JP7217450B2 - 宅配ボックス - Google Patents

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Description

本開示は、宅配ボックスに関する。
従来から、特許文献1に記載されているように、郵便物等を投入する樹脂製ポストにおいて、筒状の後面ケースに、前側の開口を有する前面ケースが取り付けられ、その開口周辺部に口金が取り付けられる構成が記載されている。
一方、一般家庭等で使用され、宅配荷物を無人で受け取り可能な宅配ボックスが知られている。この宅配ボックスでは、宅配業者が荷物室に荷物を入れ、扉を施錠する。荷物の受取人は、鍵で扉を解錠することで荷物を受け取ることができる。
特開2000-83799号公報
上記の宅配ボックスは、一般的に有底筒状の本体ケースの前側の開口を塞ぐように扉を取り付けて構成することが考えられる。また、本体ケースを樹脂製とすることも考えられる。一方、有底筒状の樹脂製の本体ケースは、製造時の型抜き性等の面から複雑な形状に形成することが難しい。特許文献1に記載された樹脂製ポストの構成を適用することも考えられるが、本体ケースを有底筒状とする場合には、やはり複雑な形状に形成することが難しいという不都合がある。また、従来から、宅配ボックスを、別の種類の形状の宅配ボックスの実現に利用しやすくすることが望まれている。
本開示の目的は、樹脂製で、複雑な形状でも製造しやすく、かつ別の種類の形状の宅配ボックスの実現に利用しやすい宅配ボックスを提供することである。
本開示の宅配ボックスは、左右2つの上側板、天板、及び上背板を有する樹脂製の上側本体と、左右2つの下側板、底板、及び下背板を有する樹脂製の下側本体と、を備え、上側板の下端部に設けられた下接続部と、下側板の上端部に設けられた上接続部とが、接合部で接合され、内側に荷物を収容可能な荷物室が形成され、上側本体の前側開口と下側本体の前側開口とにより形成される開口を塞ぐように、上側本体及び下側本体に取り付けられた扉を備える、宅配ボックスである。
本開示に係る宅配ボックスによれば、樹脂製の上側本体が前側及び下側が開口する部品であり、樹脂製の下側本体が前側及び上側が開口する部品であるため、上側本体及び下側本体のそれぞれで、製造時の型抜き性の面から複雑な形状でも製造しやすくなる。また、上側本体及び下側本体の間に荷物室を形成可能な別の部品を結合することにより、別の種類の形状の宅配ボックスの実現に利用しやすくなる。
実施形態の宅配ボックスの斜視図である。 天蓋が取り付けられた本体ケースと、扉とを分離して示す斜視図である。 天蓋、上側本体、及び下側本体を分離して斜め上側から見て示す斜視図である。 天蓋、上側本体、及び下側本体を分離して斜め下側から見て示す斜視図である。 図3から上側本体を取り出して示す拡大斜視図である。 図3から下側本体を取り出して示す拡大斜視図である。 上側本体と下側本体とを分離して後面側から見た斜視図である。 図1の宅配ボックスを利用して実現可能な別例の宅配ボックスの斜視図である。 図8の分解斜視図である。
以下、図面を用いて本開示の実施形態を説明する。以下で説明する形状、材料及び個数は、説明のための例示であって、宅配ボックスの仕様に応じて適宜変更することができる。以下ではすべての図面において同等の要素には同一の符号を付して説明する。また、本文中の説明においては、必要に応じてそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
以下の説明及び図面で、Rは、宅配ボックスに向かって見た場合の右側であり、Lは、同じく左側であり、Fは、宅配ボックスの前側であり、Bは、宅配ボックスの後側である。R及びLを結ぶ方向と、F及びBを結ぶ方向とは互いに直交する。
図1は、実施形態の宅配ボックス12の斜視図である。図2は、天蓋20が取り付けられた本体ケース13と、扉16とを分離して示す斜視図である。宅配ボックス12は、一般家庭等で使用され、宅配荷物を無人で受け取り可能である。宅配ボックス12は、ユーザとしての宅配業者が荷物を入れた状態で、伝票に受領印を押印させるとともに扉16を施錠するために用いられる。
宅配ボックス12は、略直方体状の本体ケース13と、本体ケース13の内側に形成された荷物室14と、荷物室の開口15を開閉する扉16と、本体ケース13の上端に取り付けられた天蓋20と、施錠装置90とを備える。荷物室14は、荷物(図示せず)を出し入れ可能に収容可能な略直方体の箱状である。
