JP7230756B2 - 車両用電子制御装置 - Google Patents

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Description

本開示は、第2のマイクロコンピュータがスイッチのオンとオフとを切り替えることにより、第1のマイクロコンピュータへの電力供給を制御する技術に関する。
第2のマイクロコンピュータがスイッチのオンとオフとを切り替えることにより、第1のマイクロコンピュータへの電力供給を制御する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、副マイクロコンピュータが動作を行わなくてもよい状態になったことを示す電源遮断信号を副マイクロコンピュータが主マイクロコンピュータに出力すると、主マイクロコンピュータがスイッチをオフにして副マイクロコンピュータへの電力供給を遮断する技術が記載されている。
特開2009-166549号公報
しかしながら、主マイクロコンピュータがスイッチのオフを指示しても、スイッチの固着などでスイッチがオフにならずオン状態が継続することがある。この場合、副マイクロコンピュータには動作を行わなくてもよい状態になっているのに電力が供給されるので、副マイクロコンピュータの動作が不安定になるという課題がある。
さらに、副マイクロコンピュータに電力を供給する必要がないのに電力が供給されるので、電力消費が増加するという課題がある。
本開示の1つの局面は、第2のマイクロコンピュータがスイッチをオフにできずに第1のマイクロコンピュータへの電力供給を遮断できない場合にも、第1のマイクロコンピュータの動作が不安定になることを抑制し、第1のマイクロコンピュータの電力消費を抑制する技術を提供することが望ましい。
本開示の1つの態様による車両用電子制御装置は、第1のマイクロコンピュータ(10)と、オン状態で第1のマイクロコンピュータに電力を供給し、オフ状態で第1のマイクロコンピュータへの電力供給を遮断するスイッチ(8)と、スイッチのオンとオフとを切り替え、さらに、第1のマイクロコンピュータに電力が供給されているか否かを検出する第2のマイクロコンピュータ(30)と、を備える。
第2のマイクロコンピュータは、第1のマイクロコンピュータへの電力供給を遮断するためにスイッチをオフにするオフ信号を出力しても第1のマイクロコンピュータに電力が供給されていることを検出すると、第1のマイクロコンピュータにリセット信号を出力する。
本開示の他の車両用電子制御装置は、第1のマイクロコンピュータ(10)と、オン状態で第1のマイクロコンピュータに電力を供給し、オフ状態で第1のマイクロコンピュータへの電力供給を遮断するスイッチ(8)と、スイッチのオンとオフとを切り替える第2のマイクロコンピュータ(30)と、を備える。
第2のマイクロコンピュータは、第1のマイクロコンピュータへの電力供給を遮断する場合、スイッチをオフにするオフ信号と、第1のマイクロコンピュータをリセットするリセット信号とを出力する。
上記のそれぞれの車両用電子制御装置の構成によれば、スイッチをオフにできずに第1のマイクロコンピュータへの電力供給を遮断できない場合でも、第2のマイクロコンピュータが出力するリセット信号により、第1のマイクロコンピュータはリセット状態に遷移する。これにより、第1のマイクロコンピュータの動作が不安定になることを抑制でき、電力消費を低減できる。
第1実施形態の車両用電子制御装置を示すブロック図。 スイッチが正常時のマイクロコンピュータの処理を示すタイムチャート。 スイッチが故障時のマイクロコンピュータの処理を示すタイムチャート。 マイクロコンピュータの処理を示すフローチャート。 第2実施形態によるマイクロコンピュータの処理を示すフローチャート。 第3実施形態の車両用電子制御装置を示すブロック図。
以下、図を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[1.第1実施形態]
[1-1.構成]
図1に示す車両用電池監視装置4は、電源IC6と、スイッチ8と、制御マイクロコンピュータ10と、監視マイクロコンピュータ30と、を備える。以下、マイクロコンピュータを略してマイコンとも言う。
電源IC6は、車載のバッテリ2の電圧を5Vに変換する。スイッチ8は、オン状態で電圧を5Vに変換された電力を制御マイコン10に供給し、オフ状態で制御マイコン10への電力供給を遮断する。監視マイコン30には、エンジンのスタートスイッチがオフの状態でも、電圧を5Vに変換された電力がバッテリ2から常時供給されている。
制御マイコン10と監視マイコン30とは、CPUと、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリと、を有する周知のマイコンである。半導体メモリを単にメモリとも言う。
