JP7205452B2 - 排気通路 - Google Patents

排気通路 Download PDF

Info

Publication number
JP7205452B2
JP7205452B2 JP2019221108A JP2019221108A JP7205452B2 JP 7205452 B2 JP7205452 B2 JP 7205452B2 JP 2019221108 A JP2019221108 A JP 2019221108A JP 2019221108 A JP2019221108 A JP 2019221108A JP 7205452 B2 JP7205452 B2 JP 7205452B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust pipe
projecting portion
exhaust
holes
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019221108A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021088984A (ja
Inventor
昌彦 浅野
満帆 井手
和弘 北川
真二郎 三枝
栄介 保科
健司 大橋
建光 鈴木
直芳 勝美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2019221108A priority Critical patent/JP7205452B2/ja
Publication of JP2021088984A publication Critical patent/JP2021088984A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7205452B2 publication Critical patent/JP7205452B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Description

本発明は、排気通路に関する。
内燃機関の排気管には、排ガス中の酸素濃度を検出するためのセンサが設けられている。内燃機関の運転制御では、例えば検出された酸素濃度に応じて吸入空気量や燃料噴射量が調整されて、空燃比が制御される。
各気筒から出る排ガスは、エキゾーストマニホールドを経て一つの排気管に流入する。排ガスの流れは下流方向への指向性が高く、排気管断面内で偏りが生じやすいため、センサに到達するまでに撹拌するための機構を設けることが検討されている。
特許文献1には、排気流を分散する分散板として、2つのプレートを組み合わせた分散板が開示されている。
特許文献2には、第1の排気管と第2の排気管との間に孔を備えた突起部を設けることが開示されている。特許文献2によれば、排気が当該突起部近傍を通過するときに乱流となって、排気が拡散されると記載されている。
特開2016-79962号公報 特開2014-126009号公報
上記特許文献1~2の分散板等はいずれも開口率が小さいため、圧力損失が大きくなりやすいという問題があった。また特許文献1の分散板は、複数のプレートを使用するため、製造コストや信頼性の点で不利なものであった。また、特許文献2の突起部は、孔とセンサの配置によっては、センサへのガス当たり流量が低下してセンサの応答性が悪化する場合があった。
上記課題を解決するために、例えば、排気管の内面と円周方向の一部の範囲で連続して設けられ、排気管の延在方向に傾き排気管の下流側ほど断面積が小さくなる突出部を形成することによって、排気管内における圧力損失を抑制しつつ排気ガスを効率良く撹拌することが考えられる。しかしながら、排気管内に突出部を形成すると、突出部内において圧力損失が発生する虞がある。
本発明はこのような問題を解決するものであり、圧力損失をより抑制しながら、高い撹拌効果を有する排気通路を提供するものである。
本実施形態にかかる排気通路は、
排気管と、
前記排気管の内面に円周方向の一部の範囲で連続して設けられ、排気管の延在方向に傾き排気管の下流側ほど断面積が小さくなる突出部と、を備える排気通路であって、
前記突出部の上流端に、前記突出部を貫通する複数の貫通孔が設けられており、
突出部の円周方向の両端から遠い貫通孔の面積が、前記両端に近い貫通孔の面積よりも大きいことを特徴とする。
本発明により、圧力損失をより抑制しながら、高い撹拌効果を有する排気通路を提供できる。
本実施形態に係る排気通路の一例を示す模式的な側面図である。 突出部の一例を示す模式的な側面図である。 突出部の一例を示す模式的な正面図である。 排気通路の別の一例を示す模式的な側面図である。 突出部の別の一例を示す模式的な側面図である。 突出部の別の一例を示す模式的な側面図である。
以下、実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。なお、本明細書においては、排気管の軸方向(延在方向)の下流向きにX軸をとり、X軸に垂直な面をYZ面(単に断面ともいう)とする。
図1の例に示す排気通路10は、内燃機関用に好適に用いられる排気通路であって、少なくとも排気管11(11A,11B)と、突出部22とを備え、さらに接続具23等の各種の構成を備えていてもよいものである。突出部22には、複数の貫通孔が形成されている。突出部22は、排気管の延在方向に傾くテーパ状の部材であり、上流側の端において排気管11と接する。突出部22は、内面が排気管11の内面と連続的に形成されている。突出部22は、排気管11の下流側ほど断面積が小さくなる。ここで突出部22の断面とは、排気管11の軸に対して垂直な円弧状の断面をいい、突出部22の断面積とは、円弧と、円弧の端点と排気管11の中心とを結んだ線により構成される扇形の面積をいう。本実施形態の排気通路は、圧力損失をより抑制しながら、高い撹拌効果を有する。このことについて図2及び図3を参照して説明する。
