JP7237557B2 - 貼り合わせウェーハのエッジトリミング加工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、2枚の基板を貼り合わせた貼り合わせ基板の加工方法に係り、特に薄化ウェハに用いて好適な貼り合わせ基板の加工方法に関する。
LSI技術の進展により半導体チップの集積化が進められてきているが、さらなる集積化のためには素子のこれ迄以上の微細化が必要となっている。しかしながら素子の微細化には限界があり、2次元的な回路配置ではさらなる高集積化に対しては解決すべき課題が多く残っている。そのため、素子のこれ以上の微細化に代わり、回路配置を三次元化して高集積化を図る試みがなされている。その例として、2枚のウェーハを積層貼り合わせしたウェーハ-オン-ウェーハ(WOW)方式の貼り合わせウェーハがある。
WOW方式の貼り合わせウェーハでは、接着剤等を介してまたは直接、実質的に同じ形状の2枚のウェーハを貼り合わせている。2枚のウェーハの貼り合わせ工程では、貼り合わせ時の位置誤差や、ウェーハの貼り合わせ面が当接しその貼り合わせ面が固定するまでの間に、何らかの原因で2枚のウェーハ間で相対移動する可能性があるので、例えば0.5mm等の、所定の位置ずれを許容している。
また、接着剤等を使用して貼り合わせる場合には、中心部が確実に貼り合わせられるように中心部には十分に接着剤等を塗布して結合部を形成するが、外周部では未結合部が生じる場合もある。これらの要因から、後工程にエッジトリミング工程を設け、未結合部や位置ずれが生じる可能性のある外周部を、所定幅だけ研削する。具体的には、貼り合わされた2枚のウェーハの中心位置を求め、求められた貼り合わせウェーハの中心の周りに貼り合わせウェーハを回転させて、エッジトリミングする。これにより、真円形状の貼り合わせウェーハが得られる。その際、エッジトリミングを複数段階で実施する場合もある。
特許文献1には、シリコン-オン-インシュレータ方式の貼り合わせ基板を作成することが開示されている。この公報では、貼り合わせ基板の外周部を研削後に、ウェーハ外周部の未結合部をエッチングで完全に除去している。その際、加工後形状がバスケットのウェーハ支え部に干渉しないように、デバイス作製基板の外周部を所定厚さまで除去する研削を2段階で実施している。つまり、外周部の未結合部が存在する領域を、埋め込み酸化膜および支持側基板を損傷しない範囲で薄く研削する第1の段階と、未結合部が存在する領域よりさらに内側の領域であって、エッチング工程以降にウェーハを収容あるいは搬送するのに用いるウェーハバスケットのウェーハ支え部に接触しない領域まで、デバイス作製側基板表面の酸化膜を除去するよう研削する第2の段階とで、エッジトリミングを構成している。
また特許文献2には、ベース側の第2のウェーハとそれに接合されたボンドウェーハである第1のウェーハを含む貼り合わせウェーハにおいて、第1のウェーハが面取りされた縁をエッジトリミングすることが開示されている。このエッジトリミングは、第1の厚さを含む第1の深さおよび第1のウェーハの縁から測定される第1の幅にわたって、第1のトリミングステップを実行することを含む。少なくとも第1のウェーハの厚さを含む第2の深さ、および第1の幅よりも狭い第2の幅にわたる第2のトリミングステップ、を実行することも含んでいる。
特開平10-242091号公報 特表2011-524083号公報
実質的に同型状の2枚のウェーハを上下に貼り合わせて形成される貼り合わせウェーハでは、上述したとおり貼り合わせ面の外周部に未結合部や位置ずれによるはみ出し部または重ならない部分が生じるので、後工程でエッジトリミングを実行する。ところで、2枚のウェーハの貼り合わせ工程では、貼り合わせ界面に接着力等の結合力が発生するが、接着剤の不均一等に起因して結合力は界面で必ずしも均一とはならず、周方向に不均一を生じる場合もある。これらは引っ張り応力や圧縮応力からなる結合応力として、各ウェーハに作用する。そして甚だしい場合には、特にウェーハの外周部付近において凹凸またはうねりの歪みを生じる。
