縁部の折れ曲がりの起点をコントロールすることによって、マスク本体20を装着者の顔面形状に沿わせることができる。
図2を参照すると、マスク本体20は、説明の便宜上、幅方向Xにおいて中央域14とその両側に位置する両側域15とに区分されている。中央域14は、第1~第4襞部61~64の伸展域が位置し、装着状態において完全に伸展することが可能な領域を意味する。一方、両側域15は、中央域14とマスク本体20の両側縁20c,20dとの間に位置する領域であって、サイドシール域53を含む、装着状態においても完全に外折曲部位61A~64Aが伸展できない領域を意味する。マスク10の装着状態において、マスク本体20の中央域14は、装着者の顔面の縦長さ(鼻部から顎下までの長さ)に合わせて襞部60の伸展域が伸展することによってその縦寸法(上下方向Yの寸法)が大きくなる一方、両側域15では外折曲部位61A~64Aが完全には伸展されないので、装着前に比べて僅かに伸展するのみである。
かかるマスク10を装着するときには、耳掛け部30を耳部に掛け回した後に、マスク本体20の下端部22を下方へ引っ張って、複数の襞部60を伸展する。このとき、耳掛け部30によってマスク本体20の上下端部21,22が顔面に接触した状態で第1~第4襞部61~64が下方へ引っ張られて各伸展域が伸展されて、マスク本体20の中央域14の縦寸法が大きくなる。
図2に示した仮想線K1のように、マスク本体20の下端縁20bの中央部分25が幅方向Xへ直線状に延びている場合には、装着前の状態において、マスク本体20の中央域14の縦寸法と両側域15の縦寸法とは同じである。例えば、装着者が子供であって、顎が丸くて比較的に小さい場合には、マスク本体20の襞部60を伸展したときに、幅方向Xへ直線状に延びる中央部分25がその両側部分よりも下方へ延び、すなわち、マスク本体20の中央域14の縦寸法が両側域15の縦寸法よりも大きくなることによって、顎下でダブついてしまい、マスク本体20の下端部22が十分にフィットせずに隙間が生じることがあった。また、かかるダブつきを解消するために、下端部22をさらにひっぱったときには喉元に近くなるので、特に子供の装着者に対して、不快感を与えるおそれがある。
図6を参照すると、本実施形態に係る使い捨てマスク10では、マスク本体20の下端縁20bが上方へ湾曲した中央部分25を有することによって、伸展される前にマスク本体20の中央域14の縦寸法が小さくなるように調整されていることから、伸展してその縦寸法が大きくなったときに下端部22がダブつくことなく、下端縁20bがほぼ直線状の状態で顎下にフィットされる。
図4においては、非装着状態において、仮想線K1と、中央部分25が仮想線K1に沿うように幅方向Xへ直線状に延びていた場合におけるマスク本体20の側縁20dを表す仮想線K2とを二点鎖線で示している。中央部分25が仮想線K1に沿う直線状の場合には、マスク本体20の幅方向Xの寸法に大きな変化はないので、下端部22が横に広げられることはない。一方、本実施形態に係るマスク10においては、非装着状態において、下端縁20bの中央部分25が上方へ凸曲した形状を有しているが、装着状態において各襞部61~64の伸展域が伸展して、中央部分25が幅方向Xへ直線状に変形することによって、下端部22は、上端部21及び口鼻覆い部23よりもその幅寸法が大きくなる。したがって、両側縁20dは仮想線K2よりも外側に位置し、下端部22は横に拡がったような態様で装着者の顎部近傍を広く覆うことができる。このように、装着者の顎下に適正に位置し、かつ顎部近傍を広く面状に覆うことによって、下端部22をより安定して顔面にフィットさせることができるといえる。
