JP7220620B2 - 特装車 - Google Patents

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Description

本発明は、荷台を車体フレームに対して移動させることができる特装車に関する。
上記特装車は、例えば、荷台を備えた車両の後部に後方に突出する突入防止部材として機能するバンパ本体を備えている。このバンパ本体によって、車両の後方から他の車両が潜り込むことを防止している。この特装車では、荷台を下傾斜しながら後退させて地面に荷台を降ろして被運搬車両(例えば乗用車や土木機械等)を積み込み、積み込み後の荷台を車両上に積み込むことが行われている。荷台を降ろす際に、後方に突出している突出位置のバンパ本体に下傾斜しながら後退する荷台が干渉しないようにバンパ本体を退避位置まで移動させるための移動機構がバンパ本体に連結されている。そして、バンパ本体を退避位置へ移動させるとき、バンパ本体が地面に接近して接触してしまい、バンパ本体の変形や破損を招くことがある。これを回避するために、バンパ本体が地面に直接接触することを防ぐためのリング状のローラをバンパ本体に組み付けている(例えば、特許文献1)。
特開2008-149989号公報
ところで、不整地でもローラが地面に確実に接触するように、バンパ本体の長手方向に沿って複数のローラを組み付けている。そのため、移動機構が連結されているバンパ本体の部位よりも車幅方向内側に位置する部位にもリング状のローラをパンパ本体の外周に車幅方向外側から差し込むようにして組み付けている。この組み付けを行う場合には、移動機構が干渉してローラを差し込めないため、バンパ本体を邪魔になる移動機構から取り外した状態で行わなければならず、ローラの組み付け作業が面倒であった。
そこで本発明は、ローラの組み付け作業を容易に行える特装車を提供することを目的とする。
本発明の特装車は、車体フレームを有する車体と、前記車体フレームに対して移動する荷台と、前記車体フレームの外方に突出するバンパと、を備え、前記バンパは、前記荷台の移動に応じて移動するバンパ本体と、前記バンパ本体の外周に回動可能に設けられ、該バンパ本体の移動の際に着地するローラと、前記バンパ本体を前記突出した位置と移動する前記荷台との干渉を退避させる退避位置との間を移動させるべく、該バンパ本体に連結された移動機構と、を備え、前記ローラが、複数の円弧状の部材を組み合わせてリング状に構成されていることを特徴としている。
上記構成によれば、移動機構からバンパ本体を取り外さなくても、バンパ本体に対して複数の円弧状の部材を組み合わせてリング状に構成するだけで、バンパ本体にローラを容易に組み付けることができる。
また、本発明の特装車は、前記ローラが、2個の略半円弧状の部材から構成され、各部材が、一端に被係合用の凹部を備え、かつ、他端に該凹部に係合する係合用の凸部を備えていてもよい。
上記構成によれば、一方の部材の凹部に他方の部材の凸部を係合させ、かつ、一方の部材の凸部に他方の部材の凹部を係合させるだけで、リング状のローラを構成することができ、組立作業を容易に行える。
また、本発明の特装車は、前記ローラが、前記バンパ本体の外面に接触させて設けられていてもよい。
上記のように、ローラを、バンパ本体の外面に接触させて設けることによって、専用のローラ軸受部材が不要になる。
本発明は、ローラが、複数の円弧状の部材を組み合わせてリング状に構成することによって、移動機構からバンパ本体を取り外さなくても、バンパ本体にローラを容易に組み付けることができる。よって、ローラの組み付け作業を容易に行える特装車を提供することができる。
本発明の特装車の一例である車両運搬車の側面図であり、荷台が前方にある積み込み完了位置を示している。 図1における要部の拡大側面図である。 同車両運搬車の側面図であり、荷台を下傾斜しながら少し後退した位置を示している。 同車両運搬車の側面図であり、荷台を図2から更に後方へ移動させた状態を示している。 車両運搬車の側面図であり、荷台を地面に接地した状態を示している。 図5における要部の拡大側面図である。 同車両運搬車の後部のリアバンパ周辺を示す平面図である。 2個の略半円弧状の部材を合わせてローラを構成した側面図である。 図8の略半円弧状の部材の斜視図である。 リアバンパに第1ローラを取り付けた状態を示す一部断面にした側面図である。 第1ローラの位置を変更した同車両運搬車の後部のリアバンパ周辺を示す平面図である。 異なる第1ローラを配置した同車両運搬車の後部のリアバンパ周辺を示す平面図である。 異なる形状のリアバンパを示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る特装車の一例である車両運搬車について説明する。なお、運転席側を前側とし、その反対側を後側とし、また、車幅方向を左右方向とし、助手席側(進行方向を向き左)を左側とし、運転席側を右側として説明する。
