JP7233895B2 - 液体吐出ヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、液体を吐出する液体吐出ヘッドに関する。
紙等の被記録媒体に記録を行う液体吐出ヘッドには、液体を吐出する記録素子基板の吐出口側の面に設けられるカバー部材が備えられる。しかしながら、カバー部材の剛性が小さいとカバー部材そのものが反りなどの変形を起こす場合がある。そこで、特許文献1に記載の液体吐出ヘッドにおいては、カバー部材に補強部材を取り付けることによりカバー部材の剛性を大きくし、カバー部材の変形を抑制する構成が開示されている。
特開2016-489号公報
しかしながら、特許文献1に記載の補強部材は接着剤によりカバー部材に取り付けられているためカバー部材と補強部材との間に接着層を有することとなり、補強部材によるカバー部材の剛性の向上が限られてしまう。
本発明は上記の課題を鑑みたものであり、カバー部材の剛性がより効果的に向上した液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、液体を吐出する吐出口を有する記録素子基板と、
前記記録素子基板の前記吐出口を露出させる開口を有し、前記記録素子基板と固定されるカバー部材と、を有する液体吐出ヘッドにおいて、前記カバー部材は、前記開口を有し前記記録素子基板の前記吐出口が配される側の面と接する平板状の第1のプレートと、前記第1のプレートの前記記録素子基板と接する側の面に載置され、前記第1のプレートよりも厚さが厚い平板状の第2のプレートと、を有し、前記第1のプレートと前記第2のプレートとの接触部の少なくとも一部は互いに一体となっており、前記吐出口に前記液体を供給するための流路を有する流路部材をさらに有し、前記カバー部材と前記流路部材とが固定部材により固定されており、前記固定部材はボルトとナットであることを特徴とする。
本発明によれば、カバー部材の剛性がより効果的に向上した液体吐出ヘッドを提供することができる。
液体吐出ヘッドの斜視図。 液体吐出ヘッドの分解斜視図。 カバー部材の斜視図。 カバー部材の分解斜視図。 カバー部材の一部拡大図。 カバー部材と流路部材との接合を示す概略図。 カバー部材の一部拡大図。 記録素子基板とカバー部材の断面図。 カバー部材の一部拡大図。 記録素子基板とカバー部材の断面図。
以下、本発明の実施形態に係る液体吐出ヘッドについて、図面を参照しながら説明する。ただし、以下の記載は本発明の範囲を限定するものではない。一例として、本実施形態では液体吐出ヘッドとしてインクを吐出するインクジェットヘッドでの説明を行うが、これに限らず各種液滴を吐出する液体吐出ヘッドへの適用が可能である。また液体吐出ヘッドとして、液体を加熱する発熱素子により気泡を発生させて液体を吐出するサーマル方式が採用されているが、ピエゾ方式およびその他の各種液体吐出方式が採用された液体吐出ヘッドにも本発明を適用することができる。また、本実施形態の液体吐出ヘッドは被記録媒体の幅に対応した長さを有する、所謂ページワイド型ヘッドで説明するが、被記録媒体に対してスキャンを行いながら記録を行う、所謂シリアル型の液体吐出ヘッドにも本発明を適用できる。シリアル型の液体吐出ヘッドとしては、例えばブラックインク用、およびカラーインク用記録素子基板を各1つずつ搭載する構成があげられる。しかしながら、これに限らず、数個の記録素子基板を吐出口列方向に吐出口をオーバーラップさせるよう配置した、被記録媒体の幅よりも短いヘッドを作成し、それを被記録媒体に対してスキャンさせる形態のものであっても良い。
(第1の実施形態)
(液体吐出ヘッド)
本実施形態に係る液体吐出ヘッドについて、図1及び図2を用いて説明する。図1は本実施形態に係る液体吐出ヘッド100を示す斜視図である。本実施形態の液体吐出ヘッド100は、C/M/Y/Kの4色のインクを吐出できる記録素子基板10を直線状に16個配列(インラインに配置)したページワイド型の液体吐出ヘッドである。液体吐出ヘッド100は、各記録素子基板10と、フレキシブルな電気配線部材12と、板状の電気配線基板90と、信号入力端子91と、電力供給端子92と、を有する。信号入力端子91及び電力供給端子92は、被記録媒体(不図示)を搬送する搬送部(不図示)及び液体吐出ヘッド100を有する記録装置本体(不図示)の制御部と電気的に接続される。そして、吐出駆動信号及び吐出に必要な電力を、電気配線部材12を介して記録素子基板10に供給する。電気配線部材12は、例えば、FPC(Flexible printed circuits)である。電気配線基板90の電気回路によって配線を集約することで、信号入力端子91及び電力供給端子92の設置数を記録素子基板10の数と比べて少なくすることができる。これにより、記録装置本体に対して液体吐出ヘッド100を着脱するときに、取り外しが必要な電気接続部数が少なくて済む。
なお、図1において、記録素子基板10を液体吐出ヘッドの長手方向に直線状に配置したページワイド型の液体吐出ヘッドを示したが、本発明はこれに限られず、記録素子基板10を長手方向に千鳥状に配置したページワイド型の液体吐出ヘッドでもよい。
