JP7210986B2 - 車両のケーブル配索構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のケーブル配索構造において、特に、ハイブリッド車両における電力供給用のケーブルの配索構造に関する。
電気自動車やハイブリッド自動車など、走行用、又は走行アシスト用のモータが搭載された車両では、二次電池等の蓄電池からモータおよびその他の電気デバイスに電力を供給する必要がある。この場合、蓄電池と各電気デバイスとの間を個別に高圧ケーブルで接続するのは配線構造が複雑で不経済であるため、高圧ケーブルを分岐させて他の電気デバイスに接続するような配線構造を採ることが考えられる。ここで、電線の分岐構造としては、例えば特許文献1に記載されるような構造が知られている。この分岐構造は、第1の電線の途中に芯線の露出部分を形成するとともに、第2の電線の末端に芯線の露出部分を形成し、これら芯線の露出部分同士を圧着端子で一体に圧着するというものである。
特開平7-22075号公報
しかしながら、電力供給用の高圧ケーブルは比較的太く、特許文献1に記載されるような分岐構造を採用するだけでは、各ケーブルの重みや走行中のケーブルの振れ(振動)によって端子やその圧着部分に応力が集中して、端子の損傷や断線による導通不良を誘発することが考えられる。また、電力供給用の高圧ケーブルは上記の通り比較的太く重量を有するものであるため、高圧ケーブルのトータル的な長さは出来るだけ短い方が車両の軽量化およびコスト抑制の観点から望ましい。従って、モータ及びその他の電気デバイスに対する電力供給用の高圧ケーブルの配索構造については、これらの課題を解決する必要がある。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであって、モータ及びその他の電気デバイスに対する電力供給用のケーブル(電力ケーブル)の配索構造において、電力ケーブルのトータル的な長さを抑えつつ当該電力ケーブルの分岐部分における導通不良の発生を抑制する技術を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る車両のケーブル配索構造は、走行用、又は走行補助用のモータを有するパワーユニットを備えた車両のケーブル配索構造であって、前記モータに対して電力を供給する幹線ケーブルと、前記幹線ケーブルの途中部分に設けられた分岐コネクタと、前記分岐コネクタを介して一端部が前記幹線ケーブルに接続されるとともに他端部が電気デバイスに接続された分岐ケーブルとを含む電力ケーブルを有し、前記モータは、車室前方において車両前後方向に延在する左右一対のサイドフレームの間であって、かつ車幅方向に延在するクロスメンバの後方に配置され、前記電力ケーブルは、前記クロスメンバに沿って配索されて当該クロスメンバに支持され、前記分岐コネクタは、前記幹線ケーブルと前記分岐ケーブルとを電気的に接続する端子を有し、前記モータの側面に沿った位置で前記クロスメンバに支持されているものである。
このケーブル配索構造によれば、電力ケーブルがクロスメンバに沿って当該クロスメンバに支持され、幹線ケーブルと分岐ケーブルとが接続される分岐コネクタがクロスメンバに支持されているので、各ケーブルの重みや走行中の各ケーブルの振れ(振動)によって端子やその接続部分に過大な応力が生じることが抑制される。そのため、端子の損傷や断線による導通不良の発生が抑制される。また、分岐コネクタがモータの側面に沿った位置で前記クロスメンバに支持されているので、すなわち、電力ケーブルがモータの近傍位置で分岐しているので、幹線ケーブルのうち、分岐コネクタからモータに至る部分のケーブル長および分岐コネクタから他の電気デバイスに至る分岐ケーブルのケーブル長を可及的に短く設定することが可能となる。従って、このケーブル配索構造によれば、電力ケーブルの分岐部分における導通不良の発生を抑制しつつ電力ケーブルのトータル的な長さを抑えることが可能となる。
上記のケーブル配索構造において、より具体的には、前記幹線ケーブルは、その長手方向の途中部分に芯線の露出部分を有し、前記分岐ケーブルは、前記一端部に芯線の露出部分を有し、前記幹線ケーブル及び前記分岐ケーブルは、それらの露出部分が横並びに配置されるように前記クロスメンバに沿って互いに平行に配索され、前記端子は、各芯線の露出部分にそれぞれ圧着される一対の圧着部と当該圧着部を繋ぐ連結部とを有しているものである。
