JP7212277B2 - コンピュータシステムおよびイベントの管理方法 - Google Patents

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Description

本開示は、コンピュータシステムおよびイベントの管理方法に関する。
従来より、プレイヤのゲームプレイを記録したプレイ動画を配信する配信サービスが存在する。このような配信サービスでは、実況者がゲームプレイの状況の実況を行い、プレイ動画に実況者の実況(実況者の音声)が付加されることがある。
特許文献1には、プレイヤに合った実況者をマッチングすることができるマッチングシステムが開示されている。
特許第6525091号公報
ところで、ゲーム大会などのイベントを行う場合、イベントの運営者は、実況者や、ゲームの解説を行う解説者などをイベントに招待することがある。また、運営者は、ゲームの状況に合わせて音声を再生させたりする音声編集者をイベントに招待することがある。
実況者、解説者および音声編集者などの、イベントに対して音声を提供する音声提供者は、イベントの視聴者にゲームの状況を分かりやすく伝達するためや、イベントを盛り上げるために、イベントに招待される。
従来では、運営者は、音声提供者からの売り込みや、インターネットなどを用いて検索することにより、音声提供者を見つけていた。このため、運営者は、どのような音声提供者がどのような条件で音声の提供を行ってもらえるのかをすぐに知ることはできなかった。
すなわち、音声提供者を見つけるための方法が確立されておらず、運営者は、音声提供者を見つけることが困難だった。
本開示の目的は、音声提供者を見つけることができるコンピュータシステムおよびイベントの管理方法を提供することである。
第1の発明は、コンピュータを介してゲームが行われるイベントにおいて、前記イベントを管理するコンピュータシステムであって、
前記イベントを識別するイベント識別情報および、前記イベントに対して音声の提供を行う第1ユーザを識別する第1ユーザ識別情報を記憶する記憶部と、
前記イベント識別情報に対応する前記イベントまたは前記イベント識別情報に前記イベントの運営者または出資者として関連付けられた第2ユーザと、前記第1ユーザ識別情報に対応する前記第1ユーザとをマッチングさせるマッチング部と
を備えることを特徴とするコンピュータシステムである。
また、第1の発明では、前記第1ユーザの音声提供に関する第1実績を前記第1ユーザ識別情報に対応付けて管理する管理部をさらに備える、ことができる。
また、第1の発明では、前記マッチング部は、前記第1実績に基づいて、前記マッチングを行う、ことができる。
また、第1の発明では、前記第1実績は、前記第1ユーザが提供した前記音声に対する視聴者による入力に基づいて判定され、
前記管理部は、前記イベントに関する第2実績を、前記イベント識別情報、または前記イベント識別情報に関連付けられた第2ユーザ識別情報に対応付けて管理し、
前記マッチング部は、前記第1実績および前記第2実績の少なくともいずれか一方に基づいて、前記第1ユーザと、前記イベントまたは前記第2ユーザとをマッチングさせる、ことができる。
また、第1の発明では、前記第2実績は、前記イベントの属性を含む、ことができる。
また、第1の発明では、前記音声の提供に対する前記第1ユーザへの対価を設定する第1対価設定部をさらに備え、
前記マッチング部は、前記第1対価設定部により設定された前記対価に応じて、前記マッチングを行う、ことができる。
また、第1の発明では、前記対価に応じて前記マッチングが行われた場合、前記第1ユーザへ前記対価が提供される、ことができる。
また、第1の発明では、前記記憶部は、前記第1ユーザと、前記イベントに対して前記第1ユーザと異なる音声を提供する第3ユーザとの組み合わせを識別する組み合わせ識別情報を記憶し、
前記マッチング部は、前記イベント識別情報に対応する前記イベントまたは前記イベント識別情報と関連付けられた前記第2ユーザと、前記組み合わせ識別情報に対応する前記第1ユーザおよび前記第3ユーザの組み合わせとをマッチングさせる、ことができる。
また、第1の発明では、前記組み合わせの音声提供に関する第3実績を前記組み合わせ識別情報に対応付けて管理する管理部をさらに備える、ことができる。
また、第1の発明では、前記第1ユーザの音声提供に関する第1実績および前記第3ユーザの音声提供に関する第4実績の少なくともいずれかの一方に基づいて、前記第3実績が設定される、ことができる。
また、第1の発明では、前記マッチング部は、前記第3実績に基づいて、前記マッチングを行う、ことができる。
また、第1の発明では、前記第3実績は、前記組み合わせが提供した前記音声に対する視聴者による入力に基づいて判定され、
前記管理部は、前記イベントに関する第2実績を、前記イベント識別情報、または前記イベント識別情報に関連付けられた第2ユーザ識別情報に対応付けて管理し、
前記マッチング部は、前記第2実績および前記第3実績の少なくともいずれか一方に基づいて前記イベントまたは前記第2ユーザと、前記組み合わせとをマッチングさせる、ことができる。
また、第1の発明では、前記第2実績は、前記イベントの属性を含む、ことができる。
また、第1の発明では、前記音声の提供に対する前記組み合わせへの対価を設定する第2対価設定部をさらに備え、
前記マッチング部は、前記第2対価設定部により設定された前記対価に応じて、前記マッチングを行う、ことができる。
また、第1の発明では、前記対価に応じて前記マッチングが行われた場合、前記組み合わせへ前記対価が提供される、ことができる。
また、第1の発明では、前記第1ユーザおよび前記第2ユーザの少なくとも一方からの入力を受け付ける受付部をさらに備え、
前記マッチング部は、前記受付部に対する入力に応じて、前記マッチングを行う、ことができる。
また、第1の発明では、前記受付部は、検索条件の入力を受け付け、
前記検索条件に適合する前記第1ユーザおよび前記第2ユーザの少なくとも一方を表示部に表示させる、ことができる。
第2の発明は、コンピュータを介してゲームが行われるイベントを管理するイベントの管理方法であって、
前記コンピュータによって、
前記イベントを識別するイベント識別情報、および、前記イベントに対して音声の提供を行う第1ユーザを識別する第1ユーザ識別情報を記憶するステップと、
前記イベント識別情報に対応する前記イベントまたは前記イベント識別情報に前記イベントの運営者または出資者として関連付けられた第2ユーザと、前記第1ユーザ識別情報に対応する前記第1ユーザとをマッチングするステップと
が実行されることを特徴とするイベントの管理方法である。
本発明によれば、音声提供者を見つけることができる。
実施形態1におけるゲームシステムの構成を示すブロック図。 サーバ装置の構成を示すブロック図。 大会管理DBを示す概念図。 運営者DBを示す概念図。 音声提供者DBを示す概念図。 ゲーム装置の構成を示すブロック図。 各端末の構成を示すブロック図。 ディスプレイに表示されるゲーム画像を示す図。 実況者端末の機能的構成を示すブロック図。 解説者端末の機能的構成を示すブロック図。 運営者端末の機能的構成を示すブロック図。 実施形態1におけるゲームシステムの処理の流れを示すフローチャート。 組み合わせ実績DBを示す概念図。 実施形態2における実況者端末の機能的構成を示すブロック図。 実施形態2におけるゲームシステムの処理の流れを示すフローチャート。 実施形態3における運営者端末の機能的構成を示すブロック図。 実施形態3におけるゲームシステムの処理の流れを示すフローチャート。
以下、本開示の実施形態にかかるゲームシステムについて、図面を参照して説明する。本開示のコンピュータシステムは、ゲームシステムとして実現されている。本開示の大会の運営方法は、ゲームシステムの一機能として実装されている。
本実施形態で説明するゲームシステムは、例えば、パーソナルコンピュータ、プレイステーション(登録商標)、XBox(登録商標)、PlayStation Vita(登録商標)などのゲーム装置が接続される。
このゲームシステムによるゲームでは、プレイヤの操作を受けて、プレイヤキャラクタを三次元の仮想ゲーム空間(以下、単に仮想空間という)で活動させたり、プレイヤキャラクタの仲間に対して様々なアクションを行わせたりする。
本実施形態で説明するゲームは、ゲームプレイヤの操作を受けて、プレイヤキャラクタを、他のプレイヤキャラクタまたはノンプレイヤキャラクタとゲーム空間内で対戦させる対戦型アクションゲームである。
対戦型アクションゲームとして、例えば、いわゆる格闘ゲームが挙げられる。格闘ゲームでは、各プレイヤが一のキャラクタ(プレイヤキャラクタ)を選択して操作し、対戦相手となる他キャラクタ(プレイヤキャラクタまたはノンプレイヤキャラクタ)と1対1にて格闘試合を行う。格闘ゲームでは、格闘中のキャラクタのうち、いずれかのキャラクタの体力値が0になることで勝敗が決定する。
本ゲームシステムは、例えば、eスポーツ(Electric Sports)大会を運営するために用いられる。eスポーツ大会では、例えば、トーナメント方式などにより、大会の優勝者が決定される。すなわち、eスポーツ大会では、一の対戦結果によって、対戦するプレイヤの組み合わせが決定される。
ここで、ゲームシステム1では、対戦(ゲーム)ごとに、対戦を再現したプレイ動画が生成される。ゲームシステム1は、ゲームシステム1の利用者(ユーザ)からの要求に応じて、プレイ動画を配信する。
本ゲームシステムでは、プレイ動画に、対戦時のゲーム画像やゲーム音楽に加えて、音声が付加されている。具体的には、プレイ動画には、実況者、解説者および音声編集者などの音声提供者から提供された音声が付加されている。
例えば、本ゲームシステムでは、実況者は、対戦の進行状況の実況に関する音声を提供する。解説者は、対戦内容の解説に関する音声を提供する。音声編集者は、対戦を盛り上げるための効果音やBGMなどを提供する。
音声提供者を見つけるための方法が未だ確立されていないため、大会(イベント)の運営者または出資者は、音声提供者を見つけることが困難であった。
ゲームシステム1には、eスポーツ大会の運営者が、プレイ動画に音声を付加(提供)する音声提供者を見つけるための各種機能が備えられている。
