JP7210221B2 - 商品データ処理システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、商品データ処理システム及びコンピュータを当該商品データ処理システムとして機能させるためのプログラムに関する。
近年、客が金銭の支払いを行う場所、いわゆるレジをなくした店舗が実用化されている。特に、人工知能(AI:Artificial Intelligence)を駆使した機械学習又はコンピュータビジョン等の技術の発展に伴い、店内での客の挙動をカメラ、センサ等で追跡し、その挙動を分析して、客が入手した商品の登録から決済までを自動的に行うようにした商品データ処理システムがある。
従来のこの種の商品データ処理システムにおいては、客が店外に出ることでその客が入手した商品が確定する。ただし、商品が確定しても、決済はすぐには実行されない。決済は、客が店を出てから所定時間経過後に実行される。この所定時間の間、客は、スマートフォン等を利用して、入手した商品のリストを確認することができる。そして、例えば入手していない商品がリストに含まれている場合、客は、決済が開始される前にその商品をリストから取り消すことができる。
しかしながら、従来技術においては、客は店を出てからでないと、入手した商品のリストを確認することができなかった。このため、客が店を出る前に入手した商品のリストを確認できる商品データ処理システムの開発が望まれていた。
特開平05-314367号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、客が店を出る前に入手した商品のリストを確認できる商品データ処理システムを提供しようとするものである。
一実施形態において、商品データ処理システムは、特定手段と、取得手段と、決済手段と、可視化手段と、を備える。特定手段は、商品が陳列された売場に入場する客を特定する。取得手段は、特定手段により特定された客の売場での挙動を当該客が出口ゲートを通過して売場から退場するまで追跡して、当該客が入手した商品に係る商品データを取得する。決済手段は、特定手段により特定された客が出口ゲートを通過して売場から退場した場合に、取得手段により取得した商品データに基づき当該客が入手した商品の代金を決済する。可視化手段は、特定手段により特定された出口ゲートを通過しておらず客が売場から退場する前に、取得手段で取得した商品データに基づき当該客が入手している商品のリストを売場に設置されている表示デバイスの画面に出力することで可視化する。
一実施形態における商品データ処理システムの構成を示すブロック図。 同商品データ処理システムの商品データベースに保存される商品レコードの主要なデータ構造を示す模式図。 同商品データ処理システムの会員データベースに保存される会員レコードの主要なデータ構造を示す模式図。 同商品データ処理システムにおけるゲート装置の要部構成を機能的に示すブロック図。 同ゲート装置で生成される入店コマンドのデータ構造を示す模式図。 同商品データ処理システムにおける挙動追跡装置の要部構成を機能的に示すブロック図。 同挙動追跡装置で生成される各種コマンドのデータ構造を示す模式図。 同挙動追跡装置を構成する挙動解析部の主要な動作を説明するための流れ図。 同商品データ処理システムにおける商品識別装置の要部構成を機能的に示すブロック図。 同商品識別装置で生成される商品購入コマンド及び商品返品コマンドのデータ構造を示す模式図。 同商品データ処理システムにおける決済装置の要部構成を機能的に示すブロック図。 同決済装置において生成される仮想カート読出しコマンドのデータ構造を示す模式図。 同商品データ処理システムにおける仮想カート装置の要部構成を機能的に示すブロック図。 同仮想カート装置で記憶される仮想カートの買上商品リスト領域に記述されるデータレコードのデータ構造を示す模式図。 同商品データ処理システムにおけるカート確認装置の要部構成を機能的に示すブロック図。 同カート確認装置において生成される商品取消コマンドのデータ構造を示す模式図。 デジタルサイネージ端末に表示される画面の一例を示す模式図。 デジタルサイネージ端末に表示される画面の一例を示す模式図。 デジタルサイネージ端末に表示される画面の一例を示す模式図。 デジタルサイネージ端末に表示されるメッセージの一例を示す模式図。
以下、客が店を出る前に入手した商品のリストを確認できる商品データ処理システムの実施形態について、図面を用いて説明する。なお、この実施形態では、入口ゲートから店内に入場した客が売場に陳列されている商品の中から購入する商品を手に取り、そのまま出口ゲートから店外に退場することで、客が入手した商品の登録から決済までを自動的に行うようにした店舗向けの商品データ処理システムを例示する。
本システムにおいて、客は、事前に会員登録を行った会員に限られる。会員に対しては、固有の会員IDが発番される。会員は、スマートフォン等の携帯型の情報端末に専用のアプリケーションプログラムをインストールすることによって、自らの会員IDを表すコードシンボルを情報端末のディスプレイに表示させることができる。コードシンボルは、例えばバーコードである。コードシンボルは、例えば二次元データコードであってもよい。
図1は、本実施形態における商品データ処理システム10の構成を示すブロック図である。商品データ処理システム10は、商品データベース11、会員データベース12、ゲート装置13、挙動追跡装置14、商品識別装置15、決済装置16、仮想カート装置17及びカート確認装置18を含む。商品データベース11は、商品識別装置15と接続されている。会員データベース12は、ゲート装置13、決済装置16及びカート確認装置18と接続されている。ゲート装置13は、挙動追跡装置14と接続されている。挙動追跡装置14は、商品識別装置15、決済装置16、仮想カート装置17及びカート確認装置18と接続されている。商品識別装置15、決済装置16及びカート確認装置18は、それぞれ仮想カート装置17と接続されている。
カート確認装置18は、デジタルサイネージ端末20と接続されている。デジタルサイネージ端末20は、コンテンツ提供装置21から提供されるコンテンツを表示するようにした表示デバイスの一種である。コンテンツの内容は、特に限定されない。コンテンツは、例えば広告画像である。デジタルサイネージ端末20は、売場に設置される。売場とは、商品棚が設置された空間である。商品棚には、複数種類の商品が棚の区画毎に仕分けされて陳列されている。