車両運搬車は、図1に示すように、車体フレーム1と、車体フレーム1の後部に第1移動機構Hを介して取り付けられ、後方(外方)に突出するバンパであるリアバンパ2と、車体フレーム1に対して後方に下傾斜するチルトフレーム3と、チルトフレーム3により下傾斜しながら後退して地面に降ろす荷台4と、を備えている。荷台4を地面に降ろす際に、リアバンパ2が後述する退避位置に第1移動機構Hにより移動させられる。
図7に示すように、リアバンパ2は、左右方向に延びて車両幅と略同一の長さを有するバンパ本体5と、バンパ本体5の左右方向中央部に間隔を置いて取り付けられた複数(ここでは2個であるが、1個又は3個以上であってもよい)のリング状の第1ローラ6,6と、バンパ本体5の左右方向両端に取り付けられた2個のリング状の第2ローラ7,7と、バンパ本体5の左右方向両端部に取り付けたテールランプ22,22と、を備えている。このバンパ本体5によって、車両の後方から他の車両が潜り込むことを防止している。バンパ本体5は、金属製の円筒状のパイプからなっている(図10参照)。また、バンパ本体5に第1ローラ6,6及び第2ローラ7,7を取り付けることにより、バンパ本体5の退避位置で第1ローラ6,6及び第2ローラ7,7が地面に接触することで、バンパ本体5が地面に直接接触することがない。
第2ローラ7,7は、バンパ本体5の左右方向両端に取り付ける際に、邪魔になるものがないため、バンパ本体5への取り付け作業がやり難いことがない。これに対して、第1ローラ6,6は、バンパ本体5に連結されている後述の第2アーム部18,18の先端部18A,18Aよりも左右方向内側のバンパ本体5の部位に取り付けられることがある。そのため、第2アーム部18,18が邪魔になり、リング状に構成された第1ローラではバンパ本体5の外周に左右方向外側から差し込むようにして取り付けることができない。そのため、新規の車両(特装車)を製造する場合には、バンパ本体5へ必要となるリング状の第1ローラを組み付けた後、第2アーム部18,18にバンパ本体5を組み付けなければならず、作業が面倒になる。また、既存の車両(特装車)にリング状の第1ローラを組み付ける場合には、第2アーム部18,18からバンパ本体5を一旦取り外すとともにバンパ本体5の両側に備えるテールランプ22(灯火器の一種、図7参照)をバンパ本体5から取り外した後、第1ローラを組み付け、その後、バンパ本体5を第2アーム部18,18に再度取り付けるとともにテールランプ22をバンパ本体5に取り付ける作業が必要となり、作業が面倒になる。前記第2アーム部18,18とバンパ本体5とが溶接されているため、溶断してから第1ローラを組み付けた後、再度溶接する手間が必要となる。また、バンパ本体5に灯火器を備えている場合には、その灯火器および配線も取り外して再度取り付ける作業が必要となり、更に煩雑な作業になる不都合がある。
そこで、図8~図10に示すように、第1ローラ6を、略半円弧状に構成された複数(ここでは2個であるが、3個以上であってもよい)の部材61,62から構成することによって、後述する第2アーム部18,18の先端部18A,18Aからバンパ本体5を取り外すことなく、第1ローラ6のバンパ本体5への後付けを可能にすることができる。つまり、バンパ本体5の外周に2個の部材61,62を組み合わせることでリング状の第1ローラ6を構成することができる。