なお、以下の説明において、「ゲーム」とは、所定のルールに従って、何らかの目的を達成する活動であって、コンピュータを利用して実施されるものをいう。前記ゲームには、複数の参加者が競い合うものも(勝敗を定めるもの)もあるし、参加者毎に、得点、時間などの、何らかの指標に基づく評価を受けるものもある。ここでの参加者は、個人またはチームの両方を含む。
また、以下の説明において、「ユーザ」とは、ゲームシステム1を利用する者をいう。具体的には、「ユーザ」には、「プレイヤ」、「補助者」、「審判」、「運営者」および「出資者」などが含まれる。
「プレイヤ」とは、大会においてゲームプレイを行う者である。
「補助者」とは、大会においてプレイヤを補助する者である。補助者として、例えば、コーチ、監督、フィジカルトレーナー、メンタルトレーナー、栄養士、ユーザの所属するチームメイトなどが挙げられる。
「審判」とは、競技のルールに従って、競技の進行および判定を行う者をいう。
「運営者」とは、大会の運営を行う者である。運営者は、例えば、大会の主催者、機材担当者、プロモータ、カメラマン、チームオーナーなどを含む。
「出資者」とは、大会や運営者に対して、資本を提供するスポンサーである。出資者が大会の運営者に提供する資本の一例としては、大会の運営費や運営設備、仮想通貨、大会のCM(コマーシャル)、大会参加者へ提供される飲食物、スタッフ用のユニフォーム、イベントコンパニオンの派遣、大会を配信するための配信設備などがある。
また、「ユーザ」には、ゲームシステム1に対して音声を提供する「音声提供者」が含まれる。本ゲームシステムでは、「音声提供者」に、「実況者」、「解説者」および「音声編集者」などが含まれる。
「実況者」とは、対戦の進行状況を実況する者である。「解説者」は、対戦内容(例えば、使用された技など)を解説する者である。「実況者」および「解説者」は、対戦の進行状況に合わせて、実況および解説を行う。ゲームシステム1では、実況者が行った実況に関する音声および解説者が行った解説に関する音声が、プレイ動画に付加される。
「音声編集者」は、対戦の進行状況に合わせて、効果音やBGM(back ground music)などの音声をプレイ動画に設定する者である。ゲームシステム1では、音声編集者が設定した音声が、プレイ動画に付加される。
また、「大会の参加者」とは、ゲームシステム1によって、大会への参加が認められた者をいい、大会におけるプレイヤおよびその補助者などを含む。
また、「ユーザ」には、「視聴者」が含まれる。「視聴者」は、対戦を視聴している者である。視聴者には、例えば、ゲームシステム1から配信されたプレイ動画を視聴しているユーザや、イベント会場において対戦を視聴しているユーザを含む。プレイ動画を視聴しているユーザには、リアルタイムで配信されるプレイ動画を視聴しているユーザも含まれる。
(実施形態1)
<ゲームシステムの概要>
ゲームシステム1は、サーバ装置2およびゲーム装置5を含む。サーバ装置2は、ゲーム装置5と、通信ネットワーク6を介して、通信可能に構成されている。
図1における実況者端末3、解説者端末4および運営者端末9は、実況者、解説者および運営者のそれぞれが使用している端末である。ゲームシステム1には、実況者端末3、解説者端末4および運営者端末9が、通信ネットワーク6を介して、接続される場合がある。
サーバ装置2は、ゲームプログラムおよびゲームデータを記憶しており、ゲーム装置5のゲームデータの管理を行う。また、サーバ装置2は、eスポーツ大会の管理を行うための各種プログラムおよびデータを記憶しており、eスポーツ大会の管理を行う。
ゲーム装置5は、プレイヤの操作に基づいてゲーム(ここでは、対戦型アクションゲーム)を実行する。ゲームシステム1では、一台のゲーム装置5によって、一組のプレイヤ(この例では2人)の操作を受け付けるようになっている。
ゲーム装置5は、通信ネットワーク6を介してサーバ装置2からゲームプログラムおよびゲームデータを受信(具体的にはダウンロードおよびインストール)する。
ゲーム装置5は、各プレイヤの操作に基づいて、対戦型アクションゲームによる対戦を開始する。ゲーム装置5は、各プレイヤの操作に基づいて、ゲーム画像や音声をディスプレイ61およびスピーカ62に出力しながら、ゲームを進行させる。
ゲーム装置5は、対戦が終了すると、対戦結果を示す結果情報をサーバ装置2に送信する。結果情報には、対戦における勝者または敗者などを特定するための情報など、対戦結果に関する情報が含まれる。
また、ゲーム装置5は、対戦が終了すると、ゲームの状況を再現したプレイ動画をサーバ装置2に送信する。
サーバ装置2は、ゲーム装置5からプレイ動画を受信すると、所定のデータベースにプレイ動画を格納する。このとき、プレイ動画には、実況者から提供された対戦の実況に関する音声、解説者から提供された対戦の解説に関する音声が付加される。実況者および解説者は、ゲームの進行状況に応じて、実況および解説をそれぞれ行う。このときの実況者および解説者の音声は、所定の装置(図示省略)により収録される。
サーバ装置2は、視聴者が操作する端末(図示省略)からの要求に応じて、プレイ動画を配信する。
<ハードウェア構成>
以下、サーバ装置2、実況者端末3、解説者端末4、ゲーム装置5および運営者端末9の各ハードウェア構成について説明する。
<サーバ装置2の構成>
図2は、サーバ装置2の構成を示すブロック図である。図2に示すように、サーバ装置2は、ネットワークインターフェース21、記憶部22および制御部23を有する。ネットワークインターフェース21および記憶部22は、バス29を介して制御部23と電気的に接続されている。
ネットワークインターフェース21は、インターネットおよびLANなどの通信ネットワーク6を介して、ゲーム装置5などと通信可能に接続される。
記憶部22は、HDD、SSD、RAMおよびROMなどで構成される。記憶部22には、ゲームデータ、本実施形態に係るゲームプログラムの一部を含む各種プログラムが記憶されている。
また、記憶部22には、ゲームシステム1の管理のために用いられるデータベースが記憶されている。このデータベースには、ゲームシステム1を利用するユーザごとに付与されたユーザの識別情報(ユーザID)と、大会ごとに付与された大会の識別情報(大会ID)とが格納されている。
サーバ装置2は、ユーザの参加登録に応じて、ユーザIDと、大会IDとを関連付けることにより、大会への参加者の管理を行う。なお、ユーザは、大会における自己の役割(例えば、プレイヤ、審判、運営者など)を指定して、大会への参加登録を行う。
また、記憶部22には、ゲームシステム1のユーザ(視聴者)に配信されるプレイ動画が格納されたデータベースが構成されている。このプレイ動画には、実況者および解説者が対戦の進行状況に応じて行った実況および解説(音声)がそれぞれ付加されている。
また、記憶部22には、イベント管理DB、運営者DBおよび音声提供者DBが格納されている。
<大会管理DBについて>
大会管理DBは、大会に関する各種情報を管理するために用いられるデータベースである(図3参照)。大会管理DBには、大会IDごとに、運営者ID、実況者ID、解説者ID、動画IDおよび大会概要が関連付けられている。
運営者ID、実況者ID、解説者IDは、当該大会において運営者、実況者および解説者としてそれぞれ登録されているユーザを示す。
動画IDは、当該大会において行われたプレイ動画の識別番号を示す。
大会概要は、当該大会のルールや規模、プレイヤの参加条件など、大会の運営に関する情報が含まれる。例えば、大会概要には、ゲームの種類(例えば、ゲームのジャンルや具体的なゲームのタイトルなど)や、ゲーム機の種類(例えば、パーソナルコンピュータ、プレイステーション、NINTENDO SWITCH(登録商標)など)、大会の会場名などが含まれることがある。
本ゲームシステムでは、後述するマッチングが行われた場合に、大会管理DBにおいて、大会ID(運営者ID)に、実況者IDおよび解説者IDが関連付けられる。すなわち、本ゲームシステムでは、大会管理DBを参照して、音声提供者(ここでは、実況者および解説者)の管理が行われる。なお、大会(運営者)と実況者および解説者とのマッチングが成立していない場合、図3では、実況者IDおよび解説者IDが「未定」となる。
<運営者DBについて>
運営者DBは、各ユーザの運営者としての各種情報を管理するために用いられるデータベースである(図4参照)。運営者DBは、運営者ID(ユーザID)ごとに、運営者実績、運営者ランク、大会ID、運営者条件が関連付けられている。
運営者実績は、ユーザの運営者としての実績を示すものである。運営者実績には、例えば、大会の開催回数、大会の規模(集客数など)、視聴者からの評価などの、大会の属性に関するデータが含まれる。視聴者からの評価は、運営者に対するアンケートの結果など、ユーザ(運営者)に対する視聴者の評価に応じて判定される。
運営者ランクは、ゲームシステム1における、ユーザの運営者としての評価を示す指標であり、運営者実績に応じて定められる。図4では、運営者実績が高評価であれば、ユーザ(運営者)に対して高い運営者ランクが関連付けられる。
運営者条件は、大会IDに対応する大会において、ユーザ(運営者)が音声提供者(ここでは、実況者および解説者)に対して求める条件を示す。運営者条件として、例えば、ユーザ(運営者)がマッチングを希望する実況者および解説者の実績やそのランク、ユーザ(運営者)が実況者や解説者への支払う対価の内容などが挙げられる。
<音声提供者DB>
音声提供者DBは、各ユーザの音声提供者(ここでは、実況者および解説者)としての各種情報を管理するために用いられるデータベースである(図5参照)。音声提供者DBは、ユーザIDごとに、実況者実績、実況者ランク、実況者条件、解説者実績、解説者ランク、解説者条件が関連付けられている。
実況者実績は、ユーザの実況者としての実績を示すものである。実況者実績には、例えば、実況回数、実況者としての視聴者からの評価などが含まれる。視聴者からの評価は、実況者に対するアンケートの結果など、ユーザ(実況者)に対する視聴者の評価に応じて判定される。
実況者ランクは、ゲームシステム1における、ユーザの実況者としての評価を示す指標であり、実況者実績に応じて定められる。図5では、実況者実績が高評価であれば、ユーザ(実況者)に対して高い実況者ランクが関連付けられる。
実況者条件は、ユーザが実況者を引き受けるための条件を示す。実況者条件として、例えば、ユーザ(実況者)がマッチングを希望する運営者実績(運営者ランク)や、ユーザ(実況者)が運営者に対して求める対価の内容などが挙げられる。