図2は図1に示す液体吐出ヘッド100の分解図であり、液体吐出ヘッド100を構成する各部品またはユニットがその機能毎に分割されて表示されている。流路部材210は主に第1流路部材14及び第2流路部材20を積層したものであり、記録装置本体から供給された液体を記録素子基板10へと分配する。記録素子基板10と第1流路部材14との間には第1シール部材13が、第1流路部材14と第2流路部材20との間には第2シール部材21がそれぞれ設けられており、外部へ液体が漏洩しないように部材間をシールしている。この際、ゴム等の弾性部材からなる第1シール部材13及び第2シール部材21は各部材の交差や組み立て交差を踏まえた量を潰して設けられている。本実施形態においては、シール部材を潰す手段としてナット17(図3(b))とボルト6(図6)にて行っているが部品交差や組立て交差に対し十分な量シール部材を潰しその状態を維持できるのであればその他の機械的な締結手段、あるいは接着剤等を用いた手段を用いることも可能であり、用途に応じて選択できる。
(カバー部材の構成)
本発明の特徴部であるカバー部材11の構成について、図3乃至図6を参照しながら説明する。図3はカバー部材11の全体斜視図であり、図3(a)はナット17がカバー部材11に挿入される前の状態、図3(b)はナット17がカバー部材11に挿入された際の状態をそれぞれ示す。図4は図3で示すカバー部材11の分解図、図5は図3で示すカバー部材11の一部を示す拡大図である。図6はカバー部材11と流路部材210とをボルト6とナット17により固定した際の概略図であり、第2シール部材21を省略して図示している。
図4に示すように、カバー部材11は平板状の薄肉部材11a(第1のプレート)、平板状の厚肉部材11b(第2のプレート)及び平板状のナット挿入部材11c(第3のプレート)により構成されている。薄肉部材11aは記録素子基板10の吐出口を露出させるための開口34を有している。ここで、本実施形態における記録素子基板10はシリコンの基体部5(図6)と吐出口を形成する吐出口形成部材4(図6)とから構成されている。したがって、基体部5の吐出口形成部材4側の面を接着剤により薄肉部材11aに接合しても、吐出口形成部材4の吐出口が配される側の面(吐出口面)4に薄肉部材11aを接合してもよい。また、吐出口と被記録媒体との距離を小さくするために薄肉部材11aは薄い方が好ましく、80μm以下が好ましい。本実施形態においては60μmとした。また、薄肉部材11a、すなわちカバー部材11に記録素子基板10が取り付けられているため素子基板10の位置決め基準はカバー部材11となる。したがって、液体吐出ヘッド100の種々の構成部品による寸法公差が記録素子基板10の位置精度に与える影響が小さくなる。
厚肉部材11bは薄肉部材11aの剛性を確保するための部材であり、薄肉部材11a上に載置されている。したがって、厚肉部材11bは十分な剛性を得られる厚みが好ましく、本実施形態においては800μmである。また、厚肉部材11bには、カバー部材11と第2流路部材20とを固定(締結)するために用いるナット17(図6)が挿入される穴部であるナット挿入孔9(図5)が形成されている。
ナット挿入部材11cは、厚肉部材11bに挿入されたナット17が厚肉部材11bから抜けないようにナットのフランジを覆うための部材であり、厚肉部材11bの薄肉部材11aが配される側の裏面側に配される。ナット挿入部材11cの厚さは本実施形態においては800μmである。図6に示すように、カバー部材11と流路部材210とは、第2流路部材20に挿入されたボルト6(固定部材)とカバー部材11に挿入されたナット17(固定部材)とを締結することにより固定される。この際、固定部材により第1シール部材13を所定量変形させることにより流路部材20と記録素子基板10との間において液体が流動する領域をシールし、液体の漏洩を抑制する。
また、薄肉部材11aと厚肉部材11bとの接触部の少なくとも一部は互いに一体となっており、例えば、熱圧着や溶着といった接合方法(以下、単に直接接合と称す)で一体となる部分(熱圧着部、溶着部)が形成されている。薄肉部材11aと厚肉部材11bとを接着剤を用いて接合(以下、単に接着接合と称す)すると、薄肉部材11aと厚肉部材11bとの間には接着層が設けられることとなるため、薄肉部材11aは厚肉部材よりも剛性が小さい接着層に固定されることになる。したがって、薄肉部材11aは大きな剛性を有する部材に固定されないため、薄肉部材11aの変形を抑制する効果が限定されてしまう。しかしながら、本実施形態のように薄肉部材11aと厚肉部材11bとを直接接合により接合する領域を少なくとも一部設けることで、変形のしやすい薄肉部材11aが剛性の大きな厚肉部材11bに直接固定されることとなる。ゆえに、接着接合の場合と比較して、薄肉部材11aの反り等の変形をより抑制させることができる。また、カバー部材11と流路部材210とを締結をするためにカバー部材11には締結に耐えうる剛性が必要であるが、本発明に係る直接接合によりその剛性も得ることができる。
