JP7205643B2 - コア位置把握方法、接続方法、及び接続装置 - Google Patents

コア位置把握方法、接続方法、及び接続装置 Download PDF

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Description

本開示は、マルチコアファイバを接続する際のコア位置把握方法、接続方法、及び接続装置に関する。
マルチコアファイバ(MCF)の調心する方法には、コアの位置に合わせて回転調心を行う方法がある(例えば特許文献1を参照。)。この技術における光ファイバを調心する調心装置は、取得部と、算出部と、回転処理部と、を備える。取得部は、前記光ファイバの側面画像を取得する。算出部は、前記側面画像の輝度と基準側面画像の輝度との相関係数を算出する。回転処理部は、前記相関係数がピークとなるように前記光ファイバを前記光ファイバの軸方向に回転させる。
国際公開WO2017/130627
従来の回転調心は、ファイバ端面画像取得と接着固定とが異なる工程であり、ファイバ固定部接着時にファイバに発生する回転ずれや位置ずれを制御することが困難という課題があった。ファイバ端面画像取得と接着固定とが異なる工程であることは接続作業が煩雑化し、回転ずれや位置ずれは接続損失が増大する原因にもなる。
そこで、本発明は、上記課題を解決するために、接続作業を簡素化でき、且つ回転ずれや位置ずれを低減できるコア位置把握方法、接続方法、及び接続装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る接続方法は、マルチコアファイバの側面に目印のラインを描画し、当該ラインからマルチコアファイバの回転角度を把握することとした。
具体的には、本発明に係るコア位置把握方法は、マルチコアファイバのコア位置把握方法であって、
前記マルチコアファイバの側面に前記マルチコアファイバの端部から長手方向に伸びる所定長のラインを描くこと、
前記端部における前記マルチコアファイバの断面において、前記マルチコアファイバのマーカーと前記マルチコアファイバの中心を通る直線と、前記ラインと前記マルチコアファイバの中心を通る直線とが成す角度φを測定すること、
前記端部を含むように前記マルチコアファイバを側方から観察し、前記マルチコアファイバの輪郭線のうち、長手方向の輪郭線のひとつと、前記ラインとの間隔χ’を測定すること、及び
数C1で前記マルチコアファイバの回転量χを計算すること
を特徴とする。
Figure 0007205643000001
ただし、aは前記マルチコアファイバの半径である。
本発明に係るコア位置把握方法は、マルチコアファイバの側面の目印からマルチコアファイバの回転角度を計算できるため、デバイスに接続するときに回転角度を調整しながら接続できる。また、マルチコアファイバをガラス基板等に接続後に導波路を形成する場合も回転角度を考慮して導波路を形成できる。
ここで、マルチコアファイバの端部と接続先のデバイスとを接続する場合、次のようにすることが好ましい。前記コア位置把握方法を行うときに、前記角度φを測定することと、前記間隔χ’を測定することの間で、前記マルチコアファイバの前記端部と前記デバイスとを接続することとすれば、ファイバ端面画像取得と接着固定とを同一行程とすることができる。
このような接続方法は、次の接続装置で実現できる。
当該接続装置は、
マルチコアファイバの端部と接続先のデバイスとを接続する接続器と、
前記端部を含むように前記マルチコアファイバを側方から観察するカメラと、
前記カメラで観察した画像から、前記マルチコアファイバの輪郭線のうち、長手方向の輪郭線のひとつと、前記マルチコアファイバの側面に描かれた前記マルチコアファイバの前記端部から長手方向に伸びる所定長のラインとの間隔χ’を測定する間隔測定器と、
数C1で前記マルチコアファイバの回転量χを計算する演算器と、
を備える。
当該装置で、前記接続器が、前記回転量χに基づいて前記マルチコアファイバを回転させる回転機能を有することとすれば、ファイバ端面画像取得と接着固定とを同一行程とすることができる。
つまり、本発明に係る方法及び装置は、ファイバ端面画像取得と接着固定とが同じ工程とすることができ、マルチコアファイバの回転や位置ずれによる接続損失を低減できる。
従って、本発明は、接続作業を簡素化でき、且つ回転ずれや位置ずれを低減できるコア位置把握方法、接続方法、及び接続装置を提供することができる。
複数の前記ラインを描き、前記ライン毎に前記回転量χを計算し、前記ライン毎の前記回転量χを平均化することが好ましい。回転角度の精度を向上させることができる。
前記マルチコアファイバのコアの配置が、
六方細密配置の場合、前記端部における前記マルチコアファイバの断面から見て、前記ラインを60°間隔で6本描き、
