JP7222645B2 - 在庫再引当実行装置、在庫再引当実行方法および在庫再引当実行プログラム - Google Patents

在庫再引当実行装置、在庫再引当実行方法および在庫再引当実行プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7222645B2
JP7222645B2 JP2018182768A JP2018182768A JP7222645B2 JP 7222645 B2 JP7222645 B2 JP 7222645B2 JP 2018182768 A JP2018182768 A JP 2018182768A JP 2018182768 A JP2018182768 A JP 2018182768A JP 7222645 B2 JP7222645 B2 JP 7222645B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inventory
allocation
order
date
allocated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018182768A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020052831A (ja
Inventor
信明 川又
剛光 上野
Original Assignee
株式会社オービック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社オービック filed Critical 株式会社オービック
Priority to JP2018182768A priority Critical patent/JP7222645B2/ja
Publication of JP2020052831A publication Critical patent/JP2020052831A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7222645B2 publication Critical patent/JP7222645B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Description

本発明は、在庫再引当実行装置、在庫再引当実行方法および在庫再引当実行プログラムに関する。
特許文献1には、待ち行列を表示した状態で、ユーザーが出庫の予約を指定して予約を解除できるようにするための手段と、解除された予約に対して、棚ファイルでの出庫の引き当てを解除するための手段が開示されており(特許文献1の0007段落参照)、また、時刻指定待ち行列での指定時刻を変更する場合、変更したい出庫の予約をクリックし、キーボード等から指定時刻を入力すると、新たな指定時刻が表示され、指定時刻順に出庫予約を並び替えて表示されることが開示されている(特許文献1の0024段落参照)。
特開2002-120910号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている方法では、同一商品に複数の受注が発生した場合に、在庫品を効率よく引当することができず、担当者による判断で引当を付け替えるオペレーションを行うことが必要であるという問題があった。
例えば、出庫日が4/1の受注についての引当を先に行い、出庫日が3/1の受注についての引当を後に行った場合、本来優先順が高いはずの出庫日が3/1の受注についての引当可能在庫がなくなってしまうことがある。この場合、従来においては、出荷担当者等が、出庫日が4/1の受注についての引当を解除し、出庫日が3/1の受注に引当を付け替えるオペレーション(いわゆる在庫再引当)を行うことが必要であった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、引当の優先順に基づき、優先順の低い受注から優先順の高い受注へと引当を付け替える処理である在庫再引当処理を行える在庫再引当実行装置、在庫再引当実行方法および在庫再引当実行プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る在庫再引当実行装置は、制御部を備える在庫再引当実行装置であって、前記制御部は、商品を識別するための商品識別データと前記商品の受注数のうち出荷に備えて在庫を確保することにより在庫引当が済んだ状態である引当済状態にある前記商品の数である引当済数と前記商品の前記引当済状態を解除して再び前記在庫引当を行う際の優先順とを有する受注明細データを複数含む受注データを参照して、前記受注明細データ中の前記引当済数が0になるまで前記引当済数を減算することにより、前記受注明細データ中の前記商品識別データで特定される商品の前記引当済状態の解除を行う解除手段と、前記解除手段で減算した前記引当済数の合計値を、前記優先順が高い前記受注明細データから順に、前記引当済数に割り当てることにより、前記解除手段で前記引当済状態を解除した商品について再び行う前記在庫引当である在庫再引当を行う在庫再引当手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る在庫再引当実行装置は、前記受注明細データが、前記商品を出庫する日付である出庫日を更に有し、前記制御部が、前記在庫再引当を指示するための画面上で入力された日付に、前記解除および前記在庫再引当を行う対象となる前記受注明細データを取得する際の条件となる日数である取得条件日数を加算した日付を算出する日付算出手段を更に備え、前記解除手段および前記在庫再引当手段が、前記日付算出手段で算出した前記日付以前の出庫日を有する前記受注明細データを取得し、当該取得した受注明細データを対象として前記解除および前記在庫再引当を行うこと、を特徴とする。
また、本発明に係る在庫再引当実行装置は、前記優先順が、前記商品を出庫する日付である出庫日の若い順、前記受注明細データをシステム上に登録した日付である登録日の若い順および前記商品を受注した日付である受注日の若い順のうち少なくとも一つに基づいて設定される順番であること、を特徴とする。
また、本発明に係る在庫再引当実行装置は、前記制御部が、前記在庫再引当の完了後に、前記受注明細データごとに、前記受注数から前記引当済数を差し引いた数である未引当数を算出し、当該算出した前記受注明細データごとの未引当数を合計した値である未引当合計値を出力する未引当合計値出力手段を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る在庫再引当実行装置は、前記商品が、賞味期限、消費期限もしくは使用期限が設定されている商品または季節ごとに需要が変動する商品であること、を特徴とする。