制御マイコン10は、制御マイコン10が実現する機能の構成として、データ取得部12と、CAN通信部14と、電源リレー制御部16と、起動判定部18と、制御マイコン管理部20と、WDTパルス出力部22と、リセット回路24と、を備える。WDTは、Watch Dog Timerの略である。
監視マイコン30は、監視マイコン30が実現する機能の構成として、監視マイコン管理部32と、スリープ回路34と、異常判定部36と、制御マイコン停止部38と、電源監視部40と、起動判定部42と、スイッチ制御部44と、を備える。
制御マイコン10と監視マイコン30とを構成するこれらの機能のそれぞれを実現する手法は、CPUが非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現されてもよいし、一つあるいは複数のハードウェアにより実現されてもよい。例えば、上記機能がハードウェアである電子回路によって実現される場合、その電子回路は多数の論理回路を含むデジタル回路、またはアナログ回路、あるいはこれらの組合せによって実現してもよい。
この例では、メモリが、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。
制御マイコン10のデータ取得部12は、電圧センサ100と、回転数センサ102と、各種センサ104とから、各センサが検出する検出情報を取得する。
電圧センサ100は、例えば、車両の走行駆動源である電気モータ、あるいは車載の電装部品に電力を供給する組電池を構成する各電池セルの電圧を検出する。回転数センサ102は、組電池を冷却するファンの回転数を検出する。各種センサ104は、組電池の状態を検出するセンサであり、例えば、組電池から供給される電流の値を検出する電流センサ、組電池の温度を検出する温度センサ等である。
CAN通信部14は、車載の他のECU110とCANにより通信を行う。CANは、Controller Area Networkの略である。電源リレー制御部16は、他のECUの動作状態に基づいて、他のECUに電力を供給する電力線に設置された電源リレーのオン、オフを切り替える。
起動判定部18は、制御マイコン10を起動する起動条件が成立しているか否かを判定する。例えば、起動判定部18は、エンジンのスタートスイッチがオンになると、制御マイコン10を起動する起動条件が成立していると判定し、エンジンのスタートスイッチがオフになると、制御マイコン10を起動する起動条件が成立していないと判定する。
制御マイコン管理部20は、制御マイコン10を起動する起動条件が成立していないと起動判定部18が判定すると、動作停止信号を監視マイコン30に出力する。
WDTパルス出力部22は、制御マイコン10が正常に作動している場合、一定周期で監視マイコン30にパルス信号を出力する。制御マイコン10から一定周期でパルス信号が出力されない場合、監視マイコン30は制御マイコン10に異常が発生したと判断する。
リセット回路24は、監視マイコン30からリセット信号が出力されると、制御マイコン10の動作をリセットさせる。
監視マイコン30の監視マイコン管理部32は、制御マイコン10から出力される電源停止信号がオンになるか、あるいは後述する異常判定部36または電源監視部40がリセット信号を出力すると、スリープ回路34にスリープ信号を出力する。
スリープ回路34は、監視マイコン管理部32からスリープ信号が出力されると、監視マイコン30をスリープ状態に遷移させる。
異常判定部36は、制御マイコン10が正常に動作しているか否かを監視する。例えば、異常判定部36は、制御マイコン10から定期的に監視マイコン30のWDTをリセットするパルス信号が出力されずにWDTがオーバーフローすると、制御マイコン10が異常であると判定する。異常判定部36は、制御マイコン10が異常であると判定すると、制御マイコン10をリセットするリセット信号を出力する。
制御マイコン停止部38は、制御マイコン10が動作停止信号を出力すると、スイッチ制御部44にスイッチ8をオフにするように指示する。
電源監視部40は、制御マイコン10への電力供給がオフになっていることを表す電源停止信号をモニタしている。電源監視部40は、スイッチ制御部44からスイッチ8をオフにするオフ信号が出力されているにも拘わらず、電源停止信号がオフであり、制御マイコン10に電力が供給されている場合、制御マイコン10をリセットするリセット信号を出力する。