この構造によれば、クロスメンバの一壁面に沿って電力ケーブルの分岐部分をコンパクトに配索することが可能となる。
また、上記のケーブル配索構造において、前記分岐コネクタは、前記幹線ケーブルと前記分岐ケーブルとの接続部分を覆う、絶縁材料からなるケース部材を含む。
この構造によれば、幹線ケーブルと分岐ケーブルとの接続部分、すなわち端子や、幹線ケーブル及び分岐ケーブルの芯線の露出部分が外部から電気的に遮蔽される。そのため、電力ケーブルとその他の部材との意図せぬ接触による電気的な短絡を防止しつつ、電力ケーブルをフレーム部材に沿って配索することができる。
なお、上記のケーブル配索構造において、前記分岐コネクタは、前記幹線ケーブル及び前記分岐ケーブルの少なくとも一方を、前記端子とは異なる位置で保持する保持部を有しているのが好適である。
この構造によると、幹線ケーブル及び/又は分岐ケーブルの振動などにより端子やその圧着部分に過大な応力が生じることが抑制される。
また、上記のケーブル配索構造において、前記幹線ケーブルは、長手方向に所定間隔で複数の周溝が並んだシースとその内側に配される前記芯線とを備えるものであり、前記分岐コネクタは、前記幹線ケーブルを前記長手方向における前記露出部分よりも前記モータ側の位置で前記シースの外側から保持する第1保持部と、前記長手方向における前記圧着部による圧着位置よりも前記モータ側の位置で前記幹線ケーブルの芯線を直接保持する第2保持部とを有し、前記第1保持部は、前記シースの周溝に突入して当該シースの長手方向への変位を規制する複数の突起部を備えているものである。
この構造によると、幹線ケーブルの振動などにより端子やその圧着部分に過大な応力が生じることを抑制しつつ、幹線ケーブル(芯線)の特定箇所に応力が集中して断線することを抑制することが可能となる。すなわち、モータ側から幹線ケーブルを通じて端子に振動等が伝達するのを抑制するには、幹線ケーブルのうち、端子の圧着部分よりもモータ側の位置を保持して振動などの伝達を遮断するのが有効である。しかし、この場合には、当該保持部分の芯線に応力が集中して芯線が断線することが考えられる。この点、上記のように第1、第2保持部で幹線ケーブルを保持する構造によると、第1保持部の位置ではシースに対して芯線の変位が多少許容されるため、芯線に応力が集中することを回避しつつ端子への振動の伝達をある程度第1保持部で遮断しつつ、さらに第2保持部の位置で振動の伝達を遮断することができる。そのため、幹線ケーブル(芯線)に応力が集中して断線することを効果的に抑制することが可能となる。
なお、上記のような構造は、例えば次のような構造を有する車両に特に有用なものである。すなわち、前記パワーユニットは、複数の気筒を備えた内燃機関からなるエンジン本体とこのエンジン本体の側面に備えられて当該エンジン本体の出力をアシストするモータとを備えたエンジンであって、前記エンジン本体の気筒列方向が車幅方向に向く姿勢でエンジンルーム内に配置されており、前記クロスメンバは、前記エンジンルーム内において前記エンジンに近接する位置で前記モータに沿って車幅方向に延在する。
このような車両について上述したケーブル配索構造を適用すれば、電力ケーブルのトータル的な長さを抑えつつ当該電力ケーブルの分岐部分における導通不良の発生を効果的に抑制することが可能となる。
この場合、前記電気デバイスは、例えば、前記クロスメンバの長手方向における一端部に隣接して配置されたDC/DCコンバータである。
上記の各態様に係る車両のケーブル配索構造によれば、モータ及びその他の電気デバイスに対する電力供給用のケーブル(電力ケーブル)の配索構造において、電力ケーブルのトータル的な長さを抑えつつ当該電力ケーブルの分岐部分における導通不良の発生を抑制することが可能である。
本発明に係るケーブル配索構造が適用された車両の斜視図である。 ケーブル配索構造を示す平面図である。 図2において、分岐コネクタのアッパケースを取り外した状態の図である。 分岐コネクタの内部構成を示す図3の拡大図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
[車両の構造]
