JP7220457B2 - ヒアルロン酸産生促進剤、関節機能改善剤、及び経口用組成物 - Google Patents

ヒアルロン酸産生促進剤、関節機能改善剤、及び経口用組成物 Download PDF

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Description

本発明は、ヒアルロン酸産生促進剤及び関節機能改善剤、並びに、ヒアルロン酸の産生促進及び関節機能の改善の少なくともいずれのために用いられる経口用組成物に関する。
関節の表面を覆っている軟骨や滑膜組織から分泌される滑液(関節液)は、関節の荷重の衝撃を和らげたり、関節の動きを滑らかにしたりする機能を果たしていることが知られている。前記滑液の主成分であるヒアルロン酸は、関節をスムーズに動かすための潤滑剤及びクッションの役割を果たしている。
前記滑液中のヒアルロン酸濃度は、正常な人の場合には、約3.4mg/mL~5mg/mLであるが、変形性関節症の場合には前記濃度が約30%~50%低下することが知られている。そして、滑液中のヒアルロン酸量の減少又はその粘性の低下によって、軟骨の摩耗、関節痛、運動障害といった症状が現れる。
前記疾患において、潤滑機能の改善、関節軟骨の被覆(保護)、痛みの抑制及び病的関節液の改善若しくは正常化のために、関節液中のヒアルロン酸量を増加させることが考えられる。例えば、慢性関節リウマチ患者にヒアルロン酸ナトリウムの関節注入療法を行うと前記改善が認められることが報告されている(非特許文献1参照)。
しかしながら、前記疾患の治療は長期にわたり、しかも医師の処方を必要とするという問題がある。また、ヒアルロン酸を外から与えても根本的機能改善にはならず、充分な効果が期待できないという問題もある。
また、ヒアルロン酸は、皮膚においても多く存在している。皮膚の老化又は病的状態により細胞機能が低下してくると、生体内のヒアルロン酸量が減少し、その結果、皮膚の乾燥、肌荒れ、ハリ、弾力性の減少、シミ、シワの増加などを引き起こす。このような状態を改善すべく、ヒアルロン酸、自然保湿因子等の生体成分を配合した化粧料を皮膚に塗布するなどの方法がとられている。
しかしながら、ヒアルロン酸は、皮膚からはほとんど吸収されないという問題がある。
そのため、単にヒアルロン酸そのものを外から補給するのではなく、本来ヒトが備え持つ生体内の自己回復力を利用し、生体内でヒアルロン酸の産生を促進させることによって、生体の機能を根本的に改善する物質の開発が期待されている。
このようなヒト細胞のヒアルロン酸の産生を促進する薬剤としては、インシュリン様成長因子-1、上皮成長因子(非特許文献2参照)、インターロイキン-1(非特許文献3参照)等のサイトカイン、或いはフォルボールエステル(非特許文献4参照)などが知られている。
しかしながら、いずれも医薬品や飲食品等として簡便にかつ安心して使用することができるものではないという問題がある。
したがって、生体内においてヒアルロン酸産生量を高め、産生されたヒアルロン酸が関節に補充されることによって変形性関節症に対して効果を発揮する、即ち、関節のスムーズな動きを維持し、関節の変形を防ぎ、変形性関節症による痛み、運動障害などへの予防及び改善効果や、皮膚の乾燥、肌荒れ、ハリ、弾力性の減少、シミ、シワなどへの予防及び改善効果などを有する簡便で安全性の高い素材の提供が強く望まれている。
一方、天然物であるクコは、古来よりその果実、根皮、及び葉が食用或いは漢方薬として服用されており、その安全性が確立されている。
しかしながら、クコの果実の抽出物は、ヒト真皮線維芽細胞又はヒト表皮角化細胞に対して、有意なヒアルロン酸産生促進作用を示さなかったとの報告がなされており(特許文献1参照)、ヒアルロン酸産生促進作用、関節機能改善作用などについては報告されておらず、前記素材としては期待されていないものであった。
特開2013-151538号公報
「炎症」、日本炎症学会、11巻、16頁、1991年 "Biochemica Biophysica Acta"、1014、p.305(1989) 「日本産科婦人科学会」雑誌、41巻、1943頁、1989年 "Experimental Cell Research"、vol.148、p.377(1983)
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、優れたヒアルロン酸産生促進作用を有し、かつ安全性の高いヒアルロン酸産生促進剤、関節機能改善剤、及び経口用組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記目的を達成すべく鋭意検討を行った結果、クコ抽出物が、優れたヒアルロン酸産生促進作用を有することを知見し、本発明の完成に至った。