各部材61又は62は、各種の合成樹脂で形成され、同一形状である。各部材61又は62は、一端に被係合用の凹部61A又は62Aを備え、かつ、他端に凹部61A又は62Aに係合する係合用の凸部61B又は62Bを備えている。したがって、一方の部材61の凹部61Aに他方の部材62の凸部62Bを係合させ、かつ、一方の部材61の凸部61Bに他方の部材62の凹部62Aを係合させるだけで、リング状の第1ローラ6を構成することができ、組立作業を容易に行える。さらに、2個の部材61,62の両端部のそれぞれには、前記係合状態において両部材61,62の端部同士をボルト固定するためのボルト用の挿通孔61a,61b、62a,62b及び挿通孔61a,61b、62a,62bにボルト8及びナット9を挿入するための切欠き61c,61d、62c,62dが形成されている。これら切欠き61c,61dを形成することによって、ボルト8の頭部やナット9あるいはナット9から突出するボルト8の先端部8aが、第1ローラ6の外部に突出することがなく、切欠き61c,61d内に配置できる。
図7に、2個の第1ローラ6,6を、バンパ本体5に取り付けた状態を示している。第1ローラ6,6のバンパ本体5への取付位置は、後述の第2アーム部18,18の先端部18A,18Aが取り付けられた位置よりも内側のバンパ本体5の部位である。また、各第1ローラ6を取り付けるバンパ本体5の外面には、各第1ローラ6の左右両端の位置を規制するための突起部10,10を備えている。突起部10,10は、バンパ本体5の外面から径方向外側に環状(リング状)に突出する突起である。突起部10,10は、バンパ本体5に一体形成してもよいし、別体形成されたものをバンパ本体5に取り付けてもよい。これら突起部10,10により各第1ローラ6の左右方向への移動が規制される。
上記のように第1ローラ6を構成することによって、第1移動機構Hを構成する後述の第2アーム部18,18の先端部18A,18Aからバンパ本体5を取り外さなくても、バンパ本体5の外周に複数(ここでは2個)の円弧状の部材61,62を組み合わせてリング状に構成するだけで、バンパ本体5に第1ローラ6を容易に組み付けることができる。しかも、ボルト8及びナット9で第1ローラ6を構成する2個の部材61,62の両端部を強固に締め付けて連結することができるので、第1ローラ6がバンパ本体5から離脱することを防止できる。また、バンパ本体5の外周に取り付けられた第1ローラ6は、その内面6Aがバンパ本体5の外面5Aに接触して回動可能に構成されている(図10参照)。第1ローラ6の回転軸はバンパ本体5の中心軸と略同一であり、車幅方向に沿っている。
チルトフレーム3は、前後方向に延びており、車体フレーム1上に設けられている。また、図1の実線と破線で示すように、チルトフレーム3に荷台4を前後方向に移動可能に取り付けている。チルトフレーム3の後部は、車体フレーム1の後端に設けられた車体フレーム側のローラ11上に載置支持されている(図2、図3参照)。
チルトフレーム3は、伸縮する油圧シリンダ12と油圧シリンダ12に連結されるアーム13とで下傾斜可能に構成されている。アーム13の基端部が車体フレーム1に取り付けられ、アーム13の先端部がチルトフレーム3に取り付けられ、アーム13の基端部と先端部の間の中間部に油圧シリンダ12のピストンロッド12Aが取り付けられている。したがって、油圧シリンダ12を伸長させることにより、倒伏状態のアーム13(図1参照)を起立させることでチルトフレーム3を車体フレーム側のローラ11を支点として後方に下傾斜させながら後方へ移動させる(図3~図5参照)。油圧シリンダ12を伸長状態から短縮させることにより、前記とは逆に、起立状態のアームを倒伏させることでチルトフレーム3を前進させながら水平姿勢に戻すことができる。
荷台4は、被運搬車両(例えば乗用車や土木機械等)を搭載する部分である。また、荷台4の後端には、テールゲート(踏板)14が設けられている。テールゲート14は、下端部の左右軸心回りに回動可能に荷台4の後端に取り付けられており、荷台4の本体部分に対して回動して姿勢変更可能になっている。そして、荷台4を地面に降ろして被運搬車両を積み込む際には、テールゲート14を垂直姿勢から水平姿勢に切り換え、被運搬車両の積み込みが終了すると、水平姿勢から垂直姿勢に切り換える。
また、荷台4をチルトフレーム3に沿って前後方向に移動させる荷台4用の第2移動機構(図示せず)を備えている。この第2移動機構は、荷台4に連結されたチェーンを有する動力伝達機構から構成され、チェーンを引くことにより、荷台4をチルトフレーム3に沿って前後方向に移動させることができる。この第2移動機構により、チルトフレーム3が水平姿勢(図1参照)にあるとき、又は傾斜姿勢(図3~図5参照)にあるときに、荷台4をチルトフレーム3に対して前後方向に移動させることができる。
