JP7238264B2 - 包装袋 - Google Patents

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本発明は、包装袋に係り、より詳細には、手指で一方のサイドシール部から他方のサイドシール部まで開封される包装袋に関する。
近年、レトルトパウチのように内容物を収容した包装袋が広く利用されている。かかる包装袋の多くは、上部シール部に近い部分を一方のサイドシール部から他方のサイドシール部まで手指で引き裂くことによって開封される。そのため、多くの包装袋のサイドシール部には、ノッチや切り込みのような易開封部が形成されている。
レトルトカレーのような粘稠性の内容物が収容された包装袋を開封する際には、包装袋を端から端まで引き裂くだけでなく、引き裂いた破断片が切り離されることが望ましい。破断片が切り離されずに残ると、内容物を取り出す際に、破断片に付着している内容物が手に付着してしまうことがある。また、切れ残った破断片を無理に引き千切ろうとすると、その弾みで破断片に付着していた内容物が周囲に飛び散ってしまうことがある。
図4及び図5に、従来の包装袋を開封する様子を示す。従来例の包装袋は、表フィルム101aと裏フィルム101bとを重ね合わせ、左右のサイドシール部102、104、トップシール部106、及びボトムシール部108により四方をヒートシールした平パウチである。図4及び図5に示す例では、左側のサイドシール部102のノッチ110から右側のサイドシール部104まで包装袋を開封する。破断片100が右側へ移動するにつれて、表フィルム101a及び裏フィルム101bを引き裂いた破断線110a及び110bが右側のサイドシール部104へ向かって形成されていく。
左右のサイドシール部102及び104の間の収納部では、図5(A)に示すように、表フィルム101aの破断線110aと裏フィルム101bの破断線110bとが上下にずれることが多い。その結果、破断線110aと破断線110bは、右側のサイドシール部104の内縁104a上で互いに異なる位置にしばしば到達する。
さらに、図5(B)に、図5(A)中の破線Cで囲まれた部分の拡大図を示す。サイドシール部104の内縁104a上において、表フィルム101aの破断線110aの到達点Paと、裏フィルム101bの破断線110bの到達点Pbとは、間隔Wだけ離れている。到達点Pa及びPbから更にサイドシール部104を引き裂くためには、この間隔Wの幅でサイドシール部104の融着部分を引き剥がす必要がある。しかし、サイドシール部104を引き剥がしつつ破断させるには大きな力を必要とするため、破断片100を切り離すことが困難な場合が少なくない。
そこで、破断片を容易に切り離すことができる包装袋の一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1には、開封終端側シール部が傾斜内縁を有する包装袋が開示されている。この包装袋の開封時には、表フィルムの破断線と裏フィルムの破断線とが傾斜内縁上で合流して、開封終端側シール部の領域を進む。その結果、開封終端側シール部を小さな剪断力で引き裂くことができるので、包装袋の破断片を容易に切り離すことができる。
特開2016-203990号公報
ところで、表フィルムの破断線と裏フィルムの破断線とが傾斜内縁105上で合流するためには、表フィルムの破断線と裏フィルムの破断線とが傾斜内縁105まで到達する必要がある。このため、傾斜内縁105は、易開封部110から開封方向に延びる開封仮想直線112よりもある程度の距離だけ下側に離れた位置まで延びている必要がある。その結果、包装袋の開封終端側シール部104に直線状の傾斜内縁105を形成すると、図6に示す包装袋の右上のコーナー部で開封終端側シール部104の面積が増加した分だけ、包装袋の容量が減少してしまうことになる。