起動判定部42は、監視マイコン30を起動させる起動条件が成立しているか否かを判定する。起動判定部42は、監視マイコン30を起動させる起動条件が成立すると、スイッチ制御部44にスイッチ8をオンにするように指示する。スイッチ制御部44は、スイッチ8にオン信号を出力することによりスイッチ8をオンにし、スイッチ8にオフ信号を出力することによりスイッチ8をオフにする。
[1-2.処理]
次に、監視マイコン30が実行する制御マイコン10に対する電源オフ処理について、図2、3のタイムチャートと図4のフローチャートとを用いて説明する。
図2、3に示すように、バッテリ2の取り替え等によりバッテリ2からの電力供給が遮断された状態からバッテリ2から電力が供給され電圧が印加されると、監視マイコン30の動作状態は停止モードからリセットモードに遷移する。監視マイコン30は、リセットモードにおいて初期処理を実行後、スリープモードに遷移する。そして、スリープモードにおいて車両のスタートスイッチ等が操作され、制御マイコン10の起動条件が成立すると、監視マイコン30は、スリープモードから通常の処理を実行する通常モードに遷移し、スイッチ8をオンにするオン信号を出力する。
オン信号によりスイッチ8がオンになると制御マイコン10に電力が供給されるので、制御マイコン10は、リセットモードに遷移して初期処理を実行後、通常モードに遷移する。
制御マイコン10と監視マイコン30とは、通常モードに遷移すると、以下に説明する処理をそれぞれ実行する。
(1)制御マイコン10の処理
図4のS400において制御マイコン10の起動判定部18は、制御マイコン10の起動条件が成立しているか成立していないかを判定する。S400の判定がNoである、つまり制御マイコン10の起動条件が成立していないと起動判定部18が判定すると、S402において制御マイコン10は動作の終了処理を実行するとともに、制御マイコン管理部20に、制御マイコン10の起動条件が成立していないことを通知する。
そして、S404において制御マイコン管理部20は、制御マイコン10が動作を停止することを監視マイコン30に通知する。
S406において制御マイコン10は、監視マイコン30がスイッチ8をオフにして制御マイコン10への電力供給が遮断されると停止条件が成立するので、停止モードに遷移する。あるいは、S406において制御マイコン10は、監視マイコン30がリセット信号を出力すると停止条件が成立するので、リセットモードに遷移する。
(2)監視マイコン30の処理
監視マイコン30は、制御マイコン10が動作停止信号を出力すると、図4のS410~S418の処理を実行する。S410において制御マイコン停止部38は、スイッチ制御部44にスイッチ8をオフにするように指示する。制御マイコン停止部38の指示により、S410においてスイッチ制御部44は、スイッチ8にオフ信号を出力する。
電源監視部40は、S412において制御マイコン10から出力される電源停止信号をモニタし、S414において制御マイコン10への電力供給が遮断されたか否かを判定する。
S414の判定がYesである、つまりスイッチ制御部44が出力するオフ信号によりスイッチ8が正常にオフになり、制御マイコン10への電力供給が遮断された場合、処理はS418に移行する。
S414の判定がNoである、つまりスイッチ制御部44がオフ信号を出力したにも拘わらず、制御マイコン10への電力供給が遮断されていない場合、電源監視部40は、スイッチ8が故障しオン固着している可能性があると判断し、S416において図3に示すようにリセット信号を出力する。
電源監視部40がリセット信号を出力すると、制御マイコン10のリセット回路24が動作し、制御マイコン10の動作モードは強制的に通常モードからリセットモードに遷移される。S416の処理が終了すると、処理はS418に移行する。
S418において監視マイコン30は、通常モードからスリープモードに遷移する。S416からS418に処理が移行してスリープモードに遷移した場合、監視マイコン30は、スリープモードにおいて定期的に制御マイコン10にリセット信号を出力する。
[1-3.効果]
以上説明した第1実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1a)監視マイコン30は、制御マイコン10から出力される電源停止信号をモニタし、オン固着等のスイッチ8の故障のために制御マイコン10への電力供給を遮断できないと判断すると、リセット信号を出力することにより制御マイコン10を強制的にリセットさせる。これにより、制御マイコン10が想定していない動作をして動作が不安定になることを抑制し、制御マイコン10の消費電力を低減することができる。
(1b)監視マイコン30は、オン固着等のスイッチ8の故障のために制御マイコン10への電力供給を遮断できないと判断し、リセット信号を出力すると、スリープモードに遷移してからも定期的に制御マイコン10にリセット信号を出力する。