図1は、本発明に係るケーブル配索構造が適用された車両の斜視図であり、詳しくは、車両を右斜め上方から視た斜視図である。同図に示すように、車両(自動車)10は、その前部の主たる構造体として、車室とエンジンルームEとを前後に仕切るダッシュパネル12と、その前側に結合されて車両前後方向に延びる左右一対のフロントサイドフレーム14と、左右のフロントサイドフレーム14の前端部に各々連結された一対のクラッシュカン16と、これらクラッシュカン16を介して左右のフロントサイドフレーム14の前端部に固定され、フロントバンパの骨格を構成するフロントバンパレインフォースメント18とを有している。左右のフロントサイドフレーム14の車幅方向外側上方には、車両前後方向に延びる左右一対のエプロンレインフォースメント19が設けられ、ダッシュパネル12に近接する位置で各フロントサイドフレーム14と各エプロンレインフォースメント19との間に、左右一対の筒状のサスペンションタワー20が設けられている。
エンジンルームEの下側には、フロントサブフレーム22が配置されている。フロントサブフレーム22は、フロントサイドフレーム14の下方において車両10の前後方向に延びる左右一対のサイドメンバ24と、これらサイドメンバ24の後端部を連結するように配設された図外のサスペンションクロスメンバと、各サスペンションクロスメンバの外側に配置されたサスペンションアーム28と、各サイドメンバ24の前端部を連結するように車幅方向に延設されたフロントクロスメンバ26と、左右のサイドメンバ24の前端部に各々連結された一対のクラッシュカン30と、これらクラッシュカン30を介して左右のサイドメンバ24の前端部に固定されるフロントレインフォースメント32と、を有している。フロントサブフレーム22は、各サイドメンバ24に設けられた図外の連結部を介してフロントサイドフレーム14の下面に連結されている。
エンジンルームEには、パワーユニットであるエンジン1が配設されている。エンジン1は、左右のフロントサイドフレーム14の間に設置され、図外のマウント部を介してフロントサイドフレーム14とフロントサブフレーム22とに支持されている。なお、図1では、便宜上、エンジン1の全体を概略的に図示している。
エンジン1は、走行用の動力源である、内燃機関からなるエンジン本体2と、このエンジン本体2の出力をアシスト(補助)するモータ4とを備えている。すなわち、当該車両10は、ハイブリッド車両であり、より詳しくは、モータ4がエンジン本体2の出力をアシストするだけの(モータ4のみでは走行しない)、いわゆるマイルドハイブリッドと称させる区分に属する車両である。
エンジン本体2は、例えば直列4気筒のガソリンエンジンであり、気筒列方向が車幅方向となる横向きの姿勢、より詳しくは、吸気側(吸気配管2a)が車両10の前側に位置する横向きの姿勢で車両10に搭載されている。
モータ4は、いわゆるモータジェネレータであり、エンジン本体2の出力軸にトルクを付加することでエンジン本体2の出力をアシストする機能と、エンジン本体2の出力軸から動力を得て発電する機能とを有する。モータ4は、モータ本体5aとインバータ5bとを一体に備えたインバータ一体型モータである。
モータ本体5aは、エンジン本体2の出力軸と連動して回転するロータと、ロータの周囲に配置されるステータとを有しており、エンジン本体2の出力アシスト時には、ロータのフィールドコイル及びステータのステータコイルに電圧が印加されることにより、当該電圧に応じた回転力(アシストトルク)をロータに生じさせる。この回転力をドライブシャフトに伝えることによりエンジン本体2の出力をアシストする。一方、車両10の減速時には、フィールドコイルに電圧が印加され、それによって生成される磁界中を、惰性で回転する車輪、ドライブシャフト及びエンジン本体2の出力軸と共にロータを回転させることで誘導電流を発生させる、つまり電力を生成する。
モータ4は、エンジン本体2と一体的に、当該エンジン本体2の前側面であって右側のフロントサイドフレーム14寄りの位置に配置されている。これにより、モータ4は、フロントサブフレーム22のフロントクロスメンバ26の直ぐ後方であって当該フロントクロスメンバ26の斜め上方に位置している。
