JP7219158B2 - データ伝送システム、受信装置及びデータ伝送方法 - Google Patents
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Description
すなわち、複数のデータを階層分割多重方式で多重化して伝送するデータ伝送システムにおいて、第1データに対して第1ポイント数のIFFT処理を施す第1のIFFT部と、第2データに対して第2ポイント数のIFFT処理を施す第2のIFFT部と、前記第1ポイント数のIFFT処理を用いて生成された前記第1データの変調信号と前記第2ポイント数のIFFT処理を用いて生成された前記第2データの変調信号とを各々の開始タイミングが所定の周期で一致するようにタイミング調整して合成する合成部と、前記合成部による合成結果の信号を送出する送出部とを有する送信装置と、前記送信装置からの信号を受信する受信部と、前記受信部による受信信号に対して前記第1ポイント数のFFT処理を施す第1のFFT部と、前記第1ポイント数のFFT処理の結果に基づいて前記第1データの変調信号の受信レプリカを生成する受信レプリカ生成部と、前記受信信号から前記受信レプリカを減算する減算部と、前記減算部による減算結果の信号に対して前記第2ポイント数のFFT処理を施す第2のFFT部とを有する受信装置とを備え、前記受信レプリカ生成部は、前記送信装置の前記第1のIFFT部から前記受信装置の前記減算部までの総合的な伝送路特性に基づいて前記受信レプリカの生成を行うことを特徴とする。
図1は、本発明の一実施形態に係るデータ伝送システムにおける送信装置の構成例を示す図であり、図2は、同システムにおける受信装置の構成例を示す図である。本例のデータ伝送システムは、ULとLLを異なるFFTポイント数でOFDM変調し、時間領域で多重化して伝送する準同期LDM伝送システムである。
なお、ここでは、本発明の一実施形態に係るデータ伝送システムについて、送信装置と受信装置の間の伝送路に無線を用いた場合で説明するが、送信装置と受信装置の間の伝送路に有線を用いてもよい。
送信装置では、受信装置に送信するULの情報符号が誤り訂正符号化部11に入力され、誤り訂正符号化部11にて誤り訂正符号化処理が施される。現行の地上デジタル方式(ARIB STD-B31)では、誤り訂正符号として畳み込み符号を採用しているが、これに限定されず、LDPC(Low Density Parity Check;低密度パリティ検査)符号やターボ符号などの他の誤り訂正方式を採用することも可能である。
合成部19は、図3を参照して説明したように、ULとLLのシンボル数の比率を11:3とした上で、それぞれの開始タイミングが上記比率に対応する周期で一致するようにタイミング調整し且つ所定の電力比率で合成することで、準同期LDM信号を生成する。ここで、ULとLLの合成比率は、下記(式1)で算出されるIL(Injection Level)で規定される。
受信装置では、送信装置から送信された信号を受信アンテナ31にて受信し、受信フィルタ部32にてフィルタ処理を施す。受信フィルタ部32では、信号処理のダイナミックレンジの確保や、レート変換時の折り返し成分による劣化などを軽減するため、自チャンネルの帯域外の不要成分を除去する。受信フィルタ部32の構成として、A/D変換部33の前に構成するアナログフィルタや、A/D変換部33の後に構成するデジタルフィルタがあり、一般的にはアナログ、デジタル両方のフィルタを用いることが多い。
以上の処理により、受信装置は、UL再変調信号を生成することができる。
UL受信レプリカ生成部39では、送信装置のNULポイントIFFT部14から受信装置のLL抽出部40までの総合的な伝送路特性を加味してUL受信レプリカを生成する必要がある。UL受信レプリカ生成部39は、図6に示すように、送信フィルタ部51と、遅延プロファイル生成部52と、畳み込み部53と、受信フィルタ部54とを有する。
以上のような処理を行うことで、UL受信レプリカ生成部39によりUL受信レプリカを生成することが可能となる。
NLLポイントFFT部41では、LL抽出部40により抽出されたLL信号に対してNLLポイントのFFT処理を行い、時間領域の信号からサブキャリア単位の周波数領域の信号に変換する。
伝送路推定部42では、例えばLL信号にパイロットを挿入している場合には、LL信号の受信パイロット信号に基づいて伝送路推定を行う。この処理は、伝送路推定部35と同様の処理になる。
また、本発明は、例えば、上記のような処理を実行する方法や方式、そのような方法や方式を実現するためのプログラム、そのプログラムを記憶する記憶媒体などとして提供することも可能である。
Claims (7)
- 複数のデータを階層分割多重方式で多重化して伝送するデータ伝送システムにおいて、
第1データに対して第1ポイント数のIFFT処理を施す第1のIFFT部と、第2データに対して第2ポイント数のIFFT処理を施す第2のIFFT部と、前記第1ポイント数のIFFT処理を用いて生成された前記第1データの変調信号と前記第2ポイント数のIFFT処理を用いて生成された前記第2データの変調信号とを各々の開始タイミングが所定の周期で一致するようにタイミング調整して合成する合成部と、前記合成部による合成結果の信号を送出する送出部とを有する送信装置と、
