JP7211584B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用灯具に関し、特に、前方レンズ体が所定つり目角度傾斜した姿勢で配置されていてもADB用配光パターンが斜めに変形した状態(いわゆる斜めぼけの状態)で形成されるのを抑制することができる車両用灯具に関する。
図8は、従来の車両用灯具100の縦断面図である。図9は、前方レンズ体101A及び後方レンズ部102Aによって構成される投影レンズの焦点F近傍に複数の光源103a~103cを配置した例である。図10は、図9に示す前方レンズ体101Aの正面図である。
従来、図8に示すように、前方レンズ体101と、その後方に配置された後方レンズ部102と、後方レンズ部102の後方に配置され、後方レンズ部102及び前方レンズ体101をこの順に透過して前方に照射されてロービーム用配光パターンを形成する光を発光する光源103と、を備えた車両用灯具100が知られている(例えば、特許文献1(図32等)参照)。後方レンズ部102は第1方向(例えば、図8中、紙面に直交する方向)の集光を担当するレンズ部で、前方レンズ体101は第1方向に直交する第2方向(例えば、図8中、上下方向)の集光を担当するレンズ部である。
本発明者らは、例えば、図9に示すように、前方レンズ体101A及び後方レンズ部102Aによって構成される投影レンズの焦点F近傍に複数の光源103a~103cを例えば水平方向(図9中紙面に直交する方向)に配置して、ADB用配光パターンを形成することを検討した。
その際、意匠性を高めるため、例えば、図10に示すように、正面視で、前方レンズ体101Aを車幅方向に延びる基準軸AX1に対してつり目角θ2傾斜した姿勢で配置することを検討した。
国際公開第2015/178155号
しかしながら、本発明者らが検討したところ、前方レンズ体101Aをつり目角θ2傾斜した姿勢で配置した場合、ADB用配光パターンが斜めに変形した状態(いわゆる斜めぼけの状態)で形成されることが判明した。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、前方レンズ体が所定つり目角度傾斜した姿勢で配置されていてもADB用配光パターンが斜めに変形した状態(いわゆる斜めぼけの状態)で形成されるのを抑制することができる車両用灯具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一つの側面は、前方レンズ体と、前記前方レンズ体の後方に配置された後方レンズ部と、前記後方レンズ部の後方に配置され、前記後方レンズ部及び前記前方レンズ体をこの順に透過して前方に照射されて所定配光パターンを形成する光を発光する複数の光源と、を備える車両用灯具において、前記後方レンズ部は、当該後方レンズ部を透過する前記光源からの光の少なくとも第1方向の集光を担当するレンズ部で、前記光源からの光が前記後方レンズ部に入光する第1入光面と、前記後方レンズ部に入光した前記光源からの光が出光する第1出光面と、を含み、前記前方レンズ体は、当該前方レンズ体を透過する前記後方レンズ部からの光の前記第1方向に直交する第2方向の集光を担当するレンズ部で、前記後方レンズ部からの光が前記前方レンズ体に入光する第2入光面と、前記前方レンズ体に入光した前記後方レンズ部からの光が出光する第2出光面と、を含み、前記前方レンズ体は、正面視で、車幅方向に延びる基準軸に対して所定つり目角度傾斜した姿勢で配置され、前記第1出光面、前記第1入光面及び前記第2入光面のうち少なくとも1つの面形状は、前記前方レンズ体及び前記後方レンズ部によって構成される投影レンズの焦線が、水平方向に延びる焦線となるように調整されており、前記複数の光源は、前記焦線に沿って配置されており、前記所定配光パターンは、前記焦線に沿って配置された前記複数の光源に対応して、ハイビーム領域に水平方向に並んで配置された複数の照射領域を形成するパターンであり、前記調整された面には、背面視で、前記基準軸に対して前記所定つり目角とは逆方向に傾斜した凸部を有することを特徴とする。