本実施形態は薄肉部材11aと厚肉部材11bとの接触領域のうち少なくとも一部が一体となっていれば、接着接合による薄肉部材11aと厚肉部材11bとの接合領域が併存してもよい。しかしながら、接着接合は用いず、接触領域の実質的に全領域が直接接合されていることが好ましい。このようにすることで、経時的又は温度変化等の環境的な影響で劣化しやすいとされる接着剤を使用することなく両部材間の接合ができ、薄肉部材11aと厚肉部材11bとの接合部の劣化を抑制することができる。
なお、図4においてカバー部材11は、薄肉部材11a、厚肉部材11b及びナット挿入部材11cの3層構造として図示しているが本実施形態はこれに限ることはない。すなわち、カバー部材11としては、記録素子基板10と接する薄肉部材11aと、この薄肉部材11aの剛性を確保するための厚肉部材11bを少なくとも有していればよく、ナット挿入部材11c等の他の部材は複数個適宜組み合わせてもよい。
カバー部材11a~11cに用いる好ましい材料として、液体(インク)に対する十分な耐食性や高い機械強度を有し、記録素子基板10の基材となるシリコンとの線膨張係数差が小さい材料が適している。そのような材料として例えばSUS304やSUS430等のステンレス鋼が挙げられ、本実施形態においてはシリコンとの線膨張係数差が小さいSUS430を用いた。ステンレス鋼以外にもチタンやシリコンカーバイト(Sic)、アルミナ等の材料を用いることも可能であるが、ステンレス鋼であれば比較的流通量が多く、製造コストを抑える事が出来る。
また、薄肉部材11aの厚さを極力薄くすることで被記録媒体と吐出口面30(図7)との距離(紙間)をより近づけることができる。これにより、吐出口から吐出された液滴の着弾位置ずれや、記録時の吐出口-被記録媒体間の気流による影響を抑制することができる。また、吐出口面30とカバー部材11との段差8を小さくすることができるので、段差8においてインクが溜まることや、吐出口から記録素子基板内の液体を吸引するための回復部材(不図示)が損傷すること等を抑制することができる。このように薄肉部材11aは可能な限り薄くし、薄肉部材11aに対して相対的に厚みの厚い厚肉部材11bを一体的に薄肉部材11aに設けることで、紙間の増大を抑制しつつ強度を確保したカバー部材の提供が可能となる。
(記録素子基板とカバー部材)
記録素子基板10とカバー部材11との関係について、図7乃至図10を参照しながら説明する。図7はカバー部材11に記録素子基板10が固定された様子を吐出口の反対側から見たときの概略図、図8は図6に示すA-A断面における概略図である。図9は記録素子基板10の周囲に封止材40を充填した際の様子を吐出口側から見たときの概略図、図10は図9に示すB-B断面における概略図である。説明を容易にするために電気配線部材12等は省略している。
図8に示すように、薄肉部材11aと記録素子基板10の吐出口(不図示)が配される側の面(吐出口面)30とは、接着剤42を介して接続されている。また、薄肉部材11aは記録素子基板10の長さ36より小さい開口34を有し、厚肉部材11b及びナット挿入部材11cは記録素子基板10の長さ36より大きい開口35を有する。さらに図8に示すように、記録素子基板10の周囲に封止材40を充填することが好ましい。封止材40を充填することにより記録素子基板10の側面や端部を保護することができる。また、インク等の液体が記録素子基板10とカバー部材11との僅かな隙間に侵入することを抑制することができる。
また、封止材40は接着剤42よりも低弾性であることが好ましい。低弾性の封止材40を使用することで液体吐出ヘッドの組立工程における熱や使用時の温度変化等によるカバー部材11と記録素子基板10の線膨張係数差に起因する位置ズレや記録素子基板の割れを抑制することが出来る。硬化後の封止材40の好ましい弾性率は50MPa以下である。また封止材40の硬化温度としては低いことが好ましく、例えば常温で硬化するものや、100℃程度までで硬化する材料が好適である。
また、接着剤42の厚さは50μm以下とすることが好ましい。接着剤42を薄くすることにより被記録媒体と吐出口面30とを近づけることができる。これにより、吐出口から吐出された液滴の着弾位置ずれや、記録時の吐出口-被記録媒体間の気流による影響を抑制することができる。また、吐出口面30とカバー部材11との段差8を小さくすることができるので、段差8においてインクが溜まることや、吐出口から記録素子基板内の液体を吸引するための回復部材(不図示)が損傷すること等を抑制することができる。
なお上記説明において、カバー部材11を構成する各部材を直接接合による手段を用いて接合しカバー部材11を形成したが、機械加工や両面エッチング加工によるいわゆる一体加工で同様の形状のカバー部材11を形成してもよい。また、記録素子基板10の吐出口が配される側の面(吐出口面)30と薄肉部材11aとが接着剤42により接合されているとしたが本実施形態はこれに限らない。すなわち、吐出口面30又は薄肉部材11aのどちらか一方若しくは両方に形成された突起等を接合箇所として接合してもよい。
10 記録素子基板
11 カバー部材
11a 第1のプレート
11b 第2のプレート
34 開口