前記送信装置からの信号を受信する受信部と、前記受信部による受信信号に対して前記第1ポイント数のFFT処理を施す第1のFFT部と、前記第1ポイント数のFFT処理の結果に基づいて前記第1データの変調信号の受信レプリカを生成する受信レプリカ生成部と、前記受信信号から前記受信レプリカを減算する減算部と、前記減算部による減算結果の信号に対して前記第2ポイント数のFFT処理を施す第2のFFT部とを有する受信装置とを備え、
前記受信レプリカ生成部は、前記送信装置の前記第1のIFFT部から前記受信装置の前記減算部までの総合的な伝送路特性に基づいて前記受信レプリカの生成を行うことを特徴とするデータ伝送システム。 - 請求項1に記載のデータ伝送システムにおいて、
前記総合的な伝送路特性は、前記送信装置の前記第1のIFFT部と前記送出部との間に介装される送信フィルタの特性と、前記送信装置と前記受信装置との間の区間の伝送路特性と、前記受信装置の前記受信部と前記減算部との間に介装される受信フィルタの特性とを含むことを特徴とするデータ伝送システム。 - 請求項2に記載のデータ伝送システムにおいて、
前記受信装置は、前記第1ポイント数のFFT処理の結果に基づいて前記区間の伝送路特性を推定する伝送路推定部と、前記第1ポイント数のFFT処理の結果に対して前記第1ポイント数のIFFT処理を施す第3のIFFT部とを更に有し、
前記受信レプリカ生成部は、前記第3のIFFT部を用いて再生成された前記第1データの変調信号に対して前記送信フィルタに対応するフィルタ処理を施す第2の送信フィルタと、前記伝送路推定部により推定された前記区間の伝送路特性に基づいてそのインパルス応答である遅延プロファイルを生成する遅延プロファイル生成部と、前記第2の送信フィルタの出力に対して前記遅延プロファイルの畳み込み演算を施す畳み込み部と、前記畳み込み部の出力に対して前記受信フィルタに対応するフィルタ処理を施す第2の受信フィルタとを含み、前記第2の受信フィルタの出力を前記受信レプリカとして出力することを特徴とするデータ伝送システム。 - 請求項3に記載のデータ伝送システムにおいて、
前記遅延プロファイル生成部は、前記区間の伝送路特性を周波数領域の信号から時間領域の信号に変換して前記遅延プロファイルを生成することを特徴とするデータ伝送システム。 - 請求項4に記載のデータ伝送システムにおいて、
前記遅延プロファイル生成部は、前記変換後の前記区間の伝送路特性から雑音成分を除去して前記遅延プロファイルを生成することを特徴とするデータ伝送システム。 - 複数のデータを階層分割多重方式で多重化して伝送するデータ伝送システムに使用される受信装置において、
第1ポイント数のIFFT処理を用いて生成された第1データの変調信号と、第2ポイント数のIFFT処理を用いて生成された第2データの変調信号とを、各々の開始タイミングが所定の周期で一致するようにタイミング調整して合成したものを送信装置から受信し、受信信号に対して前記第1ポイント数のFFT処理を行い、その結果に基づいて前記第1データを再生すると共に前記第1データの変調信号の受信レプリカを生成し、前記受信信号から前記受信レプリカを減算した信号に対して前記第2ポイント数のFFT処理を行い、その結果に基づいて前記第2データを再生するものであり、
前記受信レプリカの生成を、前記送信装置において前記第1ポイント数のIFFT処理を施すIFFT部から前記受信装置において前記減算を施す減算部までの総合的な伝送路特性に基づいて行うことを特徴とする受信装置。 - 複数のデータを階層分割多重方式で多重化して伝送するデータ伝送方法において、
送信装置が、第1ポイント数のIFFT処理を用いて生成された第1データの変調信号と、第2ポイント数のIFFT処理を用いて生成された第2データの変調信号とを、各々の開始タイミングが所定の周期で一致するようにタイミング調整して合成したものを送信し、
受信装置が、前記送信装置からの受信信号に対して前記第1ポイント数のFFT処理を行い、その結果に基づいて前記第1データを再生すると共に前記第1データの変調信号の受信レプリカを生成し、前記受信信号から前記受信レプリカを減算した信号に対して前記第2ポイント数のFFT処理を行い、その結果に基づいて前記第2データを再生するものであり、
前記受信装置が、前記受信レプリカの生成を、前記送信装置において前記第1ポイント数のIFFT処理を施すIFFT部から前記受信装置において前記減算を施す減算部までの総合的な伝送路特性に基づいて行うことを特徴とするデータ伝送方法。
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岡田寛正(他6名),地上デジタル放送に対するLDM適用時の諸問題改善に関する一考察,映像情報メディア学会技術報告,日本,映像情報メディア学会,2018年08月31日,Vol.42, No.28,pp.13-16 |
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