第1移動機構Hは、前述のようにチルトフレーム3を後方に下傾斜させた時に、荷台4が後方へ突出しているリアバンパ2に干渉しないように、リアバンパ2を退避させるためのものである。第1移動機構Hは、バンパ本体5を支持するバンパ支持部材15と、リアバンパ2を移動させるバンパ動作部(図示せず)と、を備えている。
バンパ支持部材15は、車体フレーム1の後端部に基端部(前端部)が車幅方向の軸心回りで回動自在に連結された左右一対の第1アーム部17,17と、第1アーム部17,17の先端部(後端部)に車幅方向の軸心回りで回動自在に連結された左右一対の第2アーム部18,18と、を備えている。第2アーム部18,18の第1アーム部17,17とは反対側の先端部(後端部)18A,18Aにバンパ本体5が溶接により取り付けられている。
また、図2及び図6に示すように、バンパ支持部材15は、後方へ水平に突出させた第2アーム部18,18に対して第1アーム部17,17が下方に回動することを規制し、かつ、下方に回動した第1アーム部17,17が上方に回動することを許容する回動制限部19を備えている。回動制限部19は、両アーム部17,17、18,18の間に設けられた当接部材20と、この当接部材20が当接する壁部21と、を備えている。当接部材20は、第2アーム部18の前端から第1アーム部17側へ突出しているボルトであり、壁部21は、第1アーム部17,17の後端部にある壁である。
従って、第1アーム部17と第2アーム部18とを略水平の直線状態にすると、当接部材20の先端が壁部21に当接し、第1アーム部17に対して第2アーム部18が、下方へ回動することが規制され、略水平姿勢を維持することができる(図2参照)。この状態から図6に示すように、第1アーム部17を車体フレーム1に対して下方へ回動させ、第2ローラ7及び第1ローラ6(第1ローラ6は第2ローラ7に重なって見えていない)が接地すると、第2アーム部18が第1アーム部17に対して回動して、リアバンパ2が地面に近い位置となり、前記退避位置に位置する。このように、退避位置に位置させることにより、バンパ本体5を下傾斜しながら後退する荷台4との干渉を回避することができる。
バンパ動作部は、後方に下傾斜しながら後退する又はこれとは反対に下傾斜角度を小さくしながら前進するチルトフレーム3に連動してリアバンパ2を前記突出位置と前記退避位置との間を移動させる機能を有している。なお、バンパ動作部の構成は、本願の出願人が先に出願している特開2009-67299号公報のものと同一構成であるため、説明については省略する。
上記構成の車両運搬車において荷台4を地面に降ろす場合には、図1に示すように、まず荷台4を破線で示す後方位置まで移動させる。このようにすることによって、荷台4の重心位置が後方に移動してチルトフレーム3の後方へ下傾斜させやすくするためである。次に、油圧シリンダ12を伸長作動させてチルトフレーム3を下傾斜することで荷台4をチルトフレーム3に沿って後方へ移動させる(図3及び4参照)。このとき、第1アーム部17が下方に回動してバンパ本体5を退避位置に移動させることによって、リアバンパ2に荷台4が接触することを回避できる。油圧シリンダ12をさらに伸長作動させてチルトフレーム3の傾斜角度をさらに大きくすることによって、荷台4を地面に着地させることができる(図5参照)。着地後は、テールゲート14を垂直姿勢から水平姿勢に切り換えて被運搬車両を積み込む。積み込み後は、水平姿勢のテールゲート14を垂直姿勢に切り換えて、前記とは逆に油圧シリンダ12を短縮作動させることによって、チルトフレーム3を前進させながら水平姿勢に戻すことでチルトフレーム3上に荷台4が載置される。チルトフレーム3を前進させながら水平姿勢に戻すことに連動して、バンパ本体5を退避位置から突出位置へ移動させることができる。
以上、本発明につき一実施形態を取り上げて説明したが、本発明は前記実施形態に限定されない。
前記実施形態では、特装車として車両運搬車を示したが、移動する荷台を備えるものであればどのような構成の特装車であってもよい。