外周部付近が凹や凸に反ったままの貼り合わせウェーハを、エッジトリミング装置である研削テーブルに保持しても、ウェーハにおける凹凸は維持されたままであるから、外周部が凹に歪めば外周部は反り上がったままであり、凸に歪めば外周部は下がったままである。この状態の貼り合わせウェーハを、理想的な平らで歪のない貼り合わせウェーハと同様に加工しようとすると、貼り合わせウェーハ面と同一高さに配置された砥石は、貼り合わせウェーハの高さ方向に研削し残した部分と、必要以上に研削しすぎた部分を生ずる。またウェーハ形状がうねっているので、研削時には研削力と貼り合わせ面の結合力または結合応力とが複雑に作用し、貼り合わせ界面および各ウェーハに過大な応力が働く。そして最悪の場合、研削によりウェーハが損傷する事態が生じる。この不具合を解消するためには、研削時に貼り合わせ界面の応力を緩和して、貼り合わせ面を可能な限り平坦化する必要がある。
特許文献1では、貼り合わせウェーハの外周を研削後エッチングし、さらにエッチング後に後工程の邪魔になる部分を研削で取り除くことが記載されている。この公報に記載の方法では、2段階の研削をすることで、貼り合わせウェーハの未結合部を完全に除去するとともに搬送の障害となる部分も除去できる。しかしながら平坦性に欠ける貼り合わせウェーハについてエッジトリミング加工することについては考慮されていない。つまり、たとえ貼り合わせウェーハを2段階で研削しても、貼り合わせ界面のうねりを研削により解消するもしくは低減することは困難になっている。
また特許文献2では、貼り合わせウェーハの外周部を2段階でエッジトリミング加工して、ピールオフの影響を低減することが記載されている。すなわち、貼り合わせウェーハの界面であって外周部では接合エネルギーが他の場所に比べて小さいので、研削により貼り合わせウェーハの剥がれが生じやすくなる。そこで必要量より僅かに小さな量だけ外周研削した後、必要量まで小さな幅で研削して加工エネルギーを低減して、貼り合わせ界面への研削による影響を低減している。しかしながら、貼り合わせウェーハの平坦性の欠如に起因する貼り合わせ界面の結合応力の影響については十分には考慮されていない。
本発明は、上記従来技術の不具合に鑑みてなされたものであり、その目的は実質的に同形状の2枚のウェーハを貼り合わせした貼り合わせウェーハにおいて、エッジトリミング加工が後工程に悪影響を及ぼすことを無くすまたは可能な限り低減して、確実に目標加工量に近い適正量だけ加工した貼り合わせウェーハを得ることにある。本発明の他の目的は、上記目的に加え、WOW方式の貼り合わせウェーハのエッジトリミングにおいて、たとえ研削前の貼り合わせウェーハにうねり等の歪があっても、高スループットでエッジトリミング加工を可能にすることにある。
上記目的を達成する本発明の特徴は、ベースウェーハとボンドウェーハを貼り合わせて形成した貼り合わせウェーハの周縁部を加工するエッジトリミング加工方法において、前記ボンドウェーハの周縁部を半径方向に予め定めた位置まで研削加工して仕上がり径とする第1段階の研削加工工程の後に、前記ボンドウェーハと前記ベースウェーハの周縁部を同時に研削加工して仕上がり径とする第2段階の研削加工工程を実行することにある。
そしてこの特徴において、前記第1段階の研削加工工程と第2段階の研削加工工程において、回転する砥石に対して前記貼り合わせウェーハを実質的に水平方向から接近させるY軸切り込みを用いることが望ましく、前記第1段階の研削加工工程では、前記ボンドウェーハの周縁部を半径方向には予め定めた位置までであって、その厚さ方向には外径端部で少なくとも一部を残して研削加工することが好ましい。
また、上記特徴において、前記第2段階の研削加工工程では、半径方向には所定仕上がり位置までであって、厚さ方向には少なくともベースウェーハの一部を含む厚さまで研削加工することが好ましく、前記貼り合わせウェーハは、実質的に同一形状の2枚のシリコンウェーハであってもよい。
