JP7232134B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7232134B2
JP7232134B2 JP2019115234A JP2019115234A JP7232134B2 JP 7232134 B2 JP7232134 B2 JP 7232134B2 JP 2019115234 A JP2019115234 A JP 2019115234A JP 2019115234 A JP2019115234 A JP 2019115234A JP 7232134 B2 JP7232134 B2 JP 7232134B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
person
forming apparatus
sheet
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019115234A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021002738A (ja
Inventor
佳代子 瀬尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2019115234A priority Critical patent/JP7232134B2/ja
Publication of JP2021002738A publication Critical patent/JP2021002738A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7232134B2 publication Critical patent/JP7232134B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
ユーザは、複合機を用いて原稿(シート)を複写したあと、複合機に載置した原稿を取り忘れる場合がある。特許文献1には、原稿の取り忘れを検出したときに、人感センサの反応に応じて警報を報知する複合機が開示されている。特許文献1に記載の複合機は、読取原稿検出装置と、排紙原稿検出装置と、人感センサと、操作パネルと、音声出力部とを備える。読取原稿検出装置または排紙原稿検出装置は原稿の取り忘れを検出する。人感センサの反応に応じて、操作パネルまたは音声出力部は警告を行う。
特許文献2には、原稿搬送部の原稿給紙トレイまたは排紙トレイに原稿が置かれているときに、原稿搬送部が開かれると警告を行う画像読取装置が開示されている。
特許文献3には、携帯端末を用いて、複合機が印刷した用紙の取り忘れを報知する画像形成システムが開示されている。
特許文献4には、印刷物を第1状態と第2状態とで収納する収納手段を備え、第2状態の印刷物がある場合に、ユーザにその旨を報知する印刷装置が開示されている。
特開2011-160218号公報 特開2016-163195号公報 特開2017-13463号公報 特開2017-56638号公報
本発明は、上記の状況に鑑みなされたものであり、ユーザの動作に応じて、置き忘れたシートが存在することを報知する方法を変更する画像形成装置を提供することを目的の1つとする。他の目的については、以下の記載及び実施の形態の説明から理解することができる。
上記目的を達成するための一実施の形態による画像形成装置は、
載置されたシートを読み取る読取手段と、
前記シートを検知するシート検知センサと、
前記シートが残されていることを報知する報知手段と、
前記読取手段が前記シートを読み取った後に、前記シート検知センサが前記シートを検知しているときに前記報知手段を制御する制御手段と
を備え、
前記制御手段は、
人を検知する人検知センサが検知した情報に基づき前記人が近くに滞在していると判定したとき、前記報知手段を第1モードで動作させ、
前記人検知センサが検知した情報に基づき前記人が離れていくと判定したとき、前記報知手段を前記第1モードと異なる第2モードで動作させ、
前記人検知センサが検知した情報に基づき前記人が近くにいないと判定したとき、前記報知手段を前記第1モードと前記第2モードと異なる第3モードで動作させる。
上記目的を達成するための一実施の形態による画像形成装置は、
シートに印刷する印刷手段と、
前記シートを検知するシート検知センサと、
前記シートが残されていることを報知する報知手段と、
前記印刷手段が前記シートに印刷した後に、前記シート検知センサが前記シートを検知しているときに前記報知手段を制御する制御手段と
を備え、
前記制御手段は、
人を検知する人検知センサが検知した情報に基づき前記人が近くに滞在していると判定したとき、前記報知手段を第1モードで動作させ、
前記人検知センサが検知した情報に基づき前記人が離れていくと判定したとき、前記報知手段を前記第1モードと異なる第2モードで動作させ、
前記人検知センサが検知した情報に基づき前記人が近くにいないと判定したとき、前記報知手段を前記第1モードと前記第2モードと異なる第3モードで動作させる。
本発明によれば、ユーザの動作に応じて、置き忘れたシートが存在することを報知する方法を変更ことができる。
本発明の一実施の形態における画像形成装置と連携カメラとの概略斜視図である。 本発明の一実施の形態における原稿搬送装置の断面図である。 本発明の一実施の形態において、原稿搬送装置を開いたときの画像形成装置印刷装置の概略斜視図である。 本発明の一実施の形態における画像形成装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態における制御部の機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態における演算部による処理に関するフローチャートである。 本発明の一実施の形態における演算部による処理に関するフローチャートである。
(実施の形態1)
一実施の形態において、複合機などの画像形成装置1は、図1に示すように、読取部2と、操作パネル3と、供給部4と、印刷部5と、排出部6と、排出トレイ8とを備える。画像形成装置1は、コピー機能、プリンタ機能、ファックス機能、スキャナ機能などの種々の機能を有する。例えば、画像形成装置1がコピー機能を実行するとき、読取部2に原稿(シート)が載置される。具体的には、読取部2が備える原稿搬送部300にシートが載置される。次に、画像形成装置1の前方に設置された操作パネル3にシートを複写することを表す情報が入力される。操作パネル3に入力された情報に基づき、読取部2は、読取手段として機能し、シートに印刷されている画像を読み取る。読み取った画像は印刷部5に送られる。また、操作パネル3に入力された情報に基づき、供給部4は、供給手段として機能し、印刷対象物、例えば用紙、OHPシートなどを取り込み、印刷部5に搬送する。印刷部5は、印刷手段として機能し、供給部4から搬送された印刷対象物に、読取部2から受け取った画像を印刷する。印刷された印刷対象物は、操作パネルに入力された情報に基づき指定された排出部6または排出トレイ8から排出され、排出トレイ400に載置される。排出部6と排出トレイ8とは排出手段として機能する。
