JP7255862B2 - 開閉装置 - Google Patents
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Description
本発明に係る開閉装置は、液体が流通する開口、及び上方に突出する雄ねじ部を有する本体部と、前記雄ねじ部を上下方向に貫通するとともに回転に伴って上下動し、上下動することにより前記開口を開閉させるスピンドルと、を備えるバルブを開閉させる開閉装置であって、前記雄ねじ部が配置される貫通孔が形成され、前記本体部上に配置される筐体と、前記雄ねじ部および前記貫通孔それぞれにはめ込まれ、前記本体部との間に前記筐体を挟み込む固定部材と、前記筐体に収容されたモータと、前記筐体に収容され、前記モータにより回転する駆動軸と、前記スピンドルと前記駆動軸とを連結する連結部材と、を備える。
さらに、前記駆動軸は、断面D字状をなすように一部分が平面状に切り欠かれ、前記駆動軸のうち、平面状に切り欠かれた部分が前記回り止め片に突き当たってもよい。
図1に示すように、本実施形態の用水管理システムは、複数の圃場における給排水を管理する。図1では、用水管理システムが、2つの圃場FM-1、FM-2を管理対象とした例が示されている。本実施形態における圃場FM-1、FM-2は、例えば水田である。水田では、稲作の時期に応じて、適切な水位となるように灌漑、排水(給排水)が行われる。
また、以降の説明にあたり、圃場FM-2の排水栓200-2A、200-2Bについて特に区別しない場合には、排水栓200-2と記載する。また、排水栓200-1、200-2A、200-2Bについて特に区別しない場合には、排水栓200と記載する。
ファームポンドFPに貯留された用水は、ポンプ(図示せず)によって汲み上げられ、圧力が加えられることによりパイプラインPLに供給される。同図の場合、パイプラインPLは3つの経路に分岐され、それぞれ、圃場FM-1、FM-2に設けられた給水栓100-1、100-2A、100-2Bと接続されている。これにより、ファームポンドFPからパイプラインPLを経由して送られた用水は、給水栓100-1、100-2A、100-2Bにまで到達する。この際、給水栓100-1、100-2A、1002Bの栓部が開状態であれば、給水栓100-1、100-2A、100-2Bから圃場FM-1、FM-2のそれぞれに対して用水が供給され、灌漑が行われる。
圃場主は、例えば圃場主端末600-1を操作することで、各給水栓100や排水栓200を制御する。
以下では、開閉装置40が設けられた給水栓100を例示して説明する。開閉装置40の説明の前に、まず、給水栓100を説明する。
吐出管64は、有頂筒状をなしている。吐出管64は、給水管63の上端部に取り付けられている。吐出管64内と給水管63内とは連通している。本実施形態では、吐出管64は、給水管63よりも小径であるが、止水栓ボール67よりも小径であれば(止水栓ボール67よりによって止水可能であれば)、これに限られない。
カバー65は、吐出管64の上部を覆う有頂無底筒状の部材である。カバー65の天面は、吐出管64の上端部に固定されている。カバー65は、天面から側壁にかけて傘形状をなすように拡径している。
なお、止水栓ボール67は、上側に弁開口75の直径より大きな直径を有する球面が配置されるように形成されていれば、必ずしも球状に形成されていなくてもよい。例えば、止水栓ボール67に、止水栓ボール67の下側に向けて先細りした脚部が設けられていてもよい。止水栓ボール67が、その他に公知の構成を備えていてもよい。
また、底板45aには、前後方向の中間部に、一対の底板孔45gが形成されている。一対の底板孔45gは、底板45aの幅方向(筐体本体45の左右方向、以下単に幅方向という場合がある)の中間部に対し、幅方向で対称な位置に形成されている。各底板孔45gは、平面視円形で、底板45aを上下に貫通して形成されている。
底部材46の上下方向の厚みは、例えば5mm以上であり、底板45aの前端リブ45rの上下方向の寸法よりも大きい。図3に示すように、底部材46は、底板45aの前端リブ45rよりも下方に突出している。これにより、底部材46は、後述する開閉扉47と給水栓100との間のクリアランスを確保している。
底部材46の前端部には、平面視U字状の収容溝46aが形成されている。図4に示すように、収容溝46aには、底板45aの内周壁部45wが収容されている。これにより、底部材46と底板45a(筐体本体45)とが位置決めされる。なお、収容溝46aおよび内周壁部45wによる位置決めは必須ではなく、これらがなくてもよい。また、筐体本体45と底部材46とが、ビス(ねじ)等により位置決めされていてもよい。
なお、開閉扉47が前述のようにロックされる場合、このロックを解除することで筐体本体45内にアクセス可能である一方、不用意に筐体本体45内にアクセスすることができなくなる。その結果、メンテナンスの実施を担保しつつ、例えば、筐体本体45内の部品が盗難されること等が防止される。
駆動軸23cは、モータ支持ブラケット22bのモータ支持部22gを貫通して、下方に延びている。図9に示すように、駆動軸23cの下端部23dは、周方向の一部が平面状に切りかかれた断面D字状とされている。
制御部80は、モータ23に接続され、装置本体41の上記動作を制御する。制御部80は、制御ボックス42に収容されている。制御部80は、モータ23の駆動を制御するモータ駆動回路83と、モータ23に供給される電流を検出する電流検出回路84と、モータ駆動回路83、電流検出回路84が接続されたマイコン85と、マイコン85に接続されたRTC86(リアルタイムクロック)と、バッテリ92からマイコン85に供給される電流の電圧を検出する低電圧検出回路87と、を備えている。