図2を参照すると、装着時に下端縁20bの中央部分25がほぼ直線状となるように下端部22が下方へ引っ張られるためには、中央部分25の一部が耳掛け部30の下固定端32間に位置することが好ましい。中央部分25の一部が下固定端32間に位置することによって、顔面に押し当てられた下固定端32を起点としてそれらの間に位置する中央部分25を含む湾曲状の部分を下方へ効果的に引き下げることができる。また、中央部分25のうちで最も上方に位置する最上部位25cが耳掛け部30の下固定端32の上縁よりも下方に位置することがさらに好ましい。かかる場合には、耳掛け部30の下固定端32によって、下端部22のうちの中央部分25に沿う曲状部分全体に後方かつ幅方向Xへ引っ張る力が作用して、該曲状部分を確実に直線状に変形させることができる。
さらに、本実施形態においては、下固定端32が、横断シール部67と下側シール域52とに囲まれた領域80に位置している。下固定端32が、横断シール域67及び下側シール域52と重なっていないことから、溶着して硬化した接合部52a,67aが肌に直接押して当てられて不快感を与えることはない。また、下固定端32が、その一部において横断シール67の接合部67a及び/又は下側シール域52の接合部52aと重なることがあるが、かかる場合であっても、接合部52a,67aが独立した比較的に小さな楕円形状であるので、互いに重なっていたとしても硬化しすぎて肌に不快感を与えることはない。
本実施形態においては、下方襞部として第3及び第4襞部63,64を有し、それらの伸展する前の縦寸法(第3襞部63の縦寸法と第4襞部64の縦寸法との合計寸法)は20~30mmである。したがって、それらの伸展域が完全に伸展することによって該合計の縦寸法が55~65mmの大きさになり、装着者の顎部を被覆することができる。図5を参照すると、仮想線K1が装着者の喉元に向かって奥に位置することによって、特に、子供に対して不快感を与えるおそれがあるのに対し、本実施形態においては、中央部分25が凸曲状を有することによって顎下の適正な位置で中央部分25が幅方向Xへほぼ直線状に延びている。具体的には、中央部分25は、下顎骨の下側縁から15~25mm程度離間していることから、顎部を安定的に被覆することができるとともに、下端部22の一部が喉元に食い込むような不快感を与えることはない。
下端縁20bの中央部分25の湾曲度合いについては、装着者の顔面の縦長さによって適宜調整可能であって、例えば、大人用のマスクの場合には、子供に比べて顔面が縦長であるので、装着後における中央域14の縦寸法を大きく調整する必要がなく、子供用に比べてその湾曲度合いは小さくなる。再び、図2を参照すると、例えば、マスク10が子供用であって、仮想線K1の寸法L3が105~125mmの場合において、中央部分25の縦寸法、すなわち、中央部分25の両端25a,25bを結んで幅方向Xへ直線状に延びる仮想線K1と最上部位52cとの上下方向Yにおける離間寸法R1は、子供用のマスク10の場合には、5~15mm、好ましくは8~15mm、マスク10が子供用と大人用とを含む場合には、5~25mmである。
図示していないが、装着者がマスク10の内外面を容易に区別することができるように、マスク本体20の外面に装飾要素を配置してもよい。装飾要素は、基本体シートに印刷加工を施して形成することでき、例えば、動物を模したキャラクター、各種公知の図形、装飾模様、絵柄、文字、記号、マスク本体と異なる着色部分等を適宜採用することができる。
<マスクの装着レベルに関する測定>
本実施形態に係るマスク(子供用)を実施例1、本実施形態に係るマスクと同様の構成を有し、かつ、下端縁20bの中央部分25が仮想線K1に沿うように幅方向Xへ直線状に延びるマスクを比較例1、比較例1と基本的に同様の形態を有するとともに、マスク本体の両側縁部を包み込むように本体シートとは別体の不織布シートが固定されたマスクを比較例2として、マスクの装着レベル(装着者の顔面に対する接触面積の度合い)に関して以下の測定を行った。比較例2のマスクでは、別体の不織布シートを安定して固定するために各襞部全体にサイドシール域を形成する接合部が配置されており、マスク本体の上端部には弾性帯片(ノーズフィット)が配置されていない。