正方格子配置の場合、前記端部における前記マルチコアファイバの断面から見て、前記ラインを90°間隔で4本描き、
一層の円環配置の場合、前記端部における前記マルチコアファイバの断面から見て、前記ラインを、前記コア数の約数且つ4以上の最小値の数だけ等間隔に描く
ことがよい。
また、本発明に係る接続装置は、前記マルチコアファイバを前記デバイスに接続する前に、前記端部における前記マルチコアファイバの断面を観察し、前記角度φを測定する角度測定器をさらに備えることや、前記マルチコアファイバの側面に前記ラインを描く描画器をさらに備えることが好ましい。一連の接続作業を同一行程とすることができ、作業の簡素化が図れる。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明は、接続作業を簡素化でき、且つ回転ずれや位置ずれを低減できるコア位置把握方法、接続方法、及び接続装置を提供することができる。
本発明に係る接続方法を説明する図である。 本発明に係るコア位置把握方法を説明する図である。 本発明に係るコア位置把握方法を説明する図である。 本発明に係るコア位置把握方法を説明する図である。 本発明に係るコア位置把握方法を説明する図である。 本発明に係るコア位置把握方法を説明する図である。 本発明に係る接続装置を説明する図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
図1は、マルチコアファイバ(MCF)10と透明ガラス基板20とを接続する接続方法を説明する図である。本図では、例としてMCF10のコア数を4としているが、MCFのコア数は任意である。また、図2は、本接続方法で採用するコア位置把握方法を説明するフローチャートである。
本接続方法は、まず、マルチコアファイバ10の側面にマルチコアファイバ10の端部から長手方向に伸びる所定長のライン(L1~L4)を描く工程を行う(ステップS01)。図1(a)は、本工程を説明する図である。本工程では、例えば、フェムト秒レーザを用いて、MCF10の表面に、外部から観察可能である程度の長さのライン(L1~L4)を描く。本図では4本のラインを描いているが、ラインの数は任意である。
続いて、本接続方法は、前記端部におけるマルチコアファイバ10の断面において、マルチコアファイバ10のマーカー15とマルチコアファイバ10の中心Ceを通る直線と、前記ラインとマルチコアファイバ10の中心Ceを通る直線とが成す角度φを測定する工程を行う(ステップS02)。図1(b)は、本工程を説明する図である。本工程では、ラインを描いたMCF10の断面(ファイバ端面)を観察し、マーカー15といずれかのライン(例えばL1)との位置関係を把握する。具体的には、マーカー15と中心Ceとを結ぶ直線と、ラインと中心Ceとを結ぶ直線とが成す角度φを測定する。なお、マーカー15は、コア12の位置を把握するためのマーキングであり、各コア12とマーカー15との相対位置は既知である。
続いて、本接続方法は、前記端部を含むようにマルチコアファイバ10を側方から観察し、マルチコアファイバ10の輪郭線のうち、長手方向の輪郭線のひとつ17と、ラインL1との間隔χ’を測定する工程を行う(ステップS03)。図3(a)は、本工程を説明する図である。本工程では、MCF10を側面から観察し、MCF10の輪郭線を取得する。そして、当該輪郭線のうちファイバ側端の輪郭線17とラインL1との距離χ’を測定する。
続いて、本接続方法は、数C1で前記マルチコアファイバの回転量χを計算する工程を行う(ステップS04)。図3(b)は、本工程を説明する図である。距離χ’及びMCF10の半径aを用いて、MCF10の上を「起点」とした時計方向周りの角度θを下式から求める。なお、半径aは既知である。
Figure 0007205643000002
さらに、θを用い、図3(b)の起点からのマーカー15の回転量、すなわちMCF10の回転量χを下式から把握する。
[数2]
χ=θ-φ (2)
式(1)を式(2)に代入することで、数C1を得ることができる。
Figure 0007205643000003
マーカー15とコア12との相対位置が既知なので、回転量χからコアの配置を把握することができる(ステップS05)。
本接続方法では、ステップS02でMCF10のファイバ端面における角度φを測定しておけばよいため、ステップS02の終了後、且つステップS03の前にMCF10のファイバ端面と透明ガラス基板20とを接続することができる(図1(c))。MCF10と透明ガラス基板20とを接続した状態で間隔χ’を測定することで、MCF10の回転量χを計算でき、MCF10のコア位置を把握できる(図1(d))。把握したコア位置に接続するように、フェムト秒レーザを用いて透明ガラス基板20に導波路を形成する。
本接続方法は、MCF10と透明ガラス基板20とを接続した後に透明ガラス基板20に導波路を形成するため、MCF10の各コア12と当該導波路とのずれが無く、接続損失を低減することができる。