無線モジュール51は、長距離無線モジュール51a(例えば、920MHz無線モジュール)と、短距離無線モジュール51b(例えば、Bluetooth(登録商標)無線モジュール)と、を備えている。長距離無線モジュール51aは、例えばゲートウェイGWを介してネットワークNTに接続される。
圧力計55は、パイプラインPLの水圧を測定するセンサモジュールを制御し、圧力を測定するためのものである。
バルブ位置検出部56は、作業者の携帯端末や装置本体41や制御ボックス42が備えるGPS機能等により、装置本体41や制御ボックス42の位置を測位するためのものである。
このような構成では、固定部材26は、雄ねじ部74nおよび連通孔45hそれぞれにはめ込まれ、吐出管64との間に筐体44を挟み込む。したがって、吐出管64(雄ねじ部74n)と筐体44(連通孔45h)との水平方向の位置を精度高く合わせた上で、吐出管64と筐体44とを上下方向に固定することができる。よって、吐出管64側のスピンドル69と筐体44側の駆動軸23cとを精度よく組み合わせることが可能になり、回転力をロス少なく伝達することができる。その結果、モータ23からの回転力を円滑に伝達することができる。
また、スピンドル69と駆動軸23cとを、連結部材24で連結することで、必要に応じて、連結部材24の長さを変更すれば、モータ23等の高さを容易に変更することができる。例えば、想定される水位が高い場合には、連結部材24を長くし、モータ23等をはじめとする電気部品を、より高い位置に設置することができる。また、想定される水位が十分に低い場合には、連結部材24を短くし、開閉装置40の筐体44を小型化することができる。
このような構成では、筐体本体45の底板45aが、底部材46によって補強される。これらの底板45aおよび底部材46は固定部材26と吐出管64との間に挟み込まれる部分である。このような部分が補強されることで、開閉動作時にスピンドル69と駆動軸23cとが回転に伴って上下動しても、その位置精度を維持することができる。
このような構成では、筐体本体45内に水が浸入した場合、侵入した水は、底板孔45gから溝46mを介して底部材46の外側に排出される。なお水は、例えば、貫通孔46hを通して筐体本体45内に浸入したり、筐体本体45における前面の開口を通して筐体本体45内に浸入したりする。
このような構成では、回転に伴って上下動するスピンドル69とともに、モータ23が上下動する。これにより、筐体44の全体高さを抑え、装置本体41の小型化を図ることができる。
例えば、上記実施形態において、筐体本体45の底板45aの下側に、底部材46を備えるようにしたが、底部材46を備えない構成としてもよい。
22 支持部材
23 モータ
23c 駆動軸
24 連結部材
26 固定部材
40 開閉装置
44 筐体
45 筐体本体
45a 底板
45g 底板孔
46 底部材
46e 外縁
46h 貫通孔
46m 溝
64 吐出管(本体部)
64h 孔
69 スピンドル
74n 雄ねじ部
76 吐出孔(開口)
100 給水栓(バルブ)
Claims (6)
- 液体が流通する開口、及び上方に突出する雄ねじ部を有する本体部と、
前記雄ねじ部を上下方向に貫通するとともに回転に伴って上下動し、上下動することにより前記開口を開閉させるスピンドルと、を備えるバルブを開閉させる開閉装置であって、
前記雄ねじ部が配置される貫通孔が形成され、前記本体部上に配置される筐体と、
前記雄ねじ部および前記貫通孔それぞれにはめ込まれ、前記本体部との間に前記筐体を挟み込む固定部材と、
前記筐体に収容されたモータと、
前記筐体に収容され、前記モータにより回転する駆動軸と、
前記スピンドルと前記駆動軸とを連結する連結部材と、を備える開閉装置。 - 前記筐体は、
底板を有する筐体本体と、
前記底板の下面に設けられた底部材と、を備える請求項1に記載の開閉装置。 - 前記底板に、前記底板を上下に貫通する底板孔が形成され、
前記底部材に、前記底板孔の下方位置から前記底部材の外縁に延びる溝が形成されている請求項2に記載の開閉装置。 - 前記筐体内に収容され、上下方向に延びるガイド支柱と、
前記ガイド支柱に沿って上下方向に移動可能に設けられ、前記モータを支持する支持部材と、を備える請求項1から3のいずれか一項に記載の開閉装置。 - 前記連結部材は、上下方向に延びるとともに下端部に前記スピンドルが配置され上端部に前記駆動軸が配置された筒状に形成され、
前記連結部材の上端部には、回り止め片が取り付けられ、
前記駆動軸は、前記連結部材の上端部に配置された状態で前記回り止め片に突き当たることで、前記連結部材と供回りする請求項1から4のいずれか1項に記載の開閉装置。 - 前記駆動軸は、断面D字状をなすように一部分が平面状に切り欠かれ、
前記駆動軸のうち、平面状に切り欠かれた部分が前記回り止め片に突き当たる請求項5に記載の開閉装置。
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JP2019178588A JP7255862B2 (ja) | 2019-09-30 | 2019-09-30 | 開閉装置 |
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JPS5555328Y2 (ja) * | 1978-03-02 | 1980-12-22 | ||
JPH07284350A (ja) * | 1994-04-18 | 1995-10-31 | Tsuneo Onodera | 低圧バルブ用自動昇降装置 |
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