100 液体吐出ヘッド

Claims (12)

  1. 液体を吐出する吐出口を有する記録素子基板と、
    前記記録素子基板の前記吐出口を露出させる開口を有し、前記記録素子基板と固定されるカバー部材と、
    を有する液体吐出ヘッドにおいて、
    前記カバー部材は、前記開口を有し前記記録素子基板の前記吐出口が配される側の面と接する平板状の第1のプレートと、前記第1のプレートの前記記録素子基板と接する側の面に載置され、前記第1のプレートよりも厚さが厚い平板状の第2のプレートと、を有し、
    前記第1のプレートと前記第2のプレートとの接触部の少なくとも一部は互いに一体となっており、
    前記吐出口に前記液体を供給するための流路を有する流路部材をさらに有し、
    前記カバー部材と前記流路部材とが固定部材により固定されており、
    前記固定部材はボルトとナットであることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 液体を吐出する吐出口を有する記録素子基板と、
    前記記録素子基板の前記吐出口を露出させる開口を有し、前記記録素子基板と固定されるカバー部材と、
    を有する液体吐出ヘッドにおいて、
    前記カバー部材は、前記開口を有し前記記録素子基板の前記吐出口が配される側の面と接する平板状の第1のプレートと、前記第1のプレートの前記記録素子基板と接する側の面に載置され、前記第1のプレートよりも厚さが厚い平板状の第2のプレートと、を有し、
    前記第1のプレートと前記第2のプレートとの接触部の少なくとも一部は互いに一体となっており、
    前記吐出口に前記液体を供給するための流路を有する流路部材と、前記記録素子基板と前記流路部材との間に配置される弾性を有する弾性部材と、をさらに有し、
    前記カバー部材と前記流路部材とが固定部材により固定されており、
    前記固定部材により前記弾性部材を変形させ、前記記録素子基板と前記流路部材との間において前記液体が流動する領域をシールすることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  3. 液体を吐出する吐出口を有する記録素子基板と、
    前記記録素子基板の前記吐出口を露出させる開口を有し、前記記録素子基板と固定されるカバー部材と、
    を有する液体吐出ヘッドにおいて、
    前記カバー部材は、前記開口を有し前記記録素子基板の前記吐出口が配される側の面と接する平板状の第1のプレートと、前記第1のプレートの前記記録素子基板と接する側の面に載置され、前記第1のプレートよりも厚さが厚い平板状の第2のプレートと、を有し、
    前記第1のプレートと前記第2のプレートとの接触部の少なくとも一部は互いに一体となっており、
    前記吐出口に前記液体を供給するための流路を有する流路部材をさらに有し、
    前記カバー部材と前記流路部材とが固定部材により固定されており、
    前記第2のプレートは、前記固定部材が挿入される穴部を有し、
    前記カバー部材は、前記穴部の開口よりも小さい開口を有し前記第2のプレートの前記第1のプレートが配される側の裏面側に配される第3のプレートをさらに有することを特徴とする液体吐出ヘッド
  4. 前記接触部の全体は互いに一体となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  5. 前記一体となっている領域は、熱圧着部又は溶着部であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  6. 前記第1のプレート又は前記第2のプレートの少なくとも一方はステンレス鋼であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  7. 前記第1のプレートの厚さは80μm以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  8. 前記一体となっている領域は熱圧着部又は溶着部であることを特徴とする請求項7に記載の液体吐出ヘッド。
  9. 前記記録素子基板は、前記液体を吐出するために前記液体を加熱する発熱素子を有することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  10. 複数の前記記録素子基板が前記液体吐出ヘッドの長手方向に直線状に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  11. 複数の前記記録素子基板が前記液体吐出ヘッドの長手方向に千鳥状に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  12. 複数の前記記録素子基板が配列されるページワイド型の液体吐出ヘッドであることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
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