JP7232742B2 - 建具 - Google Patents

建具 Download PDF

Info

Publication number
JP7232742B2
JP7232742B2 JP2019187230A JP2019187230A JP7232742B2 JP 7232742 B2 JP7232742 B2 JP 7232742B2 JP 2019187230 A JP2019187230 A JP 2019187230A JP 2019187230 A JP2019187230 A JP 2019187230A JP 7232742 B2 JP7232742 B2 JP 7232742B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
upper frame
cover
wall
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019187230A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021063348A (ja
Inventor
歩輝 木下
真太郎 小山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Tateyama Inc
Original Assignee
Sankyo Tateyama Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Tateyama Inc filed Critical Sankyo Tateyama Inc
Priority to JP2019187230A priority Critical patent/JP7232742B2/ja
Publication of JP2021063348A publication Critical patent/JP2021063348A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7232742B2 publication Critical patent/JP7232742B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Description

本発明は、取付けねじを隠すことのできる建具に関する。
ハウスメーカーによるプレハブ工法の住宅(工業化住宅)においては、外壁を先に仕上げてから開口部に室外側から建具枠を取付けている。このケースの場合、図5に示すように、建具枠91の取付けねじ92が室外側から見えるので、隠したいという要望があった。
本発明は以上に述べた実情に鑑み、取付けねじを隠すことのできる建具の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による建具は、上枠カバーと、上枠カバーの端部に取付けた端部キャップとを備え、端部キャップは、上枠カバーの小口を塞ぐ小口塞ぎ片と、小口塞ぎ片の内側面より突出する取付片を有し、取付片を上枠カバー内に設けたリブに躯体側からねじ止めしてあることを特徴とする。
請求項1記載の発明による建具は、上枠カバーと、上枠カバーの端部に取付けた端部キャップとを備え、端部キャップは、上枠カバーの小口を塞ぐ小口塞ぎ片と、小口塞ぎ片の内側面より突出する取付片を有し、取付片を上枠カバー内に設けたリブに躯体側からねじ止めしてあるので、上枠カバーにより上枠を固定しているねじを隠すことができると共に、端部キャップを上枠カバーに取付けているねじも隠すことができる。
本発明の建具の一実施形態を示す縦断面図である。 同建具の横断面図である。 同建具の室外側正面図である。 上枠カバーと端部キャップを分離した状態で示す斜視図である。 従来の建具の例を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1~3は、本発明の建具の一実施形態であって、プレハブ工法の住宅の玄関ドアに適用した場合を示している。本ドアは、図1~3に示すように、躯体6の開口部に取付けた枠7と、枠7内にピボットヒンジ8(図2参照)にて室外側に開くように取付けた扉体9と、枠7の室外側に取付けた化粧カバー10とで構成してある。
躯体開口部の上側の縁部には、図1に示すように、外壁面11より室内側に一段奥まった形で上枠取付用の見付面12が形成されると共に、天井面13よりも外周側に一段奥まった形で上枠取付用の見込面14が形成されており、当該見付面12と見込面14とが連続している。
躯体開口部の左右の縁部にも、図2に示すように、外壁面11より室内側に一段奥まった形で縦枠取付用の見付面12が形成されると共に、内壁面15よりも外周側に一段奥まった形で縦枠取付用の見込面14が形成されており、当該見付面12と見込面14とが連続している。
枠7は、図1,2に示すように、上枠16と下枠17と吊元側の縦枠18と戸先側の縦枠19とを枠組みして構成してある。
上枠16は、図1に示すように、上枠本体20と上枠補助材21とカバー材22とを有している。上枠本体20は、アルミ形材よりなる室外側部80と室内側部25を断熱ブリッジ26で連結してある。室外側部80は、室内側に矩形断面の中空部23を有するとともに、中空部23の内周側壁と連続するように室外側に延びる延出部24を有する。室内側部25には、室外側端に内周側に突出してタイト材ホルダー27が設けてある。タイト材ホルダー27には、室外側に向けてタイト材28が取付けてあり、タイト材28は扉体9の室内側面に当接している。
上枠補助材21は、アルミ形材よりなり、躯体開口部の見付面12に当接する見付壁30と、上壁31を有している。
上枠16は、上枠補助材21の見付壁30の下端部を上枠本体20の中空部23の室外側壁に形成した係合部29に係合し室外側からねじ止めして上枠本体20の室外側部80に取り付けるとともに、同見付壁30を躯体6の外壁面11より奥まって形成した見付面12に室外側からのねじ32で固定し、上枠本体20の室内側部25を天井面13及び天井面13より奥まって形成した見込面14に内周側からのねじ33,34で固定して、躯体6に取付けてある。
カバー材22は、樹脂形材よりなり、上枠本体20の室内側部25に内周側から係合取付してあり、室内側部25を躯体6に取付けているねじ33,34を隠している。