この側面によれば、前方レンズ体が所定つり目角度傾斜した姿勢で配置されていてもADB用配光パターンが斜めに変形した状態(いわゆる斜めぼけの状態)で形成されるのを抑制することができる車両用灯具を提供することができる。
これは、前方レンズ体及び後方レンズ部によって構成される投影レンズの焦線が水平方向に延びる焦線となるように第1出光面、第1入光面及び第2入光面のうち少なくとも1つの面形状が調整されていることによるものである。
また、本発明の別の側面は、前方レンズ体と、前記前方レンズ体の後方に配置された後方レンズ部と、前記後方レンズ部の後方に配置され、前記後方レンズ部及び前記前方レンズ体をこの順に透過して前方に照射されてADB用配光パターンを形成する光を発光する複数の光源と、を備える車両用灯具において、前記後方レンズ部は、当該後方レンズ部を透過する前記光源からの光の少なくとも第1方向の集光を担当するレンズ部で、前記光源からの光が前記後方レンズ部に入光する第1入光面と、前記後方レンズ部に入光した前記光源からの光が出光する第1出光面と、を含み、前記前方レンズ体は、当該前方レンズ体を透過する前記後方レンズ部からの光の前記第1方向に直交する第2方向の集光を担当するレンズ部で、前記後方レンズ部からの光が前記前方レンズ体に入光する第2入光面と、前記前方レンズ体に入光した前記後方レンズ部からの光が出光する第2出光面と、を含み、
前記前方レンズ体は、正面視で、車幅方向に延びる基準軸に対して所定つり目角度傾斜した姿勢で配置され、前記第1出光面、前記第1入光面及び前記第2入光面のうち少なくとも1つの面形状は、前記前方レンズ体及び前記後方レンズ部によって構成される投影レンズの焦線が、水平方向に延びる焦線となるように調整されており、前記複数の光源は、前記焦線に沿って配置されており、前記第1入光面の縦断面は、第1頂点と、当該第1頂点から上方斜め後方に向かって直線状に延びる第1部分曲線と、前記第1頂点から下方斜め後方に向かって直線状に延びる第2部分曲線と、を有する第1曲線を含む第1縦断面と、第2頂点と、変曲点と、当該変曲点から上方に向かって延びる前方に向かって凸の第3部分曲線と、前記変曲点から下方に向かって延びる後方に向かって凸の第4部分曲線と、を有する第2曲線と、を含む第2縦断面と、を含み、前記第1入光面は、前記第1曲線から前記第2曲線に向かうに従って徐々に面形状が変化するように構成された曲面で、前記第1頂点と前記変曲点との間で直線状に延びる前方に向かって凸の凸部と、当該直線状に延びる凸部の上側に配置された上面と、下側に配置された下面と、を含み、前記凸部は、背面視で、前記基準軸に対して前記所定つり目角度とは逆に所定角度傾斜した方向に直線状に延びていることを特徴とする。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記上面は、前記第1部分曲線から前記第3部分曲線に向かうに従って徐々に面形状が変化するように構成された曲面で、前記下面は、前記第2部分曲線から前記第4部分曲線に向かうに従って徐々に面形状が変化するように構成された曲面であることを特徴とする。
車両用灯具10の上面図である(主要光学面以外省略)。 車両用灯具10の正面図である。 (a)図1に示す車両用灯具10のB-B断面図、(b)光源42a~42cが実装された基板K2の正面図である。 (a)前方レンズ体20がつり目角θ2傾斜した姿勢で配置されている場合に形成されるADB用配光パターンの一例、(b)前方レンズ体20がつり目角θ2傾斜していない姿勢で配置されている場合に形成されるADB用配光パターンの一例である。 車両用灯具10の正面図である(前方レンズ体20がつり目角θ2傾斜していない姿勢で配置されている場合)。 車両用灯具10の正面図である。 (a)後方レンズ部41の背面図(第1入光面41aの正面図)、(b)図7(a)に示す第1入光面41aのD-D断面図、(c)図7(a)に示す第1入光面41aのE-E断面図である。 従来の車両用灯具100の縦断面図である。 前方レンズ体101A及び後方レンズ部102Aによって構成される投影レンズの焦点F近傍に複数の光源103a~103cを配置した例である。 図9に示す前方レンズ体101Aの正面図である。