図2に示すように、原稿搬送部300は、原稿搬送手段として機能し、原稿供給トレイ310と、搬送部320と、原稿排出トレイ330とを備える。原稿供給トレイ310には、読取部2が読み取るためのシートが載置される。操作パネル3に情報が入力されると、搬送部320は、搬送手段として機能し、原稿供給トレイ310からシートを取り込み、印刷された画像を読み取る位置にシートを搬送し、読取部2に読み取られたシートを原稿排出トレイ330に排出する。原稿排出トレイ330には、読取部2に読み取られたシートが載置される。ユーザは、読み取られたシートを原稿排出トレイ330から回収する。
また、図3に示すように、読取部2は、原稿搬送部300の下にシートを載置するための原稿載置部350を備える。原稿搬送部300は、例えば読取部2の後端に接続され、接続位置を中心に上方に回転することができる。原稿搬送部300を上方に回転することで、ユーザは原稿載置部350にシートを載置することができる。ユーザは、原稿載置部350にシートを載置した後、原稿搬送部300を下方に回転させて、原稿載置部350に原稿搬送部300を接触させる。読取部2は、操作パネル3に入力された情報に基づき、原稿載置部350の上面に置かれたシートを読み取る。ユーザは、原稿搬送部300を上方に回転させて、読み取られたシートを原稿載置部350から回収する。
このように、読取部2に読み取られたシートは、原稿排出トレイ330または原稿載置部350に載置され、ユーザに回収される。このため、ユーザがシートを取り忘れることを抑制するため、画像形成装置1は、原稿排出トレイ330または原稿載置部350に載置されたシートを検知し、シートの検知に基づきユーザにシートを取り忘れていることを報知する。
画像形成装置1は、ユーザの状態に応じて、報知する方法を変更する。ユーザが画像形成装置1を操作する、または、操作しようとしているとき、例えばユーザが画像形成装置1の近くにいるとき、画像形成装置1は操作パネル3にシートが残っていることを表示する。また、第1音声が出力されてもよい。ユーザが画像形成装置1を操作していない、または、操作しなくなるとき、例えばユーザが画像形成装置1から離れていくとき、画像形成装置1はシートが残っていることを表す第2音声を出力する。例えば、第2音声の音量は、第1音声の音量より大きい。ユーザが画像形成装置1の近くにいないとき、画像形成装置1は管理者にメールを送信する。
このように、画像形成装置1は、ユーザの状態に応じて、報知する方法を変更することで、ユーザがシートを取り忘れることを抑制することができる。
画像形成装置1は、図4に示すように、搭載カメラ10と、人感センサ20と、シート検知センサ30と、制御部40と、報知部50とを備える。また、画像形成装置1は、連携カメラ7に電気的に接続され、連携カメラ7が撮像した画像を表す画像信号を受信する。画像形成装置1は連携カメラ7に有線により接続されても、無線により接続されてもよい。また、画像形成装置1は、連携カメラ7を制御する装置を介して連携カメラ7に接続されてもよい。連携カメラ7は、図1に示すように、画像形成装置1が設置されている位置近傍の画像を撮像する。連携カメラ7は、光学カメラ、例えば可視光カメラ、赤外線カメラなどを含む。また、連携カメラ7は、静止画と動画とのいずれかを撮像してもよく、静止画と動画との両方を撮像してもよい。連携カメラ7が撮像する静止画は、所望の時間の間隔で撮像されてもよい。
搭載カメラ10は、画像形成装置1に搭載され、画像形成装置1の周囲を撮像する。搭載カメラ10は、例えば画像形成装置1から前方向の画像を撮像する。搭載カメラ10は、電気的に制御部40に接続され、撮像した画像を表す画像信号を制御部40に送信する。搭載カメラ10は、光学カメラ、例えば可視光カメラ、赤外線カメラなどを含む。また、搭載カメラ10は、静止画と動画とのいずれかを撮像してもよく、静止画と動画との両方を撮像してもよい。搭載カメラ10が撮像する静止画は、所望の時間の間隔で撮像されてもよい。
人感センサ20は、画像形成装置1に搭載され、画像形成装置1の周囲にいる人を検知する。人感センサ20は、人感センサ20が設置された位置から検知した人までの距離を測定できる。人感センサ20は、例えば赤外線を放射する放射部と、赤外線を受光する受光部とを備える。放射部から放射された赤外線は、人に反射され、受光部に受光される。人感センサ20は、反射された赤外線を受光部が受光することで、放射部が赤外線を放射した方向に人がいることを検知する。また、人感センサ20は、反射された赤外線を受光部が受光することで、赤外線を送信してから受信するまでの時間に基づき、検知した人までの距離を計測する。人感センサ20は、電気的に制御部40に接続され、人を検知した情報(例えば、人の有無と、検知した人までの距離)を表す人検知信号を制御部40に送信する。
シート検知センサ30は、原稿排出トレイ330と原稿載置部350とに載置されたシートを検知する。例えば、シート検知センサ30は原稿排出トレイ330と原稿載置部350とに設けられている。原稿排出トレイ330に載置されたシートを検知するときに、シート検知センサ30は、例えば原稿排出トレイ330に検知光を照射して、原稿排出トレイ330に載置されたシートに反射された検知光を受光することで、シートを検知する。同様に、原稿載置部350に載置されたシートを検知するときに、シート検知センサ30は、例えば原稿載置部350に検知光を照射して、原稿載置部350に載置されたシートに反射された検知光を受光することで、シートを検知する。シート検知センサ30は、電気的に制御部40に接続され、シートを検知した情報を表すシート検知信号を制御部40に送信する。シート検知センサ30は、載置されたシートを検知できればよく、任意の構成を有してもよい。
報知部50は、報知手段として機能し、ユーザに様々な情報、例えばシートが原稿排出トレイ330または原稿載置部350に残っていることを報知する。報知部50は、電気的に制御部40に接続され、ユーザに報知する内容を表す報知信号を受信する。報知部50は、報知信号に基づき、ユーザに様々な情報を報知する。報知部50は、例えば操作パネル3と、スピーカ100と、振動部110と、ライト120とを備える。
操作パネル3は、ユーザに報知する情報を画像に出力する。表示される画像は、制御部40から送信される報知信号に基づき、決定される。また、操作パネル3には、様々な情報が入力される。入力された情報は、制御部40に送信される。
スピーカ100は、ユーザに報知する情報を表す音声を出力する。出力される音声は、制御部40から送信される報知信号に基づき、決定される。
振動部110は、ユーザに情報を報知するために、制御部40から送信される報知信号に基づき、画像形成装置1の少なくとも一部を振動させる。振動部110は例えば操作パネル3を振動させる。
ライト120は、ユーザに報知する情報を表す光を放射する。ライト120は、制御部40から送信される報知信号に基づき、光を放射する。ライト120は例えば発光ダイオード(LED;Light Emitting Diode)を含む。
制御部40は、制御手段として機能し、画像形成装置1が有する機能を実現するための様々なデータ処理を行う。例えば、制御部40は、連携カメラ7と搭載カメラ10とが送信する画像信号と、人感センサ20が送信する人検知信号と、シート検知センサ30が送信するシート検知信号とに基づき、報知信号を生成して、報知部50を制御する。制御部40は、図5に示すように、インタフェース200と、演算部210と、記憶部220とを備える。