モータ本体5aは、インバータ5bを介して第1の二次電池6に接続されるとともに、DC/DCコンバータ7を介して第2の二次電池8に接続されている。つまり、車両10の加速時や定速運転時には、第1の二次電池6から供給される直流電力(24V)をインバータ5bで交流電力に変換しつつモータ本体5aに付与し、これによりモータ本体5aの駆動力によってエンジン本体2の出力をアシストする。一方、車両10の減速時には、モータ本体5aで生成される交流電力がインバータ5bで直流電力に変換されて第1の二次電池6に蓄電されるとともに、DC/DCコンバータ7に送電され、ここで降圧(24V→12V)されて第2の二次電池8に蓄電される。
第1の二次電池6は、リチウムイオン電池であり、ダッシュパネル後方のフロアパネル13の下部にブラケット等を介して固定されている。一方、第2の二次電池8は、鉛電池であり、エンジン1の左方であって左側のフロントサイドフレーム14の上部にブラケット等を介して固定されている。当例では、第1の二次電池6の電力は主にモータ4の駆動に使用され、第2の二次電池8の電力は、主にスタータなどのエンジン本体2の補機類や、オーディオなどの電装品の電源として使用される。
DC/DCコンバータ7は、フロントクロスメンバ26の左端部に隣接する位置であってフロントサイドフレーム14の外側(左側)の側面にブラケット等を介して固定されている。
モータ4(インバータ5b)及びDC/DCコンバータ7と第1の二次電池6とは、第1電力ケーブル40Aを介して電気的に接続されており、DC/DCコンバータ7と第2の二次電池8とは、第2電力ケーブル40Bを介して電気的に接続されている。
第1電力ケーブル40Aは、フロントサブフレーム22の右側のサイドメンバ24及びフロントクロスメンバ26に沿って配索され、その長手方向の複数箇所で当該サイドメンバ24及びフロントクロスメンバ26に固定されている。また、第2電力ケーブル40Bは、左側のフロントサイドフレーム14に沿って配索され、その長手方向の複数箇所で当該フロントサイドフレーム14に固定されている。
[第1電力ケーブル40Aの配索構造]
図2及び図3は、第1電力ケーブル40Aの配索構造を示す平面図であり、図2は、後記分岐コネクタ45のアッパケース52が取り付けられた状態で、図3は、分岐コネクタ45のアッパケース52が取り外された状態で各々第1電力ケーブル40Aの配索構造を示している。
図1~図3に示すように、第1電力ケーブル40Aは、モータ4に対して電力を供給する幹線ケーブル43と、この幹線ケーブル43の長手方向の途中部分に設けられた分岐コネクタ45と、この分岐コネクタ45を介して幹線ケーブル43に接続された分岐ケーブル44とを含む、分岐構造を有した高圧ケーブルである。
幹線ケーブル43は、芯線43bとこれを外側から覆うシース43a(保護外被覆)とを有する。幹線ケーブル43は、フロントサブフレーム22の右側のサイドメンバ24及びフロントクロスメンバ26のそれぞれ上面に沿って配索されており、その一端部が第1の二次電池6に接続される一方、他端部がモータ4(インバータ5b)に接続されている。また、分岐ケーブル44は、芯線44bとこれを外側から覆うシース44a(保護外被覆)とを有する高圧ケーブルである。分岐ケーブル44は、フロントクロスメンバ26の上面に沿って配索されており、その一端部が分岐コネクタ45に接続され、他端部がDC/DCコンバータ7に接続されている。
前記分岐コネクタ45は、フロントクロスメンバ26のうち、モータ4の前方の位置に固定されており、幹線ケーブル43がこの分岐コネクタ45を経由するとともに当該分岐コネクタ45に接続されている。これにより、幹線ケーブル43の途中部分に分岐コネクタ45が設けられ、当該分岐コネクタ45がモータ4の側方(前方)に配置されている。
図4は、分岐コネクタ45の内部の拡大図である。図2~図4に示すように、分岐コネクタ45は、フロントクロスメンバ26の上面に固定されている。分岐コネクタ45は、幹線ケーブル43と分岐ケーブル44とを接続する端子60と、幹線ケーブル43と分岐ケーブル44との当該接続部分を覆うケース50とを備えている。
ケース50は、フロントクロスメンバ26に沿って車幅方向(左右方向)に延在する平面視長方形を成し、全体が樹脂等の絶縁材料により形成されている。このケース50は、内底部51aとその周囲に立設された周壁部51bとを備えた上向きに開口する箱形のロアケース51と、このロアケース51の前記開口を塞ぐように、前記周壁部51bに係脱可能に係止されるプレート状のアッパケース52とを備えている。