以下、本発明の一実施形態である車両用灯具10について添付図面を参照しながら説明する。各図において対応する構成要素には同一の符号が付され、重複する説明は省略される。
図1は、車両用灯具10の上面図である(主要光学面以外省略)。図2は、車両用灯具10の正面図である。
図1~図2に示す車両用灯具10は、ADB用配光パターンを形成可能な車両用前照灯(ヘッドランプ)であり、例えば、自動車等の車両の前端部の左右両側にそれぞれ搭載される。左右両側に搭載される車両用灯具10は左右対称の構成であるため、以下、代表して、車両の前端部の左側(車両前方に向かって左側)に搭載される車両用灯具10について説明する。車両用灯具10は、図示しないが、アウターレンズとハウジングとによって構成される灯室内に配置され、ハウジング等に取り付けられる。
図1~図2に示すように、車両用灯具10は、前方レンズ体20と、前方レンズ体20の後方に配置された後方レンズ部41と、後方レンズ部41の後方に設けられ、後方レンズ部41及び前方レンズ体20をこの順に透過して前方に照射されてADB用配光パターンを形成する光を発光する複数の光源42a~42cと、を備える。
前方レンズ体20及び後方レンズ部41は、それぞれ、アクリルやポリカーボネイト等の透明樹脂製で、金型を用いた射出成形により物理的に分離した状態で個別に成形され、図示しないが、レンズホルダ等の保持部材で連結されたレンズ体として構成される。
前方レンズ体20は、所定方向(以下、第1方向ともいう)に延びたレンズ部である。第1方向は、例えば、図1に示すように、上面視で、車幅方向に延びる基準軸AX1に対して後退角θ1傾斜し、かつ、図2に示すように、正面視で、車幅方向に延びる基準軸AX1に対してつり目角θ2傾斜した方向である。θ1は0~90度内の任意の角度、θ2は0より大きい90度内の任意の角度である。以下、説明を分かりやすくするため、θ1が30度、θ2が5度である場合を例に説明する。
一般的な車両用灯具では、1つの投影レンズが第1方向の集光及び第1方向に直交する第2方向の集光を担当するのに対して、本実施形態では、投影レンズを構成する2つのレンズ(前方レンズ体20及び後方レンズ部41)が第1方向の集光及び第1方向に直交する第2方向の集光を担当する。すなわち、本実施形態では、後方レンズ部41が第1方向の集光を主に担当し、前方レンズ体20が第2方向の集光を主に担当する。
図3(a)は、図1に示す車両用灯具10のB-B断面図である。図1、図3(a)等で符号AXADBが示す車両前後方向に延びる線は、前方レンズ体20及び後方レンズ部41によって構成される投影レンズの光軸を表す。以下、光軸AXADBと記載する。
図3(a)に示すように、前方レンズ体20は、第2入光面21及びその反対側の第2出光面22を含む。前方レンズ体20は、当該前方レンズ体20を透過する後方レンズ部41からの光の第2方向の集光を主に担当する。第2入光面21及び第2出光面22はそれぞれ第1方向(例えば、図2参照)に延びている。
具体的には、図3(a)に示すように、第2入光面21は、前方に向かって凸で、円柱軸が第1方向に延びたシリンドリカル面として構成される。また、第2出光面22は、前方に向かって凸で、円柱軸が第1方向に延びたシリンドリカル面として構成される。第2入光面21及び第2出光面22の曲率(第1方向に直交する断面の曲率)は、各断面で同一ある。なお、第2入光面21又は第2出光面22は、平面又は平面状の面であってもよい。