(実施形態2)
なお、実施形態1の説明は、一本のラインL1を使用してMCF10の回転量χを把握する場合の説明であるが、複数のラインを使用してMCF10の回転量χを把握してもよい。つまり、本実施形態のコア位置把握方法は、複数の前記ラインを描き、前記ライン毎に前記回転量χを計算し、前記ライン毎の前記回転量χを平均化することを特徴とする。
図4は、MCF10に複数のライン(L1~L4)を描画した図である。MCF10には、中心Ceに対する配置角度が90°以下となるように複数本ラインを作成する。図2の方法でライン毎にコア位置を把握でき、ライン毎のコア位置を平均化することで特定精度を向上することができる。
また、図4に示すように、4本のラインのうち1本をファイバ端面から距離yずらして作成し、かつライン長をラインごとに変更することが好ましい。このようにラインを設定することで、複数のラインを使ってコア位置を特定する際にいずれのラインを使って特定したものかを容易に判断することができる。
(実施形態3)
MCFの使用状況によっては、コアの区別が不要の場合がある。このような場合、マーカーによるコアの区別が不要で、ファイバ内のコアの位置のみを把握すればよい。例えば、図5の(a)~(d)のように、MCF10は回転しているが、コアの位置さえ把握できれば良いような場合である。
このような場合、図6に示すようにMCFの回転量に関わらずコアとラインの関係が一致するようにラインを描く。コア配置により必要なライン数が異なる。
六回対称となる六方細密配置の場合は、120°間隔に6本のラインを描く。
四回対称となる正方格子配置の場合は、90°間隔に4本のラインを描く。
一層の円環配置の場合は、コア数の約数の中で4以上の最小のライン数とする。例えば、七回対称の配置の場合は360/7度間隔で7本のラインを描く。八回対称の配置の場合は90°間隔に4本のラインを描く。
(実施形態4)
図7は、本実施形態の接続装置300を説明する図である。接続装置300は、実施形態1で説明したMCF10の回転量χを計算することができる。接続装置300は、
マルチコアファイバ10の端部と接続先のデバイスとを接続する接続器31と、
前記端部を含むようにマルチコアファイバ10を側方から観察するカメラ32と、
カメラ32で観察した画像から、マルチコアファイバ10の輪郭線のうち、長手方向の輪郭線のひとつと、マルチコアファイバ10の側面に描かれたマルチコアファイバの前記端部から長手方向に伸びる所定長のラインとの間隔χ’を測定する間隔測定器33と、
数C1でマルチコアファイバ10の回転量χを計算する演算器34と、
を備える。
カメラ32と間隔測定器33が図2のステップS03を行う。演算器34が図2のステップS04を行う。なお、接続装置300が接続器31、カメラ32、間隔測定器33及び演算器34のみを備える場合、角度φが演算器34に別途与えられるものとする。
接続装置300の接続器31は、前記回転量χに基づいてマルチコアファイバ10を回転させる回転機能31aを有することを特徴とする。回転機能31aを備えることで、接続装置300は、接続先のデバイスを基準として回転量χだけMCF10を逆に回転させて接続することができる。デバイスとMCF10との回転ずれを解消して接続損失を低減することができる。
また、接続装置300は、マルチコアファイバ10を前記デバイスに接続する前に、前記端部におけるマルチコアファイバ10の断面を観察し、前記角度φを測定する角度測定器35をさらに備える。角度測定器35は、図2のステップS02を行う。接続装置300が角度測定器35も備えることで、接続装置300は角度φを自身で測定することができる。
また、接続装置300は、マルチコアファイバ10の側面に前記ラインを描く描画器36をさらに備える。描画器36は、図2のステップS01を行う。描画器36は、ラインを描くための加工機能であり、例えばフェムト秒レーザ加工機である。
接続装置300は、ライン描画後にMCF10の断面を確認してコア、マーカー、及びラインの位置関係を把握する第1機能、MCF10の側面からラインの位置を確認し、これらからMCF10の回転量χを把握する第2機能、並びに接続対象のガラス基板にMCF10を接続する第3機能を備える。第3機能に、MCF10を回転させる回転機能を付与することで光導波路が内蔵された光デバイスとMCF10を接続する作業に適用することができる。
なお、第2機能とファイバ回転機能を含む第3機能は、MCF10を設置し直すと回転量χが変わってしまうため、一体化させる必要がある。
[付記]
以下は、本発明の接続装置を説明したものである。
(課題)
MCFの調心には、コアの位置に合わせて回転調心を行うが、回転調心には回転ずれによる損失の増加や接続作業の煩雑化という課題がある。これは、ファイバ端面の画像取得工程と接着固定の工程とが異なることに起因する。ファイバを接着固定時に発生するファイバの回転や位置ずれで接続損失が発生していた。