測定方法の手順を説明すると、まず、各マスクのサンプルを標準的な子供の頭の大きさを有するドールに装着させて、1分程度その形状に馴染ませた後に取り外した。次に、ドールのうちのマスクが密着される部分(例えば、鼻部、両眼部の下側部分、頬部、顎部、顎下の部分)に着色物(例えば、女性の化粧用の一般的に使用される肌色のファンデーション)を塗布した。次に、各サンプルをドールの適正な位置に30秒間装着させて、その内面側に着色物を転写させた。
次に、内面側に着色物が転写されたサンプルをドールから取り外して、内面側を上側として測定台に載置し、内面側のほぼ中央部分に1円玉(質量0.20g、面積3.14cm)を載置した。かかる状態において、デジタルカメラによってサンプルを真上から撮影して、カラー写真をプリンターからプリントアウトした。プリントアウトされたカラー写真から1円玉の面積Aと、着色物が転写された部分の総面積である接触面積Bとを切り出して、それらの重量を測定した。1円玉の面積を3.14cmとして、面積Aの重量と接触面積Bの重量との比率から接触面積B(cm)を算出した。実施例及び比較例1,2のサンプルごとに3回同様の測定を行い、その平均値を各マスクにおける接触面積B(cm)とした。
かかる測定の結果、実施例に係るマスクの接触面積Bは33.2cm、比較例1の接触面積Bは、31.2cm、比較例2の接触面積Bは19.7cmであった。実施例と比較例1とを比較すると、実施例に係るマスク10の下端縁20bの中央部分25が上方へ凸曲した形状を有することから、装着前における実施例に係るマスク10の面積は比較例1に係るマスクの面積よりも小さいにもかかわらず、実施例に係るマスク10の接触面積Bが比較例1に係るマスクの接触面積Bよりも大きくなっていた。これは、比較例1に係るマスクにおいては、耳掛け部の引張力が装着者の顎部と対向する部分にまで伝わり難く肌から浮いたような状態になる一方、実施例に係るマスクにおいては、中央部分25が上方へ凸曲した形状を有することで下端部22が幅広に顔面に当接されることに加えて、マスク本体20の中央域14の縦寸法が小さくなって顎部と対向する部分全体に耳掛け部30の引張力が伝わりやすく、顎部に対する接触面積が大きくなったことが理由であると考えられる。
実施例、比較例1,2の各マスクのうちで比較例2に係るマスクの接触面積Bが最も小さくなっているが、これは、比較例2に係るマスクでは、比較例1に係るマスクと同様に、実施例に係るマスクに比べて顎部側の部分が肌に十分に接触しなかったことに加えて、マスク本体の両側縁部に本件シートとは別体の不織布シートが固定されており、襞部全体にサイドシール域の接合部が配置されていることによって、マスク本体の両側縁部が硬くなりすぎて頬部の輪郭に沿うことができず、かつ、各襞部の伸展が制限されたことと、マスク本体の上端部に弾性帯片が配置されていないことで、マスク本体20が鼻部の両側から浮いてしまったことによるものと考えられる。以上のとおり、実施例に係るマスクは、比較例1及び2に係るマスクに比べて接触面積Bが大きく、装着感に優れるとともに、特に、顎部における接触面積が大きくなることから、口部や顎部の動きによって位置ズレするのを抑制することができる。
<第2実施形態>
図6は、第2実施形態に係る使い捨てマスクの平面図、図7は、第2実施形態に係る使い捨てマスクの断面図である。