図3(b)は、光源42a~42cが実装された基板K2の正面図である。
図3(b)に示すように、光源42a~42cは、矩形(例えば、1mm角)の発光面を備えたLEDやLD等の半導体発光素子で、発光面を前方(正面)に向けた状態で基板K2に実装される。光源42a~42cは、前方レンズ体20及び後方レンズ部41によって構成される投影レンズの焦点FADB近傍に水平方向に一列に配置される。基板K2は、ネジ止め等によりハウジング(図示せず)等に取り付けられる。
焦点FADBとは、光軸AXADBに対して平行な水平光線群が、前方レンズ体20の前方から前方レンズ体20を透過して後方レンズ部41に入光した場合、後方レンズ部41の後方で集光する光軸AXADB上の集光点のことである。
図3(a)に示すように、後方レンズ部41は、第1入光面41aと、その反対側の第1出光面41bと、を含む。後方レンズ部41は、当該後方レンズ部41を透過する光源42a~42cからの光の第1方向の集光を主に担当する。
第1入光面41aは、光源42a~42cからの光が後方レンズ部41に入光する面である。図1に示すように、第1入光面41aの横断面は、基本的に後方に向かって凸の曲面として構成されているが、各横断面の形状は同一ではなく、横断面ごとに断面形状が異なっている。また、図3(a)に示すように、第1入光面41aの縦断面は、基本的に前方に向かって凸の曲面として構成されているが、各縦断面の形状は同一ではなく、縦断面ごとに断面形状が異なっている。具体的に、第1入光面41aがどのような面形状であるかについては後述する。
第1出光面41bは、第1入光面41aから後方レンズ部41に入光した光源42a~42cからの光が出光する面である。第1出光面41bは、前方に向かって凸の曲面として構成されている。第1出光面41bの縦断面の曲率及び横断面の曲率は、例えば、各縦断面及び各横断面で同一である。
上記構成の車両用灯具10においては、光源42a~42cを点灯すると、光源42a~42cからの光は、第1入光面41aから後方レンズ部41に入光して第1出光面41bから出光する。その際、第1出光面41bから出光する光源42a~42cからの光は、主に第1出光面41b(第1出光面41bの横断面)の作用により、第1方向に関し集光される。そして、第1出光面41bから出光した光源42a~42cからの光は、後方レンズ部41と前方レンズ体20との間の空間S2を通過して、さらに、第2入光面21から前方レンズ体20に入光して第2出光面22から出光して前方に照射される。その際、第2出光面22から出光する光源42a~42cからの光は、主に第2入光面21及び第2出光面22の作用により、第2方向に関し集光される。これにより、ADB用配光パターンが形成される。
別言すると、光源42a~42cの光源像が、投影レンズとして機能する後方レンズ部41及び前方レンズ体20によって前方に反転投影される。これにより、ADB用配光パターンが形成される。
次に、前方レンズ体20が図2に示すようにつり目角θ2傾斜した姿勢で配置されている場合に形成されるADB用配光パターンについて説明する。
図4(a)は、前方レンズ体20がつり目角θ2傾斜した姿勢で配置されている場合に形成されるADB用配光パターンの一例である。図4(a)には、車両前面に正対した仮想鉛直スクリーン(車両前面から約25m前方に配置されている)上に形成されるADB用配光パターンの一例が示されている。
図4(a)に示すように、ADB用配光パターンは、ハイビーム領域に水平方向に一列に配置された複数の照射領域P1~P3を含む。照射領域P1~P3は、光源42a~42cの点消灯(減光した状態での点灯を含む)に応じて個別に点消灯(減光した状態での点灯を含む)される。なお、図4(a)は、光源42a~42cがそれぞれ点灯(フル点灯)した状態で形成されるADB用配光パターンの例である。