ロアケース51の周壁部51bのうち、長手方向(左右方向)に対向する対向壁部511には、当該長手方向に向かい合う、切欠状の一対の第1ケーブル保持部54(保持部)が設けられており、また、左側の対向壁部511のうち、第1ケーブル保持部54の前方に隣接する位置には、切欠状の第2ケーブル保持部55(保持部)が設けられている。
幹線ケーブル43は、図2~図4に示すように、前記一対の第1ケーブル保持部54を通じて、フロントクロスメンバ26に沿ってケース50(ロアケース51)を経由しており、当該第1ケーブル保持部54によりロアケース51に保持されている。一方、分岐ケーブル44は、その一端部が第2ケーブル保持部55を通じてケース50(ロアケース51)内に挿入され、当該第2ケーブル保持部55によりロアケース51に保持されている。
幹線ケーブル43のうち、両第1ケーブル保持部54よりも内側の領域には、シース43aが除去された芯線43bの露出部分が形成されており、また、分岐ケーブル44のうち、第2ケーブル保持部55よりも末端側(右側)の領域には、シース44aが除去された芯線44bの露出部分が形成されている。そして、これら芯線43b、44bの露出部分同士が前記端子60を介して接続されている。
端子60は、ロアケース51の内底部51aに固定されている。端子60は、前記一対の第1ケーブル保持部54の略中間の位置に配置された第1圧着部62と、この第1圧着部62に対して右側にオフセットされた位置であってかつ第2ケーブル保持部55に向かい合う位置に配置された第2圧着部63と、ロアケース51の内底部51aに沿って延在して両圧着部62、63を繋ぐプレート状の連結部64とを有する。
端子60の第1圧着部62は、幹線ケーブル43の芯線露出部分にカシメられることにより、当該芯線43bに圧着されており、第2圧着部63は、分岐ケーブル44の芯線露出部分にカシメられることにより、当該芯線44bに圧着されている。これにより、ロアケース51の内底部51aに沿って幹線ケーブル43と分岐ケーブル44とが互いに平行に配置された状態で端子60を介して電気的に接続されている。
ロアケース51の内底部51aのうち、端子60の第1圧着部62と左側の第1ケーブル保持部54との間の位置には、固定バンド56aを備えた第3ケーブル保持部56が設けられており、幹線ケーブル43の芯線43bとロアケース51とが一体に前記固定バンド56aにより結束されている。これにより、幹線ケーブル43の芯線43bがロアケース51に保持されている。
各ケーブル43のシース43a、44aは、いわゆるコルゲートチューブと同等の構造を有しており、ロアケース51の各ケーブル保持部54、55は、いわゆるコルゲートクリップと同等の構造を有している。すなわち、シース43a、43bは、その外周面に一定の間隔(所定間隔)で長手方向に並ぶ複数の周溝を備えており、第1、第2のケーブル保持部54、55は、ケーブル保持面から突出して前記周溝に突入する複数の突起部を備えている。これにより、ケーブル43、44は、分岐コネクタ45のケース50に保持されながらも、シース43a、44aに対して内部の芯線43b、44bの変位が多少許容されるようになっている。
なお、第1電力ケーブル40Aの幹線ケーブル43の他端部、すなわちモータ4(インバータ5b)に接続される側の端部は、芯線43bが露出されており、当該露出部分がインバータ5bに接続されるとともに、当該露出部分のうち端子接続位置よりも分岐コネクタ45側に離れた箇所が図外の結束バンドにより当該インバータ5bのケース(筐体)等に固定されている。また、幹線ケーブル43の当該他端部において、シース43aが被っている部分がコルゲートクリップ70によってインバータ5bの前記ケース(筐体)に固定されている。これにより、幹線ケーブル43の他端部についても、当該他端部はインバータ5bのケースに固定的に保持されながらも、シース43aに対して内部の芯線43bの変位が多少許容されるようになっている。
[作用効果]
以上のような第1電力ケーブル40Aの配索構造によれば、フロントサブフレーム22のサイドメンバ24及びフロントクロスメンバ26に第1電力ケーブル40Aが支持され、幹線ケーブル43と分岐ケーブル44とが接続される分岐コネクタ45がフロントクロスメンバ26に支持されているので、幹線ケーブル43及び分岐ケーブル44の重みや走行中の各ケーブル43、44の振れ(振動)によって端子60やその圧着部分(圧着部62、63)に過大な応力が生じることが抑制される。そのため、端子60の損傷や当該端子60による圧着部分での芯線43bの断線によって導通不良が生じることが抑制される。