デジタルサイネージ端末20は、商品棚とは異なる場所に設置されている。デジタルサイネージ端末20の設置台数は、1台に限定されるものではない。複数台のデジタルサイネージ端末20が売場に設置されていてもよい。複数台のデジタルサイネージ端末20が売場に設置される場合、商品データ処理システム10は、デジタルサイネージ端末20毎にカート確認装置18を備えることとなる。
商品データベース11は、売場で販売されている各商品に関するデータの集合体である。データは、一定の形式で作成され、商品データベース11に保存される。以下、一定の形式で作成され、商品データベース11に保存された1商品当たりのデータを商品レコード11Rと称する。
図2は、商品レコード11Rの主要なデータ構造を示す模式図である。図示するように商品レコード11Rは、商品コード、商品名、価格、棚コード、認識用画像等のデータ項目を含む。商品コードは、各商品を識別するために商品毎に設定された商品固有のコードである。商品名及び価格は、商品の名称及び1点当たりの販売金額である。棚コードは、商品が陳列されている商品棚の区画を識別するために区画毎に設定された一意のコードである。認識用画像は、商品の外観を撮影した画像のデータである。認識用画像は、商品の外観の全部を撮影した画像のデータであってもよいし、一部を撮影した画像のデータであってもよい。
会員データベース12は、店舗で買物をするために会員登録をした会員に関するデータの集合体である。データは、一定の形式で作成され、会員データベース12に保存される。以下、一定の形式で作成され、会員データベース12に保存された1会員当たりのデータを会員レコード12Rと称する。
図3は、会員レコード12Rの主要なデータ構造を示す模式図である。図示するように会員レコード12Rは、会員ID、氏名、クレジット番号、無効フラグ等のデータ項目を含む。会員IDは、前述したように、各会員を識別するために会員毎に割り当てられた会員固有のコードである。氏名は、会員の氏名であり、クレジットカード番号は、当該会員が決済に使用するクレジットカードの番号である。無効フラグは、会員レコード12Rを無効とするか否かを設定するための1ビットデータである。本実施形態では、無効フラグが“1”のとき、会員レコード12Rは無効となる。例えば、会員IDで識別される会員に不正があり、入店禁止となった場合、その会員の会員IDを含む会員レコード12Rの無効フラグは“1”となる。
図4は、ゲート装置13の要部構成を機能的に示すブロック図である。ゲート装置13は、入口ゲートの開閉機構131、リーダ132、検索部133、会員認証部134、ゲート制御部135及び入店出力部136を備える。
開閉機構131は、売場への入口ゲートを開閉する。入口ゲートは、デフォルトの状態では閉塞している。開閉機構131は、ゲート制御部135からの開信号を受信することにより、入口ゲートを一時的に開放する。入口ゲートが開放されることによって一人だけ入口ゲートから売場に入ることができる。
リーダ132は、スマートフォン等の情報端末のディスプレイに表示されるコードシンボルを読み取るためのデバイスである。前述したように、会員が所有する情報端末には、その会員固有の会員IDを表すコードシンボルが表示される。リーダ132は、このコードシンボルを読み取るために、入口ゲートの店外側に設けられている。
検索部133は、会員データベース12を検索する。検索部133は、リーダ132によって会員IDを表すコードシンボルが読み取られた場合、その会員IDを検索キーワードとして会員データベース12を検索する。検索部133は、検索結果を会員認証部134に通知する。
会員認証部134は、検索部133での検索結果を受けて、会員として承認するか否かを判定する。会員認証部134は、会員データベース12から検索キーワードである会員IDを含む会員レコード12Rが検出された場合、その会員レコード12Rの無効フラグを調べる。そして無効フラグが“0”、つまりは会員レコード12Rが有効である場合、会員認証部134は、会員を承認する。これに対し、会員データベース12から会員レコード12Rを検出できなかった場合、あるいは検出された会員レコード12Rの無効フラグが“1”、つまりは会員レコード12Rが無効である場合、会員認証部134は、会員を否認する。会員認証部134は、認証結果をゲート制御部135と入店出力部136とに通知する。
ゲート制御部135は、会員認証部134での認証結果が会員を承認するものであるとき、開閉機構131に開信号を出力する。認証結果が会員を否認するものであるときには、ゲート制御部135は、開閉機構131に開信号を出力しない。
入店出力部136は、会員認証部134での認証結果が会員を承認するものであるとき、入店コマンドCOM1を生成する。そして入店出力部136は、入店コマンドCOM1を挙動追跡装置14に出力する。入店出力部136は、会員認証部134での認証結果が会員を否認するものであるとき、入店コマンドCOM1を生成しない。したがって、入店コマンドCOM1は、挙動追跡装置14に出力されない。
図5は、入店コマンドCOM1のデータ構造を示す模式図である。図示するように入店コマンドは、コマンドコード01と会員IDとを含む。コマンドコード01は、当該コマンドが入店コマンドCOM1であることを特定するためのコードである。会員IDは、会員認証部134で承認された会員の会員IDである。すなわち、リーダ132によって読み取られたコードシンボルから得られた会員IDが入店コマンドCOM1に含まれる。
図6は、挙動追跡装置14の要部構成を機能的に示すブロック図である。挙動追跡装置14は、カメラ141、センサ142、画像処理部143、信号処理部144、挙動解析部145、コマンド生成部146及びコマンド出力部147を備える。カメラ141は、複数備えられている。複数のカメラ141は、売場全域を撮影領域としてカバーできるように売場の天井等に適切に配置されている。
センサ142は、複数備えられている。複数のセンサ142は、商品棚の区画毎に配置されている。センサ142は、商品棚から商品が持ち出されたことを検知する。センサ142は、商品棚に商品が戻されたことを検知する。この種のセンサとしては、例えば赤外線センサ、圧力センサ、重量センサ等が単一で、若しくは複数種類が組み合わせされて用いられる。
画像処理部143は、各カメラ141で撮影されている画像を入力する。画像処理部143は、各カメラ141で撮影されている画像から、挙動解析部145での挙動解析に必要な画像データを生成し、挙動解析部145に出力する。