解説者実績は、ユーザの解説者としての実績を示すものである。解説者実績には、例えば、解説回数、解説者としての視聴者からの評価などが含まれる。視聴者からの評価は、解説者に対するアンケートの結果など、ユーザ(解説者)に対する視聴者の評価に応じて判定される。
解説者ランクは、ユーザの解説者としての評価を示す指標であり、解説者実績に応じて定められる。図5では、解説者実績が高評価であれば、ユーザ(解説者)に対して高い解説者ランクが関連付けられる。
解説者条件は、ユーザが解説者を引き受けるための条件を示す。解説者条件として、例えば、ユーザ(解説者)がマッチングを希望する運営者の実績(ランク)や、ユーザ(解説者)が運営者に対して求める対価の内容などが挙げられる。
制御部23は、CPUおよび半導体メモリを含むマイクロコンピュータで構成され、自装置2の動作を制御する。
<ゲーム装置5の構成>
図6は、ゲーム装置5の構成を示すブロック図である。図6に示すように、ゲーム装置5には、ディスプレイ61、スピーカ62およびコントローラ63が外部接続または内蔵される。このゲーム装置5には、ディスプレイ61が2台設けられている(ディスプレイ61a,61b)。また、ゲーム装置5には、コントローラ63も2台設けられている(コントローラ63a,63b)。
なお、ディスプレイ61aおよびコントローラ63aは、1のプレイヤに使用される。ディスプレイ61bおよびコントローラ63bは、他のプレイヤに使用される。
ゲーム装置5は、ネットワークインターフェース51、グラフィック処理部52、オーディオ処理部53、操作部54、記憶部55および制御部56を有する。ネットワークインターフェース51、グラフィック処理部52、オーディオ処理部53、操作部54および記憶部55は、バス59を介して制御部56と電気的に接続されている。
ネットワークインターフェース51は、ゲーム装置5とサーバ装置2との間で、各種データを送受信するために、通信ネットワーク6に通信可能に接続される。
グラフィック処理部52は、制御部56から出力されるゲーム画像情報に従って、仮想空間に関する各種オブジェクトを含むゲーム画像を、動画形式で描画する。グラフィック処理部52は、例えば液晶型であるディスプレイ61(61a,61b)と接続されており、動画形式に描画されたゲーム画像は、ゲーム画面としてディスプレイ61上に表示される。
オーディオ処理部53は、スピーカ62と接続されており、制御部56の指示に従ってゲーム音声を再生および合成すると、これをスピーカ62から出力させる。
操作部54は、コントローラ63(63a,63b)と接続され、操作入力に関するデータをコントローラ63との間で送受信する。プレイヤは、各コントローラ63の各種ボタンを押下することで、ゲーム装置5に操作信号を入力する。
記憶部55は、HDD、SSD、RAMおよびROMなどで構成される。記憶部55には、サーバ装置2からダウンロードしたゲームデータ、ゲームプログラムの一部を含む各種プログラムなどが格納されている。
制御部56は、CPUおよび半導体メモリを含むマイクロコンピュータで構成され、自装置5の動作を制御する。
<各種端末の構成>
ゲームシステム1には、前述したように、実況者端末3、解説者端末4および運営者端末9が接続される場合がある。
本実施形態では、説明の便宜のため、これらの端末3,4,9は、ハードウェア構成が同じものであるとする。例えば、各端末3,4,9は、スマートフォンに所定のソフトウェアをインストールすることによって構成できる。
図7に示すように、端末3,4,9は、ディスプレイ821、スピーカ831およびタッチパッド841を内蔵している。
また、端末3,4,9は、ネットワークインターフェース81、グラフィック処理部82、オーディオ処理部83、操作部84、記憶部85および制御部86を有する。ネットワークインターフェース81、グラフィック処理部82、オーディオ処理部83、操作部84および記憶部85は、バス89を介して制御部86と電気的に接続されている。
ネットワークインターフェース81は、各種データを送受信するために、通信ネットワーク6に通信可能に接続される。
グラフィック処理部82は、ディスプレイ821と接続されている。グラフィック処理部82は、制御部86から出力される画像情報に従って、ディスプレイ821に各種画像を表示する。
オーディオ処理部83は、スピーカ831と接続されている。オーディオ処理部83は、制御部86から出力される音声情報に従って、音声をスピーカ831から出力(再生)させる。
操作部84は、タッチパッド841と接続されている。操作部84には、タッチパッド841を介して、使用者(例えば、運営者、実況者、解説者など)からの操作信号が入力される。使用者は、タッチパッド841を操作することにより、記憶部85に記憶された各種プログラムを実行させることができる。
記憶部85は、HDD、SSD、RAMおよびROMなどで構成される。記憶部85には、各種プログラムなどが格納されている。
制御部86は、CPUおよび半導体メモリを含むマイクロコンピュータで構成され、自己の属する端末3,4,9の動作を制御する。
<サーバ装置2における制御部23の機能的構成>
制御部23は、各種プログラムを実行することにより、情報処理部231、マッチング部232、実績処理部233、対価処理部234、動画配信部235として機能する。
情報処理部231は、ゲームプログラムの配信に必要なデータを、ゲーム装置5との間で送受信する。情報処理部231が受信するデータとしては、ゲームプログラムのダウンロード要求情報などが挙げられる。情報処理部231が送信するデータとしては、ゲームプログラムをゲーム装置5が受信したかを確認するための情報が挙げられる。情報処理部231は、ゲーム装置5からのダウンロード要求情報に応じて、ゲームプログラムおよびゲームデータを配信する。
また、情報処理部231は、端末3,4,9から受信した要求に応じて、各種データを、端末3,4,9に送信する。
マッチング部232は、運営者DBおよび音声提供者DBを参照し、運営者(大会)と、実況者および解説者とをマッチングさせるマッチング処理を行う。具体的には、マッチング部232は、運営者DBに格納された運営者条件と、音声提供者DBに格納された実況者条件および解説者条件とを比較する。そして、マッチング部232は、運営者条件と実況者条件および解説者条件とが適合する、運営者(大会)と実況者および解説者とをマッチングさせる。
例えば、図4および図5では、マッチング部232は、以下の(1)、(2)の条件を満たす場合、運営者と実況者および解説者とをマッチングさせる。
(1)運営者がマッチングを希望する実況者および解説者のランクと、実況者および解説者がマッチングを希望する運営者のランクとが適合する。
(2)運営者が実況者および解説者への支払う対価と、実況者および解説者が運営者に対して求める対価の総計とが適合する。
図4および図5では、U001に関連付けられた運営者条件と、U004の実況者条件およびU005の解説者条件が適合するため、マッチング部232は、U001(運営者)とU004(実況者),U005(解説者)とをマッチングさせる。
マッチング部232は、マッチングを行った場合、大会管理DBにおいて、大会ID(運営者ID)に、実況者としてマッチングさせたユーザのユーザIDを実況者IDとして関連付ける。また、マッチング部232は、大会ID(運営者ID)に、解説者としてマッチングさせたユーザのユーザIDを解説者IDとして関連付ける。これにより、マッチング部232は、運営者(大会)と実況者および解説者とをマッチングさせる。
実績処理部233は、運営者DBの運営者実績および運営者ランク、ならびに、音声提供者DBの実況者実績、実況者ランク、解説者実績および解説者ランクを更新する。
例えば、ゲームシステム1に接続される図略の通信装置から、ユーザの運営者、実況者および解説者としての実績やランクに関する情報を受信した場合、実績処理部233は、受信した情報に応じて、運営者DBおよび音声提供者DBを更新する。
例えば、前記通信装置は、大会開催中(または対戦中)もしくは大会終了後(または対戦後)に、視聴者に対して、運営者、実況者および解説者に関するアンケートの入力を求める。前記通信装置は、入力されたアンケート結果を、サーバ装置2に送信する。
対価処理部234は、マッチング部232によりマッチングが成立した場合、対価の支払処理を行う。具体的には、対価処理部234は、実況者条件における対価と、解説者条件における対価と、所定の手数料とを合算した金額を、運営者の口座から出金する。そして、対価処理部234は、実況者の口座に実況者条件に応じた対価を入金し、解説者の口座に解説者条件に応じた対価を入金する。この所定の手数料は、ゲームシステム1の管理者の収入となる。
動画配信部235は、視聴者が操作する端末(図示省略)の要求に応じて、記憶部22の動画DBに格納されたプレイ動画を、当該端末に配信する。
<ゲーム装置5における制御部56の機能的構成>
制御部56は、各種プログラムを実行することにより、通信部561、ゲーム進行部562、結果情報生成部563および動画生成部564として機能する。
通信部561は、ネットワークインターフェース51を介して、サーバ装置2との通信を行う機能である。通信部561は、操作部54がコントローラ63から受信した各種操作信号などに応じて、ゲームプログラムや新たなゲームデータのダウンロード要求などを、サーバ装置2に送信する。また、通信部561は、ダウンロード要求に応じてサーバ装置2から送られてきたゲームデータを、サーバ装置2から受信する。
ゲーム進行部562は、プレイヤの操作に従って、ゲームデータに含まれるオブジェクト、およびテクスチャなどのデータを読み出し且つゲームプログラムを実行して、二次元または三次元のゲーム画像情報を生成する。ゲーム画像情報がグラフィック処理部52によって処理されることにより、ディスプレイ61には処理後のゲーム画像が表示される。例えば、ゲーム進行部562は、図7に示すようなゲーム画像Scをディスプレイ61に表示させる。
結果情報生成部563は、対戦が終了した場合に、対戦結果を示す結果情報を生成する。通信部561は、生成された結果情報をサーバ装置2に送信する。サーバ装置2は、受信した結果情報を記憶部22に格納する。これにより、サーバ装置2は、大会において行われた各対戦の結果を管理する。
