JP7263978B2 - 半導体装置 - Google Patents

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本明細書に開示の技術は、半導体装置に関する。
特許文献1に開示の半導体装置は、素子領域と、素子領域の周囲に配置された外周領域を有する半導体基板を備えている。この半導体装置は、素子領域内の半導体基板の上面に設けられた複数のトレンチと、各トレンチの内面を覆うゲート絶縁膜と、各トレンチ内に配置されたゲート電極と、素子領域内において半導体基板の上面に接している上部電極と、半導体基板の下面に接している下部電極を有している。素子領域は、n型のエミッタ領域と、p型のボディ領域と、n型のドリフト領域と、p型のコレクタ領域を有している。外周領域には、素子領域内のドリフト領域と繋がる外周ドリフト領域が設けられている。
特開2017-028069号公報
ゲート電極にゲート閾値以上の電位を印加すると、ゲート絶縁膜に接する範囲のボディ領域にチャネルが形成される。すると、上部電極からエミッタ領域、チャネル、ドリフト領域及びコレクタ領域を経由して、下部電極に向かって電子が流れる。これにより、半導体装置がオンする。半導体装置がオンしているときには、コレクタ領域からドリフト領域内にホールが供給され、ドリフト領域内にホールが蓄積する。
半導体装置がオフするときには、ドリフト領域内に蓄積されたホールが、上部電極に向かって流れる。このとき、外周領域のドリフト領域内に蓄積されたホールは、素子領域内のボディ領域の端部(すなわち、ボディ領域のうちの外周領域近傍の部分)を通って上部電極へ流れようとする。このため、外周領域近傍の素子領域(以下、周辺部という。)では、素子領域の中央部に比べて、上部電極へ流れるホールの密度が高い。その結果、周辺部においてアバランシェ降伏が生じ易い。周辺部は中央部よりもホールが流れることが可能な領域が狭いので、周辺部でアバランシェ降伏が生じると、周辺部の温度が高くなり易い。このため、周辺部でアバランシェ降伏が生じると、アバランシェ耐量が低い。本明細書では、周辺部に加わる負荷を低減し、アバランシェ耐量を向上させる技術を提案する。
本明細書が開示する半導体装置は、半導体基板と、上部電極と、下部電極と、複数のトレンチと、ゲート絶縁膜と、ゲート電極を備えている。前記半導体基板は、素子領域と、前記素子領域の周囲に配置された外周領域とを有している。前記上部電極は、前記素子領域内において前記半導体基板の前記上面に接している。前記下部電極は、前記半導体基板の下面に接している。前記複数のトレンチは、前記素子領域内の前記半導体基板の前記上面に設けられている。前記ゲート絶縁膜は、前記各トレンチの内面を覆っている。前記ゲート電極は、前記各トレンチ内に配置されており、前記ゲート絶縁膜によって前記半導体基板から絶縁されている。前記素子領域が、エミッタ領域と、ボディ領域と、ドリフト領域と、コレクタ領域を有している。前記エミッタ領域は、前記上部電極に接しており、前記ゲート絶縁膜に接しているn型領域である。前記ボディ領域は、前記上部電極に接しており、前記エミッタ領域の下側で前記ゲート絶縁膜に接しているp型領域である。前記ドリフト領域は、前記ボディ領域の下側で前記ゲート絶縁膜に接しており、前記ボディ領域によって前記エミッタ領域から分離されているn型領域である。前記コレクタ領域は、前記下部電極に接しており、前記ドリフト領域によって前記ボディ領域から分離されているp型領域である。前記外周領域が、前記ドリフト領域と繋がる外周ドリフト領域を有している。前記素子領域が、第1素子領域と、前記第1素子領域の周囲に配置されており、前記外周領域に隣接する第2素子領域と、を有している。前記第2素子領域内の前記ドリフト領域内に、その周囲の前記ドリフト領域よりも結晶欠陥密度が高いライフタイム制御領域が設けられている。前記第1素子領域内の前記ドリフト領域内に、前記ライフタイム制御領域が設けられていない。
上記の半導体装置は、外周領域に隣接する第2素子領域(すなわち、周辺部)内のドリフト領域内に、ライフタイム制御領域が設けられている。ライフタイム制御領域は、ホールの再結合中心として機能する。このため、第2素子領域内のドリフト領域では、ホールのライフタイムが短い。したがって、半導体装置がオンしているときに、第2素子領域(すなわち、外周領域近傍の素子領域)にホールが過剰に蓄積されることが抑制される。このため、半導体装置がオフするときに、第2素子領域を通って上部電極へ流れるホールの密度が低くなる。その結果、第2素子領域で、アバランシェ降伏が生じ難い。第1素子領域内のドリフト領域には、ライフタイム制御領域が設けられていない。このため、この半導体装置では、第1素子領域(すなわち、中央部)で第2素子領域よりもアバランシェ降伏が生じやすい。第1素子領域では、ホールが流れることが可能な領域が広い。したがって、中央部でアバランシェ降伏が生じると、中央部の温度が高くなり難い。このため、上記の半導体装置は、アバランシェ耐量が高い。