本発明は、本発明者らの前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> クコ抽出物を含有することを特徴とするヒアルロン酸産生促進剤である。
<2> 前記<1>に記載のヒアルロン酸産生促進剤を含有することを特徴とする関節機能改善剤である。
<3> ヒアルロン酸の産生促進及び関節機能の改善の少なくともいずれのために用いられる経口用組成物であって、前記<1>に記載のヒアルロン酸産生促進剤及び前記<2>に記載の関節機能改善剤の少なくともいずれかを含有することを特徴とする経口用組成物である。
本発明によると、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、優れたヒアルロン酸産生促進作用を有し、かつ安全性の高いヒアルロン酸産生促進剤、関節機能改善剤、及び経口用組成物を提供することができる。
(ヒアルロン酸産生促進剤)
本発明のヒアルロン酸産生促進剤は、クコ抽出物を含有し、更に必要に応じて、その他の成分を含有してなる。
<クコ抽出物>
クコ(枸杞)は、ナス科クコ属の落葉低木である。前記クコは、日本及び朝鮮、中国、台湾などに分布しており、これらの地域から容易に入手可能である。クコは古来よりその果実、根皮、及び葉が食用、生薬、或いは漢方薬として服用されており、前記生薬としては、クコの果実からなる枸杞子(クコシ)、クコの根皮からなる地骨皮(ジコッピ)、クコの葉からなる枸杞葉(クコヨウ)などが挙げられる。このように、クコは、安全性の高い植物である。
クコの種としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、Lycium chinense Mill、Lycium chinense Mill.var.potaninii A.M.Lu等のLycium chinenseLycium barbarum L.、Lycium barbarum L.var.auraticarpum K.F.Ching等のLycium barbarumLycium ruthenicumLycium truncatum Y.C.Wang等のLycium truncatumLycium dasystemum Pojark、Lycium dasystemum Pojark var.rubricaulium A.M.Lu等のLycium dasystemumLycium eylindricum Kuang et A.M.Lu等のLycium eylindricumなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、前記クコの種としては、Lycium chinense(以下、「野菜用クコ」と称することがある)、Lycium barbarum(以下、「長葉クコ」と称することがある)が好ましい。
前記クコ抽出物は、抽出原料として使用する抽出部位から調製したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記クコの前記抽出部位としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、葉部、枝部、幹部、樹皮部、花部、果実部、根部などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、前記クコの抽出部位としては、葉部が好ましい。
前記クコの抽出部位の調製方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記抽出部位を乾燥させた後、そのまま又は粗砕機を用い粉砕して溶媒抽出に供する方法などが挙げられる。前記乾燥は、天日で行ってもよいし、通常使用されている乾燥機を用いて行ってもよい。
前記クコ抽出物は、植物の抽出に一般に用いられている方法により容易に得ることができる。前記クコ抽出物の形態としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、抽出液そのもの、抽出液の希釈液、抽出液の濃縮液、抽出液の乾燥物などが挙げられる。
前記クコの抽出方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、抽出溶媒を満たした処理槽に抽出原料である前記クコの前記抽出部位を投入し、必要に応じて適宜攪拌しながら可溶性成分を溶出した後、濾過して抽出残渣を除くことにより抽出液を得る方法などが挙げられる。
また、ヘキサン等の非極性溶媒によって脱脂等の前処理を施してから抽出原料として使用してもよい。脱脂等の前処理を行うことにより、極性溶媒による抽出処理を効率よく行うことができる。