動画生成部564は、対戦が終了した場合に、当該対戦を再現したプレイ動画を生成する。通信部561は、生成されたプレイ動画をサーバ装置2に送信する。サーバ装置2は、受信したプレイ動画を記憶部22のデータベースに格納する。
<実況者端末3における制御部86の機能的構成>
図9は、実況者端末3における制御部86の機能を示すブロック図である。実況者端末3は、各種プログラムを実行することにより、通信部31、UI表示処理部32および実況者条件設定部33として機能する。
通信部31は、実況者端末3のネットワークインターフェース81を介して、サーバ装置2との通信を行う機能である。
UI表示処理部32は、メニューなどのUI(ユーザインターフェース)をディスプレイ821に表示する。使用者(ここでは、実況者)は、タッチパッド841(ディスプレイ821)でUIを操作することによって、種々の指示を実況者端末3に与えることができる。この例では、UIとして、「実況者条件設定メニュー」がある。
実況者条件設定部33は、使用者(ここでは、実況者)による「実況者条件設定メニュー」の操作に応じて、実況者条件設定画面をディスプレイ821に表示し、実況者条件(実況者を引き受けるための条件)の入力を受け付ける。例えば、実況者条件設定部33は、実況者条件設定画面によって、マッチングを希望する運営者の実績(ランク)や運営者に対して求める対価などの入力を受け付ける。
実況者条件設定部33は、実況者条件設定画面に対して入力されたデータを生成し、サーバ装置2に送信する。サーバ装置2は、受信したデータを音声提供者DBの実況者条件に格納する。
<解説者端末4における制御部86の機能的構成>
図10は、解説者端末4における制御部86の機能を示すブロック図である。解説者端末4は、各種プログラムを実行することにより、通信部41、UI表示処理部42および解説者条件設定部43として機能する。
通信部41は、解説者端末4のネットワークインターフェース81を介して、サーバ装置2との通信を行う機能である。
UI表示処理部42は、メニューなどのUIをディスプレイ821に表示する。使用者(ここでは、解説者)は、タッチパッド841(ディスプレイ821)でUIを操作することによって、種々の指示を解説者端末4に与えることができる。この例では、UIとして、「解説者条件設定メニュー」がある。
解説者条件設定部43は、使用者(ここでは、解説者)による「解説者条件設定メニュー」の操作に応じて、解説者条件設定画面をディスプレイ821に表示し、解説者条件(解説者を引き受けるための条件)の入力を受け付ける。例えば、解説者条件設定部43は、解説者条件設定画面によって、マッチングを希望する運営者の実績(ランク)や運営者に対して求める対価などの入力を受け付ける。
解説者条件設定部43は、解説者条件設定画面に対して入力されたデータを生成し、サーバ装置2に送信する。サーバ装置2は、受信したデータを音声提供者DBの解説者条件に格納する。
<運営者端末9における制御部86の機能的構成>
図11は、運営者端末9における制御部86の機能を示すブロック図である。運営者端末9は、各種プログラムを実行することにより、通信部91、UI表示処理部92、大会登録部93および運営者条件設定部94として機能する。
通信部91は、運営者端末9のネットワークインターフェース81を介して、サーバ装置2との通信を行う機能である。
UI表示処理部92は、メニューなどのUIをディスプレイ821に表示する。使用者(ここでは、運営者)は、タッチパッド841(ディスプレイ821)でUIを操作することによって、種々の指示を運営者端末9に与えることができる。この例では、UIとして、「大会登録メニュー」、「運営者条件設定メニュー」などがある。
大会登録部93は、使用者(ここでは、運営者)による「大会登録メニュー」の操作に応じて、大会登録画面をディスプレイ821に表示し、大会概要の入力を受け付ける。例えば、大会登録部93は、大会登録画面によって、大会概要として、当該大会のルールや規模、プレイヤの参加条件などの大会の運営に関する情報の入力を受け付ける。
大会登録部93は、大会登録画面に対して入力されたデータを生成し、サーバ装置2に送信する。サーバ装置2は、新たな大会IDを発行し、運営者端末9の使用者のユーザIDを当該大会IDに関連付ける。また、サーバ装置2は、受信したデータを大会管理DBの大会概要に格納する。
運営者条件設定部94は、使用者(ここでは、運営者)による「運営者条件設定メニュー」の操作に応じて、運営者条件設定画面をディスプレイ821に表示し、運営者条件(運営者が音声提供者に対して求める条件)の入力を受け付ける。例えば、運営者条件設定部94は、運営者条件設定画面によって、マッチングを希望する実況者および解説者の実績やそのランク、実況者や解説者への支払う対価などの入力を受け付ける。
運営者条件設定部94は、運営者条件設定画面に対して入力されたデータを生成し、サーバ装置2に送信する。サーバ装置2は、受信したデータを運営者DBの運営者条件に格納する。
<ゲームシステム1の処理の流れ>
図12を参照しつつ、本実施形態に係るゲームシステム1における処理の流れを説明する。ゲームシステム1では、実況者端末3、解説者端末4および運営者端末9から受信したデータに基づいて、サーバ装置2のマッチング部232がマッチング処理を行う。
サーバ装置2は、実況者端末3から受信したデータに基づいて、実況者条件を設定する(ステップS1)。
具体的には、実況者端末3の実況者条件設定部33は、実況者条件設定画面によって受け付けた実況者条件(実況者を引き受けるための条件)を示すデータを生成し、サーバ装置2に送信する。この実況者条件には、実況者端末3の使用者(ここでは、実況者)がマッチングを希望する運営者の実績やランク、運営者に対して求める対価の内容などが含まれる。サーバ装置2は、受信した実況者条件を音声提供者DBに格納(設定)する。
サーバ装置2は、解説者端末4から受信したデータに基づいて、解説者条件を設定する(ステップS2)。
具体的には、解説者端末4の解説者条件設定部43は、解説者条件設定画面によって受け付けた解説者条件(解説者を引き受けるための条件)を示すデータを生成し、サーバ装置2に送信する。この解説者条件には、解説者端末4の使用者(ここでは、解説者)が、マッチングを希望する運営者の実績やランク、運営者に対して求める対価の内容などが含まれる。サーバ装置2は、受信した解説者条件を音声提供者DBに格納(設定)する。
サーバ装置2は、運営者端末9から受信したデータに基づいて、大会登録を行う(ステップS3)。
具体的には、運営者端末9の大会登録部93は、大会登録画面によって受け付けた大会概要(当該大会のルールや規模、プレイヤの参加条件などの大会の運営に関する情報)を示すデータを生成し、サーバ装置2に送信する。サーバ装置2は、新たな大会IDを発行し、運営者端末9の使用者のユーザIDに、当該大会IDと受信したデータ(大会概要)とを関連付けて、大会管理DBに格納する。
サーバ装置2は、運営者端末9から受信したデータに基づいて、運営者条件を設定する(ステップS4)。
具体的には、運営者端末9の運営者条件設定部94は、運営者条件設定画面によって受け付けた運営者条件(運営者が音声提供者に対して求める条件)を示すデータを生成し、サーバ装置2に送信する。この運営者条件には、運営者端末9の使用者(ここでは、運営者)が、マッチングを希望する実況者および解説者の実績やランク、実況者や解説者への支払う対価の内容などが含まれる。サーバ装置2は、受信した運営者条件を運営者DBに格納(設定)する。
サーバ装置2のマッチング部232は、運営者(大会)と実況者および解説者とをマッチングさせるマッチング処理を行う(ステップS5)。
具体的には、マッチング部232は、運営者DBに格納された運営者条件と、音声提供者DBに格納された実況者条件および解説者条件とを比較する。そして、マッチング部232は、運営者条件と実況者条件および解説者条件とが適合する、運営者と実況者および解説者とをマッチングさせる。
例えば、図4および図5では、U001に関連付けられた運営者条件と、U004の実況者条件およびU005の解説者条件が適合するため、マッチング部232は、U001(運営者)とU004(実況者),U005(解説者)とをマッチングさせる。
マッチング部232は、大会管理DBを更新する(ステップS6)。具体的には、マッチング部232は、大会管理DBの大会ID(運営者ID)に、実況者としてマッチングさせたユーザのユーザIDを実況者IDとして関連付ける。また、マッチング部232は、大会ID(運営者ID)に、解説者としてマッチングさせたユーザのユーザIDを解説者IDとして関連付ける。
サーバ装置2は、マッチングの成立を、マッチングさせた運営者、実況者および解説者の各ユーザに通知する(ステップS7)。
サーバ装置2の対価処理部234は、対価の支払処理を行う(ステップS8)。
以上をまとめると、ゲーム装置5の制御部56(コンピュータ)を介してゲームが行われる大会(イベント)において、大会を管理するゲームシステム1(コンピュータシステム)であって、大会を識別する大会ID(イベント識別情報)および大会に対して音声の提供を行う実況者および解説者(第1ユーザ)をそれぞれ識別する実況者IDおよび解説者ID(第1ユーザ識別情報)を記憶する記憶部22と、大会IDに対応する大会または大会IDに大会の運営者として関連付けられたユーザ(第2ユーザ)と、実況者IDおよび解説者IDに対応するユーザ(第1ユーザ)とをマッチングさせるマッチング部232とを備えることを特徴とするコンピュータシステムである。
<本実施形態の効果>
以上のように、記憶部22は、大会IDと、大会に対して音声の提供を行う実況者を示す実況者IDと、大会に対して音声の提供を行う解説者を示す解説者IDとを記憶する。マッチング部232は、大会(または運営者)と実況者および解説者とをマッチングさせる。これにより、運営者は、大会に対して音声の提供を行う音声提供者(実況者および解説者)を見つけることができる。
また、サーバ装置2(管理部)は、ユーザの音声提供に関する実況者実績および解説者実績(第1実績)をユーザID(第1ユーザ識別情報)に対応付けて管理する。実況者実績や解説者実績は、ユーザの実況者としての評価や、ユーザの解説者としての評価を判断するための1つの要素となる。実況者実績や解説者実績を管理することにより、運営者は、希望する音声提供者を見つけやすくなる。