本発明者らがシミュレーションで確認したところ、前方レンズ体20がつり目角θ2傾斜した姿勢で配置されている場合、図4(a)に示すように、ADB用配光パターンが矢印AR1~AR3方向に引き延ばされて斜めに変形した状態(いわゆる斜めぼけの状態)で形成されることが判明した。
これは、前方レンズ体20がつり目角θ2傾斜した姿勢で配置されている場合、図2に示すように、前方レンズ体20及び後方レンズ部41によって構成される投影レンズの焦線FL1の延びる方向が、正面視で第1方向となるため、光源42a~42cの配置方向(水平方向)と一致しないことによるものである。
すなわち、前方レンズ体20がつり目角θ2傾斜した姿勢で配置されている場合、焦線FL1の延びる方向と光源42a~42cの配置方向(水平方向)とが一致しないことに起因して、光源42a~42cの光源像が前方レンズ体20によって第1方向の法線方向(図2参照)に集光され、照射領域P1~P3それぞれが図4(a)中の矢印AR4~AR6方向に集光される。その結果、ADB用配光パターンが矢印AR1~AR3方向に引き延ばされて斜めに変形した状態(いわゆる斜めぼけの状態)で形成される。
焦線FL1(後述の焦線FL2、FL3も同様)とは、光軸AXADBに対する傾斜角度が異なる複数の鉛直面それぞれに含まれる複数の水平光線群が、前方レンズ体20の前方から前方レンズ体20、後方レンズ部41を透過した場合、後方レンズ部41の後方で集光することで形成される集光点群のことである。
次に、前方レンズ体20が図5に示すようにつり目角θ2傾斜していない姿勢で配置されている場合に形成されるADB用配光パターンについて説明する。図5は、車両用灯具10の正面図である(前方レンズ体20がつり目角θ2傾斜していない姿勢で配置されている場合)。
図4(b)は、前方レンズ体20がつり目角θ2傾斜していない姿勢で配置されている場合に形成されるADB用配光パターンの一例である。図4(b)には、車両前面に正対した仮想鉛直スクリーン上に形成されるADB用配光パターンの一例が示されている。
前方レンズ体20がつり目角θ2傾斜していない姿勢で配置されている場合、図4(b)に示すように、ADB用配光パターンは、斜めに変形した状態(いわゆる斜めぼけの状態)で形成されず、一般的な投影レンズを用いた場合と同様、光源42a~42cの光源像を反転投影した状態で適切に形成される。
これは、前方レンズ体20がつり目角θ2傾斜していない姿勢で配置されている場合、図5に示すように、前方レンズ体20及び後方レンズ部41によって構成される投影レンズの焦線FL2の延びる方向が、正面視で光源42a~42cの配置方向(水平方向)と一致することによるものである。
次に、図4(a)に示すようにADB用配光パターンが斜めに変形した状態で形成されるのを抑制するための構成について説明する。
本発明者らは、ADB用配光パターンが斜めに変形した状態で形成されるのを抑制するため、鋭意検討した結果、第1入光面41aの面形状を調整することで、ADB用配光パターンが斜めに変形した状態で形成されるのを抑制できることを見出した。
この調整は、図2に示す第1方向に延びる焦線FL1を図5に示す水平方向(車幅方向)に延びる焦線FL2とするための調整で、所定のシミュレーションソフトウエアを用いて行われる。
次に、図1を参照しながら、第1入光面41aの面形状を調整する例について説明する。
図1中、第1入光面41aのA-A断面の断面形状は、A-A断面に含まれる水平光線群が、前方レンズ体20、後方レンズ部41を透過した場合、後方レンズ部41の後方、かつ、正面視で、基準軸AX2(図1、図2参照)近傍で集光して集光点を形成するように調整(設定)されている。図1に示すように、基準軸AX2は、例えば、光軸AXADBに直交する水平線で、焦点FADBを通っている。