本発明によれば、実質的に同型状の2枚のウェーハを貼り合わせした貼り合わせウェーハのエッジトリミング加工において、ボンドウェーハの厚さの中間高さ位置まで研削する第1の研削工程と、ボンドウェーハの最深部までの高さ以上に研削する第2の研削工程を備えるので、エッジトリミング加工が後工程に悪影響を及ぼすのを無くすまたは可能な限り低減して、確実に仕上がり目標加工量に近い適正量だけ貼り合わせウェーハをエッジトリミング加工できるようになる。さらに、WOW方式の貼り合わせウェーハのエッジトリミング加工において、たとえ研削前の貼り合わせウェーハにうねり等の歪があっても、高スループットでエッジトリミング加工することができる。
本発明に係るウェーハ加工装置の一実施例の上面図である。 図1のウェーハ加工装置が備える研削部の正面図である。 貼り合わせウェーハの本発明によるエッジトリミング加工を説明する図である。 貼り合わせウェーハの従来エッジトリミング加工を説明する図である。 本発明によるエッジトリミング加工結果の一例を示すグラフである。 貼り合わせウェーハのエッジトリミング方法を示すフローチャートである。
以下、本発明に係るウェーハのエッジトリミング加工装置の一実施例を、図面を用いて説明する。図1は、エッジトリミング加工装置10の一実施例の概略上面図であり、図2は、図1に示すエッジトリミング加工装置10が備える研削装置16の正面図である。本エッジトリミング加工装置10は、同一の研削装置16を2組備えている。
エッジトリミング加工装置10は、供給回収部14、測定・アライメント部22、2台の研削装置16、洗浄・乾燥部20、および搬送手段24を備えている。なお図示を省略したが、これら各部14、22、16、20および搬送手段24を制御する操作パネルや制御装置も有している。
供給回収部14は、エッジトリミング加工する貼り合わせウェーハWをウェーハカセット30から測定・アライメント部22および加工側19へ供給するとともに、エッジトリミング加工された貼り合わせウェーハWを加工側19からウェーハカセット30、31に回収する。本実施例の供給回収部14は、3台のウェーハカセット30、1台の供給回収ロボット34を備える測定搬送部12、および1台のリジェクト用ウェーハカセット31を備える。
測定搬送部12は、カセットテーブルにセットされた各ウェーハカセット30から、貼り合わせウェーハWを1枚ずつ取り出して測定・アライメント部22に供給する。それとともに、エッジトリミング加工が終了した貼り合わせウェーハWを測定・アライメント部22からウェーハカセット30、31に収納する。その際、測定・アライメント部22で仕様を満たさずNGであった貼り合わせウェーハWはリジェクト用ウェーハカセット31に、仕様を満たす貼り合わせウェーハWはウェーハカセット30に収納する。供給回収ロボット34は、例えば3軸回転型の搬送アームであり、吸着パッドで貼り合わせウェーハWの表面を真空吸着して貼り合わせウェーハWを保持する。測定搬送部12は、例えば基部が円運動可能な構造になっており、基部が円の外周を移動することで、各ウェーハカセット30、31と測定・アライメント部22へウェーハWを供給および回収できるようになっている。一方、各ウェーハカセット30、31と測定・アライメント部22は、測定搬送部12側に開口して、貼り合わせウェーハWを受け入れ、取り出すことを可能にしている。
測定・アライメント部22は、エッジトリミング加工する貼り合わせウェーハWの厚さや貼り合わせウェーハWの中心位置を計測する。測定・アライメント部22は、回転テーブル50、厚さセンサ52、外径測定装置54および選択的にエッジ形状検出センサを備える。回転テーブル50は、その中心軸周りに貼り合わせウェーハWを回転させる。エッジ形状検出センサはレーザセンサであり、貼り合わせウェーハWの外周エッジ形状やノッチが形成されている場合にノッチを検出する。
2台の研削装置16は、エッジトリミング加工装置10の正面部に並列して配置されており、それぞれ、貼り合わせウェーハWの外周エッジトリミング加工を2段階で実行する。2台の研削装置16は互いに同一の構成であり、貼り合わせウェーハWを所定位置に位置決めするための研削テーブル60とスピンドル62から構成される。