インタフェース200は、搭載カメラ10、人感センサ20などの様々な機器から信号を受信し、読取部2、供給部4、報知部50などの様々な機器に信号を送信する。
記憶部220は、記憶手段として機能し、画像形成装置1が有する機能を実現するための様々なデータを格納する。例えば、記憶部220は、シートが原稿排出トレイ330または原稿載置部350に残っていることをユーザに報知するために用いられる様々なデータを格納する。報知プログラム230が記憶部220にインストールされており、記憶部220は、報知プログラム230を記憶する非一時的記憶媒体として用いられる。報知プログラム230は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体8に記録されたコンピュータプログラム製品として提供されてもよく、または、サーバからダウンロード可能なコンピュータプログラム製品として提供されてもよい。
演算部210は、報知プログラム230を実行して、シートが原稿排出トレイ330または原稿載置部350に残っていることをユーザに報知するための様々なデータ処理を行う。演算部210は例えば中央演算装置(CPU:Central Processor Unit)を含む。
演算部210は、報知プログラム230を実行して、図6に示す処理を行う。報知プログラム230は、例えば読取部2がシートを読み取った後に実行される。報知プログラム230は、読取部2がシートを読み取ってから所望の時間が経過したあとに実行されてもよい。
ステップS90において、演算部210は、原稿排出トレイ330または原稿載置部350にシートが載置されているかを判定する。シート検知センサ30は、原稿排出トレイ330と原稿載置部350とに載置されたシートを検知し、検知した情報を演算部210に送信する。演算部210は、シート検知センサ30から受信する情報に基づき、原稿排出トレイ330または原稿載置部350にシートが載置されているかを判定する。演算部210は、シートが載置されていると判定すると(ステップS90;YES)、ステップS100の処理を実行する。演算部210は、シートが載置されていないと判定すると(ステップS90;NO)、ユーザはシートを回収したと判断し、ユーザへの報知を停止して、この処理を終了する。
ステップS100において、演算部210は、人検知センサ、具体的には連携カメラ7と、搭載カメラ10と、人感センサ20が検知した情報に基づき、画像形成装置1の近くに人がいるかを判定する。具体的には、演算部210は、人検知センサのうち、画像形成装置1から所望の距離以内に人を検知している人検知センサが所望の数以上であるかを判定する。人検知センサが画像形成装置1から所望の距離以内に人を検知しているとき、演算部210は、画像形成装置1の近くに人がいると判定する。人検知センサが画像形成装置1から所望の距離以内に人を検知していないとき、演算部210は、画像形成装置1の近くに人がいないと判定する。演算部210は、画像形成装置1の近くに人がいると検知した人検知センサが所望の数以上であるとき(ステップS100;YES)、画像形成装置1の近くに人がいると判定し、ステップS110の処理を実行する。演算部210は、画像形成装置1の近くに人がいると検知した人検知センサが所望の数未満であるとき(ステップS100;NO)、画像形成装置1の近くに人がいないと判定し、ステップS140の処理を実行する。判定に用いる所望の数は、人検知センサの数より小さな任意の数字でよく、例えば、人検知センサの数の半数でもよい。また、所望の距離は例えば50cmである。
演算部210は、人感センサ20が検知した情報に基づき、人感センサ20が画像形成装置1の近くに人を検知しているかを判定する。人感センサ20は、画像形成装置1の周囲にいる人を検知し、検知した情報(例えば、人の有無、検知した人までの距離)を演算部210に送信する。演算部210は、人感センサ20が検知した情報に基づき、画像形成装置1から所望の距離以内に人がいるかを判定する。演算部210は、画像形成装置1から所望の距離以内に人がいると判定すると、人感センサ20が検知した情報が画像形成装置1の近くに人がいることを示していると判定する。演算部210は、画像形成装置1から所望の距離以内に人がいないと判定すると、人感センサ20が検知した情報が画像形成装置1の近くに人がいないことを示していると判定する。
演算部210は、連携カメラ7から受け取る情報に基づき、連携カメラ7が画像形成装置1の近くに人を検知しているかを判定する。連携カメラ7は、画像形成装置1が設置されている位置近辺の画像を撮像し、撮像した画像を表す情報、つまり連携カメラ7が検知した情報を演算部210に送信する。演算部210は、受け取った画像に基づき、画像形成装置1から所望の距離以内に人いるかを判定する。例えば、演算部210は、受け取った画像に撮像されている人の位置を検出する。検出した人の位置に基づき、画像形成装置1から検出した人の位置までの距離が算出される。具体的には、演算部210は、連携カメラ7が撮像した画像における画像形成装置1の位置から検出した人の位置までの距離に基づき、実際の画像形成装置1から検出した人までの距離を算出する。演算部210は、画像形成装置1から所望の距離以内に人がいると判定すると、連携カメラ7が撮像した画像が画像形成装置1の近くに人がいることを示していると判定する。演算部210は、画像形成装置1から所望の距離以内に人がいないと判定すると、連携カメラ7が撮像した画像が画像形成装置1の近くに人がいないことを示していると判定する。
演算部210は、搭載カメラ10から受け取る情報に基づき、搭載カメラ10が画像形成装置1の近くに人を検知しているかを判定する。搭載カメラ10は、画像形成装置1の周囲を撮像し、撮像した画像を表す情報、つまり搭載カメラ10が検知した情報を演算部210に送信する。演算部210は、受け取った画像に基づき、画像形成装置1から所望の距離以内に人いるかを判定する。例えば、演算部210は、受け取った画像に撮像されている人の大きさを検出する。演算部210は、画像における検出した人の大きさに基づき、実際の画像形成装置1から検出した人までの距離を算出する。演算部210は、画像形成装置1から所望の距離以内に人がいると判定すると、搭載カメラ10が撮像した画像が画像形成装置1の近くに人がいることを示していると判定する。演算部210は、画像形成装置1から所望の距離以内に人がいないと判定すると、搭載カメラ10が撮像した画像が画像形成装置1の近くに人がいないことを示していると判定する。
このように、演算部210は、各々の人検知センサが画像形成装置1の近くに人がいることを示しているかを判定する。判定した結果に基づき、演算部210は、画像形成装置1の近くに人がいるかを判定する。
ステップS110において、演算部210は、人検知センサが検知した情報に基づき、画像形成装置1の近くにいる人が離れていくかを判定する。具体的には、演算部210は、人検知センサのうち、人が画像形成装置1から離れていくことを検知している人検知センサが所望の数以上であるかを判定する。演算部210は、人が画像形成装置1から離れていくことを検知した人検知センサが所望の数以上であるとき(ステップS110;YES)、画像形成装置1の近くにいる人が離れていくと判定し、ステップS130の処理を実行する。演算部210は、人が画像形成装置1から離れていくことを検知した人検知センサが所望の数未満であるとき(ステップS110;NO)、画像形成装置1の近くに人が滞在していると判定し、ステップS120の処理を実行する。判定に用いる所望の数は、人検知センサの数より小さな任意の数字でよく、例えば、人検知センサの数の半数でもよい。