そこで、包装袋の傾斜内縁の形成による容量の減少を抑制するために、例えば、図6中に破線107で示すように、直線状の傾斜内縁105を包装袋の外縁に向かって凸状に湾曲した円弧形状107にすることが考えられる。
しかしながら、傾斜内縁を円弧形状107にすると、特に、開封終端近くで、円弧形状107の接線方向Sと、易開封部110から延びる開封仮想直線112と平行な開封方向Tとの成す角度θが大きくなってしまう。このため、包装袋の開封時に、表及び裏フィルムの破断線のうち円弧形状107の傾斜内縁に先に到達した破断線が、他方の破断線と合流するまで、円弧形状に沿って進む間、特に開封終端近くで、破断片を引っ張る力のうち円弧形状に沿った方向Sに破断線を進める分力成分が小さくなる。その結果、開封時に破断片を引っ張る手指が引っ掛かりを感じることになる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、包装袋の容量の減少を抑制しつつ、包装袋を開封始端側シール部から収納部を通り開封終端側シール部まで開封するときに、引っ掛かりを感じることなく破断片を一気に切り離すことができる包装袋を提供することを目的としている。
本発明の包装袋は、易開封部が形成された開封始端側シール部から収納部を通り開封終端側シール部まで開封される包装袋であって、前記開封終端側シール部は、前記易開封部から開封方向に延びる開封仮想直線と斜めに交差する傾斜内縁を有し、前記傾斜内縁は、前記包装袋の外縁に向かって凸状に湾曲した曲線区間と、前記曲線区間の開封終端側の端部に連続した直線区間と有することを特徴としている。
本発明の包装袋によれば、傾斜内縁が、包装袋の外縁に向かって凸状に湾曲した曲線区間を有するため、開封終端側シール部に傾斜内縁を設けることによる包装袋の容量の減少が抑制される。
また、傾斜内縁は、曲線区間の開封終端側の端部に連続した直線区間を有するため、特に、開封終端近くで、傾斜内縁の接線方向と開封方向との成す角度が大きくなることが回避される。その結果、包装袋を開封始端側のシール部から収納部を通り開封終端側のシール部まで開封するときに、引っ掛かりを感じることなく破断片を一気に切り離すことができる。
本発明の包装袋によれば、包装袋の容量の減少を抑制しつつ、包装袋を開封始端側のシール部から収納部を通り開封終端側のシール部まで開封するときに、引っ掛かりを感じることなく破断片を一気に切り離すことができる。
本発明の第1実施形態に係る包装袋の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る包装袋の開封する際の破断線の誘導を説明する正面図である。 本発明の第2実施形態に係る包装袋の正面図である。 従来例の包装袋の開封状態を示す正面図である。 (A)は、従来例の包装袋の開封状態を示す正面図であり、(B)は、(A)中の破線Cで囲まれた部分の拡大図である。 従来例の包装袋の正面図である。
以下、図面を参照して本発明の包装袋の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態に係る包装袋1の正面図を示す。この包装袋1は、表フィルム1aと裏フィルム1bとを重ね合わせた平パウチである。
表フィルム1a及び裏フィルム1bは、例えば、ポリオレフィン層上にナイロン層を積層した積層フィルムである。
なお、表フィルム1a及び裏フィルム1bには、熱溶着可能な種々の材料及び構成を採用することができる。例えば、表フィルム1a及び裏フィルム1bは、熱溶着可能な熱可塑性樹脂からなる単層フィルムにより構成してもよいし、溶着面をヒートシール性樹脂とする積層フィルムにより構成してもよい。積層フィルムは、中間層としてアルミニウム層のようなバリア層を設けた積層構造としてもよいし、表層にバリア層を設けた積層構造としてもよい。また、積層フィルムは、樹脂層を基材としてもよいし、紙を基材としてもよい。