また、本発明に係る在庫再引当実行装置は、前記制御部が、前記受注明細データを登録するための画面上で入力された前記商品を出庫する日付である出庫日から前記登録するための画面上で入力された前記商品を受注した日付である受注日を差し引いた日数が、前記取得条件日数より大きい場合に、前記登録するための画面上で前記引当済数として0より大きい数値が設定されるとエラーを出力するエラー出力手段を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る在庫再引当実行方法は、制御部を備える情報処理装置で実行される在庫再引当実行方法であって、前記制御部で実行される、商品を識別するための商品識別データと前記商品の受注数のうち出荷に備えて在庫を確保することにより在庫引当が済んだ状態である引当済状態にある前記商品の数である引当済数と前記商品の前記引当済状態を解除して再び前記在庫引当を行う際の優先順とを有する受注明細データを複数含む受注データを参照して、前記受注明細データ中の前記引当済数が0になるまで前記引当済数を減算することにより、前記受注明細データ中の前記商品識別データで特定される商品の前記引当済状態の解除を行う解除ステップと、前記解除ステップで減算した前記引当済数の合計値を、前記優先順が高い前記受注明細データから順に、前記引当済数に割り当てることにより、前記解除ステップで前記引当済状態を解除した商品について再び行う前記在庫引当である在庫再引当を行う在庫再引当ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る在庫再引当実行プログラムは、制御部を備える情報処理装置に実行させるための在庫再引当実行プログラムであって、前記制御部に実行させるための、商品を識別するための商品識別データと前記商品の受注数のうち出荷に備えて在庫を確保することにより在庫引当が済んだ状態である引当済状態にある前記商品の数である引当済数と前記商品の前記引当済状態を解除して再び前記在庫引当を行う際の優先順とを有する受注明細データを複数含む受注データを参照して、前記受注明細データ中の前記引当済数が0になるまで前記引当済数を減算することにより、前記受注明細データ中の前記商品識別データで特定される商品の前記引当済状態の解除を行う解除ステップと、前記解除ステップで減算した前記引当済数の合計値を、前記優先順が高い前記受注明細データから順に、前記引当済数に割り当てることにより、前記解除ステップで前記引当済状態を解除した商品について再び行う前記在庫引当である在庫再引当を行う在庫再引当ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、引当の優先順に基づき、優先順の低い受注から優先順の高い受注へと引当を付け替える処理である在庫再引当処理を行えるという効果を奏する。
図1は、在庫再引当実行装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、基本情報マスタ、商品マスタおよび倉庫マスタの一例を示す図である。 図3は、未引当受注に対する再引当を行う場合における、当初の現在庫データおよび引当在庫データの一例を示す図である。 図4は、未引当受注に対する再引当を行う場合における、受注入力画面および作成される受注明細データの一例を示す図である。 図5は、未引当受注に対する再引当を行う場合における、現在庫データおよび受注入力により更新された引当在庫データの一例を示す図である。 図6は、未引当受注に対する再引当を行う場合における、入荷入力画面および作成される入荷明細データの一例を示す図である。 図7は、未引当受注に対する再引当を行う場合における、入荷入力により更新された現在庫データおよび引当在庫データの一例を示す図である。 図8は、未引当受注に対する再引当を行う場合における、在庫再引当処理画面の一例を示す図である。 図9は、引当受注に対する再引当を行う場合における、在庫再引当が実行された受注明細データの一例を示す図である。 図10は、引当優先順を加味して引当済受注に対して再引当を行う場合における、基本情報マスタ、現在庫データおよび引当在庫データの一例を示す図である。 図11は、引当優先順を加味して引当済受注に対して再引当を行う場合における、受注入力画面および作成される受注明細データの一例を示す図である。 図12は、引当優先順を加味して引当済受注に対して再引当を行う場合における、現在庫データおよび受注入力により更新された引当在庫データの一例を示す図である。 図13は、引当優先順を加味して引当済受注に対して再引当を行う場合における、受注入力画面および作成される受注明細データの一例を示す図である。 図14は、出庫日から受注日を差し引いた日数が引当可能日数より大きい場合に、受注入力画面上で引当済数として0より大きい数値が設定された場合に出力されるエラーメッセージの一例を示す図である。 図15は、引当優先順を加味して引当済受注に対して再引当を行う場合における、現在庫データおよび引当在庫データの一例を示す図である。 図16は、引当優先順を加味して引当済受注に対して再引当を行う場合における、受注入力画面および作成される受注明細データの一例を示す図である。 図17は、引当優先順を加味して引当済受注に対して再引当を行う場合における、現在庫データおよび受注入力により更新された引当在庫データの一例を示す図である。 図18は、引当優先順を加味して引当済受注に対して再引当を行う場合における、在庫再引当処理画面の一例を示す図である。 図19は、引当優先順を加味して引当済受注に対して再引当を行う場合における、登録された受注明細データの一覧を示す図である。 図20は、引当優先順を加味して引当済受注に対して再引当を行う場合において、在庫再引当対象となる受注明細データにチェック印を付けて示す図である。 図21は、引当優先順を加味して引当済受注に対して再引当を行う場合において、在庫再引当対象となる受注明細データについて引当済数のクリアおよび優先順に基づくソートを行った結果を示す図である。 図22は、引当優先順を加味して引当済受注に対して再引当を行う場合における、現在庫データおよび在庫再引当により更新された引当在庫データの一例を示す図である。 図23は、引当優先順を加味して引当済受注に対して再引当を行う場合において、在庫再引当対象となる受注明細データについて在庫再引当を行った結果を示す図である。 図24は、倉庫別引当状況一覧表の一例を示す図である。 図25は、本実施形態に係る処理のフローチャートの一例を示す図である。
以下に、在庫再引当実行装置、在庫再引当実行方法および在庫再引当実行プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1.概要]
受注計上されると、自社の在庫のうち、受注した数量分は払出の予定が立つ。このため、物理的な在庫数から受注した数量分を差し引いた数が、受注可能な数量となる。受注可能な数量を管理しないと、営業担当者や出荷担当者(以下、単に「担当者」という。)が、在庫があると思って受注計上をしても、実際には別の受注に払出の予定が既に立っており、在庫が足りないということが起こり得る。このため、従来においては、次段落の例で説明するように、担当者が優先順の低い受注の引当を解除し、優先順の高い受注へと引当を付け替えるという煩雑なオペレーションが必要であったため、同一商品に複数の受注が発生した場合に在庫品を効率よく引当できる方法が求められていた。なお、本発明においては、受注に対して在庫を割り当てることを「引当」と定義し、物理的な在庫数を「現在庫数」と定義し、受注に引当した数を「引当済数」と定義し、現在庫数から引当済数を引いた数を「引当可能数」と定義する。