また、分岐ケーブル44がモータ4の側面に沿った位置でフロントクロスメンバ26に支持されているので、すなわち、第1電力ケーブル40Aがモータ4の近傍位置で分岐しているので、幹線ケーブル43のうち、分岐コネクタ45からモータ4に至る部分のケーブル長および分岐コネクタ45からDC/DCコンバータ7に至る分岐ケーブル44のケーブル長を可及的に短く設定することが可能となる。
従って、上記第1電力ケーブル40Aの配索構造によれば、ケーブルの分岐部分における導通不良の発生を抑制しつつそのトータル的な長さを抑えることが可能となる。
また、上記第1電力ケーブル40Aの配索構造によると、幹線ケーブル43の振動などにより端子60やその圧着部分に過大な応力が生じることを抑制しながら、幹線ケーブル43(芯線43b)の特定箇所に応力が集中して断線することを抑制することができる。すなわち、上記車両10では、エンジン1(モータ4)から幹線ケーブル43を通じて端子60に振動が伝達されるため、当該振動の伝達により端子60やその圧着部分に過大な応力が生じることを抑制する必要がある。この場合、端子60の圧着部分よりもモータ4側の位置をケース50に保持して振動の伝達を遮断するのが有効である。しかし、この場合には、当該保持部分において芯線43bに応力が集中して当該芯線43bが断線することが考えられる。この点、上記実施形態のように、第1ケーブル保持部54と第3ケーブル保持部56との2箇所で幹線ケーブル43を保持する構造によると、第1ケーブル保持部54の位置ではシース43aに対して芯線43bの変位が多少許容されるため、芯線43bに応力が集中することを回避しつつ端子60への振動の伝達をある程度第1ケーブル保持部54で遮断することができ、これに加えて、第3ケーブル保持部56の位置でさらに振動の伝達を遮断することができる。そのため、ケース50に対して幹線ケーブル43(芯線43b)を一箇所で拘束する場合に比べて応力の集中を緩和することができる。従って、幹線ケーブル43(芯線43b)の特定箇所に応力が集中して断線することを効果的に抑制することができるという利点がある。なお、当例では、第1ケーブル保持部54が本発明の「第1保持部」に相当し、第3ケーブル保持部56が本発明の「第2保持部」に相当する。
[変形例]
上述した第1電力ケーブル40Aの配索構造は、本発明に係る車両のケーブル配索構造の好ましい実施形態の例示であって、その具体的な構造は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、実施形態では、第1電力ケーブル40Aの分岐コネクタ45は、幹線ケーブル43の途中部分に形成された芯線43bの露出部分と、分岐ケーブル44の端部に形成された芯線44bの露出部分とが横並びに配置されるように両ケーブル43、44を互いに平行に配置し、これら芯線43b、44bの露出部分を、一対の圧着部62、63を有する端子60で接続する構成である。しかし、分岐コネクタ45の構成はこれに限定されるものではなく、その他の構成を採用してもよい。但し、実施形態のような分岐コネクタ45の構成は、フロントクロスメンバ26の一壁面(上面)に沿って電力ケーブルの分岐部分をコンパクトに配索することが可能になるという点で有利である。
また、分岐コネクタ45の端子60は、芯線43b、44bにカシメられることにより当該芯線43b、44bに圧着される実施形態のような圧着部62、63を備えたものに限定されない。例えば、シース43a、44aの外側から食い込んで芯線43b、44bと導通する切刃型の圧着部を備えたものであってもよい。この構成によれば、各ケーブル43、44を圧着部に押し付けて当該ケーブル43、44に食い込ませることで各ケーブル43、44を接続することが可能となるため、芯線43b、44bの露出部分を設ける必要が無くなる。
また、実施形態では、モータ4がエンジン本体2の出力をアシストするだけのいわゆるマイルドハイブリッドと称させるハイブリット車両の電力ケーブルの配索構造として本発明が適用されているが、本発明は、マイルドハイブリッド以外のハイブリッド車両や、パワーユニットとしてモータのみを備える電気自動車にも適用可能である。
1 エンジン
2 エンジン本体
4 モータ