演算部210は、人感センサ20が検知した情報に基づき、人感センサ20が画像形成装置1の近くにいる人が離れていくかを判定する。人感センサ20は、画像形成装置1の周囲にいる人を検知し、検知した情報(例えば、人の有無、検知した人までの距離)を演算部210に送信する。演算部210は、人感センサ20が検知した情報に基づき、画像形成装置1から所望の距離以内に人がいるかを判定する。演算部210は、画像形成装置1から所望の距離以内に人がいると判定すると、当該人が画像形成装置1から離れていくかを判定する。具体的には、演算部210は人感センサ20から受け取る情報を記憶部220に記憶する。演算部210は、記憶部220から過去に人感センサ20から受け取った情報を読み出す。現在人感センサ20から受け取った情報が過去に人感センサ20から受け取った情報と比較される。人感センサ20が検知した人の位置から画像形成装置1までの距離が、過去よりも現在の方が大きいとき、演算部210は、人感センサ20が検知した情報が画像形成装置1から人が離れていくことを示していると判定する。
演算部210は、連携カメラ7から受け取る情報に基づき、連携カメラ7が画像形成装置1の近くにいる人が離れていくか判定する。連携カメラ7は、画像形成装置1が設置されている位置近辺の画像を撮像し、撮像した画像を表す情報を演算部210に送信する。演算部210は、受け取った画像に基づき、画像形成装置1から所望の距離以内に人いるかを判定する。演算部210は、画像形成装置1から所望の距離以内に人がいると判定すると、当該人が画像形成装置1から離れていくかを判定する。具体的には、演算部210は連携カメラ7から受け取る情報を記憶部220に記憶する。演算部210は、記憶部220から過去に連携カメラ7から受け取った情報を読み出す。現在連携カメラ7から受け取った情報が過去に連携カメラ7から受け取った情報と比較される。連携カメラ7が検知した人の位置から画像形成装置1までの距離が、過去よりも現在の方が大きいとき、演算部210は、連携カメラ7が検知した情報が画像形成装置1から人が離れていくことを示していると判定する。
演算部210は、搭載カメラ10から受け取る情報に基づき、搭載カメラ10が画像形成装置1の近くにいる人が離れていくか判定する。搭載カメラ10は、画像形成装置1の周囲を撮像し、撮像した画像を表す情報、つまり搭載カメラ10が検知した情報を演算部210に送信する。演算部210は、受け取った画像に基づき、画像形成装置1から所望の距離以内に人いるかを判定する。演算部210は、画像形成装置1から所望の距離以内に人がいると判定すると、当該人が画像形成装置1から離れていくかを判定する。具体的には、演算部210は搭載カメラ10から受け取る情報を記憶部220に記憶する。演算部210は、記憶部220から過去に搭載カメラ10から受け取った情報を読み出す。現在搭載カメラ10から受け取った情報が過去に搭載カメラ10から受け取った情報と比較する。搭載カメラ10が検知した人の位置から画像形成装置1までの距離が、過去よりも現在の方が大きいとき、演算部210は、搭載カメラ10が検知した情報が画像形成装置1から人が離れていくことを示していると判定する。
このように、演算部210は、各々の人検知センサが画像形成装置1の近くにいる人が離れていくことを示しているかを判定する。判定した結果に基づき、演算部210は、画像形成装置1の近くに人が離れていくかを判定する。
ステップS120において、演算部210は、第1モードで報知部50を動作させ、ユーザが画像形成装置1の近くに滞在しているときの報知を行う。演算部210は、例えばスピーカ100から第1音声、具体的にはシートが原稿排出トレイ330または原稿載置部350に載置されていることを表す音声を出力する。ユーザが画像形成装置1の近くにいるため、第1音声の音量は小さくてもよい。演算部210は、ライト120が第1発光、例えば青色の光を点滅するように制御してもよい。また、演算部210は、振動部110を制御して、画像形成装置1の少なくとも一部を振動させてもよい。
ステップS130において、演算部210は、第2モードで報知部50を動作させ、ユーザが画像形成装置1から離れていくときの報知を行う。演算部210は、ステップS120において出力した第1音声と異なる第2音声をスピーカ100から出力させる。第2音声の音量は、第1音声の音量より大きくてもよい。演算部210は、人検知センサが検知した人の位置に応じて、第2音声の音量を変更してもよい。例えば、人検知センサが検知した人から画像形成装置1までの距離に応じて、第2音声の音量が変更される。具体的には、演算部210は、人検知センサが検知した人から画像形成装置1までの距離が大きくなるほど、第2音声の音量を大きくするようにスピーカ100を制御する。また、演算部210は、画像形成装置1から人が離れていくことと判定してから経過した時間に基づき、第2音声の音量を変更してもよい。具体的には、演算部210は、画像形成装置1から人が離れていくことを判定してから時間が経過するほど、第2音声の音量を大きくするようにスピーカ100を制御する。
また、演算部210は、ライト120がステップS120における第1発光と異なる第2発光をするように制御してもよい。第2発光における光の色は、第1発光における光の色と異なる。演算部210は、人検知センサが検知した人の位置に応じて、第2発光における光の色を変更してもよい。例えば、第2発光における光の色は、最初に黄色であり、人検知センサが検知した人から画像形成装置1までの距離が大きくなるほど、赤色に近づいてもよい。また、演算部210は、画像形成装置1から人が離れていくことと判定してから経過した時間に基づき、第2発光における光の色を変更してもよい。具体的には、演算部210は、画像形成装置1から人が離れていくことを判定してから時間が経過するほど、第2発光における光の色が黄色から赤色に近づくように変更してもよい。
また、演算部210は、第2発光において、ライト120を点滅させてもよい。第2発光における点滅の周期は、第1発光における点滅の周期よりも短くてもよい。言い換えると、第2発光において光を発光する時間の間隔は、第1発光において光を発光する時間の間隔よりも短くてもよい。演算部210は、人検知センサが検知した人の位置に応じて、第2発光における点滅の周期を変更してもよい。例えば、第2発光における点滅の周期は、人検知センサが検知した人から画像形成装置1までの距離が大きくなるほど、短くなってもよい。また、演算部210は、画像形成装置1から人が離れていくことと判定してから経過した時間に基づき、第2発光における点滅の周期を変更してもよい。具体的には、演算部210は、画像形成装置1から人が離れていくことを判定してから時間が経過するほど、第2発光における点滅の周期が短くなるように変更してもよい。
演算部210は、画像形成装置1を使用した人の原稿が残されていることを表すメッセージを操作パネル3に表示してもよい。
ステップS140において、演算部210は、第3モードで報知部50を動作させ、ユーザが画像形成装置1の近くにいないときの報知を行う。演算部210は、ユーザが画像形成装置1の近くにいないため、スピーカ100から音声を出力しなくてもよい。また、画像形成装置1がコンビニエンスストアなどの店舗にあるとき、演算部210は、スピーカ100から大きな音声を出力させ、店舗のスタッフにシートが残っていることを報知してもよい。