洗浄・乾燥部20は、エッジトリミング加工後の貼り合わせウェーハWを洗浄し、その後貼り合わせウェーハWを乾燥させる。洗浄テーブル82に保持した貼り合わせウェーハWを回転させながら、貼り合わせウェーハWの表面に洗浄液を噴射して、貼り合わせウェーハWの表面に付着した汚れを剥離除去する、例えばスピン洗浄装置を備える。また、洗浄液を除去するための図示しない乾燥手段を備える。
搬送手段24は、研削装置16で加工を終えた貼り合わせウェーハWを、洗浄・乾燥部20に搬送および回収する。回収された貼り合わせウェーハWは、再加工するために研削装置16に戻される、または測定・アライメント部22で最終形状チェックおよび割れや欠け等の製品チェックをするために測定・アライメント部22へ搬送される。測定・アライメント部22で形状・チェックや製品チェックをする場合には、搬送手段24は研削装置16の背面空間66を通って、研削加工後の貼り合わせウェーハWを測定・アライメント部22へ搬送する。
次に、図1のA部に示した本発明の特徴的部分である研削装置16の構成について、図2を用いて説明する。2台の研削装置16の構成は同じであるから、図1のA部についてのみ説明するが、他方の研削装置16も同様である。
研削装置16は、貼り合わせウェーハWを載置する研削テーブル60と砥石152を搭載したスピンドル62を備える。本実施例では、研削テーブル60はX―Y平面内を移動可能であり、スピンドル62はX―Y平面内でその位置が固定されている。従って貼り合わせウェーハWの外周加工であるエッジトリミング加工をする場合には、貼り合わせウェーハWとともに研削テーブル60を移動させて、スピンドル62に接近させる。
研削テーブル60は、ベース141上に載置されたX軸ベース121、2本のX軸ガイドレール122、4個のX軸リニアガイド123、ボールスクリューとサーボモータで構成されたX軸駆動手段125により、図2のX方向(実質的に水平面における一方向)に移動されるXテーブル124を有して、X軸駆動機構220を構成する。Xテーブル124上には2本のY軸ガイドレール126が載置され、4個のY軸リニアガイド127、図示しないボールスクリューとサーボモータから構成されるY軸駆動手段、およびY軸駆動手段によりX方向に直交するY方向(実質的に水平面における一方向であってX方向に直交する方向)に移動されるYテーブル128を有して、Y軸駆動機構230を構成する。
Yテーブル128の上部には、2本のZ軸ガイドレール129と、図示しない4個のZ軸リニアガイドにより案内され、ボールスクリュー及びステッピングモータを備えるZ軸駆動手段130によって図2のZ方向(上下方向)に移動されるZテーブル131が組込まれており、これらはZ軸駆動機構240を構成する。Zテーブル131には、θ軸モータ132およびθスピンドル133が組込まれている。θスピンドル133の一端側には、貼り合わせウェーハWを吸着載置するウェーハテーブル134が取り付けられている。
ウェーハテーブル134は、回転中心を中心として図2のθ方向に回転する。ウェーハテーブル134の上面には、図1に示した搬送手段24が配設可能であり、搬送手段24の先端には下向きに吸着パッドが取り付けられる。吸着パッドは真空源と連通し、エッジトリミング加工される貼り合わせウェーハWが載置されて吸着固定される。研削テーブル60が、貼り合わせウェーハWを図2のθ方向に回転させるとともに、X、Y、及びZ方向に、所定位置まで移動させる。スピンドル62では、基台150内にACサーボモータ151が固定収容され、ダイレクトドライブ方式で、例えば回転速度500rpm(約8.3Hz)で回転される。
ところで、本実施例で使用する貼り合わせウェーハWは、前工程で2枚の実質的に同一形状の2枚のシリコンウェーハWを貼り合わせて形成されている。各シリコンウェーハWは、例えば直径300mm、厚さ数100μm程度の12インチウェーハであり、接着剤等の接着手段で貼り合わされる。貼り合わせにおいては、2枚のウェーハWを積層し、積層された2枚のウェーハW、W間に接着手段を塗布する。このとき、2枚のウェーハWの周縁部では、貼り合わせ時に接着手段である接着剤が端部からはみ出て2枚のウェーハW、W面を汚染するのを防止するため、接着量を減らしており、これにより、2枚のウェーハW、W間に接着不全部が発生する場合がある。