図2及び図3は、突出部22により排ガスが撹拌される機構を説明するための模式的な図である。図3の例に示すように、突出部22には、複数の貫通孔22a~22hが形成されている。図2の例に示すように、複数の貫通孔22a~22hは、突出部22の上流端25に設けられており、突出部22を貫通する。
図2の例に示すように、排ガスは上流から下流に流れる際に、突出部22を通過する。突出部22は下流側ほど断面積が小さくなる構造を有しているため、下流に進むにしたがって突出部22の気体が突出部22外に押し出されて実線矢印に示す気流が発生する。図3に示すように、この気流は突出部22全域で連続的に生じて旋回流となり、突出部22通過後においても管内全体で排ガスの撹拌が進む。その結果、排ガスの面均一性が向上し、センサによる測定精度が向上する。また、本実施形態の排気通路は、突出部においても比較的開口部が大きくまた、前述する旋回流が管内全体に広がるため、圧力損失の増加を抑制することができる。
突出部22の上流端25に複数の貫通孔22a~22hが形成されているため、突出部22の気体の一部が複数の貫通孔22a~22hから突出部22外に押し出されて点線矢印に示す気流が発生する。その結果、突出部22内における圧力損失の発生を抑制することができる。図2及び図3の例に示すように、突出部22の円周方向の両端(端点26)から遠い貫通孔の面積が当該両端に近い貫通孔の面積よりも大きくなるように形成されているため、貫通孔22d,22eから押し出される排ガスの量が貫通孔22a,22h等から押し出される排ガスの量よりも多い。その結果、突出部22の円周方向の両端から遠い部分における圧力損失の発生をより抑制することができる。複数の貫通孔22a~22hから排ガスが押し出されて発生する気流は、前述する旋回流と衝突し、排ガスの撹拌が進む。その結果、排ガスの面均一性がさらに向上する。
図2の例に示すように、複数の貫通孔22a~22hは、例えば排気管の延在方向を長手方向とするスリットであってもよい。この場合、突出部22の円周方向の両端から遠い貫通孔のスリット長Lは、当該両端に近い貫通孔のスリット長Lよりも長くなるように形成される。なお、突出部22に形成される複数の貫通孔の数は特に限定されず、排気管11の直径等に応じて適宜変更することができる。
本実施形態において、図1の例に示すように、排気管11は、上流側の排気管11A及び下流側の排気管11Bを含む構成であってもよい。排気管11Aは、下流端が排気管11Bの上流端に接続された状態で使用される。排気管11A,11Bを接続する方法は特に限定されず、例えば図1の例に示すように接続具23を用いて接続されてもよい。
排気管11A,11Bを含む構成である場合、突出部22は、接合部位における腐食抑制、及び突出部22の先端位置精度向上の観点から、上流側の排気管11Aと一体的に成型されることが好ましい。突出部22を排気管11Aと一体的に成型する場合、排気管11Aの下流端に形成された突出部22が排気管11Bの上流端に入り込むように、排気管11Aが排気管11Bに嵌め込まれる。突出部22を排気管11Aと一体的に成型する方法としては、例えば排気管11Aの下流端側を折り曲げて突出部22とするプレス加工が挙げられる。プレス加工によって突出部22を排気管11Aと一体的に成型する場合、突出部22を排気管11Aに溶接する必要がないため、突出部22と排気管11Aとの接合部における腐食発生が抑制される。また、溶接歪みが起こらないため、突出部22の位置精度が向上する。
プレス加工によって突出部22を排気管11Aと一体的に成型する場合、図1の例に示すように、複数の貫通孔22a~22hは、排気管11A本体部から突出部22に亘って連続的に形成されることが好ましい。複数の貫通孔22a~22hを排気管11A本体部から突出部22に亘って連続的に形成すると、プレス加工時に突出部22の根元におけるしわの発生が抑制されるため、排気管11Aの真円度が向上し、ガス漏れの発生が抑制される。
下流側の排気管11Bの形状は特に限定されず、例えば図4の例に示すようにフレキシブル管であってもよい。なお、図4では、複数の貫通孔22a~22hの図示を省略している。図4の例に示すように排気管11Bの内径が排気管11Aの外径に比較して小さい場合、突出部22と排気管11Bとの干渉を防ぐために、突出部22の傾きを大きくすることが望ましい。この場合においても、複数の貫通孔22a~22hを排気管11A本体部から突出部22に亘って連続的に形成すると、プレス加工時に突出部22の根元におけるしわの発生を抑制することができる。
突出部22を排気管11Aと一体的に成型する場合、図4の例に示すように、排気管11A本体と突出部22の円周方向の両端との継ぎ目に弧状部24を形成してもよい。弧状部24は、弧状部24の両端を結ぶ仮想直線よりも排気管11A本体と突出部22との接合部分側に凹む形状を有する。弧状部24は、図5の例に示すように、排気管11A本体と突出部22とを繋げるように形成されてもよいし、図6の例に示すように、突出部22の円周方向の上流側を凹ませるように形成されてもよい。弧状部24が形成される場合、プレス加工時に排気管11A本体と突出部22の円周方向の両端との継ぎ目近傍における形成抵抗を抑制することができるため、当該継ぎ目近傍におけるしわの発生を抑制することができる。また、排ガスが通過する際における当該継ぎ目近傍における集中応力を低減することができる。
上記本実施形態の排気通路は、上述のとおり圧力損失を抑制しながら高い撹拌効果を有するものであり、例えば内燃機関の排気通路として好適に用いることができる。
10 排気通路、 11(11A,11B) 排気管、 22 突出部、22a~22h 複数の貫通孔、 23 接続具、 24 弧状部、 25 上流端、 26 端点。