同様に、図示しないが、A-A断面とB-B断面との間の複数の縦断面(光軸AXADBに対して傾斜角度が異なる複数の縦断面)それぞれの断面形状も、複数の鉛直面それぞれに含まれる水平光線群が、前方レンズ体20、後方レンズ部41を透過した場合、後方レンズ部41の後方、かつ、正面視で、基準軸AX2(図2参照)近傍で集光して集光点を形成するように調整(設定)されている。
また、図1中、第1入光面41aのB-B断面の断面形状は、B-B断面に含まれる水平光線群が、前方レンズ体20、後方レンズ部41を透過した場合、後方レンズ部41の後方、かつ、正面視で、基準軸AX2(図2参照)近傍で集光して集光点を形成するように調整(設定)されている。
また、図1中、第1入光面41aのC-C断面の断面形状は、C-C断面に含まれる水平光線群が、前方レンズ体20、後方レンズ部41を透過した場合、後方レンズ部41の後方、かつ、正面視で、基準軸AX2(図2参照)近傍で集光して集光点を形成するように調整(設定)されている。
同様に、図示しないが、B-B断面とC-C断面との間の複数の縦断面(光軸AXADBに対して傾斜角度が異なる複数の縦断面)それぞれの断面形状も、複数の鉛直面それぞれに含まれる水平光線群が、前方レンズ体20、後方レンズ部41を透過した場合、後方レンズ部41の後方、かつ、正面視で、基準軸AX2(図2参照)近傍で集光して集光点を形成するように調整(設定)されている。
以上のように第1入光面41aの面形状を調整することで、上記のように形成される集光点群は、前方レンズ体20がつり目角θ2傾斜した姿勢で配置されているにもかかわらず、図6に示すように、正面視で光源42a~42cの配置方向(水平方向)と一致(又は略一致)する方向に延びる焦線F3を構成する。図6は、車両用灯具10の正面図である。
すなわち、以上のように第1入光面41aの面形状を調整することで、焦線FL3と光源42a~42cとの正面視での位置関係が、図5に示す焦線FL2と光源42a~42cとの正面視での位置関係と同様となる。
その結果、前方レンズ体20がつり目角θ2傾斜した姿勢で配置されているにもかかわらず、ADB用配光パターンが斜めに変形した状態(いわゆる斜めぼけの状態)で形成されず、図4(b)に示すのと同様、ADB用配光パターンが光源42a~42cの光源像を反転投影した状態で適切に形成される。すなわち、ADB用配光パターンが斜めに変形した状態で形成されるのが抑制される。
次に、以上のように第1入光面41aの面形状を調整することで構成される第1入光面41a(面形状)について説明する。
図7(a)は、後方レンズ部41の背面図(第1入光面41aの正面図)である。図7(b)は図7(a)に示す第1入光面41aのD-D断面図、図7(c)は図7(a)に示す第1入光面41aのE-E断面図である。
第1入光面41aの縦断面は、第1縦断面と、第1縦断面から水平方向(車幅方向)に所定距離離れた第2縦断面と、を含む。
第1縦断面は、例えば、図7(b)に示すように、第1入光面41aのD-D断面で、第1頂点VDと、当該第1頂点VDから上方斜め後方に向かって直線状に延びる第1部分曲線41aD1と、第1頂点VDから下方斜め後方に向かって直線状に延びる第2部分曲線41aD2と、を有する第1曲線41aDを含む。
第2縦断面は、例えば、図7(c)に示すように、第2頂点VEと、変曲点VPと、当該変曲点VPから上方に向かって延びる前方に向かって僅かに凸の第3部分曲線41aE1と、変曲点VPから下方に向かって延びる後方に向かって凸の第4部分曲線41aE2と、を有する第2曲線41aEを含む。
第1入光面41aは、第1曲線41aDと第2曲線41aEとの間の曲面、具体的には、第1曲線41aDから第2曲線41aEに向かうに従って徐々に面形状が段差無く滑らかに変化するように構成された曲面(例えば、自由曲面)で、図7(a)に示すように、第1頂点VDと変曲点VPとの間で直線状に延びる前方に向かって凸の凸部Lと、当該直線状に延びる凸部Lの上側に配置された上面41a1と、下側に配置された下面41a2と、を含む。