また、演算部210は、ライト120が第1発光と第2発光と異なる第3発光をするように制御してもよい。例えば、第3発光における光の色は赤色でもよい。演算部210は、第3発光において、ライト120が第2発光よりも短い周期で点滅するように制御してもよい。
演算部210は、画像形成装置1の管理者にメールを送信してもよい。管理者のメールアドレスは、予め記憶部220に記憶されている。
このように、画像形成装置1は、ユーザの状態に応じて、報知する方法を変更することで、ユーザがシートを取り忘れることを抑制することができる。
(実施の形態2)
画像形成装置1は、連携カメラ7、搭載カメラ10、人感センサ20のいずれか1つのみから検知した情報を受信して、シートが残っていることをユーザに報知してもよい。この場合、演算部210は、1つの人検知センサ、例えば人感センサ20から検知した情報を受信する。
画像形成装置1の構成は、連携カメラ7、搭載カメラ10、人感センサ20のいずれか1つのみから検知した情報を受信することを除き、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
演算部210は、報知プログラム230を実行して、図7に示す処理を行う。報知プログラム230は、例えば読取部2がシートを読み取った後に実行される。
ステップS90において、演算部210は、実施の形態1と同様に、原稿排出トレイ330または原稿載置部350にシートが載置されているかを判定する。演算部210は、シート検知センサ30から受信する情報に基づき、原稿排出トレイ330または原稿載置部350にシートが載置されているかを判定する。演算部210は、シートが載置されていると判定すると(ステップS90;YES)、ステップS100Bの処理を実行する。演算部210は、シートが載置されていないと判定すると(ステップS90;NO)、ユーザはシートを回収したと判断し、この処理を終了する。
ステップS100Bにおいて、演算部210は、人検知センサ、例えば人感センサ20が検知した情報に基づき、画像形成装置1の近くに人がいるかを判定する。具体的には、演算部210は、人検知センサが所望の距離以内に人を検知しているかを判定する。人検知センサが画像形成装置1から所望の距離以内に人を検知しているとき(ステップS100B;YES)、演算部210は、画像形成装置1の近くに人がいると判定し、ステップS110Bの処理を行う。人検知センサが画像形成装置1から所望の距離以内に人を検知していないとき(ステップS100B;NO)、演算部210は、画像形成装置1の近くに人がいないと判定し、ステップS140の処理を行う。連携カメラ7と、搭載カメラ10と、人感センサ20が、画像形成装置1から所望の距離以内に人を検知する方法は、実施の形態1におけるステップS100の処理と同様のため、説明を省略する。
ステップS110Bにおいて、演算部210は、人検知センサが検知した情報に基づき、画像形成装置1の近くにいる人が離れていくかを判定する。具体的には、演算部210は、人検知センサが画像形成装置1から人が離れていくことを検知しているかを判定する。人検知センサが画像形成装置1から人が離れていくことを検知しているとき(ステップS110B;YES)、演算部210は、画像形成装置1の近くにいる人が離れていくと判定し、ステップS130の処理を実行する。人検知センサが画像形成装置1から人が離れていくことを検知していないとき(ステップS110B;NO)、演算部210は、画像形成装置1の近くに人が滞在していると判定し、ステップS120の処理を実行する。連携カメラ7と、搭載カメラ10と、人感センサ20が、画像形成装置1から所望の距離以内に人を検知する方法は、実施の形態1におけるステップS110の処理と同様のため、説明を省略する。
ステップS120~S140の処理は、実施の形態1と同様のため、説明を省略する。
このように、画像形成装置1は、人検知センサが1つのときも、ユーザの状態に応じて、報知する方法を変更することができる。
(実施の形態3)
画像形成装置1は、ユーザが画像形成装置1を使用する権利を有しているかを確認する場合がある。例えば、ユーザは、操作パネル3にログインするための情報を入力して、画像形成装置1を使用する前に画像形成装置1にログインする。また、ユーザは、操作パネル3にログアウトするための情報を入力して、画像形成装置1を使用した後に画像形成装置1からログアウトする。なお、ログインするためのログイン情報、ログアウトするためのログアウト情報などの情報を受け付ける入力手段を実現する入力部は、操作パネル3に限らず、任意に選択できる。
ユーザがシートを取り忘れることを抑制するために、シート検知センサ30がシートを検知しているときに、操作パネル3はログアウトの入力を停止する。ユーザは、画像形成装置1からログアウトできないため、原因を確認して、シートを取り忘れていることに気付くことができる。
また、ユーザがログアウトせずに画像形成装置1から離れると、当該ユーザにメールを送信する。これにより、ユーザは、ログアウトしない場合でも、シートを取り忘れていることに気づくことができる。さらに、ユーザにメールを送信した後、所望の時間が経過してもシート検知センサ30がシートを検知しているとき、画像形成装置1の管理者にメールを送信してもよい。
ユーザがログアウトせずに画像形成装置1から離れたとき、演算部210は、他のユーザがログインできないように操作パネル3を制御してもよい。例えば、演算部210は、操作パネル3への入力のうち、少なくとも一部の入力を一時的に停止してもよい。
画像形成装置1の構成は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
演算部210は、報知プログラム230を実行して、図6に示す処理を行う。ステップS90~S110、S130の処理は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
ステップS120において、演算部210は、第1モードで報知部50を動作させ、ユーザが画像形成装置1の近くに滞在しているときの報知を行う。演算部210は、実施の形態1と同様に、スピーカ100から音声を出力し、ライト120に光を放射させる。また、演算部210は、シート検知センサ30がシートを検知しなくなるまで、操作パネル3へのログアウト情報を受け付けないように制御する。これにより、ユーザは画像形成装置1からログアウトできなくなる。
ステップS140において、演算部210は、第3モードで報知部50を動作させ、ユーザが画像形成装置1の近くにいないときの報知を行う。演算部210は、ログイン情報に基づき、当該ユーザにメールを送信する。メールには、例えば画像形成装置1の情報(例えば設置場所、名称など)、画像形成装置1の利用時間などを含むシートを残っていることを表す報知情報が記載される。ログイン情報には、ユーザのIDが含まれている。記憶部220は、ユーザのIDとメールアドレスとを関連付けて記憶している。演算部210は、ユーザのIDに基づき、メールアドレスを記憶部220から読み出す。また、メールアドレスは、ユーザのIDに基づき、インタフェース200を介して外部の装置から取得してもよい。