また、マッチング部232は、実況者実績および解説者実績(第1実績)に基づいて、マッチングを行う。これにより、運営者は、希望する音声提供者を見つけやすくなる。
また、実況者実績および解説者実績(第1実績)は、実況者および解説者(第1ユーザ)がそれぞれ提供した音声に対する視聴者のアンケート結果(視聴者による入力)に基づいて判定される。サーバ装置2(管理部)は、運営者に関する運営者実績(イベントに関する第2実績)を、大会ID(イベント識別情報)および大会IDに関連付けられた運営者ID(第2ユーザ識別情報)に対応付けて管理する。マッチング部232は、実況者実績および解説者実績、ならびに、運営者実績の少なくともいずれか一方に基づいて、運営者(または大会)と、実況者および解説者とをマッチングさせる。
運営者実績は、大会(運営者)の評価を判断するための1つの要素となる。実況者や解説者は、評価の高い大会において実況や解説を行うことにより、自己の評価を上げたいと考える。すなわち、実況者実績を管理することにより、実況者および解説者は、希望する大会(運営者)にて実況や解説を行うことができる。
また、実況者実績および解説者実績は、視聴者という実況者および解説者以外の第三者によって判定されるため、より客観的な実績となる。これにより、客観的な実績である実況者実績および解説者実績に基づいて、運営者(または大会)と実況者および解説者とをマッチングすることができる。
また、運営者実績、実況者実績および解説者実績を考慮してマッチングを行うことにより、運営者、実況者および解説者に対して、不公平感を感じないようなマッチング相手を提供することができる。
また、運営者実績(第2実績)は、大会(イベント)の規模や視聴者からの評価などの、大会(イベント)の属性を含む。これにより、大会の評価を判断するための要素を大会の属性として設定することができるため、マッチングを行う際の条件を柔軟に設定することができる。
また、本ゲームシステムは、音声の提供に対する実況者および解説者(第1ユーザ)への対価を設定する実況者条件設定部33、解説者条件設定部43および運営者条件設定部94(第1対価設定部)を備える。マッチング部232は、実況者条件設定部33、解説者条件設定部43および運営者条件設定部94により設定された対価に応じてマッチングを行う。
これにより、実況者および解説者は、実況者条件設定部33および解説者条件設定部43によって、運営者に対して求める対価をそれぞれ提示することができる。また、運営者は、運営者条件設定部94によって、実況者および解説者に対して、支払う対価を提示することができる。すなわち、ゲームシステム1を介して、実況者および解説者と運営者との間で対価の交渉を行うことができる。
また、対価に応じてマッチングが行われた場合、実況者および解説者(第1ユーザ)へ対価が提供される。これにより、ゲームシステム1を介して、運営者は、実況者および解説者に対して、対価を支払うことができる。また、運営者と実況者および解説者とのマッチングを行う度に手数料を徴収することで、ゲームシステム1の管理者は、収入を得ることができる。
(実施形態2)
実施形態2では、サーバ装置2の制御部23におけるマッチング部232の他の機能を説明する。本実施形態では、マッチング部232は、運営者と、実況者および解説者の組み合わせとをマッチングさせる。
なお、本実施形態では、サーバ装置2の記憶部22に組み合わせDBが格納されている。また、マッチング部232および対価処理部234の機能と、運営者端末9の運営者条件設定部94の機能と、実況者端末3の制御部86の構成とが、実施形態1と異なる。
<組み合わせDBについて>
サーバ装置2の記憶部22に格納される組み合わせDBは、ユーザの組み合わせに関する各種情報を管理するために用いられるデータベースである(図13参照)。組み合わせDBでは、2以上のユーザのうち一部が実況者として設定され、残部が解説者として設定されている組み合わせに対して1つの識別情報(組み合わせID)が付与されている。以下、実況者および解説者としての2以上のユーザの組み合わせを、単に「組み合わせ」ということがある。
具体的に、組み合わせDBは、組み合わせIDごとに、実況者ID、解説者ID、組み合わせ実績、組み合わせランク、組み合わせ条件が関連付けられている。
実況者IDおよび解説者IDは、組み合わせにおいて、実況者および解説者としてそれぞれ設定されているユーザを示す。
組み合わせ実績は、組み合わせの音声提供(実況および解説)に関する実績を示すものである。例えば、組み合わせが実況および解説を行った回数、組み合わせに対する視聴者からの評価などが含まれる。視聴者からの評価は、組み合わせに対するアンケートの結果など、組み合わせに対する視聴者の評価に応じて判定される。
組み合わせランクは、組み合わせに対する評価を示す指標であり、組み合わせ実績に応じて定められる。図13では、組み合わせ実績が高評価であれば、組み合わせに対して高い組み合わせランクが関連付けられる。
組み合わせ条件は、組み合わせが音声提供者(ここでは実況者および解説者)を引き受けるための条件を示す。組み合わせ条件として、例えば、組み合わせがマッチングを希望する運営者実績(運営者ランク)や、組み合わせが運営者に対して求める対価の内容などが挙げられる。
一般的に、実況者と解説者とは、ゲーム中に掛け合いをしながら、実況および解説を行う。すなわち、実況者と解説者とが個別に高い評価を受けることもあれば、実況者と解説者との組み合わせが高い評価を受けることがある。このため、本実施形態では、組み合わせDBにおいて、実況者と解説者との組み合わせに対しての評価を判断する1つの要素としての組み合わせ実績を管理している。
なお、組み合わせに対して組み合わせIDが付与されるタイミングは任意に設定することができる。例えば、初めて組み合わせによって実況および解説が行われたときや、任意のユーザからの申請されたときに、組み合わせIDを付与してもよい。
組み合わせに対して組み合わせIDが付与された場合、実況者として設定されたユーザの実況者実績と、解説者として設定されたユーザの解説者実績とに基づいて、組み合わせ実績が設定される。
例えば、図5および図13では、U006(実況者)とU004(解説者)との組み合わせに組み合わせIDとしてC003が付与されたとする。この場合、組み合わせ実績における「視聴者の評価」は、U006の実況者としての「視聴者の評価」とU004の解説者としての「視聴者の評価」との平均値となる。
<端末3,9における制御部86の機能的構成について>
図14に示すように、本実施形態では、実況者端末3の制御部86は、実況者条件設定部33に代えて、組み合わせ条件設定部34の機能を有する。
組み合わせ条件設定部34は、使用者(ここでは、実況者)による「組み合わせ条件設定メニュー」の操作に応じて、組み合わせ条件設定画面をディスプレイ821に表示し、組み合わせ条件の入力を受け付ける。例えば、組み合わせ条件設定部34は、組み合わせ条件設定画面によって、マッチングを希望する運営者の実績(ランク)や、組み合わせが運営者に対して求める対価などの入力を受け付ける。
また、本実施形態では、運営者端末9の運営者条件設定部94は、使用者(ここでは、運営者)による「運営者条件設定メニュー」の操作に応じて、運営者条件設定画面をディスプレイ821に表示し、運営者条件(組み合わせに対して求める条件)の入力を受け付ける。例えば、運営者条件設定部94は、運営者条件設定画面によって、マッチングを希望する組み合わせの実績やランク、組み合わせへの支払う対価などの入力を受け付ける。
<サーバ装置2の制御部23の機能的構成について>
本実施形態では、サーバ装置2における制御部23のマッチング部232および対価処理部234の機能が実施形態1と異なる。
具体的には、マッチング部232は、運営者DBおよび組み合わせDBを参照し、運営者(大会)と、実況者および解説者の組み合わせとをマッチングさせる。具体的には、マッチング部232は、運営者DBに格納された運営者条件と、組み合わせDBに格納された組み合わせ条件とを比較する。そして、マッチング部232は、運営者条件と組み合わせ条件とが適合する、運営者と組み合わせとをマッチングさせる。
例えば、マッチング部232は、以下の(1)、(2)の条件を満たす場合、運営者と組み合わせとをマッチングさせる。
(1)運営者がマッチングを希望する組み合わせのランクと、実況者(組み合わせ)がマッチングを希望する運営者のランクとが適合する。
(2)運営者が組み合わせへの支払う対価と、組み合わせが運営者に対して求める対価とが適合する。
マッチング部232は、マッチングを行った場合、大会管理DBの大会ID(運営者ID)に、組み合わせにおいて実況者として設定されているユーザのユーザIDを実況者IDとして関連付ける。また、マッチング部232は、大会ID(運営者ID)に、組み合わせにおいて解説者として設定されているユーザのユーザIDを解説者IDとして関連付ける。
対価処理部234は、マッチング部232によりマッチングが成立した場合、対価の支払処理を行う。具体的には、対価処理部234は、組み合わせ条件における対価と、所定の手数料とを合算した金額を、運営者の口座から出金する。そして、対価処理部234は、組み合わせにおける実況者および解説者のそれぞれの口座に組み合わせ条件に応じた対価を入金する。この所定の手数料は、ゲームシステム1の管理者の収入となる。
<ゲームシステム1の処理の流れ>
図15を参照しつつ、実施形態2に係るゲームシステム1における処理の流れを説明する。実施形態2では、ステップS1,S2に代えてステップS11が行われ、ステップS4,S5に代えてステップS12,S13が行われる。
サーバ装置2は、実況者端末3から受信したデータに基づいて、組み合わせ条件を設定する(ステップS11)。
具体的には、実況者端末3の組み合わせ条件設定部34は、組み合わせ条件設定画面によって受け付けた組み合わせ条件(組み合わせが実況者および解説者を引き受けるための条件)を示すデータを生成し、サーバ装置2に送信する。この組み合わせ条件には、実況者端末3の使用者(ここでは、実況者)が、組み合わせとしてマッチングを希望する運営者の実績やランク、運営者に対して求める対価が含まれる。サーバ装置2は、受信した実況者条件を音声提供者DBに格納(設定)する。