これにより、スイッチ80をオフにできずに制御マイコン10に電力が供給されている状態でも、制御マイコン10をリセットモードに保持できる。
上記の第1記実施形態において、車両用電池監視装置4が車両用電子制御装置に対応し、制御マイコン10が第1のマイコンに対応し、監視マイコン30が第2のマイコンに対応する。
[2.第2実施形態]
[2-1.第1実施形態との相違点]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
前述した第1実施形態では、監視マイコン30は、オン固着等のスイッチ8の故障のために制御マイコン10への電力供給を遮断できないと判断すると、リセット信号を出力することにより制御マイコン10を強制的にリセットさせた。
これに対し、第2実施形態では、制御マイコン10への電力供給を遮断する場合、スイッチ8のオフ信号を出力するとともに、スイッチ8がオン固着しているか否かに関わらずリセット信号を出力する点で、第1実施形態と相違する。
[2-2.処理]
次に、第2実施形態の制御マイコン10と監視マイコン30とが通常モードにおいて実行する処理について、図5のフローチャートに基づいて説明する。
図5において、制御マイコン10が実行するS400~S406の処理は図2において制御マイコン10が実行するS400~S406の処理と実質的に同一であるため、説明を省略する。
監視マイコン30は、制御マイコン10が動作停止信号を出力すると、S420においてリセット信号を制御マイコン10に出力する。
制御マイコン10は、監視マイコン30がリセット信号を出力すると、スイッチ8が故障しているか否かに拘わらず、つまりスイッチ8がオンかオフかに拘わらず、リセット回路24により強制的にリセットモードに遷移される。
監視マイコン30は、S422においてスイッチ8をオフにするオフ信号を出力すると、S424においてスリープモードに遷移する。監視マイコン30は、スリープモードにおいて定期的に制御マイコン10にリセット信号を出力する。
なお、S420の処理とS422の処理とは順番が逆になってもよいし、同時に処理されてもよい。
[2-3.効果]
以上説明した第2実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(2a)制御マイコン10の起動条件が成立しなくなったために制御マイコン10が監視マイコン30に動作停止信号を出力すると、監視マイコン30は、オン固着等の故障のためにスイッチ8をオフにできないか否かに拘わらず、制御マイコン10にリセット信号を出力する。
これにより、オン固着等の故障のためにスイッチ8をオフにできずに制御マイコン10への電力供給を遮断できない場合でも、制御マイコン10を強制的にリセットできる。したがって、制御マイコン10が想定していない動作をして動作が不安定になることを抑制し、制御マイコン10の消費電力を低減することができる。
(2b)監視マイコン30は、制御マイコン10にリセット信号を出力してスリープモードに遷移してからも、定期的に制御マイコン10にリセット信号を出力する。これにより、スイッチ80をオフにできずに制御マイコン10に電力が供給されている状態でも、制御マイコン10をリセットモードに保持できる。
[3.第3実施形態]
[3-1.第1実施形態との相違点]
第3実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
前述した第1実施形態では、制御マイコン10と監視マイコン30とは、1個の共通の電源IC6から、バッテリ2の電圧を5Vに変換した電力を供給された。
これに対し、第3実施形態の車両用電池監視装置50では、制御マイコン10と監視マイコン30とは、それぞれ専用の電源IC6から、バッテリ2の電圧を5Vに変換した電力を供給される。
[3-2.効果]
上記3実施形態では、第1実施形態の効果(1a)、(1b)に加え、以下の効果を得ることができる。
(3a)制御マイコン10と監視マイコン30とは、それぞれ専用の電源IC6から、バッテリ2の電圧を5Vに変換した電力を供給される。したがって、いずれかの電源IC6が故障し、制御マイコン10または監視マイコン30のいずれかが故障した電源IC6から電力を供給されなくても、制御マイコン10または監視マイコン30の他方は故障していない電源IC6から電力を供給されて正常に動作できる。
第3記実施形態において、車両用電池監視装置50が車両用電子制御装置に対応する。
[4.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(4a)上記実施形態では、車両用電池監視装置4、50の監視マイコン30が、制御マイコン10への電力供給を、スイッチ8のオンとオフとを切り替えることにより制御した。