信号処理部144は、各センサ142から検知信号を入力する。信号処理部144は、各センサ142の検知信号から、挙動解析部145での挙動解析に必要な検知信号を選択し、挙動解析部145に出力する。
挙動解析部145は、ゲート装置13から挙動追跡装置14に与えられる入店コマンドCOM1を取り込む。また挙動解析部145は、画像処理部143から画像データを取り込むとともに、信号処理部144から検知信号を取り込む。挙動解析部145は、画像データと検知信号とに基づき、入店コマンドCOM1に含まれる会員IDで特定される会員の売場での挙動を解析する。具体的には挙動解析部145は、入口ゲートから売場に入った会員の売場内での動線を当該会員が出口ゲートから店外に出るまで追跡する。そして挙動解析部145は、動線を追跡している間に、会員が商品棚から商品を取り出す行為、会員が商品棚に商品を戻す行為、会員がデジタルサイネージ端末20の画面と対峙した行為等を検出する。このような行為の検出は、既存の人工知能AIを駆使した機械学習又はコンピュータビジョン等の技術を利用することで可能である。
図8は、一人の会員が売場に入場し、退場するまでの間の挙動解析部145の主要な動作を説明するための流れ図である。挙動解析部145は、Act1として入店コマンドCOM1を待ち受けている。ゲート装置13から入店コマンドCOM1を受け取ると、挙動解析部145は、Act1においてYESと判定し、Act2へと進む。挙動解析部145は、Act2として入店コマンドCOM1から会員IDを取得する。そして挙動解析部145は、Act3としてコマンド生成部146に対し、仮想カート作成指令を通知する。仮想カート作成指令には、入店コマンドCOM1から取得した会員IDが含まれる。
仮想カート作成指令を通知した挙動解析部145は、Act4として入店コマンドCOM1から取得した会員IDで識別される会員の挙動解析を開始する。そして挙動解析部145は、Act5として会員が商品棚から商品を取り出す行為を検出したか否かを確認する。会員が商品棚から商品を取り出す行為を検出していない場合、挙動解析部145は、Act5においてNOと判定し、Act6へと進む。挙動解析部145は、Act6として会員が商品棚に商品を戻す行為を検出したか否かを確認する。会員が商品棚に商品を戻す行為を検出していない場合、挙動解析部145は、Act6においてNOと判定し、Act7へと進む。挙動解析部145は、Act7として会員がデジタルサイネージ端末20の画面と対峙したか否かを確認する。会員がデジタルサイネージ端末20の画面と対峙していない場合、挙動解析部145は、Act7においてNOと判定し、Act8へと進む。挙動解析部145は、Act8として会員が出口ゲートから店外に出たか否かを確認する。会員が出口ゲートから店外に出ていない場合、挙動解析部145は、Act8においてNOと判定し、Act5に戻る。
このように挙動解析部145は、Act5乃至Act8において、会員の挙動を追跡する。すなわち挙動解析部145は、会員が商品棚から商品を取り出す行為を検出するか、商品棚に商品を戻す行為を検出するか、デジタルサイネージ端末20の画面と対峙するか、出口ゲートから店外に出るのを待ち受ける。
挙動解析部145は、会員が商品棚から商品を取り出す行為を検出すると、Act5においてYESと判定し、Act9へと進む。挙動解析部145は、Act9としてコマンド生成部146に対し、商品取出し指令を通知する。商品取出し指令には、挙動を追跡している会員の会員IDとともに、会員が商品棚から商品を取り出す行為を検出したときの画像データと棚コードとが含まれる。棚コードは、会員が商品棚から商品を取り出す行為を検出したときの検知信号から特定される。棚コードは、当該検知信号の送信元であるセンサが設けられている商品棚の区画を識別するものである。挙動解析部145は、Act9の処理を終えると、Act5乃至Act8の待ち受け状態に戻る。
挙動解析部145は、会員が商品棚に商品を戻す行為を検出すると、Act6においてYESと判定し、Act10へと進む。挙動解析部145は、Act10としてコマンド生成部146に対し、商品戻し指令を通知する。商品戻し指令には、挙動を追跡している会員の会員IDとともに、会員が商品棚に商品を戻す行為を検出したときの画像データと棚コードとが含まれる。挙動解析部145は、Act10の処理を終えると、Act5乃至Act8の待ち受け状態に戻る。
挙動解析部145は、会員がデジタルサイネージ端末20の画面と対峙したことを検出すると、Act7においてYESと判定し、Act11へと進む。挙動解析部145は、Act11としてコマンド生成部146に対し、カート確認指令を通知する。カート確認指令には、追跡している会員の会員IDとともに、端末コードが含まれる。端末コードは、当該会員が対峙したデジタルサイネージ端末20を特定するためのコードである。売場に複数のデジタルサイネージ端末20が設定されている場合、各デジタルサイネージ端末20には異なる端末コードが設定される。挙動解析部145は、会員がどのデジタルサイネージ端末20の画面に対峙したかを検出したならば、そのデジタルサイネージ端末20の端末コードをカート確認指令に含ませる。売場に設置されているデジタルサイネージ端末20の台数が一台であった場合も同様である。挙動解析部145は、Act11の処理を終えると、Act5乃至Act8の待ち受け状態に戻る。
挙動解析部145は、会員が出口ゲートから店外に出たこと、つまりは退店したことを検出すると、Act8においてYESと判定し、Act12へと進む。挙動解析部145は、Act12としてコマンド生成部146に対し、退店指令を通知する。退店指令には、追跡している会員の会員IDが含まれる。挙動解析部145は、Act12の処理を終えると、Act13として会員IDで識別される会員の挙動解析を終了する。
図6の説明に戻る。
コマンド生成部146は、挙動解析部145から仮想カート作成指令の通知を受けると、仮想カート作成コマンドCOM2を生成する。コマンド生成部146は、挙動解析部145から商品取出し指令の通知を受けると、商品取出しコマンドCOM3を生成する。コマンド生成部146は、挙動解析部145から商品戻し指令の通知を受けると、商品戻しコマンドCOM4を生成する。コマンド生成部146は、挙動解析部145からカート確認指令の通知を受けると、カート確認コマンドCOM5を生成する。コマンド生成部146は、挙動解析部145から退店指令の通知を受けると、退店コマンドCOM6を生成する。