包装袋1には、開封口形成予定側を上側として、上端縁のトップシール部6と、易開封部10が形成された開封始端側シール部2と、開封終端側シール部4とが形成されている。これらのシール部2,4,6で囲まれた収納部3には、例えば、底部より内容物が充填される。内容物充填後、底部(下端縁)を熱溶着してボトムシール部を形成することによって、内容物が密封包装される。
さらに、包装袋1の開封終端側シール部2は、トップシール部6の下縁6aに繋がる傾斜内縁5を有する。傾斜内縁5は、易開封部10から開封方向に延びる開封仮想直線12と斜めに交差する。
傾斜内縁5は、包装袋1の外縁に向かって凸状に湾曲した曲線区間51と、曲線区間51の開封終端側の端部5bに連続した直線区間52とを有する。曲線区間51は、例えば、円弧形状を有する。また、直線区間52は、曲線区間51の端部5bでの接線方向に延長されている。
本実施形態では、曲線区間51は、開封仮想直線12よりも上側に配置され、直線区間51は、開封仮想直線12よりも下側に配置されている。曲線区間51の開封終端側の端部5bは、開封仮想直線12上に位置している。
なお、曲線区間51の開封終端側の端部5bは、開封仮想直線12よりも上側に位置してもよいし、下側に位置してもよい。
傾斜内縁5が包装袋1の外縁に向かって凸状に湾曲した曲線区間51を有するため、開封終端側シール部4に傾斜内縁5を設けることによる包装袋の容量の減少が抑制される。
さらに、トップシール部6の下縁6aに、傾斜内縁5の始端5aから曲線区間51が連続しているため、易開封部10と傾斜内縁5の開封始端側の始端5aとを結ぶ直線と、始端5aにおける傾斜内縁5の接線との成す角度θ1が、傾斜内縁5を始端5aと終端5cとを結ぶ直線のみとした場合よりも小さくなる。その結果、易開封部10から進んできた破断線が傾斜内縁5に沿って容易に誘導される。好ましくは、角度θ1は0°~60°、より好ましくは、0°~45°、更により好ましくは、0°~30°である。
また、傾斜内縁5は、曲線区間51の開封終端側の端部5bに連続した直線区間52を有するため、特に、傾斜内縁5の終端5c近くで、傾斜内縁5の接線方向Sと開封方向Tとの成す角度θ2が大きくなることが回避される。その結果、包装袋1を開封始端側シール部2から収納部3を通り開封終端側シール部4まで開封するときに、引っ掛かりを感じることなく破断片を一気に切り離すことができる。
好ましくは、開封方向Tに沿った開封仮想直線12と、傾斜内縁5の開封終端側の終端5cにおける傾斜内縁5の接線との成す角度θ2は、10°~50°である。
なお、開封仮想直線12は、開封始端側シール部2に形成された切込みの易開封部10から開封終端側のシール部4に向けて開封するときに、易開封部10よりも上側の、破断片となる部分が手指で引っ張られる開封方向に沿った仮想線である。本実施形態のように、包装袋の外縁が実質的に長方形を有する場合には、図1に示すように、開封仮想直線12は対称軸線11と直交し、トップシール部6の直線状の下縁6aと平行に延在する。
次に、図2を参照して、包装袋1を開封する際の破断線の誘導を説明する。
包装袋1を開封する際には、易開封部10が形成された開封始端側シール部2から収納部3を通り開封終端側シール部4まで開封される。
具体的には、まず、易開封部10よりも上側の部分を手指で開封終端側シール部4に向かって引っ張ることにより、易開封部10から開封始端側シール部2が破断する。そして、易開封部10よりも上側の部分が破断片となる。
さらに、破断片を図面右方向へ引っ張ると、収納部3で表フィルム1a及び裏フィルム1bがそれぞれ開裂し、表フィルム1aの破断線(表破断線)10aと裏フィルム1bの破断線(裏破断線)10bが終端側シール部4へ向かって延びていく。このとき、図2に示すように、表破断線10aと裏破断線10bとが上下にずれる表裏ずれが発生することが多い。
図2に示す例では、裏破断線10bが傾斜内縁5の曲線区間51上の点A1に先に到達する。点A1に到達した裏破断線10bは、傾斜内縁5に沿って進む。