これ以外にも、電池監視装置に限らず、第2のマイコンが、第1のマイコンへの電力供給をスイッチのオンとオフとを切り替えることにより制御するのであれば、上記の実施形態をどのような車両用電子制御装置に適用してもよい。
(4b)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(4c)上述した車両用電池監視装置の他、当該車両用電池監視装置を構成要素とするシステム、当該車両用電池監視装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、電池監視方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
4、50:車両用電池監視装置(車両用電子制御装置)、8:スイッチ、10:制御マイコン(第1のマイコン)、30:監視マイコン(第2のマイコン)

Claims (7)

  1. 第1のマイクロコンピュータ(10)と、
    オン状態で前記第1のマイクロコンピュータに電力を供給し、オフ状態で前記第1のマイクロコンピュータへの電力供給を遮断するスイッチ(8)と、
    前記スイッチのオンとオフとを切り替え、さらに、前記第1のマイクロコンピュータに電力が供給されているか否かを検出する第2のマイクロコンピュータと(30)、
    を備え、
    前記第2のマイクロコンピュータは、前記第1のマイクロコンピュータへの電力供給を遮断するために前記スイッチをオフにするオフ信号を出力しても前記第1のマイクロコンピュータに電力が供給されていることを検出すると、前記第1のマイクロコンピュータにリセット信号を出力する、
    車両用電子制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用電子制御装置であって、
    前記第1のマイクロコンピュータは、前記第1のマイクロコンピュータの起動条件が成立しなくなると、前記第2のマイクロコンピュータに動作停止信号を出力し、
    前記第2のマイクロコンピュータは、前記第1のマイクロコンピュータから前記動作停止信号を入力することにより前記オフ信号を出力しても、前記第1のマイクロコンピュータに電力が供給されていることを検出すると、前記第1のマイクロコンピュータに前記リセット信号を出力する、
    車両用電子制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両用電子制御装置であって、
    前記第2のマイクロコンピュータは、前記オフ信号を出力して前記第1のマイクロコンピュータへの電力供給が遮断されたことを検出するか、あるいは前記オフ信号を出力しても前記第1のマイクロコンピュータに電力が供給されていることを検出して前記第1のマイクロコンピュータに前記リセット信号を出力すると、スリープ状態に遷移する、
    車両用電子制御装置。
  4. 第1のマイクロコンピュータ(10)と、
    オン状態で前記第1のマイクロコンピュータに電力を供給し、オフ状態で前記第1のマイクロコンピュータへの電力供給を遮断するスイッチ(8)と、
    前記スイッチのオンとオフとを切り替える第2のマイクロコンピュータ(30)と、
    を備え、
    前記第2のマイクロコンピュータは、前記第1のマイクロコンピュータへの電力供給を遮断する場合、前記スイッチをオフにするオフ信号と、前記第1のマイクロコンピュータをリセットするリセット信号とを出力する、
    車両用電子制御装置。
  5. 請求項4に記載の車両用電子制御装置であって、
    前記第1のマイクロコンピュータは、前記第1のマイクロコンピュータの起動条件が成立しなくなると、前記第2のマイクロコンピュータに動作停止信号を出力し、
    前記第2のマイクロコンピュータは、前記第1のマイクロコンピュータから前記動作停止信号を入力すると、前記オフ信号と前記リセット信号とを出力する、
    車両用電子制御装置。
  6. 請求項4または5に記載の車両用電子制御装置であって、
    前記第2のマイクロコンピュータは、前記オフ信号と前記リセット信号とを出力すると、スリープ状態に遷移する、
    車両用電子制御装置。
  7. 請求項3または6に記載の車両用電子制御装置であって、
    前記第2のマイクロコンピュータは、前記第2のマイクロコンピュータが前記スリープ状態の間、前記第1のマイクロコンピュータに前記リセット信号を出力する、
    車両用電子制御装置。
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