図7は、コマンド生成部146で生成される各種コマンドCOM2~COM6のデータ構造を示す模式図である。図示するように、カート作成コマンドCOM2は、コマンドコード02と会員IDとを含む。コマンドコード02は、当該コマンドがカート作成コマンドCOM2であることを特定するためのコードである。会員IDは、仮想カート作成指令に含まれているものである。
商品取出しコマンドCOM3は、コマンドコード03と会員IDと棚コードと画像データとを含む。コマンドコード03は、当該コマンドが商品取出しコマンドCOM3であることを特定するためのコードである。会員ID、棚コード及び画像データは、商品取出し指令に含まれているものである。
商品戻しコマンドCOM4は、コマンドコード04と会員IDと棚コードと画像データとを含む。コマンドコード04は、当該コマンドが商品戻しコマンドCOM4であることを特定するためのコードである。会員ID、棚コード及び画像データは、商品戻し指令に含まれているものである。
カート確認コマンドCOM5は、コマンドコード05と会員IDと端末IDとを含む。コマンドコード05は、当該コマンドがカート確認コマンドCOM5であることを特定するためのコードである。会員ID及び端末コードは、カート確認指令に含まれているものである。
退店コマンドCOM6は、コマンドコード06と会員IDとを含む。コマンドコード06は、当該コマンドが退店コマンドCOM6であることを特定するためのコードである。会員IDは、退店指令に含まれているものである。
図6の説明に戻る。
コマンド出力部147は、コマンド生成部146で生成された各種コマンドCOM2~COM6を出力する。すなわちコマンド出力部147は、カート作成コマンドCOM2を仮想カート装置17に出力する。コマンド出力部147は、商品取出しコマンドCOM3及び商品戻しコマンドCOM4を商品識別装置15に出力する。コマンド出力部147は、カート確認コマンドCOM5をカート確認装置18に出力する。コマンド出力部147は、退店コマンドCOM6を決済装置16に出力する。
図9は、商品識別装置15の要部構成を機能的に示すブロック図である。商品識別装置15は、コマンド解析部151、棚コード取得部152、画像取得部153、検索部154、商品認識部155、コマンド生成部156及びコマンド出力部157を備える。コマンド解析部151は、挙動追跡装置14から受け取ったコマンドを解析する。コマンド解析部151は、そのコマンドのコマンドコードに基づいて、当該コマンドが商品取出しコマンドCOM3であるか商品戻しコマンドCOM4であるかを識別し、その識別結果をコマンド生成部156に通知する。
棚コード取得部152は、コマンド解析部151で解析された商品取出しコマンドCOM3又は商品戻しコマンドCOM4から棚コードを取得する。画像取得部153は、コマンド解析部151で解析された商品取出しコマンドCOM3又は商品戻しコマンドCOM4から画像データを取得する。
検索部154は、棚コード取得部152で取得した棚コードを検索キーワードとして商品データベース11を検索する。検索部154は、検索キーワードである棚コードを含む商品レコード11Rを商品データベース11から読み出し、商品認識部155に出力する。
商品認識部155は、検索部154から受け取った商品レコード11Rに含まれる認識用画像と、画像取得部153で取得した画像との類似度を判定する。そして類似度が一定値以上の場合、商品認識部155は、当該商品レコード11Rに含まれる商品ID、商品名、価格等の商品データをコマンド生成部156に出力する。
コマンド生成部156は、コマンド解析部151から通知された識別結果が商品取出しコマンドCOM3であるとき、商品認識部155から受け取った商品データを基に商品購入コマンドCOM7を生成する。コマンド生成部156は、コマンド解析部151から通知された識別結果が商品戻しコマンドCOM4であるとき、商品認識部155から受け取った商品データを基に商品返品コマンドCOM8を生成する。
図10は、コマンド生成部156で生成される商品購入コマンドCOM7及び商品返品コマンドCOM8のデータ構造を示す模式図である。図示するように、商品購入コマンドCOM7は、コマンドコード07と会員IDと商品データとを含む。コマンドコード07は、当該コマンドが商品購入コマンドCOM7であることを特定するためのコードである。会員IDは、コマンド解析部151で解析された商品取出しコマンドCOM3に含まれているものである。商品データは、商品認識部155から与えられた商品コード、商品名、価格等を含むものである。
商品返品コマンドCOM8は、コマンドコード08と会員IDと商品データとを含む。コマンドコード08は、当該コマンドが商品返品コマンドCOM8であることを特定するためのコードである。会員IDは、コマンド解析部151で解析された商品戻しコマンドCOM4に含まれているものである。商品データは、商品認識部155から与えられた商品名、価格等を含むものである。商品データは、商品コードと商品名、または商品コードと価格との組み合わせであってもよい。商品データは、商品コードだけであってもよい。
図9の説明に戻る。
コマンド出力部157は、コマンド生成部156で生成された商品購入コマンドCOM7又は商品返品コマンドCOM8を仮想カート装置17に出力する。
図11は、決済装置16の要部構成を機能的に示すブロック図である。決済装置16は、コマンド解析部161、仮想カート読出し部162、検索部163及び決済処理部164を備える。コマンド解析部161は、挙動追跡装置14から与えられる退店コマンドCOM6を解析する。
仮想カート読出し部162は、コマンド解析部161で解析された退店コマンドCOM6に含まれる会員IDで仮想カート読出しコマンドCOM9を生成する。そして仮想カート読出し部162は、仮想カート読出しコマンドCOM9を仮想カート装置17に出力して、当該仮想カート装置17から仮想カートのデータを読み出す。仮想カートは、会員IDで特定される会員が売場で入手した商品のデータを記憶する。仮想カート読出し部162は、仮想カートのデータを決済処理部164に与える。
図12は、仮想カート読出しコマンドCOM9のデータ構造を示す模式図である。図示するように、仮想カート読出しコマンドCOM9は、コマンドコード09と会員IDとを含む。コマンドコード09は、当該コマンドが仮想カート読出しコマンドCOM9であることを特定するためのコードである。会員IDは、コマンド解析部161で解析された退店コマンドCOM6に含まれているものである。