次いで、表破断線10aが、傾斜内縁5上の点A2で、傾斜内縁5に沿って進んできた裏破断線10bと合流する。さらに、点A2から破断線10cが終端側シール部4を進み、破断片が切り離される。
このとき、曲線区間51を直径118mm~186mmの内接円の円弧とすることで、表裏ずれが発生しても表破断線10a又は裏破断線10bのいずれかが必ず傾斜内縁5の曲線区間51上に到達するため、破断線が傾斜内縁5に沿って容易に誘導されるようになる。
裏破断線10bが、点A1から端部5bまでの曲線区間51に沿って進むに従って、破断線10bの進行する方向と、開封仮想直線12を平行な開封方向との成す角度が徐々に大きくなるが、端部5bから先の直線区間52では、この角度が大きくならない。その結果、裏破断線10bが直線区間52に沿って進む間、破断片を引っ張る力のうち傾斜内縁5に沿った方向に破断線を進める分力成分は減少しない。その結果、裏破断線10bが点A2で表破断線10aと合流するまでに、破断片を引っ張る手指が引っ掛かりを感じることが回避され、破断片を一気に切り離すことができる。
(第2実施形態)
図3に、本発明の第2実施形態に係る包装袋の正面図を示す。本実施形態の包装袋は、開封終端側シール部40の傾斜内縁50の配置及び形状を除き、第1実施形態の包装袋1と同一の鋼製を有する。このため、第1実施形態の包装袋1と同一の構成要素に、同一の符号を付し、それらの詳細な説明を省略する。
本実施形態における、包装袋の開封終端側シール部40は、トップシール部6の下縁6aに繋がり、易開封部10から開封方向に延びる開封仮想直線12と斜めに交差する傾斜内縁50を有する。傾斜内縁50は、開封始端側の端部(始端)5dと開封終端側の端部(終端)5hとの間に、第1の曲線区間53と、第1の直線区間54と、第2の曲線区間55と、第2の直線区間56とを有する。
傾斜内縁50が包装袋の外縁に向かって凸状に湾曲した第1の曲線区間53を有するため、開封終端側シール部4に傾斜内縁50を設けることによる包装袋の容量の減少が抑制される。
第1の曲線区間53は、開封始端側の端部5dで、トップシール部6の下縁6aに連続し、包装袋の外縁に向かって凸状に湾曲した円弧形状を有する。易開封部10と傾斜内縁50の開封始端側の端部5dとを結ぶ直線と、傾斜内縁50の第1の曲線区間53の端部5dにおける接線との成す角度は、0°~60°、より好ましくは、0°~45°、更により好ましくは、0°~30°である。
第1の曲線区間53を設けたことにより、破断線が開封仮想直線12よりも上側にずれた場合であっても、傾斜内縁5上の破断線の到達点における破断線と傾斜内縁50との成す角度が小さくなる。その結果、図6に示した直線状の傾斜内縁105よりも、破断線が傾斜内縁50に沿いやすくなる。
第1の直線区間54は、第1の曲線区間53の開封終端側の端部5eに連続し、第1の曲線区間53の端部5eでの接線方向に延長されている。
第1の直線区間54を設けたことにより、第1の曲線区間53を端部5eよりも先に延ばした場合よりも、破断線を開封終端側へ誘導することができる。
第2の曲線区間55は、第1の直線区間54の開封終端側の端部5fに連続し、包装袋の外縁に向かって凸状に湾曲した円弧形状を有する。第2の曲線区間55の端部5fでの接線の傾きは、第1の直線区間54の傾きと一致している。
また、第2の曲線区間55の円弧は、第1の曲線区間53の円弧の曲率半径よりも小さい曲率半径を有している。
第2の曲線区間55を設けたことにより、傾斜内縁50が、開封仮想直線12よりも図面下側まで延びるので、破断線が開封仮想直線12よりも下側にずれた場合にも、破断線が傾斜内縁50に到達する可能性を高くすることができる。
第2の直線区間56は、第2の曲線区間55の開封終端側の端部5gに連続し、第2の曲線区間55の端部5gでの接線方向に延長されている。