扉16は、荷物室14の前側Fの開口15を塞いでいる。扉16は、宅配ボックス12に取り付けられる片開き型であり、右側Rの端部に設けられた上下方向の回動軸を中心として揺動することで、荷物室14の開口15を開閉可能である。本体ケース13の開口周辺部における右側R端部の上下両端に孔が設けられ、それらの孔に回動軸の端部を差し込むことで、本体ケース13に扉16が取り付けられる。扉16は、施錠装置90における鍵穴部91の解錠状態では開放可能である。
扉16の先端部の上下2つの位置に、プッシュオープン式のマグネットキャッチの磁石側部材が取り付けられ、本体ケース13の開口縁部には、磁石側部材と対向する鉄板等の金属板が固定されてもよい。荷物の受取待機状態で、扉16はマグネットキャッチの磁力により閉鎖されているが、扉16の外側から荷物室側である後側Bに押すことで扉16が開放される。
宅配業者が宅配ボックス12に荷物を預ける場合には、宅配業者が荷物室14に荷物を入れて扉16を閉じた状態で、扉16の前側Fに形成された上下方向に長い長穴であるスリット17に伝票を差し込む。この状態で、宅配業者が扉16の前面に一部が露出するレバー92を押し下げると、施錠装置90が、このレバー92に連動して扉16の裏側に装着されたスタンプ部材(図示せず)を、スリット17の裏側で右側Rから左側Lに通過させる。このスタンプ部材の先端が台座部(図示せず)に押し付けられることで、伝票に受領印が押される。施錠装置90は、レバー92の押し下げに伴って、レバー92に連動するドアロック部材(図示せず)を、扉16の左側L端部から外側に突出させて本体ケース13の開口周辺部に形成された係止部(図示せず)に係止させる。また、鍵穴部91が施錠された状態で、上記のようにレバー92が押し下げられると、レバー92に連結されたレバーロック部材(図示せず)と、鍵穴部91の施錠に連動して回転するロックピン(図示せず)とが、施錠装置90に設けられたバネの付勢力で係合し、レバー92の上側への戻りが阻止される。これにより、扉16が施錠される。荷物の受取人が、鍵を使って鍵穴部91を解錠した場合には、ロックピンがレバーロック部材から退避し、レバー92が上側に戻って、扉16の開放が可能となる。
図3は、天蓋20、上側本体30、及び下側本体60を分離して斜め上側から見て示す斜視図であり、図4は、同じく斜め下側から見て示す斜視図である。本体ケース13は、上側本体30と下側本体60とを上下方向に組み合わせ、ボルト及びナット(図示せず)で結合することにより形成される。
図5は、図3から上側本体30を取り出して示す拡大斜視図である。図6は、図3から下側本体60を取り出して示す拡大斜視図である。図7は、上側本体30と下側本体60とを分離して後面側から見た斜視図である。
図5、図7に示すように、上側本体30は、左右2つの上側板31a、31b、天板42、及び上背板50を有する。天板42は、2つの上側板31a、31bの上端を連結するように2つの上側板31a、31bに掛け渡される。上背板50は、2つの上側板31a、31bの後端を連結するように2つの上側板31a、31bに掛け渡される。天板42は、上側本体30の上端を塞いでいる。上背板50は、上側本体30の後端を塞いでいる。上側本体30は、前側Fと下側が開口する。上側本体30は、樹脂により一体形成される。
上側板31a、31bは、上下方向に対し直交する平面についての断面形状が波形となる波形部32を有する。これにより、波形部32の側面である上側板31a、31bの外面には、複数の凹部33と複数の凸部34とが、前後方向に交互に並んで配置されることにより、凹凸形状が形成される。上側板31a、31bにおいて、凸部34の裏側に対応する内面側の凹部35の内面からは、複数の薄板状のリブ36が水平面状に突出し、各リブ36の前後両端が凹部35の内面に接続される。上側板31a、31bの下端部では、凹凸形状の凹部33の裏側に対応する内面側の凸部37の頂部が前後方向に板部38で連結されている。これにより、上側板31a、31bの剛性向上が図られる。また、凹凸形状が波形部32の側面により形成されるので、上側板31a、31bの厚みを均一に近づけることができる。これにより、上側本体30の製造時における樹脂のヒケを抑制できる。板部38の下端において、隣り合う凸部37の間に対応する複数位置には、切り欠き39が形成される。そして、最下端のリブ36にボルト挿入用の穴40が形成されている。切り欠き39は、上側本体30の内側からボルトまたはナットを回しやすくするためのものである。