ステップS11,S3の後、サーバ装置2は、運営者端末9から受信したデータに基づいて、運営者条件を設定する(ステップS12)。
具体的には、運営者端末9の運営者条件設定部94は、運営者条件設定画面によって受け付けた運営者条件(運営者が組み合わせに対して求める条件)を示すデータを生成し、サーバ装置2に送信する。この運営者条件には、運営者端末9の使用者(ここでは、運営者)が、マッチングを希望する組み合わせの実績やランク、組み合わせへの支払う対価などが含まれる。サーバ装置2は、受信した運営者条件を運営者DBに格納(設定)する。
サーバ装置2のマッチング部232は、運営者(大会)と組み合わせとをマッチングさせる(ステップS13)。
具体的には、マッチング部232は、運営者DBに格納された運営者条件と、組み合わせDBに格納された組み合わせ条件とを比較する。そして、マッチング部232は、運営者条件と組み合わせ条件とが適合する、運営者と組み合わせとをマッチングさせる。
ステップS13の後、ステップS6~S8が行われる。なお、ステップS8では、対価処理部234は、上述した対価の支払処理を行う。
以上をまとめると、実施形態2では、サーバ装置2の記憶部22は、実況者(第1ユーザ)と、大会(イベント)に対してと実況者と異なる音声を提供する解説者(第3ユーザ)との組み合わせを識別する組み合わせID(組み合わせ識別情報)を記憶し、マッチング部232は、大会ID(イベント識別情報)に対応する大会または大会IDと関連付けられた運営者(第2ユーザ)と、組み合わせIDに対応する実況者および解説者の組み合わせとをマッチングさせるものである。
<本実施形態の効果>
以上のように、記憶部22は、大会IDと、大会に対して音声の提供を行う実況者および解説者の組み合わせを示す組み合わせIDを記憶する。マッチング部232は、大会(または運営者)と組み合わせとをマッチングさせる。これにより、運営者は、大会に対して音声の提供を行う音声提供者(例えば、実況者および解説者)の組み合わせを見つけることができる。
また、サーバ装置2は、組み合わせの音声提供に関する組み合わせ実績(第3実績)を組み合わせID(組み合わせ識別情報)に対応付けて管理する。一般的に、実況者と解説者とは、ゲーム中に掛け合いをしながら、実況および解説を行う。すなわち、実況者と解説者との組み合わせが高い評価を受けることがある。この組み合わせの評価を判断する1つの要素となる組み合わせ実績を管理することにより、運営者は、希望する音声提供者の組み合わせを見つけることができる。
また、実況者(第1ユーザ)の音声提供に関する実況者実績(第1実績)および解説者(第3ユーザ)の音声提供に関する解説者実績(第4実績)の少なくともいずれかの一方に基づいて、組み合わせ実績(第3実績)が設定される。これにより、組み合わせとして実況者および解説の実績がない場合であっても、組み合わせをマッチングさせることができる。
また、マッチング部232は、組み合わせ実績(第3実績)に基づいて、マッチングを行う。これにより、運営者は、希望する音声提供者の組み合わせを見つけることができる。
また、組み合わせ実績(第3実績)は、組み合わせが提供した音声に対する視聴者のアンケート結果(視聴者による入力)に基づいて判定される。サーバ装置2(管理部)は、運営者に関する運営者実績(イベントに関する第2実績)を、大会ID(イベント識別情報)および大会IDに関連付けられた運営者ID(第2ユーザ識別情報)に対応付けて管理する。マッチング部232は、組み合わせ実績および運営者実績の少なくともいずれか一方に基づいて、運営者(または大会)と、組み合わせとをマッチングさせる。
運営者実績は、大会の評価を判断するための1つの要素となる。組み合わせは、評価の高い大会において、実況および解説を行うことにより、自己(組み合わせ)の評価を上げたいと考える。すなわち、運営者実績を管理することにより、組み合わせは、希望する大会(運営者)にて実況および解説を行うことができる。
また、組み合わせ実績は、視聴者という実況者および解説者以外の第三者によって判定されるため、より客観的な実績となる。これにより、客観的な実績である組み合わせ実績に基づいて、運営者(または大会)と組み合わせとをマッチングすることができる。
また、運営者実績(第2実績)は、大会(イベント)の規模や視聴者からの評価などの、大会(イベント)の属性を含む。これにより、大会の評価を判断するための要素を大会の属性として設定することができるため、マッチングを行う際の条件を柔軟に設定することができる。
また、本ゲームシステムは、音声の提供に対する組み合わせへの対価を設定する組み合わせ条件設定部34および運営者条件設定部94(第2対価設定部)を備える。マッチング部232は、組み合わせ条件設定部34および運営者条件設定部94により設定された対価に応じて、マッチングを行う。
これにより、組み合わせは、組み合わせ条件設定部34によって、運営者に対して、希望する対価を提示することができる。また、運営者は、運営者条件設定部94によって、組み合わせに対して、支払う対価を提示することができる。すなわち、ゲームシステム1を介して、組み合わせと運営者との間で対価の交渉を行うことができる。
また、対価に応じてマッチングが行われた場合、組み合わせへ対価が提供される。これにより、ゲームシステム1を介して、運営者は、組み合わせに対して、対価を支払うことができる。また、運営者と組み合わせとのマッチングを行う度に手数料を徴収することで、ゲームシステム1の管理者は、収入を得ることができる。
(実施形態3)
実施形態3では、サーバ装置2の制御部23におけるマッチング部232の他の機能を説明する。本実施形態では、マッチング部232は、運営者からの操作に応じて、運営者と実況者および解説者とをマッチングさせる。
なお、本実施形態では、サーバ装置2の制御部86の構成と、マッチング部232の機能とが、実施形態1と異なる。
<運営者端末9における制御部86の機能的構成について>
図16に示すように、本実施形態では、運営者端末9の制御部86は、運営者条件設定部94に代えて、検索部95および選択部96を有する。
検索部95は、使用者(ここでは、運営者)による「音声提供者検索メニュー」の操作に応じて、音声提供者検索画面をディスプレイ821に表示し、検索条件の入力を受け付ける。例えば、検索部95は、音声提供者検索画面によって、マッチングを希望する実況者および解説者の実績やランク、実況者や解説者への支払う対価などの検索条件の入力を受け付ける。
検索部95は、入力された検索条件を示すデータをサーバ装置2に送信する。サーバ装置2は、音声提供者DBを参照して、検索条件に適合するユーザを検索し、検索結果を示すデータを運営者端末9に送信する。
選択部96は、受信したデータに基づいて、音声提供者選択画面をディスプレイ821に表示する。この音声提供者選択画面には、検索結果に含まれるユーザの一覧が、ユーザの実況者実績および解説者実績とともに表示される。
選択部96は、使用者(ここでは、運営者)から、実況者および解説者の選択を受け付ける。例えば、タッチパッド841に対するタップなどの操作に応じて、実況者および解説者が選択される。選択部96は、選択結果を示すデータをサーバ装置2に送信する。
<サーバ装置2の制御部23の機能的構成について>
本実施形態では、サーバ装置2における制御部23のマッチング部232の機能が実施形態1と異なる。
マッチング部232は、受信した選択結果を示すデータに応じて、運営者と実況者および解説者とをマッチングさせる。マッチング部232は、マッチングを行った結果を、大会管理DBの大会ID(運営者ID)に格納する。
<ゲームシステム1の処理の流れ>
図17を参照しつつ、実施形態3に係るゲームシステム1における処理の流れを説明する。実施形態3では、ステップS4,S5に代えてステップS21~S24が行われる。
ステップS1~S3の後、運営者端末9は、検索条件の入力を受け付ける(ステップS21)。
具体的には、運営者端末9の検索部95は、音声提供者検索画面によって検索条件を受け付ける。この検索条件には、実況者端末3の使用者(ここでは、実況者)が、マッチングを希望する実況者および解説者の実績やランク、実況者や解説者への支払う対価などが含まれる。
検索部95は、入力された検索条件を示すデータをサーバ装置2に送信する。サーバ装置2は、音声提供者DBを参照して、検索条件に適合するユーザを検索し、検索結果を示すデータを運営者端末9に送信する。
選択部96は、受信したデータに基づいて、音声提供者選択画面をディスプレイ821に表示する(ステップS22)。この音声提供者選択画面には、検索結果に含まれるユーザの一覧が、ユーザの実況者実績および解説者実績とともに表示される。
選択部96は、使用者(ここでは、運営者)から、実況者および解説者の選択を受け付ける。選択部96は、選択結果を示すデータをサーバ装置2に送信する(ステップS23)。
サーバ装置2のマッチング部232は、受信した選択結果を示すデータに応じて、実況者および解説者と運営者とをマッチングさせる(ステップS24)。
ステップS24の後、ステップS6~S8が行われる。
以上をまとめると、実施形態3では、運営者(第1ユーザおよび第2ユーザの少なくとも一方)からの入力を受け付ける運営者端末9(受付部)を備え、マッチング部232は、運営者端末9に対する入力に応じて、マッチングを行うものである。
<本実施形態の効果>
以上のように、運営者は、運営者端末9を操作することにより、自己の希望する音声提供者(実況者および解説者)を見つけることができる。
また、運営者端末9(受付部)は、検索条件の入力を受け付ける。運営者端末9は、検索条件に適合する実況者および解説者(第1ユーザおよび第2ユーザの少なくとも一方)をディスプレイ821(表示部)に表示させる。運営者端末9に対して検索条件を入力することによって、運営者は、自己の希望する音声提供者(実況者および解説者)を見つけることができる。
(その他の実施形態)
ゲームシステム1では、以下のような運用を行ってもよい。
実施形態2では、実況者端末3が組み合わせ条件設定部34を備えるが、解説者端末4が組み合わせ条件設定部34を備えてもよい。この場合、組み合わせ条件を解説者が設定することとなる。また、実況者端末3および解説者端末4の双方に組み合わせ条件設定部34を備えて、実況者および解説者の双方が組み合わせ条件を設定できるようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、マッチング部232は、運営者(大会)と実況者および解説者(またはその組み合わせ)とをマッチングするが、これに限られない。マッチング部232は運営者(大会)および出資者と、実況者、解説者および音声編集者とをマッチングしてもよい。