引当の解除と付け替えの例として、例えば、出庫日が4/1の受注を2/1に計上し、在庫品を引当して引当可能在庫が無くなった状態になると、出庫日が3/1の新たに受けた受注に対して引当ができなくなってしまことがある。この場合、従来においては、担当者が、出庫日が4/1の受注の引当を外し、出庫日が3/1の新たに受けた受注に引当を付け替えるオペレーションが必要であった。
前記付け替えるオペレーションは煩雑であるため、これを回避するために、引当可能数に余裕を持たせるように多めに仕入を行うという方法がある。しかしながら、多めに仕入を行うと、余剰在庫が発生してしまい在庫回転率の悪化に繋がるというリスクがある。また、商品の種類によっては、時間経過とともに商品価値が大幅に変動する場合があり、余剰在庫が廃棄ロスになってしまうリスクもある。商品価値が大幅に変動する商品とは、例えば、食品業界や医薬業界では、賞味期限や使用期限などにより期限管理する商品であり、アパレル業界では、季節商品(夏物や冬物)である。
そこで、逆に、余剰在庫が発生するリスクを避けるべく、最小限の仕入を行うという方法もある。しかしながら、最小限の仕入を行うと、引当可能な在庫が無くなり、販売機会を逃してしまうというリスクがある。また、担当者が自身の受注を優先するために出庫日が数カ月先の受注に対して引当してしまうと、別の担当者が出庫日が直近の新たな受注を計上する際に、実際には十分に引当可能であるにも関わらず、数カ月先の受注に対して引当がされているために直近の出庫日の受注について引当できずに、販売機会を逃してしまうリスクもある。
そこで、本実施形態においては、例えば、個社毎に適切なパラメータ設定を行うことで、適切な受注への在庫引当を自動で行えるようにした。これにより、従来のように担当者による判断で引当を付け替えるオペレーションを行う必要はなくなり、また、在庫回転率の向上や廃棄ロスの低減にも繋がる。
また、本実施形態においては、例えば、在庫引当を適切に行った後に、商品別の引当状況を確認する帳票を用いることで、不足している在庫に対して適切に発注の計画を立てることができるようにした。以下、具体的な構成および動作について説明する。
[2.構成]
本実施形態に係る在庫再引当実行装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、在庫再引当実行装置100の構成の一例を示すブロック図である。
在庫再引当実行装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、在庫再引当実行装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
在庫再引当実行装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。在庫再引当実行装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、在庫再引当実行装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、在庫再引当実行装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、商品マスタ106aと、倉庫マスタ106bと、受注データ106cと、入荷明細データ106dと、現在庫データ106eと、引当在庫データ106fと、基本情報マスタ106gと、を備えている。
商品マスタ106aは、図2に示すように、例えば、商品識別データ(商品コード:H010001および商品名:商品:H010001)等を含む。
倉庫マスタ106bは、図2に示すように、例えば、倉庫識別データ(倉庫コード:S100および倉庫名:東京倉庫)等を含む。
受注データ106cは、図19に示すように、複数の受注明細データ(横一行の情報を指す)を含む。前記受注明細データは、図19に示すように、例えば、受注番号と、同一の受注番号内での行番号(行NO)と、前記商品を受注した日付である受注日と、前記商品を出庫する日付である出庫日と、前記倉庫識別データ(倉庫コードおよび倉庫名)と、前記商品識別データ(商品コードおよび商品名)と、前記商品の受注数(受注数量)と、前記商品の受注数のうち出荷に備えて在庫を確保することにより在庫引当が済んだ状態である引当済状態にある前記商品の数である引当済数と、前記商品の受注数のうち前記在庫引当が済んでいない状態である未引当状態にある前記商品の数である未引当数と、等を有する。前記受注明細データは、図21に示すように、更に、前記商品の前記引当済状態を解除して再び前記在庫引当を行う際の優先順を有する。
本発明は、受注した前記商品が、賞味期限もしくは消費期限が設定されている商品(例えば食品)、使用期限が設定されている商品(例えば医薬品)または季節ごとに需要が変動する商品(例えばアパレル業界における夏物商品や冬物商品)である場合において、特に有効である。
前記優先順は、例えば、前記出庫日の若い順、前記受注明細データをシステム上に登録した日付である登録日の若い順および前記受注日の若い順のうち少なくとも一つに基づいて設定される順番である。
入荷明細データ106dは、図6に示すように、例えば、入荷番号と、同一の入荷番号内での行番号(行NO)と、前記商品を入荷した日付である入荷日と、前記倉庫識別データ(倉庫コードおよび倉庫名)と、前記商品識別データ(商品コードおよび商品名)と、前記商品の入荷数(入荷数量)と、等を含む。
現在庫データ106eは、図3に示すように、例えば、前記倉庫識別データ(倉庫コードおよび倉庫名)と、前記商品識別データ(商品コードおよび商品名)と、現在の在庫数(現在庫数)と、等を含む。
引当在庫データ106fは、図3に示すように、例えば、前記倉庫識別データ(倉庫コードおよび倉庫名)と、前記商品識別データ(商品コードおよび商品名)と、倉庫ごとかつ商品ごとの前記引当済状態にある前記商品の数である引当済数と、等を含む。
基本情報マスタ106gは、図2に示すように、例えば、引当優先順設定区分(引当優先順)と、解除部102cによる解除および在庫再引当部102dによる在庫再引当を行う対象となる前記受注明細データを取得する際の条件となる日数である取得条件日数(引当可能日数)と、等を含む。