図11の説明に戻る。
検索部163は、コマンド解析部161で解析された退店コマンドCOM6に含まれる会員IDを検索キーワードとして会員データベース12を検索する。そして検索部163は、会員データベース12から検索キーワードである会員IDを含む会員レコード12Rを読出す。検索部163は、会員レコード12Rのデータを決済処理部164に与える。
決済処理部164は、仮想カートのデータと会員レコード12Rのデータとに基づいて、決済処理を行う。仮想カートのデータには、会員IDで特定される会員が売場で入手した商品のデータが含まれている。会員レコード12Rのデータには、会員IDで特定される会員が使用するクレジットカードのカード番号が含まれている。決済処理部164は、商品のデータとクレジットカードのカード番号とに基づき、客が入手した商品に対してクレジットカードによる決済処理を実行する。クレジットカードによる決済処理は、周知の処理であるので、ここでの説明は省略する。また、決済に伴うレシートについては、既存の電子レシートシステムを利用すればよい。
図13は、仮想カート装置17の要部構成を機能的に示すブロック図である。仮想カート装置17は、メモリ部171、通信部172、コマンド解析部173、書込み部174、時計部175及び読出し部176を備える。時計部175は、現在の日付及び時刻を計時する。
メモリ部171は、仮想カートVC1,VC2,VC3,…を複数保存することが可能な記憶領域である。仮想カートVC1,VC2,VC3,…は、会員ID、入店日時、退店日時、買上商品リスト、合計点数、合計金額等のデータ項目を記述するための領域を備えたワークメモリの一種である。会員IDの領域には、挙動追跡装置14によって挙動が追跡される会員の会員IDが記述される。入店日時の領域には、同会員が売場に入場した日時が記述される。退店日時の領域には、同会員が売場から退場した日時が記述される。買上商品リストの領域には、同会員が売場で入手した商品に係るデータが記述される。合計点数の領域には、同会員が売場で入手した商品の合計点数が記述される。合計金額の領域には、同会員が売場で入手した商品の合計金額が記述される。
図14は、買上商品リストの領域に記述されるデータレコードD1のデータ構造を示す模式図である。データレコードD1は、会員が1つの商品を入手する毎に生成され、買上商品リストの領域に記述される。データレコードD1は、商品コード、商品名、価格等の商品データに、入手フラグ、返品フラグ及び取消フラグを付加した構成となっている。入手フラグは、対応する商品データの商品が入手状態にあるとき“1”にセットされる。返品フラグは、対応する商品データの商品が返品状態にあるとき“1”にセットされる。取消フラグは、対応する商品データの商品が取消状態にあるとき“1”にセットされる。入手状態とは、会員が商品棚から取った商品を買物袋等に入れて所有している状態を示す。返品状態とは、会員が商品棚から取った商品を元の棚へ戻した状態を示す。取消状態とは、会員が買上商品リストから当該商品データを取消操作した状態を示す。
図13の説明に戻る。
通信部172は、挙動追跡装置14、商品識別装置15、決済装置16及びカート確認装置18との間で通信を行う。具体的には通信部172は、挙動追跡装置14からカート作成コマンドCOM2を受信する。通信部172は、商品識別装置15から商品購入コマンドCOM7又は商品返品コマンドCOM8を受信する。通信部172は、決済装置16から仮想カート読出しコマンドCOM9を受信する。また、詳細は後述するが、通信部172は、カート確認装置18からも仮想カート読出しコマンドCOM9を受信する。通信部172は、仮想カート読出しコマンドCOM9の送信元である決済装置16又はカート確認装置18に対し、その仮想カート読出しコマンドCOM9によって特定される1つの仮想カートVC1,VC2,VC3,…のデータを送信する。
コマンド解析部173は、通信部172で受信したコマンドを解析する。そして、カート作成コマンドCOM2、商品購入コマンドCOM7又は商品返品コマンドCOM8を受信したとき、コマンド解析部173は、書込み部174を起動する。コマンド解析部173は、仮想カート読出しコマンドCOM9を受信したとき、読出し部176を起動する。
書込み部174は、コマンド解析部173で解析されたコマンドがカート作成コマンドCOM2であるとき、メモリ部171に新規の仮想カートVCn(n:1,2,3,…)を作成する。そして書込み部174は、カート作成コマンドCOM2に含まれる会員IDを仮想カートVCnに記述する。また書込み部174は、時計部175で計時されている日時を入店日時として仮想カートVCnに記述する。
書込み部174は、コマンド解析部173で解析されたコマンドが商品購入コマンドCOM7であるとき、当該商品購入コマンドCOM7に含まれる会員IDが記述された仮想カートVCnに、買上商品リストのデータレコードD1を記述する。データレコードD1は、当該商品購入コマンドCOM7に含まれる商品データの商品コード、商品名、価格を記述したものである。また、入手フラグは“1”であり、返品フラグ及び取消フラグは“0”である。さらに書込み部174は、当該仮想カートVCnの合計点数のデータを“1”だけ加算した値に書き換えるとともに、合計金額のデータを当該商品の価格だけ増額した値に書き換える。
書込み部174は、コマンド解析部173で解析されたコマンドが商品返品コマンドCOM8であるとき、当該商品返品コマンドCOM8に含まれる会員IDが記述された仮想カートVCnから当該商品返品コマンドCOM8に含まれる商品データが記述されたデータレコードD1を選択する。そして書込み部174は、当該データレコードD1の返品フラグを“1”とする。このとき、当該データレコードD1の入手フラグは“1”のままであってもよいし、“0”に書き換えてもよい。さらに書込み部174は、当該仮想カートVCnの合計点数のデータを“1”だけ減算した値に書き換えるとともに、合計金額のデータを当該商品の価格だけ減額した値に書き換える。
読出し部176は、コマンド解析部173で解析されたコマンドが仮想カート読出しコマンドCOM9であるとき、その仮想カート読出しコマンドCOM9に含まれている会員コードが記述された仮想カートVCnのデータをメモリ部171から読み出す。そして読出し部176は、当該仮想カートVCnのデータを通信部172に与える。通信部172は、当該仮想カートVCnのデータを、仮想カート読出しコマンドCOM9の送信元である決済装置16又はカート確認装置18に送信する。