そこで、貼り合わせ時の接着不全部によりチップ形成が影響されないように、2枚のウェーハW、Wの貼り合わせ工程が済んだ後に、貼り合わせウェーハWの周縁部に形成されるかもしれない接着不全部を見込んで、エッジトリミング加工を実施している。本実施例のエッジトリミング加工では、貼り合わせウェーハWの外径から内側へ半径方向長さで約1~7mm加工し、高さ方向には各ウェーハWba、Wboの厚さにもよるが、上側に位置するボンドウェーハWboの全高さとベースウェーハWbaの貼り合わせ面から100μm程度までを加工する。
ところで上述したように、貼り合わせウェーハWの貼り合わせ時には、貼り合わせ面に介在させる接着剤を貼り合わせウェーハWの周縁部で減らしたりするので、塗布されていない領域が形成される場合がある。このような接着剤の不均一分布は、貼り合わされる2枚のウェーハWba、Wbo間に不均一な接着力分布を生じ、結果として両ウェーハWba、Wboに不均一な応力分布を形成する。両ウェーハWba、Wboは厚さがそれぞれ数100μm程度の厚さであるから、この不均一な応力により両ウェーハWba、Wboは開放部である周縁部で容易に変形させられる。したがって、貼り合わせウェーハWの周縁部近傍の貼り合わせ面には、微視的にうねりが生じている。この様子を、図3に模式的に示す。
図3は、本発明によるエッジトリミング方法の手順を説明するための模式図であり、貼り合わせウェーハWの変形は誇張されて図示されている。図3(a)は、加工前の研削装置16の主要部の図であり、図3(b)は、詳細を後述する本発明による、第1段階の研削加工を説明する図であり、図3(c)は、これも詳細を後述する本発明による、第2段階の研削加工を説明する図である。図3(d)~(f)は、貼り合わせウェーハのみを取り出し、その周縁を展開して示した外周展開図であり、それぞれ図3(a)~(c)に対応する図である。すなわち、図3(d)は図3(a)におけるD矢視展開図であり、図3(e)は図3(b)におけるE矢視展開図であり、図3(f)は図3(c)におけるF矢視展開図である。
研削装置16は、主として研削テーブル60とスピンドル62を備え、研削テーブル60が備えるウェーハテーブル134には貼り合わせウェーハWが芯出しされた後、真空吸引等により保持されている。一方スピンドル62の回転軸153には砥石取付け具154が取付けられており、砥石取付け具154の外周部には砥石152が固定保持されている。砥石152としては例えば800番の金属砥石を用い、高速回転させている。
図3(a)図に対応する図3(d)図に誇張して示すように、貼り合わせウェーハWの外周展開図では、平面であるべき両ウェーハWba、Wboの貼り合わせ面(界面)Pintにうねりを生じ、そのうねりに応じて両ウェーハWba、Wboもうねっている、もしくは反っている。その結果、両ウェーハWba,Wboが反っていない貼り合わせウェーハWの中心部の上面である見なし上面Ptopと中心部の見なし下面Pbotに対して、貼り合わせウェーハWの開放部である周縁部では、偏差ε程度の高さ位置変動を生じる。なお、貼り合わせウェーハWの中心部は貼り合わせウェーハWそれ自体の剛性で変形を生じにくい。一方、接着応力が働かない周縁部では、貼り合わせウェーハWの挙動が自由になるので、ウェーハWの反りやうねりのような不具合が生じる。不具合が生じるのが周縁部であるから、エッジトリミング加工だけ工夫すれば、貼り合わせウェーハWの貼り合わせにより生じた不具合の大部分を解消できる。
ところで、貼り合わせウェーハWは、ほぼ同一形状の厚さtのベースウェーハWbaと厚さtのボンドウェーハWboを貼り合わせている。そして、エッジトリミング加工においては、これらを切り込み深さt、仕上げ面Pdes、仕上げ径φDdesに研削加工することが求められている。