各凹部33,35及び各凸部34,37は、上下方向に対し直交する平面についての断面形状が台形である。このため、図4に示すように、上側板31a、31bの下端部には、板部38と凹部35とで囲まれ下側から見た場合に台形となる嵌合穴41が、前後方向複数位置に形成される。各嵌合穴41は、後述するように、下側本体60の上端部に形成される嵌合突部70を差し込んで接合部を形成するために用いられる。
天板42は、上面の外周縁付近から突出するように矩形枠43が形成されるとともに、その矩形枠43の内側に、ハニカム形状、すなわち複数の六角形が連結された形状のリブ44が上方に突出形成される。これにより、天板42の剛性向上が図られる。矩形枠43の左右両端の板部の外側面には、後述の天蓋20取り付け用の複数の第1係止部45が形成される。第1係止部45は、2つの三角形の板部の下端を矩形の板部で連結してなる形状である。矩形枠43の前端には、上板部と2つの側板部とが連結された上端覆い部46が形成される。上端覆い部46の2つの側板部の内側面は、上側板31a、31bの前端部で上下方向に延びる壁部49の内側面と連続する。上端覆い部46の上端面には、天蓋20取り付け用の複数の第2係止部47が形成される。第2係止部47は、前後方向の穴が形成された門形状である。
さらに、天板42の中心部には、天蓋20取り付け用のネジ(図示せず)を貫通させる穴48が形成される。
図7に示すように、上背板50は、上下方向に対し直交する平面についての断面形状が波形となる波形部51を有する。これにより、波形部51の側面である上背板50の外面には、2つの凹部52とその間の凸部53とが、左右方向に並んで配置されることにより、凹凸形状が形成される。凹部52及び凸部53は断面台形状である。上背板50において、凹部52の内面には、複数の薄板状のリブ54が水平面状に突出し、各リブ54の左右両端が凹部52の内面に接続される。上背板50の下端部では、凸部53の頂部と、上背板50の裏面で左右方向両端から突出する2つの壁部55とが、左右方向に延びる板部56で連結される。これにより、上背板50の剛性向上が図られる。また、上背板50の凹凸形状が波形部51の側面により形成されるので、上背板50の厚みを均一に近づけることができる。これによっても、上側本体30の製造時における樹脂のヒケを抑制できる。板部56の下端において凹部52に対応する2つの位置には、切り欠き57が形成される。そして、最下端のリブ54にボルト挿入用の穴58が形成されている。切り欠き57は、上側本体30の後側でボルトまたはナットを回しやすくするためのものである。上側本体30のボルト挿入用及びネジ貫通用の穴40,58,48は、上側本体30の樹脂による成形後に後加工されてもよい。
上背板50の各凹部52及び凸部53は、上下方向に対し直交する平面についての断面形状が台形である。このため、上背板50の下端部には、板部56と凹部52とで囲まれ下側から見た場合に台形となる嵌合穴59が、左右方向2つの位置に形成される。各嵌合穴59は、後述するように、下側本体60の上端部に形成される嵌合突部85を差し込んで接合部を形成するために用いられる。
図6に示すように、下側本体60は、左右2つの下側板61a、61b、底板73、及び下背板80を有する。底板73は、2つの下側板61a、61bの下端を連結するように2つの下側板61a、61bに掛け渡される。下背板80は、2つの下側板61a、61bの後端を連結するように2つの下側板61a、61bに掛け渡される。底板73は、下側本体60の下端を塞いでいる。下背板80は、下側本体60の後端を塞いでいる。下側本体60は、前側Fと上側が開口する。下側本体60は、樹脂により一体形成される。