前記引当優先順設定区分は、前記優先順が、前記出庫日の若い順、前記登録日の若い順および前記受注日の若い順のどれに基づいて設定されるかを決めるための区分であり、具体的には、以下のとおりである。すなわち、前記引当優先順設定区分が「0:伝票登録日順」である場合には、一番若い前記登録日を有する受注明細データに優先順1番が採番され、二番目に若い前記登録日を有する受注明細データに優先順2番が採番され、という様に優先順が採番される。また、前記引当優先順設定区分が「1:出庫日順、伝票登録日順」である場合には、図21に示すように、一番若い前記出庫日(2018/3/7)を有する受注明細データに優先順1番が採番され、二番目に若い前記出庫日(2018/3/8)を有する受注明細データに優先順2番が採番され、という様に優先順が採番される。
制御部102は、在庫再引当実行装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、例えば、(1)前記受注明細データを登録するための画面上で入力された前記商品を出庫する日付である出庫日から前記登録するための画面上で入力された前記商品を受注した日付である受注日を差し引いた日数が、前記取得条件日数より大きい場合に、前記登録するための画面上で前記引当済数として0より大きい数値が設定されるとエラーを出力するエラー出力手段としてのエラー出力部102aと、(2)前記在庫再引当を指示するための画面上で入力された日付に、前記解除および前記在庫再引当を行う対象となる前記受注明細データを取得する際の条件となる日数である取得条件日数を加算した日付を算出する日付算出手段としての日付算出部102bと、(3)商品を識別するための商品識別データと前記商品の受注数のうち出荷に備えて在庫を確保することにより在庫引当が済んだ状態である引当済状態にある前記商品の数である引当済数と前記商品の前記引当済状態を解除して再び前記在庫引当を行う際の優先順とを有する受注明細データを複数含む受注データを参照して、前記受注明細データ中の前記引当済数が0になるまで前記引当済数を減算することにより、前記受注明細データ中の前記商品識別データで特定される商品の前記引当済状態の解除を行う解除手段としての解除部102cと、(4)前記解除手段で減算した前記引当済数の合計値を、前記優先順が高い前記受注明細データから順に、前記引当済数に割り当てることにより、前記解除手段で前記引当済状態を解除した商品について再び行う前記在庫引当である在庫再引当を行う在庫再引当手段としての在庫再引当部102dと、(5)前記在庫再引当の完了後に、前記受注明細データごとに、前記受注数から前記引当済数を差し引いた数である未引当数を算出し、当該算出した前記受注明細データごとの未引当数を合計した値である未引当合計値を出力する未引当合計値出力手段としての未引当合計値出力部102eと、を備えている。
[3.処理の概要]
本項目では、本実施形態に係る処理の概要について説明する。本実施形態においては、現在の在庫状況や引当状況を加味し、未引当の受注に対して適切な在庫引当を自動で行う。具体的には、以下の[3-1]~[3-4]で説明するとおりである。なお、本実施形態における在庫引当は、タスクスケジューラ等で定期的に自動実行可能であるため、日中業務での受注計上時には引当を行わず、夜間に自動で引当するという運用も可能である。
[3-1.未引当受注に対する再引当の概要]
本実施形態においては、受注計上時には引当可能な在庫が存在せず未引当状態で計上されている受注について、その後の入荷処理等で現在庫数が増加して引当可能な在庫が増えた場合に、適切に前記受注に対して引当を行うことができる。なお、引当対象となる受注の優先順は、基本情報マスタ106gに設定した引当優先順により制御される。前記引当優先順としては、「伝票登録日順」または「出庫日順、伝票登録日順」から選択可能である。本項目の処理は、簡潔にいうと、在庫が増加した場合に引当を行うという処理である。
[3-2.引当対象とするか否かの判断の概要]
本実施形態においては、在庫引当処理の対象となるデータを、基本情報マスタ106gに設定した引当可能日数により制御できる。例えば、引当可能日数を3日に設定すると、出庫日より3日以前の受注(出庫日と受注日の差が3日以内の受注)にのみ在庫引当できるように制御できる。
[3-3.引当済受注に対する再チェックの概要]
本実施形態においては、既に引当されている受注に対して、現時点で引当可能かのチェックを行い、引当できない場合には引当を外すことができる。例えば、受注時点では引当可能在庫が充分に存在したが、入荷伝票の修正等(入荷数が3個ではなく実際は2個だった場合等の修正)により在庫数が減少し、実際には引当可能ではなかった場合に、引当を外す。本項目の処理は、簡潔にいうと、在庫が減少した場合に引当を取り消すという処理である。
[3-4.引当済受注に対する、引当優先順を加味した再引当の概要]
本実施形態においては、基本情報マスタ106gで設定した引当優先順に従い、引当済の受注伝票における引当済数を自動で再引当することができる。本実施形態における再引当は、例えば、受注登録のタイミングにより、引当優先順に従わないような引当状況となってしまった場合等に有効である。例えば、出庫日が4/1の受注No001に対して在庫品を担当者が3/1に引当し、引当可能在庫がなくなったとする。続けて、出庫日が3/20の受注No002を担当者が3/2に計上しようとすると、引当可能在庫がないため、引当できない状態となる。出庫日に従うと、受注No002の伝票に対して優先して引当されるべきだが、そうではい状態となってしまう。これに対して、本実施形態においては、基本情報マスタ106gにおける引当優先順の設定を「出庫日順、伝票登録日順」としておけば、出庫日が後である受注No001の伝票の引当を外し、出庫日が先である受注No002の伝票に対して在庫再引当をすることができる。本項目の処理は、簡潔にいうと、引当優先順に基づき、優先度の低い受注から優先度の高い受注への引当の付け替えを行うという処理である。
[4.処理の詳細]
本項目では、本実施形態に係る処理の詳細について説明する。
[4-1.未引当受注に対する再引当の詳細]
本項目では、[3-1]で説明した処理の詳細を説明する。
(1)前提条件
本項目における説明の前提として、商品H010001についての在庫状況データ(現在庫データ106eおよび引当在庫データ106f)は、図3に示すとおりであるとする。また、この前提においては、引当可能数は、図3の現在庫データ106e中の現在庫数100-図3の引当在庫データ106f中の引当済数80=20となる。また、本項目における説明の前提として、基本情報マスタ106gにおける設定内容は、図2に示すように、引当優先順が「1:出庫日順、伝票登録日順」であるとする。
(2)受注入力
まず、図4の受注入力画面に示すように、商品H010001について、受注数量30を入力することにより、30個受注計上(本受注)したとする。(1)で述べたとおり、引当可能数は20であるため、引当済数として、20が設定される。また、未引当数として、受注数量30-引当済数20=10が自動セットされる。図4の受注入力画面から登録された受注明細データを、図4下部に示す。このように、本受注にて、20個引当を行ったため、図5に示すように、引当在庫データ106fの引当済数が80から100に更新される。
(3)入荷入力