縦枠18,19は、図2に示すように、縦枠本体35とカバー材36とを有している。縦枠本体35は、アルミ形材よりなる室外側部37と室内側部38を断熱ブリッジ材39で連結してある。室外側部37は、略矩形断面の中空部40と、中空部40の室外側壁と連続して外周側に延出した見付壁41とを有している。見付壁41には、内外周方向に間隔をおいて複数の突片42a,42b,42cが室外側に向けて突設されている。室内側部38は、室外側壁43及び室内側壁44と、両壁を繋ぐ外周側見込壁45と内周側見込壁81とで中空部82を形成すると共に、室内側壁44の内周側端部より室内側に突出するアングル部46を有している。室外側壁43の内周側端部には、室外側に向かって開口するタイト材ホルダー47が設けてあり、タイト材ホルダー47に取付けたタイト材48が扉体9の室内側面に当接している。
縦枠18,19は、見付壁41を躯体6の外壁面11より奥まって形成した見付面12に室外側からのねじ49で固定し、室内側部38のアングル部46を内壁面15に、外周側見込壁45を内壁面15より奥まって形成した見込面14にそれぞれ内周側からのねじ50,51で固定して、躯体6に取付けてある。
カバー材36は、樹脂形材よりなり、室内側部38に内周側から係合取付してあり、室内側部38を躯体6に取付けているねじ50,51を隠している。
下枠17は、図1に示すように、下枠本体52とくつずり53とを有している。下枠本体52は、アルミ形材よりなり、略矩形断面の中空部54と、中空部54の内周側壁の室内側端より内周側に突設した室内側部55を有している。室内側部55の室外側壁には室外側に向かって開口するタイト材ホルダー56が設けてあり、タイト材ホルダー56に取付けたタイト材78が扉体9の室内側面に当接している。くつずり53は、EPDMよりなり、室内側部55に内周側から係合取付してあり、室内側部55の内周側を覆っている。
下枠17は、床面57に形成された溝58内に配置され、アンカー59で躯体6に固定してある。
扉体9は、図1,2に示すように、樹脂製のフレーム60を四周枠組みし、その枠内に発泡スチロール板等の断熱材61を配置し、フレーム60の室外側と室外側に鋼板62a,62bを貼り付けて構成してある。扉体9は、図2,3に示すように、戸先側の室外側面と室内側面とにハンドル63が取付けてあり、ハンドル63の上方位置と下方位置とに錠64が取付けてある。扉体9上部の室内側面と上枠16間には、図1に示すように、ドアクローザー65が設置してある。
化粧カバー10は、図1~3に示すように、上枠16の室外側に取付けられる上枠カバー1と、縦枠18,19の室外側に取付けられる縦枠カバー66,66とで構成される(化粧カバー10は、上枠カバー1のみを指すのではなく、上枠カバー1と吊元側及び戸先側の縦枠カバー66,66を合わせた全体を指す)。
上枠カバー1は、アルミ形材よりなり、図1に示すように、上壁67と縦壁68とからなり、躯体側と内周側が開放した略L形断面に形成されている。上壁67の室内側端部と縦壁68の下端部には係止爪69が室内側に向けて突設してある。また、上壁67の下面にはリブ5aが垂下して設けてあり、縦壁68の下部にはL形のリブ5bが室内側に向けて突設してある。
上枠カバー1は、上下の係止爪69,69を上枠本体20に設けた係止部70と上枠補助材21に設けた係止部83に室外側から係止させて、上枠本体20及び上枠補助材21に取付けてある。このように上枠カバー1を取付けることで、上枠16を躯体6に取付けているねじ32を隠している。
上枠カバー1の左右両端部には、図3に示すように、端部キャップ2が取付けてある。端部キャップ2は、図1,4に示すように、上枠カバー1の小口を塞ぐ小口塞ぎ片3と、小口塞ぎ片3の内側面より突出する取付片4を有するT字形断面の部材となっており、取付片4を上枠カバー1内に設けたリブ5a,5bに躯体側からねじ79でねじ止めして取付けてある。したがって、外から見てねじ79が見えないようになっている。
この端部キャップ2は、T字形断面のアルミ形材を所定の長さに切断し、取付片4の上部と下部を切り欠くと共に、ねじ79を挿通するための孔71を加工して形成したものである。
縦枠カバー66は、アルミ形材よりなり、図2に示すように、室外側見付壁72と内周側壁73と外周側壁74と室内側見付壁75とを有している。内周側壁73の室内側端部と外周側壁74の室内側端部には、係止爪76が室内側に向けて突設してある。内周側壁73は、室外側に向かって外周側に傾斜している。
縦枠カバー66は、内周側と外周側の係止爪76,76を縦枠18,19に設けた係止部77,77に室外側から係止させて、縦枠18,19に取付けてある。このように縦枠カバー66を取付けることで、縦枠18,19を躯体6に取付けているねじ49を隠している。縦枠カバー66は、図1及び図3に示すように、上端の小口が上枠16の延出部24の下面に当接し、下端の小口が床面57に当接している。
次に、本玄関ドアの施工手順を説明する。まず、外壁面11を仕上げた後、躯体開口部に室外側から枠7を配置し、ねじ32,33,34,49,50,51及びアンカー59で固定する。次に、枠7内に扉体9を取付ける。次に、上枠カバー1の両端部に端部キャップ2,2を躯体側からねじ79で取付けた上で、上枠カバー1を上枠16に室外側から係止させて取付ける。その後、縦枠カバー66を縦枠18,19に室外側から係止させて取付ける。
以上に説明したように本玄関ドアは、上枠カバー1と、上枠カバー1の端部に取付けた端部キャップ2,2とを備え、端部キャップ2は、上枠カバー1の小口を塞ぐ小口塞ぎ片3と、小口塞ぎ片3の内側面より突出する取付片4を有し、取付片4を上枠カバー1内に設けたリブ5a,5bに躯体側からねじ止めしてあるので、上枠カバー1により上枠16を固定しているねじ32を隠すことができると共に、端部キャップ2を上枠カバー1に取付けているねじ79も隠すことができるため、外観意匠が向上する。
上枠カバー1は、躯体側が開放しているため、端部キャップ2の取付片4を躯体側からねじ止めすることが容易である。
端部キャップ2をT形断面のアルミ形材から形成したので、端部キャップ2を安価に製作することができ、アルミ製の上枠カバー1と質感や色が統一でき外観意匠が向上する。
本玄関ドアは、上枠カバー1に加え、縦枠カバー66を有しているので、縦枠18,19を躯体6に固定しているねじ49も隠すことができ、外観意匠が向上する。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。上枠カバーと端部キャップの断面形状や材質は、適宜変更することができる。本発明は、玄関ドアに限らず、例えば窓や勝手口ドアなど、躯体に取付けられる枠を有するあらゆる建具に適用することができる。
1 上枠カバー
2 端部キャップ
3 小口塞ぎ片
4 取付片
5a,5b リブ