凸部Lは、背面視で、基準軸AX1に対してつり目角θ2とは逆に所定角θ3傾斜した方向に直線状に延びている(図7(a)参照)。
上面41a1は、第1部分曲線41aD1と第3部分曲線41aE1との間の曲面、具体的には、第1部分曲線41aD1から第3部分曲線41aE1に向かうに従って徐々に面形状が段差無く滑らかに変化するように構成された曲面(例えば、自由曲面)である。
下面41a2は、第2部分曲線41aD2と第4部分曲線41aE2との間の曲面、具体的には、第2部分曲線41aD2から第4部分曲線41aE2に向かうに従って徐々に面形状が段差無く滑らかに変化するように構成された曲面(例えば、自由曲面)である。
以上説明したように、本実施形態によれば、前方レンズ体20が図2に示すように所定つり目角度θ2傾斜した姿勢で配置されていてもADB用配光パターンが斜めに変形した状態(いわゆる斜めぼけの状態)で形成されるのを抑制することができる車両用灯具10を提供することができる。
これは、前方レンズ体20及び後方レンズ部41によって構成される投影レンズの焦線F3が水平方向(車幅方向)に延びる焦線となるように第1入光面41aの面形状が調整されていることによるものである(図6参照)。
具体的には、光軸AXADBに対して傾斜角度が異なる複数の縦断面(鉛直面)それぞれに含まれる水平光線群が、前方レンズ体20、後方レンズ部41を透過した場合、後方レンズ部41の後方、かつ、正面視で、基準軸AX2(図2参照)近傍で集光して基準軸AX2に沿った(光源42a~42cの配置方向に沿った)焦線FL3(集光点群)を形成するように第1出光面31bの面形状が調整(設定)されていることによるものである。
次に、変形例について説明する。
上記実施形態では、第1入光面41aの面形状を調整することで、ADB用配光パターンが斜めに変形した状態(いわゆる斜めぼけの状態)で形成されるのを抑制する例について説明したが、これに限らない。
例えば、第1入光面41a、第1出光面41b及び第2入光面21のうち少なくとも一方の面形状を調整することで、ADB用配光パターンが斜めに変形した状態(いわゆる斜めぼけの状態)で形成されるのを抑制してもよい。第1出光面41bの面形状、第2入光面21の面形状についても、上記第1入光面41aの面形状と同様にして調整することができる。
上記実施形態で示した各数値は全て例示であり、これと異なる適宜の数値を用いることができるのは無論である。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。上記実施形態の記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
10…車両用灯具、20…前方レンズ体、21…第2入光面、22…第2出光面、31b…第1出光面、41…後方レンズ部、41a…第1入光面、41a1…上面、41a2…下面、41aD…第1曲線、41aD1…第1部分曲線、41aD2…第2部分曲線、41aE…第2曲線、41aE1…第3部分曲線、41aE2…第4部分曲線、41b…第1出光面、42a~42c…光源

Claims (3)

  1. 前方レンズ体と、前記前方レンズ体の後方に配置された後方レンズ部と、前記後方レンズ部の後方に配置され、前記後方レンズ部及び前記前方レンズ体をこの順に透過して前方に照射されて所定配光パターンを形成する光を発光する複数の光源と、を備える車両用灯具において、
    前記後方レンズ部は、当該後方レンズ部を透過する前記光源からの光の少なくとも第1方向の集光を担当するレンズ部で、前記光源からの光が前記後方レンズ部に入光する第1入光面と、前記後方レンズ部に入光した前記光源からの光が出光する第1出光面と、を含み、