実施例1の半導体装置の平面図。 図1のII-II線における断面図。 実施例2の半導体装置の断面図(図2に対応する図)。 実施例3の半導体装置の断面図(図2に対応する図)。
(実施例1)
図1及び図2は、実施例1の半導体装置10を示している。半導体装置10は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)であり、半導体基板12を有している。半導体基板12は、例えば、SiやSiCといった半導体材料により構成されている。図1に示すように、半導体基板12は、素子領域14と外周領域16を有している。素子領域14は、半導体基板12の中央部に配置されている。外周領域16は、素子領域14の周囲に配置されている。素子領域14は、IGBT構造が形成されている領域である。
図2は、図1のII-II線における断面図である。図2において、左側が半導体基板12の中央側であり、右側が半導体基板12の外周端側である。図2に示すように、半導体基板12の上面12aには、上部電極70が配置されている。上部電極70は、素子領域14から外周領域16の一部に跨る範囲において、半導体基板12の上面12aに接している。半導体基板12の下面12bには、下部電極72が配置されている。下部電極72は、半導体基板12の下面12bの略全域を覆っている。
半導体基板12の上面12aには、複数のトレンチ22が設けられている。各トレンチ22は、図2の紙面に垂直な方向に互いに平行に伸びている。素子領域14及び外周領域16のそれぞれに、複数のトレンチ22が設けられている。なお、隣接する2つのトレンチ22が、図示しない位置において接続されていてもよい。すなわち、半導体基板12を平面視したときに、トレンチ22が格子状に形成されていてもよい。各トレンチ22の内面は、ゲート絶縁膜24によって覆われている。各トレンチ22内には、ゲート電極26が配置されている。各ゲート電極26は、ゲート絶縁膜24によって半導体基板12から絶縁されている。各ゲート電極26の表面は、層間絶縁膜28によって覆われている。各ゲート電極26は、層間絶縁膜28によって上部電極70から絶縁されている。
素子領域14における半導体基板12の内部には、エミッタ領域30、ボディ領域32、ドリフト領域34、及び、コレクタ領域36が設けられている。
エミッタ領域30は、n型領域である。各エミッタ領域30は、半導体基板12の上面12aに露出しており、上部電極70にオーミック接触している。各エミッタ領域30は、ゲート絶縁膜24に接している。
ボディ領域32は、p型領域である。ボディ領域32は、各エミッタ領域30に接している。ボディ領域32は、2つのエミッタ領域30に挟まれた範囲から各エミッタ領域30の下側まで伸びている。ボディ領域32は、コンタクト領域32aとメインボディ領域32bを有している。コンタクト領域32aは、メインボディ領域32bよりも高いp型不純物濃度を有している。コンタクト領域32aは、2つのエミッタ領域30に挟まれた範囲に配置されている。コンタクト領域32aは、上部電極70にオーミック接触している。メインボディ領域32bは、トレンチ22の側面において、ゲート絶縁膜24に接している。メインボディ領域32bは、エミッタ領域30の下側でゲート絶縁膜24に接している。
ドリフト領域34は、n型領域である。ドリフト領域34は、ボディ領域32の下側に配置されており、ボディ領域32によってエミッタ領域30から分離されている。ドリフト領域34は、トレンチの下端部分において、ゲート絶縁膜24に接している。
コレクタ領域36は、p型領域である。コレクタ領域36は、ドリフト領域34の下側に配置されている。コレクタ領域36は、半導体基板12の下面12bに露出している。コレクタ領域36は、下部電極72にオーミック接触している。
外周領域16における半導体基板12の内部には、n型領域31と、耐圧領域40と、外周ドリフト領域42が設けられている。n型領域31は、素子領域14内のエミッタ領域30と同様の構成を有している。耐圧領域40は、p型領域である。耐圧領域40は、半導体基板12の上面12aからトレンチ22よりも下側まで伸びている。耐圧領域40は、n型領域31と、トレンチ22を覆うように配置されている。外周ドリフト領域42は、n型領域である。外周ドリフト領域42は、耐圧領域40の下側に配置されている。外周ドリフト領域42は、トレンチ22に接していない。外周ドリフト領域42は、素子領域14内のドリフト領域34と繋がっている。外周ドリフト領域42は、素子領域14内のドリフト領域34と略同じn型不純物濃度を有している。外周ドリフト領域42の下側には、コレクタ領域36が設けられている。