5a モータ本体
5b インバータ
22 フロントサブフレーム
24 サイドメンバ
26 フロントクロスメンバ(フレーム部材)
40A 第1電力ケーブル
40B 第2電力ケーブル
43 幹線ケーブル
43a シース
43b 芯線
44 分岐ケーブル
45 分岐コネクタ
54 第1ケーブル保持部(保持部/第1保持部)
55 第2ケーブル保持部(保持部)
56 第3ケーブル保持部(保持部/第2保持部)
60 端子
62 第1圧着部
63 第2圧着部

Claims (7)

  1. 走行用、又は走行補助用のモータを有するパワーユニットを備えた車両のケーブル配索構造であって、
    前記モータに対して電力を供給する幹線ケーブルと、前記幹線ケーブルの途中部分に設けられた分岐コネクタと、前記分岐コネクタを介して一端部が前記幹線ケーブルに接続されるとともに他端部が電気デバイスに接続された分岐ケーブルとを含む電力ケーブルを有し、
    前記モータは、車室前方において車両前後方向に延在する左右一対のサイドフレームの間であって、かつ車幅方向に延在するクロスメンバの後方に配置され、
    前記電力ケーブルは、前記クロスメンバに沿って配索されて当該クロスメンバに支持され、
    前記分岐コネクタは、前記幹線ケーブルと前記分岐ケーブルとを電気的に接続する端子を有し、前記モータの側面に沿った位置で前記クロスメンバに支持されている、ことを特徴とする車両のケーブル配索構造。
  2. 請求項1に記載の車両のケーブル配索構造において、
    前記幹線ケーブルは、その長手方向の途中部分に芯線の露出部分を有し、
    前記分岐ケーブルは、前記一端部に芯線の露出部分を有し、
    前記幹線ケーブル及び前記分岐ケーブルは、それらの露出部分が横並びに配置されるように前記クロスメンバに沿って互いに平行に配索され、
    前記端子は、各芯線の露出部分にそれぞれ圧着される一対の圧着部と当該圧着部を繋ぐ連結部とを有している、ことを特徴とする車両のケーブル配索構造。
  3. 請求項1又は2に記載の車両のケーブル配索構造において、
    前記分岐コネクタは、前記幹線ケーブルと前記分岐ケーブルとの接続部分を覆う、絶縁材料からなるケース部材を含む、ことを特徴とする車両のケーブル配索構造。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の車両のケーブル配索構造において、
    前記分岐コネクタは、前記幹線ケーブル及び前記分岐ケーブルの少なくとも一方を、前記端子とは異なる位置で保持する保持部を有している、ことを特徴とする車両のケーブル配索構造。
  5. 請求項2に記載の車両のケーブル配索構造において、
    前記幹線ケーブルは、長手方向に所定間隔で複数の周溝が並んだシースとその内側に配される前記芯線とを備えるものであり、
    前記分岐コネクタは、前記幹線ケーブルを前記長手方向における前記露出部分よりも前記モータ側の位置で前記シースの外側から保持する第1保持部と、前記長手方向における前記圧着部による圧着位置よりも前記モータ側の位置で前記幹線ケーブルの芯線を直接保持する第2保持部とを有し、
    前記第1保持部は、前記シースの周溝に突入して当該シースの長手方向への変位を規制する複数の突起部を備えている、ことを特徴とする車両のケーブル配索構造。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の車両のケーブル配索構造において、
    前記パワーユニットは、複数の気筒を備えた内燃機関からなるエンジン本体とこのエンジン本体の側面に備えられて当該エンジン本体の出力をアシストするモータとを備えたエンジンであって、かつ前記エンジン本体の気筒列方向が車幅方向に向く姿勢でエンジンルーム内に配置されており、
    前記クロスメンバは、前記エンジンルーム内において前記エンジンに近接する位置で前記モータに沿って車幅方向に延在する、ことを特徴とする車両のケーブル配策構造。
  7. 請求項6に記載の車両のケーブル配索構造において、
    前記電気デバイスは、前記クロスメンバの長手方向における一端部に隣接して配置されたDC/DCコンバータである、ことを特徴とする車両のケーブル配索構造。
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