図15は、カート確認装置18の要部構成を機能的に示すブロック図である。カート確認装置18は、コマンド解析部181、表示制御部182、入力検知部183、仮想カート処理部184及び取消処理部185を備える。コマンド解析部181は、挙動追跡装置14から受け取ったコマンドを解析する。そのコマンドがカート確認コマンドCOM5であるとき、コマンド解析部181は、表示制御部182を起動する。またコマンド解析部181は、カート確認コマンドCOM5に含まれる会員IDを仮想カート処理部184に通知する。
表示制御部182は、デジタルサイネージ端末20の画面表示を制御する。
図17は、表示制御部182によって制御された画面SC1の一例である。デジタルサイネージ端末20の画面SC1には、通常、コンテンツ提供装置21から提供されるコンテンツの画像が表示されている。表示制御部182は、コンテンツ画像が表示された画面SC1の一部に、カート確認ボタンB1の画像を表示させる。
図15の説明に戻る。
入力検知部183は、デジタルサイネージ端末20の画面に表示されている画像からの入力を検知する。図17に示すように、デジタルサイネージ端末20の画面SC1にカート確認ボタンB1の画像が表示されている場合、入力検知部183は、当該カート確認ボタンB1が入力されるのを検知する。入力検知部183は、カート確認ボタンB1が入力されたことを検知すると、仮想カート処理部184にカート確認指令を通知する。
仮想カート処理部184は、入力検知部183からカート確認指令の通知を受けると、仮想カート読出しコマンドCOM9を生成する。仮想カート読出しコマンドCOM9には、コマンド解析部181から通知された会員IDが含まれる。仮想カート処理部184は、仮想カート読出しコマンドCOM9を仮想カート装置17に出力して、当該仮想カート装置17から仮想カートVCnのデータを読み込む。
仮想カート処理部184は、仮想カートVCnのデータを処理する。具体的には仮想カート処理部184は、買上商品リストに記述されているデータレコードD1のなかから入手フラグが“1”であり、返品フラグと取消フラグが“0”のデータレコードD1を抽出する。仮想カート処理部184は、抽出したデータレコードD1に含まれる商品コード、商品名及び価格の一覧画像を表示するように、表示制御部182を制御する。また仮想カート処理部184は、買上商品リストに記述されているデータレコードD1のなかから取消フラグが“1”にセットされたデータレコードD1の数を計数する。仮想カート処理部184は、計数した数を取消回数として表示するように、表示制御部182を制御する。
表示制御部182は、仮想カート処理部184の制御により、デジタルサイネージ端末20の画面表示を切り替える。
図18は、表示制御部182によって切り替えられた画面SC2の一例である。デジタルサイネージ端末20の画面SC2は、コンテンツ画像を表すエリアSA1と、仮想カートVCnの内容を表すエリアSA2と、取消回数を表すエリアSA3とに区分される。そしてエリアSA1には、画面SC1に表示されていたコンテンツ画像が縮小されて表示される。エリアSA2には、仮想カート処理部184で抽出されたデータレコードD1の商品コード、商品名及び価格の一覧画像が表示される。また、エリアSA2には、商品コード又は商品名と対応付けて、取消ボタンB2の画像も表示される。エリアSA3には、取消回数が表示される。
エリアSA2に表示されている内容は、デジタルサイネージ端末20の画面SC2と対峙している会員がすでに売場にて入手している商品のリストである。このように会員は、売場から退場しなくても、入手した商品として仮想カートVCnで管理されている商品のリストを確認することができる。ここで、仮に実際には入手していない商品のデータがエリアSA2に表示されていた場合、会員は、その商品の商品名等と対応付けられた取消ボタンB2の画像にタッチする。
デジタルサイネージ端末20の画面SC2に取消ボタンB2が表示されている場合、入力検知部183は、当該取消ボタンB2が入力されるのを検知する。入力検知部183は、取消ボタンB2が入力されたことを検知すると、取消指令を仮想カート処理部184に通知する。取消指令には、どの商品に対応付けられた取消ボタンB2が入力されたのかを示すデータが含まれる。
仮想カート処理部184は、取消指令の通知を受けると、その取消指令に含まれるデータから特定される商品の商品IDを少なくとも含む取消データを生成し、取消処理部185に出力する。
取消処理部185は、取消データに基づいて取消処理を行う。具体的には取消処理部185は、商品取消コマンドCOM10を生成し、当該商品取消コマンドCOM10を仮想カート装置17に出力する。
図16は、商品取消コマンドCOM10のデータ構造を示す模式図である。図示するように、商品取消コマンドCOM10は、コマンドコード10と会員IDと商品データとを含む。コマンドコード10は、当該コマンドが商品取消コマンドCOM10であることを特定するためのコードである。会員IDは、コマンド解析部181で解析されたカート確認コマンドCOM5に含まれているものである。商品データは、取消データに含まれている商品コード等である。
図13の説明に戻る。
通信部172を介して商品取消コマンドCOM10を受信した仮想カート装置17においては、コマンド解析部173及び書込み部174の作用により、買上商品リストの取消処理が実行される。すなわちコマンド解析部173は、商品取消コマンドCOM10に含まれる会員コードと商品データとを書込み部174に通知する。書込み部174は、メモリ部171から当該会員コードが記述された仮想カートVCnを選択する。そして書込み部174は、その仮想カートVCnの買上商品リストに記憶されるデータレコードのうち、当該商品データが記述されたデータレコードD1の取消フラグを“1”に書き換える。このとき、書込み部174は、同データレコードD1の入手フラグを“1”のままとしてもよいし、“0”に書き換えてもよい。
図15の説明に戻る。