前記クコの抽出条件(抽出時間及び抽出温度)、抽出溶媒、及びその使用量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記クコの抽出溶媒としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水、親水性溶媒、又はこれらの混合溶媒が挙げられる。
前記水としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、純水、水道水、井戸水、鉱泉水、鉱水、温泉水、湧水、淡水、精製水、熱水、イオン交換水、生理食塩水、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記親水性溶媒としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、メタノール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等の炭素数1~5の低級アルコール;アセトン、メチルエチルケトン等の低級脂肪族ケトン;1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の炭素数2~5の多価アルコールなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記混合溶媒における前記水に対する前記親水性溶媒の使用量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記低級アルコールを使用する場合は、水10質量部に対して1質量部~90質量部、前記低級脂肪族ケトンを使用する場合は、水10質量部に対して1質量部~40質量部、前記多価アルコールを使用する場合は、水10質量部に対して1質量部~90質量部添加することが好ましい。
前記クコの抽出溶媒の温度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、室温乃至溶媒の沸点以下の温度で用いることが好ましい。
これらの中でも、前記クコの抽出溶媒としては、熱水、水と低級アルコールとの混合溶媒が好ましい。
得られた前記クコ抽出物は、前記クコ抽出物の希釈物、濃縮物、乾燥物、粗精製物、精製物などを得るために、常法に従って希釈、濃縮、乾燥、精製などの処理を施してもよい。
前記クコ抽出物の精製方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、液-液分配抽出、各種クロマトグラフィー、膜分離などの精製方法が挙げられる。
前記ヒアルロン酸産生促進剤における前記クコ抽出物の含有量としては、特に制限はなく、前記クコ抽出物の生理活性等によって適宜調整することができる。前記ヒアルロン酸産生促進剤は、前記クコ抽出物そのものであってもよい。
<その他の成分>
前記その他の成分としては、特に制限はなく、前記ヒアルロン酸産生促進剤の利用形態に応じて適宜選択することができ、例えば、賦形剤、防湿剤、防腐剤、強化剤、増粘剤、乳化剤、酸化防止剤、甘味料、酸味料、調味料、着色料、香料、美白剤、保湿剤、油性成分、紫外線吸収剤、界面活性剤、アルコール類、粉末成分、色剤、水性成分、水、皮膚栄養剤などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ヒアルロン酸産生促進剤における前記その他の成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記ヒアルロン酸産生促進剤は、細胞におけるヒアルロン酸の産生を促進する作用を有するものである。
前記細胞としては、ヒアルロン酸産生能を有する細胞であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、滑膜細胞、真皮線維芽細胞、表皮角化細胞、正常ヒト中皮細胞、関節軟骨細胞などが挙げられる。これらの中でも、滑膜細胞におけるヒアルロン酸産生促進作用を有することが好ましい。
前記ヒアルロン酸産生促進作用を確認する方法としては、特に制限はなく、公知の方法の中から適宜選択することができ、例えば、後述する実施例に記載の試験方法などが挙げられる。
<用途>
前記ヒアルロン酸産生促進剤は、優れたヒアルロン酸産生作用を有し、安全性が高いため、産生されたヒアルロン酸が関節に補充されることにより、関節のスムーズな動きの維持又は改善、並びに、関節における軟骨の摩耗等による関節の変形、関節痛、病的関節液、運動障害などの予防又は改善、更に変形性関節症の予防又は改善に好適に用いることができる。したがって、前記ヒアルロン酸産生促進剤は、後述する本発明の関節機能改善剤にも好適に用いることができる。
また、前記ヒアルロン酸産生促進剤は、優れたヒアルロン酸産生作用を有し、安全性が高いため、皮膚の乾燥、肌荒れ、ハリ、弾力性の減少、シミ、シワなどの予防又は改善にも好適に用いることができる。