第1襞部61は、幅方向Xにおいて離間対向して位置する一対の襞調整用接合部70(襞調整手段)が配置される。襞調整用接合部70は、マスク本体20の両側縁20c,20d及びサイドシール域53よりも幅方向Xの内側に位置しており、厚さ方向において互いに対向する本体シートどうしを接合している。このように、第1襞部61に一対の襞調整用接合部70が配置されることによって、第1襞部61においては、一対の襞調整用接合部70間において幅方向Xへ延びる部分が、装着したときに上下方向Yへ伸展可能な伸展域となる。襞調整手段は、厚さ方向において互いに対向するように折り曲げられた本体シートの重畳部分どうしがその折り曲げられた状態を維持する限りにおいて、熱エンボス処理や超音波処理等による公知の溶着手段によって溶着して形成するほかに、公知の接着剤を用いて重畳部分どうしを接着してもよいし、構成繊維どうしを絡合することによって折曲状態を維持するものであってもよい。
一方、第2~第4襞部62~64においては、襞調整用接合部70が配置されていないことから、サイドシール域53を構成するサイド接合部53a~53c間の領域が上下方向へ伸展可能な伸展域となる。具体的には、各襞部62~64に位置するサイド接合部53a~53cのうちで最も幅方向Xの内側に位置するサイド接合部53a~53c間の領域が伸展域となる。例えば、第4襞部64においては、最も幅方向Xの内側に位置するサイド接合部53a間の領域(サイド接合部53a~53cの内側縁間において幅方向へ延びる領域)が伸展域となる。
図6を参照すると、第1襞部61に襞調整用接合部70が配置されていることによって、その伸展域の幅寸法L4は、第4襞部64の伸展域の幅寸法L5よりも小さくなっている。また、本実施形態に係るマスク10においては、マスク本体20の中央域14は、第1~第4襞部61~64の伸展域が位置する領域、すなわち、第1襞部61の伸展域が位置する領域、両側域15は、第1襞部61の伸展域とマスク本体20の両側縁20c,20dとの間に位置する領域となる。
第1襞部61において、幅方向Xにおけるサイドシール域53と襞調整用接合部70との間には、サイド接合部53a~53cが配置されていない、サイド非接合域59が位置している。サイドシール域53と襞調整用接合部70との間にサイド非接合域59が位置することによって、マスク本体20の両側縁部が所要の柔軟性を有し、複数のシートの接合によって硬化したことによる装着時の違和感を抑制することができる。ただし、マスク本体20の両側域15が装着者の頬部の輪郭に沿うものであって頬部から浮き上らない程度のシート剛性を有する限りにおいて、サイドシール域53と襞調整用接合部70との間にもサイド接合部53a~53cを配置して、サイド非接合域59が形成されていなくてもよい。
通常、本体シートをプリーツ状に折り曲げて形成した複数の襞部を有するマスクを装着する場合には、耳掛け部の自由部を装着者の耳部に掛け回した後に、マスク本体の下端部を指で摘持して下方へ引っ張ることによって、各襞部を伸展させる。このとき、装着者の顔面のうちで動きがあるのは、鼻部側ではなく口部側であるから、マスクの装着中に口元に空間を作り、口にマスクがくっ付くように触れないようにするために、下方襞部全体が伸展された状態で装着することが好ましい。
しかしながら、マスク本体の下端部を摘持して下方へ引っ張ったときに、どの襞部が先に伸展するのかコントロールすることができず、下方襞部よりも先に上方襞部が展開してしまうことがある。かかる場合において、装着者の顔面が上下方向に比較的に小さいときには、上方襞部が完全に伸展された後に、マスク本体の中央域の縦寸法を顔面の縦長さに合わせて調整することになるので、下方襞部が完全に伸展されていない状態で顎部に当接した状態となる。それによって、口元に空間が形成されず、口にマスクがくっ付くように触れて装着者に不快感を与えるおそれがある。