続いて、図6の入荷入力画面に示すように、商品H010001について、入荷数量30を入力することにより、30個入荷計上(本入荷)したとする。図6の入荷入力画面から登録された入荷明細データ106dを、図6下部に示す。このように、本入荷にて、30個入荷を行ったため、図7に示すように、現在庫データ106eの在庫数が100から130に更新される。
(4)在庫再引当処理
続いて、図8の在庫再引当処理画面に示すように、引当優先順として、(1)で説明した「1:出庫日順、伝票登録日順」が基本情報マスタ106gから初期セットされ、また、抽出条件として、倉庫コードおよび商品コードの範囲が入力される。この状態で、図8の在庫再引当処理画面の「実行」ボタンが選択されると、以下のようにして、現時点の在庫状況に基づいて、未引当の受注に対する在庫引当が実行される。
まず、未引当数が存在する受注明細データが取得される。すなわち、(2)で説明したように、図4に示すJUC00001の受注明細データは、商品H010001についての未引当数が10であるため、未引当状態の受注明細データとして図4の受注明細データが取得される。
次に、商品H010001の現在の在庫情報が取得される。すなわち、図7に示すように、現在庫データ106e中の現在庫数は130であり、引当在庫データ106f中の引当済数は100であるため、商品H010001の引当可能数は、現在庫数130-引当済数100=30となる。
このように、商品H010001が30個引当可能な状態であることが判明したため、引当処理が実行される。すなわち、図9に示すように、引当可能数30のうち10が、JUC00001の受注明細データにおける引当済数に割り当てられることにより、引当済数が、20から30に更新される。また、当該更新に伴い、図9に示すように、未引当数が、10から0(受注数量30-更新後の引当済数30=0)に更新される。
[4-2.引当済受注に対する、引当優先順を加味した再引当の詳細]
本項目では、[3-2]~[3-4]で説明した処理の詳細を説明する。
(1)前提条件
本項目における説明の前提として、商品H010001についての在庫状況データ(現在庫データ106eおよび引当在庫データ106f)は、図10に示すとおりであるとする。また、この前提においては、引当可能数は、図10の現在庫データ106e中の現在庫数30-図10の引当在庫データ106f中の引当済数0=30となる。また、本項目における説明の前提として、基本情報マスタ106gにおける設定内容は、図10に示すように、引当優先順が「1:出庫日順、伝票登録日順」であり、引当可能日数が「10」であるとする。
(2)受注入力
3つの受注伝票を計上する場合をそれぞれ例にとって、以下の(2-1)~(2-3)で説明する。
(2-1)受注番号JUC00001の受注伝票の計上
図11の受注入力画面に示すように、受注日として2018/3/1が入力され、出庫日として2018/3/8が入力され、受注数量として20が入力されることにより、20個受注計上(本受注)したとする。
ここで、出庫日2018/3/8から受注日2018/3/1を差し引いた日数は7日であり、(1)で説明した基本情報マスタ106gにおける引当可能日数10日以下である。このため、受注数20のうち全数を引当可能であるため、引当済数として、20が設定される。また、未引当数として、受注数量20-引当済数20=0が自動セットされる。
図11の受注入力画面から登録された受注明細データを、図11下部に示す。このように、本受注にて、20個引当を行ったため、図12に示すように、引当在庫データ106fの引当済数が0から20に更新される。
(2-2)受注番号JUC00002の受注伝票の計上
図13の受注入力画面に示すように、受注日として2018/3/3が入力され、出庫日として2018/3/20が入力され、受注数量として20が入力されることにより、20個受注計上(本受注)したとする。
ここで、前記受注明細データを登録するための画面(図13の受注入力画面)上で入力された前記商品を出庫する日付である出庫日2018/3/20から前記登録するための画面(図13の受注入力画面)上で入力された前記商品を受注した日付である受注日2018/3/3を差し引いた日数17は、取得条件日数(引当可能日数10日)より大きい。この場合、前記登録するための画面(図13の受注入力画面)上で、引当済数として0より大きい数値が設定されると、エラー出力部102aは、図14に示す様なエラーメッセージを出力する。これにより、引当可能な在庫が存在する場合であっても、引当可能日数を超えている場合には、引当を行わない制御をすることができる。
図13の受注入力画面から登録された受注明細データを、図13下部に示す。このように、本受注にて、引当を行えなかったため、図15に示すように、引当在庫データ106fの引当済数は、20のまま変動しない。
(2-3)受注番号JUC00003の受注伝票の計上
図16の受注入力画面に示すように、受注日として2018/3/5が入力され、出庫日として2018/3/7が入力され、受注数量として20が入力されることにより、20個受注計上(本受注)したとする。
ここで、出庫日2018/3/7から受注日2018/3/5を差し引いた日数は2日であり、(1)で説明した基本情報マスタ106gにおける引当可能日数10日以下である。このため、引当自体は可能であるが、(2-1)において引当在庫データ106fの引当済数が20に更新されたことに伴い、引当可能数は、現在庫データ106e中の現在庫数30-更新された引当在庫データ106f中の引当済数20=10となっているため、受注数20のうち10だけ引当可能である。このため、引当済数として、10が設定される。また、未引当数として、受注数量20-引当済数10=10が自動セットされる。
図16の受注入力画面から登録された受注明細データを、図16下部に示す。このように、本受注にて、10個引当を行ったため、図17に示すように、引当在庫データ106fの引当済数が20から30に更新される。
(3)在庫再引当処理
続いて、図18の在庫再引当処理画面に示すように、実行日として、2018/3/6が入力される。また、引当優先順として、(1)で説明した「1:出庫日順、伝票登録日順」が基本情報マスタ106gから初期セットされる。そして、抽出条件として、倉庫コードおよび商品コードの範囲が入力される。この状態で、図18の在庫再引当処理画面の「実行」ボタンが選択されると、(2)で登録された3つの受注明細データ(図19に示す)に対して、在庫再引当処理が実行される。以下、在庫再引当処理の詳細を、図25のフローチャートに沿って説明する。
まず、日付算出部102bは、在庫再引当を指示するための画面(図18の在庫再引当処理画面)上で入力された日付(実行日:2018/3/6)に、取得条件日数(引当可能日数:10日)を加算した日付を、2018/3/6+10日=2018/3/16と算出する。