取消処理部185は、商品取消コマンドCOM10を仮想カート装置17に出力した後、仮想カート処理部184に仮想カートの再読み込みを指令する。仮想カート処理部184は、再読み込みの指令を受けたことに応じて、再度、仮想カート読出しコマンドCOM9を仮想カート装置17に出力して、当該仮想カート装置17から仮想カートVCnのデータを読み出す。そして仮想カート処理部184は、前述した場合と同様に、仮想カートVCnのデータを処理する。表示制御部182は、仮想カート処理部184の制御により、デジタルサイネージ端末20の画面表示を切り替える。
図19は、図18の画面SC2において、商品Cに対応付けられた取消ボタンB2が入力されたことで取消処理が実行された後の画面SC3の一例である。画面SC2と比較して、エリアSA2に表示されていた商品Cのデータが削除され、当該商品Cの価格相当の金額が合計金額から減額されている。また、エリアSA3に表示されている取消回数が0回から1回に変更されている。
かくして、会員が売場から退場する前であっても、実際には入手していない商品のデータが仮想カートVCnで管理されていることに気付いた場合、会員は、その商品のデータを仮想カートVCnから取り消すことができる。
ところで、会員が売場から退場する前に仮想カートVCxで入手している商品として管理されているデータを制限なしに取り消すことができてしまっては、不正な取消による損失が大きくなってしまう懸念がある。そこで本実施形態では、1回の買物でデータを取り消すことができる回数を例えば2回に制限する。
このような取消回数の制限を可能とするために、仮想カート処理部184は、買上商品リストに記述されているデータレコードD1から計数した取消回数が2回に到達していると、入力検知部183から取消指令の通知を受けても取消データを生成しない。その代わりに、仮想カート処理部184は、取消回数が2回に到達している状態で入力検知部183から取消指令の通知を受けた場合には、表示制御部182に取消禁止指令を通知する。表示制御部182は、取消禁止指令の通知を受けたことに応じて、図20に示すように、デジタルサイネージ端末20の画面に取消操作が許容回数を超えているために取消ができないことを会員に伝達するメッセージWM1を表示させる。
かくして、会員がデジタルサイネージ端末20を利用して仮想カートの内容を確認し、入手済として管理されている商品のデータを不正に取り消そうとしても、3品目以上は取り消すことができないので、不正な取消による損失を低く抑えることができる。
なお、メッセージWM1の出力先は、デジタルサイネージ端末20の画面に限定されるものではない。例えば、店舗管理者が常駐している場合、その店舗管理者が閲覧可能な表示デバイスにメッセージWM1を出力してもよい。こうすることにより、不正の抑圧効果をさらに高めることができる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態の商品データ処理システム10において、ゲート装置13は、商品が陳列された売場に入場する客、いわゆる会員を特定する特定手段として機能する。挙動追跡装置14及び商品識別装置15は、特定手段により特定された会員の売場での挙動追跡により当該会員が入手した商品に係る商品データを取得する取得手段として機能する。仮想カート装置17及び決済装置16は、特定手段により特定された会員が売場から退場した場合に、取得手段により取得した商品データに基づき当該会員が入手した商品の代金を決済する決済手段を構成する。挙動追跡装置14及びカート確認装置18は、特定手段により特定された会員が表示デバイスの画面と対峙したことを検知する検知手段として機能する。仮想カート装置17及びカート確認装置18は、特定手段により特定された会員が売場から退場する前に、取得手段で取得した商品データに基づき当該会員が入手している商品のリストを可視化する可視化手段として機能する。
また、仮想カート装置17及びカート確認装置18は、可視化手段により可視化されたリストから選択的に商品の取消指示を受け付ける受付手段、この受付手段により取消指示を受け付けた商品に係る商品データを取消状態とする取消手段、さらには、取消手段により取消状態となった商品データの数が一定数を超えると、受付手段による受付を禁止する禁止手段として機能する。
このような機能を備えた本実施形態によれば、入口ゲートから店内に入場した会員が売場に陳列されている商品の中から購入する商品を手に取り、そのまま出口ゲートから店外に退場することで、当該会員が入手した商品の登録から決済までを自動的に行うようにした店舗において、会員が店舗を出る前に入手した商品のリストを確認できる商品データ処理システムを提供できる。
しかも本実施形態によれば、会員は売場に常設されているデジタルサイネージ端末20を利用して入手した商品のリストを確認できるので、店舗内の設備を有効に活用することができ、設備コストを低減できるメリットがある。
その上、本実施形態によれば、デジタルサイネージ端末20の画面と対峙した会員に対し、その会員が入手した商品のリストを可視化するので、第三者に入手した商品のリストを見られることはない。よって、会員のプライバシーが守られるので、会員の店舗に対する信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、会員が店を出る前に入手した商品のリストを確認した結果、リストに誤りがある場合には、会員自身の操作により容易にその誤りを修正することができる。その一方で、不正な修正により店舗に生じる損害を低く抑えることもできる。
以上、客が店を出る前に入手した商品のリストを確認できる商品データ処理システムの実施形態について説明したが、かかる実施形態はこれに限定されるものではない。
例えば前記実施形態では、入口ゲートにコードシンボルのリーダを備え、このリーダでスマートフォン等のディスプレイに表示されたコードシンボルを読み取る場合を例示した。他の実施形態としては、会員IDが記録されたICカード等の記録媒体を読み取るための読取装置を入口ゲートに設置し、会員が所有する記録媒体に記録された会員コードを読取装置で読み取ることで会員を特定してもよい。また、入口ゲートを通過する会員の顔をカメラで撮影し、その撮影画像に映し出された会員の顔画像と、予め登録された会員の顔画像とを照合して、会員を特定してもよい。
前記実施形態では、客が入手している商品のリストを可視化するための表示デバイスとしてデジタルサイネージ端末20を例示した。当該表示デバイスは、デジタルサイネージ端末20に限定されるものではない。客が入手している商品のリストを可視化するための専用の表示デバイスを売場内に設置してもよい。また、売場において店舗専用の買物カゴを使用する場合、この買物カゴに取り付けられた表示デバイスで客が入手している商品のリストを可視化してもよい。あるいは、会員登録の際にスマートフォン等の情報端末との通信が可能な情報を登録することによって、会員が携帯する情報端末のディスプレイに、その会員が入手している商品のリストを表示させてもよい。