また、前記ヒアルロン酸産生促進剤は、優れたヒアルロン酸産生作用を有し、安全性が高いため、ヒアルロン酸の産生促進用の経口用組成物としても好適に用いることができる。
更に、前記ヒアルロン酸産生促進剤は、ヒアルロン酸産生促進作用の作用機構に関する研究のための試薬としても好適に用いることができる。
前記ヒアルロン酸促進剤の用法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、経口、非経口、外用などの投与形態が挙げられる。
前記ヒアルロン酸促進剤の剤型としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、錠剤、粉剤、カプセル剤、顆粒剤、エキス剤、シロップ剤等の経口投与剤;注射剤、点滴剤、坐剤等の非経口投与剤;軟膏、クリーム、乳液、ローション、パック、浴用剤、頭髪化粧料等の外用剤などが挙げられる。
前記ヒアルロン酸促進剤は、ヒトに対して好適に適用されるものであるが、その作用効果が奏される限り、ヒト以外の動物(例えば、マウス、ラット、ハムスター、イヌ、ネコ、ウシ、ブタ、サルなど)に対して適用することもできる。
(関節機能改善剤)
前記関節機能改善剤は、上述した本発明のヒアルロン酸産生促進剤を含有し、更に必要に応じて、その他の成分を含有してなる。
本発明における関節機能改善作用とは、関節における潤滑機能、関節における軟骨の摩耗等による関節の変形、関節痛、病的関節液、運動障害などを改善する作用を有するものである。慢性関節リウマチ患者にヒアルロン酸ナトリウムの関節注入療法を行うと上述した改善が認められることが報告されている(「炎症」、日本炎症学会、11巻、16頁、1991年、キチン・キトサン研究、2007年、Vol.13、No.3参照)。そのため、前記ヒアルロン酸産生促進剤を含有する本発明の前記関節機能改善剤は、上記関節機能改善作用を有するものである。
<ヒアルロン酸産生促進剤>
前記ヒアルロン酸産生促進剤は、上述した本発明のヒアルロン酸産生促進剤である。
前記関節機能改善剤における前記ヒアルロン酸産生促進剤の含有量としては、特に制限はなく、前記クコ抽出物の生理活性等によって適宜調整することができる。前記関節機能改善剤は、前記ヒアルロン酸産生促進剤のみからなるものであってもよい。
<その他の成分>
前記その他の成分としては、特に制限はなく、前記関節機能改善剤の利用形態に応じて適宜選択することができ、例えば、賦形剤、防湿剤、防腐剤、強化剤、増粘剤、乳化剤、酸化防止剤、甘味料、酸味料、調味料、着色料、香料、美白剤、保湿剤、油性成分、紫外線吸収剤、界面活性剤、アルコール類、粉末成分、色剤、水性成分、水、皮膚栄養剤などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記関節機能改善剤における前記その他の成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
<用途>
前記関節機能改善剤は、前記ヒアルロン酸産生促進剤を含有するため、関節における潤滑機能、関節における軟骨の摩耗等による関節の変形、関節痛、病的関節液、運動障害などの改善に好適に用いることができる。
また、前記関節機能改善剤は、安全性が高いため、関節機能の改善用の経口用組成物としても好適に用いることができる。
前記関節機能改善剤の用法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、経口、非経口、外用などの投与形態が挙げられる。
前記節機能改善剤の剤型としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、錠剤、粉剤、カプセル剤、顆粒剤、エキス剤、シロップ剤等の経口投与剤;注射剤、点滴剤、坐剤等の非経口投与剤;軟膏、クリーム、乳液、ローション、パック、浴用剤、頭髪化粧料等の外用剤などが挙げられる。
前記関節機能改善剤は、ヒトに対して好適に適用されるものであるが、その作用効果が奏される限り、ヒト以外の動物(例えば、マウス、ラット、ハムスター、イヌ、ネコ、ウシ、ブタ、サルなど)に対して適用することもできる。
(経口用組成物)
本発明の経口用組成物は、上述した本発明のヒアルロン酸産生促進剤及び上述した本発明の関節機能改善剤の少なくともいずれかを含有し、更に必要に応じて、その他の成分を含有する。
本発明における経口用組成物は、ヒアルロン酸の産生促進及び関節機能の改善の少なくともいずれのために用いられるものである。前記ヒアルロン酸の産生促進のために用いられる経口用組成物を「ヒアルロン酸産生促進用経口用組成物」、前記関節機能の改善のために用いられる経口用組成物を「関節機能改善用経口用組成物」とそれぞれ称することがある。