次に、解除部102cおよび在庫再引当部102dは、日付算出部102bで算出した前記日付(2018/3/16)以前の出庫日を有する受注明細データを取得し、当該取得した受注明細データを対象として解除および在庫再引当を行う。具体的には、2018/3/16以前の出庫日を有する受注明細データは、図20の最左列の「対象」にチェック印を付けて示すように、出庫日2018/3/8を有するJUC00001の受注明細データと出庫日2018/3/7を有するJUC00003の受注明細データである。このようにして、在庫再引当の対象明細が取得される(図25のステップS1)。
解除部102cが行う解除について説明する。解除部102cは、商品識別データと引当済数と優先順とを有する受注明細データを複数含む受注データを参照して、前記受注明細データ中の引当済数が0になるまで前記引当済数を減算することにより、前記受注明細データ中の前記商品識別データで特定される商品の前記引当済状態の解除を行う。
具体的には、解除部102cは、図21の受注データ106cを参照して、JUC00001の受注明細データ中の引当済数20が0になるまで減算し、また、JUC00003の受注明細データ中の引当済数10が0になるまで減算することにより、商品H010001の引当済状態の解除(クリア)を行う(図25のステップS2)。引当済数がクリアされると、図22に示すように、引当在庫データ106f中の引当済数は、30から0に更新される。このため、引当可能数は、図22の現在庫データ106e中の現在庫数30-図22の更新後の引当在庫データ106f中の引当済数0=30に更新される。
在庫再引当部102dが行う在庫再引当について説明する。在庫再引当部102dは、在庫再引当の対象となった受注明細データ(JUC00001の受注明細データとJUC00003の受注明細データ)を、(1)で説明した基本情報マスタ106gに設定されている引当優先順「1:出庫日順、伝票登録日順」に従いソートし、優先順位を付す。すなわち、在庫再引当部102dは、図21に示すように、出庫日2018/3/7を有するJUC00003の受注明細データに優先順1を付し、出庫日2018/3/8を有するJUC00001の受注明細データに優先順2を付す(図25のステップS3)。
なお、在庫再引当対象明細の引当済数のクリア(図25のステップS2)と在庫再引当対象明細のソート(図25のステップS3)とは、ステップS3が先で、ステップS2が後であってもよい。
続いて、在庫再引当部102dは、解除部102cで減算した前記引当済数の合計値を、前記優先順が高い前記受注明細データから順に、前記引当済数に割り当てることにより、解除部102cで前記引当済状態を解除した商品について再び行う前記在庫引当である在庫再引当を行う。
具体的には、解除部102cでは、前述のとおり、JUC00003の受注明細データ中については引当済数10を減算し、JUC00001の受注明細データ中については引当済数20を減算したため、解除部102cで減算した引当済数の合計値は30である。このため、在庫再引当部102dは、図23に示すように、まず、優先順1のJUC00003の受注明細データ中の引当済数に、前記合計値30のうち20を割り当て、次に、優先順2のJUC00001の受注明細データ中の引当済数に、前記合計値30のうちの残りの10を割り当てる(図25のステップS4)。
このように、在庫再引当を行うことで、図23に示すように、JUC00003の受注明細データ中の引当済数は0から20に更新され、未引当数は20から0(受注数量20-更新後の引当済数20=0)に更新される。また、図23に示すように、JUC00001の受注明細データ中の引当済数は0から10に更新され、未引当数は0から10(受注数量20-更新後の引当済数10=10)に更新される。
以上の処理により、在庫再引当処理が完了する(図25のエンド)。
[4-3.在庫再引当処理後の発注検討]
本項目では、在庫再引当処理後の発注検討の処理の詳細を説明する。在庫再引当処理実行後には、払出予定の商品に対して適切に引当処理がかかるが、その後に、以下で説明するように、在庫の引当状況を確認する帳票を用いて、不足している在庫に対して発注の検討を行うことができる。
未引当合計値出力部102eは、前記在庫再引当の完了後に、前記受注明細データごとに、前記受注数から前記引当済数を差し引いた数である未引当数を算出し、当該算出した前記受注明細データごとの未引当数を合計した値である未引当合計値を出力する。
具体的には、未引当合計値出力部102eは、[4-2]の(3)で説明した在庫再引当の完了後に、JUC00003の受注明細データについては、受注数20から引当済数20を差し引いた数0を未引当数として算出し、JUC00001の受注明細データについては、受注数20から引当済数10を差し引いた数10を未引当数として算出し、JUC00002の受注明細データについては、受注数20から引当済数0を差し引いた数20を未引当数として算出する。そして、未引当合計値出力部102eは、これら未引当数の合計値を、0+10+20=30と算出し、当該30を、図24にハッチングで示すように、帳票上に出力する。これにより、発注担当者は、商品H010001の在庫が30個未引当状態にあり不足していることを確認できるので、当該不足分についての発注検討を迅速かつ正確に行うことができる。
[5.まとめ]
以上説明してきたように、本実施形態に係る在庫再引当実行装置100によれば、引当の優先順に基づき、優先順の低い受注から優先順の高い受注へと引当を付け替える処理である在庫再引当処理を行える。これにより、例えば、出庫日が後の受注の引当を解除して出庫日が先の受注へと引当を付け替えるというオペレーションを手動で行う必要がなくなるため、適切な受注への在庫引当を正確かつ迅速に行うことが可能となる。このため、本発明は、例えば、在庫回転率の向上や在庫廃棄ロスの低減という効果を有し、更には、担当者の恣意的な在庫引当(例えば、出庫日が遠いにも関わらず自己の受注を優先して在庫引当してしまう)を排除して客観的で平等な在庫引当を可能にするという効果も有する。
また、本実施形態に係る在庫再引当実行装置100によれば、例えば、適正な在庫管理および売上機会損失の防止を、業務負荷を上げずに実現することができるため、本発明は、経営面および業務面の両面で効果的な発明であるといえる。
[6.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、在庫再引当実行装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、在庫再引当実行装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて在庫再引当実行装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、在庫再引当実行装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、在庫再引当実行装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、在庫再引当実行装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、例えば、在庫管理を行うあらゆる業界および業種において有用である。