図7を参照すると、本実施形態に係るマスク10は、第1襞部(上方襞部)61に一対の襞調整用接合部70が配置されていることによって、伸展域の幅方向の寸法L4が、第4襞部(下方襞部)64の伸展域の幅方向Xの寸法L5よりも小さくなっており、その伸展が抑制されている。したがって、マスク10を装着する際には、第4襞部64から上方に向かって第3襞部63、第2襞部62が順に伸展されることによって、マスク本体20の中央域14が上下に大きく拡げられて、口部との間に十分な内部空間が形成され、装着者に息苦しさを与えることはない。一方、第1襞部61においては、襞調整用接合部70が位置することによってその伸展が抑制されることから、装着者の顔面の縦長さに合わせて、その伸展域が全く伸展しない又は僅かに伸展した状態で装着される。図示例においては、装着者が子供であって、顔面の縦長さが比較的に小さいことから、第1襞部61の伸展域は、ほとんど伸展されていない。
また、襞調整用接合部70は、第1襞部61の外面側に位置する外折曲部位61Aと内面側に位置する内折曲部位61Bとに交差していない。第1襞部61が内外折曲部位61A,61Bに交差する場合には、第1襞部61は襞調整用接合部70によって局部的かつ完全にその伸展が阻止されることによって、襞調整用接合部70間に位置する伸展域の伸展度合い(可動度合い)が小さくなり、装着者の顔面の大きさに合わせて適宜伸展させることができなくなるおそれがあるが、襞調整用接合部70が両折曲部位61A,61Bのいずれにも交差していないことによって、装着者の顔面の大きさに合わせて適宜その伸展度合いを調整することができる。
このように、第1襞部61に襞調整用接合部70が位置することによって、装着時にマスク本体20の複数の襞部60が伸展されるときに、下方襞部である第4襞部64から順に伸展されることから、第3及び第4襞部63,64が伸展されて、装着者の顎下において下端縁20bの中央部分25が幅方向Xへ直線状に延びた状態で確実に装着させることができる。したがって、下端部22において比較的に幅広に顎部を覆うことができるとともに、第1襞部61の伸展度合いによって顔面の縦長さに合わせてマスク本体20の中央域14の縦寸法を適宜調整することができる。
一対の襞調整用接合部70は、上下方向Yへ互いに並行して延びている。例えば、襞調整用接合部70が上方から下方へ幅方向Xの外側へ向かうにつれて次第に斜めに延びる場合には、第1襞部61の伸展域の幅寸法が下方へ向かうにつれて次第に大きくなることから、伸展したときに外折曲部位61A側の部分は、鼻部の形状に沿って肌に密接される一方、内折曲部位61B側の部分は外折曲部位61A側の部分よりもさらに伸展域の幅寸法が大きくなって、鼻下近傍においてダブついて内方へ折れ曲がり、鼻孔を塞いでしまうおそれがある。本実施形態においては、襞調整用接合部70が互いに並行して延びていることによって、第1襞部61の伸展域の幅寸法がどの部分においてもほぼ同じであって、伸展されたときに内折曲部位61B側の部分が鼻下近傍においてダブつくことなく、鼻孔から離間した状態を維持することができる。
襞調整用接合部70は、上下方向に並ぶ複数の独立した接合部71,72を有する。襞調整用接合部70は、第1襞部61の伸展を抑制するためにある程度の上下方向Yの寸法を有していることが好ましいが、上下方向Yに連続して延びる場合には比較的に広い範囲にシート剛性の高い部分が形成されて、装着者に違和感を与えるおそれがある。特に、襞調整用接合部70は、サイド接合部53a~53cと異なり顔面の中心側に位置するので、柔軟な肌当たりを有することが好ましい。襞調整用接合部70が、上下方向Yに並ぶ複数の独立した接合部71,72を有することによって、比較的に広い範囲にシート剛性の高い部分が形成されて装着者に違和感を与えることはない。また、各接合部71,72が円形又は楕円形を有することによって、装着者の頬に触れても刺激を与えることはない。