前記経口用組成物とは、人の健康に危害を加えるおそれが少なく、通常の社会生活において、経口又は消化管投与により摂取されるものをいい、行政区分上の食品、医薬品、医薬部外品などの区分に制限されるものではない。したがって、前記経口用組成物は、経口的に摂取される一般食品、健康食品(機能性飲食品)、保健機能食品(特定保健用食品,栄養機能食品,機能性表示食品)、医薬部外品、医薬品等を構成する飲食品を幅広く含むものを意味する。
前記経口用組成物の種類としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、茶飲料、清涼飲料、炭酸飲料、栄養飲料、果実飲料、乳酸飲料等の飲料;アイスクリーム、アイスシャーベット、かき氷等の冷菓;そば、うどん、はるさめ、ぎょうざの皮、しゅうまいの皮、中華麺、即席麺等の麺類;飴、キャンディー、ガム、チョコレート、錠菓、スナック菓子、ビスケット、ゼリー、ジャム、クリーム、焼き菓子、パン等の菓子類;カニ、サケ、アサリ、マグロ、イワシ、エビ、カツオ、サバ、クジラ、カキ、サンマ、イカ、アカガイ、ホタテ、アワビ、ウニ、イクラ、トコブシ等の水産物;かまぼこ、ハム、ソーセージ等の水産・畜産加工食品;加工乳、発酵乳等の乳製品;サラダ油、てんぷら油、マーガリン、マヨネーズ、ショートニング、ホイップクリーム、ドレッシング等の油脂及び油脂加工食品;ソース、たれ等の調味料;カレー、シチュー、親子丼、お粥、雑炊、中華丼、かつ丼、天丼、うな丼、ハヤシライス、おでん、マーボドーフ、牛丼、ミートソース、玉子スープ、オムライス、餃子、シューマイ、ハンバーグ、ミートボール等のレトルトパウチ食品;サラダ、漬物等の惣菜;種々の形態の健康・美容・栄養補助食品;錠剤、顆粒剤、カプセル剤、ドリンク剤、トローチ等の医薬品、医薬部外品などが挙げられる。
<ヒアルロン酸産生促進剤及び/又は関節機能改善剤>
前記経口用組成物における前記ヒアルロン酸産生促進剤及び前記関節機能改善剤の少なくともいずれかの含有量としては、特に制限はなく、使用目的、症状、性別等を考慮して適宜変更することができる。
<その他の成分>
前記経口用組成物における前記その他の成分としては、特に制限はなく、通常の経口用組成物の製造に用いられる補助的原料又は添加物又はその他の成分の中から目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ブドウ糖、果糖、ショ糖、マルトース、ソルビトール、ステビオサイド、ルブソサイド、コーンシロップ、乳糖、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、L-アスコルビン酸、dl-α-トコフェロール、エリソルビン酸ナトリウム、グリセリン、プロピレングリコール、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、アラビアガム、カラギーナン、カゼイン、ゼラチン、ペクチン、寒天、ビタミンB類、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、アミノ酸類、カルシウム塩類、色素、香料、保存剤などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記経口用組成物における前記その他の成分の配合量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
<用途>
前記経口用組成物は、日常的に経口摂取することが可能であり、有効成分であるクコ抽出物の働きによって、ヒアルロン酸産生促進作用や関節機能改善作用をはじめとする様々な生理活性作用を極めて効果的に発揮させることができるので、ヒアルロン酸の産生促進及び関節機能の改善の少なくともいずれかの用途に好適に用いることができる。
前記経口用組成物は、ヒトに対して好適に適用されるものであるが、それぞれの作用効果が奏される限り、ヒト以外の動物(例えば、マウス、ラット、ハムスター、イヌ、ネコ、ウシ、ブタ、サルなど)に対して適用することもできる。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明は、これらの実施例に何ら限定されるものではない。
(製造例1:野菜用クコ(Lycium chinense)葉熱水抽出物の製造)
乾燥した野菜用クコ(Lycium chinense)葉20gに、溶媒として前記乾燥クコ葉の10倍量(w/v)の水を加え、80℃で2時間還流抽出を行った。次いで、減圧濾過を行った後、前記溶媒を除去し、野菜用クコ葉熱水抽出物とした。収率は、27.8%であった。
(製造例2:野菜用クコ(Lycium chinense)葉50容量%エタノール抽出物の製造)