100 在庫再引当実行装置
102 制御部
102a エラー出力部
102b 日付算出部
102c 解除部
102d 在庫再引当部
102e 未引当合計値出力部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 商品マスタ
106b 倉庫マスタ
106c 受注データ
106d 入荷明細データ
106e 現在庫データ
106f 引当在庫データ
106g 基本情報マスタ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (7)

  1. 制御部を備える在庫再引当実行装置であって、
    前記制御部は、
    商品を識別するための商品識別データと前記商品の受注数のうち出荷に備えて在庫を確保することにより在庫引当が済んだ状態である引当済状態にある前記商品の数である引当済数と前記商品の前記引当済状態を解除して再び前記在庫引当を行う際の優先順とを有する受注明細データを複数含む受注データを参照して、前記受注明細データ中の前記引当済数が0になるまで前記引当済数を減算することにより、前記受注明細データ中の前記商品識別データで特定される商品の前記引当済状態の解除を行う解除手段と、
    前記解除手段で減算した前記引当済数の合計値を、前記優先順が高い前記受注明細データから順に、前記引当済数に割り当てることにより、前記解除手段で前記引当済状態を解除した商品について再び行う前記在庫引当である在庫再引当を行う在庫再引当手段と、
    前記受注明細データを登録するための画面上で入力された前記商品を出庫する日付である出庫日から前記登録するための画面上で入力された前記商品を受注した日付である受注日を差し引いた日数が、前記解除および前記在庫再引当を行う対象となる前記受注明細データを取得する際の条件となる日数である取得条件日数より大きい場合に、前記登録するための画面上で前記引当済数として0より大きい数値が設定されるとエラーを出力するエラー出力手段と、
    を備え、
    前記エラー出力手段における前記出力の処理は、前記解除手段における前記解除の処理および前記在庫再引当手段における前記在庫再引当の処理より先に実行されること、
    を特徴とする在庫再引当実行装置。
  2. 前記受注明細データは、前記商品を出庫する日付である出庫日を更に有し、
    前記制御部は、
    前記在庫再引当を指示するための画面上で入力された日付に、前記取得条件日数を加算した日付を算出する日付算出手段
    を更に備え、
    前記解除手段および前記在庫再引当手段は、
    前記日付算出手段で算出した前記日付以前の出庫日を有する前記受注明細データを取得し、当該取得した受注明細データを対象として前記解除および前記在庫再引当を行うこと、
    を特徴とする請求項1に記載の在庫再引当実行装置。
  3. 前記優先順が、前記商品を出庫する日付である出庫日の若い順、前記受注明細データをシステム上に登録した日付である登録日の若い順および前記商品を受注した日付である受注日の若い順のうち少なくとも一つに基づいて設定される順番であること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の在庫再引当実行装置。
  4. 前記制御部は、
    前記在庫再引当の完了後に、前記受注明細データごとに、前記受注数から前記引当済数を差し引いた数である未引当数を算出し、当該算出した前記受注明細データごとの未引当数を合計した値である未引当合計値を出力する未引当合計値出力手段
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の在庫再引当実行装置。
  5. 前記商品が、賞味期限、消費期限もしくは使用期限が設定されている商品または季節ごとに需要が変動する商品であること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の在庫再引当実行装置。
  6. 制御部を備える情報処理装置で実行される在庫再引当実行方法であって、
    前記制御部で実行される、
    商品を識別するための商品識別データと前記商品の受注数のうち出荷に備えて在庫を確保することにより在庫引当が済んだ状態である引当済状態にある前記商品の数である引当済数と前記商品の前記引当済状態を解除して再び前記在庫引当を行う際の優先順とを有する受注明細データを複数含む受注データを参照して、前記受注明細データ中の前記引当済数が0になるまで前記引当済数を減算することにより、前記受注明細データ中の前記商品識別データで特定される商品の前記引当済状態の解除を行う解除ステップと、
    前記解除ステップで減算した前記引当済数の合計値を、前記優先順が高い前記受注明細データから順に、前記引当済数に割り当てることにより、前記解除ステップで前記引当済状態を解除した商品について再び行う前記在庫引当である在庫再引当を行う在庫再引当ステップと、
    前記受注明細データを登録するための画面上で入力された前記商品を出庫する日付である出庫日から前記登録するための画面上で入力された前記商品を受注した日付である受注日を差し引いた日数が、前記解除および前記在庫再引当を行う対象となる前記受注明細データを取得する際の条件となる日数である取得条件日数より大きい場合に、前記登録するための画面上で前記引当済数として0より大きい数値が設定されるとエラーを出力するエラー出力ステップと、
    を含み、
    前記エラー出力ステップは、前記解除ステップの実行および前記在庫再引当ステップの実行より先に実行されること、
    を特徴とする在庫再引当実行方法。
  7. 制御部を備える情報処理装置に実行させるための在庫再引当実行プログラムであって、
    前記制御部に実行させるための、
    商品を識別するための商品識別データと前記商品の受注数のうち出荷に備えて在庫を確保することにより在庫引当が済んだ状態である引当済状態にある前記商品の数である引当済数と前記商品の前記引当済状態を解除して再び前記在庫引当を行う際の優先順とを有する受注明細データを複数含む受注データを参照して、前記受注明細データ中の前記引当済数が0になるまで前記引当済数を減算することにより、前記受注明細データ中の前記商品識別データで特定される商品の前記引当済状態の解除を行う解除ステップと、
    前記解除ステップで減算した前記引当済数の合計値を、前記優先順が高い前記受注明細データから順に、前記引当済数に割り当てることにより、前記解除ステップで前記引当済状態を解除した商品について再び行う前記在庫引当である在庫再引当を行う在庫再引当ステップと、
    前記受注明細データを登録するための画面上で入力された前記商品を出庫する日付である出庫日から前記登録するための画面上で入力された前記商品を受注した日付である受注日を差し引いた日数が、前記解除および前記在庫再引当を行う対象となる前記受注明細データを取得する際の条件となる日数である取得条件日数より大きい場合に、前記登録するための画面上で前記引当済数として0より大きい数値が設定されるとエラーを出力するエラー出力ステップと、