襞調整用接合部70は、第1襞部61において下方へ偏倚して位置している。マスク本体20は複数のシートから構成されており、第1襞部61の内外折曲部位61A,61Bにおいて複数のシートが折り重ねられているところ、製造工程において、山折りされた外折曲部位61Aは谷折りされた内折曲部位61Bよりもシートどうしがズレた状態で折り曲げられやすくなる。襞調整用接合部70を第1襞部61の下方へ偏倚して位置させることによって、内折曲部位61B側の部分において互いに折り重ねられたシートのすべてを確実に接合することができる。ただし、襞調整用接合部70は、互いに折り重ねられたすべてのシートを接合できる限りにおいて、各襞部61~64内に位置していればよく、各襞部61~64のほぼ中央又は上方側に位置していてもよい。
既述のとおり、サイドシール域53を構成するサイド接合部53a~53cは、幅方向X及び上下方向Yへ離間して配置していることから、サイドシール域53は所要の柔軟性を有し、その剛性が高くなりすぎてマスク本体20の両側縁部が顔面形状に沿うことなく浮き上がるのを抑制することができる。また、各襞部61~64がサイドシール域53において完全に接合されていないことによって、装着したときに装着者の顔面の大きさに合わせて伸展し易くなっているといえる。
また、マスク本体20の幅寸法L1が115~135mmである場合において、第1襞部61において、サイドシール域53と襞調整用接合部70との間に位置するサイド非接合域59の幅寸法R2は、5~15mmであることが好ましい。サイド非接合域59の幅寸法R2が5mm未満の場合には、伸展域の幅寸法が比較的に大きくなってしまい、下方へ向かうそれを伸展しようとする力によって第2襞部62とほぼ同時に第1襞部61が伸展してしまうおそれがある。一方、サイド非接合域59の幅寸法R2が15mmを超える場合には、伸展域の幅寸法が比較的に小さくなり、それを伸展させようとする力が襞調整用接合部70によって分散されてしまうことによって幅方向Xへ延びる皺が形成され、伸展域が装着者の鼻下近傍へ向かってたくれてしまい、鼻孔を塞いでしまうおそれがある。また、サイド非接合域の幅寸法R2が30mmを超える場合には、伸展域の幅寸法がさらに小さくなって、ほとんど伸展されなくなる。
<第3実施形態>
図8は、本実施形態に係る使い捨てマスク10の変形例の一例における平面図であって、本変形例においては、第2襞部62にも襞調整用接合部(襞調整手段)170が配置されている。第1及び第2襞部61,62に襞調整用接合部70,170が配置されていることによって、マスク10を装着するときに、第4襞部64と第3襞部63とが順に伸展される一方、第2襞部62と第1襞部61とは、装着者の顔面の大きさに合わせて、伸展しない又は僅かに伸展することによって、マスク本体20の上下方向Yの寸法を適宜調整しうる。
また、第2襞部62の伸展域の幅方向Xの寸法が第1襞部61の伸展域の幅方向Xの寸法と同等又はそれよりも小さい場合には、第1襞部61の伸展域と第2襞部62の伸展域とが同時に展開してしまい、装着者の顔面の縦長さに合わせてマスク本体20の中央域14の縦寸法を調整し難くなるおそれがある。本実施形態においては、第2襞部62に位置する襞調整用接合部170は、第1襞部61に位置する襞調整用接合部70よりも幅方向Xの外側に位置する。それによって、第1襞部61の伸展域の幅寸法よりも第2襞部62の伸展域の幅寸法が大きくなることから、装着者がマスク本体20の下端部22を下方へ引っ張ったときにその引張力を第2襞部62の伸展域で広く受けて伸展され易くなり、第1襞部61よりも先に、顔面の縦長さに合わせて適宜の度合いで伸展されうる。