演算部210は、操作パネル3への入力のうち、少なくとも一部の入力を一時的に停止するように操作パネル3を制御してもよい。例えば、画像形成装置1は、現在のユーザによる認証を除き、操作パネル3への入力を一時的に停止する。これにより、画像形成装置1は、他のユーザが画像形成装置1を使用することを制限してもよい。
演算部210は、ユーザにメールを送信してから所望の時間が経過したときに、画像形成装置1の管理者にメールを送信する。演算部210はユーザにメールを送信した時刻を記憶部220に記憶する。演算部210は記憶部220に記憶した時刻と現在の時刻とを比較する。記憶部220に記憶した時刻から所望の時間が経過していたとき、演算部210は画像形成装置1の管理者にメールを送信する。画像形成装置1のメールアドレスは記憶部220に予め記憶されている。また、メールアドレスはインタフェース200を介して外部の装置から取得してもよい。
このように、メールを利用することで、ユーザがシートを取り忘れたときでも、画像形成装置1はユーザに報知することができる。
(変形例)
演算部210は、複数の連携カメラ7から検知した情報を受信してもよい。例えば、図6のステップS100、S110において、演算部210は、各々の連携カメラ7が検知した情報を異なる人検知センサが検知した情報として処理を行う。例えば、ステップS100において、所望の数が3であり、演算部210は、3つの連携カメラ7が検知した情報に基づき画像形成装置1の近くに人がいないと判定し、かつ、人感センサ20と、搭載カメラ10とが検知した情報に基づき画像形成装置1の近くに人がいると判定したとき、近くに人を検知している人検知センサが2であるため、画像形成装置1の近くに人がいないと判定する。
また、演算部210は、図6のステップS100、S110において、複数の連携カメラ7が検知した情報を1つの人検知センサが検知した情報として処理を行ってもよい。例えば、演算部210は、人検知センサの数が「複数の連携カメラ7」と、搭載カメラ10と、人感センサ20との3つであるとして処理を行う。この場合、ステップS100において、演算部210は、各々の連携カメラ7が検知した情報に基づき、画像形成装置1の近くに人がいるかを判定する。具体的には、演算部210は、複数の連携カメラ7のうち、画像形成装置1から所望の距離以内に人を検知している連携カメラ7が所望の数以上であるかを判定する。所望の距離以内に人を検知している連携カメラ7が所望の数以上であるとき、演算部210は、「複数の連携カメラ7」が検知した情報が画像形成装置1から所望の距離以内に人を検知していることを表していると判定する。所望の数は、連携カメラ7の数より小さな任意の数字でよく、例えば、連携カメラ7の半数でもよい。また、演算部210は、複数の連携カメラ7が検知した情報に基づき、ユーザの状態を判定できればよく、任意の方法を用いて判定してもよい。
連携カメラ7と同様に、画像形成装置1は、複数の人感センサ20を備えても、複数の搭載カメラ10を備えてもよい。
演算部210は、ステップS100、S110において、人検知センサが検知した情報に基づき、ユーザの状態を判定できればよく、任意の方法を用いて判定してもよい。
人感センサ20は赤外線を受光して温度を検知してもよい。例えば、人感センサ20が人を検知する距離は、ステップS100、S110において、演算部210が判定に利用した所望の距離でもよい。また、人感センサ20は、例えば人の有無と、検知した温度とを含む情報を演算部210に送信する。演算部210は人感センサ20が人を検知したときの温度を記憶部220に記憶する。演算部210は、記憶部220に記憶した記憶温度と、人感センサ20から受け取るセンサ温度とを比較する。センサ温度が記憶温度より低いとき、演算部210は、人感センサ20が検知した人が画像形成装置1から離れていくと判定してもよい。また、センサ温度が記憶温度より所望の温度より低いときに、演算部210は、人感センサ20が検知した人が画像形成装置1から離れていくと判定してもよい。
シート検知センサ30は原稿供給トレイ310に載置されているシートを検知してもよい。シート検知センサ30が原稿供給トレイ310に載置されているシートを検知することで、画像形成装置1は、原稿供給トレイ310にシートを置き忘れていることをユーザに報知することができる。また、シート検知センサ30は、原稿排出トレイ330と原稿載置部350とのいずれかのみに載置されているシートを検知してもよい。
シート検知センサ30は排出トレイ400に載置されているシート(印刷対象物)を検知してもよい。シート検知センサ30が排出トレイ400に載置されているシートを検知することで、画像形成装置1は、印刷されたシートを置き忘れていることをユーザに報知することができる。この場合、報知プログラム230は、印刷部5がシートに印刷した後に実行される。
以上において説明した処理は一例であり、各ステップの順番、処理内容は、機能を阻害しない範囲で変更してもよい。また、説明した構成は、機能を阻害しない範囲で、任意に変更してもよく、各実施の形態に記載した構成を組み合わせてもよい。例えば、シートが残っていることをユーザに報知する方法は、実施の形態に記載した報知方法の一部のみを実行してもよく、また他の報知方法を実行してもよい。
なお、上記の画像形成装置1は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。また、上記の画像形成装置1により行なわれる報知方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらに組み合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の種々の形で実施することができる。そのため、前述した各実施の形態は単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるべきではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更はすべて本発明の範囲内のものである。
本発明は、供給された印刷対象物に印刷を行う装置、例えば複合機に利用することができる。
1 画像形成装置
2 読取部
3 操作パネル
4 供給部
5 印刷部
6 排出部
7 連携カメラ
8 記憶媒体
10 搭載カメラ
20 人感センサ
30 シート検知センサ
40 制御部
50 報知部
100 スピーカ
110 振動部
120 ライト
200 インタフェース
210 演算部
220 記憶部
230 報知プログラム
300 原稿搬送部
310 原稿供給トレイ
320 搬送部
330 原稿排出トレイ
350 原稿載置部
400 排出トレイ

Claims (12)

  1. 載置されたシートを読み取る読取手段と、
    前記シートを検知するシート検知センサと、
    前記シートが残されていることを報知する報知手段と、
    前記読取手段が前記シートを読み取った後に、前記シート検知センサが前記シートを検知しているときに前記報知手段を制御する制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、
    人を検知する人検知センサが検知した情報に基づき前記人が近くに滞在していると判定したとき、前記報知手段を第1モードで動作させ、
    前記人検知センサが検知した情報に基づき前記人が離れていくと判定したとき、前記報知手段を前記第1モードと異なる第2モードで動作させ、