    を含み、
    前記エラー出力ステップは、前記解除ステップの実行および前記在庫再引当ステップの実行より先に実行されること、
    を特徴とする在庫再引当実行プログラム。
JP2018182768A 2018-09-27 2018-09-27 在庫再引当実行装置、在庫再引当実行方法および在庫再引当実行プログラム Active JP7222645B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018182768A JP7222645B2 (ja) 2018-09-27 2018-09-27 在庫再引当実行装置、在庫再引当実行方法および在庫再引当実行プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018182768A JP7222645B2 (ja) 2018-09-27 2018-09-27 在庫再引当実行装置、在庫再引当実行方法および在庫再引当実行プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020052831A JP2020052831A (ja) 2020-04-02
JP7222645B2 true JP7222645B2 (ja) 2023-02-15

Family

ID=69997360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018182768A Active JP7222645B2 (ja) 2018-09-27 2018-09-27 在庫再引当実行装置、在庫再引当実行方法および在庫再引当実行プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7222645B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112633793B (zh) * 2020-12-15 2024-05-14 嘉兴蓝匠仓储***软件有限公司 自动化立体库通过大数据分析优化货位入库分配的方法
CN112561391A (zh) * 2020-12-25 2021-03-26 珠海格力电器股份有限公司 物料的管理方法和装置、存储介质、电子装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006072701A (ja) 2004-09-02 2006-03-16 Hitachi Ltd 出荷計画立案装置および方法
JP2013065166A (ja) 2011-09-16 2013-04-11 Ricoh Co Ltd 引当管理装置、引当管理方法及び引当管理プログラム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06149848A (ja) * 1992-11-16 1994-05-31 Hitachi Ltd 製品在庫の自動引当方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006072701A (ja) 2004-09-02 2006-03-16 Hitachi Ltd 出荷計画立案装置および方法
JP2013065166A (ja) 2011-09-16 2013-04-11 Ricoh Co Ltd 引当管理装置、引当管理方法及び引当管理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020052831A (ja) 2020-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7222645B2 (ja) 在庫再引当実行装置、在庫再引当実行方法および在庫再引当実行プログラム
JP2022132601A (ja) 在庫引当処理装置、在庫引当処理方法、および在庫引当処理プログラム
JP2022140619A (ja) 振当業務支援装置、振当業務支援方法および振当業務支援プログラム
JP7199879B2 (ja) 在庫引当装置、在庫引当方法および在庫引当プログラム
JP7170392B2 (ja) 乗務員割付装置、乗務員割付方法および乗務員割付プログラム
JP6974949B2 (ja) 在庫引当順位設定装置、在庫引当順位設定方法および在庫引当順位設定プログラム
JP7223889B2 (ja) 共通費按分装置、共通費按分方法および共通費按分プログラム
JP7252813B2 (ja) 商品振替指示装置、商品振替指示方法、及び商品振替指示プログラム
JP7280805B2 (ja) 発注最適化装置、発注最適化方法および発注最適化プログラム
JP6994934B2 (ja) 運行難易度取得装置、運行難易度取得方法および運行難易度取得プログラム
JP7100449B2 (ja) 在庫確保解除装置、在庫確保解除方法および在庫確保解除プログラム
JP7104594B2 (ja) 受注・売上管理装置、受注・売上管理方法および受注・売上管理プログラム
JP6951066B2 (ja) 引当処理実行装置、引当処理実行方法および引当処理実行プログラム
JP7189810B2 (ja) 運送業者割当装置、運送業者割当方法および運送業者割当プログラム
JP7291084B2 (ja) 情報処理装置、在庫管理方法および在庫管理プログラム
JP7227783B2 (ja) 在庫管理装置、在庫管理方法、及び在庫管理プログラム
JP7285115B2 (ja) 定期配品装置、定期配品方法、及び定期配品プログラム
JP7456914B2 (ja) 業務支援装置、業務支援方法および業務支援プログラム
JP7323479B2 (ja) 新規登録枠数チェック装置、新規登録枠数チェック方法および新規登録枠数チェックプログラム
JP7458256B2 (ja) 在庫管理装置、在庫管理方法、及び在庫管理プログラム
JP7108405B2 (ja) 割付用データ作成装置、割付用データ作成方法および割付用データ作成プログラム
JP7502153B2 (ja) 在庫管理装置、在庫管理方法、及び在庫管理プログラム
JP7108404B2 (ja) 車両割付装置、車両割付方法および車両割付プログラム
JP2023119611A (ja) 発注処理装置、発注処理方法、及び発注処理プログラム
JP7064397B2 (ja) 在庫振分装置、在庫振分方法、及び在庫振分プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210811

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7222645

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150