したがって、装着者の顔面の大きさに合わせて第2襞部62、第1襞部61の順に伸展されることによって、第1襞部61にのみ襞調整用接合部70が配置されている場合に比べて、マスク本体20の中央域14の縦寸法を広い範囲で調整することができる。本実施形態においても、下方襞部である第4襞部64から先に伸展させることができることから、顎下の適正な位置で下端縁20bの中央部分25が幅方向Xへ直線状に延びた状態であって、比較的に幅広く顎部を覆うことができる。加えて、第2襞部62の襞調整用接合部170が第1襞部61の襞調整用接合部70と同様に、複数の独立した接合部から形成されていることによって、その配置部分が顔面に触れて装着者に違和感を与えることがなく、伸展域の伸展が完全に抑制されることもない。
マスク10を構成する部材には、特に明記されていない限りにおいて、本明細書に記載されている材料のほかに、この種の分野において通常用いられている公知の材料を制限なく用いることができる。また、本明細書において使用されている「第1」~「第4」等の用語は、同様の要素、位置等を単に区別するために用いてある。
10 使い捨てマスク(マスク)
20 マスク本体
20b 下端縁
20c 側縁
20d 側縁
25 中央部分
53 サイドシール域
53a~53c サイド接合部
60 襞部
61 第1襞部(上方襞部、第1上方襞部)
61A 外折曲部位
61B 内折曲部位
62 第2襞部(上方襞部、第2上方襞部)
63 第3襞部(下方襞部)
63A 外折曲部位
64 第4襞部(下方襞部)
64B 内折曲部位
70 襞調整手段(襞調整用接合部)
71 接合部
170 襞調整手段(襞調整用接合部)
L4 上方襞部の伸展域の幅方向の寸法
L5 下方襞部の伸展域の幅方向の寸法
Q 横断中心線
R1 中央部分の両端間を結んで幅方向へ直線状に延びる仮想線と最上部位との上下方向における離間寸法
X 幅方向
Y 上下方向

Claims (6)

  1. 上下方向及び幅方向を有し、マスク本体と、前記マスク本体の両側縁から延びる一対の耳掛け部とを含む使い捨てマスクにおいて、
    前記マスク本体は、幅方向へ直線状に延びる上端縁と、前記マスク本体を形成するシートをプリーツ状に折り重ねて形成された複数の襞部とを含み、
    前記マスク本体の下端縁は、上方へ凸曲した中央部分を有し、
    着用状態において、前記下端縁がほぼ直線状の状態になることを特徴とする前記マスク。
  2. 前記下端縁の前記中央部分は、前記幅方向において前記一対の耳掛け部の下固定端の間に位置し、前記中央部分のうちで最も上方に位置する最上部位が前記耳掛け部の前記下固定端の上縁よりも下方に位置する請求項1に記載のマスク。
  3. 前記マスク本体に前記一対の耳掛け部の前記下固定端を固定するための下固着部をさらに有し、前記下固着部の一部と前記マスク本体の前記両側縁から内側へ向かって前記幅方向へ延びる横断シール部の一部とが互いに重なる請求項2に記載のマスク。
  4. 前記中央部分の両端間を結んで前記幅方向へ直線状に延びる仮想線と前記最上部位との前記上下方向における離間寸法は、5~15mmである請求項2に記載のマスク。
  5. 前記襞部は、前記上下方向において順に並ぶ第1襞部、第2襞部、第3襞部及び第4襞部を有し、前記第2襞部と前記第3襞部とによって断面略Ω状の折曲域が形成されており、前記折曲域のうちの前記本体シートが折り重ねられていない中央部分と、前記第3襞部の前記マスク本体の外面において前記幅方向へ延びる外折曲部位と前記第4襞部の前記マスク本体の内面において前記幅方向へ延びる内折曲部位との間には、サイドシール域を形成するサイド接合部が配置されていない請求項1~4のいずれかに記載のマスク。
  6. 前記襞部は、前記マスク本体の前記上下方向の寸法を2等分する横断中心線よりも上方に位置する上方襞部を有し、前記上方襞部には、その伸展を抑制するための前記幅方向において互いに対向する一対の襞調整手段が配置される請求項1~5のいずれかに記載のマスク。
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