前記実施形態では、会員がデジタルサイネージ端末20の画面と対峙したときに、その画面の一部にカート確認ボタンB1の画像を表示させた。この点に関しては、デジタルサイネージ端末20の画面の一部に、常時、カート確認ボタンB1の画像を表示させておいてもよい。また、画面とは別のエリアに、ハードキーによるカート確認ボタンB1を設けてもよい。
前記実施形態では、買上商品リストの領域に記述されるデータレコードD1を、商品データに入手フラグ、返品フラグ及び取消フラグを付加した構成であるとして説明した。この点に関しては、入手フラグ、返品フラグ及び取消フラグに代えて、入手状態のときと返品状態のときと取消状態のときとで異なる値となるステータスを付加してもよい。
ところで、商品データ処理システム10において、開閉機構131及びリーダ132を除くゲート装置13と、カメラ141及びセンサ142を除く挙動追跡装置14と、商品識別装置15と、決済装置16と、仮想カート装置17と、カート確認装置18とは、機械学習及びコンピュータビジョンに係る情報処理が可能な1乃至複数台のコンピュータによって実現することができる。すなわちコンピュータに、以下の機能を実現させるためのプログラムをインストールすることによって、商品データ処理システム10を構成することができる。その機能とは、商品が陳列された売場に入場する客を特定する機能と、特定された客の売場での挙動追跡により当該客が入手した商品に係る商品データを取得する機能と、特定された客が売場から退場した場合に、取得した商品データに基づき当該客が入手した商品の代金を決済する機能と、特定された客が売場から退場する前に、取得した商品データに基づき当該客が入手している商品のリストを可視化する機能と、を含んだものである。
なお、上記プログラムは、予めコンピュータの不揮発性メモリに記憶されてユーザに提供されてもよい。上記プログラムは、リムーバブルな記録媒体に記録され、またはインターネット等の通信媒体を介してユーザに提供され、ユーザの操作によりコンピュータが備える書き込み可能な記憶デバイスに書き込まれてもよい。この場合、記録媒体は、CD-ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]商品が陳列された売場に入場する客を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記客の前記売場での挙動追跡により当該客が入手した商品に係る商品データを取得する取得手段と、前記特定手段により特定された前記客が前記売場から退場した場合に、前記取得手段により取得した前記商品データに基づき当該客が入手した商品の代金を決済する決済手段と、前記特定手段により特定された前記客が前記売場から退場する前に、前記取得手段で取得した前記商品データに基づき当該客が入手している商品のリストを可視化する可視化手段と、を具備する商品データ処理システム。
[2]前記可視化手段は、前記売場に設置されている表示デバイスの画面に前記リストを出力することで可視化する、付記[1]記載の商品データ処理システム。
[3]前記特定手段により特定された前記客が前記表示デバイスの画面と対峙したことを検知する検知手段、をさらに具備し、前記可視化手段は、前記検知手段により前記客が前記表示デバイスの画面と対峙したことを条件に、その表示デバイスの画面に当該客が入手している商品のリストを出力することで可視化する、付記[2]記載の商品データ処理システム。
[4]前記可視化手段により可視化された前記リストから選択的に商品の取消指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段により取消指示を受け付けた商品に係る商品データを取消状態とする取消手段と、を具備する付記[1]乃至[3]のうちいずれか1に記載の商品データ処理システム。
[5]前記取消手段により取消状態となった商品データの数が一定数を超えると、前記受付手段による受付を禁止する禁止手段と、をさらに具備する付記[4]記載の商品データ処理システム。
[6]コンピュータに、商品が陳列された売場に入場する客を特定する機能、前記特定された前記客の前記売場での挙動追跡により当該客が入手した商品に係る商品データを取得する機能、前記特定された前記客が前記売場から退場した場合に、前記取得した前記商品データに基づき当該客が入手した商品の代金を決済する機能、及び、前記特定された前記客が前記売場から退場する前に、前記取得した前記商品データに基づき当該客が入手している商品のリストを可視化する機能、を実現させるためのプログラム。
10…商品データ処理システム、11…商品データベース、12…会員データベース、13…ゲート装置、14…挙動追跡装置、15…商品識別装置、16…決済装置、17…仮想カート装置、18…カート確認装置、20…デジタルサイネージ端末、21…コンテンツ提供装置。

Claims (1)

  1. 商品が陳列された売場に入場する客を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記客の前記売場での挙動追跡により当該客が入手した商品に係る商品データを取得する取得手段と、
    前記特定手段により特定された前記客が前記売場から退場した場合に、前記取得手段により取得した前記商品データに基づき当該客が入手した商品の代金を決済する決済手段と、
    前記特定手段により特定された前記客が前記売場から退場する前に、前記取得手段で取得した前記商品データに基づき当該客が入手している商品のリストを可視化する可視化手段と、
    前記可視化手段により可視化された前記リストから選択的に商品の取消指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により取消指示を受け付けた商品に係る商品データを取消状態とする取消手段と、
    前記取消手段により取消状態となった商品データの数が一定数を超えると、前記受付手段による受付を禁止する禁止手段と、
    を具備する商品データ処理システム。
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