第2の直線区間56を設けたことにより、第2の曲線区間55の円弧を端部5gよりも先に延ばした場合よりも、特に、傾斜内縁50の終端5h近くで、傾斜内縁50の接線方向と開封方向との成す角度が大きくなることが回避される。その結果、包装袋を開封始端側シール部2から収納部3を通り開封終端側シール部4まで開封するときに、引っ掛かりを感じることなく破断片を一気に切り離すことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能である。上述した実施形態では、ほぼ長方形の平面形状を有し、四方がヒートシールされた平パウチの包装袋の例を説明したが、本発明では、包装袋の形状はこれに限定されず、例えば、スタンディングパウチ、ガゼット付きパウチ、及び、折り返したフィルムの三方をシールした包装袋にも適用するができる。
また、包装袋の外縁は、対称軸線11に対して対称であってもよいし、非対称であってもよい。また、包装袋の両側の外縁は、互いに平行に配置されてもよいし、非平行に配置されてもよい。例えば、包装袋の両側の外縁が互いに非平行であって、包装袋の平面形状が台形である場合には、その台形の中心線が縦方向に延びる対称軸線11となる。
なお、開封仮想直線12は、通常、対称軸線11と直交する。
また、上述した各実施形態では、傾斜内縁の直線区間を、曲線区間の端点の接線方向に延ばした例を説明したが、直線区間は、曲線区間の端点で、曲線区間に対して屈折して接続してもよい。
また、上述した各実施形態では、傾斜内縁の開封終端側の端部付近を直線区間としたが、本発明では、その端部付近に、包装袋の収納部に向かって凸状に湾曲した曲線区間を設けてもよい。かかる曲線区間を設けることにより、傾斜内縁の開封終端側の端部での接線方向と開封方向との成す角度が小さくなり、開封時により容易に破断片を一気に切り離すことができる。
本発明に係る包装袋は、食品を収容するレトルトパウチのような包装袋の他、飲料及び医薬品を収容する各種包装袋にも適用することができる。
1 包装袋
1a 表フィルム
1b 裏フィルム
2 開封始端側シール部
3 収納部
4 開封終端側シール部
5,50 傾斜内縁
51,53,55 曲線区間
52、54、56 直線区間
6 トップシール部
6a トップシール部の下縁
10 易開封部
11 対称軸線
12 開封仮想直線
10a 表フィルムの破断線(表破断線)
10b 裏フィルムの破断線(裏破断線)
10c 開封終端側シール部の破断線

Claims (3)

  1. 易開封部が形成された開封始端側シール部から収納部を通り開封終端側シール部まで開封される包装袋であって、
    前記開封終端側シール部は、前記易開封部から開封方向に延びる開封仮想直線と斜めに交差する傾斜内縁を有し、
    前記傾斜内縁は、前記包装袋の外縁に向かって凸状に湾曲した曲線区間と、前記曲線区間の開封終端側の端部に連続した直線区間とを有し、
    前記傾斜内縁の開封始端側の始端は前記曲線区間の始端であって、前記曲線区間の少なくとも一部分は前記開封仮想直線よりも上側に配置されており、
    前記傾斜内縁の開封終端側の終端は直線区間の終端であって、前記直線区間の少なくとも一部分は前記開封仮想直線よりも下側に配置されている
    ことを特徴とする、包装袋。
  2. 前記易開封部と前記傾斜内縁の開封始端側の始端とを結ぶ直線と、前記始端における前記傾斜内縁の接線との成す角度が、0°~60°である
    ことを特徴とする、請求項1記載の包装袋。
  3. 前記開封仮想直線と、前記傾斜内縁の開封終端側の終端における前記傾斜内縁の接線との成す角度が、10°~50°である
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の包装袋。
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