下側板61a、61bは、上下方向に対し直交する平面についての断面形状が波形となる波形部62を有する。これにより、波形部62の側面である下側板61a、61bの外面には、上側板31a、31bと同様に断面台形状の複数の凹部63と複数の凸部64とが、前後方向に交互に並んで配置されることにより、凹凸形状が形成される。下側板61a、61bにおいて、凸部64の裏側に対応する内面側の凹部65の内面からは、上側板31a、31bと同様に、複数の薄板状のリブ66が突出している。これにより、下側板61a、61bの剛性向上が図られる。また、下側板61a、61bの凹凸形状が波形部62の側面により形成されるので、上側本体30と同様に、下側本体60の製造時における樹脂のヒケを抑制できる。下側板61a、61bの上端部では、内面の凹部65の上端に対応する部分から上側に、断面台形状の嵌合突部70が突出形成される。嵌合突部70の上端は板部71で塞がれ、その板部71にはボルト挿入用の穴72が形成される。
図7に示すように、底板73は、下面の外周縁付近から突出するように矩形枠74が形成されるとともに、その矩形枠74の内側に、ハニカム形状のリブ73aが下方に突出して形成される。これにより、底板73の剛性向上が図られる。図6に示すように、矩形枠74の前端の下端部には、下板部と左右2つの側板部とが連結された下端覆い部75が形成される。下端覆い部75の2つの側板部の内側面は、下側板61a、61bの前端部で上下方向に延びる壁部67の内側面と連続する。
さらに、図7に示すように、下背板80は、上下方向に対し直交する平面についての断面形状が波形となる波形部81を有する。これにより、波形部81の側面である下背板80の外面には、上背板50と同様に、2つの凹部82とその間の凸部83とが、左右方向に並んで配置されることにより、凹凸形状が形成される。凹部82及び凸部83は断面台形状である。下背板80において、凹部82の内面には、上背板50と同様に、複数の薄板状のリブ84が突出している。これにより、下背板80の剛性向上が図られる。また、下背板80の凹凸形状が波形部81の側面により形成されるので、上側本体30と同様に、下側本体60の製造時における樹脂のヒケを抑制できる。図6、図7に示すように、下背板80の上端部では、凹部82(図7)の上端に対応する部分から上側に、断面台形状の嵌合突部85が突出形成される。嵌合突部85の上端は板部86で塞がれ、その板部86にはボルト挿入用の穴87が形成される。下側本体60のボルト挿入用の穴72,87は、樹脂による成形後に後加工されてもよい。
下側本体60の嵌合突部70,85を上側本体30の下端の台形状の嵌合穴41、59に嵌合させ、リブ36、54に形成された穴40、58及び板部71,86に形成された穴72,87に挿入されたボルト及びナットからなる締結手段により、上側本体30と下側本体60とが結合される。これにより、本体ケース13が形成される。この状態で、本体ケース13の前側Fには、上側本体30の前側開口と下側本体60の前側開口とにより開口15(図2)が形成される。その開口15の周縁部には、上端覆い部46(図5)及び下端覆い部75(図6)を含む矩形枠が形成される。この矩形枠の内側に扉16が嵌め込まれる。上端覆い部46及び下端覆い部75の右側R端部には、扉16の回動軸挿入用の穴(図示せず)が形成される。扉16は、本体ケース13の開口を塞ぐように、上側本体30及び下側本体60に取り付けられる。
上側本体30及び下側本体60を分離した状態で、上側本体30及び下側本体60の一方の穴に扉16の回動軸の一端部を差し込んだ後、上側本体30及び下側本体60の他方の穴に回動軸の他端部を差し込みながら、上側及び下側本体30,60を結合してもよい。
上側本体30の下端部に設けられたリブ36,54(図5、図7)は下接続部に相当し、下側本体60の上端部に設けられた嵌合突部70,85の板部71,86(図6、図7)は上接続部に相当する。各リブ36,54及び各板部71,86が接合されることで接合部が形成される。これにより、各リブ36,54及び各板部71,86は、接合部で接合される。上側板31a、31bと下側板61a、61bとの結合は、内面側の切り欠き39(図5)を通じて内側からボルトまたはナットを回すことで行われる。上背板50と下背板80との結合は、外面側の切り欠き57(図7)を通じて後側からボルトまたはナットを回すことで行われる。