(解決手段)
本発明の接続装置は、接着固定の工程でMCFの回転量を取得できる機能を備える。具体的には、本発明の接続装置は、側面表面にラインを描画したMCFを使うことで、MCFの側面からMCFの回転量を把握し、各コアの絶対位置を計算する。
(効果)
本発明の接続装置は、MCFが回転した状態の側面画像から各コアの絶対位置を把握することができる。このコアの絶対位置に一致するように、接続先のガラス基板に導波路を作製することで、MCFの回転や位置ずれを解消でき、接続損失を低減できる。
なお、本発明の接続装置は、MCF同士の接続や、MCF用デバイスの作製や接続に活かすことができる。
10:マルチコアファイバ(MCF)
12:コア
15:マーカー
17:輪郭線のひとつ
20:ガラス基板又はデバイス
Ce:中心
L1~L4:ライン

Claims (8)

  1. マルチコアファイバのコア位置把握方法であって、
    前記マルチコアファイバの側面に前記マルチコアファイバの端部から長手方向に伸びる所定長のラインを描くこと、
    前記端部における前記マルチコアファイバの断面において、前記マルチコアファイバのマーカーと前記マルチコアファイバの中心を通る直線と、前記ラインと前記マルチコアファイバの中心を通る直線とが成す角度φを測定すること、
    前記端部を含むように前記マルチコアファイバを側方から観察し、前記マルチコアファイバの輪郭線のうち、長手方向の輪郭線のひとつと、前記ラインとの間隔χ’を測定すること、及び
    数C1で前記マルチコアファイバの回転量χを計算すること
    を特徴とするコア位置把握方法。
    Figure 0007205643000004
    ただし、aは前記マルチコアファイバの半径である。
  2. 複数の前記ラインを描き、前記ライン毎に前記回転量χを計算し、前記ライン毎の前記回転量χを平均化することを特徴とする請求項1に記載のコア位置把握方法。
  3. 前記マルチコアファイバのコアの配置が、
    六方細密配置の場合、前記端部における前記マルチコアファイバの断面から見て、前記ラインを60°間隔で6本描き、
    正方格子配置の場合、前記端部における前記マルチコアファイバの断面から見て、前記ラインを90°間隔で4本描き、
    一層の円環配置の場合、前記端部における前記マルチコアファイバの断面から見て、前記ラインを、前記コア数の約数且つ4以上の最小値の数だけ等間隔に描く
    ことを特徴とする請求項1に記載のコア位置把握方法。
  4. マルチコアファイバの端部と接続先のデバイスとを接続する接続方法であって、
    前記請求項1から3のいずれかのコア位置把握方法を行うときに、
    前記角度φを測定することと、前記間隔χ’を測定することの間で、前記マルチコアファイバの前記端部と前記デバイスとを接続することを特徴とする接続方法。
  5. 接続装置であって、
    マルチコアファイバの端部と接続先のデバイスとを接続する接続器と、
    前記端部を含むように前記マルチコアファイバを側方から観察するカメラと、
    前記カメラで観察した画像から、前記マルチコアファイバの輪郭線のうち、長手方向の輪郭線のひとつと、前記マルチコアファイバの側面に描かれた前記マルチコアファイバの前記端部から長手方向に伸びる所定長のラインとの間隔χ’を測定する間隔測定器と、
    数C1で前記マルチコアファイバの回転量χを計算する演算器と、
    を備えることを特徴とする接続装置。
    Figure 0007205643000005
    ただし、aは前記マルチコアファイバの半径であり、
    角度φは、前記端部における前記マルチコアファイバの断面において、前記マルチコアファイバのマーカーと前記マルチコアファイバの中心を通る直線と、前記ラインと前記マルチコアファイバの中心を通る直線とが成す角度である。
  6. 前記接続器は、前記回転量χに基づいて前記マルチコアファイバを回転させる回転機能を有することを特徴とする請求項5に記載の接続装置。
  7. 前記マルチコアファイバを前記デバイスに接続する前に、前記端部における前記マルチコアファイバの断面を観察し、前記角度φを測定する角度測定器をさらに備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の接続装置。
  8. 前記マルチコアファイバの側面に前記ラインを描く描画器をさらに備えることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の接続装置。
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