    前記人検知センサが検知した情報に基づき前記人が近くにいないと判定したとき、前記報知手段を前記第1モードと前記第2モードと異なる第3モードで動作させ
    前記制御手段は、前記報知手段に音声を出力させ、
    前記報知手段は、
    前記第1モードでは、第1音量の音声を出力し、
    前記第2モードでは、
    前記第1音量より大きな第2音量で、かつ、人が離れていくほど前記第2音量を大きくして音声を出力するか、または、
    前記第1音量より大きな第2音量で、かつ、時間が経過するほど前記第2音量を大きくして音声を出力し、
    前記第3モードでは、音声を出力しない
    画像形成装置。
  2. 前記人検知センサはカメラを備え、
    前記制御手段は、前記カメラが撮像した画像に基づき、前記人の位置を算出し、
    算出した前記人の位置に基づき、前記報知手段を動作させる
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記カメラは、前記画像形成装置に搭載されている搭載カメラを含む
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記カメラは、前記画像形成装置から離れて設置される連携カメラを含む
    請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記人検知センサは、前記画像形成装置に搭載されている人感センサを備え、
    前記制御手段は、前記人感センサが検知した情報に基づき、前記報知手段を動作させる
    請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記人検知センサは、複数のセンサを備え、
    前記制御手段は、
    前記複数のセンサのうちの所望の数以上のセンサが検知した情報が、前記人が近くに滞在していることを示すとき、前記報知手段を前記第1モードで動作させ、
    前記複数のセンサのうちの前記所望の数以上のセンサが検知した情報が、前記人が離れていくことを示すとき、前記報知手段を前記第2モードで動作させ、
    前記複数のセンサのうちの所望の数以上のセンサが検知した情報が、前記人が近くにいないことを示すとき、前記報知手段を前記第3モードで動作させる
    請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記所望の数は、前記複数のセンサに含まれるセンサの数の半数である
    請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記報知手段は、点滅する光を放射し、
    前記第2モードにおいて前記光が点滅する周期は、前記第1モードにおいて前記光が点滅する周期よりも短い
    請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1モードは、前記報知手段に前記画像形成装置の少なくとも一部を振動させる
    請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. ログインするためのログイン情報と、ログアウトするためのログアウト情報とを受け付ける入力手段を備え、
    前記人検知センサが検知した情報に基づき前記人が近くに滞在していると判定したとき、前記入力手段への前記ログアウト情報を受け付けない
    請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記第3モードは、前記ログイン情報に基づき、前記報知手段にメールを送信させる
    請求項10に記載の画像形成装置。
  12. シートに印刷する印刷手段と、
    前記シートを検知するシート検知センサと、
    前記シートが残されていることを報知する報知手段と、
    前記印刷手段が前記シートに印刷した後に、前記シート検知センサが前記シートを検知しているときに前記報知手段を制御する制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、
    人を検知する人検知センサが検知した情報に基づき前記人が近くに滞在していると判定したとき、前記報知手段を第1モードで動作させ、
    前記人検知センサが検知した情報に基づき前記人が離れていくと判定したとき、前記報知手段を前記第1モードと異なる第2モードで動作させ、
    前記人検知センサが検知した情報に基づき前記人が近くにいないと判定したとき、前記報知手段を前記第1モードと前記第2モードと異なる第3モードで動作させ
    前記制御手段は、前記報知手段に音声を出力させ、
    前記報知手段は、
    前記第1モードでは、第1音量の音声を出力し、
    前記第2モードでは、
    前記第1音量より大きな第2音量で、かつ、人が離れていくほど前記第2音量を大きくして音声を出力するか、または、
    前記第1音量より大きな第2音量で、かつ、時間が経過するほど前記第2音量を大きくして音声を出力し、
    前記第3モードでは、音声を出力しない
    画像形成装置。
JP2019115234A 2019-06-21 2019-06-21 画像形成装置 Active JP7232134B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019115234A JP7232134B2 (ja) 2019-06-21 2019-06-21 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019115234A JP7232134B2 (ja) 2019-06-21 2019-06-21 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021002738A JP2021002738A (ja) 2021-01-07
JP7232134B2 true JP7232134B2 (ja) 2023-03-02

Family

ID=73994377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019115234A Active JP7232134B2 (ja) 2019-06-21 2019-06-21 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7232134B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000078612A (ja) 1998-08-31 2000-03-14 Toshiba Corp 立体映像表示装置
JP2006103283A (ja) 2004-10-08 2006-04-20 Ricoh Co Ltd 印刷システム
JP2011160218A (ja) 2010-02-01 2011-08-18 Nec Access Technica Ltd 最適な警告方法を選択して警告を行う複合機
JP2015176352A (ja) 2014-03-14 2015-10-05 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及びプログラム