素子領域14は、第1素子領域14aと第2素子領域14bを有している。第1素子領域14aは、素子領域14の中央部に配置されている。第2素子領域14bは、第1素子領域14aの周囲(すなわち、第1素子領域14aよりも半導体基板12の外周端側)に配置されており、外周領域16に隣接している。
第2素子領域14b内のドリフト領域34内には、ライフタイム制御領域80が設けられている。ライフタイム制御領域80は、その周囲のドリフト領域34よりも、結晶欠陥密度が高い領域である。ライフタイム制御領域80は、半導体基板12の平面方向に層状に分布している。なお、ライフタイム制御領域80が設けられる深さは特に限定されないが、本実施例では、ライフタイム制御領域80が、トレンチ22の下端と、外周領域16内の耐圧領域40の下端との間の深さに設けられている。ライフタイム制御領域80は、半導体基板12に荷電粒子を注入することで形成される。ライフタイム制御領域80は、第1素子領域14a内のドリフト領域34内、及び、外周ドリフト領域42内には設けられていない。
半導体装置10の使用時には、下部電極72に上部電極70よりも高い電位が印加される。ゲート電極26にゲート閾値以上の電位(すなわち、ゲート-エミッタ間電位)を印加すると、ゲート絶縁膜24に接する範囲のボディ領域32にチャネルが形成される。素子領域14では、チャネルによってエミッタ領域30とドリフト領域34が接続される。このため、電子が、上部電極70からエミッタ領域30、チャネル、ドリフト領域34及びコレクタ領域36を経由して、下部電極72へ流れる。また、ホールが、コレクタ領域36からドリフト領域34に流入する。ドリフト領域34にホールが流入することで、ドリフト領域34の抵抗が低下し、電子がドリフト領域34内を低損失で流れることが可能となる。また、外周領域16内では、ホールが、コレクタ領域36から外周ドリフト領域42に流入する。
その後、ゲート電極26の電位を低下させると、チャネルが消失し、半導体装置10がオフする。すると、半導体装置10がオンしているときにドリフト領域34内及び外周ドリフト領域42内に蓄積されたホールが、コンタクト領域32aを介して上部電極70へ排出される。このとき、外周領域16の外周ドリフト領域42に蓄積されたホールは、矢印90に示すように、素子領域14内のボディ領域32の端部(すなわち、第2素子領域14bのボディ領域32)を通って上部電極70へ流れようとする。また、第2素子領域14b内のドリフト領域34内に蓄積されたホールも、矢印92に示すように、第2素子領域14bのボディ領域32を通って上部電極70へ流れる。このため、第2素子領域14bでは、ホールの密度が高くなり易い。しかしながら、本実施例では、第2素子領域14bのドリフト領域34内に、ライフタイム制御領域80が設けられている。このため、第2素子領域14b内では、ホールのライフタイムが短く、半導体装置10がオンしているときに、第2素子領域14bのドリフト領域34内にホールが蓄積されることが抑制される。このため、本実施例の半導体装置10では、半導体装置10がオフするときに、第2素子領域14bを通って上部電極70へ流れるホールの密度が低い。その結果、第2素子領域14bでアバランシェ降伏が生じ難い。他方、第1素子領域14a内のドリフト領域34には、ライフタイム制御領域80が設けられていない。このため、この半導体装置10では、第2素子領域14bよりも第1素子領域14aでアバランシェ降伏が生じ易い。第1素子領域14a(すなわち、半導体基板12の中央部)では、ホールが流れることが可能な領域が広い。したがって、第1素子領域14aでアバランシェ降伏を生じさせても、第1素子領域14aの温度が過度に高くなり難い。このため、本実施例の半導体装置10は、アバランシェ耐量が高い。
(実施例2)
図3は、実施例2の半導体装置100を示している。以下では、実施例1と同様の要素には同様の符号を付し、その説明を省略する。実施例2の半導体装置100は、実施例1の半導体装置10におけるコレクタ領域36の構成が異なっている。
図3に示すように、半導体装置100では、素子領域14内のコレクタ領域36が、第1コレクタ領域36aと、第2コレクタ領域36bを有している。第1コレクタ領域36aは、第1素子領域14a内に配置されている。第2コレクタ領域36bは、第2素子領域14b内に配置されている。第2コレクタ領域36bのp型不純物濃度が、第1コレクタ領域36aのp型不純物濃度よりも低い。すなわち、本実施例の半導体装置100では、外周領域16近傍に位置する第2素子領域14b内の第2コレクタ領域36bのp型不純物濃度が相対的に低くなっている。