しかしながら周縁部に上述したうねりや反りを生じている貼り合わせウェーハWを、一度にエッジトリミング加工する従来の加工方法では、詳細を図4を用いて後に説明するように、たとえ貼り合わせウェーハWの中心部高さに対応する見なし上面Ptopから所定切り込み深さtで研削しても、上述した偏差εの影響で、貼り合わせウェーハWを構成するボンドウェーハWboの研削残しやベースウェーハWbaの過大な研削が発生する。このような加工不良領域は、後工程におけるチップ製作の障害となり、チップ製作上の歩留まりの低下をもたらす。
そこで本発明では、エッジトリミング加工(研削加工)工程を複数段階で実行することにより、第1段階の研削加工工程を終えた時点で、エッジトリミングするボンドウェーハWboの自重を減らすことで、貼り合わせウェーハWの接着界面に作用する接着力の周方向不均一性を低減する。そして、最終加工(本実施例では第2段階の研削加工)工程前に、貼り合わせウェーハWの接着界面Pintにおける結合力の不均一性を無くすか、第2段階の加工に悪影響を及ぼさない程度まで低減する。
これにより2枚のウェーハWba、Wbo間の結合力、接着力の不均一性を低減し、うねりや反りを持ったウェーハWba、Wbo間のうねりや反りを低減する。すなわち、図3(b)および(e)に示すように、周縁部が全量研削されるべきボンドウェーハWboの周縁部を厚さ方向に一部残して研削する第1の研削工程を、従来の研削方法に新たに付け加えている。これにより、加工残り領域のボンドウェーハWboの局所的重みが低減してボンドウェーハWboの歪が低減するとともに、ボンドウェーハWboに応じて歪んでいたベースウェーハWbaの反りやうねりも低減する。これら両歪が低減した後で再度研削することにより、一度に研削した場合に比べて研削面PdesにおけるボンドウェーハWboの研削残しやベースウェーハWbaの過大な研削を防止する。具体的には、貼り合わせウェーハWの厚さ方向に、見なし上面Ptopから深さtまでの切り込み深さでY軸切り込みでエッジトリミング加工を施す。ここで深さtは、貼り合せウェーハWの少なくとも外径端部において、貼り合わせウェーハWのエッジトリミング加工で求められる切り込み深さtよりも浅い深さ、すなわちt<tである。本実施例では、深さtとして、エッジトリミング加工で求められる切り込み深さtとボンドウェーハWboの厚さtとの平均値、すなわちt=(t+t)/2を用いる。このように設定することにより、通常の貼り合わせで生じる反りを持つウェーハWboを過度に研削する恐れが無くなる。
第1段階の研削加工を終えた貼り合わせウェーハWでは、仕上げ径φDdesで仮仕上げ面Pref1を有する加工面が形成される。研削後の仮仕上げ面Pref1は、応力解放がなされているので、微視的には必ずしも平面ではなくなり、ベースウェーハWbaの見なし底面Pbotはより平面に近づく。
次に、エッジトリミング加工に求められる形状に仕上げるために、第2段階の研削を実行する。この様子を、図3(c)、(f)を用いて説明する。貼り合わせウェーハWの周縁部の接着界面Pintのうねりが改善された後に、砥石152の切り込み深さを、貼り合わせウェーハWに求められる切り込み深さtに設定して、見なし上面Ptopからの切り込み深さtで貼り合わせウェーハWをY軸切込みする。つまり、ボトムウェーハWboとベースウェーハWbaの外周部を同時に加工する。その結果、ボトムウェーハWboでは全量、ベースウェーハWbaでは見なし底面Pbotから厚さτを残して、エッジトリミングが実行され、仕上げ径φDdesで仕上げ面Pdesを有する加工面が形成される。第1段階の研削加工を経ることにより、貼り合わせウェーハWの接着界面Pintがより平面に近づいたので、所定切り込み深さtで研削する第2段階の研削加工を実施しても、偏差εが小さいので、ボンドウェーハWboの研削残しやベースウェーハWbaの過大な研削が防止される。
本発明による2段階のエッジトリミング加工に対応する、従来の1段階のエッジトリミング加工を図4を用いて説明する。図4(a)、(b)は、研削加工装置16の主要部の正面図の模式図であり、図4(a)は加工前の状態を示す図であり、図3(a)に対応する図であり、図4(b)は1段階研削加工中の図である。図4(c)は、エッジトリミング加工後の貼り合わせウェーハWの概略図である。図4(d)、(e)は貼り合わせウェーハWの外周展開図であり、図4(d)は図4(a)のB矢視展開図であり、図4(e)は図4(c)のC矢視展開図である。