出資者は、大会や運営者に資本を出資するスポンサーなどであり、音声提供者を大会(イベント)に招待できる権限を有する者である。音声編集者は、プレイ動画に効果音やBGMなどの音声を付加(提供)する者であり、音声提供者に含まれる。
マッチング部232が、運営者(大会)および出資者と、実況者、解説者および音声編集者とをマッチングさせる場合、実況者端末3、解説者端末4および運営者端末9に加えて、ゲームシステム1に出資者端末および音声編集者端末が接続される。出資者端末および音声編集者端末は、出資者および音声編集者のそれぞれが使用している端末である。
この場合、運営者DBに、ユーザの出資者としての実績を示す出資者実績(第2実績)が格納される。音声提供者DBに、ユーザの音声編集者としての実績を示す音声編集者実績(第1実績および第4実績)が格納される。
また、出資者は、出資者端末を操作することにより、音声提供者に対して求める条件である出資者条件を設定する。音声編集者は、音声編集者端末を操作することにより、運営者または出資者に対して求める条件である音声編集者条件を設定する。
出資者実績および出資者条件は、運営者DBにおいて、対応するユーザIDに関連付けられる。音声編集者実績および音声編集者条件は、音声提供者DBにおいて、対応するユーザIDに関連付けられる。
この場合、実況者条件および解説者条件に出資者に対して求める条件を含めてもよいし、運営者条件に音声編集者に対して求める条件を含めてもよい。
マッチング部232は、上記の出資者および音声提供者に関するデータがそれぞれ格納された運営者DBおよび音声提供者DBを参照して、運営者(大会)および出資者と、実況者、解説者および音声編集者とをマッチングさせる。
具体的には、マッチング部232は、運営者条件および出資者条件と、実況者条件、解説者条件および音声編集者条件とが適合する、運営者(大会)および出資者と、実況者、解説者および音声編集者とをマッチングさせる。
また、マッチング部232は、運営者および出資者のいずれか一方のみと、実況者、解説者および音声編集者のいずれか一つのみとをマッチングさせてもよい。すなわち、マッチング部232は、運営者および出資者の少なくとも一方と、実況者、解説者および音声編集者の少なくとも1つとをマッチングさせる。
また、実施形態2では、実況者および解説者の組み合わせに対して組み合わせIDが付与されるが、これに限られない。例えば、実況者、解説者および音声編集者のうちの2つからなる組み合わせに対して組み合わせIDを付与してもよいし、2人以上の実況者、解説者または音声編集者の組み合わせに対して組み合わせIDを付与してもよい。この場合、マッチング部232は、運営者(大会)または出資者と2以上の音声提供者の組み合わせとをマッチングさせる。
また、マッチング部232は、運営者(または出資者)と、実況者、解説者および音声提供者(またはその組み合わせ)とを大会ごとにマッチングさせているが、対戦ごとにマッチングさせてもよい。
また、運営者DBおよび音声提供者DBに格納される運営者実績、出資者実績、実況者実績、解説者実績および音声編集者実績には、以下のような内容が含まれてもよい。
運営者実績には、大会の開催実績(開催回数など)、大会に対する評価、大会の規模(大会の集客数)、音声提供者に支払った対価の額、運営者に対する評価(SNSのいいねの数やコメント数、運営者に対するイメージ調査の結果、CMに対する評価など)などが含まれてもよい。
出資者実績には、資本金、提供した資本(資金や会場設備)、提供した資本の累積、提供した物品、出資者に対する評価(SNSのいいねの数やコメント数、出資者に対するイメージ調査の結果、CMに対する評価など)などが含まれてもよい。
実況者実績には、実況した回数、実況者に対する視聴者からの評価(SNSのいいねの数やコメント数、実況者に対するイメージ調査の結果など)、実況者に対するコメントの内容、視聴者から提供された金銭(投げ銭やスーパーチャット)の総額、動画再生回数、チャンネル登録数、実況の傾向(大声を出す、静かに淡々と話すなど)などが含まれてもよい。他にも、実況者実績には、実況した対戦(○○大会決勝戦など)、ゲームの種類ごとの実績、プレイヤとしての実績が含まれてもよい。
解説者実績には、解説した回数、解説者に対する視聴者からの評価(SNSのいいねの数やコメント数、実況者に対するイメージ調査の結果など)、解説者に対するコメントの内容、視聴者から提供された金銭(投げ銭やスーパーチャット)の総額、チャンネル登録数、解説の傾向(大声を出す、静かに淡々と話すなど)などが含まれてもよい。他にも、解説者実績には、解説した対戦(○○大会決勝戦など)、ゲームの種類ごとの実績、プレイヤとしての実績が含まれてもよい。
音声編集者実績には、音声を編集(付加)した回数、音声編集者に対する視聴者からの評価(SNSのいいねの数やコメント数、音声編集者に対するイメージ調査の結果など)、音声編集者に対するコメントの内容、視聴者から提供された金銭(投げ銭やスーパーチャット)の総額、動画再生回数、チャンネル登録数、音声付加の傾向(激しいBGMを多用する、しっとりとしたBGMを多用するなど)などが含まれてもよい。他にも、音声編集者実績には、音声を編集した対戦(○○大会決勝戦など)、ゲームの種類ごとの実績、プレイヤとしての実績、著作権を所有している音声の総数や、所有する音声のダウンロード数(および総ダウンロード数)などが含まれてもよい。
また、運営者DBおよび音声提供者DBに格納される運営者条件、出資者条件、実況者条件、解説者条件および音声編集者条件には、以下のようなデータが含まれてもよい。
運営者条件および出資者条件には、マッチングを希望する音声提供者の実績に基づいて定められているランク(実況者ランクや解説者ランクなど)、音声提供者に支払う対価、提供する設備や物品などが含まれてもよい。また、運営者条件および出資者条件には、音声提供者が所有する権利(例えば、所定団体から当該団体の所属を名乗ることが許可されている権利など)、提供する飲食物(例えば、エナジードリンクなど)、音声提供者が使用する通信回線などが含まれていてもよい。
実況者条件、解説者条件および音声編集者条件には、マッチングを希望する運営者(または出資者)の実績に基づいて定められているランク(運営者ランクなど)、運営者(または出資者)に対して求める対価、提供を希望する設備や物品、提供される飲食物、提供される通信回線などが含まれてもよい。他にも、実況者条件、解説者条件および音声編集者条件には、無料で音声提供を引き受ける旨や所定のユーザ(フレンド登録しているユーザなど)のみ音声提供を引き受ける旨などが設定できてもよい。
また、サーバ装置2は、運営者および出資者の過去のマッチングの履歴をAI(Artificial Intelligence)などの人工知能を用いて、運営者および出資者の好みの音声提供者の傾向を分析してもよい。同様に、サーバ装置2は、音声提供者(実況者、解説者および音声編集者)の過去のマッチングの履歴をAIなどの人工知能を用いて、運営者および出資者の好みの音声提供者の傾向を分析してもよい。
また、マッチング部232は、サーバ装置2の上記分析結果と、運営者条件、出資者条件、実況者条件、解説者条件および音声編集者条件とに基づいて、マッチングを行ってもよい。
また、マッチング部232は、サーバ装置2の上記分析結果と、運営者条件、出資者条件、実況者条件、解説者条件および音声編集者条件とに基づいて、運営者端末9(または出資者端末)のディスプレイ821に、前記各条件に適合する音声提供者の一覧を選択可能に表示させてもよい。この場合、マッチング部232は、運営者(または出資者)と、運営者(または出資者)が選択した音声提供者とをマッチングさせる。
また、運営者端末9(または出資者端末)のディスプレイ821に、音声提供者の一覧を選択可能に表示させた場合、タッチパッド841に対するスワイプ操作に応じて、スワイプ操作を受けた音声提供者をお気に入りやブックマークに登録できてもよい。
また、運営者端末9(または出資者端末)のディスプレイ821に表示される音声提供者の一覧を、実況者条件、解説者条件および音声編集者条件に含まれるいずれかの条件に基づいてソートできてもよい。この一覧のソート条件はどのようなものであってもよいし、この一覧を複数の条件によってソートできてもよい。
同様に、マッチング部232は、実況者端末3(解説者端末4または音声提供者端末)のディスプレイ821に、前記各条件に適合する運営者(または出資者)の一覧を選択可能に表示させてもよい。この場合、マッチング部232は、実況者(解説者または音声提供者)と、実況者(解説者または音声提供者)が選択した運営者(または出資者)とをマッチングさせる。
また、実況者端末3(解説者端末4または音声提供者端末)のディスプレイ821に、運営者(または出資者)の一覧を選択可能に表示させた場合、タッチパッド841に対するスワイプ操作に応じて、スワイプ操作を受けた運営者(または出資者)をお気に入りやブックマークに登録できてもよい。
また、実況者端末3(解説者端末4または音声提供者端末)のディスプレイ821に表示される運営者(または出資者)の一覧を、運営者条件および出資者条件に含まれるいずれかの条件に基づいてソートできてもよい。この一覧のソート条件はどのようなものであってもよいし、この一覧を複数のソート条件によってソートできてもよい。
また、マッチング部232は、運営者条件、出資者条件、実況者条件、解説者条件および音声編集者条件を考慮せずに、運営者実績、出資者実績、実況者実績、解説者実績、音声編集者実績に基づいて、マッチングを行ってもよい。この場合、マッチング部232は、例えば、実績が高い順に、マッチングを行ってもよい。
また、運営者ランクは、音声提供者(実況者、解説者または音声編集者)に対して提供する対価や大会の規模に応じて定めてもよい。また、実況者ランクおよび解説者ランクは、運営者(または出資者)から提供された対価に応じて定められてもよい。