JP2016087819A (ja) 2014-10-30 2016-05-23 理想科学工業株式会社 画像形成装置
JP2016140091A (ja) 2016-03-08 2016-08-04 富士ゼロックス株式会社 電力供給制御装置、電力管理制御プログラム
JP2016215520A (ja) 2015-05-22 2016-12-22 シャープ株式会社 画像形成装置、情報処理システム、情報処理プログラムおよび情報処理方法
JP2019053496A (ja) 2017-09-14 2019-04-04 コニカミノルタ株式会社 印刷システムおよびプログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03194562A (ja) * 1989-12-25 1991-08-26 Ricoh Co Ltd 複写機の制御装置
JP2955455B2 (ja) * 1993-12-01 1999-10-04 キヤノン株式会社 音声メッセージ機能付きの印刷装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000078612A (ja) 1998-08-31 2000-03-14 Toshiba Corp 立体映像表示装置
JP2006103283A (ja) 2004-10-08 2006-04-20 Ricoh Co Ltd 印刷システム
JP2011160218A (ja) 2010-02-01 2011-08-18 Nec Access Technica Ltd 最適な警告方法を選択して警告を行う複合機
JP2015176352A (ja) 2014-03-14 2015-10-05 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及びプログラム
JP2016087819A (ja) 2014-10-30 2016-05-23 理想科学工業株式会社 画像形成装置
JP2016215520A (ja) 2015-05-22 2016-12-22 シャープ株式会社 画像形成装置、情報処理システム、情報処理プログラムおよび情報処理方法
JP2016140091A (ja) 2016-03-08 2016-08-04 富士ゼロックス株式会社 電力供給制御装置、電力管理制御プログラム
JP2019053496A (ja) 2017-09-14 2019-04-04 コニカミノルタ株式会社 印刷システムおよびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021002738A (ja) 2021-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10841437B2 (en) Electronic device for detecting a suspicious operation and displaying the face of a user performing the suspicious operation
US20200145556A1 (en) Information processing apparatus, non-transitory computer-readable recording medium storing monitor control program for information processing apparatus, and monitor control method
JP7385713B2 (ja) 画像形成装置および制御方法
US10708460B2 (en) Image forming apparatus
US20170155775A1 (en) Information processing apparatus and control method
US10694049B2 (en) Management system specifying a support candidate among persons capable of handling errors occurring in electronic devices
JP7232134B2 (ja) 画像形成装置
US10326893B2 (en) Image forming apparatus, information notifying method, and non-transitory computer-readable recording medium storing instructions therefor
US10133528B2 (en) Information processing apparatus, printer, and non-transitory computer readable medium
JP6799987B2 (ja) 画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法
US10868925B2 (en) Operation guide apparatus, image processing apparatus, and non-transitory computer readable medium
JP2010175860A (ja) 画像形成装置
JP6523041B2 (ja) 画像形成装置、情報処理システム、情報処理プログラムおよび情報処理方法
JP2022099638A (ja) 画像処理装置および情報処理装置
JP2022116705A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
US7532346B2 (en) Information collecting apparatus, rebooting method, program, and remote maintenance system
CN107272888B (zh) 信息处理设备
JP2020119302A5 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法
JP7232735B2 (ja) 画像形成システム
US20190278541A1 (en) Image forming apparatus
JP6841013B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2008104034A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP6822379B2 (ja) 画像形成装置、報知方法
JP2009096149A (ja) 排紙装置および画像形成装置
JP2020100069A (ja) 印刷装置および情報処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20210108

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210121

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7232134

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150