乾燥した野菜用クコ(Lycium chinense)葉20gに、溶媒として前記乾燥クコ葉の10倍量(w/v)の50容量%エタノールを加え、80℃で2時間還流抽出を行った。次いで、減圧濾過を行った後、前記溶媒を除去し、野菜用クコ葉50容量%エタノール抽出物とした。収率は、29.4%であった。
(製造例3:野菜用クコ(Lycium chinense)葉80容量%エタノール抽出物の製造)
乾燥した野菜用クコ(Lycium chinense)葉20gに、溶媒として前記乾燥クコ葉の10倍量(w/v)の80容量%エタノールを加え、80℃で2時間還流抽出を行った。次いで、減圧濾過を行った後、前記溶媒を除去し、野菜用クコ葉80容量%エタノール抽出物とした。収率は、19.8%であった。
(製造例4:長葉クコ(Lycium barbarum)葉熱水抽出物の製造)
前記製造例1において、野菜用クコ(Lycium chinense)葉を、長葉クコ(Lycium barbarum)葉に変更したこと以外は、製造例1と同様の方法で長葉クコ(Lycium barbarum)葉熱水抽出物を製造した。収率は、27.1%であった。
(製造例5:長葉クコ(Lycium barbarum)葉80容量%エタノール抽出物の製造)
前記製造例3において、野菜用クコ(Lycium chinense)葉を、長葉クコ(Lycium barbarum)葉に変更したこと以外は、製造例3と同様の方法で長葉クコ(Lycium barbarum)葉80容量%エタノール抽出物を製造した。収率は、19.2%であった。
[試験例1:ヒト滑膜細胞におけるヒアルロン酸産生促進作用試験]
(実施例1:野菜用クコ(Lycium chinense)葉熱水抽出物)
ヒト慢性関節リウマチ患者由来の滑膜細胞(HFLS-RA、CELL APPLICATIONS,INC製)を、10%Growth Supplements含有ヒト滑膜細胞増殖培地(Synoviocyte Basal Medium、CELL APPLICATIONS,INC.製)を用いて7日間培養した。なお、培養装置としては、COインキュベーター(三洋電機株式会社製)を用い、培養条件としては、CO濃度5%、インキュベーション温度37℃とした。その後、Trypsin/EDTA溶液(CELL APPLICATIONS,INC.製)を用いて3分間トリプシン処理を行い、前記滑膜細胞(HFLS-RA)を回収した。次いで、回収した細胞を1.25×10細胞/mLの濃度になるように1%Growth Supplements含有ヒト滑膜細胞増殖培地で希釈した後、96ウェルプレートに1ウェル当たり100μLずつ播種し、24時間前培養した。
前記前培養後、培地中に、被験試料として1%(v/v)FBS含有ヒト滑膜細胞増殖培地で溶解した製造例1の野菜用クコ(Lycium chinense)葉熱水抽出物を1ウェル当たり100μL添加し、72時間培養した。なお、培地中の前記被験試料の最終濃度は、50μg/mL、100μg/mL、200μg/mL、又400μg/mLとなるようにした。
また、培地中に、前記被験試料を溶解した1%(v/v)FBS含有ヒト滑膜細胞増殖培地を1ウェル当たり100μL添加したことに代えて、1%(v/v)FBS含有ヒト滑膜細胞増殖培地のみを1ウェル当たり100μL添加したこと以外は、同様の方法で培養したものを陰性コントロールとした。
次いで、前記培養後、各ウェルの培養上清を回収し、該培養上清中のヒアルロン酸量を、ヒアルロン酸結合タンパク質(HABP)を用いたサンドイッチ法により測定した。
具体的には、前記培養上清をAssay Buffer(0.5M NaCl、0.02%(v/v)Tween-20、1%(w/v)BSA/PBS)にて11倍希釈後、HABPプレート(Corning inc.製)にアプライした。室温で2時間放置後、Washing Buffer(1.5M NaCl、0.05%(v/v)Tween-20、dHO)にて洗浄後、HABP-B(株式会社ホクドー製、Biotinylated Hyaluronan Binding Protein)を100μL添加し、1時間反応させた。その後、Strept Abidin-HRP(Merck & Co., Inc.製)で発色した後、415nmにおける吸光度を測定した。ヒアルロン酸量は、各ウェルから得られた培養上清について測定された吸光度を、ヒアルロン酸の標準品を用いた検量線から換算した。
前記ヒアルロン酸量から、下記式(1)によりヒアルロン酸産生促進率を算出し、ヒアルロン酸産生促進作用を評価した。結果を下記表1に示す。
ヒアルロン酸産生促進率(%)=A/B × 100 ・・・式(1)
ただし、前記式(1)中、「A」は、前記被験試料を添加した場合のヒアルロン酸量を示し、「B」は、前記被験試料を添加しなかった場合(前記陰性コントロール)のヒアルロン酸量を示す。