本実施例の半導体装置100は、第2コレクタ領域36bのp型不純物濃度が低い。このため、半導体装置100がオンしているときに、第2コレクタ領域36bからドリフト領域34内に供給されるホールの量が少ない。その結果、第2素子領域14bでは、半導体基板12の中央部(すなわち、第1素子領域14a)と比較して、ドリフト領域34内に蓄積されるホールの量が相対的に少なくなるため、第2素子領域14bでアバランシェ降伏が生じることがより抑制される。したがって、この半導体装置100では、第1素子領域14aでアバランシェ降伏がより生じ易い。このため、半導体装置100は、アバランシェ耐量が高い。
(実施例3)
図4は、実施例3の半導体装置200を示している。実施例3の半導体装置200では、第1素子領域14a内において隣接する2つのトレンチ22の間隔S1と、第2素子領域14b内において隣接する2つのトレンチ22の間隔S2とが異なっている。第2素子領域14b内における間隔S2は、第1素子領域14a内における間隔S1よりも広い。なお、半導体基板12を平面視したときに、トレンチ22が格子状に設けられている場合には、第2素子領域14b内の単位格子の面積が、第1素子領域14a内の単位格子の面積よりも大きくなるようにトレンチ22を設けてもよい。
本実施例の半導体装置200では、間隔S2が相対的に広いので、半導体装置200がオンしているときに、コレクタ領域36から供給されるホールが上部電極70へ抜け易い。このため、半導体装置200がオンしているときに、第2素子領域14bのドリフト領域34内にホールが蓄積し難い。さらに、半導体装置200がオフするときに、第2素子領域14bのドリフト領域34に蓄積されたホールが上部電極70に向かって流れる領域が広いので、第2素子領域14bを流れるホールの密度が高くなり難い。このため、第2素子領域14bでアバランシェ降伏が生じ難く、アバランシェ耐量を向上させることができる。なお、本実施例の構成は、実施例2の半導体装置100に採用してもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:半導体装置
12:半導体基板
12a:上面
12b:下面
14:素子領域
14a:第1素子領域
14b:第2素子領域
16:外周領域
22:トレンチ
24:ゲート絶縁膜
26:ゲート電極
28:層間絶縁膜
30:エミッタ領域
31:n型領域
32:ボディ領域
32a:コンタクト領域
32b:メインボディ領域
34:ドリフト領域
36:コレクタ領域
40:耐圧領域
42:外周ドリフト領域
70:上部電極
72:下部電極
80:ライフタイム制御領域

Claims (3)

  1. 半導体装置であって、
    素子領域と、前記素子領域の周囲に配置された外周領域と、を有する半導体基板と、
    前記素子領域内において前記半導体基板の上面に接している上部電極と、
    前記半導体基板の下面に接している下部電極と、
    前記素子領域内の前記半導体基板の前記上面に設けられている複数のトレンチと、
    前記各トレンチの内面を覆っているゲート絶縁膜と、
    前記各トレンチ内に配置されており、前記ゲート絶縁膜によって前記半導体基板から絶縁されているゲート電極、
    を備えており、
    前記素子領域が、
    前記上部電極に接しており、前記ゲート絶縁膜に接しているn型のエミッタ領域と、
    前記上部電極に接しており、前記エミッタ領域の下側で前記ゲート絶縁膜に接しているp型のボディ領域と、
    前記ボディ領域の下側で前記ゲート絶縁膜に接しており、前記ボディ領域によって前記エミッタ領域から分離されているn型のドリフト領域と、
    前記下部電極に接しており、前記ドリフト領域によって前記ボディ領域から分離されているp型のコレクタ領域、
    を有しており、
    前記外周領域が、前記ドリフト領域と繋がるn型の外周ドリフト領域を有しており、
    前記素子領域が、第1素子領域と、前記第1素子領域の周囲に配置されており、前記外周領域に隣接する第2素子領域と、を有しており、
    前記コレクタ領域が、前記ドリフト領域及び前記外周ドリフト領域の下側で、前記第1素子領域、前記第2素子領域、及び前記外周領域に跨って分布しており、
    前記第2素子領域内の前記ドリフト領域内に、その周囲の前記ドリフト領域よりも結晶欠陥密度が高いライフタイム制御領域が設けられており、
    前記第1素子領域内の前記ドリフト領域内に、前記ライフタイム制御領域が設けられていない、
    半導体装置。
  2. 前記第2素子領域内の前記コレクタ領域のp型不純物濃度が、前記第1素子領域内の前記コレクタ領域のp型不純物濃度よりも低い、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第2素子領域内において隣接する2つの前記トレンチの間隔が、前記第1素子領域内において隣接する2つの前記トレンチの間隔よりも広い、請求項1又は2に記載の半導体装置。
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