2つのウェーハWbo、Wbaの貼り合わせ接着界面Pintが矯正されないまま、1段階でエッジトリミング加工されているので、エッジトリミング加工終了後の貼り合わせウェーハWの周縁部では、貼り合わせ時のままで偏差εが残った形状に応じて加工している。その結果、見なし上面Ptopからの切り込み深さtが、本発明と同様であっても、ボンドウェーハWboに研削残し領域が生じたり、ベースウェーハWbaに過剰な研削領域が発生している。
図5に、本発明の2段階エッジトリミング加工を施した貼り合わせウェーハWと従来の1段階エッジトリミング加工した貼り合わせウェーハWの、加工後の形状測定結果の一例を示す。図3(f)と図4(e)に対応する図である。図5(a)は本発明による2段階のエッジトリミング加工した場合の貼り合わせウェーハWの周縁部の展開図であり、図5(b)は従来の1段階でエッジトリミング加工した場合の貼り合わせウェーハWの周縁部の展開図である。
貼り合わせウェーハWの反りまたはうねりの最大は、従来方法の約22μmから本発明の方法の約6μmまで低下していることが分かる。貼り合わせウェーハWを構成する各ウェーハWba、Wbaが数100μm程度の厚さであるから、各ウェーハWba、Wbaの厚さの1/10程度の誤差まで吸収できており、歩留まりの高いエッジトリミング加工を実現できている。
次に、上記貼り合わせウェーハWのエッジトリミング加工方法に関する手順を、図6にフローチャートで示す。図1も参照する。ステップS610において、供給回収部14のウェーハカセット30内に収容されている貼り合わせウェーハWを、測定搬送部12を用いて測定・アライメント部22に搬送する。測定・アライメント部22では、貼り合わせウェーハWについて第1段階の研削加工をするために、貼り合わせウェーハWの回転中心位置Oを求めてアライメントする(ステップS620)。アライメントされた貼り合わせウェーハWの回転中心位置Oをウェーハテーブル134の中心位置に一致させ、貼り合わせウェーハWを真空吸着して保持する(ステップS630)。
研削テーブル60のX、Z軸駆動機構220、240を駆動して、スピンドル62に取付けた砥石152に対する貼り合わせウェーハWの位置を合わせる。すなわち、貼り合わせウェーハの見なし上面Ptopから仕上がり切り込み深さtより浅い深さtの位置を、砥石152の切り込み深さとして原則ボンドウェーハWboのみを加工する、加工方向および加工高さに一致させる。
そして、研削テーブル60のY軸駆動機構230を用いて第1段階の研削加工を実行し、ボンドウェーハWboの加工部外径が仕上がり外径φDdesになるまで、Y軸切り込みで実行する(ステップS640)。第1段階の研削加工では、原則的にボンドウェーハWboの外周部のみを研削加工して、貼り合わせウェーハWのうねりが生じやすい外縁部における接着力に起因する接着応力を緩和する。接着応力が緩和されて、第1段階の研削加工が終了した貼り合わせウェーハWの周縁部では、接着界面のうねりも緩和され、より平坦化する。第1段階の研削を終了したら、搬送手段24を用いて洗浄・乾燥部20へ貼り合わせウェーハWを搬送し、洗浄・乾燥する(ステップS650)。
その後、搬送手段24を用いて、貼り合わせウェーハWを測定・アライメント部22へ搬送する。測定・アライメント部22では、第2段階の研削加工、すなわち貼り合わせウェーハWに求められるエッジトリミング加工を完遂するために、貼り合わせウェーハWの中心位置Oがウェーハテーブル134の中心に一致するようにアライメントする(ステップS660)。アライメントされた貼り合わせウェーハWは、測定搬送部12の供給回収ロボット34を用いてウェーハテーブル134にアライメントされて載置され、真空吸引により保持される(ステップS670)。
研削テーブル60のX、Z軸駆動機構を220、240を駆動して、スピンドル62に取付けた砥石152に対する貼り合わせウェーハWの位置を合わせる。すなわち、貼り合わせウェーハWの見なし上面Ptopから深さt(t>t)の位置を砥石152の切り込み深さとして、ボンドウェーハWboとベースウェーハWbaの一部を加工する加工方向および加工高さに一致させる。