(実施例2:野菜用クコ(Lycium chinense)葉50容量%エタノール抽出物)
実施例1において、被験試料として使用した製造例1の野菜用クコ(Lycium chinense)葉熱水抽出物を、製造例2の野菜用クコ(Lycium chinense)葉50容量%エタノール抽出物に変更し、培地中の前記被験試料の最終濃度を、6.25μg/mL、25μg/mL、50μg/mL、100μg/mL、200μg/mL、又400μg/mLに変更したこと以外は、実施例1と同様にして、ヒアルロン酸産生促進作用を評価した。結果を表1に示す。
(実施例3:野菜用クコ(Lycium chinense)葉80容量%エタノール抽出物)
実施例2において、被験試料として使用した製造例2の野菜用クコ(Lycium chinense)葉50容量%エタノール抽出物を、製造例3の野菜用クコ(Lycium chinense)葉80容量%エタノール抽出物に変更したこと以外は、実施例2と同様にして、ヒアルロン酸産生促進作用を評価した。結果を表1に示す。
(実施例4:長葉クコ(Lycium barbarum)葉熱水抽出物)
実施例1において、被験試料として使用した製造例1の野菜用クコ(Lycium chinense)葉熱水抽出物を、製造例4の長葉クコ(Lycium barbarum)葉熱水抽出物に変更し、培地中の前記被験試料の最終濃度を、6.25μg/mL又400μg/mLに変更したこと以外は、実施例1と同様にして、ヒアルロン酸産生促進作用を評価した。結果を表1に示す。
(実施例5:長葉クコ(Lycium barbarum)葉80容量%エタノール抽出物)
実施例1において、被験試料として使用した製造例1の野菜用クコ(Lycium chinense)葉熱水抽出物を、製造例5の長葉クコ(Lycium barbarum )葉80容量%エタノール抽出物に変更し、培地中の前記被験試料の最終濃度を、6.25μg/mL、25μg/mL、100μg/mL、又400μg/mLに変更したこと以外は、実施例1と同様にして、ヒアルロン酸産生促進作用を評価した。結果を表1に示す。
Figure 0007220457000001
表1の結果より、実施例1~3の野菜用クコ(Lycium chinense)葉抽出物、並びに、実施例4及び5の長葉クコ(Lycium barbarum)葉抽出物のいずれにおいても、ヒト滑膜細胞における優れたヒアルロン酸産生促進作用が認められた。なお、具体的なデータを示していないが、陰性コントロールとしての被験試料を添加しない系では、ヒアルロン酸産生促進作用は認められなかった。
本発明の態様としては、例えば、以下のものなどが挙げられる。
<1> クコ抽出物を含有することを特徴とするヒアルロン酸産生促進剤である。
<2> 滑膜細胞におけるヒアルロン酸産生促進作用を有する前記<1>に記載のヒアルロン酸産生促進剤である。
<3> 前記<1>から<2>のいずれかに記載のヒアルロン酸産生促進剤を含有することを特徴とする関節機能改善剤である。
<4> ヒアルロン酸の産生促進及び関節機能の改善の少なくともいずれのために用いられる経口用組成物であって、前記<1>から<2>のいずれかに記載のヒアルロン酸産生促進剤及び前記<3>に記載の関節機能改善剤の少なくともいずれかを含有することを特徴とする経口用組成物である。
本発明によれば、優れたヒアルロン酸産生促進作用を有し、かつ安全性の高いヒアルロン酸産生促進剤を提供することができる。前記ヒアルロン酸産生促進剤は、関節機能改善剤として利用することができる。また、前記ヒアルロン酸産生促進剤を経口組成物とすることにより、これらを主成分とした飲食品などとして変形性関節症の症状緩和に利用することができる。具体的には、関節のスムーズな動きの維持又は改善、並びに、関節における軟骨の摩耗等による関節の変形、関節痛、病的関節液、運動障害などの予防又は改善、更に変形性関節症の予防又は改善に利用することができる。

Claims (4)

  1. クコの葉部の抽出物を有効成分として含有することを特徴とするヒアルロン酸産生促進剤。
  2. 滑膜細胞におけるヒアルロン酸産生促進作用を有する請求項1に記載のヒアルロン酸産生促進剤。
  3. 請求項1から2のいずれかに記載のヒアルロン酸産生促進剤を含有することを特徴とする関節機能改善剤。
  4. ヒアルロン酸の産生促進及び関節機能の改善の少なくともいずれのために用いられる経口用組成物であって、
    請求項1から2のいずれかに記載のヒアルロン酸産生促進剤及び請求項3に記載の関節機能改善剤の少なくともいずれかを含有することを特徴とする経口用組成物。
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