図3、図4に示すように、天蓋20は、略矩形の平板状の板部21と、板部21の外周縁から下方に突出する矩形筒状の壁部22とを含む。板部21の下面には、格子状のリブ23が形成されて剛性向上が図られる。板部21の下面の中心部には、円柱部24が突出し、その下端にはネジ穴が形成される。天板42の穴48に挿入されたネジ(図示せず)が円柱部24のネジ穴に結合されることで、上側本体30に天蓋20が結合され、天蓋20は上側本体30の天板42の上面を覆う。このとき、天蓋20の壁部22の前端部の内面には、天板42の第2係止部47の穴に挿入し係止するための爪部(図示せず)が形成されている。また、天蓋20の壁部22の左右両端部の内面には、天板42の第1係止部45の下端に係止するための係止部25(図4)が形成されている。これにより、天板42に天蓋20を取り付けた状態で浮き上がりを防止できる。また、天板42のリブ44が天蓋20に覆われて、宅配ボックス12の上端に露出しないので、宅配ボックス12が外に置かれた状態で雨水がこのリブ44の間に溜まることを防止できるとともに、見栄えの向上を図れる。なお、天蓋20の板部21の上面は、中心部、または左右方向中央、または前後方向中央に向かって高くなる曲面状としてもよい。このような曲面状とすることで、天蓋20の上面に雨水が溜まることを抑制できる。
上記の宅配ボックス12によれば、樹脂製の上側本体30が前側及び下側が開口する部品であり、樹脂製の下側本体60が前側及び上側が開口する部品である。このため、上側本体30及び下側本体60のそれぞれで、製造時の型抜き性の面から複雑な形状でも製造しやすくなる。
また、上側本体30及び下側本体60の間に荷物室を形成可能な別の部品を結合することにより、別の種類の形状の宅配ボックスの実現に利用しやすくなる。例えば、図8、図9に示すように、図1~図7の構成とは別形状を持つ別例の宅配ボックス12aを、図1~図7の宅配ボックス12の部品を利用して形成することができる。
図8は、別例の宅配ボックス12aの斜視図である。図9は、図8の分解斜視図である。宅配ボックス12aは、上側本体30、下側本体60、中間本体100、天蓋20、及び2つの扉16,18を含んで形成される。上側本体30、下側本体60、天蓋20、及び下側の扉16は、図1~図7の構成で用いた構造と同様である。上側の扉18は、下側の扉16より上下方向の高さが小さくなっているが、基本構造は同じである。
中間本体100は、上側本体30と下側本体60との間に配置され、上側本体30及び下側本体60に結合される。
図9に示すように、中間本体100は、2つの上側板31a、31bと2つの下側板61a、61bとの間に配置される左右2つの中間側板101a、101bと、上背板50と下背板80との間に配置される中間背板110と、2つの中間側板101a、101bの間に2つの中間側板101a、101bの上下方向中間部を連結し、左右方向に掛け渡された仕切り板114とを有する。これにより、中間本体100は、前側から見た形状がH字形となっている。中間本体100は、樹脂により一体形成される。
中間本体100の上側部分は、下側本体60に対し高さが小さくなっているが、基本構造は同様である。中間本体100の下側部分は、上側本体30と基本構造は同様である。例えば中間側板101a、101bの上端部には、下側本体60と同様に複数の嵌合突部102が形成される。中間背板110の上端部には、下側本体60と同様に2つの嵌合突部111が形成される。中間本体100の各嵌合突部102,111が上側本体30の下端の穴に嵌合され、中間本体100と上側本体30とがボルト及びナットで結合される。
また、中間側板101a、101bの下端部には、上側本体30と同様に、下側本体60の嵌合突部70が挿入される複数の穴が形成される。中間背板110の下端部には、上側本体30と同様に、下側本体60の嵌合突部85が挿入される2つの穴が形成される。下側本体60の嵌合突部70、85が中間本体100の下端の穴に嵌合され、中間本体100と下側本体60とがボルト及びナットで結合される。これにより、本体ケース13a(図8)が形成される。この状態で、本体ケース13aの前側には、上下に分かれて2つの開口が形成される。上側の開口を塞ぐように本体ケース13aに扉18が取り付けられ、下側の開口を塞ぐように本体ケース13aに扉16が取り付けられる。
このように形成された宅配ボックス12aは、図1~図7に示した宅配ボックス12とは別形状となる。これにより、図1~図7の宅配ボックス12は、別形状の宅配ボックス12aの実現に利用しやすくなる。
なお、上側本体30と下側本体60との間に2つ以上の中間本体を結合してさらに異なる形状の宅配ボックスを実現することもできる。