研削テーブル60のY軸駆動機構230を用いて、第2段階の研削加工を実行し、ボンドウェーハWboの加工部外径が仕上がり外径φDdesになるまで、Y軸切り込みを実行する(ステップS680)。第2段階の研削加工が終了したら、エッジトリミング加工が終了したので、研削加工後の貼り合わせウェーハWを、再び搬送手段24を用いて洗浄・乾燥部20へ搬送し、洗浄・乾燥する(ステップS690)。
洗浄・乾燥終了後に、搬送手段24を用いて、貼り合わせウェーハWを供給回収部14のウェーハカセット30内に収納する(ステップS700)。なお、ウェーハカセット30内に収納する前に、測定・アライメント部22で貼り合わせウェーハWの欠けや割れ等をチェックして、不具合が生じている物をリジェクト用ウェーハカセット31に収容するようにしても良い。
上記実施例では、実質的に同一形状のシリコンウェーハ同士を貼り合わせた貼り合わせウェーハについて説明したが、ガラス基板とシリコン基板を貼り合わせた貼り合わせウェーハ等、他の種類の貼り合わせウェーハであっても本発明を適用できることは言うまでも無い。また、上記実施例では2枚のシリコンウェーハの直径を同一にしているが、ベースウェーハWbaに比べてボンドウェーハWboの直径が僅かに小さいような貼り合わせウェーハWまたはその逆にも適用できる。
10…エッジトリミング加工装置、12…測定搬送部、14…供給回収部、16…研削装置、19…加工側、20…洗浄・乾燥部、22…測定・アライメント部、24…搬送手段、30…ウェーハカセット、31…リジェクト用ウェーハカセット、34…供給回収ロボット、50…回転テーブル、50a…中心軸、52…厚さセンサ、54…外径測定装置、60…研削テーブル、62…スピンドル、66…背面空間、82…洗浄テーブル、121…X軸ベース、122…X軸ガイドレール、123…X軸リニアガイド、124…Xテーブル、125…X軸駆動手段、126…Y軸ガイドレール、127…Y軸リニアガイド、128…Yテーブル、129…Z軸ガイドレール、130…Z軸駆動手段、131…Zテーブル、132…θ軸モータ、133…θスピンドル、134…ウェーハテーブル、141…ベース、150…基台、151…ACサーボモータ、152…砥石、153…回転軸、154…砥石取付具、220…X軸駆動機構、230…Y軸駆動機構、240…Z軸駆動機構、Ddes…仕上がり径、W…貼り合わせウェーハ、Wba…ベースウェーハ、Wbo…ボンドウェーハ。

Claims (3)

  1. ベースウェーハとボンドウェーハを貼り合わせて形成した貼り合わせウェーハの周縁部を加工するエッジトリミング加工方法において、
    前記ボンドウェーハの周縁部を半径方向に予め定めた位置まで研削加工して仕上がり径とする第1段階の研削加工工程の後に、前記ボンドウェーハと前記ベースウェーハの周縁部を同時に研削加工して仕上がり径とする第2段階の研削加工工程を実行し、
    前記第1段階の研削加工工程と前記第2段階の研削加工工程において、回転する砥石に対して前記貼り合わせウェーハを実質的に水平方向から接近させる、Y軸切り込みを用い、
    前記第1段階の研削加工工程では、前記ボンドウェーハの周縁部を半径方向には予め定めた位置までであって、その厚さ方向には外径端部で少なくとも一部を残して研削加工することを特徴とする貼り合わせウェーハのエッジトリミング加工方法。
  2. 前記第2段階の研削加工工程では、半径方向には所定位置までであって厚さ方向には少なくとも前記ベースウェーハの一部を含む厚さまで研削加工することを特徴とする請求項1に記載の貼り合わせウェーハのエッジトリミング加工方法。
  3. 前記貼り合わせウェーハが、実質的に同一形状の2枚のシリコンウェーハである、ことを特徴とする請求項1に記載の貼り合わせウェーハのエッジトリミング加工方法。
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