    前記前方レンズ体は、当該前方レンズ体を透過する前記後方レンズ部からの光の前記第1方向に直交する第2方向の集光を担当するレンズ部で、前記後方レンズ部からの光が前記前方レンズ体に入光する第2入光面と、前記前方レンズ体に入光した前記後方レンズ部からの光が出光する第2出光面と、を含み、
    前記前方レンズ体は、正面視で、車幅方向に延びる基準軸に対して所定つり目角度傾斜した姿勢で配置され、
    前記第1出光面、前記第1入光面及び前記第2入光面のうち少なくとも1つの面形状は、前記前方レンズ体及び前記後方レンズ部によって構成される投影レンズの焦線が、水平方向に延びる焦線となるように調整されており、
    前記複数の光源は、前記焦線に沿って配置されており、
    前記所定配光パターンは、前記焦線に沿って配置された前記複数の光源に対応して、ハイビーム領域に水平方向に並んで配置された複数の照射領域を形成するパターンであり、
    前記調整された面には、背面視で、前記基準軸に対して前記所定つり目角とは逆方向に傾斜した凸部を有する車両用灯具。
  2. 前方レンズ体と、前記前方レンズ体の後方に配置された後方レンズ部と、前記後方レンズ部の後方に配置され、前記後方レンズ部及び前記前方レンズ体をこの順に透過して前方に照射されてADB用配光パターンを形成する光を発光する複数の光源と、を備える車両用灯具において、
    前記後方レンズ部は、当該後方レンズ部を透過する前記光源からの光の少なくとも第1方向の集光を担当するレンズ部で、前記光源からの光が前記後方レンズ部に入光する第1入光面と、前記後方レンズ部に入光した前記光源からの光が出光する第1出光面と、を含み、
    前記前方レンズ体は、当該前方レンズ体を透過する前記後方レンズ部からの光の前記第1方向に直交する第2方向の集光を担当するレンズ部で、前記後方レンズ部からの光が前記前方レンズ体に入光する第2入光面と、前記前方レンズ体に入光した前記後方レンズ部からの光が出光する第2出光面と、を含み、
    前記前方レンズ体は、正面視で、車幅方向に延びる基準軸に対して所定つり目角度傾斜した姿勢で配置され、
    前記第1出光面、前記第1入光面及び前記第2入光面のうち少なくとも1つの面形状は、前記前方レンズ体及び前記後方レンズ部によって構成される投影レンズの焦線が、水平方向に延びる焦線となるように調整されており、
    前記複数の光源は、前記焦線に沿って配置されており、
    前記第1入光面の縦断面は、
    第1頂点と、当該第1頂点から上方斜め後方に向かって直線状に延びる第1部分曲線と、前記第1頂点から下方斜め後方に向かって直線状に延びる第2部分曲線と、を有する第1曲線を含む第1縦断面と、
    第2頂点と、変曲点と、当該変曲点から上方に向かって延びる前方に向かって凸の第3部分曲線と、前記変曲点から下方に向かって延びる後方に向かって凸の第4部分曲線と、を有する第2曲線と、を含む第2縦断面と、を含み、
    前記第1入光面は、前記第1曲線から前記第2曲線に向かうに従って徐々に面形状が変化するように構成された曲面で、前記第1頂点と前記変曲点との間で直線状に延びる前方に向かって凸の凸部と、当該直線状に延びる凸部の上側に配置された上面と、下側に配置された下面と、を含み、
    前記凸部は、背面視で、前記基準軸に対して前記所定つり目角度とは逆に所定角度傾斜した方向に直線状に延びている車両用灯具。
  3. 前記上面は、前記第1部分曲線から前記第3部分曲線に向かうに従って徐々に面形状が変化するように構成された曲面で、
    前記下面は、前記第2部分曲線から前記第4部分曲線に向かうに従って徐々に面形状が変化するように構成された曲面である請求項2に記載の車両用灯具。
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