Claims (1)

  1. 排気管と、
    前記排気管の内面に円周方向の一部の範囲で連続して設けられ、排気管の延在方向に傾き排気管の下流側ほど断面積が小さくなる突出部と、を備える排気通路であって、
    前記突出部の上流端に、前記突出部を貫通する複数の貫通孔が設けられており、
    突出部の円周方向の両端から遠い貫通孔の面積が、前記両端に近い貫通孔の面積よりも大きい、
    排気通路。
JP2019221108A 2019-12-06 2019-12-06 排気通路 Active JP7205452B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019221108A JP7205452B2 (ja) 2019-12-06 2019-12-06 排気通路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019221108A JP7205452B2 (ja) 2019-12-06 2019-12-06 排気通路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021088984A JP2021088984A (ja) 2021-06-10
JP7205452B2 true JP7205452B2 (ja) 2023-01-17

Family

ID=76219974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019221108A Active JP7205452B2 (ja) 2019-12-06 2019-12-06 排気通路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7205452B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7472801B2 (ja) 2021-01-19 2024-04-23 トヨタ自動車株式会社 排気通路

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006144576A (ja) 2004-11-16 2006-06-08 Denso Corp 窒素酸化物浄化装置
US20070245718A1 (en) 2006-04-24 2007-10-25 Cheng C R Exhaust aftertreatment mixer with stamped muffler flange

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10331631A (ja) * 1997-06-03 1998-12-15 Tsunoda Jierawan 掃気促進装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006144576A (ja) 2004-11-16 2006-06-08 Denso Corp 窒素酸化物浄化装置
US20070245718A1 (en) 2006-04-24 2007-10-25 Cheng C R Exhaust aftertreatment mixer with stamped muffler flange

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021088984A (ja) 2021-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8594908B2 (en) Intake system for internal combustion engine
US6725655B2 (en) Exhaust manifold for internal combustion engine
JP2012031782A (ja) 排気系のegr配管接続部構造
JP7205452B2 (ja) 排気通路
JP5983517B2 (ja) エンジンの触媒付き排気管構造
US9739237B2 (en) Exhaust gas recirculation device
WO2014171114A1 (ja) エンジンの触媒付き排気管構造
JP2012211557A (ja) 触媒コンバータの排気導入管の構造
JP5306039B2 (ja) Egrガス混合装置
JP7351148B2 (ja) 排気通路
JP2021001578A (ja) インテークマニホールド
JP2018084158A (ja) 吸気管構造
WO2016088588A1 (ja) 排気浄化装置
JP2019148205A (ja) インテークマニホールドの還流排気ガス導入構造
JP6508976B2 (ja) スペーサ
JP2020133574A (ja) インテークマニホールド
JP7472801B2 (ja) 排気通路
CN105545438A (zh) 分散板和内燃机
JP6919281B2 (ja) 排気管
JP2020002833A (ja) 吸気管及びこれを備える内燃機関用インテークマニホールド
JP2018188983A (ja) エンジンの吸気装置
JP2008280925A (ja) エキゾーストマニホールド
JP2021004573A (ja) 排気システム
JP6142864B2 (ja) エンジンの吸気装置
US20240183301A1 (en) Exhaust gas control apparatus for internal combustion engine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220125

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221212

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7205452

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151