Claims (1)

  1. 上枠カバーと、上枠カバーの端部に取付けた端部キャップとを備え、端部キャップは、上枠カバーの小口を塞ぐ小口塞ぎ片と、小口塞ぎ片の内側面より突出する取付片を有し、取付片を上枠カバー内に設けたリブに躯体側からねじ止めしてあることを特徴とする建具。
JP2019187230A 2019-10-11 2019-10-11 建具 Active JP7232742B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019187230A JP7232742B2 (ja) 2019-10-11 2019-10-11 建具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019187230A JP7232742B2 (ja) 2019-10-11 2019-10-11 建具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021063348A JP2021063348A (ja) 2021-04-22
JP7232742B2 true JP7232742B2 (ja) 2023-03-03

Family

ID=75487695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019187230A Active JP7232742B2 (ja) 2019-10-11 2019-10-11 建具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7232742B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011106107A (ja) 2009-11-13 2011-06-02 Ykk Ap株式会社 サッシ取付部材及びサッシユニット
JP2014088715A (ja) 2012-10-30 2014-05-15 Sankyotateyama Inc 見切枠

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550300Y2 (ja) * 1977-06-21 1980-11-22
JPS56176370U (ja) * 1980-05-31 1981-12-26
JPH025035Y2 (ja) * 1984-09-18 1990-02-07
JPH0727344Y2 (ja) * 1990-07-10 1995-06-21 ナショナル住宅産業株式会社 サッシ上部の取付構造
JP2551557Y2 (ja) * 1992-12-21 1997-10-22 ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社 連窓の連結部カバー取付構造
JP2789174B2 (ja) * 1995-01-18 1998-08-20 ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社 段窓の連結部シール構造
JP2006307497A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Nichiha Corp 開口部周り化粧部材、開口部周り施工構造、及び開口部周り施工方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011106107A (ja) 2009-11-13 2011-06-02 Ykk Ap株式会社 サッシ取付部材及びサッシユニット
JP2014088715A (ja) 2012-10-30 2014-05-15 Sankyotateyama Inc 見切枠

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021063348A (ja) 2021-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101607927B1 (ko) 방화문의 투시창 프레임
US8511012B2 (en) Frame construction for a fenestration
JP7232742B2 (ja) 建具
KR100758378B1 (ko) 고층용 창호
KR200449582Y1 (ko) 한옥 시스템 창호
JP4871570B2 (ja) サッシ枠
KR20200127462A (ko) 커튼월과 여닫이창의 조립구조
US20120031023A1 (en) Frame construction for a fenestration
KR101121121B1 (ko) 창호의 가로프레임 구조
JP2000136678A (ja) 建 具
JPS6345496Y2 (ja)
JP7195991B2 (ja) 両開きドア
KR20190018872A (ko) 재단 및 조립이 용이한 입면 분할 창호
JP2002213041A (ja) 窓庇および窓庇構造
JP4073013B2 (ja) 複合窓枠のコーナー部連結構造
JP7059142B2 (ja) 連窓
JP3137602B2 (ja) 連窓サッシ
JP7094194B2 (ja) カーテンウォール
JP5528722B2 (ja) 嵌め殺し窓
JP2002201864A (ja) 外張断熱工法における窓枠の取付方法及び外額縁
JPH0332236Y2 (ja)
KR20090003626U (ko) 목복합창호
JPS5856308Y2 (ja) 出窓
JP6757582B2 (ja) 建具とその組み立て方法
KR200228492Y1 (ko) 결로방지를 위한 문틀

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7232742

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150