また、前記実施形態では、車両の後方に取り付けたリアバンパ2を示したが、車両の後方以外に取り付けたバンパであってもよい。
また、前記実施形態では、チルトフレーム3に連動してリアバンパ2を突出位置と退避位置との間を移動させるように構成したが、別の駆動源(例えば油圧シリンダ)の駆動力を用いてリアバンパ2を突出位置と退避位置との間を移動させるように構成してもよい。
また、前記実施形態では、車体フレーム1の後部に第1移動機構Hを介してリアバンパ2を取り付けたが、チルトフレームの後端に回動可能に取り付けられた左右一対のジャッキにリアバンパを取り付けてもよい。この場合、チルトフレームの後方への下傾斜に連動してジャッキが回動することで、リアバンパに備えるローラが地面に接地して荷台を支えることができる。
また、前記実施形態では、バンパ本体5の車幅方向両端に第2ローラ7,7を取り付けたが、省略してもよいし、第1ローラ6,6をバンパ本体5の車幅方向両端に取り付けて実施することもできる。
また、前記実施形態では、バンパ本体5に第1ローラ6の左右方向への移動を規制するための突起部10,10を備えたが、突起部10,10を省略してもよい。この場合、図11に示すように、第2アーム部18,18の先端部18A,18Aとテールランプ22,22との間のそれぞれに入り込む左右寸法を有する第1ローラ23を取り付けることによって、第2アーム部18,18の先端部18A,18Aとテールランプ22,22とが第1ローラ23の左右方向への移動を規制する規制部材を構成する。また、2つの第2アーム部18,18の先端部18A,18A間に入り込む左右寸法を有する1個の第1ローラ24を取り付けることによって、2つの第2アーム部18,18の先端部18A,18Aが第1ローラ24の左右方向への移動を規制する規制部材を構成する。
また、前記実施形態では、バンパ本体5を丸パイプから構成したが、中実の丸棒でもよい。さらに、図13に示すように角パイプ(断面が多角形のパイプや棒)や他の形状(アルミ押出形材)であってもよい。この場合、図13に示すように、角パイプの外周面のうち4つの角部5Kの外面に第1ローラ6の内面が接触するように第1ローラ6が取り付けられている。
また、前記実施形態では、荷台4を車体フレーム1に対して下傾斜しながら後退するように構成したが、車体フレーム1に荷台4を枢支し上下揺動したり(例えば、ダンプトラック)、荷台4を水平に移動するように構成してもよい。
1…車体フレーム、2…リアバンパ、3…チルトフレーム、4…荷台、5…バンパ本体、5A…外面、5K…角部、6…第1ローラ、6A…内面、7…第2ローラ、8…ボルト、8a…先端部、9…ナット、10…突起部、11…車体フレーム側のローラ、12…油圧シリンダ、12A…ピストンロッド、13…アーム、14…テールゲート(踏板)、15…バンパ支持部材、17…第1アーム部、18…第2アーム部、18A…先端部、19…回動制限部、20…当接部材(ボルト)、21…壁部、22…テールランプ、23,24…第1ローラ、61,62…部材、61A,62a…凹部、61B,62B…凸部、61a,61b、62a,62b…挿通孔、61c,62c,61d,62d…切欠き、H…第1移動機構

Claims (3)

  1. 車体フレームを有する車体と、前記車体フレームに対して移動する荷台と、前記車体フレームの外方に突出するバンパと、を備え、前記バンパは、前記荷台の移動に応じて移動するバンパ本体と、前記バンパ本体の外周に回動可能に設けられ、該バンパ本体の移動の際に着地するローラと、前記バンパ本体を前記突出した位置と移動する前記荷台との干渉を退避させる退避位置との間を移動させるべく、該バンパ本体に連結された移動機構と、を備え、
    前記ローラが、複数の円弧状の部材を組み合わせてリング状に構成されていることを特徴とする特装車。
  2. 前記ローラが、2個の略半円弧状の部材から構成され、各部材が、一端に被係合用の凹部を備え、かつ、他端に該凹部に係合する係合用の凸部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の特装車。
  3. 前記ローラが、前記バンパ本体の外面に接触させて設けられていることを特徴とする請求項1に記載の特装車。
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