また、上記の各例の宅配ボックス12,12aにおいて、上側本体30及び下側本体60に形成された水平面状に突出する各リブは省略されてもよい。また、上記の各例の構成において、上側板、上背板、下側板、及び下背板のいずれか1つ等、一部の板のみに凹凸形状が設けられていてもよい。
また、上記の各例の宅配ボックス12,12aにおいて、左右方向両端の外側面及び後側面を覆うように、それぞれ板状のカバーが取り付けられてもよい。例えばカバーの外側面は平坦面とする。これにより、宅配ボックスの見栄えを向上できる。また、この場合に、カバーの内側面と本体ケース13,13aの外側面との間に断熱材が設けられてもよい。各例の構成では、本体ケース13,13aが凹凸形状を有するので、その凹部に断熱材を配置することができる。
12,12a 宅配ボックス、13,13a 本体ケース、14 荷物室、15 開口、16 扉、17 スリット、18 扉、20 天蓋、21 板部、22 壁部、23 リブ、24 円柱部、25 係止部、30 上側本体、31a,31b 上側板、32 波形部、33 凹部、34 凸部、35 凹部、36 リブ、37 凸部、38 板部、39 切り欠き、40 穴、41 嵌合穴、42 天板、43 矩形枠、44 リブ、45 第1係止部、46 上端覆い部、47 第2係止部、48 穴、49 壁部、50 上背板、51 波形部、52 凹部、53 凸部、54 リブ、55 壁部、56 板部、57 切り欠き、58 穴、59 嵌合穴、60 下側本体、61a,61b 下側板、62 波形部、63 凹部、64 凸部、65 凹部、66 リブ、67 壁部、70 嵌合突部、71 板部、72 穴、73 底板、73a リブ、74 矩形枠、75 下端覆い部、80 下背板、81 波形部、82 凹部、83 凸部、84 リブ、85 嵌合突部、86 板部、87 穴、90 施錠装置、91 鍵穴部、92 レバー、100 中間本体、101a,101b 中間側板、102 嵌合突部、110 中間背板、111 嵌合突部、114 仕切り板。

Claims (3)

  1. 左右2つの上側板、天板、及び上背板を有する樹脂製の上側本体と、
    左右2つの下側板、底板、及び下背板を有する樹脂製の下側本体と、を備え、
    前記上側板の下端部に設けられた下接続部と、前記下側板の上端部に設けられた上接続部とが、接合部で接合され、
    内側に荷物を収容可能な荷物室が形成され、
    前記上側本体の前側開口と前記下側本体の前側開口とにより形成される開口を塞ぐように、前記上側本体及び前記下側本体に取り付けられた扉を備え、
    前記各上側板及び前記各下側板のそれぞれに凹凸形状が設けられ、
    前記各上側板の前記凹凸形状は、前記各上側板が有する上側波形部の側面により形成され、
    前記各下側板の前記凹凸形状は、前記各下側板が有する下側波形部の側面により形成され、
    前記各下側板の上端部では、前記下側波形部により形成された内面側の凹部の上端部に対応する位置から前記凹部に沿った形状で上方に突出した嵌合突部が形成され、前記嵌合突部の上端は、板部で塞がれ、
    前記各上側板の下端部では、前記上側波形部により形成された内面側の凹部の内面に薄板状のリブが水平面状に形成され前記リブの前後両端が前記各上側板の前記凹部の内面に接続され、
    前記各下側板の前記嵌合突部が、前記各上側板の前記凹部の内面に嵌合した状態で、前記リブと前記板部とに形成された穴に挿入されたボルトとナットからなる締結手段により、前記上側本体と前記下側本体とを結合可能に構成した、
    宅配ボックス。
  2. 請求項1に記載の宅配ボックスにおいて、
    前記天板の上面側部分には、ハニカム形状のリブが形成されており、
    前記天板の上面を覆う天蓋を備える、
    宅配ボックス。
  3. 請求項1または請求項2に記載の宅配ボックスにおいて、
    前記上側本体と前記下側本体との間に配置される中間本体を備え、
    前記中間本体は、前記2つの上側板と前記2つの下側板との間に配置される左右2つの中間側板と、前記上背板と前記下背板との間に配置される中間背板と、前記2つの中間側板の間に前記2つの中間側板の中間部を連結し、左右方向に掛け渡された中間仕切り板とを含む、
    宅配ボックス。
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