また、上記各実施形態では、実況者条件、解説者条件および運営者条件の順で、マッチングを行う際の条件が設定されるが、実況者条件、解説者条件および運営者条件が設定される順番は、任意に定めることができる。同様に、運営者条件、出資者条件、実況者条件、解説者条件および音声編集者条件を、どのような順番で設定してもよい。
また、検索部95が入力を受け付ける検索条件は、ユーザIDに関連付けられているデータを検索するものであればどのような条件であってもよい。
なお、音声提供者が運営者(または出資者)を選択する場合、音声提供者が操作する端末(実況者端末3、解説者端末4および音声編集者端末など)に検索部95および選択部96が備えられる。この場合、当該端末は、使用者(音声提供者)からの検索条件の入力に応じて、検索条件に適合するユーザ(運営者または出資者)の一覧を選択可能にディスプレイに表示する。この場合も、検索部95が入力を受け付ける検索条件は、ユーザIDに関連付けられているデータを検索するものであればどのような条件であってもよい。マッチング部232は、当該端末の使用者(音声提供者)の選択に応じて、運営者(または出資者)と音声提供者とをマッチングさせる。
また、上述したように、本ゲームシステムでは、運営者条件、出資者条件、実況者条件、解説者条件および音声編集者条件が設定可能であるが、運営者条件、出資者条件、実況者条件、解説者条件および音声編集者条件の一部のみが設定可能であってもよい。
また、マッチング部232は、実況者と解説者とをマッチングさせてもよい。この場合、実況者は解説者に対して求める条件を設定し、解説者は実況者に対して求める条件を設定する。実況者および解説者が設定可能な条件として、相手方の実績、得意なゲーム、チャンネル登録者数、フレンド登録数などが挙げられる。マッチング部232は、互いに設定した条件が適合する実況者と解説者とをマッチングさせる。この場合、マッチング部232がマッチングした実況者と解説者とを組み合わせとして登録してもよい。なお、実況者(解説者)が解説者(実況者)を検索できるように構成してもよいし、実況者(解説者)が解説者(実況者)に対して組み合わせを構成するように申請できてもよい。
また、対価処理部234は、対価の支払処理を任意のタイミングで行ってもよい。例えば、対価処理部234は、マッチングが行われた直後に、対価の支払処理を行ってもよいし、実況を行った後や大会(イベント)終了後に、対価の支払処理を行ってもよい。
また、上記実施形態では、サーバ装置2の記憶部22に格納されたプレイ動画に実況者や解説者の音声が付加(提供)されるが、これに限られない。例えば、ゲーム装置5にて実行されているプレイ動画をリアルタイムで視聴者に配信する場合、ゲームシステム1は、配信するプレイ動画に、実況者や解説者の音声を付加させてもよい。
また、上記実施形態では、音声提供者(実況者、解説者および音声編集者)は、プレイ動画に対して音声を付加するが、例えば、大会会場において、実況や解説、効果音やBGMの再生などを行ってもよい。
また、運営者には、大会の主催者の他にも、例えば、機材担当者、プロモータ、カメラマン、チームオーナーなどが含まれる。すなわち、マッチング部232は、機材担当者、プロモータ、カメラマンまたはチームオーナーと音声提供者とをマッチングさせてもよい。また、マッチング部232は、大会主催者と、機材担当者、プロモータ、カメラマンまたはチームオーナーとをマッチングさせてもよい。
また、上記実施形態では、本ゲームシステムにおいて管理されるイベントとして、eスポーツ大会を例にして説明したが、これに限られない。例えば、前記イベントは、複数のユーザが参加するオンラインゲームであってもよい。前記イベントは、ゲームを介して行われるイベントであれば、どのようなものであってもよい。
また、サーバ装置2、実況者端末3、解説者端末4、ゲーム装置5および運営者端末9は、それぞれが複数の装置であってもよいし、1台であってもよい。また、サーバ装置2、実況者端末3、解説者端末4、ゲーム装置5および運営者端末が協働して同様の処理を行うようにしてもよい。
2 サーバ装置
22 記憶部
23 制御部
231 情報処理部
232 マッチング部
234 対価処理部
3 実況者端末
33 実況者条件設定部
34 組み合わせ条件設定部
4 解説者端末
43 解説者条件設定部
5 ゲーム装置
55 記憶部
56 制御部
564 動画生成部
9 運営者端末
94 運営者条件設定部
95 検索部
96 選択部

Claims (18)

  1. コンピュータを介してゲームが行われるイベントにおいて、前記イベントを管理するコンピュータシステムであって、
    前記イベントを識別するイベント識別情報および、前記イベントに対して音声の提供を行う第1ユーザを識別する第1ユーザ識別情報を記憶する記憶部と、
    前記イベント識別情報に対応する前記イベントまたは前記イベント識別情報に前記イベントの運営者または出資者として関連付けられた第2ユーザと、前記第1ユーザ識別情報に対応する前記第1ユーザとをマッチングさせるマッチング部と
    を備えることを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 請求項1において、
    前記第1ユーザの音声提供に関する第1実績を前記第1ユーザ識別情報に対応付けて管理する管理部をさらに備えることを特徴とするコンピュータシステム。
  3. 請求項2において、
    前記マッチング部は、前記第1実績に基づいて、前記マッチングを行うことを特徴とするコンピュータシステム。
  4. 請求項3において、
    前記第1実績は、前記第1ユーザが提供した前記音声に対する視聴者による入力に基づいて判定され、
    前記管理部は、前記イベントに関する第2実績を、前記イベント識別情報、または前記イベント識別情報に関連付けられた第2ユーザ識別情報に対応付けて管理し、
    前記マッチング部は、前記第1実績および前記第2実績の少なくともいずれか一方に基づいて、前記第1ユーザと、前記イベントまたは前記第2ユーザとをマッチングさせることを特徴とするコンピュータシステム。
  5. 請求項4において、
    前記第2実績は、前記イベントの属性を含むことを特徴とするコンピュータシステム。
  6. 請求項1~5のいずれか1つにおいて、
    前記音声の提供に対する前記第1ユーザへの対価を設定する第1対価設定部をさらに備え、
    前記マッチング部は、前記第1対価設定部により設定された前記対価に応じて、前記マッチングを行うことを特徴とするコンピュータシステム。
  7. 請求項6において、
    前記対価に応じて前記マッチングが行われた場合、前記第1ユーザへ前記対価が提供されることを特徴とするコンピュータシステム。
  8. 請求項1~7のいずれか1つにおいて、
    前記記憶部は、前記第1ユーザと、前記イベントに対して前記第1ユーザと異なる音声を提供する第3ユーザとの組み合わせを識別する組み合わせ識別情報を記憶し、
    前記マッチング部は、前記イベント識別情報に対応する前記イベントまたは前記イベント識別情報と関連付けられた前記第2ユーザと、前記組み合わせ識別情報に対応する前記第1ユーザおよび前記第3ユーザの組み合わせとをマッチングさせるコンピュータシステム。
  9. 請求項8において、
    前記組み合わせの音声提供に関する第3実績を前記組み合わせ識別情報に対応付けて管理する管理部をさらに備えることを特徴とするコンピュータシステム。
  10. 請求項9において、
    前記第1ユーザの音声提供に関する第1実績および前記第3ユーザの音声提供に関する第4実績の少なくともいずれかの一方に基づいて、前記第3実績が設定されることを特徴とするコンピュータシステム。
  11. 請求項9または請求項10において、
    前記マッチング部は、前記第3実績に基づいて、前記マッチングを行うことを特徴とするコンピュータシステム。
  12. 請求項11において、
    前記第3実績は、前記組み合わせが提供した前記音声に対する視聴者による入力に基づいて判定され、
    前記管理部は、前記イベントに関する第2実績を、前記イベント識別情報、または前記イベント識別情報に関連付けられた第2ユーザ識別情報に対応付けて管理し、
    前記マッチング部は、前記第2実績および前記第3実績の少なくともいずれか一方に基づいて前記イベントまたは前記第2ユーザと、前記組み合わせとをマッチングさせることを特徴とするコンピュータシステム。
  13. 請求項12において、
    前記第2実績は、前記イベントの属性を含むことを特徴とするコンピュータシステム。
  14. 請求項8~12のいずれか1つにおいて、
    前記音声の提供に対する前記組み合わせへの対価を設定する第2対価設定部をさらに備え、
    前記マッチング部は、前記第2対価設定部により設定された前記対価に応じて、前記マッチングを行うことを特徴とするコンピュータシステム。
  15. 請求項14において、
    前記対価に応じて前記マッチングが行われた場合、前記組み合わせへ前記対価が提供されることを特徴とするコンピュータシステム。
  16. 請求項2において、
    前記第1ユーザおよび前記第2ユーザの少なくとも一方からの入力を受け付ける受付部をさらに備え、
    前記マッチング部は、前記受付部に対する入力に応じて、前記マッチングを行うことを特徴とするコンピュータシステム。
  17. 請求項16において、
    前記受付部は、検索条件の入力を受け付け、
    前記検索条件に適合する前記第1ユーザおよび前記第2ユーザの少なくとも一方を表示部に表示させることを特徴とするコンピュータシステム。
  18. コンピュータを介してゲームが行われるイベントを管理するイベントの管理方法であって、
    前記コンピュータによって、
    前記イベントを識別するイベント識別情報、および、前記イベントに対して音声の提供を行う第1ユーザを識別する第1ユーザ識別情報を記憶するステップと、
    前記イベント識別情報に対応する前記イベントまたは前記イベント識別情報に前記イベントの運営者または出資者として関連付けられた第2ユーザと、前記第1ユーザ識別情報に対応する前記第1ユーザとをマッチングするステップと
    が実行されることを特徴とするイベントの管理方法。
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